JPH08195315A - 風冷式静止誘導機器 - Google Patents

風冷式静止誘導機器

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JPH08195315A
JPH08195315A JP7003700A JP370095A JPH08195315A JP H08195315 A JPH08195315 A JP H08195315A JP 7003700 A JP7003700 A JP 7003700A JP 370095 A JP370095 A JP 370095A JP H08195315 A JPH08195315 A JP H08195315A
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JP
Japan
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air
radiator
cooled
fan motor
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP7003700A
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English (en)
Inventor
Sadahiro Takahashi
貞弘 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08195315A publication Critical patent/JPH08195315A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放熱器の冷却効率がよく、ファンモータの点
検・交換の際に、容易で安全性の高い作業ができる風冷
式静止誘導機器を提供する。 【構成】 風冷式静止誘導器のタンク1と連結管2によ
って連通するパネル形放熱器3との間に、前記絶縁冷却
媒体を対流または強制対流により循環させることにより
中身本体を冷却するとともに、前記パネル形放熱器3の
下部に伸縮自在のレール7を設け、このレール7に前記
冷却ファン4と駆動用モータ5からなるファンモータ6
を固定および移動可能に取り付けて前記パネル形放熱器
3を風冷により冷却するようにしたものである。静止誘
導機器の運転時には、ファンモータ6の位置はパネル形
放熱器3の真下に置かれ、ボルト8によって固定されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変圧器またはリアクト
ルなどの風冷式静止誘導機器に係るものであり、詳しく
は風冷式静止誘導機器のパネル形放熱器の下部に冷却フ
ァンとファンモータを取り付けた風冷式静止誘導機器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から風冷式静止誘導機器のパネル形
放熱器の側面に、冷却ファンおよび駆動用モータ類(以
下、ファンモータと記す)を取り付け、強制風冷により
冷却特性を向上させることが行われている。しかし、パ
ネル形放熱器の側面にファンモータを取り付けた場合、
パネル形放熱器は空気の流れが側面から入り、上面から
排出されることから冷却効率がやや低いことがある。ま
た、ファンモータには配線やベアリング等があり、定期
的な点検・交換および異常時の点検・交換が必要であ
る。
【0003】図7は従来の風冷式静止誘導機器の一例を
示す正面図で、図7に示すように、風冷式静止誘導機器
のタンク1と連通するパネル形放熱器3との間に、絶縁
冷却媒体を対流または強制対流により循環させることに
より中身本体を冷却するとともに、前記パネル形放熱器
3の側面に冷却ファン4と駆動用モータ5からなるファ
ンモータ6を取り付けて、風冷によりパネル形放熱器3
を冷却するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた風
冷式静止誘導機器では、ファンモータはパネル形放熱器
の側面に取り付けられているため、ファンモータの点検
・交換は、パネル形放熱器の側面に取り付けた場合に
は、重量物を取り扱う高所作業となる。また、パネル形
放熱器の下面に取り付ける場合は、床面とパネル形放熱
器の狭い空間での重量物を取り扱う作業となるので、作
業性が悪く、かつ、危険であるという問題点を有する。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたもので、放熱器の冷却効率がよ
く、ファンモータの点検・交換の際に、容易で安全性の
高い作業ができる風冷式静止誘導機器を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明における風冷式静止誘導機器は、鉄心およ
び巻線等からなる中身本体を絶縁冷却媒体とともにタン
クの内部に収納し、このタンクと連結管により連通する
パネル形放熱器を設け、このパネル形放熱器と前記タン
クの間に、前記絶縁冷却媒体を対流または強制対流によ
り循環させることにより前記中身本体を冷却するととも
に、前記パネル形放熱器の下部にレールを取り付け、こ
のレールの上に前記冷却ファンと駆動用モータからなる
ファンモータを取り付け、このレールを移動および固定
可能に取り付けて前記パネル形放熱器を風冷により冷却
するようにしたものである。
【0007】また、ファンモータを台車に取り付け、こ
の台車を移動および固定可能にしてパネル形放熱器の下
部に配置して前記パネル形放熱器を風冷により冷却する
ようにしたものである。
【0008】
【作用】上述のように、パネル形放熱器の下部にレール
を取り付け、このレールの上に前記冷却ファンと駆動用
モータからなるファンモータを移動および固定可能に取
り付けて、前記パネル形放熱器を風冷により冷却するよ
うにしたことにより、静止誘導機器の運転時にはボルト
およびストッパー等により所定の位置に固定し、ファン
モータの点検・交換の際には前記ファンモータを前記レ
ール上を移動させることにより、ファンモータの点検・
交換のときに重量物を保持する必要がなくなり、作業し
易い広い作業スペースが確保され、安全性が向上する。
【0009】また、ファンモータを台車に取り付け移動
および固定可能にパネル形放熱器の下部に配置して前記
パネル形放熱器を風冷により冷却するようにしたことに
より、静止誘導機器の運転時にはボルトおよびストッパ
ー等により台車を所定の位置に固定し、ファンモータの
点検・交換の際には前記台車を移動させることにより、
ファンモータの点検・交換のときに重量物を保持する必
要がなくなり、作業し易い広いスペースが確保され、安
全性が向上する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の風冷式静止誘導機器の実施例
を図に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の風冷式静止誘導機器の第1
の実施例を示す正面図、図2(A)は図1の風冷式静止
誘導機器の側面図で、図1および図2(A)に示すよう
に、風冷式静止誘導機器のタンク1と連結管2によって
連通するパネル形放熱器3を設け、該パネル形放熱器3
と前記タンクの間に、前記絶縁冷却媒体を対流または強
制対流により循環させることにより中身本体を冷却する
とともに、前記パネル形放熱器3の下部に伸縮自在なレ
ール7(図3)を取り付け、このレール7に前記冷却フ
ァン4と駆動用モータ5からなるファンモータ6を移動
および固定可能に取り付けて前記パネル形放熱器3を風
冷により冷却するようにしたものである。静止誘導機器
の運転時には、ファンモータ6の位置はパネル形放熱器
3の真下に置かれ、ボルト8によって固定されている。
9はレール支えで、レール7を支える。レール7は図2
(A)に示すようにタンク1の側壁に設けているが、図
2(B)に示すように、パネル形放熱器3の下側に設け
てもよい。なお、F.Lは床面を示している。
【0012】図3は図2の風冷式静止誘導機器の点検・
交換時の状態を示す側面図で、図3に示すように、パネ
ル形放熱器3の下部に伸縮自在のレール7を取り付け、
このレール7の上に前記冷却ファン4と駆動用モータ5
からなるファンモータ6を移動および固定可能に取り付
けて前記パネル形放熱器3を風冷により冷却するように
なっているので、ファンモータ6を点検または交換する
場合には、静止誘導機器の運転を止めて、図2のボルト
8を緩めるか取り外してファンモータ6を引き出す。伸
縮自在のレール7は、後述のように、固定レール7aと
可動レール7bとから形成されている。
【0013】図4は図3の要部拡大図、図5は図4のA
−A部分の断面図で、図4および図5に示すように、レ
ール7の固定レール7aの内側の下面には戸車11が取
り付けてあり、ファンモータ6を取り付けた可動レール
7bは前記戸車11の上を滑って行くように構成してあ
り、可動レール7bごとファンモータ6を引き出すこと
ができる。可動レール7bの後端部にはストッパ(図示
しない)を設けて可動レール7bが全部は抜け出さない
ように構成してある。
【0014】図6は本発明の風冷式静止誘導機器の第2
の実施例の運転時の状態を示す側面図で、図6に示すよ
うに、ファンモータ6を台車12に取り付けてこの台車
12を移動および固定可能としてパネル形放熱器3の下
部に配置してパネル形放熱器3を風冷により冷却するよ
うに構成したもので、運転時にはパネル形放熱器3の下
部に台車13を固定してファンモータ6を運転し、点検
・交換時には台車12に乗せたままファンモータ6を引
き出して点検・交換を行うのである。なお、図1または
図2と同一部分は同一記号を付して、その説明を省略し
た。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0016】(1)ファンモータの点検・交換のとき
に、重量物を保持する必要がない。
【0017】(2)作業し易い広い作業スペースが確保
される。
【0018】(3)安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風冷式静止誘導機器の第1の実施例を
示す正面図である。
【図2】本発明の風冷式静止誘導機器の第1の実施例の
運転時の状態を示す側面図である。
【図3】図2の風冷式静止誘導機器の点検・交換時の状
態を示す側面図である。
【図4】図3の風冷式静止誘導機器の要部拡大図であ
る。
【図5】図4のA−A部分の断面図である。
【図6】本発明の風冷式静止誘導機器の第2の実施例の
運転時の状態を示す側面図である。
【図7】従来の風冷式静止誘導機器の一例を示す正面図
である。
【符号の説明】
1…タンク 2…連絡管 3…パネル形放熱器 4…冷却ファン 5…駆動用モータ 6…ファンモータ 7…レール 8…ボルト 11…戸車 12…台車

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心および巻線等からなる中身本体を絶
    縁冷却媒体とともにタンクの内部に収納し、このタンク
    と連結管により連通するパネル形放熱器を設け、該パネ
    ル形放熱器と前記タンクの間に、前記絶縁冷却媒体を対
    流または強制対流により循環させることにより前記中身
    本体を冷却するとともに、前記パネル形放熱器に冷却フ
    ァンと駆動用モータからなるファンモータを取り付けて
    パネル形放熱器を風冷により冷却する風冷式静止誘導機
    器において、前記パネル形放熱器の下部に前記ファンモ
    ータを移動および固定可能に設けてパネル形放熱器を風
    冷により冷却するようにしたことを特徴とする風冷式静
    止誘導機器。
  2. 【請求項2】 パネル形放熱器の下部に位置して伸縮自
    在のレールを取り付け、このレールの上に前記冷却ファ
    ンと駆動用モータからなるファンモータを設け、該レー
    ルを移動および固定可能に設けて前記パネル形放熱器を
    風冷により冷却するようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の風冷式静止誘導機器。
  3. 【請求項3】 ファンモータを台車に取り付け、該台車
    を移動および固定可能にパネル形放熱器の下部に配置し
    て前記パネル形放熱器を風冷により冷却するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の風冷式静止誘導機
    器。
JP7003700A 1995-01-13 1995-01-13 風冷式静止誘導機器 Pending JPH08195315A (ja)

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