JPH08196952A - 精密吐出用ノズル - Google Patents

精密吐出用ノズル

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Publication number
JPH08196952A
JPH08196952A JP31909494A JP31909494A JPH08196952A JP H08196952 A JPH08196952 A JP H08196952A JP 31909494 A JP31909494 A JP 31909494A JP 31909494 A JP31909494 A JP 31909494A JP H08196952 A JPH08196952 A JP H08196952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
liquid
hole
tip
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP31909494A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Nakamura
中村  聡
Reizo Naruse
礼三 成瀬
Osamu Nagatsuma
修 長妻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Keiki Works Ltd
Original Assignee
Nippon Keiki Works Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Keiki Works Ltd filed Critical Nippon Keiki Works Ltd
Priority to JP31909494A priority Critical patent/JPH08196952A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、液体を吐出させる液体吐出装置の
先端に取り付けるノズルの改良に関する発明である。 【構成】 本発明は、液体用ノズルに貫通孔が形成され
たエア−用ノズルを装着したことを特徴とする精密吐出
用ノズル、細管を有するニ−ドルノズルを装着した液体
用ノズルに、貫通孔が形成されたエア−用ノズルを装着
したことを特徴とする精密吐出用ノズルの構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体を吐出させる液体
吐出装置の先端に取り付けるノズルの改良に関する発明
である。
【0002】
【従来の技術】従来の液体吐出装置の先端に取り付ける
先端ノズル構造は、図7及び図8に示すように、テ−パ
ノズル2又はニ−ドルノズル14を使用している。
【0003】しかしながら、テ−パノズル2又はニ−ド
ルノズル14を使用した場合には以下の問題点がある。
即ち、液体を低速度で送った時の問題点としては、液
体の表面張力+回り込みが有る為に、液滴がある程度の
大きさ(5/1000〜1/100cc)にならないと滴下しな
い。また、回り込み付着した液体が次の滴下に影響する
為に1滴の精度が上がらない。 液体に急速加圧をして液滴を飛ばす時の問題点として
は、送り出した液が全て飛んでくれないで一部回り込ん
だ時に次の1滴が飛ばなくなる。また、一旦液が回り込
むとその後は全て飛ばない等の問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決せんとす
る課題は、超微量吐出時の精度の向上及び繰り返しの
安定性の向上するノズルを提供することを目的とする。
従来では出来なかった超微量飛滴、及び滴下を可能と
するノズルを提供することを目的とする。具体的には1
滴の大きさが1/1000000cc位まで可能となる。液体
吐出用のノズル先端部近くに空気又はガスを流すことで
ノズル先端の外側に回り込み付着した液体を取り除くノ
ズルを提供することを目的とする。液体吐出用のノズ
ル先端部近くに空気又はガスを流すことでノズル先端の
外側に液体が回り込むことを防ぐノズルを提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体用ノズル
に貫通孔が形成されたエア−用ノズルを装着したことを
特徴とする精密吐出用ノズル、細管を有するニ−ドルノ
ズルを装着した液体用ノズルに、貫通孔が形成されたエ
ア−用ノズルを装着したことを特徴とする精密吐出用ノ
ズルの構成とした。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面に基づいて詳細に
説明する。図1は、本発明である精密吐出用ノズルによ
り所望の液滴を形成するために、貫通孔よりエア−を吸
引する方法により液滴を形成した縦断面図であり、本発
明の第1実施例を示した図である。本実施例の発明は、
図7に示した従来のテ−パノズルにエア−用ノズル3を
装着したものであり、従来の液体用テ−パノズル2の外
側にエア−用ノズル3に設けられている止めネジ9によ
り取り付ける。ここで、液体用ノズル2は、先端に吐出
口12が形成されている中空の筒体である。。エア−用
ノズル3には、貫通孔5が形成されていて、この貫通孔
5はエア−用ノズル3と液体用ノズル2により形成され
る中空4と接続されていて、貫通孔5には短管5aが取
り付けられ、短管5aにはガス用チュ−ブ8が接続され
ている。エア−用ノズル3の先端の外周面と液体用ノズ
ル2の先端の内周面間には間隙口11が形成されてい
る。液体用ノズル2の先端には、吐出口12が形成され
ている。符号6はOリングである。
【0007】本実施例により液滴13aを発生させる場
合には、ディスペンサ−又はポンプに接続されているチ
ュ−ブ7内を流れる液体13は、液体用ノズル内2aを
通り、液体用ノズル2の先端に形成されている吐出口1
2より吐出した液滴13aが形成される際に吸引孔5よ
り吸引すると、液滴13aを飛ばした後の余分な液10
が吸引力により中空4→貫通孔5→短管5a→ガス用チ
ュ−ブ8内を吸引されるので、次の吐出又は飛滴に悪い
影響を与えず初期状態にもどる。上記ガス用チュ−ブ8
は吸引ポンプ等に接続されている。
【0008】図2は、本発明である精密吐出用ノズルの
第2実施例の縦断面図であり、本実施例では、液体用ノ
ズル2に細管14aを有するノズル、即ち、ニ−ドルノ
ズル14を装着した例であり、エア−用ノズル3は第1
実施例のエア−用ノズル3と同じ働きをするものであ
る。ニ−ドルノズル14の細管14aの先端の外周面と
液体用ノズル2の先端の内周面間には間隙孔11が形成
されている。本実施例により液滴13bを発生させる場
合も第1実施例と同様に、ディスペンサ−又はポンプに
接続されているチュ−ブ7内を流れる液体13は、液体
用ノズル内2aを通り、液体用ノズル2の先端に形成さ
れている吐出口12より吐出した液滴13bが形成され
る際に貫通孔5より吸引すると、液滴13bを飛ばした
後の余分な液10が吸引力により中空4→貫通孔5→短
管5a→ガス用チュ−ブ8内を吸引されるので、次の吐
出又は飛滴に悪い影響を与えず初期状態にもどる。
【0009】図3は、本発明である第1実施例の精密吐
出用ノズルにより所望の液滴を形成するために、貫通孔
よりエア−を吹き込んで液滴を形成した状態の縦断面図
である。この場合の液滴13cの形成方法は、貫通孔5
より中空4にエア−を吹き込みながら、液体用ノズル2
の先端から吐出する液体13の液滴13cを形成するも
のであり、間隙孔11からエア−を吐出させることによ
り、ノズル先端外周に液体が回り込むのを防ぎ、いつで
も初期と同じ状態で液を吐出することができる。
【0010】図4は、本発明である第2実施例の精密吐
出用ノズルにより所望の液滴を形成する為に、貫通孔よ
りエア−を吹き込んで液滴を形成した状態の縦断面図で
ある。 この場合の液滴13Cの形成方法は、貫通孔5
より中空4にエア−を吹き込みながら、液体用ノズル2
の先端から吐出する液体13の液滴13Cを形成するも
のであり、間隙孔11からエア−を吐出させることによ
り、ノズル先端外周に液体が回り込むのを防ぎ、いつで
も初期と同じ状態で液を吐出することができる。又、液
体吐出用ノズルの先端とエア−用ノズルの先端の位置関
係は液体の吐出状態により調節出来るようになってい
る。
【0011】図5は本発明である第1実施例の精密吐出
用ノズルにより霧を発生させた状態の縦断面図、図6は
本発明である第2実施例の精密吐出用ノズルにより霧を
発生させた状態の縦断面図である。このように、吐出口
12より霧15を発生させるためには、貫通孔5より吹
き込むエア−の圧力を液滴を形成する場合より大きくす
ることにより、吐出口12より吐出する液滴を霧とする
ことが可能となる。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上説明したような構成である
から、以下の効果が得られる。第1に、従来不可能だっ
た極微小の液滴(1/1000000cc)を飛ばすことができ
るとの効果がある。第2に、従来の滴下では、液体の自
重と表面張力の関係で滴下する液滴の大きさが決まって
しまったが、本発明では、より小さい液滴を滴下するこ
とができるとの効果がある。第3に、ノズル先端の汚れ
が無く常に初期状態と同じ状態を保てる。第4に、微小
流量の液体を霧にして飛ばすことができるとともに、ノ
ズル先端での風の流れをコントロ−ルできるとの効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である精密吐出用ノズルの第1実施例の
縦断面図。
【図2】本発明である精密吐出用ノズルの第2実施例の
精密吐出用ノズルにより液滴を形成した状態の縦断面
図。
【図3】本発明である第1実施例の精密吐出用ノズルに
より液滴を形成した状態の縦断面図。
【図4】本発明である第2実施例の精密吐出用ノズルに
より液滴を形成した状態の縦断面図。
【図5】本発明である第1実施例の精密吐出用ノズルに
より霧を発生させた状態の縦断面図。
【図6】本発明である第2実施例の精密吐出用ノズルに
より霧を発生させた状態の縦断面図。
【図7】従来の吐出用ノズルの縦断面図。
【図8】従来の吐出用ノズルの縦断面図。
【符号の説明】
1 精密吐出用ノズル 2 液体用テ−パノズル 2a 液体用ノズル内 3 エア用ノズル 4 中空 5 貫通口 6 Oリング 7 チュ−ブ 8 ガス用チュ−ブ 9 止めネジ 10 吸引液 11 間隙口 12 吐出口 13 液体 13a 液滴 14 ニ−ドルノズル 14a 細管 15 霧 16 液

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体用ノズルに貫通孔が形成されたエア
    −用ノズルを装着したことを特徴とする精密吐出用ノズ
    ル。
  2. 【請求項2】 細管を有するニ−ドルノズルを装着した
    液体用ノズルに、貫通孔が形成されたエア−用ノズルを
    装着したことを特徴とする精密吐出用ノズル。
JP31909494A 1994-11-29 1994-11-29 精密吐出用ノズル Pending JPH08196952A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31909494A JPH08196952A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 精密吐出用ノズル

Applications Claiming Priority (1)

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JP31909494A JPH08196952A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 精密吐出用ノズル

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JPH08196952A true JPH08196952A (ja) 1996-08-06

Family

ID=18106418

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31909494A Pending JPH08196952A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 精密吐出用ノズル

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JP (1) JPH08196952A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001219107A (ja) * 2000-01-14 2001-08-14 Illinois Tool Works Inc <Itw> 液体霧化方法及びシステム
CN103657913A (zh) * 2013-11-30 2014-03-26 无锡大阿福信息科技有限公司 一种喷雾器喷嘴结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001219107A (ja) * 2000-01-14 2001-08-14 Illinois Tool Works Inc <Itw> 液体霧化方法及びシステム
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