JPH0819920B2 - 送風機 - Google Patents
送風機Info
- Publication number
- JPH0819920B2 JPH0819920B2 JP11111888A JP11111888A JPH0819920B2 JP H0819920 B2 JPH0819920 B2 JP H0819920B2 JP 11111888 A JP11111888 A JP 11111888A JP 11111888 A JP11111888 A JP 11111888A JP H0819920 B2 JPH0819920 B2 JP H0819920B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- blade plate
- blade
- rotors
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は送風機に関するものである。
従来の技術 従来、この種の送風機は第4図および第5図に示すよ
うに、電動機1により駆動される遠心力型羽根車2を並
列に配し、その遠心力型羽根車の吸込側には円形の吸込
口dおよびeを設け、吐出側にはエアガイダー4を設
け、製本本体5を長方形にした構成であった。
うに、電動機1により駆動される遠心力型羽根車2を並
列に配し、その遠心力型羽根車の吸込側には円形の吸込
口dおよびeを設け、吐出側にはエアガイダー4を設
け、製本本体5を長方形にした構成であった。
発明が解決しようとする課題 上記従来の送風機は、遠心力型羽根車2が円形である
ため、製品本体が長方形の場合、正面投影面積に対し吸
込口が小さくなる。従って目標風量を出すための遠心力
型羽根車2の回転数が大きくなり騒音や消費電力が大き
くなる課題があった。
ため、製品本体が長方形の場合、正面投影面積に対し吸
込口が小さくなる。従って目標風量を出すための遠心力
型羽根車2の回転数が大きくなり騒音や消費電力が大き
くなる課題があった。
本発明は上記従来の課題に留意し、騒音や消費電力の
低い送風機を提供することを目的とするものである。
低い送風機を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、所定間隔を介し
て配される少なくとも一組の回転子と、両回転子間およ
びその周囲に巻きつけられる環状のブレード板を備え、
前記ブレード板の環状面には、複数のブレードを配し、
前記ブレード板の内側に吸込口、外側にエアガイダーを
設けた構成である。
て配される少なくとも一組の回転子と、両回転子間およ
びその周囲に巻きつけられる環状のブレード板を備え、
前記ブレード板の環状面には、複数のブレードを配し、
前記ブレード板の内側に吸込口、外側にエアガイダーを
設けた構成である。
作用 この構成により、吸込口より吸引された空気はブレー
ド板により吸引昇圧され、外側のエアガイダーに沿って
吐出される。このとき吸込口は、両回転子間のブレード
板内側からも吸引されるので、従来より大きく、目標風
量を得るに要する回転数が低く、騒音や電力が小さくて
済むこととなる。
ド板により吸引昇圧され、外側のエアガイダーに沿って
吐出される。このとき吸込口は、両回転子間のブレード
板内側からも吸引されるので、従来より大きく、目標風
量を得るに要する回転数が低く、騒音や電力が小さくて
済むこととなる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図にもとづき
説明する。なお従来例と同一箇所には同一番号を付し、
詳細な説明は省略する。図において、12は電動機11によ
り駆動される2重の回転子で、目標風量に応じた軸方向
間隔で、上記電動機11のシャフト13に係止されている。
この回転子には放射状の複数の支持板14で円環15を支持
し、この円環15は外側に多数の歯型形状の突起16を有し
た形状となっている。また17は多数のブレード18を有
し、両側にブレードの数と同じ切欠き19を有した一枚板
から作られた帯状のブレード板で、上記回転子12および
隣接された同じ回転子21の円環の周囲に、上記突起16と
切欠き19とが合致するように巻きつけられている。
説明する。なお従来例と同一箇所には同一番号を付し、
詳細な説明は省略する。図において、12は電動機11によ
り駆動される2重の回転子で、目標風量に応じた軸方向
間隔で、上記電動機11のシャフト13に係止されている。
この回転子には放射状の複数の支持板14で円環15を支持
し、この円環15は外側に多数の歯型形状の突起16を有し
た形状となっている。また17は多数のブレード18を有
し、両側にブレードの数と同じ切欠き19を有した一枚板
から作られた帯状のブレード板で、上記回転子12および
隣接された同じ回転子21の円環の周囲に、上記突起16と
切欠き19とが合致するように巻きつけられている。
上記構成において、電動機11によって回転子12が回転
すると、この回転子12の周囲に巻きつけられたブレード
板17が回転する。この時、第1図において、AB間のブレ
ードは、半円状の吸込口aより空気を吸い込み、CD間の
ブレードは、半円状の吸込口bより吸い込み、BCおよび
DAのブレードは、長方形の吸込口Cより吸い込む。また
ブレード18より吐出された空気は、エアガイダー20に沿
って吐出口24へ運ばれる。この時、上記吸込口a,b,cの
合計面積は、従来の円形の吸込口dおよびeの合計面積
より大きいので、上記回転子12および21の回転数は低く
て済み、騒音の発生が小さくて済む利点がある。また電
動機が1個で済み、製造コストが低下する利点もある。
すると、この回転子12の周囲に巻きつけられたブレード
板17が回転する。この時、第1図において、AB間のブレ
ードは、半円状の吸込口aより空気を吸い込み、CD間の
ブレードは、半円状の吸込口bより吸い込み、BCおよび
DAのブレードは、長方形の吸込口Cより吸い込む。また
ブレード18より吐出された空気は、エアガイダー20に沿
って吐出口24へ運ばれる。この時、上記吸込口a,b,cの
合計面積は、従来の円形の吸込口dおよびeの合計面積
より大きいので、上記回転子12および21の回転数は低く
て済み、騒音の発生が小さくて済む利点がある。また電
動機が1個で済み、製造コストが低下する利点もある。
本実施例では、回転子を2個用いたが、3個以上用い
てもよい。
てもよい。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明によれ
ば、目標風量を出すための回転子の回転数を小さくする
ことができ、製本の低騒音化を図ることができるととも
に、電動機が1個で済むため低コスト化も図ることがで
きる。
ば、目標風量を出すための回転子の回転数を小さくする
ことができ、製本の低騒音化を図ることができるととも
に、電動機が1個で済むため低コスト化も図ることがで
きる。
第1図は本発明の一実施例の送風機の構成図、第2図は
同送風機のブレード板の斜視図、第3図は同送風機の回
転子の斜視図、第4図および第5図は従来の送風機の構
成図である。 16……突起、12,21……回転子、17……ブレード板、a,
b,c……吸込口、20……エアガイダー。
同送風機のブレード板の斜視図、第3図は同送風機の回
転子の斜視図、第4図および第5図は従来の送風機の構
成図である。 16……突起、12,21……回転子、17……ブレード板、a,
b,c……吸込口、20……エアガイダー。
Claims (1)
- 【請求項1】所定間隔を介して配される少なくとも一組
の回転子と、両回転子間およびその周囲に巻きつけられ
る環状のブレード板を備え、前記ブレード板の環状面に
は、複数のブレードを配し、前記ブレード板の内側に吸
込口、外側にエアガイダーを設けた送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11111888A JPH0819920B2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11111888A JPH0819920B2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 送風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01280699A JPH01280699A (ja) | 1989-11-10 |
JPH0819920B2 true JPH0819920B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=14552879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11111888A Expired - Lifetime JPH0819920B2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0819920B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI618861B (zh) * | 2016-10-26 | 2018-03-21 | 奇鋐科技股份有限公司 | 非等圓周並聯風扇結構 |
-
1988
- 1988-05-06 JP JP11111888A patent/JPH0819920B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI618861B (zh) * | 2016-10-26 | 2018-03-21 | 奇鋐科技股份有限公司 | 非等圓周並聯風扇結構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01280699A (ja) | 1989-11-10 |
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