JPH08198424A - 床コンベヤを往復運動させる制御システム - Google Patents

床コンベヤを往復運動させる制御システム

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JPH08198424A
JPH08198424A JP7241661A JP24166195A JPH08198424A JP H08198424 A JPH08198424 A JP H08198424A JP 7241661 A JP7241661 A JP 7241661A JP 24166195 A JP24166195 A JP 24166195A JP H08198424 A JPH08198424 A JP H08198424A
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control
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 複数の駆動モータ2、4、6が流体圧力
により作動されて、往復運動型床コンベヤの床スラット
を往復運動させる。切換弁104がモータの前端及び後
端を圧力供給ポートP及び戻しポートTに交互に接続し
て、スラットを往復運動させる。前方及び後方制御弁の
各々が、切換弁と前端及び後端の一方との間の直接的な
連通状態を遮断する閉位置を有する。4方向弁210
は、圧力供給ポートP及び戻しポートTに連通し、ま
た、制御弁のパイロットチャンバ164にも連通する。
該4方向弁210は、1つのパイロットチャンバを圧力
供給ポートに接続し、その他方を戻しポートに接続し
て、コンベヤが荷重を第一の方向に搬送することを可能
にする。パイロットチャンバへの圧力供給及び戻しポー
トの接続を逆にすれば、搬送方向が逆になる。モータの
少なくとも1つの前端及び1つの後端が隣接するモータ
端の間の接続路を開閉し得るように配置された内部制御
弁を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベヤの制御シ
ステム、より具体的には、駆動モータの前端及び後端を
圧力供給ポート又は戻しポートに交互に接続して床スラ
ットを往復運動させる切換弁、及び該切換弁と選択した
モータ端部との連通を遮断する前方及び後方制御弁と、
該制御弁のパイロットチャンバを圧力供給ポート又は戻
しポートに選択的に連通させ、コンベヤの搬送方向を制
御する4方向弁とを備える、コンベヤの制御システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】往復運動型床コンベヤの全体的な作動原
理は周知である。各種型式の駆動モータ、及び該駆動モ
ータに加圧流体を供給して、コンベヤの床スラットを往
復運動させ、これにより、荷重を搬送する制御システム
の機構を開示する多数の特許がある。制御システムがモ
ータの両端に流体を供給する往復運動型床コンベヤは、
当該出願人による次の米国特許に開示されている。即
ち、1987年12月15日付けで付与された米国特許
第4,712,467号、1988年6月7日付けで付
与された米国特許第4,748,893号、及び第4,
748,894号、1989年4月18日付けで付与さ
れた米国特許第4,821,868号、及び1990年
10月16日付けで付与された米国特許第4,962,
848号がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数の床ス
ラットと、該床スラットを往復運動させる複数の流体作
動の駆動モータとを備える型式の往復運動型床コンベヤ
用の改良に係る制御システムに関する。モータの各々
は、対抗した前端及び後端を有する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの形態によ
れば、該制御システムは、切換弁と、前方及び後方制御
弁と、4方向弁とを備えている。該切換弁は、モータの
前端及び後端を交互に圧力供給ポート及び戻しポートに
接続して、床スラットを往復運動させる。前方制御弁
は、切換弁と第一の前端以外の各前端との直接的な連通
を遮断する閉位置を有する。後方制御弁は、切換弁と第
一の後端以外の各後端との直接的な連通を遮断する閉位
置を有する。該制御弁の各々は、パイロットチャンバを
有する。該4方向弁は、それぞれ圧力供給ポート及び戻
しポートに連通する第一及び第二のポートを有する。ま
た、該4方向制御弁は、それぞれ、前方及び後方制御弁
のパイロットチャンバと連通する第三及び第四のポート
を有する。4方向制御弁は、第一及び第二の位置を有す
る。第一の位置において、該4方向制御弁は、パイロッ
トチャンバの1つを圧力供給ポートに接続する一方、そ
の他方のパイロットチャンバを戻しポートに接続して、
コンベヤが荷重を第一の方向に搬送し得るようにする。
第二の位置において、該4方向制御弁は、前記一方のパ
イロットチャンバ及び前記他方のパイロットチャンバを
それぞれ戻しポート及び圧力供給ポートに接続して、コ
ンベヤが荷重を第二の方向である反対方向に搬送し得る
ようにする。本明細書で使用する、モータの一端との
「直接的な連通」という語は、一又は複数の通路を通っ
て伸長するが、該当するモータ端部に達する前に、別の
モータ端部を通っては伸長しない連通路を意味するもの
とする。
【0005】この制御弁の構造は変更が可能である。各
制御弁は、細長の弁ステムと、ピストンと、該ステムに
より支承され且つ該ステムに沿って長手方向に離間され
た弁プラグとを備えている。これらのピストン及び弁プ
ラグは、その間に圧力チャンバを画成する。該ピストン
は、圧力チャンバを制御弁のパイロットチャンバから分
離する。ピストン及び弁プラグは、圧力表面積の異なる
対向した圧力面を有しており、このため、パイロットチ
ャンバを圧力供給ポートに接続したとき、弁プラグは、
着座して制御弁を閉鎖し、また、パイロットチャンバを
戻しポートに接続したとき、弁プラグは、非着座位置に
留まり、制御弁を開いている。この制御弁の好適な構造
は、比較的簡単で且つコスト的に有利であると共に、効
果的に且つ確実に機能する弁を提供するという有利な点
がある。
【0006】また、本発明の制御システムは、追加的な
要素を備えることが出来る。該制御システムは、シャト
ル弁と組み合わせたバイパス弁を備えている。該シャト
ル弁は、バイパス弁と4方向弁との間に配置される。該
バイパス弁は、圧力チャンバと、制御システムの圧力供
給ポート及び戻しポートを相互に接続するバイパス通路
とを備えている。バイパス弁要素は、通路を閉鎖する閉
位置を有する。シャトル弁は、4方向弁の第三のポート
及び第四のポートのいずれか一方の圧力によって自由に
動いて、第三及び第四のポートの上記一方と圧力供給チ
ャンバとの連通状態を開くシャトル弁要素を備えてい
る。このシャトル弁は、コンベヤの通常の作動中、バイ
パス弁要素をその閉位置に保つ。シャトル弁の好適な構
造体は、第一及び第二の流路と、中央の流路とを備えて
いる。この流路は、弁を貫通して伸長し、それぞれ、4
方向制御弁の第三のポート及び第四のポートに連通す
る。中央の流路は、流路を相互に接続する。シャトル弁
の出口ポートは、バイパス弁の圧力チャンバに接続し、
また、流路間の中央の流路に連通する。シャトル弁要素
は、中央の流路内に配置され、また、対向した第一及び
第二の着座位置まで自由に動くことが出来、この位置に
て、該シャトル弁要素は、出口ポート及び第一、第二の
通路との連通をそれぞれ遮断する。シャトル弁要素は、
何れか一方の流路内の圧力によって動き、圧力が存在す
る流路と出口ポートとの連通状態を開く。これにより、
バイパス弁の圧力チャンバに圧力が供給される。
【0007】本発明の好適な特徴は、前方及び後方マニ
ホルド及び内部制御弁と更に組み合わせた切換弁、制御
弁、及び4方向弁を提供することである。この前方マニ
ホルドは、モータの前端に隣接する位置にあり、前方制
御通路と、前方接続通路とを有する。この前方制御通路
は、前端の各々に接続される。この接続通路は、前端の
第一の端部と前端の隣接する端部との間を伸長する。後
方マニホルドは、モータの後端に隣接する位置にあり、
前方マニホルドの制御通路及び接続通路と同一の方法で
配置された後方制御通路と、後方接続通路とを備えてい
る。第一の前端及び第一の後端の各々には、内部制御弁
がある。該内部制御弁は、接続通路を開閉し得るように
配置されている。切換弁及び4方向弁は、マニホルドの
1つに取り付け、また、前方及び後方パイロット作動の
制御弁は、それぞれ、前方及び後方マニホルドに一体化
されている。これは、システムにおける外部の流体接続
部を最小限にする。本明細書で使用する「外部の流体接
続部」とは、マニホルド、弁体又はその他の構造体の外
面に流体導管を接続する接続部分を意味するが、弁体、
又は制御ブロック及びマニホルドのような2つの構造体
の隣接する当接面を貫通する接続部は、含まないものと
する。
【0008】本発明の制御システムは、主として、3組
にて且つ複数の群として配置された床スラットを有する
往復運動型床コンベヤに使用されるものであり、その床
スラット群の各々が、各組から1つずつの隣接する床ス
ラットを有するようにすることが出来る。第一に、各組
の床スラット毎に1つずつ、第二及び第三の流体圧力作
動弁が設けられる。かかるコンベヤにおいて、該制御シ
ステムは、前方モータの隣接する対の端部の間を伸長す
る前方マニホルド内に接続通路を備えることが望まし
い。同様に、後方マニホルドは、隣接する対のモータの
後端間を伸長する後方接続通路を備えている。これらの
接続通路の開閉を行う内部制御弁が4つ設けられてい
る。これらの内部制御弁は、第一及び第二のモータの前
端に、及び第二及び第三のモータの後端に設けられる。
パイロット作動の前方制御弁は、前方制御通路と、第
二、第三のモータの前端との連通を遮断する。パイロッ
ト作動の後方制御弁は、後方制御通路と、第一、第二の
モータの後端との連通を遮断する。
【0009】本発明の制御システムは、従来の公知の制
御システムに優る多数の有利な点がある。本発明の制御
システムは、極めて耐久性があり且つメンテナンスが容
易である。このシステムの構造体及びその構成要素によ
れば、そのシステムを取り付けることの出来る構造体の
型式に関してコンベヤの据え付けをより容易にし且つよ
り多機能型のコンベヤとすることを可能にするコンパク
トな制御システムの形態が実現される。更に、好適な取
り付け機構に関して上述したように、本発明のシステム
は、外部の流体接続部を最小限にし得るような構成とす
ることが容易である。一方、その結果、システム内での
流体の漏洩の可能性を最小限にするのに役立つ。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に従って形成され、当該出
願人が現在、知る限り本発明の最良の形態を構成する装
置が図面に示してある。この図示した装置は、制御シス
テム及び床コンベヤを往復運動させる駆動システムの一
部である。
【0011】本発明は、複数の組及び群に分割された複
数の床スラットを備える公知の型式の往復運動型床コン
ベヤに使用することを目的とするものである。床スラッ
トはあ組及び複数の群から成る。各床スラット群は、各
組から1つずつの3つの隣接する床スラットを含む。各
群の3つの床スラットは、互いに接近するように動か
し、その後に、後退させて床スラットにより支持された
荷重を移動させる。床スラットの移動は、互いに隣接し
且つ平行な位置に設けられた3つの液圧リニアモータ
2、4、6により行われる。
【0012】図示するように、液圧リニアモータ2、
4、6の各々は、シリンダ構成要素8と、ピストン構成
要素10、12とを備えている。これらのリニアモータ
2、4、6は、シリンダ8をモータ軸線に沿ってピスト
ン10、12に関して動かすように作動される。その群
内の床スラットの各々は、横断方向駆動ビーム18、2
0、22により他方の群内のその該当する床スラットに
接続される。また、該群の各床部材も該当するモータ
2、4、6の可動のシリンダ構成要素8に固着される。
図示するように、この固着は、群内の床部材が固着され
る横断方向駆動ビーム18、20、22の各々を該当す
るモータ2、4、6のシリンダ構成要素8に固着するこ
とにより行われる。荷重を搬送する床スラットの移動に
関しては、当該出願人の米国特許第5,193,661
号に詳細に記載されている。
【0013】モータ2、4、6の各々の全体的な構造
は、図1、図2及び図5乃至図7に最も良く示してあ
る。これらの図面を参照すると、リニアモータ2、4、
6の各々は、該モータ2、4、6用のピストン構成要素
10、12に摺動可能に受け取られた可動のシリンダ構
成要素8を備えている。ピストン構成要素は、前方ピス
トン部分10と後方ピストン部分12とを備えている。
これらのピストン部分10、12の各々は、その外端に
形成されたボール14を備えている。該ボール14は、
リニアモータ2、4、6の対向する外端を構成し、ま
た、各ボール14がボールブロック16内に取り付けら
れて、モータ2、4、6を支持構造体(図示せず)に取
り付ける。適当な支持構造体の一例は、1993年12
月9日付けで出願された「往復運動型スラットコンベヤ
の取り付け組立体及び取り付け方法(Mounting
Assembly and Method for
Reciprocating Slat Convey
or)」という名称の当該出願人による係属中の米国特
許出願第08/164,895号に開示されている。リ
ニアモータ2、4、6の各々のシリンダ8は、各種の公
知の形態とすることの出来るクランプ24によりその該
当する駆動ビーム18、20、22に固着される。
【0014】シリンダ構成要素8の各々は、前方ピスト
ン部分10のロッド28を摺動可能に受け入れる前方シ
リンダヘッド26と後方ピストン部分12のロッド32
を摺動可能に受け入れる後方シリンダヘッド30とを備
えている。これらのピストンロッド28、32の各々は
管状であり、それぞれ通路又はロッドチャンバ29、3
3を画成する。シリンダ8は、仕切り壁34により2つ
の部分に仕切られている。シリンダ8の前方部分におい
て、前方ピストンヘッド36はシリンダ8の内側壁に摺
動可能に且つ密封可能に係合する。前方ピストンロッド
28とシリンダ側壁との間には、第一の環状チャンバ3
8が形成される。仕切り壁34と前方ピストンヘッド3
6との間には、シリンダ側壁により第二の円筒状チャン
バ40が形成される。このチャンバ40は、ロッドチャ
ンバ29と連通している。同様に、後方ピストンヘッド
42は、仕切り壁34の後方でシリンダ8の内壁と摺動
可能に且つ密封可能に係合し、シリンダ壁と共に、第三
の環状チャンバ44を形成する。第四の円筒状チャンバ
46は、円筒状の前方チャンバ40に対応し、後方ロッ
ドチャンバ33と連通している。シリンダのこれらの2
つの部分は導管48、50により接続される。前方導管
48は、第一の前方環状チャンバ38、及び円筒状の後
方チャンバ46を相互に接続する。後方導管50は、円
筒状の前方チャンバ40及び環状の後方チャンバ44を
相互に接続する。
【0015】ピストンが2つの部分から成る形態である
こと、及びリニアモータ2、4、6のシリンダの構成要
素により、モータの径を増大させずに、モータの有効駆
動力を増すことが可能となる。環状チャンバの各々が円
筒状チャンバに相互に接続されているから、2つの反対
方向への駆動力は等しくなる。この型式の形態のモータ
の使用は公知であり、当該出願人の米国特許第4,71
2,467号及び同第4,821,868号に記載され
ている。
【0016】図13乃至図16を参照すると、リニアモ
ータ2、4、6の各々は、シリンダ8の行程終点におけ
る動きを減衰させ、これにより、リニアモータ2、4、
6の作動に伴う騒音を軽減する緩衝ボルト又は緩衝装置
(snubber)54を備えている。該緩衝装置は、
1993年12月3日付けで出願された、「緩衝装置を
備える液圧リニアモータ(Linear Hydrau
lic Motorwith Snubber)」とい
う名称の当該出願人による係属中の米国特許出願第08
/161,663号の主題である。該係属中の特許出願
の開示内容は、引用して本明細書の一部に含めてある。
該緩衝装置54については、本明細書で簡単に説明す
る。
【0017】更に、図13乃至図16を参照すると、該
緩衝装置54は、仕切り壁34の軸方向開口部に摺動可
能に取り付けられ、また、開口部を画成する仕切り壁3
4の内面と密封可能に係合している。該緩衝装置54
は、前方ヘッド又は端部分56と、その反対の後方ヘッ
ド又は端部分58とを備える、略I字形の形状をしてい
る。図15及び図16に最も良く示した溝60が各端部
分56、58の半径方向外面に沿って形成されている。
この溝60は、上記係属中の特許出願に図示し且つ記載
したオリフィス84に代替し且つこのオリフィス84の
機能を果たすものである。
【0018】緩衝装置54の機能は図13及び図14に
示してある。図13を参照すると、チャンバ40内の流
体圧力がシリンダ8を右方向(図面に見たとき)に動か
すと、流体圧力は、また、緩衝装置54の前端部分56
に作用し、該前端部分を図13に示した位置に保持す
る。シリンダ8が右方向に動くと、緩衝装置54の後端
部分58は、後方ピストンヘッド42の前端に形成され
た凹所62に入る。後端部分58は、ワイヤーロッド8
2に接触して、以下に更に詳細に説明するように、逆止
弁66の1つを作動させる。端部分58が凹所62内に
最初に動くことで、チャンバ46からロッドチャンバ3
3内への流体の流れが制限される。これは、シリンダ8
の動きを減衰させる効果がある。端部分58の半径方向
外面がピストンロッド32の対向する半径方向端部に接
触したならば、流体がチャンバ46からチャンバ33に
流れる動きが溝60を通るように制限される。これは、
シリンダ8の動きに対する抵抗力を増し、緩衝又は減衰
効果を増大させる。端部分58がピストンロッド32に
接触したならば、緩衝装置54は、図14に示すよう
に、仕切り壁34に関して摺動し始める。仕切り壁34
の半径方向外面がピストンヘッド42の対応する半径方
向外面に接触したとき、シリンダ8の動きが停止する。
その後に、シリンダ8が図13、図14に示した左方向
である反対方向に動くとき、仕切り壁34が前方ピスト
ン部分10に接近するに伴い、行程終点の動作が同一の
方法で減衰される。
【0019】図1乃至図8を参照すると、第一及び第二
のモータ2、4の各々のボール前端14(図面の左
側)、及び第二、第三のモータ4、6の各々のボール後
端14には、逆止弁66が設けられている。該逆止弁6
6自体は、当該出願人による米国特許4,712,46
7号に開示されたものと略同一型式である。本発明の重
要な特徴は、逆止弁66がシステムのその他の制御要素
と協働し、より耐久性があり、よりメンテナンスが容易
で、しかもよりコンパクトな駆動及び制御システムを提
供する方法である。
【0020】4つの逆止弁、又は内部制御弁66の各々
は、同一の構造であり、この構造は、図9乃至図12に
最も良く示してある。これらの図面を参照すると、弁6
6の各々は、弁座70に着座するように一対のばね7
2、74により偏倚された弁プラグ68を備えている。
ボール14は、弁66の組み立てを許容するプラグイン
サート77を備えている。該プラグインサート77は、
弁プラグ68の細長の伸長部と協働し、その内部にばね
72、74が配置されるばねチャンバ76を画成する。
弁プラグ伸長部に形成されたオリフィス78は、ばねチ
ャンバ76を弁プラグ68を囲繞するチャンバに連通さ
せる。該弁プラグ68は、ボール80を支承し、該ボー
ル80は、ばね74により偏倚されて、プラグ68を通
じて軸方向通路に形成された内部の半径方向肩部と密封
係合する。該通路が通って伸長する案内管84がばねチ
ャンバ76の反対側の弁プラグ68の端部に設けられて
いる。上述のワイヤーロッド82の一端が該案内管84
内に受け入れられる。該ロッド82は、ストッパ85を
支承し、該ストッパ85は、図11及び図12に示すよ
うに、ロッド82が案内管84に関して相対的に軸方向
に摺動する動きを制限する。ばねチャンバ76とピスト
ンロッドチャンバ29、33とを連通させるため案内管
84とワイヤーロッド82との間には、開口部86が形
成されている。
【0021】弁66の作動中にピストンロッドチャンバ
29、33が戻しポートに接続され、ワイヤーロッド8
2が案内管84と接触していないとき、弁プラグ68自
体及び該弁プラグにより支承されたボール80の双方が
図10に示すように着座する。ロッドチャンバ29、3
3内に圧力を導入すると、該圧力は、弁プラグ68に作
用して、図9に示すように該弁プラグを非着座状態にす
る。また、ボール80に係合する端部と反対側である、
図9乃至図12に示したワイヤーロッド82の端部に、
緩衝装置54が係合することにより、逆止弁66を開放
することが出来る。この他端は、通常、例えば、図2の
モータ4の前方部分に図示するように、ピストンロッド
28、32の端部から外方に突出している。図11に示
すように、ワイヤープッシュロッドは、ボール80に係
合して、該ボール80を非着座状態にする。このこと
は、液圧流体がオリフィス78を通じてばねチャンバ7
6に入る速度よりも速い速度で液圧流体が開口部86を
通じてばねチャンバ76から外に出ることを可能にす
る。その結果、ばねチャンバ76内の圧力は弁プラグ6
8の周囲の圧力レベルよりも低いレベルまで低下する。
この圧力差により、逆止弁66はそれ自体を押し広げ
る、即ち、弁プラグ68は、図12に示すように非着座
状態となる。案内管84の端部にワイヤーロッドストッ
パ85が係合することは、圧力差により弁プラグ68が
非着座状態となるのを助ける。弁プラグ68が非着座状
態となる動作は、上述の米国特許第4,712,467
号に記載されたように急速なスナップ動作である。弁プ
ラグ68が非着座状態となった後、ストッパ85が案内
管84に係合する状態が継続することで、弁プラグ68
を開放位置に保持して、弁66の不規則な動揺を防止す
る。
【0022】本発明により構成された制御システムにお
いて、各モータの対向する両端は、各種の方法で取り付
けることが出来る。モータの各々には、ボール14が形
成され、該ボールは、図面に示し且つ上述したように、
ボールブロック内に取り付けられることが望ましい。こ
れらのボールブロック16は、1993年4月28日付
けで出願された当該出願人による、「リニアモータを取
り付けるボールブロック(Ball Block fo
r Mounting Linear Motor)」
という名称の係属中の米国特許出願第08/054,5
33号に記載された方法でモータ2、4、6の作動によ
り生じた力を伝達する形態であることが望ましい。上記
の特許出願の開示内容は、引用して本明細書の一部に含
める。本発明を具体化するシステムに使用されるボール
ブロック16の現在の好適な形態は、図17乃至図19
に示してある。ボールブロック16の各々は、上方部分
88と、下方部分90とを備えている。該下方部分90
には、フランジ92が形成されており、該フランジは、
上方部分88に形成された対応する形状の開口部93内
に受け入れられる。ボールブロック16の2つの半体8
8、90は、該2つの半体88、90により形成された
ボール受け入れキャビティの周りで周方向に等間隔で離
間された締結具の開口部94に受け入れた締結具により
相互に固着される。当該出願人の係属中の出願に記載さ
れたように、モータの作動力は、モータの軸線が貫通し
て伸長する上方ボール部分88の端部壁を直接、貫通し
て支持構造体に伝達される。
【0023】該制御システムの全体的な形態は、図1及
び図5から最も良く理解される。この形態は、液圧の漏
洩を防止すべく外部の流体接続部を最小限にし得るよう
な設計にしてある。該制御システムは、前方マニホルド
96と、後方マニホルド98とを備えている。これらの
マニホルド96、98の各々は、締結具100によって
その対応するボールブロック16に固着される。一方、
追加のマニホルド又は制御ブロック102は、前進マニ
ホルド96に固着される。また、図1及び図5に示すよ
うに、制御ブロック102と反対側の前方マニホルド9
6には、3つの部分から成る切換弁体106が固着され
ている。該切換弁体106は、切換弁104の組立てを
容易にすべく3つの部分に分けて提供される。
【0024】この切換弁104の構造は、本発明の精神
及び範囲から逸脱せずに、大幅な変更を加えることが可
能である。この弁の好適な構造は、当該出願人の米国特
許第5,103,866号に開示され且つその図1乃至
図8に示してある。この図8及び図10の開示及び上記
特許に関する記載は、引用して本明細書の一部に含めて
ある。該切換弁104は、複数のポートを有し、また、
前方マニホルド96を通じて制御ブロック102から弁
体106まで伸長する圧力管108により液圧源Pに接
続されている。また、該切換弁104は、前方マニホル
ド96を通じて制御ブロック102から弁体106まで
伸長する戻り管110により戻りポート又はタンクTに
も連通している。前方制御管112は、切換弁104か
ら前方マニホルド96内の前方制御通路114まで伸長
している。後方制御管116は、弁104から弁体10
6を通じて伸長し、後方マニホルド98内の後方制御通
路118に接続される。制御管116は、導管120に
より通路118に接続され、該導管120は、図1及び
図5に最も良く示すように、モータ2、4、6に対して
平行に且つこれらのモータに横方向に隣接して、弁体1
06から後方マニホルド98まで伸長している。
【0025】切換弁104は、制御管112、116を
圧力ポート及び戻しポートに選択的に接続する。該切換
弁104は、2つの位置を有し、制御ロッド122によ
りこれらの位置の間を動く。該制御ロッド122は、前
進当接部124と、後方当接部128とを備えている。
該前方当接部124には、横方向駆動部材18により支
承された当接部126が係合し、第一のモータ2が後方
向に向けてその行程終点に達したとき、該第一のモータ
2が制御ロッド122を動かし、これにより、弁スプー
ルを右方向(図示した方向)に動かすようにする。第三
のモータ6がその前方行程終点に達したとき、後方当接
部128には、この第三のモータ6用の横断方向駆動部
材22により支承された当接部130が係合する。
【0026】図1、図4、図5及び図8を参照すると、
切換弁104からの前方制御管112は、切換弁104
の位置に依存して、モータの前端及び荷重排出制御弁1
60を圧力ポート又は戻しポートの何れかに連通させ
る。図3及び図4を参照すると、該制御管112は、ポ
ート132を通じて第一のモータ2のボール前端14に
連通する。該ボール前端14は、第二のポート134を
有し、これら2つのポート132、134間の連通状態
は、ボール前端14に設けられた逆止弁66により制御
される。V字形通路156が、第一のモータ2の第二の
ポート134からマニホルド96を通って第二のモータ
4のボール前端14の第一のポート136まで伸長して
いる。ポート136と第二のポート138との連通状態
は、別の逆止弁66により制御される。第二のV字形通
路158がポート138から第三のモータ6の前端に形
成された単一のポート140まで伸長している。また、
該V字形通路158は、以下に更に説明する荷重排出制
御弁160により制御される通路114の支通路により
前方制御通路114に直接、接続される。
【0027】制御通路114と第一のモータ2の第一の
ポート132との間には、荷重排出制限弁146が配置
されている。対応する装荷制限弁186が後方マニホル
ド98内に配置されている。これら2つの制限弁14
6、186の構造は、全ての重要な点で同一である。図
4の右側部分を参照すると、後方制限弁186、従って
前方制限弁146は、反対方向に向けて軸方向に伸長す
る2つのロッドを有する弁要素148を備えている。重
荷重ばね150がロッドの1つの周りに配置される一
方、軽荷重ばね152がもう一方のロッドの周りに配置
される。弁要素148が戻しポートに露呈されたとき、
該重荷重ばね150は、液圧流体が制限弁146を通っ
て動くのを制限する。他方のばね152の重量が比較的
軽いため、要素148が液圧に露呈されたときに、流体
が実質的に制限されずに、弁要素148を通って流れる
ことが可能となる。この一方向に制限することは、以下
に説明する目的がある。
【0028】図1、図4、図5及び図8を参照すると、
荷重排出制御弁160は、ピストン162が形成された
細長の弁ステムを備えている。また、弁要素、即ち、弁
プラグ168も該ステムにより支承され、該ステムに沿
って長手方向にピストン162から離間されている。該
弁160は、図4に示すように、マニホルド本体により
形成された弁座に弁要素168が着座する位置と、図8
に示した非着座位置との間で前方マニホルド96に形成
された通路内を往復運動する。ピストン162と弁要素
168との間の通路部分は、圧力チャンバと見なすこと
が出来る。ピストン162は、この圧力チャンバをパイ
ロットチャンバ164から分離する。ピストン162、
及び弁要素168は、表面積の異なる対向した圧力面を
備えており、その結果、パイロットチャンバ164が圧
力ポートに接続されると、弁要素168が着座し、パイ
ロットチャンバが戻しポートに接続されると、弁要素1
68は非着座状態を保つ。弁要素が着座状態にあると
き、パイロットチャンバ164内の圧力がピストン16
2に作用して、弁160をその着座位置に動かし且つそ
の移動位置に保持する。パイロットチャンバ164が戻
しポートに接続されると、弁要素168は、非着座状態
となり、その非着座状態を保つことが出来る。パイロッ
トチャンバ164は、パイロット通路166を介して制
御ブロック102内の制御要素により、圧力ポート又は
戻しポートの何れかに選択的に接続される。
【0029】更に、図1、図4、図5及び図8を参照す
ると、モータ2、4、6の後端部分のポート部分及び該
ポートと関係する制御要素は、モータ2、4、6の前端
におけるものと略同一である。主な相違点は、第一のモ
ータ2、及び第三のモータ6の制御形態が逆になってい
る点である。第三のモータ6は、第一のポート172及
び第二のポート174を有し(図3)、該第二のポート
174は、V字形通路188を介して第二のモータの第
一のポート176に連通している。第二のモータ4の第
二のポート178は、V字形通路190を介して第一の
モータ2の単一のポート180に連通している。上述の
装荷制限弁186が後方制御通路118と第三のモータ
6の第一のポート172との間に配置されている。上述
の荷重排出制御弁160と同一の構造である荷重制御弁
192が第二のV字形通路190と制御通路118との
間の連通状態を制御する。パイロット通路194が弁1
92のパイロットチャンバ164に連通し、また、導管
196を介して制御ブロック102に連通し、該導管1
96は、切換弁の制御ロッド122に隣接し且つ該制御
ロッドと平行であり、更に、第一の導管120及びモー
タ2、4、6に対しても平行である。
【0030】制御ブロック102に含まれる構成要素
は、図20乃至図22に最も良く示してある。図示した
制御システムは、液圧源に且つ制御ブロック102を通
じてタンク又は戻しポートに接続される。制御ブロック
は、液圧源に接続する圧力供給ポートPと、タンク又は
戻しポートに接続する出口ポートTとを備えている。供
給ポートPからの圧力管は、フィルタ200を含む。フ
ィルタのバイパス弁201がフィルタ200と平行に設
けられて、フィルタ200が詰まったり、その他の作動
不能が生じたとき、フィルタ200からバイパスさせ
る。フィルタ200の下流にて、ポートPからの圧力管
が2つの圧力管202、203に分岐する。その第二の
支管203は、上述の切換弁104に対する圧力管10
8に接続し、該切換弁104に液圧を供給する。もう一
方の支管202は、第二のフィルタ204と、関係した
制限弁206とを備えている。一方向逆止弁208が第
二のフィルタ204をバイパスする2つの支管202、
203と制限弁206とを接続する。第一の支管202
は、4方向3位置弁210の圧力供給ポート212まで
伸長している。また、戻しポートTからの管も2つの支
管を有しており、その一方の支管は、切換弁の戻し管1
10に直接、接続される一方、もう一方の支管は、う方
向弁210の戻しポート214に接続される。これらの
ポートTとポート214との間の管は、ポートTから弁
ポート214に圧力が伝達されのを防止すべく配置され
た1方向逆止弁244を有する。
【0031】4方向弁210は、本発明の組み合わせ体
の1つの重要な要素である。上述の圧力供給ポート21
2及び戻しポート214に加えて、弁210は、パイロ
ット荷重排出ポート216と、パイロット装荷ポート2
18とを備えている。これら2つのポート216、21
8からの管は、それぞれ前方パイロット通路166及び
後方パイロット通路194に接続される。上述のよう
に、後方パイロット通路との接続は、導管196を介し
て行われる。弁210は、図20乃至図22に示した3
つの位置を有する。図20には、ポート212、216
が互いに連通して前方パイロット通路166を圧力供給
ポートに接続する弁210の荷重排出位置が示してあ
る。パイロット通路194は、ポート214、218の
連通により戻しポートに接続される。図21には、ポー
ト212がポート218に連通し、ポート214がポー
ト216に連通して、パイロット通路内の圧力供給及び
戻し側を逆方向にし、パイロット通路166が戻しポー
トに接続される一方、パイロット通路194が圧力供給
ポートに接続される弁210の装荷位置が示してある。
図22に示した弁210の不作動位置は、コンベヤの不
作動位置となる。図20、図21に示した荷重排出及び
装荷位置は、荷重がそれぞれ後方向及び前方向に搬送さ
れるコンベヤの2つの作動モードに対応する。
【0032】弁210は、一般にモータ・スプール弁と
して公知の型式である。より具体的には、該システムに
使用される現在の好適な弁は、モデルNo.94C23
−0110MRVとして販売されているビッカーズ(V
ickers(登録商標名))弁である。もう1つの適
当な弁は、モデルNo.CP640−1−B−0−5−
3−Dとしてコンパクト・コントロールズ・インコーポ
レーテッド(Compact Controls,In
c.)から販売されているものである。該弁をその位置
の間で動かすための該弁の操作は、手動によるか、又は
電磁弁のような電気駆動で行うことが望ましい。その何
れの場合でも、回転可能な弁スプールは、弁スプールに
接続したヘッド211を係合させて回転し、これによ
り、スプールを回転させる。
【0033】シャトル弁220が制御ブロック102内
に組み込まれ、また、4方向弁210とパイロット通路
166、194の間に配置されている。該シャトル弁2
20の本体は、制御ブロック本体及び六角キャップ・プ
ラグ221により形成される。該制御ブロック102
は、弁ポート216、218から伸長し且つシャトル弁
220を通って制御ブロック102から出て、それぞれ
のパイロット通路166、194に達する流体管を備え
ている。シャトル弁220は、ポート216から伸長す
る荷重排出路222と、ポート218を貫通して伸長す
る装荷路224とを備えている。中央の通路が2つの流
路222、224を相互に接続する。これら2つの流路
222、224とその間に配置されたシャトル弁出口ポ
ート226との選択的な連通は、中央の通路内に設けら
れたボール228により制御される。該ボール228
は、図20、図22に示した位置と、図21に示した位
置との間を自由に動くことが出来る。第一の位置にある
とき、ボール228は、シャトル弁本体により形成され
た肩部に着座する。第二の位置にあるとき、ボールは、
インサート229に着座し、該インサートは、ボール2
28を着座させる肩部を提供し、また、ボール228の
弁体への組み付け及びその分解を許容し得るように取り
外すことが出来る。第一の位置にあるとき、ボール22
8は、通路224とポート226との間の連通を遮断
し、通路222とポート226との間の連通を開く。第
二の位置において、これは逆となり、ポート226が通
路224と連通し、通路222との連通が遮断される。
シャトル弁220は、以下に説明する切換弁、逃がし
弁、又はバイパス弁230の作動を制御する。
【0034】該逃がし弁230は、1993年12月8
日付けで出願された当該出願人による、「圧力供給及び
戻し用の保護回路(Protective Circu
itFor Pressure and Retur
n)」という名称の係属中の米国特許出願第08/16
5,638号に開示されたパイロット弁46と同一型式
である。この弁に関する特許出願の開示内容は、引用し
て本明細書の一部に含めてある。
【0035】図20乃至図22を参照すると、弁230
は、ピストン234により分離された圧力チャンバ23
2と、バイパスチャンバ236とを備えている。制御ブ
ロック102を貫通する導管は、圧力チャンバ232ま
で開放するポートにシャトル弁ポート226を連通させ
る。バイパスチャンバ236のポートは、切換弁104
からの戻し管110まで戻しポートTから伸長する戻し
管に直接、連通している。小径部分によりピストン23
4に接続された弁プラグ238は、圧力管203に連通
するバイパスチャンバ236への開口部を閉鎖する。該
弁プラグ238は、通常、逃がし弁体により形成された
着座部240に着座しており且つ着座係合し、図20乃
至図22に示すように、圧力管203とバイパスチャン
バ236との連通を遮断する。この着座係合状態は、ば
ね及び圧力チャンバ232内の圧力により保たれる。こ
の圧力は、圧力チャンバ232に対向する大きいピスト
ン面に作用する。シャトル弁により、2つのポート21
6、218の何れが圧力供給ポートに接続されるかに関
係なく、チャンバ232は確実に圧力供給ポートに接続
される。ポート216が圧力供給ポートに接続される
と、シャトル弁220のボール228は、動いて図20
に示した位置となり、また、逃がし弁230の圧力チャ
ンバ232を圧力供給ポートに連通させる。ポート21
8が圧力供給ポートに連通することにより、シャトル弁
ボール228は、図21に示した位置まで動いて、再
度、圧力チャンバ232を圧力供給ポートに接続する。
このように、該システムの通常の全ての作動段階中、逃
がし弁230の弁プラグ238は、着座位置に留まって
いる。
【0036】また、制御ブロック102は、従来の型式
の一又は複数の追加の要素を含むことが出来る。該制御
ブロックは、公知の型式の逃がし弁242を備えること
が望ましい。弁242の機能は、圧力供給ポートPから
弁242を通って戻しポートTまで伸長する通路を提供
することにより、ポートPの圧力が所定のレベルを越え
たときに、過剰な圧力からシステムを保護することであ
る。図面に示した適当な弁の例は、ビッカーズ(登録商
標名)弁モデルNo.RV2−10−I−0−40であ
る。もう1つの例は、ビッカーズ弁モデルNo.RV6
−10−C−0−50/40である。図示した弁が後方
に遊動する傾向がなく、また、ポートTを管110に接
続する管からの流れが弁242を通って管212に入る
のを許容する点でこの後者のモデルは、現在の好適のも
のである。
【0037】コンベヤを作動させ、これにより、荷重を
搬送するシステムの通常の作動状態が図1乃至図8に示
してある。図1乃至図4には、荷重が後方(図面で右
側)に搬送される荷重排出サイクルが示してある。図5
乃至図8には、荷重が前方向に搬送される装荷サイクル
が示してある。本明細書で使用するように、「後方」及
び「前方」等の語は、荷重がトレーラから排出され、又
はトレーラに装荷されるときの搬送方向を示すために使
用する。これらの語は、方向を示すために使用するもの
であり、トレーラ内に取り付けられたコンベヤにのみ本
発明を限定することを意図するものではない。勿論、本
発明の装置は、各種の据え付け型式にて、コンベヤと共
に使用することが有利であり、トレーラは、その一例に
過ぎないことを理解すべきである。
【0038】図1を参照すると、荷重排出サイクルの開
始時、各モータ2、4、6のシリンダ8は、図示した退
却位置にある。この位置にあるとき、第一のモータ2の
横断方向駆動ビーム18により支承された当接部126
は、切換弁104の制御ロッド122の当接部124に
係合しており、このため、切換弁104のスプールは、
図1に示したその最後方位置に移動している。4方向弁
210は、圧力供給ポート212がポート216と連通
した、図20に示した位置にある。該4方向弁210
は、荷重排出サイクルの全体にてこの位置に保たれ、そ
のサイクル中、荷重排出制御弁160を図1及び図4に
示した閉位置に保つ。圧力供給ポートPを通って制御ブ
ロック102に入る圧力は、圧力管202を通って、4
方向弁210のポート212に達し、弁210を通って
弁ポート216から出て、また、シャトル弁通路222
を通り、前方マニホルド166のパイロット通路166
及びパイロットチャンバ164に達する。パイロットチ
ャンバ164内の圧力は、荷重排出制御弁160のピス
トン162に作用して、弁要素168をその着座位置に
保つ。
【0039】これと同時に、圧力供給ポートPからの圧
力は、圧力管203、108及び制御ブロック102、
切換弁体106を通って切換弁104まで流動する。図
1に示した切換弁104の位置にて、管108内の圧力
は、導管120を通じて後方マニホルド98の後方制御
通路118に伝達される。前方マニホルド96の前方制
御通路114は、切換弁104により戻しポートに接続
される。装荷制御弁192の後方マニホルド98内のパ
イロットチャンバ164は、パイロット通路194、導
管196、シャトル弁通路224、4方向弁210のポ
ート218、214を通じて戻しポートに接続される。
【0040】更に、図1を参照すると、モータ2、4、
6の後端にて、弁制御ロッド82には、対応する緩衝装
置54が係合するため、モータ4、6内の逆止弁66の
弁プラグ68は、共に非着座状態となっている。後方マ
ニホルド98の制御通路118内に流動する圧力は、装
荷制御弁192を非着座状態にし、また、弁要素168
を通ってV字形通路190に入り、第一のモータ2のポ
ート180に達し、また、ポート180を通って第一の
モータ2のピストンロッドチャンバ33内に自由に流動
する。また、第二のモータ4及び第三のモータ6のピス
トンロッドチャンバ33にも圧力が加えられる。圧力
は、ポート178を通り且つ開放した逆止弁66を通っ
てV字形通路190から第二のモータ4に入る。また、
この圧力は、V字形通路188及び第三のモータ6を介
してポート176にも入る。この圧力は、後方制御通路
118を通り、装荷制限弁186及びポート172を介
して第三のモータ6に供給される。また、第三のモータ
6の後端の圧力は、その開放した逆止弁66を通って第
三のモータ6から出て、また、そのポート174からV
字形通路188に入り、第二のモータ4に入る。これら
三つのモータ2、4、6の各々にて、ピストンロッドチ
ャンバ33内の圧力は、前方回路48を介して前方環状
チャンバ38に伝達される。
【0041】モータ2、4、6の各々にて、チャンバ3
3内の圧力は、仕切り壁34に作用し、また、環状チャ
ンバ38内の圧力は、前方シリンダヘッド26に作用し
て、モータシリンダ8を前方向に動かす。しかしなが
ら、その他の2つのモータの液圧が遮断されているた
め、第一のモータ2のシリンダ8しか前方に動かない。
第一のモータ2の前方部分のロッドチャンバ29及び主
チャンバ40、並びにモータ2の後方部分の環状チャン
バ44は、モータ2のポート132及び前方制御通路1
14を介して戻しポートに接続される。このことは、モ
ータ2の後端に供給される圧力が、シリンダ8を前方向
に動かすことを可能にする。閉鎖した荷重排出制御弁1
60及び閉鎖した前方逆止弁66により、2つのモータ
4、6の対応するチャンバ29、40、44が戻しポー
トから遮断されているため、第二のモータ4及び第三の
モータ6のシリンダ8が動くことはない。
【0042】図2には、第一のモータシリンダ8が図2
に示したその最前方位置まで動いた後の荷重排出サイク
ルの次の段階が示してある。第一のモータ2の前端にお
ける逆止弁66は、モータ2の前方行程終点にて弁制御
ロッド82と肩部54が接触することで開放されてい
る。故に、第二のモータ4のポート136は、V字形通
路156、第一のモータ2のポート134、及び開放し
た逆止弁66を介して戻しポートに連通している。この
ことは、第二のモータ4のシリンダ8が前方に動くこと
を可能にする。
【0043】図3には、第二のモータ4のシリンダ8の
前方行程の終点に達することにより第二のモータ4内の
前方逆止弁66が開放された状態の荷重排出サイクルの
次の段階が示してある。開放した逆止弁66は、第三の
モータ6のポート140を第二のモータ4のポート13
8を介して戻しポートに連通する。これは、第三のモー
タ6のシリンダ8が前方に動くことを可能にする。シリ
ンダ8がその前方行程の終点に近づくと、第三の横断方
向駆動ビーム22により支承された当接部130は、切
換弁の制御ロッド122に設けられた当接部128に係
合する。この係合により、切換弁104のスプールは、
その第二の位置まで移動し、この位置にて、前方制御通
路114は、圧力供給ポートに接続される一方、後方制
御通路118は、戻しポートに接続される。
【0044】上述のように、3つの全てのモータ2、
4、6のシリンダ8が順次、その前方位置に移動したな
らば、3つのシリンダ8が同時に後方に動いて、荷重を
後方に搬送する。図4には、この同時的な移動の開始時
におけるシステムの形態が示してある。第三のモータ6
の前方行程終了時に切換弁104が移動する結果、前方
制御通路114を介して3つのモータ2、4、6の各々
の前端に圧力が供給される。通路114内の圧力は、荷
重排出制限弁146を通り、第一のモータ2のポート1
32に入り、また、開放した逆止弁66を通り、ポート
134から出てV字形通路156を通り、そのポート1
36から第二のモータ4に入る。第二のモータ4内の圧
力は、開放した逆止弁66を通り、ポート138から出
て、V字形通路158を通って、そのポート140を通
じて第三のモータ6に入る。
【0045】モータ2、4、6の後端にて、第二のモー
タ4及び第三のモータ6の内部逆止弁66は、弁ばね7
2、74により閉鎖されている。パイロットチャンバ1
64は、V字形通路190の戻しポート及び戻し圧力側
に接続され、ピストン162と弁要素168との間の圧
力面積の差により、装荷制御弁が閉鎖するのを防止する
から、該装荷制御弁192は、開放したままである。3
つのモータ2、4、6の各々の後端は、後方制御通路1
18、導管120、切換弁104、戻し管110を介し
て、戻しポートに接続される。第一のモータ2の後端
は、ポート180、V字形通路190を通じて且つ装荷
制御弁192の弁要素168を介して制御通路118に
接続される。第三のモータ6の後端は、ポート172及
び装荷制限弁186を通じて通路118に接続される。
シリンダ8が動き始めると、第二のモータ4の端部の戻
し圧力により、第二のモータ4の内部逆止弁66は、十
分な角度で開放し、上述のように、後方ロッドチャンバ
33から液圧流体が排出されて、戻しポートに接続され
たV字形通路190に入ることが出来る。第一のモータ
2及び第二のモータ4の前端の圧力は、前方逆止弁66
を開放位置に保つ。
【0046】モータ2、4、6の前端の圧力により、シ
リンダ8は、同時に後方に移動する。これらのモータ
2、4、6が後方に移動すると、第三のモータ6のロッ
ドチャンバ33からの流体の排出が装荷制限弁186に
より制限される。弁186の弁要素148は、重荷重ば
ね150により偏倚され、弁要素148を通る流れを制
限する。この第三のモータ6からの流れを制限すること
により、第三のモータ6がその他の2つのモータ2、4
よりも速く動くことはない。同時的な移動の行程部分の
終点にて、第一の横断方向駆動ビーム18により支承さ
れた当接部126は、切換弁の制御ロッドの当接部12
4に係合して、切換弁104を図1乃至図3に示したそ
の第一の位置に戻す。後方行程終点にて、第二のモータ
4及び第三のモータ6の緩衝装置54は、後側内部逆止
弁66を開放し、そのため、システムは、図1に示した
形態に戻り、荷重排出サイクルが反復されて、シリンダ
8を順次に前進させ、次に、同時に、荷重の所望の搬送
が完了するまで、後方に動かす。
【0047】この荷重排出サイクルは、装荷サイクルの
逆である。4方向弁210を図21に示した位置まで動
かすことにより、このサイクルの反転が可能となる。該
弁210は、装荷行程中、この位置に保たれ、荷重排出
制御弁160のパイロットチャンバ164を戻しポート
に接続する一方、装荷制御弁192のパイロットチャン
バ164を圧力ポートに接続する。これにより、装荷制
御弁192は、図5及び図8に示した閉鎖位置に保た
れ、また、図5及び図8に示すように、装荷行程中、荷
重排出制御弁160が開放状態を保つことが可能とな
る。切換弁104は、装荷サイクルの第一の段階中、図
4及び図5に示した位置に止まる。
【0048】装荷サイクルの開始時、全てのモータシリ
ンダ8は、図4及び図5に示したその前方位置にある。
図5を参照すると、圧力は切換弁104を通じてモータ
2、4、6の各々の前端に供給される。この圧力の流れ
パターンは、図4のものと同一であるが、圧力は、開放
した荷重排出制御弁160及び第一のモータ2、第二の
モータ4を通じて第三のモータ6に供給される点が異な
る。第三のモータ6の後端は、そのポート172を通
じ、装荷制限弁186、後側制御通路118、導管12
0及び切換弁104を通じて戻しポートに接続される。
これらの第一のモータ2及び第二のモータ4の後端は、
第二のモータ4、第三のモータ6の閉鎖した装荷制御弁
192及び閉鎖した内部逆止弁66により、戻しポート
との連通が遮断される。故に、その他2つのモータ2、
4のシリンダ8がその前方位置に止まる間に、第三のモ
ータ6のシリンダ8は、後方に移動する。
【0049】第三のシリンダ8が図6に示したその退却
位置にあるとき、該シリンダは、第三のモータ6の後端
の逆止弁66を開放して、第二のモータ4の後端を戻し
ポートに接続する。そのため、第二のモータ4のシリン
ダ8が図7に示した位置まで後方に動くことが可能とな
る。第二のシリンダ8がその行程終点に達したとき、該
シリンダは、第二のモータ4の後端の逆止弁66を開放
して、第一のモータ2の後端を戻しポートに接続する。
その結果、第一のモータ2のシリンダ8が後退する。シ
リンダ8がその行程終点に近づくと、第一の横断方向駆
動ビーム18により支承された当接部126が切換弁の
制御ロッド122の当接部124に係合して、切換弁ス
プールを図8に示した位置まで変位させる。
【0050】図8には、3つのシリンダ8が順次、退却
し終えた後のシステムが示してある。切換弁104の移
動により、モータ2、4、6の前端が戻しポートに接続
され、また、モータ2、4、6の後端が圧力ポートに接
続される。モータ2、4、6の前方部分及び後方部分を
圧力ポート及び戻しポートに接続する状態は、図4に示
したモータ2、4、6の前方部分及び後方部分をそれぞ
れ圧力ポート及び戻しポートに接続するパターンと同一
であり、第一のモータ2及び第三のモータ6への接続
は、図4の第三のモータ6及び第一のモータ2への接続
と同一である。図8に示した接続の結果、3つの全ての
シリンダ8が同時に前方向に動いて、荷重を前方に搬送
する。この同時的な移動中、荷重排出制限弁146によ
って為される絞り程度により、第一のモータ2は、その
他の2つのモータ4、6よりも速く移動することが防止
される。シリンダ8がその前方行程終点に近づくと、第
三の横断方向駆動ビーム22により支承された当接部1
30が切換弁の制御ロッドの当接部128に係合して、
切換弁を図5乃至図7に示した位置まで動かして戻し、
その後に、図5乃至図7に示した順次的な移動が為され
るようにする。荷重が完全に搬送されるまで、このサイ
クルは繰り返される。
【0051】荷重を移動させるためにコンベヤが使用さ
れないとき、4方向弁210は、図22に示した不作動
位置まで回転させる。この位置にて、弁210の圧力ポ
ート212は、その他の弁ポートとの連通が遮断され
る。戻しポート214は、ポート216、218の双方
に接続され、そのため、切換え逃がし弁230の圧力チ
ャンバ232は、シャトル弁220を介して戻しポート
に接続される。また、弁230のバイパスチャンバ23
6も戻しポートに接続されるから、圧力管203からの
圧力は、弁プラグ238に作用して、弁230を開放す
る。その結果、圧力は圧力ポートPから戻しポートTに
短絡される。
【0052】上記の説明は、システムの通常の作動状況
を記載したものである。該システムは、また、当該出願
人による上記係属中の米国特許出願第08/165,6
38号に開示されたものと同様の保護機能を備えてい
る。この機能により、制御ブロック102の圧力ポート
P及び戻しポートTの接続が間違って為され、ポートP
が戻しポートに接続される一方、ポートTが圧力ポート
に接続された場合に、システムの損傷を防止する。この
状況のとき、4方向弁210の位置に関係なく、逆止弁
244は閉鎖して、ポートTから4方向弁210のポー
ト214に圧力が伝達されるのを防止する。戻し管11
0まで伸長するポートTからの支管内の圧力は、圧力逃
がし弁230のバイパスチャンバ236に伝達される。
4方向弁210が図20に示したその荷重排出位置、又
は図21に示したその装荷位置の何れかにあるとき、逃
がし弁230の圧力チャンバ232は、シャトル弁22
0、4方向弁210のポート218、又は216、弁2
10のポート212及び圧力管202を介して戻しポー
トに接続される。圧力及び戻し側への接続が為されたと
き、シャトル弁220のボール228は、非着座状態に
ある。ボール228が着座する前に、十分な液圧流体が
チャンバ232から出てシャトル弁220を通り、逃が
し弁230の弁プラグ238がその着座部から離れるの
を許容する。その後に、ボール228は、非着座状態を
保つ。管202内に圧力が蓄積したとき、管202内に
おける制限弁206による絞り程度は、逆止弁208の
開放により制限される。その結果、バイパスチャンバ2
36と圧力チャンバ232との間の圧力差により逃がし
弁230が開放する。このことは、ポートTからの圧力
がポートPを介し逃がし弁230を通って、戻しポート
に短絡することを可能にする。接続が間違ってされた場
合、このシステムは作動せず、操作者には、その旨の警
告が発せられる。
【0053】4方向弁210が図22に示した不作動位
置にあるとき、ポート212とその他の弁ポートとの連
通は、弁スプールにより遮断される。弁210は、ポー
ト216、218の双方をポート214に接続し、その
結果、逃がし弁230の圧力チャンバ232は、シャト
ル弁220を介してポート214に接続される。閉鎖し
た逆止弁244によりポート214からの流体の漏れが
防止される。しかしながら、チャンバ232からの十分
な流体がシャトル弁220を通じて移動し、管216又
は218に入って対応するパイロットチャンバ164に
入り、逃がし弁230が開放することを許容する。
【0054】本明細書において、本発明の好適な実施例
について図示しかつ説明したが、当業者は、特許請求の
範囲に記載した本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、
その形態及び細部の点で、各種の変更及び省略が可能で
あることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷重を後方に搬送する荷重排出サイクルの開始
時における制御システム及びモータの形態を示す、好適
な実施例の制御システム及びその関係する駆動モータの
概略図的な部分断面図である。
【図2】第一のモータを前進させた荷重排出サイクルの
次の段階を示す、図1に示した装置の中央部分の拡大断
面図である。
【図3】第二のモータを前進させた後続の段階を示す、
図1及び図2に示した制御システムの中央部分の更に別
の拡大断面図である。
【図4】第三のモータが前進された次の段階の後の制御
システムを示す、制御ブロックを省略した点を除いて図
1と同様の拡大断面図である。
【図5】コンベヤの荷重排出サイクルを示す点を除い
て、図1と同様の断面図である。
【図6】コンベヤの荷重排出サイクルを示す点を除い
て、図2と同様の断面図である。
【図7】コンベヤの荷重排出サイクルを示す点を除い
て、図3と同様の、図6と同一縮尺の断面図である。
【図8】コンベヤの荷重排出サイクルを示す点を除い
て、図4と同様の断面図である。
【図9】内部制御弁を含む、図1乃至図8に示したモー
タ端部の1つの端部の断面図であり、圧力により開放し
た弁を示す断面図である。
【図10】着座状態の弁要素を示す点を除いて、図9と
同様の断面図である。
【図11】ワイヤープッシュロッドと係合することによ
り非着座状態となった弁のボール要素を示す点を除いて
図10と同様の断面図である。
【図12】プッシュロッドが係合して、弁要素自体が非
着座状態となった後の弁の次の作動段階を示す点を除い
て図11と同様の断面図である。
【図13】プッシュロッドに緩衝装置が最初に係合した
状態を示す、好適な実施例のモータの中央部分の断面図
である。
【図14】緩衝装置ーがプッシュロッドを変位させた後
の緩衝装置及びプッシュロッドを示す点を除いて図13
と同様の断面図である。
【図15】図13及び図14に示した緩衝装置の好適な
実施例の断面図である。
【図16】その溝付きの形態を示す緩衝装置の前端部分
の部分断面図である。
【図17】モータ端部を取り付けるボールブロック機構
の好適な実施例を示す図解的な分解図である。
【図18】図17に示したボールブロックの上方部分の
断面図である。
【図19】図17に示したボールブロックの下方部分の
断面図である。
【図20】荷重排出サイクルにおける制御ブロック要素
の形態を示す好適な実施例の制御システムの制御ブロッ
ク部分の拡大線図である。
【図21】装荷サイクルにおける制御ブロック要素の形
態を示す好適な実施例の制御システムの制御ブロック部
分の拡大線図である。
【図22】不作動状態における制御ブロック要素の形態
を示す好適な実施例の制御システムの制御ブロック部分
の拡大線図である。
【符号の説明】
2、4、6 液圧リニアモータ 8 シリンダ構成
要素 10 ピストン構成要素/前方ピストン部分 12 ピストン構成要素/後方ピストン部分 14 ボール 16 ボールブロ
ック 18、20、22 駆動ビーム 24 クランプ 26 前方シリンダヘッド 28 前方ピスト
ン部分のロッド 30 後方シリンダヘッド 32 後方ピスト
ン部分のロッド 29、33 ロッドチャンバ 34 仕切り壁 36 前方ピストンヘッド 38 環状チャン
バ 40 円筒状チャンバ 42 ピストンヘ
ッド 44 環状チャンバ 46 円筒状チャ
ンバ 48 前方導管 50 後方導管 54 緩衝装置 56 前方ヘッド
/端部分 58 後方ヘッド/端部分 60 溝 62 凹所 66 逆止弁 68 弁プラグ 70 弁座 72、74 ばね 76 ばねチャン
バ 77 プラグインサート 78 オリフィス 80 ボール 82 ワイヤーロ
ッド 84 案内管 85 ストッパ 86 開口部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の床スラットと、該床スラットを往
    復運動させる複数の流体圧力作動の駆動モータとを備え
    る型式の床コンベヤを往復運動させる制御システムであ
    って、前記モータの各々が対向した前端及び後端を有す
    る制御システムにして、 前記モータの前記前端及び後端を圧力ポート及び戻しポ
    ートに交互に接続して前記床スラットを往復運動させる
    切換弁と、 該切換弁と第一の前端以外の前記前端の各々との直接的
    な連通を遮断する閉位置を有する前方制御弁と、前記切
    換弁と第一の後端以外の前記後端の各々との直接的な連
    通を遮断する閉位置を有する後方制御弁とを備え、該制
    御弁の各々がパイロットチャンバを備え、 圧力供給ポート及び戻しポートにそれぞれ連通する第一
    及び第二のポートと、前記前方及び後方制御弁の前記パ
    イロットチャンバとそれぞれ連通する第三及び第四のポ
    ートとを有する4方向弁とを備え、 該4方向弁が、前記パイロットチャンバの1つを圧力供
    給ポートに接続する一方、前記パイロットチャンバの他
    方を戻しポートに接続して、コンベヤが荷重を第一の方
    向に搬送し得るようにする第一の位置と、前記パイロッ
    トチャンバの前記一方及び前記他方をそれぞれ戻しポー
    ト及び圧力供給ポートに接続し、コンベヤが荷重を第二
    の方向である反対方向に搬送し得るようにする第二の位
    置とを有することを特徴とする制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の制御システムにして、
    前記制御弁の各々が、細長の弁ステムと、ピストンと、
    前記ステムにより支承され且つ該ステムに沿って長手方
    向に離間された弁プラグとを備え、前記ピストン及び前
    記弁プラグがその間に圧力チャンバを画成し、前記ピス
    トンが前記圧力チャンバを前記パイロットチャンバから
    分離し、前記ピストン及び前記弁プラグが圧力差のある
    表面領域を有する対向する圧力表面を備え、 前記パイロットチャンバを圧力供給ポートに接続したと
    き、前記弁プラグが着座して前記制御弁を閉鎖し、前記
    パイロットチャンバを戻しポートに接続したとき、前記
    弁プラグが非着座状態を保ち、前記制御弁を開放するよ
    うにしたことを特徴とする制御システム。
  3. 【請求項3】 複数の組み及び群に配置された複数の床
    スラットを有する型式の床コンベヤを往復運動させる制
    御システムであって、前記群の各々が各組みからの1つ
    ずつの隣接する床スラットを含み、各組み毎に流体圧力
    作動の駆動モータを備え、該モータが、互いに隣接し且
    つ平行に配置され、前記モータの各々が対向した前端及
    び後端を有する制御システムにして、 前記モータの前記前端に隣接して配置され、前記前端の
    各々に接続された前方制御通路と、前記前端の第一の端
    部と前記前端の隣接する端部との間を伸長する前方接続
    通路とを有する前方マニホルドと、 前記モータの前記後端に隣接する位置に配置され、前記
    後端の各々に接続された後方制御通路と、前記後端の第
    一の端部と前記後端の隣接する端部との間を伸長する後
    方接続通路とを有する後方マニホルドと、 前記制御通路を圧力供給ポート及び戻しポートに交互に
    接続して、前記床スラットを往復運動させる切換弁とを
    備え、 前記第一の前端及び前記第一の後端の各々にて、前記接
    続通路を開閉し得るように配置された内部制御弁を備
    え、 前記前方制御通路と前記第一の前端以外の前記前端の各
    々との連通を遮断する閉位置を有する前方パイロット作
    動の制御弁と、前記後方制御通路と前記第一の後端以外
    の前記後端の各々との連通を遮断する閉位置を有する後
    方パイロット作動の制御弁とを備え、該パイロット作動
    の制御弁の各々がパイロットチャンバを備え、 圧力供給ポート及び戻しポートにそれぞれ連通する第一
    及び第二のポートと、前記前方及び後方パイロット作動
    の制御弁の前記パイロットチャンバと連通する第三及び
    第四のポートとを有する4方向弁とを備え、 該4方向弁が、前記パイロットチャンバの一方を圧力供
    給ポートに接続し、前記パイロットチャンバの他方を戻
    しポートに接続し、前記前方及び後方パイロット作動の
    制御弁をそれぞれ開閉し、コンベヤが荷重を第一の方向
    に搬送し得るようにする第一の位置と、前記パイロット
    チャンバの前記一方及び前記他方をそれぞれ戻しポート
    及び圧力供給ポートに接続して前記後方及び前方パイロ
    ット作動の制御弁をそれぞれ閉鎖し及び開放して、前記
    コンベヤが荷重を第二の方向である反対方向に搬送し得
    るようにする第二の位置とを有することを特徴とする制
    御システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の制御システムにして、
    前記パイロット作動の制御弁の各々が、細長の弁ステム
    と、ピストンと、前記ステムにより支承され且つ該ステ
    ムに沿って長手方向に離間された弁プラグとを備え、前
    記ピストン及び前記弁プラグがその間に圧力チャンバを
    画成し、 前記ピストンが、前記圧力チャンバを前記パイロットチ
    ャンバから分離し、前記ピストン及び前記弁プラグが圧
    力差のある表面領域を有する対向する圧力表面を備え、 前記パイロットチャンバを圧力供給ポートに接続したと
    き、前記弁プラグが着座して前記パイロット作動の制御
    弁を閉鎖し、前記パイロットチャンバを戻しポートに接
    続したとき、前記弁プラグが非着座状態を保ち、前記パ
    イロット作動の制御弁を開放するようにしたことを特徴
    とする制御システム。
  5. 【請求項5】 3つの組み及び複数の群に配置された複
    数の床スラットを有する型式の床コンベヤを往復運動さ
    せる制御システムであって、前記群の各々が各組から1
    つずつの3つの隣接する床スラットと、各組みに1つず
    つの第一、第二、第三の流体圧力作動の駆動モータを備
    え、該モータが、互いに隣接し且つ平行に配置され、前
    記モータの各々が対向した前端及び後端を有する制御シ
    ステムにして、 前記モータの前記前端に隣接して配置され、前記前端の
    各々に接続された前方制御通路と、隣接する対の前記前
    端の間を伸長する前方接続通路とを有する前方マニホル
    ドと、 前記モータの前記後端に隣接する位置に配置され、前記
    後端の各々に接続された後方制御通路と、隣接する対の
    前記後端の間を伸長する後方接続通路とを有する後方マ
    ニホルドと、 前記制御通路を圧力供給ポート及び戻しポートに交互に
    接続して、前記床スラットを往復運動させる切換弁とを
    備え、 前記第一及び第二のモータの前記前端、及び前記第二及
    び第三のモータの前記後端の各々にて、前記接続通路を
    開閉し得るように配置された内部制御弁を備え、 前記前方制御通路と前記第二及び第三のモータの前記前
    端との連通を遮断する閉位置を有する前方パイロット作
    動の制御弁と、前記後方制御通路と前記第一及び第二の
    モータとの連通を遮断する閉位置を有する後方パイロッ
    ト作動の制御弁とを備え、該パイロット作動の制御弁の
    各々がパイロットチャンバを備え、 圧力供給ポート及び戻しポートにそれぞれ連通する第一
    及び第二のポートと、前記前方及び後方パイロット作動
    の制御弁の前記パイロットチャンバと連通する第三及び
    第四のポートとを有する4方向弁とを備え、 該4方向弁が、前記パイロットチャンバの一方を圧力供
    給ポートに接続し、前記パイロットチャンバの他方を戻
    しポートに接続して前記前方パイロット作動の制御弁を
    閉鎖し且つ前記後方パイロット作動の制御弁を開放し、
    コンベヤが荷重を第一の方向に搬送し得るようにする第
    一の位置と、前記パイロットチャンバの前記一方及び前
    記他方をそれぞれ戻しポート及び圧力供給ポートに接続
    して前記後方パイロット作動の制御弁を閉鎖し且つ前記
    前方パイロット作動の制御弁を開放し、前記コンベヤが
    荷重を第二の方向である反対方向に搬送し得るようにす
    る第二の位置とを有することを特徴とする制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の制御システムにして、
    前記パイロット作動の制御弁の各々が、細長の弁ステム
    と、ピストンと、前記ステムにより支承され且つ該ステ
    ムに沿って長手方向に離間された弁プラグとを備え、前
    記ピストン及び前記弁プラグがその間に圧力チャンバを
    画成し、 前記ピストンが、前記圧力チャンバを前記パイロットチ
    ャンバから分離し、前記ピストン及び前記弁プラグが圧
    力差のある表面領域を有する対向する圧力表面を備え、 前記パイロットチャンバを圧力供給ポートに接続したと
    き、前記弁プラグが着座して前記パイロット作動の制御
    弁を閉鎖し、前記パイロットチャンバを戻しポートに接
    続したとき、前記弁プラグが非着座状態を保ち、前記パ
    イロット作動の制御弁を開放するようにしたことを特徴
    とする制御システム。
  7. 【請求項7】 請求項1、3、5の何れかに記載の制御
    システムにして、圧力供給ポートと、戻しポートと、バ
    イパス弁と、該バイパス弁と前記4方向弁との間に配置
    されたシャトル弁とを備え、前記バイパス弁が、前記圧
    力供給ポート及び戻しポートを相互に接続するバイパス
    通路と、該通路を閉鎖する閉位置を有するバイパス弁要
    素と、圧力チャンバとを備え、 前記シャトル弁が、前記4方向弁の前記第三及び第四の
    ポートの何れか一方の圧力により自由に動いて、前記第
    三及び第四のポートの前記一方と前記圧力チャンバとの
    連通状態を開き、コンベヤの通常の作動中、前記バイパ
    ス弁要素をその閉位置に保つシャトル弁要素を備えるこ
    とを特徴とする制御システム。
  8. 【請求項8】 請求項1、3、5の何れかに記載の制御
    システムにして、圧力供給ポートと、戻しポートと、バ
    イパス弁と、該バイパス弁と前記4方向弁との間に配置
    されたシャトル弁とを備え、前記バイパス弁が、前記圧
    力供給ポート及び戻しポートを相互に接続するバイパス
    通路と、該通路を閉鎖する閉位置を有するバイパス弁要
    素と、圧力チャンバとを備え、 前記シャトル弁が、前記4方向弁の前記第三及び第四の
    ポートを貫通して伸長し且つ該第三及び第四のポートと
    それぞれ連通する第一及び第二の流路と、該流路を相互
    に接続する中央の通路と、前記圧力チャンバに接続され
    且つ前記流路の間で前記中央の通路に連通する出口ポー
    トと、前記中央の通路内に配置され、前記出口ポートと
    前記第一及び第二の流路との連通状態を閉じる第一及び
    第二の対向した着座位置に自由に動き得るシャトル弁要
    素とを備え、 該シャトル弁要素が、前記流路の何れか一方の圧力によ
    り動いて、前記流路の前記一方と前記出口ポートとの連
    通状態を開き、前記圧力チャンバに圧力を供給して、コ
    ンベヤの通常の作動中、前記バイパス弁要素をその閉位
    置に保ち得るようにしたことを特徴とする制御システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項3乃至6の何れかに記載の制御シ
    ステムにして、前記切換弁及び前記4方向弁が、前記マ
    ニホルドの一方に取り付けられ、前記前方及び後方パイ
    ロット作動の制御弁が、それぞれ前記前方及び後方マニ
    ホルドに一体化されて、前記制御システムにおける外部
    の流体接続部を最小限にし得るようにしたことを特徴と
    する制御システム。
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