JPH08196769A - 工業用ミシンの駆動装置 - Google Patents

工業用ミシンの駆動装置

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JPH08196769A
JPH08196769A JP2585495A JP2585495A JPH08196769A JP H08196769 A JPH08196769 A JP H08196769A JP 2585495 A JP2585495 A JP 2585495A JP 2585495 A JP2585495 A JP 2585495A JP H08196769 A JPH08196769 A JP H08196769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
sewing machine
shaft
cover
machine main
Prior art date
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Pending
Application number
JP2585495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Sakai
康之 酒井
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Pegasus Co Ltd
Original Assignee
Pegasus Sewing Machine Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Pegasus Sewing Machine Manufacturing Co Ltd filed Critical Pegasus Sewing Machine Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2585495A priority Critical patent/JPH08196769A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ミシンテーブルの足元をすっきりさせるととも
に、テーブルへのミシン本体の設置を容易にし、しかも
モータによる動力を効率よくミシンに伝えるとともに、
モータの発熱による支障を防ぐ。 【構成】ミシン本体1から後方へ突出させたブラケット
5にモータ6を設置してそのモータの軸7から歯つきベ
ルト16を介してミシンを駆動するようにし、そのモー
タ軸に冷却用のファン9を設け、モータの外周を軸方向
に通気孔13,14を有するモータカバー10で覆うと
ともに、前記歯つきベルト16を通気孔18を有するベ
ルトカバー17で覆い、前記冷却用のファンによりモー
タの外周に空気流を起こして冷却するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工業用ミシンの駆動
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より工業用ミシンはミシン本体をミ
シンテーブル上に設置し、そのミシン本体を駆動するモ
ータは、一般にミシンテーブルの下方に取り付け、Vベ
ルトを介してテーブル上のミシンの主軸を駆動するよう
にしている。この種のミシンではテーブルの下部が狭い
うえ、ベルト駆動による動力の伝達の効率が低下すると
いう問題がある。また、ミシンテーブル上に設置したミ
シンを異なるミシンと交換して設置したい場合には煩雑
な作業を要するという問題がある。そのため、近年開発
された小型モータを、ミシンのアーム内に収容し、その
小型モータでミシンの主軸を直接に駆動するようにした
コンパクト化された縫製装置が提案されている。
【0003】ところが、ミシンを駆動するモータを単に
ミシンアームに内蔵したものは、ミシンを長時間にわた
って運転すると、モータからの発熱がアーム内にこもる
とともにミシン本体の各部に伝わり、モータ及び駆動系
に損傷を生じたり、縫製作業者がミシンアームやモータ
に接触したときに火傷を負う危険が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この出願
の発明は、工業用ミシンの駆動装置に関してミシンテー
ブルの足元をすっきりさせるとともに、テーブルへのミ
シン本体の設置を容易にし、しかもモータによる動力を
効率よくミシンに伝えるとともに、モータの発熱による
支障を防ぐことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めにこの発明の工業用ミシンの駆動装置は、ミシン本体
の下部において側方に突出させたミシン主軸と、ミシン
駆動用のモータを支持するためミシン本体から後方へ突
出させたブラケットと、そのブラケットにモータ軸をミ
シン主軸と平行にして設置するとともにそのモータ軸に
冷却用のファンを設けたミシン駆動用のモータと、モー
タの外周面を空隙を保って覆うとともにモータ軸方向の
両端側に通気孔を備えたモータカバーと、ミシン主軸と
モータ軸とにそれぞれ設けた歯つきプーリと、それら歯
つきプーリの間に掛け渡された歯つきベルトと、歯つき
ベルトを覆うように設けられモータ軸に取り付けた歯つ
きプーリの近傍に通気孔を設けたベルトカバーとを備え
たことを特徴とする。
【0006】なおブラケットは板状としてミシン本体の
ミシン主軸突出面に固定するとともに、モータカバーと
ベルトカバーの一部を兼ねるようにし、またファンは前
記モータ軸側の歯つきプーリと一体成型するとよい。
【0007】
【作用】モータ軸を回転させると、歯つきベルトを介し
てミシン主軸が伝達効率良く回転し、縫製作業が行なえ
るとともに、冷却用ファンが回転してベルトカバーの通
気孔から空気を吸入し、その空気を遠心方向に拡散し、
ベルトカバーおよびモータカバーの側壁により流れの向
きをモータの軸方向に変え、その空気流をモータとモー
タカバーとの間に通してモータの外壁を冷却する。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を図に基づいて説明する
が、この発明は図およびその説明文に示した形状や構
造、配置等に限定されるものではない。図1、2はこの
発明を採用した筒状ベッド型扁平縫いミシンを示し、ミ
シン本体1の筒状ミシンベッド2の側方にミシン主軸3
を突出させ、その主軸近傍のベッド側面4に後方斜め上
方へ向かって延びる板状のブラケット5を固定し、その
ブラケット5の上端側にモータ6をモータ軸7が前記主
軸3と平行となるように設置しているとともに、そのモ
ータ軸7に歯つきプーリ8と冷却用のファン9を取り付
けている。なおこの実施例において冷却用のファン9は
その歯つきプーリ8と一体的に成型している。
【0009】ブラケット5にはコップ状のモータカバー
10を固定し、図3に示すようにモータ6の外周を隙間
11を保って覆うとともに、モータカバー10のモータ
軸方向の端面12とブラケット5のモータ軸周辺にそれ
ぞれ通気孔13、14を設けている。また、ミシン主軸
3に被駆動用の歯つきプーリ15を設け、このプーリ1
5と前記モータ軸7に設けた歯つきプーリ8との間に歯
つきベルト16をかけ渡すとともに、ブラケット5とブ
ラケット5に固定したベルトカバー17とで歯つきベル
ト16を覆うようにしている。このベルトカバー17は
モータ6の歯つきプーリ8、したがってファン9と対向
する部分に通気孔18を設けている。
【0010】そしてこのモータ6のスイッチ(図示省
略)を入れると、モータ軸7が回転し、歯つきプーリ
8、歯つきベルト16、歯つきプーリ15を介してミシ
ン主軸3が伝達効率よく回転駆動され縫製作業を能率よ
く行なうことができる。また、歯つきプーリ8に一体的
に設けたファン9が同時に回転して図3の矢印Aで示す
ような空気流が生じ、外気が通気孔18、14および空
隙11、通気孔13を通って流れ、モータ6の回転によ
って生ずる熱をモータ6の外周面から奪い取り、長時間
の連続回転による過熱を防ぐことができる。
【0011】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、ミシン本体か
ら後方へ突出させたブラケットにモータを設置し、その
モータ軸に冷却用のファンを設け、モータの外周を空隙
を保って覆うとともにモータ軸方向に通気孔を有するモ
ータカバーと、通気孔を有するベルトカバーとを設け
て、冷却用のファンによりモータの外周に空気流を起こ
すようにしたので、ミシンテーブルの足元がすっきりす
るとともに、ミシンテーブルへのミシン本体の設置を容
易にし、しかもモータの発熱による支障を防ぐことがで
きる。
【0012】ブラケットは板状としてミシン本体のミシ
ン主軸突出面に固定するとともに、モータカバーとベル
トカバーの一部を兼ねるようにし、またファンを前記モ
ータ軸側のプーリと一体成型すると、部品点数が増加せ
ず構造が簡単で安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を採用したミシンの背面
図、
【図2】同じく、そのミシンの右側面図、
【図3】図2のA−A断面図、
【図4】モータ取り付け部のベルトカバーを外した要部
側面図、 1:ミシン本体、 2:ミシンベッド、 3:ミシン主
軸、 5:ブラケット、 6:モータ、 7:モータ
軸、 8・15:歯つきプーリ、 9:ファン、10:
モータカバー、 11:隙間、 13・14・18:通
気孔、 16:歯つきベルト、 17:ベルトカバー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシン本体の下部において側方に突出させ
    たミシン主軸と、ミシン駆動用のモータを支持するため
    ミシン本体から後方へ突出させたブラケットと、そのブ
    ラケットにモータ軸をミシン主軸と平行にして設置する
    とともにそのモータ軸に冷却用のファンを設けたミシン
    駆動用のモータと、モータの外周面を空隙を保って覆う
    とともにモータ軸方向の両端側に通気孔を備えたモータ
    カバーと、ミシン主軸とモータ軸とにそれぞれ設けた歯
    つきプーリと、それら歯つきプーリの間に掛け渡された
    歯つきベルトと、歯つきベルトを覆うように設けられモ
    ータ軸に取り付けた歯つきプーリの近傍に通気孔を設け
    たベルトカバーとを備えたことを特徴とする工業用ミシ
    ンの駆動装置。
  2. 【請求項2】前記ブラケットがミシン本体のミシン主軸
    を突出させる側面に固定された板状体からなるととも
    に、モータカバーとベルトカバーの一部を兼ねている請
    求項1記載の工業用ミシンの駆動装置。
  3. 【請求項3】前記ファンが前記モータ軸に取り付けた歯
    つきプーリと一体成型されていることを特徴とする請求
    項1記載の工業用ミシンの駆動装置。
JP2585495A 1995-01-20 1995-01-20 工業用ミシンの駆動装置 Pending JPH08196769A (ja)

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JP2585495A JPH08196769A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 工業用ミシンの駆動装置

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JPH08196769A true JPH08196769A (ja) 1996-08-06

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JP2585495A Pending JPH08196769A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 工業用ミシンの駆動装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007236902A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Yamato Sewing Mach Co Ltd モータ駆動式ミシン
CN101845727A (zh) * 2009-03-26 2010-09-29 兄弟工业株式会社 缝纫机

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