JPH08196576A - ベッド - Google Patents

ベッド

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JPH08196576A
JPH08196576A JP7011776A JP1177695A JPH08196576A JP H08196576 A JPH08196576 A JP H08196576A JP 7011776 A JP7011776 A JP 7011776A JP 1177695 A JP1177695 A JP 1177695A JP H08196576 A JPH08196576 A JP H08196576A
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JP
Japan
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floor surface
floor
bed
person
driving means
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Application number
JP7011776A
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English (en)
Inventor
Minoru Yokoi
實 横井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構造にもかかわらず、効果的に床擦れ
の防止が可能なベッドを提供する。 【構成】 人が寝ることが可能な床面111と、床面1
11を設置する基体121とを有するベッド101であ
って、床面111は、床面111をベッド101の長手
方向に分割する1対の床面部材113を結合して構成さ
れ、基体121は、床面部材113同士の接合部まわり
に一対の床面部材113の一方または双方を回動可能と
する床面部材駆動手段123を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベッドに関し、詳しく
は、床擦れの防止を効果的に防止することが可能な床擦
れ防止ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】寝たきりの人や、病人がベッドに仰臥す
る場合、いわゆる床擦れの問題がある。床擦れは例えば
背中,腰,肩,肘等、皮下に骨の触れる部分に生じやす
い。これは、体の重みがかかって、皮膚と皮下組織が持
続的な圧迫を受けるために血液の流れが悪くなることが
原因であり、さらに病人は栄養も滞ることも遠因となっ
て生じる。従って、床擦れを効果的に防止するための方
法としては、該患部の血行を良くすることが一番であ
る。ここで、従来、床擦れ防止を可能とするベッドとし
ては、例えば実公平4−6749号公報に開示されたベ
ッドがあった。これは、図5に示すように、基体5に人
が仰臥する床面3が設置されている。そして、床面3全
体は、ベッド1の略中央部にて長手方向(図中Z方向)
を回動軸として一体的に回動可能とされるベッド1であ
る。そして、これによって床面3に仰臥する人の体にお
ける床面当接部が変化することにより、床擦れが防止さ
れるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の技術は、単に床面の変化により体の接触部位を変化
させるのみのベッドであり、更にベッドの床面全体が回
動してしまうため、ベッドの床面上の患者は寝づらく、
またベッドからずり落ちてしまう恐れもある。そこで本
発明は、簡易な構造にもかかわらず、効果的に床擦れの
防止が可能なベッドを提供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は以下の手段を講じている。請求項1の
発明は、人が寝ることが可能な床面と、前記床面を設置
する基体とを有するベッドであって、前記床面は、前記
床面を前記ベッドの長手方向に分割する複数個の床面部
材を結合することによって構成され、前記基体は、前記
ベッドの長手方向を回動軸に前記床面部材の全部または
一部を回動可能とする床面部材駆動手段を有することを
要旨とする。
【0005】また、請求項2の発明は、人が寝ることが
可能な床面と、前記床面を設置する基体とを有するベッ
ドであって、前記床面は、前記床面を前記ベッドの長手
方向に分割する1対の床面部材を結合することによって
構成され、前記基体は、前記床面部材同士の結合線まわ
りに前記床面部材の一方または双方を回動可能とする床
面部材駆動手段を有することを要旨とする。
【0006】
【作用】請求項1の発明によれば、床面を構成する床面
部材の全部または一部は、床面部材駆動手段を介してベ
ッドの長手方向を回動軸として回動し、これによって床
面上に寝る人の床面への当接位置が逐次変化する。
【0007】また、請求項2の発明によれば、床面を構
成する1対の床面部材の一方または双方は、床面部材駆
動手段を介して床面部材の接合部まわりに回動し、これ
によって床面上に寝る人の床面への当接位置が逐次変化
する。
【0008】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例1であるベッド10
1について、図面に基づいて説明する。図1に示すよう
に、実施例1のベッド101は、床面111および基体
121とによって構成されている。床面111は、人が
寝ることが可能な所定の面積を有する矩形体として形成
されており、床面部材113によってベッド101の長
手方向(以下「長手方向」という)に2つに分割されて
いる。すなわち、床面111は、一対の床面部材113
を突き付け状に結合することにより形成されている。か
かる構成は、請求項2の発明に対応するものである。ま
た、床面111は、一対の床面部材113の接合部11
4において基体121に結合されており、図3に示すよ
うに、基体121に対して床面部材113同士の接合部
114回りに回動自在とされている。
【0009】基体121は、床面111を設置するため
の部材であり、床面111を設置可能な所定の大きさの
矩形体として形成されている。また、床面部材113と
連結された床面部材駆動手段123が、基体121の内
部に適宜設置されている。そして、図2および図3に示
すように、床面部材駆動手段123の作動によって、床
面部材113は、接合部114回りに回動するものであ
る。床面部材駆動手段123は、本実施例ではシリンダ
にて形成されるアクチュエ−タを使用している。なお、
例えばハンドル,ギア等の機械的手段で駆動される方式
等の適宜の駆動方式に代替してもよい。
【0010】上記の構成によりベッド101は、以下の
作用を奏する。すなわち、図2に示すように、例えば体
の右側の血行障害を防止する場合には図中右側の床面部
材駆動手段123aを駆動し、右側の床面部材113a
のみを接合部114まわりに回動させる。これによっ
て、寝る人の体の右側部が床面111と当接する位置が
変化し、血行障害が効果的に防止される。また、図3に
示すように、両側の床面部材駆動手段123a,bを駆
動し、両側の床面部材113a,bを接合部114まわ
りに回動させてもよい。
【0011】(実施例2)次に実施例2について説明す
る。実施例2は、床面111上に寝る人の体圧を検知し
て制御する手段を付加したものである。ここで、かかる
制御手段の構成について図4および図5に示す。図4に
示すように、該制御手段は、コントロ−ラとしてのCP
U151を主体として、バスを介して体圧検知部131
および床面部材駆動手段123が接続されて構成されて
いる。なお、特に図示しないがCPU151には適宜R
OM,RAM等の記憶手段が設置されている。そして、
図5に示すように、体圧検知部131は床面111上に
配置されている。これらは、寝る人の体の適所(例えば
肩部、背部、腰部等のように床面111に当接して血行
状態が悪くなりやすい部位)に配置される。体圧検知部
131は、寝る人の体の床面111における当接部の圧
力を検知するための部材であり、圧力を電気信号に変換
可能な素子にて構成されている。そして、変換された電
気信号を後述するCPU151へと送る。なお、床面1
11上に布団・毛布等を敷いて寝る場合には、適宜当接
部の圧力検出値を補正するか、あるいは、体圧検知部1
31を布団・毛布等の上に配置して、直接人と接触する
構成としてもよい。
【0012】さて、体圧検知部131は、図4に示すよ
うに、CPU151を介して床面部材駆動手段123と
接続される。そして、CPU151は体圧検知部131
から送られた電気信号を予め設定された比較デ−タと比
較して、所定の駆動信号を床面部材駆動手段123へと
送る。ここで、比較時のパラメ−タとして、実施例2で
は所定時間の経過を採用している。すなわち、例えば体
の所定部位において一定の圧力が所定時間検知された場
合に床面部材駆動手段123を作動し、床面部材113
を回動して寝ている人の姿勢を変化させる。そして、さ
らに変化後の姿勢において体の所定部位の圧力が所定時
間検知された場合に、再び床面部材駆動手段123を作
動して寝ている人の姿勢を変化させるという制御をおこ
なうものである。さて、かかる所定の駆動信号に基づい
て床面部材駆動手段123は作動し、床面部材113は
接合部まわりに回動し(図2,図3参照)、これによっ
て寝る人の当接位置が適宜調整されることになる。これ
によって、実施例1のベッド101の床擦れ防止効果が
一層的確かつ確実に行えることとなった。
【0013】
【発明の効果】請求項1および請求項2の発明によれ
ば、床面上に寝る人の床面への当接位置を逐次変化させ
ることにより、体の血行障害が特定の部位に生じること
を緩和あるいは防止することができ、床擦れを効果的に
防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のベッドの全体構造を示す斜視図であ
る。
【図2】実施例1のベッドの床面部材回動の状態を示す
正面図である。
【図3】同じく、実施例1のベッドの床面部材回動の状
態を示す正面図である。
【図4】実施例2の体圧検知による床面部材駆動制御の
構造を示す図である。
【図5】実施例2の体圧検知部の設置状態を示す床面の
平面図である。
【図6】従来のベッドの構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
101 ベッド 111 床面 113 床面部材 121 枠体 123 床面部材駆動手段 131 体圧検知部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人が寝ることが可能な床面と、前記床面
    を設置する基体とを有するベッドであって、 前記床面は、前記床面を前記ベッドの長手方向に分割す
    る複数個の床面部材を結合することによって構成され、 前記基体は、前記ベッドの長手方向を回動軸に前記床面
    部材の全部または一部を回動可能とする床面部材駆動手
    段を有することを特徴とするベッド。
  2. 【請求項2】 人が寝ることが可能な床面と、前記床面
    を設置する基体とを有するベッドであって、 前記床面は、前記床面を前記ベッドの長手方向に分割す
    る1対の床面部材を結合することによって構成され、 前記基体は、前記床面部材同士の結合線まわりに前記床
    面部材の一方または双方を回動可能とする床面部材駆動
    手段を有することを特徴とするベッド。
JP7011776A 1995-01-27 1995-01-27 ベッド Pending JPH08196576A (ja)

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