JPH08197126A - 昇降式ローラーを有する搬送テーブルのローラー昇降機構 - Google Patents

昇降式ローラーを有する搬送テーブルのローラー昇降機構

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JPH08197126A
JPH08197126A JP1120795A JP1120795A JPH08197126A JP H08197126 A JPH08197126 A JP H08197126A JP 1120795 A JP1120795 A JP 1120795A JP 1120795 A JP1120795 A JP 1120795A JP H08197126 A JPH08197126 A JP H08197126A
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cam plate
cylinder
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JP1120795A
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Toshihiro Daitokuya
俊弘 大徳屋
Ryoji Yamahira
良二 山平
Kenichi Shimizu
健一 清水
Hiroshi Tokida
弘 常田
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Navitas Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Navitas Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送ローラーテーブル上に搬送材加工機を積
載する走行台車を配設し、搬送材を走間加工する設備の
高速化において発生する技術課題を解消することを目的
とする。 【構成】 搬送ローラーテーブル上に搬送材加工機を積
載する走行台車を配設し、搬送材を走間加工する設備
で、台車前進側のローラーテーブルローラーがその進行
に従い順次下降し、台車通過後のローラーテーブルロー
ラーは順次上昇し所定の位置に復帰させる設備におい
て、走行台車に昇降操作用ローラー、昇降ローラーに自
重バランス装置とローラー昇降操作用カムプレートとを
設置し、台車の走行に必要な昇降ローラーの昇降を自動
的に行わせ、走行台車とローラーテーブルローラーの機
械的干渉或いは加工機のローラーテーブルローラーへの
影響を避けることを特徴とする昇降式ローラーを有する
搬送テーブルのローラー昇降機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製鉄業等連続的に搬送
ローラーテーブルで送られてくる材料の走間加工設備等
に主に利用される、昇降式ローラーを有する搬送テーブ
ルのローラー昇降機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図3、4、5に搬送ローラーテーブル上
にスラブ切断機を積載した走行台車を設置した従来技術
の例を示す。図3において、1は走行台車、2は積載さ
れている切断機(トーチ切断式)、3は搬送材(スラ
ブ)、4は昇降ローラーテーブル、5は昇降ローラーテ
ーブルローラーを示す。図4、5は昇降ローラーテーブ
ルローラーの昇降機構を示す。6は昇降ローラーテーブ
ルローラー、7は昇降用油圧シリンダー、8はスウイン
グ軸を示す。
【0003】この設備はトーチでスラブを短尺に走間切
断する設備であり、トーチにてローラーテーブルローラ
ーの切断を避けるため、走行台車より前方のローラーテ
ーブルローラーがその進行に従い順次下降し、台車通過
後のローラーテーブルローラーは順次上昇して所定の位
置に復帰させる。ローラーの昇降は、走行台車との距離
信号を受け各油圧シリンダーで単独駆動制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の設備は、低速度
搬送加工設備(2m/min.程度)であったが、最近高速
度搬送加工設備(90m/min.程度)のニーズが発生し
てきており、これに対処するためには、従来技術では下
記問題が生ずる。 1)高速度搬送加工となると、加工時間が短縮されない
限り昇降テーブル長が大となり、昇降ローラー設置数も
大幅に増大する。これにつれて駆動シリンダーは1本毎
に制御するため、制御油圧部品、電気制御部品点数が増
大し、それに従って設備トラブルの発生する確立が上昇
する。一方、昇降ローラーの下降不良トラブルが発生す
ると、走行台車とローラーが高速衝突となり被害が大と
なる。2)昇降ローラーの昇降速度を大とする必要があ
り、ショックレスな加減速油圧制御が困難となる。3)
設置昇降ローラー本数の増大、昇降ローラーの昇降速度
アップにより、駆動シリンダー用油圧装置のコストが大
幅に増大する。本発明は、これらの課題を解消し得る設
備を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は次の通り
である。 (1) 搬送ローラーテーブル上に搬送材加工機を積載
する走行台車を配設し、搬送材を走間加工する設備で、
台車前進側のローラーテーブルローラーがその進行に従
い順次下降し、台車通過後のローラーテーブルローラー
は順次上昇し所定の位置に復帰させる設備において、走
行台車に昇降操作用ローラー、昇降ローラーに自重バラ
ンス装置とローラー昇降操作用カムプレートとを設置
し、台車の走行に必要な昇降ローラーの昇降を自動的に
行わせ、走行台車とローラーテーブルローラーの機械的
干渉或いは加工機のローラーテーブルローラーへの影響
を避けることを特徴とする昇降式ローラーを有する搬送
テーブルのローラー昇降機構。
【0006】(2) 昇降操作用カムプレートと昇降ロ
ーラー間に増速機構を設けたことを特徴とする(1)記
載のローラー昇降機構。 (3) カムプレートの上昇操作部と下降操作部の形状
(昇降速度制御パターン)を同一としたことを特徴とす
る(1)記載のローラー昇降機構。 (4) 昇降ローラー自重バランス装置にバランス圧力
供給回路を、各シリンダー共通回路とする油圧バランス
シリンダーを使用したことを特徴とする(1)記載のロ
ーラー昇降機構。
【0007】
【作用】本発明は、走行台車に昇降操作用ローラーを設
置し、各昇降ローラーには自重バランス装置を設置し、
常に上昇方向に一定力を作用させ、昇降操作用カムプレ
ートを設置する。又昇降操作用カムプレートと昇降ロー
ラー間には増速機構を設ける。更に上記カムプレートの
上昇操作部と下降操作部の形状(昇降速度制御パター
ン)をほぼ同一とし、昇降ローラー自重バランス装置に
油圧バランスシリンダーを使用する場合、バランス圧力
供給回路を各シリンダー共通回路とするので、台車を走
行させることにより、昇降ローラーは自動的に昇降す
る。
【0008】
【実施例】図1に昇降ローラー自重バランス装置に油圧
バランスシリンダーを使用した場合の実施例を示す。台
車10が矢印により前進することにより、台車10に取
り付けられた昇降操作用ローラー12は、前進側昇降ロ
ーラー13に取り付けられている昇降操作用カムプレー
ト14を押し下げる。昇降操作用カムプレート14が押
し下げられると、レバー15、増速装置16、同期軸1
7、昇降ローラーアーム18を介して、昇降ローラー1
3は下降する。同様に台車10の後側の昇降ローラー1
9は上昇する。
【0009】図2において、シリンダー22を台車前進
側昇降ローラー13用バランスシリンダー、シリンダー
19を台車10の後側の昇降ローラー19用バランスシ
リンダーとする。各バランスシリンダーは、ロッド側に
ローラーの自重その他必要な一定のバランス圧力が供給
されており、又各バランスシリンダーロッド側は連結さ
れた油圧回路となっている。
【0010】台車10の前進に従って昇降ローラー13
が下降を始めると、シリンダー22のロッドが押し込ま
れる。その結果シリンダー22のヘッド側チャンバーの
作動油が押し出される。一方台車10の後側の昇降ロー
ラー19は上昇を始めるので、シリンダー19のヘッド
側チャンバーに作動油の供給が必要となる。
【0011】この結果、シリンダー22のヘッド側チャ
ンバーの作動油が押し出され、シリンダー19のヘッド
側チャンバーに供給されることとなる。一方カムプレー
トの上昇操作部と下降操作部の形状(昇降速度制御パタ
ーン)をほぼ同一とすれば、作動油の供給バランスが成
立し、外部からの作動油の供給は僅かとなる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、走行台車に昇降操作用ローラ
ー、昇降ローラーに昇降操作用カムプレートと自重バラ
ンス装置を設置し、台車の走行により昇降ローラーの操
作を行うことにより、(a)従来の昇降ローラー駆動シ
リンダー制御油圧部品、電気制御部品が全く不要とな
り、装置に対する信頼性が大幅に向上する。(b)確実
な速度パターン制御、ショックレスな昇降ローラーの動
作を得ることができる。又、昇降操作用カムプレートと
同期軸間に増速装置を設置することにより、昇降操作用
カムプレートの勾配を任意に選定し得る。更に、昇降ロ
ーラー自重バランス装置に油圧バランスシリンダーを使
用する場合、同一カムプレートの上昇操作部と下降操作
部の形状(昇降速度制御パターン)とすること、バラン
ス圧力供給回路を各シリンダー共通回路とすることによ
り、油圧装置容量のミニマム化が図れ、、又シリンダー
制御油圧部品、電気制御部品が全く不要となることによ
り、油圧装置の大幅なコストダウンが達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の説明図。
【図2】本発明の昇降ローラー自重バランス装置に油圧
バランスシリンダーを使用する場合の油圧系統図。
【図3】従来技術の側面図。
【図4】従来技術のローラー昇降正面図。
【図5】従来技術のローラー昇降機構の詳細図。
【符号の説明】
1 :走行台車 2 :切断機(トーチ切断式) 3 :搬送材(スラブ) 4 :昇降ローラーテーブル 5、6:昇降ローラーテーブルローラー 7 :昇降用油圧シリンダー 8 :スウイング軸 10 :台車 12 :昇降操作用ローラー 13 :前進側昇降用ローラー 14 :昇降操作用カムプレート 15 :レバー 16 :増速装置 17 :同期軸 18 :昇降ローラーアーム 19 :後側の昇降ローラー 20 :台車前進側昇降ローラー用バランスシリンダ
ー 21 :昇降ローラー19用バランスシリンダー
フロントページの続き (72)発明者 清水 健一 北九州市八幡東区川淵町9−27 太平工業 株式会社八幡支店内 (72)発明者 常田 弘 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ローラーテーブル上に搬送材加工機
    を積載する走行台車を配設し、搬送材を走間加工する設
    備で、台車前進側のローラーテーブルローラーがその進
    行に従い順次下降し、台車通過後のローラーテーブルロ
    ーラーは順次上昇し所定の位置に復帰させる設備におい
    て、走行台車に昇降操作用ローラー、昇降ローラーに自
    重バランス装置とローラー昇降操作用カムプレートとを
    設置し、台車の走行に必要な昇降ローラーの昇降を自動
    的に行わせ、走行台車とローラーテーブルローラーの機
    械的干渉或いは加工機のローラーテーブルローラーへの
    影響を避けることを特徴とする昇降式ローラーを有する
    搬送テーブルのローラー昇降機構。
  2. 【請求項2】 昇降操作用カムプレートと昇降ローラー
    間に増速機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    ローラー昇降機構。
  3. 【請求項3】 カムプレートの上昇操作部と下降操作部
    の形状(昇降速度制御パターン)を同一としたことを特
    徴とする請求項1記載のローラー昇降機構。
  4. 【請求項4】 昇降ローラー自重バランス装置にバラン
    ス圧力供給回路を、各シリンダー共通回路とする油圧バ
    ランスシリンダーを使用したことを特徴とする請求項1
    記載のローラー昇降機構。
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