JPH08198206A - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JPH08198206A
JPH08198206A JP3173295A JP3173295A JPH08198206A JP H08198206 A JPH08198206 A JP H08198206A JP 3173295 A JP3173295 A JP 3173295A JP 3173295 A JP3173295 A JP 3173295A JP H08198206 A JPH08198206 A JP H08198206A
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JP
Japan
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film
tension
tension value
packaging
product type
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JP3173295A
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Yoshimori Takahashi
吉守 高橋
Yuichi Maruyama
裕一 丸山
Katsumi Honma
克美 本間
Yasuhito Miyazawa
泰人 宮沢
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 品種毎の包装形態に応じたフイルムの適正テ
ンション値(基準テンション値)を演算処理で求めるこ
とにより、良好なヒートシールを得ると共に段取り換え
を容易にする。 【構成】 制動手段12bは原反ロール3を挿通支持す
る回転軸4に設けられる。フイルムテンションセンサ1
3はフイルムFのテンション値を検出する。テンション
コントローラ23は前記テンション値が略一定となるよ
うに制動手段12bを制御する。タッチパネル22は品
種毎の包装形態に応じた生産条件を入力する。制御回路
18は前記生産条件により品種毎の包装形態に適応した
基準テンション値を演算処理しテンションコントローラ
23を制御する。バックアップRAM19は前記基準テ
ンション値を不揮発的に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原反ロールから繰出さ
れるフィルムを製袋して、その包装袋内に液体あるいは
粘稠物質などの被包装物を充填する包装装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の包装装置として、例えば実
開平1−170601号公報に開示されている充填包装
機は図4から図6に示すように、機台1を有し、この機
台1の側部には一対の保持枠2が設けられ、この保持枠
2にフイルムFを巻回した原反ロール3が原反ロール3
を挿通支持する回転軸4に脱着交換可能に保持されてお
り、機台1の上部にフイルム案内部5及びフイルム折返
し部6を配設し、機台1の前面部に上側から縦シール部
7、第1,第2の横シール部8,9、カッター部10が
備えられ、原反ロール3から繰出部となる縦シール部7
により引出されたフイルムFをフイルム案内部5を介し
てフイルム折返し部6に導出し、フイルム折返し部6に
設けられたガイド6aによりフイルムFを長手方向に二
つ折りにして、縦シール部7に対向する一対の縦ヒート
シールロール7aでフイルムFの折返し端部同士を熱シ
ールして送り出し、この縦シール(図中、FH個所)に
よりフイルムFを筒状に形成し、第1の横シール部8の
対向する一対の横ヒートシールロール8aでフイルムF
を横方向に横シール(図中、FS個所)し、この横シー
ルにより底部を形成し、これにより有底筒状に形成され
たフイルムF内に充填機構11の充填ノズル11aによ
り例えば食料品等の被包装物を充填し、更にフイルムF
が送られて再び第1の横シール部8の横ヒートシールロ
ール8aによりフイルムFの袋口側を横シールして被包
装物を封止し、この横シールを第2の横シール部9の横
ヒートシールロール9aにより更に加圧封止し、次いで
横シール部分をカッター部10で切断することにより包
装袋Pを得るものが知られている。
【0003】このような充填包装機は、連続移送される
フイルムFを良好に縦,横シールを行うため、縦シール
部(以下、繰出部と言う)7から原反ロール3までの間
のフイルムFの適正テンションを原反ロール3の巻き径
の変化(減少)に関わらず、一定に与える必要があり
(テンションが緩いとシール時にしわが生じ、また逆に
テンションが強いとフイルムFが破断する恐れがおるた
めにフイルムFを適正テンションに一定に確保する)、
そのためテンションコントロール装置を備えることが考
えられている。
【0004】このテンションコントロール装置は、回転
軸4と同軸に軸支される第1の歯車12aと、電磁パウ
ダ−ブレーキやヒステリシス式ブレーキ等からなる制動
手段12bの回転軸12cに軸支される第2の歯車12
dとを噛合させ回転可能とした制動機構12と、原反ロ
ール3の上方で機台1から外方に延設される受け台1a
上に設けられ、フイルムFにテンションが作用するとそ
れに比例してばね支点を微小変位させ、この変位を作動
変圧器等により電気信号に変換するテンションセンサ1
3と、機台1を覆う外装カバーAに取り付けられ、任意
に設定した基準テンション値とテンションセンサ13か
ら入力する測定テンション値(電気信号)とに差が生じ
た場合に、測定テンション値が基準テンション値となる
ように制動手段12bを制御する一点鎖線で示したテン
ションコントローラ14とからなるもので、繰出部7か
ら原反ロール3までの間のフイルムFのテンションを一
定に確保するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる充填包装機は、
生産される包装袋Pの包装形態に応じて、披包装物が装
填されるフイルムFの搬送方向のピッチ(以下、シール
ピッチと言う),フイルム幅,充填量等の生産条件が異
なることから、第1の横シール部8からカッター部10
までの連続包装袋Pに充填される披充填物の総充填量、
もしくは第1の横シール部8からカッター部10までの
連続包装袋Pの充填量を含む総重量を考慮しなければな
らず、繰出部7から原反ロール3までの間のフイルムF
のテンション値を前記生産条件が変わる毎に設定しなお
す必要があり、そのたびに作業者が目分量や経験により
テンションコントローラ14の手動ボリューム等を調整
してフイルムFのテンション値を設定しなおしていた。
しかしながら、作業者が手動ボリュームを調整してフイ
ルムFのテンション値を設定するため、段取り換えに時
間がかかるでけでなく、経験の少ない作業者がテンショ
ンコントローラ14を調整してテンション値を設定する
と、テンション値にバラツキが生じてしまうため、シー
ル部にしわが発生して良好なヒートシールを得られなか
ったり、時にはフイルムFが破断してしまう恐れがあ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、原反ロールから繰出されるフイルムを対向す
る一対のヒートシールロールにより前記フイルムを挟持
しヒートシールしてなる包装装置において、前記原反ロ
ールを挿通支持する回転軸に設けられた制動機構の制動
手段と、前記フイルムのテンション値を検出するフイル
ムテンション検出手段と、前記テンション値が略一定と
なるように前記制動手段を制御するテンションコントロ
ール手段と、品種毎の包装形態に応じた生産条件を入力
する生産条件設定手段と、前記生産条件により品種毎の
包装形態に適応した基準テンション値を演算処理し前記
テンションコントロール手段を制御するテンション制御
手段と、前記基準テンション値を不揮発的に記憶する記
憶手段とを備えてなることを特徴とするものである。
【0007】また、原反ロールから連続移送されるフイ
ルムを折返し前記フイルムの両端縁を重ねて対向する一
対の縦ヒートシールロールにより縦シールし、かつ前記
フイルムを対向する一対の横ヒートシールロールにより
横シールして、区画形成される連続包装袋に被包装物を
充填する包装装置において、前記原反ロールを挿通支持
する回転軸に設けられた制動機構の制動手段と、前記フ
イルムのテンション値を検出するフイルムテンション検
出手段と、前記テンション値が略一定となるように前記
制動手段を制御するテンションコントロール手段と、品
種毎の包装形態に応じた生産条件を入力する生産条件設
定手段と、前記生産条件により品種毎の包装形態に適応
した基準テンション値を演算処理し前記テンションコン
トロール手段を制御するテンション制御手段と、前記基
準テンション値を不揮発的に記憶する記憶手段とを備え
てなることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】生産条件設定手段に品種毎の包装形態に応じた
生産条件を設定することにり、テンション制御手段が演
算処理により品種毎の包装形態に応じたフイルムの適正
テンション値(基準テンション値)を求め、この適正テ
ンション値を不揮発的な記憶手段に記憶できることから
段取り換えが容易で、かつ作業者の経験,未経験を問わ
ず良好なヒートシールを得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の包装装置を添付図面に記載し
た実施例の充填包装機に基づき説明するが、本発明で適
用する充填包装機の基本構造は、前述した図4から図6
において図4の一点鎖線で示した従来構造のテンション
コントローラ14を除いて同様であるため、前記従来例
で説明した構成と同一もしくは相当個所には同一符号を
付してその詳細な説明は省く。
【0010】図1は電気的構成を示すブロック図、図2
はタッチパネルの画面構成を示す図、図3は制御回路の
処理手段を示すフローチャートである。
【0011】図1において、図中、15はデータの入出
力や後述するROMに格納されているプログラムに従っ
て繰出部7から原反ロール3までの間のフイルムFの基
準テンション値を演算処理するCPU、16は演算処理
プログラムを格納した読み出し専用のメモリ(RO
M)、17は品種毎の包装形態(後述する商品コード)
に対応し演算処理データとなる基準テンション値(コー
ド化した基準テンションデータ)及び、前記基準テンシ
ョン値を決定するための後で詳述する生産条件(コード
化したもの)を一時的に記憶する揮発性メモリ(RA
M)を示し、CPU15及びROM16,RAM17に
より制御回路(テンション制御手段)18を構成してい
る。また、19は、バッテリ電源によりバックアップさ
れ、前記基準テンション値及び前記生産条件とを記憶す
る不揮発性メモリ(バックアップROM)を示し、CP
U15とROM16とRAM17とバックアップRAM
(記憶手段)19とはバス20により接続されており、
このバス20を介して接続されたインターフェイス回路
21には、図4で示した外装カバーAに取り付けられ、
後で詳述する複数の画面を有した前記生産条件を設定す
るタッチパネル(生産条件設定手段)22と、CPU1
5で求めた基準テンション値と前述したテンションセン
サ(テンション検出手段)13から入力する測定テンシ
ョン値とに差が生じた場合に、測定テンション値が基準
テンション値となるように前述した制動機構12の制動
手段12bを制御するテンションコントローラ(テンシ
ョンコントロール手段)23が接続されている。
【0012】次に図2を用いて前記生産条件を設定する
タッチパネル22の画面構成を説明する。
【0013】タッチパネル22は、品種毎の包装形態に
対応する商品コード(商品名)を設定する品種設定画面
22aと、品種設定画面22aにより設定された品種毎
の商品コードリストを表示する品種リスト画面22b
と、シールピッチ(mm),フイルム幅(mm),包装袋P
1個当たりの充填量(g)の生産条件を設定する生産条
件設定画面22cとを有するもので、品種設定画面22
aには商品コードを設定する設定キーa1及び、新たな
基準テンション値を登録する場合に選択する新規データ
保存キーa2,登録された基準テンション値を読み出す
場合に選択する品種データキーa3が、また、品種リス
ト画面22bには、品種設定画面22aにより設定され
た商品コードに対応する生産条件を読みだすための生産
条件読み出しキーb1が、また、生産条件設定画面22
cには前記生産条件を入力する際、生産条件項目を選択
する生産条件選択キーc1及び前記生産条件項目に対応
する表示部c2,前記生産条件項の設定値を入力するテ
ンキーc3,演算処理により求めた基準テンション値に
対し例えば1g単位の微調整を行う微調整キーc4,バ
ックアップROM19に前記基準テンション値を書き込
むための書き込みキーc5,前記基準テンション値を表
示する基準テンション表示部c6が設けられ、各画面2
2a,22b,22cを構成している。
【0014】かかるタッチパネル22は、品種設定画面
22aの新規データ保存キーa2もしくは品種データキ
ーa3のどちらか一方により、新たな基準テンション値
の登録もしくは登録済みの基準テンション値の読み出し
かを選択するもので、品種データキーa3が選択された
場合のタッチパネル22は、商品コードの一覧表となる
品種リスト画面22bを読み出し、品種リスト画面22
bの生産条件読み出しキーb1が選択されると、前記商
品コードに対応した基準テンション値及び前記基準テン
ション値を決定するため生産条件が図1で示すバックア
ップRAM19から生産条件設定画面22cの基準テン
ション表示部c6及び表示部c2に読み出されるもので
ある。
【0015】また、新規データ保存キーa2が選択され
た場合のタッチパネル22は、商品コード(例えば、E
KITAI−1,EKITAI−2)が設定キーa1に
より入力され、更に生産条件設定画面22cでシールピ
ッチ(mm),フイルム幅(mm),包装袋P1袋当たりの
充填量(g)の各生産条件項目に設定値がテンキーc3
により入力された後(生産条件選択キーc1により各生
産条件項目を選択し、各設定値を入力する)、テンキー
c3内に有しているENTキーが押されることにより、
演算処理するに必要な生産条件項目(後で詳述する)を
CPU15に転送するものである。尚、本実施例のタッ
チパネル22において、各画面の切り換えはタッチパネ
ル22が有している図示しないCPUで行うものであ
る。
【0016】次に、本実施例のCPU15の処理手段を
図3を用いて説明するが、例えば包装袋Pの包装形態
(生産条件)としてシールピッチhを80(mm),フイ
ルム幅を60(mm),1袋当たりの充填量mを50
(g)とし、また、充填包装機の構成として第1の横シ
ール部8からカッター部10までの区間距離Lを720
(mm)とし、前記区間距離範囲内において、連続包装
袋Pに充填される披充填物の総充填量と釣り合うテンシ
ョンを求めるものとして説明する(尚、本実施例の場
合、フイルムFの総重量は無視できるものとする)。
【0017】図2で示すタッチパネル22の品種設定画
面22aの新規データ保存キーa2が選択され(ステッ
プS1)、タッチパネル22の生産条件設定画面22c
に前記生産条件が入力されると(ステップS2)、CP
U15は区間距離Lの連続包装袋P内に充填される披充
填物の総充填量と釣り合うフイルムFのテンション値を
下記のように演算処理し、これを基準テンション値tと
して設定する(ステップS3)。 基準テンション値t=区間距離L/シールピッチh×1袋当たりの充填量m =720(mm)/80×(mm)×50(g) =450(g)
【0018】基準テンション値tを算出したCPU15
は、テンションコントローラ23にこの基準テンション
値tをインターフェイス回路21を介し出力するもので
(ステップS4)、この基準テンション値tを入力した
テンションコントローラ23は、従来と同様にテンショ
ンセンサ13により繰出部7から原反ロール3までの間
のフイルムFのテンションを検出して、常時、基準テン
ション値tとなるように制動手段12bを制御するもの
である。
【0019】次に、例えばヒートシールが良好に行われ
ず基準テンション値tに対し補正を必要とする場合(ス
テップS5)、CPU15はタッチパネル22により補
正値(生産条件設定画面22cの微調整キーc4により
補正値を入力する)を入力し(ステップS6)、この補
正値を基準テンション値tに対し例えば、加減算処理し
て(ステップS7)、ステップ4と同様に補正後の基準
テンション値tをテンションコントローラ23に出力す
るものである(ステップS8)。
【0020】補正後の基準テンション値tに対し更に補
正をする必要がある場合(ステップS9)、CPU15
はステップS5からステップS8の処理を繰り返し行う
ものである。
【0021】補正後の基準テンション値tに対し補正を
する必要がない場合(ステップS9)、CPU15はタ
ッチパネル22(生産条件設定画面22c)の書き込み
キーc5が押されることにより、基準テンション値tを
バックアップRAM19に記憶させる(ステップS1
0)。但し、本実施例の場合、基準テンション値tは、
バックアップRAM19に記憶させない限りRAM17
に一時的に記憶されているだけで、充填包装機の電源を
オフする前にバックアップRAM19に前記基準テンシ
ョン値tを記憶させる必要がある。
【0022】また、ステップS1において、新規データ
の保存ではない予め記憶させた基準テンション値tデー
タを読み出す場合、CPU15はタッチパネル22の品
種リスト画面22bの所望の商品コードに対応する生産
条件読み出しキーb1が選択されると、バックアップR
AM19から前記商品コードに対応した既存の基準テン
ション値tを読み出し、この基準テンション値tをテン
ションコントローラ23に出力する(ステップS1
1)。
【0023】尚、ステップ12において、既存の基準テ
ンション値tに対し補正が必要な場合、CPU15はス
テップS6に進み前述した処理を行う。
【0024】また、ステップS5において、基準テンシ
ョン値tに対し補正をする必要がない場合は、そのまま
ステップS10進み、この基準テンション値tをバック
アップROM19に記憶させる。
【0025】かかる構成の本発明は、品種毎の包装形態
に応じた生産条件をタッチパネル22に設定することに
より、原反ロール3から繰出部7までの間のフイルムF
の適正テンションとなる基準テンション値tを演算処理
により求め、この基準テンション値tをテンションコン
トローラ23に出力することにより、原反ロール3の巻
き径の減少に関わらずテンションコントローラ23が常
に前記基準テンション値tとなるように制動手段12b
を制御することになるため、品種毎の包装形態に応じた
生産条件が変わっても段取り換えを容易に行うことがで
きるだけでなく、演算処理により基準テンション値tを
求めることから作業者の経験,未経験を問わず良好なヒ
ートシールを可能とする。
【0026】また、基準テンション値tはバックアップ
ROM19に不揮発的に記憶できることから、同一の包
装形態により繰り返し充填包装機を運転する場合、基準
テンション値tをバックアップROM19から読み出す
だけで良く、更に段取り時間の短縮が図れるものであ
る。
【0027】尚、本実施例ではタッチパネル22により
生産条件設定手段を構成したが、例えば、キーボード
(キー入力手段)と表示部とを別体としたもので生産条
件設定手段を構成しても良い。
【0028】また、本実施例では基準テンション値tを
設定するに第1の横シール部8からカッター部10の間
のフイルムFの総重量を無視しているが、フイルムの材
質によってはこれを考慮して基準テンション値tを求め
ることが望ましい。
【0029】また、本実施例では縦型充填包装機を例に
して本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、横ピロー型包装機や他の包装装置に適用し
ても良いことは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】本発明は、原反ロールから繰出されるフ
イルムを対向する一対のヒートシールロールにより前記
フイルムを挟持しヒートシールしてなる包装装置におい
て、前記原反ロールを挿通支持する回転軸に設けられた
制動機構の制動手段と、前記フイルムのテンション値を
検出するフイルムテンション検出手段と、前記テンショ
ン値が略一定となるように前記制動手段を制御するテン
ションコントロール手段と、品種毎の包装形態に応じた
生産条件を入力する生産条件設定手段と、前記生産条件
により品種毎の包装形態に適応した基準テンション値を
演算処理し前記テンションコントロール手段を制御する
テンション制御手段と、前記基準テンション値を不揮発
的に記憶する記憶手段とを備えてなるもので、また、原
反ロールから連続移送されるフイルムを折返し前記フイ
ルムの両端縁を重ねて対向する一対の縦ヒートシールロ
ールにより縦シールし、かつ前記フイルムを対向する一
対の横ヒートシールロールにより横シールして、区画形
成される連続包装袋に被包装物を充填する包装装置にお
いて、前記原反ロールを挿通支持する回転軸に設けられ
た制動機構の制動手段と、前記フイルムのテンション値
を検出するフイルムテンション検出手段と、前記テンシ
ョン値が略一定となるように前記制動手段を制御するテ
ンションコントロール手段と、品種毎の包装形態に応じ
た生産条件を入力する生産条件設定手段と、前記生産条
件により品種毎の包装形態に適応した基準テンション値
を演算処理し前記テンションコントロール手段を制御す
るテンション制御手段と、前記基準テンション値を不揮
発的に記憶する記憶手段とを備えてなることから、品種
毎の包装形態に応じた生産条件を前記生産条件設定手段
に設定することにより、前記原反ロールから繰出部まで
の間のフイルムの適正テンションとなる基準テンション
値を演算処理により求め、この基準テンション値を前記
テンションコントロール手段に出力することにより、前
記原反ロールの巻き径の減少に関わらず前記テンション
コントロール手段が常に前記基準テンション値となるよ
うに前記制動手段を制御することになるため、品種毎の
包装形態が変わっても段取り換えを容易に行うことがで
きるだけでなく、演算処理により前記基準テンション値
を求めることから作業者の経験,未経験を問わず良好な
ヒートシールを可能とする包装装置を提供するものであ
る。
【0031】また、前記基準テンション値は前記記憶手
段に不揮発的に記憶できることから、同一の包装形態に
より繰り返し包装装置を運転する場合、前記基準テンシ
ョン値を前記記憶手段から読み出すだけで良く、更に段
取り時間の短縮が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電気的構成を示すブロック
図。
【図2】同上実施例の生産条件設定手段を示す図。
【図3】同上実施例のテンション制御手段の処理手段を
示すフローチャート。
【図4】従来例及び本発明の実施例の充填包装機を示す
全体構成図。
【図5】従来例及び本発明の実施例の制動機構の一部を
切り欠いた要部正面図。
【図6】従来例及び本発明の実施例のフイルム折返しヒ
ートシール状態を示す概略図。
【符号の説明】
3 原反ロール 4 回転軸 7 縦シール部(繰出部) 7a 縦ヒートシールロール 8 第1の横シール部 8a 第1の横ヒートシールロール 9 第2の横シール部 9a 第2の横ヒートシールロール 12 制動機構 12b 制動手段 13 テンションセンサ(テンション検出手段) 18 制御回路(テンション制御手段) 19 バックアップRAM(記憶手段) 22 タッチパネル(生産条件設定手段) 23 テンションコントローラ(テンションコントロー
ル手段) F フイルム P 包装袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮沢 泰人 新潟県長岡市東蔵王2丁目2番34号 日本 精機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原反ロールから繰出されるフイルムを対
    向する一対のヒートシールロールにより前記フイルムを
    挟持しヒートシールしてなる包装装置において、前記原
    反ロールを挿通支持する回転軸に設けられた制動機構の
    制動手段と、前記フイルムのテンション値を検出するフ
    イルムテンション検出手段と、前記テンション値が略一
    定となるように前記制動手段を制御するテンションコン
    トロール手段と、品種毎の包装形態に応じた生産条件を
    入力する生産条件設定手段と、前記生産条件により品種
    毎の包装形態に適応した基準テンション値を演算処理し
    前記テンションコントロール手段を制御するテンション
    制御手段と、前記基準テンション値を不揮発的に記憶す
    る記憶手段とを備えてなることを特徴とする包装装置。
  2. 【請求項2】 原反ロールから連続移送されるフイルム
    を折返し前記フイルムの両端縁を重ねて対向する一対の
    縦ヒートシールロールにより縦シールし、かつ前記フイ
    ルムを対向する一対の横ヒートシールロールにより横シ
    ールして、区画形成される連続包装袋に被包装物を充填
    する包装装置において、前記原反ロールを挿通支持する
    回転軸に設けられた制動機構の制動手段と、前記フイル
    ムのテンション値を検出するフイルムテンション検出手
    段と、前記テンション値が略一定となるように前記制動
    手段を制御するテンションコントロール手段と、品種毎
    の包装形態に応じた生産条件を入力する生産条件設定手
    段と、前記生産条件により品種毎の包装形態に適応した
    基準テンション値を演算処理し前記テンションコントロ
    ール手段を制御するテンション制御手段と、前記基準テ
    ンション値を不揮発的に記憶する記憶手段とを備えてな
    ることを特徴とする包装装置。
JP3173295A 1994-10-28 1995-01-27 包装装置 Pending JPH08198206A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3173295A JPH08198206A (ja) 1995-01-27 1995-01-27 包装装置
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PCT/JP1995/002143 WO1996013431A1 (fr) 1994-10-28 1995-10-19 Appareil de conditionnement

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JP3173295A JPH08198206A (ja) 1995-01-27 1995-01-27 包装装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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