JPH0819944A - センターレスグラインダの調整方法、および、同調整装置 - Google Patents

センターレスグラインダの調整方法、および、同調整装置

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JPH0819944A
JPH0819944A JP15458094A JP15458094A JPH0819944A JP H0819944 A JPH0819944 A JP H0819944A JP 15458094 A JP15458094 A JP 15458094A JP 15458094 A JP15458094 A JP 15458094A JP H0819944 A JPH0819944 A JP H0819944A
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 センターレスグラインダ装置の調整方法、お
よひぜ同調整装置を改良して、スルフィード研削を行な
う場合、被加工物の仕上直径寸法に対応して段取り替え
する際、スルフィード研削用ガイド板の再調整を不要な
らしめる。 【構成】 X−Xは、研削砥石4の中心軸4Aと調整砥
石3の中心軸とを含む平面である。調整砥石3を支持し
ている調整砥石駆動機構を矢印b−b′方向に前後進さ
せる上部スライド機構7のスライド面7bを、上記の平
面X−X軸に対して交差させる。前記の段取り替えの操
作は、調整砥石のb−b′方向前後進のみで足り、ガイ
ド板(図示せず)は再調整を要しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセンターレスグラインダ
装置を調整する技術に係り、被加工物の直径寸法(詳し
くは、直径の仕上げ寸法)の変化に応じた段取り替え調
整を迅速,容易,かつ正確に行ない得る調整方法、およ
び同調整装置に関するものであって、スルフィード研削
を行なう場合、特に実用的効果が顕著である。
【0002】
【従来の技術】図2は、センターレスグラインダの基本
的な構造・機能を説明するために示した模式的な正面図
である。円柱面状外周面を有する被加工物1は、ブレー
ド2の上に載置され、該ブレード2と調整砥石3とによ
って支承される。この支承は、ブレード2の頂面と調整
砥石3の外周面とによって為され、被加工物1の中心軸
を検出して位置決めすることは行なわれない。上記の調
整砥石3は、図示しない駆動装置により矢印R1方向に
回転しており、これと接触している被加工物1は矢印L
のごとく回転せしめられる。研削砥石4は、上記矢印L
方向に回転している被加工物1の周速よりも大きい周速
で矢印R2方向に回転駆動されつつ、該被加工物1に摺
触して、これを真円柱面に研削する。図示の角αはブレ
ード2の頂角、同じく寸法Hは心高、同じく角βは研削
砥石に対する心高角、同じく角γは調整砥石に対する心
高角であって、角(β+γ)は心高角と呼ばれる。これ
らの諸数値は高精度のセンタレス研削を行なうため厳密
に管理されねばならないが、公式によって一義的に算出
することは困難であり、高度の知識と多年の経験に基づ
いて設定される要素を含んでいるのが現状である。
【0003】図示のX−Xは、本図においては調整砥石
3の中心点3sと、研削砥石4の中心点4sとを結ぶ直
線であって、必ずしも水平軸とは限らない。本図2に示
されている構成を立体的に理解すると、X−Xは平面を
表わしている。このX−Xは、調整砥石3の中心線3s
と、研削砥石4の中心線4sとを含む面である。図3は
上掲の図2に示した基本構造に対応するセンターレスグ
ラインダ装置の1例を示す模式的な正面図である。図3
において前記図2と同一の符号を付したものは前記と同
様の構成部分である。研削砥石4は研削砥石駆動機構5
によって支持され、回転駆動される。上記研削砥石駆動
機構5はベッド10の上に設置されている。一方、調整
砥石3は調整砥石駆動機構6によって支持され、回転駆
動される。上記調整砥石駆動機構6は上部スライド機構
7上に搭載され、往復矢印b−b′方向に往復駆動され
る。上記上部スライド機構7は水平旋回盤8上に搭載さ
れていて、垂直な仮想の軸Zを中心として回動させ得る
ようになっている。上記の「上記スライド機構7を搭載
した水平旋回盤8」は、さらに下部スライド機構9の上
に搭載されている。この下部スライド機構9が設けられ
ている主目的は、調整砥石3およびブレード2を図の右
方へ後退させて調整砥石3やブレード2の調整を容易な
らしめる為であり、矢印a−a′のように前後進する。
図4はセンターレスグラインダ装置に関する上記と異な
る従来例を示し、下部スライド機構が傾斜している型式
のセンターレスグラインダ装置を模式的に描いた正面図
である。このように下部スライド機構9を傾斜させて上
部スライド機構7のスライド方向(矢印b−b′)を角
φだけ傾斜させてある。本図4に示した旋回盤8′は前
掲の図2における水平旋回盤8と同様の構成部材であっ
て、水平旋回盤と通称されているが、本例では水平でな
くなっているので、本発明においては単に旋回盤と呼ぶ
ことにする。上述のように下部スライド機構9を傾斜さ
せたことの意義は次のごとくである。被加工物1は高精
度の円柱面に研削仕上げされるが、その素材は必ずしも
正しい円柱面ではない。特に、素材が鋳,鍛造品の場合
は歪みが比較的大きい。このような歪みを有する円柱状
の被加工物を、図2に示したようにブレード2と調整砥
石3とで支承しつつ該調整砥石3を矢印R1方向に回し
ても、歪みの有る被加工物1は旨く回転しない虞れが有
る。このような場合、図4に示したように被加工物1を
支承している構成部分を傾斜させると、被加工物1に働
く重力荷重により該被加工物1が調整砥石3に押しつけ
られ、確実に回転せしめられるようになる。この従来例
(図4)においても、上部スライド機構7の上部スライ
ド面7bと、下部スライド機構9の下部スライド面9b
とが平行をなすよう構成される。図5は前掲の図3もし
くは図5の従来例に係るセンターレスグラインダ装置を
用いてスルフィード研削を行なっている状態を説明する
ために示した模式的な要部平面図である。スルフィード
研削(通し送り研削)は、調整砥石3に微小な送り角を
与えて被加工物を軸心方向に通過させながら研削する方
式であって、該調整砥石面3外周面が一葉回転双曲面を
なすようにドレッシングされる。被加工物素材1Aは入
口ガイド板11a,11bに案内されて矢印A方向に供
給され、調整砥石3と研削砥石との間を通過しつつ無心
的に研削され、加工済みの製品1Bは出口ガイド板12
a,12bに案内されながら矢印B方向に送り出され
る。このスルフィード研削方式は、多数の被加工物素材
を順次に供給しつつ、自動的に、かつ連続的に高能率で
センターレス研削を行ない得るという長所を有してい
て、広く実用されているが、入口ガイド板11a,11
b、および、出口ガイド板12a,12bの位置と姿勢
との調節が非常に難しい。この調整は演算式に所要の数
値を代入して自動制御することは困難で、高度の熟練と
労力とを必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スルフィード研削にお
けるガイド板の調節に高度の熟練と多大の時間・労力を
要することは、図5を参照して前述したとおりである
が、この問題点は、いわゆる段取り替えの場合に重要な
不具合となって現れる。すなわち、被加工物の仕上寸法
(詳しくは直径の仕上げ寸法)が変わったとき、再調整に
高度の熟練と多大の時間・労力を必要とするので、能率
が低下し、加工コストが増加する。図6は段取り替え調
整に伴う問題を説明するために示したもので、センター
レス研削におけるブレードと、調整砥石と、研削砥石
と、被加工物との相対的な位置関係を、大・小2種類の
被加工物について模式的に描いた正面図に、作動の方向
を表す記号を付記した図である。本図6に示したX−X
は、先に説明したように調整砥石の中心線と研削砥石の
中心線とを含む平面であり、図示の4は研削砥石であ
る。いま、実線で描いた小径の被加工物1Sを、スルフ
ィード方式でセンターレス研削する場合を考えると、調
整砥石は実線で描いた3Aに位置し、その中心は3As
である。上記の中心3Asは、全体的に考察すると紙面
に垂直な中心線であるが、図に表れているように点とし
て考えることもできる。この場合、小径の被加工物1S
の中心はo1,半径はr1である。上記の中心o 1も、中
心線であるが、中心点と考えても良い。次に、半径r2
なる大径の被加工物1L(仮想線で示す)をセンターレ
ス研削するように段取り替えするには、破線で描いた3
Bのように調整砥石を後退させなければならない。従来
例のセンターレス研削装置(図3,図4)によれば、調
整砥石3Aの中心線3Asを面X−Xに沿わせて、図示
の中心線3Bsの位置まで後退させることができる。上
述の操作(調整砥石の後退)に伴うガイド板の調整につ
いて次に述べる。説明の便宜上、図5に示した出口ガイ
ド板12aを例とする。小径の被加工物1Sは調整砥石
3Aと接している線は、パスラインPaである。このパ
スラインPaは、図示の点を通り紙面に垂直である。そ
して、ガイド板は上記のパスラインPaにおいて被加工
物(この場合は1S)に接するように調整され、調整砥
石3Aに対する相対的位置を固定される(具体的には、
調整砥石駆動機構6(図3,図4)に対して固定され
る。) 次に、大径の被加工物1Lについてガイド板の位置を考
えると、上記(小径の被加工物1S)の場合と同様に、
調整砥石が3Bに位置して、ガイド板はパスラインPb
において被加工物(この場合は1L)に接するように調
整され、調整砥石3Bに対する相対的位置を固定され
る。上述の段取り替え調整の前,後を比較すると、パス
ラインはPaからPbへ、矢印cのように移動する。こ
の矢印cは、パスラインPaとパスラインPbとを含む
平面上に位置し、パスラインPa,Pbに直交する線の
方向である。一方、調整砥石の中心線は図示の点3As
を通って紙面に垂直な位置から、平面X−Xに沿って、
点3Bsを通って紙面に垂直な位置まで移動する。これ
を概要的に述べれば、パスラインPaは矢印c方向にP
bまで動き、調整砥石の位置(中心で表す)は点3As
からX−X方向に点3Bsまで動く。このため、調整砥
石3Aに対して相対的に固定してあったガイド板は、調
整砥石に対する相対的位置を修正して固定し直さなけれ
ばならない。ところが、先に述べたようにガイド板の調
整は高度の熟練と多大の時間とを要する。本発明は上述
の事情に鑑みて為されたものであって、ブレードの位置
を動かさないものとして、被加工物の仕上げ直径寸法が
変化した場合、調整砥石の位置を移動させるだけで段取
り替え調整を遂行することができ、調整砥石に対するガ
イド板の位置を変化させる必要の無い(すなわち、ガイ
ド板の再調整を要しない)センターレスグラインダの調
整方法、および同装置を提供することを目的とする。高
度の熟練者による手作業を必要としたガイド板調整が不
要となることにより、スルフィード方式のセンターレス
研削における段取り替え作業が格段に容易となることは
もちろん、段取り替え作業の自動化が可能となることは
当然に期待できるようになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、前掲の図6を参照
しつつ、本発明の基本的原理を略述すると、先ず、調整
砥石の移動に伴ってガイド板の再調整が必要になった理
由は、調整板の移動(3As→3Bs)に伴って、パス
ラインPaが同Pbとなったからである。表現を簡明な
らしめるため、図6に基づいて平面幾何学的な表現方法
によると、調整砥石が点3Asから点3Bsに移動し、
パスラインが点Paから点Pbに移動(矢印c)する。
いま、点3Asから、矢印cと平行な矢印c′を考える
と、この矢印c′は軸X−Xに対して角ψの傾きを有し
ている。前述のごとくガイド板はパスラインにおいて被
加工物に接するように調整された後、調整砥石に対する
相対的位置を固定されることを考え合わせると、調整砥
石の移動方向である軸X−Xと、パスラインの移動方向
である矢印c′とが交差しているところに、再調整を必
要とする原因が有る。
【0006】そこで本発明は、被加工物の仕上直径寸法
の変化に応じてパスラインが矢印c方向に移動すること
を基準とし、段取り替え調整において調整砥石を矢印
c′方向に移動させる。これにより、パスラインが調整
砥石と同方向に移動するので、調整砥石に対するガイド
板の相対的位置を変えなくても良いようになる。上述の
原理に基づいて創作した第1の方法を、その実施例に対
応する図1を参照して説明すると、センターレスグライ
ンダによってスルフィード研削を行なう場合、被加工物
の仕上直径寸法の変化に対応して段取替え調整を行なう
際、調整砥石(3)の中心線(3A)を前後進させる方
向(b−b′)を、研削砥石(4)の中心線(4A)と
調整砥石(3)の中心線(3A)とを通る面(X−X)
に対して交差させることを特徴とする。また、第2の方
法は、センターレスグラインダによってスルフィード研
削を行なう場合、被加工物の仕上直径寸法の変化に対応
して段取替え調整を行なう際、調整砥石(3)の中心線
(3A)を前後進させる方向(b−b′)を、ブレード
(2)を固定的に支持している構成部分の前後進方向
(a−a′)に対して交差させることを特徴とする。上
記第1,第2の発明方法を実施するとき、前記の交差さ
せる角θを次のように設定することが推奨される。すな
わち(図6参照)、半径寸法r1の被加工物と、半径寸
法r2の被加工物とを想定し、ブレード(2)と研削砥
石(4)とに接する半径寸法r1の円の中心点をo1とす
るとともに、該ブレードと該研削砥石とに接する半径寸
法r2の円の中心点をo2とし、半径寸法r1の被加工物
が調整砥石に接するパスラインをPaとし、上記調整砥
石をX−X方向に移動させて半径寸法r2の被加工物に
接せしめた状態を想定するとともに、この状態で半径寸
法r2の被加工物が調整砥石に接するパスラインをPb
とし、上記双方のパスラインPaと同Pbとを結ぶ面を
cとし、上記の面cと前記の面X−Xとの交差角をθと
する。
【0007】以上に説明した本発明方法を容易に実施し
てその効果を発揮させるため本発明に係る装置の構成
は、ベッド(10′)上に設置されて、研削砥石(4)
を支持している研削砥石駆動機構(5)と、上記ベッド
(10′)上に設置された下部スライド機構(9)と、
上記下部スライド機構上に搭載された上部スライド機構
(7)と、上記上部スライド機構(7)上に搭載され
て、調整砥石(3)を支持する調整砥石駆動機構(6)
とを具備しているセンターレスグラインダ装置におい
て、下部スライド機構(9)の下部スライド面(9b)
と、上部スライド機構(7)の上部スライド面(7b)
とが、交差していることを特徴とする。
【0008】
【作用】上述の手段によると、センターレスグラインダ
によってスルフィード研削を行なう場合、被加工物の仕
上直径寸法の変化に応じて段取り替えを行なう際、調整
砥石の前,後進方向とパスラインの移動方向とが同一に
なる。従って、調整砥石に対する相対的位置を固定され
ているガイド板の調整状態を修正することなく段取り替
えを行なうことができる。ガイド板の再調整を行なう必
要が無いことにより、直接的には段取り替え操作を迅
速,容易に行なうことが出来て、作業の能率が向上し、
加工コストが低減される。さらに、高度の技能的熟練者
を必要としないので熟練工に関する人事管理コストが節
減されるとともに、段取り替え作業の自動化のネックと
なっていた要因が解消する。その上、再調整を要しない
ということは、人為的な再調整ミスの発生要因を解消し
て製品品質を安定させるという間接的効果も得られる。
本発明の適用によって、スルフィード方式のセンタレス
グラインダ研削における被加工物の仕上直径寸法の変化
に伴う段取り替え調整は、調整砥石の位置を変化させる
ことだけで足りるようになるから、NC制御によって調
整砥石を前後進せしめることにより無人的に遂行するこ
とが可能になり、センターレスグラインダの全自動化に
貢献するところがきわめて多大である。
【0009】
【実施例】次に、図1および図6を順次に参照しつつ、
本発明の実施例を説明する。図1は本発明に係るセンタ
ーレスグラインダの調整方法を実施するために構成した
センターレスグラインダ調整装置の1実施例を示し、模
式的に描いた正面外観図である。本実施例の装置(図
1)は、図3,図4に示した従来例の装置に本発明を適
用して改良した1例であって、上記従来例(図3,図
4)と同一の符号および名称を付したものは前記従来例
におけると同様ないし類似の構成部分である。次に、本
図1(実施例)が前記図3,図4(従来例)に比して異
なる点、すなわち、本発明を適用して改良した個所につ
いて説明する。
【0010】ベッド10′の頂部に角θの傾斜を設けて
下部スライド機構9を搭載する。この傾斜は、研削砥石
5に近い方が高く、該研削砥石から遠い方が低くなって
いる。上記のように角θの傾斜を付した下部スライド機
構9の上に、旋回盤8′および上部スライド機構7を搭
載し、その上に調整砥石駆動機構6を、交差角θとなる
ように搭載してあって、該上部スライド機構7の上部ス
ライド面7bは水平となっている。そして、研削砥石4
の中心線4Aと調整砥石3の中心線3Aとを含む平面X
−Xは水平面に対して角θをなし、下部スライド機構9
のスライド面9bと平行になっている。本発明装置が、
前記のパスラインPa,Pbを、調整砥石に対して変化
させないために最小限必要なことは、図1に示した上部
スライド面7bを、平面X−Xに対して交差させること
であるが、同一の技術的思想に基づく構成として、前記
上部スライド面7bを下部スライド面9bに対して交差
させることによっても、同様の効果が得られる。上記の
交差角θは、図6について説明した角θと等しく設定す
れば良い。本実施例においては、図6について説明した
原理により、被加工物の仕上直径寸法の変化に対応する
段取り替えは、調整砥石3を矢印b−b′方向に前,後
進させるだけで足り、ガイド板の再調整を必要としない
ので、上記の矢印b−b′方向の前後進をNC制御する
ことにより、段取り替え操作を自動化することができ
る。この段取り替え操作をNC制御する場合、重要なこ
とは調整砥石の前,後進方向(矢印b−b′)を軸X−
Xに対して、若しくは矢印a−a′に対して交差させる
ことである。この場合、NC制御盤に前後進寸法を算出
させるために与える演算式は、図6に基づいて解析幾何
学的に求めれば良い。上述のように、矢印b−b′(す
なわち上部スライド面7b)を交差させることが本発明
の本質であって、上部スライド面7bは必ずしも水平で
なくても良いが、(イ)上部スライド機構7の作動を円
滑ならしめるため、および(ロ)上部スライド機構7の
調整状態を確実に保持するため、並びに(ハ)他の型式
のセンターレスグラインダ装置との間の部品の互換性を
図るためには、本実施例(図1)のように上部スライド
面7bを水平に設定することが望ましい。
【0011】
【発明の効果】本発明を適用すると、センターレスグラ
インダによってスルフィード研削を行なう場合、被加工
物の仕上直径寸法の変化に応じて段取り替えを行なう
際、調整砥石の前,後進方向とパスラインの移動方向と
が同一になる。従って、調整砥石に対する相対的位置を
固定されているガイド板の調整状態を修正することなく
段取り替えを行なうことができる。ガイド板の再調整を
行なう必要が無いことにより、直接的には段取り替え操
作を迅速,容易に行なうことが出来て、作業の能率が向
上し、加工コストが低減される。さらに、高度の技能的
熟練者を必要としないので熟練工に関する人事管理コス
トが節減されるとともに、段取り替え作業の自動化のネ
ックとなっていた要因が解消する。その上、再調整を要
しないということは、人為的な再調整ミスの発生要因を
解消して製品品質を安定させるという間接的効果も得ら
れる。本発明の適用によって、スルフィード方式のセン
タレスグラインダ研削における被加工物の仕上直径寸法
の変化に伴う段取り替え調整は、調整砥石の位置を変化
させることだけで足りるようになるから、NC制御によ
って調整砥石を前後進せしめることにより無人的に遂行
することが可能になり、センターレスグラインダの全自
動化に貢献するところがきわめて多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセンターレスグラインダの調整方
法を実施するために構成したセンターレスグラインダ調
整装置の1実施例を示し、模式的に描いた正面外観図で
ある。
【図2】センターレスグラインダの基本的な構造・機能
を説明するために示した模式的な正面図である。
【図3】上掲の図2に示した基本構造に対応するセンタ
ーレスグラインダ装置の1例を示す模式的な正面図であ
る。
【図4】センターレスグラインダ装置に関する上記と異
なる従来例を示し、下部スライド機構が傾斜している型
式のセンターレスグラインダ装置を模式的に描いた正面
図である。
【図5】前掲の図3もしくは図5の従来例に係るセンタ
ーレスグラインダ装置を用いてスルフィード研削を行な
っている状態を説明するために示した模式的な要部平面
図である。
【図6】段取り替え調整に伴う問題を説明するために示
したもので、センターレス研削におけるブレードと、調
整砥石と、研削砥石と、被加工物との相対的な位置関係
を、大・小2種類の被加工物について模式的に描いた正
面図に、作動の方向を表す記号を付記した図である。
【符号の説明】
1…被加工物、1L…大径の被加工物、1S…小径の被
加工物、2…ブレード、3…調整砥石、3A…調整砥石
・前進位置、3As…前進位置の調整砥石の中心、3B
…調整砥石・後退位置、3Bs…後退位置の調整砥石の
中心、4…研削砥石、5…研削砥石の駆動機構、6…調
整砥石の駆動機構、7…上部スライド機構、7a…サー
ボモータ、7b…上部スライド面、8…水平旋回盤、
8′…旋回盤、9…下部スライド機構、9a…サーボモ
ータ、9b…下部スライド面、10…従来例のベッド、
10′…頂面に傾斜を有するベッド、11a,11b…
入口ガイド板、12a,12b…出口ガイド板。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センターレスグラインダによってスルフ
    ィード研削を行なう場合、被加工物の仕上直径寸法の変
    化に対応して段取替え調整を行なう際、 調整砥石(3)の中心線(3A)を前後進させる方向
    (b−b′)を、 研削砥石(4)の中心線(4A)と調整砥石(3)の中
    心線(3A)とを通る面(X−X)に対して交差させる
    ことを特徴とする、センターレスグラインダの調整方
    法。
  2. 【請求項2】 センターレスグラインダによってスルフ
    ィード研削を行なう場合、被加工物の仕上直径寸法の変
    化に対応して段取替え調整を行なう際、 調整砥石(3)の中心線(3A)を前後進させる方向
    (b−b′)を、 ブレード(2)を固定的に支持している構成部分の前後
    進方向(a−a′)に対して交差させることを特徴とす
    る、センターレスグラインダの調整方法。
  3. 【請求項3】 調整砥石の中心線の前後進方向(b−
    b′)を、研削砥石の中心線と調整砥石の中心線とを通
    る面(X−X)に対して交差せしめるときの交差角θ
    を、次のごとく設定することを特徴とする、請求項1に
    記載したセンターレスグラインダの調整方法。半径寸法
    1の被加工物と、半径寸法r2の被加工物とを想定し、 ブレード(2)と研削砥石(4)とに接する半径寸法r
    1の円の中心点をo1とするとともに、該ブレードと該研
    削砥石とに接する半径寸法r2の円の中心点をo2とし、 半径寸法r1の被加工物が調整砥石に接するパスライン
    をPaとし、 上記調整砥石をX−X方向に移動させて半径寸法r2
    被加工物に接せしめた状態を想定するとともに、この状
    態で半径寸法r2の被加工物が調整砥石に接するパスラ
    インをPbとし、 上記双方のパスラインPaと同Pbとを結ぶ面をcと
    し、 上記の面cと前記の面X−Xとの交差角をθとする。
  4. 【請求項4】 調整砥石の中心線の前後進方向(b−
    b′)を、ブレードを固定的に支持している構成部分の
    前後進方向(a−a′)に対して交差せしめるときの交
    差角θを、次のごとく設定することを特徴とする、請求
    項2に記載したセンターレスグラインダの調整方法。半
    径寸法r1の被加工物と、半径寸法r2の被加工物とを想
    定し、 ブレード(2)と研削砥石(4)とに接する半径寸法r
    1の円の中心点をo1とするとともに、該ブレードと該研
    削砥石とに接する半径寸法r2の円の中心点をo2とし、 半径寸法r1の被加工物が調整砥石に接するパスライン
    をPaとし、 上記調整砥石をX−X方向に移動させて半径寸法r2
    被加工物に接せしめた状態を想定するとともに、この状
    態で半径寸法r2の被加工物が調整砥石に接するパスラ
    インをPbとし、 上記双方のパスラインPaと同Pbとを結ぶ面をcと
    し、 上記の面cと前記の面X−Xとの交差角をθとする。
  5. 【請求項5】 センターレスグラインダによってスルフ
    ィード研削を行なう場合、被加工物の仕上直径寸法の変
    化に対応して段取替え調整を行なう際、 調整砥石(3)の中心線(3A)を前後進させる方向
    (b−b′)を、 ガイド板を固定的に支持している構成部分の前後進方向
    (a−a′)に対して交差させることを特徴とする、セ
    ンターレスグラインダの調整方法。
  6. 【請求項6】 調整砥石の中心線の前後進方向(b−
    b′)を、ブレードを固定的に支持している構成部分の
    前後進方向(a−a′)に対して交差せしめるときの交
    差角θを、次のごとく設定することを特徴とする、請求
    項5に記載したセンターレスグラインダの調整方法。半
    径寸法r1の被加工物と、半径寸法r2の被加工物とを想
    定し、 ブレード(2)と研削砥石(4)とに接する半径寸法r
    1の円の中心点をo1とするとともに、該ブレードと該研
    削砥石とに接する半径寸法r2の円の中心点をo2とし、 半径寸法r1の被加工物が調整砥石に接するパスライン
    をPaとし、 上記調整砥石をX−X方向に移動させて半径寸法r2
    被加工物に接せしめた状態を想定するとともに、この状
    態で半径寸法r2の被加工物が調整砥石に接するパスラ
    インをPbとし、 上記双方のパスラインPaと同Pbとを結ぶ面をcと
    し、 上記の面cと前記の面X−Xとの交差角をθとする。
  7. 【請求項7】 前記の調整砥石の中心線前後進方向(b
    −b′)をほぼ水平に設定するとともに、 前記研削砥石の中心線と調整砥石の中心線との通る面
    (X−X)を、研削砥石(4)に近いほど高くて研削砥
    石から離れるほど低くなる方向に傾斜させることを特徴
    とする、請求項1,もしくは請求項3に記載したセンタ
    ーレスグラインダの調整方法。
  8. 【請求項8】 前記の調整砥石の中心線前後進方向(b
    −b′)をほぼ水平に設定するとともに、 前記のブレードを固定的に支持している構成部分の前後
    進方向(a−a′)を、研削砥石(4)に近いほど高く
    て研削砥石から離れるほど低くなる方向に傾斜させるこ
    とを特徴とする、請求項2もしくは請求項4に記載した
    センターレスグラインダの調整方法。
  9. 【請求項9】 前記の調整砥石の中心線前後進方向(b
    −b′)をほぼ水平に設定するとともに、 前記のガイド板を固定的に支持している構成部分の前後
    進方向(a−a′)を、研削砥石(4)に近いほど高く
    て研削砥石から離れるほど低くなる方向に傾斜させるこ
    とを特徴とする、請求項5もしくは請求項6に記載した
    センターレスグラインダの調整方法。
  10. 【請求項10】 センターレスグラインダによってスル
    フィード研削を行なう場合、被加工物の仕上直径寸法の
    変化に対応して段取替え調整を行なう際、 研削砥石(4)の中心線を前後進させる方向を、 研削砥石(4)の中心線と調整砥石(3)の中心線とを
    通る面に対して交差させることを特徴とする、センター
    レスグラインダの調整方法。
  11. 【請求項11】 ベッド(10′)上に設置されて、研
    削砥石(4)を支持している研削砥石駆動機構(5)
    と、 上記ベッド(10′)上に設置された下部スライド機構
    (9)と、 上記下部スライド機構上に搭載された上部スライド機構
    (7)と、 上記上部スライド機構(7)上に搭載されて、調整砥石
    (3)を支持する調整砥石駆動機構(6)とを具備して
    いるセンターレスグラインダ装置において、 下部スライド機構(9)の下部スライド面(9b)と、
    上部スライド機構(7)の上部スライド面(7b)と
    が、交差していることを特徴とする、センターレスグラ
    インダの調整装置。
  12. 【請求項12】 前記上部スライド機構の上部スライド
    面(7b)はほぼ水平であり、前記下部スライド機構の
    下部スライド面(9b)は、前記研削砥石(4)に近い
    方が高くなる方向に傾斜していることを特徴とする、請
    求項11に記載したセンターレスグラインダの調整装
    置。
  13. 【請求項13】 前記研削砥石(4)の中心線と調整砥
    石(3)の中心線とを含む面をX−Xとし、 前記下部スライド機構の下部スライド面は上記の面X−
    Xと平行であり、 前記上部スライド機構の上部スライド面(7b)と、上
    記の面X−Xとのなす角θが、次のように設定されてい
    ることを特徴とする、請求項11もしくは請求項12に
    記載したセンターレスグラインダの調整装置。半径寸法
    1の被加工物と、半径寸法r2の被加工物とを想定し、 ブレード(2)と研削砥石(4)とに接する半径寸法r
    1の円の中心点をo1とするとともに、該ブレードと該研
    削砥石とに接する半径寸法r2の円の中心点をo2とし、 半径寸法r1の被加工物が調整砥石に接するパスライン
    をPaとし、 上記調整砥石をX−X方向に移動させて半径寸法r2
    被加工物に接せしめた状態を想定するとともに、この状
    態で半径寸法r2の被加工物が調整砥石に接するパスラ
    インをPbとし、 上記双方のパスラインPaと同Pbとを結ぶ面をcと
    し、 上記の面cと前記の面X−Xとの交差角をθとする。
  14. 【請求項14】 ベッド(10′)上に設置されて、研
    削砥石(4)を支持している研削砥石駆動機構(5)
    と、 上記ベッド(10′)上に設置された下部スライド機構
    (9)と、 上記下部スライド機構上に搭載された上部スライド機構
    (7)と、 上記上部スライド機構(7)上に搭載されて、調整砥石
    (3)を支持する調整砥石駆動機構(6)とを具備して
    いるセンターレスグラインダ装置において、 前記研削砥石駆動機構をベッドに対して往復平行移動せ
    しめる案内手段および駆動手段が設けられており、か
    つ、 上記研削砥石駆動機構の往復移動方向が、前記上部スラ
    イド機構(7)のスライド面に対して交差していること
    を特徴とする、センターレスグラインダの調整装置。
  15. 【請求項15】 被加工物の仕上直径寸法の変化に対応
    して、調整砥石の中心線を、該調整砥石の中心線と調整
    砥石の中心線とを通る面に対して角θで交わる方向に移
    動させる際、上記調整砥石を支持している調整砥石駆動
    機構を、NC制御によって所定寸法だけ移動せしめるこ
    とを特徴とする、請求項3または請求項4に記載したセ
    ンターレスグラインダの調整方法。
  16. 【請求項16】 下部スライド機構のスライド面に対し
    て角θで交わる上部スライド面を有する上部スライド機
    構が、NC制御によって所定寸法だけ駆動される構造で
    あることを特徴とする、請求項13に記載したセンター
    レスグラインダの調整装置。
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