JPH08195918A - デジタルアナログ共用受信装置 - Google Patents

デジタルアナログ共用受信装置

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JPH08195918A
JPH08195918A JP418195A JP418195A JPH08195918A JP H08195918 A JPH08195918 A JP H08195918A JP 418195 A JP418195 A JP 418195A JP 418195 A JP418195 A JP 418195A JP H08195918 A JPH08195918 A JP H08195918A
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JP
Japan
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frequency
variable
digital
dividing means
signal
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JP418195A
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English (en)
Inventor
Hideki Oto
秀起 大戸
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、位相比較周波数を低くすることな
くデジタル伝送信号の受信時に位相雑音の改善を図るこ
とができるとともに、アナログ伝送信号の受信時にAF
Cに対応するために周波数可変ステップ幅を小さくする
ことができるデジタルアナログ共用受信装置を提供する
ことを目的としている。 【構成】受信チャンネルの選局時には、電圧制御発振器
から出力される発振信号を分周する第1の可変分周手段
の分周比を可変することで受信周波数を選定し、受信チ
ャンネルが選局された状態では、基準発振器から出力さ
れる基準信号を分周する第2の可変分周手段の分周比を
可変するとともに、該第2の可変分周手段の分周比に応
じて第1の可変分周手段の分周比を可変することによ
り、受信周波数の微調整を行なうようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばCATV(Ca
ble Television)放送等の受信に好適し、特に直交振幅
変調方式でデジタル伝送される信号と、NTSC(Nati
onal Television System Committee)方式でアナログ伝
送される信号とを、選択的に受信し得るデジタルアナロ
グ共用受信装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、首記の如きデジタルアナ
ログ共用受信装置は、従来より、図2に示すように構成
されている。すなわち、図中符号11は入力端子で、放
送を受信して得られるRF(Radio Frequency )信号が
供給されている。この入力端子11に供給されたRF信
号は、BPF(Band Pass Filter)12により50MH
z〜750MHzの帯域に制限され、レベル制限回路1
3により所定のレベル範囲に制限された後、RF増幅回
路14により増幅されて第1の周波数変換回路15に供
給される。
【0003】この第1の周波数変換回路15には、第1
の局部発振回路16を構成するVCO(電圧制御発振
器)17から出力される第1の局部発振信号が、増幅回
路18を介して供給されている。そして、この第1の周
波数変換回路15は、入力されたRF信号を、第1の局
部発振信号に基づいて、1.2GHz帯域の第1中間周
波数信号に周波数変換している。このとき、VCO17
の発振周波数は、1.25GHz〜1.95GHzまで
可変可能となっている。
【0004】そして、第1の周波数変換回路15から出
力された第1の中間周波数信号は、BPF19により第
1中間周波数帯に対応した帯域フィルタリング処理が施
され、IF(Intermediate Frequency)増幅回路20で
増幅された後、第2の周波数変換回路21に供給され
る。
【0005】この第2の周波数変換回路21には、第2
の局部発振回路22から出力される第2の局部発振信号
が、増幅回路23を介して供給されている。そして、こ
の第2の周波数変換回路21は、入力された第2中間周
波数信号を、第2の局部発振信号に基づいて、TVIF
帯域(米国NTSC方式の場合45.75MHz)の第
2中間周波数信号に周波数変換している。その後、第2
の周波数変換回路21から出力された第2中間周波数信
号は、BPF24により第2中間周波数帯に対応した帯
域フィルタリング処理が施された後、出力端子25を介
して図示しない復調回路に導出される。
【0006】ここで、受信チャンネルの選局は、第1の
局部発振信号の周波数つまりVCO17の発振周波数を
変化させることにより行なわれ、米国NTSC方式の場
合6MHzステップとなる。このVCO17の発振周波
数は、PLL(位相同期ループ)回路26によって制御
される。すなわち、VCO26の発振出力信号は、モジ
ュラスプリスケーラ(MPS)27に供給されて分周さ
れる。この場合、モジュラスプリスケーラ27は、モジ
ュラスコントローラ(MCT)28の出力に基づいて、
その分周比が制御される。
【0007】そして、モジュラスプリスケーラ27から
出力される分周信号は、プログラマブルカウンタで構成
される、メインカウンタ(MCO)29及びスワローカ
ウンタ(SCO)30で分周されて、モジュラスコント
ローラ28に供給されている。このため、各カウンタ2
9,30の値を外部からプログラミングすることによ
り、カウンタ29,30の分周比を制御することができ
る。
【0008】また、メインカウンタ29から出力される
分周信号は、位相比較信号として位相比較回路31の一
方の入力端に供給される。この位相比較回路31の他方
の入力端には、例えば水晶発振子を内蔵した基準発振回
路32から発生される安定度の高い一定周波数の基準発
振信号を、プログラマブルカウンタで構成されるリファ
レンスカウンタ(RCO)33で分周した信号が、位相
比較信号として供給されている。そして、この位相比較
回路31は、両入力端に供給された各分周信号を位相比
較し、その位相誤差成分に対応した誤差信号を発生して
いる。
【0009】その後、位相比較回路31から出力された
誤差信号が、チャージポンプ(CHP)回路34及びL
PF(Low Pass Filter )35を介してVCO17に供
給されることにより、VCO17の発振周波数が上記位
相誤差成分がなくなるように制御され、ここに、第1の
局部発振信号の周波数が変化され受信チャンネルの選局
を行なうことができる。
【0010】ここで、上記のようなデジタルアナログ共
用受信装置において、アナログ伝送信号の受信時には、
入力信号のオフセット等のためにAFC(自動周波数制
御)を施して、VCO17の発振周波数を微調整する必
要がある。このため、通常では、位相比較信号の周波数
を50kHz程度にすることにより、周波数可変ステッ
プを小さくすることで対応している。
【0011】すなわち、上記VCO17の発振周波数f
VCO は、メインカウンタ29による分周比をM、モジュ
ラスプリスケーラ27の分周比をN、スワローカウンタ
30による分周比をS、基準発振回路32から出力され
る基準発振信号の周波数をFr、リファレンスカウンタ
33による分周比をRとすると、 fVCO =(M×N+S)×(Fr/R) ……(1) で表わされる。
【0012】また、上記PLL回路26を構成するLP
F35は、ループ帯域を決定するフィルタであるが、そ
のカットオフ周波数は、通常、位相比較周波数の1/2
0〜1/30以下に設定されている。
【0013】一方、例えば64QAM(Quadrature Amp
litude Modulation )処理等によるデジタル変調信号の
受信時には、VCO17として位相雑音性能に優れたも
のが要求されるが、周波数可変範囲が広いことから、第
1の局部発振回路16単体としての性能には限界があ
り、PLL回路26により位相雑音を改善する必要が生
じる。
【0014】しかしながら、アナログ伝送信号の受信時
にAFCに対応する必要があることから、周波数可変ス
テップ幅を小さくするために位相比較周波数を低くする
と、PLL回路26のループ帯域を広くとることが不可
能となり、位相雑音の改善を妨げるという問題が生じる
ことになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
デジタルアナログ共用受信装置では、アナログ伝送信号
の受信時にAFCに対応するために位相比較周波数を低
く設定すると、デジタル伝送信号の受信時に位相雑音を
改善することができなくなるという問題を有している。
【0016】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、位相比較周波数を低くすることなくデジ
タル伝送信号の受信時に位相雑音の改善を図ることがで
きるとともに、アナログ伝送信号の受信時にAFCに対
応するために周波数可変ステップ幅を小さくすることが
できる極めて良好なデジタルアナログ共用受信装置を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデジタル
アナログ共用受信装置は、電圧制御発振器と、この電圧
制御発振器から出力される発振信号を分周する第1の可
変分周手段と、一定周波数の基準信号を発生する基準発
振器と、この基準発振器から出力される基準信号を分周
する第2の可変分周手段と、第1及び第2の可変分周手
段からそれぞれ出力される分周信号を位相比較してその
位相誤差成分に対応した誤差信号を出力する位相比較手
段と、この位相比較手段から出力される誤差信号を電圧
制御発振器の制御電圧を生成するフィルタ手段と、電圧
制御発振器から出力される発振信号に基づいて受信信号
を中間周波数に周波数変換する周波数変換手段とを備え
たものを対象としている。
【0018】そして、受信チャンネルの選局時には、第
1の可変分周手段の分周比を可変することで受信周波数
を選定し、受信チャンネルが選局された状態では、第2
の可変分周手段の分周比を可変するとともに、該第2の
可変分周手段の分周比に応じて第1の可変分周手段の分
周比を可変することで、受信周波数の微調整を行なうよ
うに構成したものである。
【0019】
【作用】上記のような構成によれば、受信チャンネルの
選局時には、電圧制御発振器から出力される発振信号を
分周する第1の可変分周手段の分周比を可変することで
受信周波数を選定し、受信チャンネルが選局された状態
では、基準発振器から出力される基準信号を分周する第
2の可変分周手段の分周比を可変するとともに、該第2
の可変分周手段の分周比に応じて第1の可変分周手段の
分周比を可変することにより、受信周波数の微調整を行
なうようにしたので、位相比較周波数を低くすることな
くデジタル伝送信号の受信時に位相雑音の改善を図るこ
とができるとともに、アナログ伝送信号の受信時にAF
Cに対応するために周波数可変ステップ幅を小さくする
ことができるようになる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。前述した(1)式において、f
VCO =1170MHz、Fr=16MHzとし、リファ
レンスカウンタ33による分周比Rを64、つまりリフ
ァレンスカウンタ33から位相比較回路31に出力され
る位相比較信号の周波数(Fr÷R)が250kHzを
中心とするように、基準発信回路32から出力される基
準発振信号に対する分周比Rを変化させ、これに応じて
VCO17の発振出力信号を分周する分周比(N×M+
S)を変化させると、図1に示すようにステップ周波数
を変化させることができる。
【0021】すなわち、リファレンスカウンタ33によ
る分周比Rを64を中心として1ステップづつ変化させ
ると、リファレンスカウンタ33から位相比較回路31
に出力される位相比較信号の周波数は、250kHzを
中心として約6%程度づつ変化される。そして、リファ
レンスカウンタ33から位相比較回路31に出力される
位相比較信号の周波数に応じて、VCO17の発振出力
信号を分周する分周比(N×M+S)を変化させること
により、約30kHz程度の細かい周波数ステップが可
能となる。
【0022】このため、デジタル伝送信号の受信時に
は、位相比較信号の周波数を250kHzと高めに設定
して位相雑音の改善を図ることができる。また、アナロ
グ伝送信号の受信時にAFCに対応するために細かい周
波数ステップ幅が必要な場合にも、上述したように約3
0kHzという細かい周波数ステップ幅を得ることがで
き、デジタル伝送信号とアナログ伝送信号との双方の受
信に共用することができる。なお、この発明は上記実施
例に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施することができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
位相比較周波数を低くすることなくデジタル伝送信号の
受信時に位相雑音の改善を図ることができるとともに、
アナログ伝送信号の受信時にAFCに対応するために周
波数可変ステップ幅を小さくすることができる極めて良
好なデジタルアナログ共用受信装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデジタルアナログ共用受信装置
の一実施例を説明するために示す図。
【図2】従来のデジタルアナログ共用受信装置を示すブ
ロック構成図。
【符号の説明】
11…入力端子、12…BPF、13…レベル制限回
路、14…RF増幅回路、15…第1の周波数変換回
路、16…第1の局部発振回路、17…VCO、18…
増幅回路、19…BPF、20…IF増幅回路、21…
第2の周波数変換回路、22…第2の局部発振回路、2
3…増幅回路、24…BPF、25…出力端子、26…
PLL回路、27…モジュラスプリスケーラ、28…モ
ジュラスコントローラ、29…メインカウンタ、30…
スワローカウンタ、31…位相比較回路、32…基準発
振回路、33…リファレンスカウンタ、34…チャージ
ポンプ回路、35…LPF。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧制御発振器と、この電圧制御発振器
    から出力される発振信号を分周する第1の可変分周手段
    と、一定周波数の基準信号を発生する基準発振器と、こ
    の基準発振器から出力される基準信号を分周する第2の
    可変分周手段と、前記第1及び第2の可変分周手段から
    それぞれ出力される分周信号を位相比較してその位相誤
    差成分に対応した誤差信号を出力する位相比較手段と、
    この位相比較手段から出力される誤差信号を前記電圧制
    御発振器の制御電圧を生成するフィルタ手段と、前記電
    圧制御発振器から出力される発振信号に基づいて受信信
    号を中間周波数に周波数変換する周波数変換手段とを備
    えたデジタルアナログ共用受信装置において、受信チャ
    ンネルの選局時には、前記第1の可変分周手段の分周比
    を可変することで受信周波数を選定し、受信チャンネル
    が選局された状態では、前記第2の可変分周手段の分周
    比を可変するとともに、該第2の可変分周手段の分周比
    に応じて前記第1の可変分周手段の分周比を可変するこ
    とで、受信周波数の微調整を行なうように構成してなる
    ことを特徴とするデジタルアナログ共用受信装置。
JP418195A 1995-01-13 1995-01-13 デジタルアナログ共用受信装置 Pending JPH08195918A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002051319A (ja) * 2000-05-23 2002-02-15 Maspro Denkoh Corp 周波数変換装置及び通信システム

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