JPH08197579A - 射出成形機における制御盤の開閉扉 - Google Patents

射出成形機における制御盤の開閉扉

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JPH08197579A
JPH08197579A JP3187895A JP3187895A JPH08197579A JP H08197579 A JPH08197579 A JP H08197579A JP 3187895 A JP3187895 A JP 3187895A JP 3187895 A JP3187895 A JP 3187895A JP H08197579 A JPH08197579 A JP H08197579A
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JP
Japan
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opening
door
control panel
doors
box
Prior art date
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Pending
Application number
JP3187895A
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English (en)
Inventor
Yoshio Yamanaka
義夫 山中
Ryoichi Akamine
量一 赤嶺
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Priority to JP3187895A priority Critical patent/JPH08197579A/ja
Publication of JPH08197579A publication Critical patent/JPH08197579A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御盤等の機能部品が収納されている箱体の
開口部の幅が横方向に広くて、しかも開口部の前方に充
分なスペースがなくても充分に開閉できると共に、機能
部品の取付、交換、保守点検等が支障なくできる射出成
形機における制御盤の開閉扉を幅提供する。 【構成】 制御盤等の機能部品が収納されている箱状体
(20)の開口部(26)の両側部に蝶番(4、4)に
より観音開き式に横方向あるいは幅方向に広狭のある2
個の第1、2の扉体(1、10)を取り付ける。そして
広い方の第1の扉体(1)を、縦方向に分割した形の2
個の扉(2、3)から構成し、これらの扉(2、3)を
互いに折曲げ自在に蝶番(4、4)により接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御盤、電気部品等の
機能部品が収納されている箱状体の開口部に観音開き式
に設けられている、射出成形機における制御盤の開閉扉
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形機は、周知のように、射出シリ
ンダユニット、型締ユニット等を備えている。射出シリ
ンダユニットのスクリュウは、回転駆動されると共に、
軸方向にも駆動されるが、これらの駆動速度、駆動方向
等は周知のように制御盤あるいは制御装置からの指令に
基づいて制御されている。同様に射出シリンダの温度、
型締ユニットの型締力等の自動成形に必要な制御対象
も、制御装置からの指令に基づいて制御されている。ま
た、射出成形機には制御装置の他に設定手段、電気部品
等の機能部品等も備っている。ところで、上記のような
制御盤、電気部品等の機能部品は、衝撃、高湿度、高温
等に弱いので、箱状体に入れられ外部から保護されてい
る。あるいは射出成形機の機械ベット内に入れられ保護
されている。そして箱状体あるいは機械ベットの開口部
には開閉扉が設けられ、機能部品の取付、交換あるいは
保守点検ができるようになっている。開閉扉としてはス
ライド式も知られているが、一般には実開平4ー155
19号にも示されているように、観音開き式の開閉扉が
多用されている。
【0003】観音開き式の開閉扉は、一対の扉からな
り、これらの扉は蝶番により箱状体の開口部の両側にそ
れぞれ開閉自在に取り付けられている。ところで、箱状
体内に収納する機能部品の数が多くなり、それにつれて
箱状体も大きくなり、開口部の横方向の幅も広になる場
合がある。開口部の横方向の幅が広くなると、当然扉の
幅も広くなる。そうすると、開口部の前方に扉を開くだ
けのスペースが採れず、扉を充分に開くことができない
事態が起こる。そこで、扉を横方向に3分割すると共
に、開口部の略中心部に支柱を設け、この支柱と開口部
の両側部とに3分割した扉をそれぞれ取り付けた制御盤
の開閉扉が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】開閉扉が3個に分割さ
れていると、1個当ての扉の横方向の幅は狭くなってい
るので、開口部の前方のスペースが狭くても扉を充分に
開くことができる。したがって、開閉扉を開くことによ
り機能部品の取付、交換あるいは保守点検は一応でき
る。しかしながら、開口部に設けられている支柱および
支柱に取り付けられている扉が邪魔になる欠点がある。
例えば、機能部品の取付、交換あるいは保守点検のとき
に障害になり、作業能率は落ちる。さらには、機能部品
は高価で、破損もし易いので、関係者以外の者が妄りに
触れないようにするすることが望ましく、扉にはロック
機構が設けられるが、扉が3個になると、ロック機構は
少なくとも2個必要となる欠点もある。したがって、本
発明は、制御盤、電気部品等の機能部品が収納されてい
る箱体の開口部の幅が横方向に広くて、しかも開口部の
前方に充分なスペースがなくても充分に開閉できると共
に、機能部品の取付、交換、保守点検等が支障なくでき
る射出成形機における制御盤の開閉扉を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、制御盤、電気部品等の機能部品が収納さ
れている箱状体の開口部に観音開き式に設けられている
開閉扉であって、前記開閉扉は、前記箱状体の開口部の
両側部に蝶番により開閉自在にそれぞれ取り付けられて
いる横方向あるいは幅方向に広狭のある2個の第1、2
の扉体からなり、少なくとも広い方の第1の扉体は、縦
方向に分割された形の複数個の扉から構成され、これら
の扉は互いに折曲げ自在に蝶番により接続されている。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の開閉扉に、
1個のロック機構が設けられている。
【0006】
【作用】制御盤、電気部品等の機能部品が大きいとき
は、箱状体の開口部全面を開く。このときは、横方向あ
るいは幅方向に広狭のある2個の扉体を開くと共に、広
い方の扉体の扉も折り曲げて開く。周知のようにして、
開口部から制御盤、電気部品等の機能部品の取付、交
換、保守点検等の作業を行う。作業が終わったら広狭の
2個の扉体で開口部を閉じる。請求項2記載の発明は、
ロック機構を外して開き、閉じたら施錠しておく。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本実施例に係わる射出成形機における制御盤の開閉扉の
斜視図であるが、同図を参照すると明らかなように、横
方向あるいは幅方向に広狭のある2個の第1、2の扉体
1、10は、箱状体20の開口部26に設けられてい
る。箱状体20は単独の箱を表すと共に、図には示され
ていない射出成形機の機械ベット内の空間あるいは空間
内に挿入される箱も表している。そしてこの箱状体20
内に周知の制御盤、電気部品等の機能部品が収納される
ようになっている。箱状体20は、底壁21、上壁2
2、左右の側壁23、24、奥壁25から箱型に形成さ
れ、前面が横方向に長い長方形をした開口部26となっ
ている。なお、底壁21と上壁22には、開口部26寄
りに後で述べるロック機構のロック棒が挿入される孔2
7、28がそれぞれ明けられている。
【0008】第1の扉体1は、本実施例では第1、2の
扉2、3から構成されている。これらの第1、2の扉
2、3により、開口部26の略2/3が閉鎖される。第
1の扉2は、開口部26の左端部に周知の蝶番4、4に
より、開口部26の面に対して略直角に開くことができ
るように取り付けられている。そしてこの第1の扉2に
は、第2の扉3が同様に蝶番4、4により、第1の扉2
の面に対して略直角に開く方向に折曲げることができる
ように取り付けられている。第2の扉3の右端部の、閉
めたとき表側になる表面は縁に沿って所定深さの段部5
を有するように切り落とされている。
【0009】第2の扉体10は、開口部26の残りの1
/3を閉鎖するもので、開口部26の右端部に蝶番4、
4により、開口部26の面に対して略直角に開くことが
できるように取り付けられている。第2の扉体10の左
端部の裏側は、第2の扉3の段部5に対応して切り落と
され、段部11が形成されている。ロック機構15は、
本実施例では第2の扉体10の裏側に設けられている。
ロック機構15は、例えばキーで駆動される回転体16
と、この回転体16の両側部に取り付けられている一対
のロック棒17、17とから構成されている。
【0010】図2により、第1の扉体1および蝶番4の
具体的な実施例を説明する。本実施例は、第1、2の扉
体2、3が射出成形機の機械ベット30に取り付けられ
る例で、図2には第1の扉体1のみが示されている。前
述した開口部26の左端部に対応している機械ベット3
0には、溝形鋼31がビス32で取り付けられている。
そしてこの溝形鋼31の下方のフランジ33に蝶番4の
一方の要素4aが溶接等で固着されている。第1の扉体
1を構成している第1の扉2は、平面断面形はアングル
鋼の形状をして、左端にはサイド面2aが直角に形成さ
れている。右端部はサイド面2aと平行に立上面2bが
一体的に形成され、この立上面2bに直角に取付片2c
が形成されている。そしてサイド面2aに蝶番4の他方
の要素4bが溶接等で固着されている。なお、このサイ
ド面2aは、後述するように溝形鋼31のウエブに当接
するストッパの作用も奏する。
【0011】第2の扉3は、立上面2bおよび取付片2
c以外は、第1の扉2と同様な形状に構成されている。
第1の扉2の取付片2cには、溝形鋼31がビス32で
取り付けられ、この溝形鋼31の下方のフランジ33に
蝶番4の一方の要素4aが溶接等で固着されている。ま
た、サイド面3aに蝶番4の他方の要素4bが同様に溶
接等で固着されている。
【0012】次に上記実施例の作用を説明する。箱状体
20内に制御盤、電気部品等の機能部品を入れ、第1の
扉体1の方から先に閉じる。第1、2の扉2、3は同一
平面になり、箱状体20の開口部26の2/3が閉じら
れる。次いで第2の扉体10を閉じる。そうすると、第
2の扉3の段部5が第2の扉体10の段部11で押さえ
ら、第1、2の扉体1、10の表面は同一面になる。キ
ーで回転体16を時計方向に回転する。そうすると、ロ
ック棒17、17は上下動して孔27、28に入る。こ
れにより第1、2の扉体1、10は閉じた状体でロック
される。逆の手順で開くことができることは明らかであ
る。第2の扉3を開くき、サイド面3aが溝形鋼31の
ウエブに当接するので、第2の扉3は第1の扉2に対し
て略直角に開かれる。この状態は図2の(ロ)に示され
ている。さらに開くと、第1の扉2が機械ベット30に
対して、図2の(ハ)に示されているように、同様に直
角に開かれる。従来周知のようにして、制御盤、電気部
品等の機能部品の取付、交換、保守点検等の作業を行
う。なお、上記の実施例では、第1の扉体1は2個の第
1、2の扉2、3から構成されているが、同様にして3
個あるいは4個の扉から構成できることは明らかであ
る。また、第2の扉体10も複数個の扉から構成できる
ことも明らかである。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、開閉扉
は箱状体の開口部の両側部に蝶番により観音開き式に開
閉自在に取り付けられている横方向あるいは幅方向に広
狭のある2個の第1、2の扉体からなり、少なくとも広
い方の第1の扉体は、縦方向に分割された形の複数個の
扉から構成され、これらの扉は互いに折曲げ自在に蝶番
により接続されているので、制御盤、電気部品等の機能
部品が収納されている箱状体の開口部が横方向に広く、
そして開口部の前方のスペースが狭くても、開閉扉を充
分に開くことができる。したがって、従来のように開口
部の中間に設けられている支柱、扉等に邪魔されること
なく、機能部品の取付、交換、保守点検等の作業ができ
る効果が得られる。また、請求項2記載の発明による
と、1個のロック機構で開閉扉をロックできるので、2
個のロック機構を備えた従来の開閉扉よりも安価にな
り、また施錠、解除の操作が1回で済む利点も得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を模式的に示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例の要部の具体例を示す図で、そ
の(イ)は第1、2の扉が閉じている状態を、その
(ロ)は第2の扉が開いた状態を、そして(ハ)は第
1、2の扉が共に開いた状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 第1の扉体 2 第1の扉 3 第2の扉 4 蝶番 10 第2の扉体 20 箱状体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御盤、電気部品等の機能部品が収納さ
    れている箱状体(20)の開口部(26)に観音開き式
    に設けられている開閉扉であって、 前記開閉扉は、前記箱状体(20)の開口部(26)の
    両側部に蝶番(4、4)により開閉自在にそれぞれ取り
    付けられている横方向あるいは幅方向に広狭のある2個
    の第1、2の扉体(1、10)からなり、少なくとも広
    い方の第1の扉体(1)は、縦方向に分割された形の複
    数個の扉(2、3)から構成され、これらの扉(2、
    3)は互いに折曲げ自在に蝶番(4、4)により接続さ
    れていることを特徴とする、射出成形機における制御盤
    の開閉扉。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の開閉扉に、1個のロック
    機構(15)が設けられている射出成形機における制御
    盤の開閉扉。
JP3187895A 1995-01-30 1995-01-30 射出成形機における制御盤の開閉扉 Pending JPH08197579A (ja)

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JP3187895A JPH08197579A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 射出成形機における制御盤の開閉扉

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JP3187895A JPH08197579A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 射出成形機における制御盤の開閉扉

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JPH08197579A true JPH08197579A (ja) 1996-08-06

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ID=12343303

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JP3187895A Pending JPH08197579A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 射出成形機における制御盤の開閉扉

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JP (1) JPH08197579A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI630086B (zh) * 2015-10-30 2018-07-21 住友重機械工業股份有限公司 Injection molding machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI630086B (zh) * 2015-10-30 2018-07-21 住友重機械工業股份有限公司 Injection molding machine

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