JPH08194959A - 光学系支持装置 - Google Patents

光学系支持装置

Info

Publication number
JPH08194959A
JPH08194959A JP577095A JP577095A JPH08194959A JP H08194959 A JPH08194959 A JP H08194959A JP 577095 A JP577095 A JP 577095A JP 577095 A JP577095 A JP 577095A JP H08194959 A JPH08194959 A JP H08194959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damping material
spring
optical system
filling
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP577095A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Ikegame
哲夫 池亀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP577095A priority Critical patent/JPH08194959A/ja
Publication of JPH08194959A publication Critical patent/JPH08194959A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】緩衝手段の配置の自由度が高く且つ1次共振を
効率よく抑制することが可能な光学系支持装置を提供す
る。 【構成】本発明は、物レンズを保持する保持部材と、そ
の一端部が保持部材に固定され且つその他端部30bが
固定部材40に固定された4本のバネ30とを備えてお
り、これらバネ30によって保持部材を変位自在に支持
するように構成されている。これらバネ30には、角度
θだけ折り曲げられた幅広部30dが突設されており、
この幅広部30dには、孔30eが形成されている。一
方、固定部材40の両面には、幅広部30dが挿入可能
であって且つこの幅広部30dとの間に充填されたダン
ピング材50が流出しないように、液密箱状の充填部4
0bが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光ディスク等の
情報記録媒体に対して所定の情報を光学的に記録したり
或いは再生するための光学系を支持する光学系支持装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光学系支持装置におい
て、対物レンズ等の光学素子は、光ディスクの面振れや
傾斜等に追従させるように、例えば対物レンズを保持す
る保持部材とこの保持部材を変位自在に支持する複数の
ワイヤーバネ等の支持部材とから構成される駆動系によ
って、フォーカス及びトラッキング制御されている。と
ころで、かかる駆動系は、上下左右の2次元方向に光学
素子を駆動させる2次駆動系によって構成されているた
め、安定且つ高精度な制御を行うためには、1次共振を
効率よく抑制する必要がある。
【0003】そこで、例えば特開平2ー232824号
公報(以下、従来技術と称する)には、上記保持部材と
支持部材との間の連結部分に緩衝手段を設けることによ
って上記1次共振をダンピングさせる対物レンズ駆動装
置が開示されている。
【0004】図10(A),(B)に示すように、従来
技術の装置は、第1の基板405が設けられた固定部材
404と、第2の基板406が設けられ且つ対物レンズ
401を保持する保持部材402と、その一端部が固定
部材404に固定され且つ他端部に保持部材402を変
位自在に支持する支持部材即ち4本のワイヤーバネ40
3とを備えており、これらワイヤーバネ403の両端部
は、夫々、第1及び第2の基板405,406に対して
半田407で半田付けされている。
【0005】また、従来技術の装置には、4本のワイヤ
ーバネ403の1次共振をダンピングするように、ワイ
ヤーバネ403の両端部よりも内側であって、且つ、ワ
イヤーバネ403と保持部材402との間の空間部40
2a内及びワイヤーバネ403と固定部材404との間
の空間部404a内に、夫々、緩衝手段即ちゲル状のダ
ンピング材409が充填されている。
【0006】このような構成によれば、保持部材402
の振動によって4本のワイヤーバネ403が動いた際、
変形及び流動するダンピング材409の粘性によって1
次共振がダンピングされることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、保持部材4
02及び固定部材404には、ワイヤーバネ403が空
間部402a,404aを貫通して延在するように、空
間部402a,404aに連通した開口部402b,4
04bが形成されている。
【0008】このため、空間部402a,404aに緩
衝手段即ちダンピング材409を充填した際に、開口部
402b,404bを介してダンピング材409が流出
し易いという問題がある。この結果、1次共振を効率よ
く抑制することが困難になってしまうといった問題が発
生する。
【0009】また、空間部402a,404aは、4本
のワイヤーバネ403の両端間に配置させる必要がある
ため、例えば保持部材402等と干渉し易く且つその配
置の自由度も低いといった問題もある。
【0010】更に、従来技術に適用された4本のワイヤ
ーバネ403は、細長の金属ワイヤで構成されているた
め、開口部402b,404bの寸法は小さくて済む
が、例えば図10(C)に示すような例えば薄板をエッ
チング加工したワイヤーバネ403を適用した場合に
は、その両端に形成された幅広の固定部403aに対応
するように、開口部402b,404bの寸法を大きく
する必要がある。この場合、開口部402b,404b
を介して流出するダンピング材409の流出量が大きく
なってしまう。この結果、ダンピング材409の量を正
確に調節することが困難になると共に、不適当な箇所に
ダンピング材409が付着してしまうといった問題が発
生する。この場合も、1次共振を効率よく抑制すること
が困難になってしまうといった問題が発生してしまう。
【0011】本発明は、このような課題を解決するため
になされており、その目的は、緩衝手段の配置の自由度
が高く且つ1次共振を効率よく抑制することが可能な光
学系支持装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、その一端部が光学
素子を保持する保持部材に固着され、且つ、その他端部
が固定部材に固着されており、前記保持部材を前記固定
部材に対して移動可能に支持する支持部材と、この支持
部材の1次共振を抑制するように、前記支持部材に設け
られた緩衝手段とを備える光学系支持装置であって、前
記緩衝手段は、前記一端部から前記他端部を結ぶ軸線方
向に対して側方に突設した緩衝部を備える。
【0013】また、請求項2に記載の発明において、前
記緩衝手段は、前記一端部から前記他端部を結ぶ軸線の
外側で且つその略延在方向に突設した緩衝部を備える。
また、請求項3に記載の発明において、前記緩衝手段
は、前記保持部材及び前記固定部材の少なくともいずれ
か一方に設けられていると共に前記緩衝部が挿入可能で
あって且つ所定のダンピング材を充填保持可能な充填部
を備える。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、支持部材の一
端部から他端部を結ぶ軸線方向に対して側方に突設した
緩衝部によって、支持部材の1次共振が抑制される。請
求項2に記載の発明によれば、支持部材の一端部から他
端部を結ぶ軸線の外側で且つその略延在方向に突設した
緩衝部によって、支持部材の1次共振が抑制される。請
求項3に記載の発明によれば、充填部に充填保持された
ダンピング材が緩衝部に作用することによって、支持部
材の1次共振が抑制される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例に係る光学系支
持装置について、図1ないし図4を参照して説明する。
図1ないし図3に示すように、本実施例の光学系支持装
置は、光学素子即ち対物レンズ10を保持する保持部材
20と、その一端部30aが保持部材20に固定され且
つその他端部30bが固定部材40に固定された4本の
バネ30とを備えており、これらバネ30によって保持
部材20を変位自在に支持するように構成されている。
【0016】ここで、図中矢印X方向は、トラッキング
方向を示し、矢印Z方向は、フォーカス方向を示す。従
って、本実施例に適用された対物レンズ10を保持する
保持部材20は、4本のバネ30によってフォーカス方
向及びトラッキング方向に変位自在に支持される。
【0017】特に、図2及び図3に示すように、保持部
材20の両縁には、切欠部20aが形成されており、こ
の切欠部20aには、夫々、フォーカスコイル21及び
トラッキングコイル22が固定されている(図1参
照)。これら切欠部20aの内面には、夫々、凸部20
bが突設されており、この凸部20bによってフォーカ
スコイル21の取付位置が位置決めされるように構成さ
れている。
【0018】保持部材20には、その底面外周に沿って
接着可能なバランサ23が設けられており、このバラン
サ23は、例えばリン青銅板で構成されている。なお、
バランサ23には凹部23aが、保持部材20には凹部
20cが夫々形成されている。
【0019】また、4本のバネ30は、夫々、その両端
部30a,30bが保持部材20と固定部材40に取り
付けられており、固定部材40に対して保持部材20を
相対的に変位自在に支持する機能を有する。具体的に
は、4本のバネ30は、夫々、例えばベリリウム銅等の
薄い金属箔をエッチング又はプレス加工して形成されて
おり、その一端部30aが保持部材20の一側両面に突
設された取付面20eに固着され、且つ、他端部30b
が固定部材40の両側面に突設された取付面40aに固
着されている。
【0020】このようなバネ30の両端部近傍には、夫
々、図中X方向に幅狭のくびれ部30cが形成されてお
り、これらくびれ部30cが撓むことによって保持部材
20をX,Z方向に変位させるように構成されている。
【0021】なお、これらバネ30には、後述する緩衝
手段が装着されることになる。また、固定部材40は、
その底面に突設されたボス40e(図3参照)を介して
ベース42に固定される。このベース42は、一枚の鉄
板をプレス成形して構成されており、このベース42に
は、磁気回路を構成する外ヨーク42aと内ヨーク42
bとが一体的に形成されると共に、外ヨーク42aの内
側面には、磁石43が接着される。
【0022】なお、ベース42上には、発光ダイオード
(LED)44と、このLDE44から発光した光を受
光するフォトディテクタ(PD)45と、保持部材20
に設けられており、LDE44とPD45との間の光路
中に位置付けられる遮光部材20fとが配置されてい
る。このような構成によれば、保持部材20が変位する
と、この保持部材20と共に移動する遮光部材20fに
よってLED44からの光の一部が遮光される。このと
き、遮光部材20fを通過した残りの光がPD45によ
って受光される。PD45は、受光量に応じた電気信号
を出力するが、かかる電気信号に基づいて、保持部材2
0に保持されている対物レンズ10の位置及び移動速度
が検知されることになる。また、LED44及びPD4
5は、信号伝達用のフレキシブルプリント回路(FP
C)46に接続されており、このFPC46は、フォー
カスコイル21及びトラッキングコイル22へ制御電流
を供給するように構成されている。
【0023】また、緩衝手段は、バネ30の周囲等に設
定された充填部にダンピング材を充填して構成すること
が可能であるが、その場合、ダンピング材の流出を防止
するように、充填部にはダンピング材の位置規制部等を
設けることが好ましい。
【0024】具体的には、図4(A)に示すように、緩
衝手段において、4本のバネ30の両端部30a,30
bを結ぶ軸線に対して側部に突設された緩衝部即ち幅広
部30dは、夫々、図中符号θを付した角度(例えば、
30°〜90°程度)だけ折り曲げられており、この折
り曲げられた幅広部30dが、固定部材40の両面に形
成された充填部40bに夫々挿入されることになる。な
お、図4(A)には、1本のバネ30の幅広部30dの
みが示されているが、他のバネ30も同様の構成である
ため、その説明は省略する。
【0025】このような幅広部30dは、夫々、バネ3
0の延在方向に直交する方向に互いに対向して突出され
ており、幅広部30dの中央部には、夫々、孔30eが
形成されている。
【0026】また、充填部40bを構成する壁40f,
40f′,40gの高さは、取付面40aよりも例えば
0.1〜1mm程度低くなっており、これら壁40f,
40f′,40gの開口縁には、その外側に向かうに従
って充填部40bの開口面積が広がるように、面取り部
40kが形成されている。
【0027】図4(B)に示すように、固定部材40の
両面に形成された充填部40bには、夫々、ダンピング
材50が充填されており、このダンピング材50のダン
ピング材面50aまでの高さは、面取り部40kの中間
位置に位置付けられるように設定されている。この場
合、ダンピング材面50aが面取り部40kの中間位置
になるように、基準となるべきダンピング材50の量を
設定すればよい。
【0028】また、ダンピング材50の充填に際し、1
mm3 程度の定量排出が可能なディスペンサ(図示しな
い)を使用すれば、ダンピング材50の充填量を一定に
保持させることができる。
【0029】なお、ダンピング材50としては、例えば
変性ウレタンアクリレート(アクリル)を主成分とする
紫外線硬化型(UV硬化型)のゲル材で構成されてい
る。このようなダンピング材50は、充填部40bに充
填された後、紫外線を照射して硬化させる必要がある
が、この場合、固定部材40を紫外線透過部材(例え
ば、ポリカーボネート、ポリエーテルサルフォン等のプ
ラスチック材)で構成することが好ましい。
【0030】また、ダンピング材50としては、上述し
たものに限定されることはなくダンピング効果を奏する
ものであれば任意に選択することが可能である。例え
ば、熱硬化のシリコーンゲル、シリカ粉入りのシリコー
ンオイルコンパウンド等のシリコーンオイル、グリス、
ブチル等のゴム系の接着剤等、あるいは、充填部40b
に充填した際に充填部40bとバネ30の幅広部30d
との間に充填配置可能なもの、又は、固定部材40とバ
ネ30の幅広部30dとを連結するように貼り付けられ
るアクリル系等のダンピングテープ等が該当する。
【0031】なお、このようなゲル材のダンピング材5
0の硬化後の硬度は、ショアーA型硬度計を用いた場
合、その目盛りが1程度であることが好ましい。このよ
うに本実施例によれば、充填部40bに充填されたダン
ピング材50によって4本のバネ30の1次共振を効率
よく抑制させることが可能であると共に、装置の組立て
時にダンピング材50を充填するにあたっても、充填部
40bによってダンピング材50の位置を適切に規制す
ることができるため、バネ30の幅広部30dに接する
ダンピング材50の量のばらつきを少なくすることが可
能となる。更に、フォーカス及びトラッキング制御時、
ダンピング特性や共振周波数の変動を少なくして安定し
たサーボ特性を得ることもできる。
【0032】次に、本実施例の光学系支持装置のダンピ
ング動作について、図1ないし図4を参照して説明す
る。本実施例の光学系支持装置が配置された光学的情報
記録再生装置(図示しない)では、情報の記録再生時、
光学系ユニット(図示しない)から出射された光束は、
ミラー24(図2及び図3参照)から反射した後、保持
部材20に搭載された対物レンズ10を介して記録媒体
面(図示しない)に集光される。
【0033】このような記録再生において、固定部材4
0に設けられた接続用ランド40j(図1参照)からフ
ォーカスコイル21又はトラッキングコイル22に電流
を流すと、保持部材20の振動に起因して4本のバネ3
0が動く。このとき、ダンピング材50(図4(B)参
照)が、幅広部30dの振動によりその粘弾性に基づい
て変形・流動することによって、バネ30の1次共振が
ダンピングされることになる。
【0034】この場合、図中矢印X方向の振動に対して
は、バネ30の幅広部30dがダンピング抵抗を増大す
るように働くため、ダンピング効果を高めることができ
る。また、図中矢印Z方向の振動に対しては、一対の幅
広部30dに形成された孔30e(図4参照)がダンピ
ング材50を保持してダンピング抵抗を増大するように
働くため、ダンピング効果を高めることができる。
【0035】このように本実施例に適用されたバネ30
には、その両端30a,30bの間であって且つバネ3
0の延在方向に対して側方に突出した幅広部30dが設
けられており、この幅広部30dの下部部分と孔30e
とがダンピング材50中に位置付けられている。具体的
には、バネ30の延在方向に直交する方向に折り曲げら
れた幅広部30dの周囲のみが、充填部40bに充填さ
れたダンピング材50に接触している。
【0036】従って、本実施例によれば、以下のような
効果を奏することが可能となる。第1に、ダンピング材
50の充填部40bに対してバネ30を貫通させる必要
がないため、充填部40bを完全な液密箱状に構成させ
ることができる。このため、かかる充填部40bに充填
されたダンピング材50は、充填部40bから流出する
ことはない。
【0037】第2に、バネ30には、このバネ30に突
設した幅広部30dとこの幅広部30dに形成された孔
30eとが設けられているため、ダンピング材50との
間の接触面積が増加して、ダンピング性能を向上させる
ことができる。更に、幅広部30d及び孔30eの形
状,寸法,位置を適宜変更することによって、図中矢印
X,Y方向へのダンピング係数を自由に設定することも
可能となる。
【0038】第3に、装置の組立て時にダンピング材5
0を充填するにあたっても、充填部40bによってダン
ピング材50の位置を適切に規制することができるた
め、バネ30の幅広部30dに接するダンピング材50
の量のばらつきを少なくすることが可能となると共に、
仮にダンピング材50の量に多少のばらつきがあったと
しても、バネ30の延在方向に沿ったダンピング材50
に対する接触長さが変化することはない。
【0039】第4に、充填部40bの開口縁には、その
外側に向かうに従って充填部40bの開口面積が広がる
ように、面取り部40kが形成されているため、ダンピ
ング材50の量がばらついたときでも、ダンピング材5
0のダンピング材面50aまでの高さが変化することは
ない。
【0040】第5に、ダンピング抵抗を増加させたい場
合でも、バネ30の延在方向と直交する方向に沿って、
幅広部30d及び充填部40bの寸法だけを大きくすれ
ばよいため、装置全体を大型化させることなく、所望の
ダンピング抵抗を容易に実現することができる。
【0041】第6に、本実施例に適用された充填部40
bは、バネ30の延在方向に対して側方に位置付けられ
るため、ダンピング材50を充填部40bに充填した
後、バネ30を固定部材40に装着させることができ
る。この第6の効果からは、更に、下記の効果が実現さ
れる。
【0042】第6の1に、装置の組み立て工程の自由度
が大きくなる。第6の2に、バネ30の幅広部30dと
充填部40bの壁40f,40f′,40gとの間の距
離が接近している場合(即ち、充填部40bがコンパク
トに構成されている場合)でも、充填部40bの隅々に
ダンピング材50を行き渡らせることができる。つま
り、装置の組立時におけるダンピング材50の充填の
際、障害となるべきものが存在しないため、ダンピング
材50の充填作業を容易且つ確実に行うことができる。
この結果、充填部40bに斑なくダンピング材50が行
き渡った状態を達成することができるため、所望のダン
ピング効果を安定して発揮させることができる装置を実
現させることが可能となる。特に、バネ30を配置させ
た後に、粘度の高いダンピング材50を充填するときに
は、コンパクトな装置になればなるほど、充填部40b
の奥隅に空気が介在し易くなるため、組立作業では、こ
のような状態を防止すべく慎重且つ面倒な作業及び管理
等を行う必要がある。しかしながら、本実施例によれ
ば、このような面倒な作業や管理等を強いられることは
ない。
【0043】第6の3に、ダンピング材50を例えば熱
硬化型あるいはUV硬化型のゲル材で構成した場合に
は、ダンピング材50を先に硬化させることができる。
この場合には固定部材40のみがあればよく、仕掛かり
のコストを低減させることができる。
【0044】ゲル状のダンピング材50を用いた場合、
後からバネ30を入れる場合には、幅広部30dは、挿
入方向に対して投影面積が小さくなるように、その折り
曲げ角度θを90°とすることが好ましい。このように
構成すれば、バネ30の挿入が容易になると共に、ダン
ピング材50の残留応力を削減させることができる。一
方、曲げ角度θを90°よりも小さくした場合には、図
中矢印Z方向の投影面積が大きくなるため、ダンピング
抵抗を大きくすることができる。従って、曲げ角度θを
適宜変更することによって、図中矢印X,Z方向のダン
ピング抵抗を所望の大きさに変更することが可能とな
る。例えば、曲げ角度θを45°とすると、図中矢印X
方向とZ方向のダンピング抵抗を同じ大きさになる。
【0045】また、第7に、バネ30の側方に突出した
幅広部30dは、バネ30を一体形成しているのでバネ
30の製造コストが安くなる。なお、本発明は、上述し
た実施例の構成に限定されることはない。例えば、上記
実施例において、充填部40bは固定部材40にのみ形
成されているが、例えば保持部材20に形成しても上記
同様の作用効果を奏する。また、上記実施例において、
本発明は、対物レンズ10をフォーカス及びトラッキン
グ方向に制御する場合について言及したが、例えば、対
物レンズ10をフォーカス及びトラッキング方向のいず
れか一方方向に制御する場合にも適用することができ
る。また、上記実施例において、バネ30は、金属製と
しているが、例えば、ポリイミド等のプラスチックシー
トやプラスチック成形品で構成してもよい。また、対物
レンズの代わりにホログラム素子、ミラー、レーザー等
他の光学素子でもよい。
【0046】また、図5には、上記第1の実施例の変形
例に係る光学系支持装置に適用されたバネ30,63,
64,65の構成が示されている。同図(A)に示され
たバネ30には、その幅広部30dの先端部を更に図中
X方向に折り曲げた先端折曲部30d′が設けられてお
り、幅広部30d及び先端折曲部30d′には、夫々、
一対の孔30eが形成されている。
【0047】このような構成によれば、先端折曲部30
d′を設けたことによりバネ30の幅広部30dの部分
の投影面積を増大させることができるため、図中矢印Z
方向のダンピング抵抗を増大させることが可能となる。
更に、これら先端折曲部30d′や幅広部30d及び合
計8個の孔30eの形状や寸法等を変更することによっ
て、図中矢印X方向及びZ方向のダンピング抵抗を更に
きめ細かく設定することが可能となる。
【0048】同図(B)に示されたバネ63には、その
端部63bの近傍に半円状の緩衝部即ちアーチ部63c
が形成されており、このアーチ部63cをダンピング材
50中に挿入することによって、バネ63の1次共振を
効率よく抑制することが可能となる。
【0049】同図(C)に示されたバネ64は、その断
面が円形のワイヤー状に構成されており、端部64b近
傍には、バネ64の一部をループ状に曲げて構成した緩
衝部即ちループ部64cが形成されている。このような
構成によれば、このループ部64cをダンピング材50
中に挿入することによって、バネ64の1次共振を効率
よく抑制することが可能となる。また、バネ64がワイ
ヤー状であるため、その製造コストを低減させることが
できる。
【0050】同図(D)に示されたバネ65は、その端
部65b近傍において、バネ65とは別体の緩衝部即ち
固定部材65aが固定されている。このような構成によ
れば、この固定部材65aをダンピング材50中に挿入
することによって、バネ65の1次共振を効率よく抑制
することが可能となる。また、ダンピング材50に挿入
される部分を別体の固定部材65aによって構成したた
め、その形状及び配置の自由度を高めることが可能とな
る。
【0051】同図(E)では、図4に示された充填部4
0bの壁のうち、対向する一対の壁40f,40f′の
間にバネ30の幅広部30dを挿入し、この幅広部30
dと一対の壁40f,40f′との間にダンピング材5
0が充填されている。この場合、ダンピング材50は、
その表面張力又は粘性によって、幅広部30dと一対の
壁40f,40f′との間に保持されるため、バネ30
の1次共振を効率よく抑制することが可能となる。
【0052】次に、本発明の第2の実施例に係る光学系
支持装置について、図6を参照して説明する。なお、本
実施例の説明に際し、第1の実施例と同一の構成には、
同一符号を付して、その説明を省略する。また、第1の
実施例と同様の効果や変形例についてもその説明を省略
する。
【0053】図6に示すように、本実施例に適用された
バネ30には、その他端30b及びくびれ部30cの近
傍で両端部30a,30bを結ぶ軸線に対して側方に、
つまりバネ30の側縁から並列して図中X方向に延出し
た幅広部30dが設けられている。
【0054】このバネ30の他端部30bが取り付けら
れる固定部材40には、バネ30の他端部30bが取付
面40aに取り付けられた際、上記幅広部30dが延出
するX方向に対面するように、充填部40bが配置され
ている。
【0055】この充填部40bは、図中矢印Z方向に対
向配置された壁40p,40p′とこれら壁40p,4
0p′相互を連接するように設けられた図中手前側の壁
40gによって構成されており、内部にダンピング材5
0が充填されている。この結果、バネ30の他端部30
bを固定部材40の取付面40aに取り付けたとき、上
記幅広部30dは、その延出部分の周囲のみがダンピン
グ材50に接することになる。
【0056】なお、本実施例の光学系支持装置は、充填
部40bに対して、図中Z方向に並列した一対のバネ3
0の幅広部30dを共に挿入可能に構成されている。こ
のように本実施例によれば、充填部40b及び幅広部3
0dを板状バネ30の面に平行な位置に配置したので、
バネ30の幅広部30dは、折り曲げることなく形成す
ることができる。このため、製造工程が簡略化できコス
トの低減を図ることができる。更に、1個の充填部40
bによって、2本のバネ30の1次共振を同時に抑制さ
せることができるため、固定部材40に対して4本のバ
ネ30を用いる場合でも(図1〜図3参照)、充填部4
0bは2個で足りる。この結果、装置の組立工程及びダ
ンピング材50の充填工程を簡略化することが可能とな
る。
【0057】次に、本発明の第3の実施例に係る光学系
支持装置について、図7を参照して説明する。なお、本
実施例の説明に際し、第1の実施例と同一の構成には、
同一符号を付して、その説明を省略する。また、第1の
実施例と同様の効果や変形例についてもその説明を省略
する。
【0058】図7に示すように、本実施例に適用された
固定部材40の図中矢印マイナスY側の面上には、充填
部材60が固定されており、この充填部材60の図中矢
印X方向両側つまり一端部30aから他端部30bを結
ぶ軸線の外側で且つその略延在方向には、夫々、断面四
角形の凹状の充填部60aが形成されている。そして、
これら充填部60aには、ダンピング材50が充填され
ている。
【0059】このような構成において、保持部材20の
取付面20eに固着された一端部30aから固定部材4
0方向(図中矢印マイナスY方向)に延出している4本
のバネ30は、夫々、充填部材60の充填部60aに充
填されているダンピング材50内を経由した後、その他
端部30bが固定部材40の取付面40aに固着されて
いる。具体的には、一端部30aから図中矢印マイナス
Y方向に延出したバネ30には、夫々、充填部60aに
充填されたダンピング材50内において約180°屈曲
した緩衝部即ちU字状部30eが形成されており、その
他端部30bは、上記U字状部30eを経た後、ダンピ
ング材50から外方(即ち、固定部材40の取付面40
a方向(プラスY方向))へ突出して形成されている。
なお、同図には、4本のバネ30のうち、図中矢印マイ
ナスY側に配置された一対のバネ30の構成についての
み示す。
【0060】このような構成を有する本実施例によれ
ば、上記U字状部30eによりバネ30の有効長(実効
長)を長くすることができるため、対物レンズ10を保
持する保持部材20が変位した際のバネ30に発生する
応力を小さくすることが可能となる。この結果、信頼性
の高い光学系支持装置を提供することが可能となる。
【0061】また、充填部材60の充填部60aの寸法
を大きくしても保持部材20等の可動部に干渉しないよ
うに構成することができるため、ダンピング材50の充
填量を増量することもできる。
【0062】また、充填部60aにダンピング材50を
充填した後、充填部材60を固定部材40に固定するこ
とができるため、装置の組立工程の自由度を大きくする
ことが可能となる。
【0063】更に、充填部60aにバネ30を貫通させ
る必要がないため、充填部60aを液密箱状に構成する
ことができるため、充填部60aからのダンピング材5
0の流出を防止することが可能となる。
【0064】なお、本発明は、上述した実施例の構成に
限定されることはない。例えば、充填部材60を固定部
材40と一体的に形成してもよい。また、充填部60a
を図中矢印Y方向に貫通させた構成にしてもよい。この
場合、ダンピング材50は、その表面張力によって充填
部60a内に保持されることになる。
【0065】また、図8には、上記第3の実施例の変形
例に係る光学系支持装置の構成が示されている。図8に
示すように、保持部材20の取付面20e(図7参照)
に固着された一端部30a(図7参照)から固定部材4
0方向に延出しているバネ30は、その他端部30b近
傍に形成されたくびれ部30cから互いに直交する方向
に2方向に分岐されており、その一方の延出端には、固
定部材40の取付面40aに固着された他端部30bが
形成され、且つ、その他方の延出端には、充填部60a
のダンピング材50内に導入された幅広部30dが形成
されている。
【0066】このような構成によれば、ダンピング材5
0内に導入された幅広部30dにダンピング作用が働く
ことによって、バネ30の1次共振を効率よく抑制する
ことが可能となる。なお、他の効果は、第3の実施例と
同様であるため、その説明は省略する。
【0067】次に、本発明の第4の実施例に係る光学系
支持装置について、図9を参照して説明する。なお、本
実施例の説明に際し、第1の実施例と同一の構成には、
同一符号を付して、その説明を省略する。また、第1の
実施例と同様の効果や変形例についてもその説明を省略
する。
【0068】図9に示すように、本実施例の光学系支持
装置には、一端部30aが対物レンズ10を保持する保
持部材20の取付面20eに固着され、且つ、他端部3
0bが固定部材40の取付面40aに固着された一対の
バネ30が設けられている。
【0069】具体的には、バネ30の他端部30bは、
略E字状に構成されており、その図中矢印X方向両側に
形成され且つ固定部材40の取付面40aに固着された
くびれ部30cと、これらくびれ部30cの間に延出し
且つ固定部材40の中央に1箇所形成された充填部40
b内に位置付けられる幅広部30dとを備えている。
【0070】なお、充填部40bには、ダンピング材5
0が充填されており、上記幅広部30dの延出部分の周
囲のみがダンピング材50に接することになる。また、
一対のバネ30の一端部30a近傍には、夫々、その図
中矢印X方向両側に、くびれ部30cが形成されてい
る。
【0071】このような構成によれば、ダンピング材5
0内に導入された幅広部30dにダンピング作用が働く
ことによって、バネ30の1次共振を効率よく抑制する
ことが可能となると共に、バネ30の他端部30bのう
ち、デッドスペースとなり得る中央部分に充填部40b
を配置させたことによって、固定部材40のコンパクト
化を実現することが可能となる。
【0072】なお、本発明は、上述した各実施例から下
記のような技術的思想として導き出すことが可能であ
る。 (1)その一端部が光学素子を保持する保持部材に固着
され、且つ、その他端部が固定部材に固着されており、
前記保持部材を前記固定部材に対して移動可能に支持す
る支持部材と、この支持部材の1次共振を抑制するよう
に、前記支持部材に設けられた緩衝手段とを備える光学
系支持装置であって、前記緩衝手段は、前記一端部から
前記他端部を結ぶ軸線方向に対して側方に突設した緩衝
部を備えていることを特徴とする光学系支持装置。
【0073】(2)その一端部が光学素子を保持する保
持部材に固着され、且つ、その他端部が固定部材に固着
されており、前記保持部材を前記固定部材に対して移動
可能に支持する支持部材と、この支持部材の1次共振を
抑制するように、前記支持部材に設けられた緩衝手段と
を備える光学系支持装置であって、前記緩衝手段は、前
記一端部から前記他端部を結ぶ軸線の外側で且つその略
延在方向に突設した緩衝部を備えていることを特徴とす
る光学系支持装置。
【0074】(3)前記緩衝部は、前記支持部材の一端
部及び他端部の少なくともいずれか一方の近傍部分に突
設されていることを特徴とする上記(1)又は(2)に
記載の光学系支持装置。
【0075】上記(3)に記載の発明によれば、支持部
材の一端部及び他端部の少なくともいずれか一方の近傍
部分に突設された緩衝部によって、支持部材の1次共振
が抑制される。
【0076】上記(3)に記載の発明によれば、支持部
材の一端部及び他端部の少なくともいずれか一方の近傍
部分に突設された緩衝部によって、支持部材の1次共振
を抑制することができる。更に、緩衝部の配置の自由度
が高く容易に配置できる。
【0077】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、支持部
材の一端部から他端部を結ぶ軸線方向に対して側方に突
設した緩衝部によって、支持部材の1次共振を抑制する
ことができる。
【0078】請求項2に記載の発明によれば、支持部材
の一端部から他端部を結ぶ軸線の外側で且つその略延在
方向に突設した緩衝部によって、支持部材の1次共振を
抑制することができる。
【0079】請求項3に記載の発明によれば、充填部に
充填保持されたダンピング材が緩衝部に作用することに
よって、支持部材の1次共振を抑制することができる。
この場合、充填部に充填されたダンピング材は、この充
填部内に保持させることができるため、ダンピング材の
流出を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る光学系支持装置の
構成を概略的に示す斜視図。
【図2】本発明の第1の実施例に係る光学系支持装置の
構成を図中矢印プラスZ側から見た概略的に示す分解斜
視図。
【図3】本発明の第1の実施例に係る光学系支持装置の
構成を図中矢印マイナスZ側から見た概略的に示す分解
斜視図。
【図4】(A)は、固定部材の充填部に挿入されるバネ
の幅広部の構成を概略的に示す斜視図、(B)は、ダン
ピング材が充填された充填部にバネの幅広部が挿入され
た状態を示す断面図。
【図5】(A)〜(E)は、夫々、本発明の第1の実施
例に係る光学系支持装置に適用されたバネの変形例に係
る構成を概略的に示す斜視図。
【図6】本発明の第2の実施例に係る光学系支持装置の
主要部分の構成を概略的に示す斜視図。
【図7】本発明の第3の実施例に係る光学系支持装置の
主要部分の構成を概略的に示す斜視図。
【図8】本発明の第3の実施例に係る光学系支持装置に
適用されたバネの変形例に係る構成を概略的に示す斜視
図。
【図9】本発明の第4の実施例に係る光学系支持装置の
構成を概略的に示す斜視図。
【図10】(A)は、従来の光学系支持装置の構成を概
略的に示す断面図、(B)は、従来の光学系支持装置の
斜視図、(C)は、従来の光学系支持装置に適用可能な
ワイヤーバネの斜視図。
【符号の説明】
30…バネ、30b…他端部、30d…幅広部、30e
…孔、40…固定部材、40b…充填部、50…ダンピ
ング材、θ…角度。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その一端部が光学素子を保持する保持部
    材に固着され、且つ、その他端部が固定部材に固着され
    ており、前記保持部材を前記固定部材に対して移動可能
    に支持する支持部材と、この支持部材の1次共振を抑制
    するように、前記支持部材に設けられた緩衝手段とを備
    える光学系支持装置であって、 前記緩衝手段は、前記一端部から前記他端部を結ぶ軸線
    方向に対して側方に突設した緩衝部を備えていることを
    特徴とする光学系支持装置。
  2. 【請求項2】 その一端部が光学素子を保持する保持部
    材に固着され、且つ、その他端部が固定部材に固着され
    ており、前記保持部材を前記固定部材に対して移動可能
    に支持する支持部材と、この支持部材の1次共振を抑制
    するように、前記支持部材に設けられた緩衝手段とを備
    える光学系支持装置であって、 前記緩衝手段は、前記一端部から前記他端部を結ぶ軸線
    の外側で且つその略延在方向に突設した緩衝部を備えて
    いることを特徴とする光学系支持装置。
  3. 【請求項3】 前記緩衝手段は、前記保持部材及び前記
    固定部材の少なくともいずれか一方に設けられていると
    共に前記緩衝部が挿入可能であって且つ所定のダンピン
    グ材を充填保持可能な充填部を備えていることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の光学系支持装置。
JP577095A 1995-01-18 1995-01-18 光学系支持装置 Pending JPH08194959A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP577095A JPH08194959A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 光学系支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP577095A JPH08194959A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 光学系支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08194959A true JPH08194959A (ja) 1996-07-30

Family

ID=11620366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP577095A Pending JPH08194959A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 光学系支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08194959A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09190636A (ja) * 1995-11-06 1997-07-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ及び光ピックアップの支持方法
JP2009026366A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Victor Co Of Japan Ltd 対物レンズ駆動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09190636A (ja) * 1995-11-06 1997-07-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ及び光ピックアップの支持方法
JP2009026366A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Victor Co Of Japan Ltd 対物レンズ駆動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5488603A (en) Optical information recording reproducing apparatus with first and second electrokinetic transducers at respective distances
US6069867A (en) Apparatus for supporting optical system of optical information recording/reproducing apparatus and method of manufacturing the same
US5777806A (en) Optical system supporting device with flowable damping material
EP0735526B1 (en) Optical pick-up apparatus
JP3819599B2 (ja) 対物レンズ駆動装置の製造方法
JP4278364B2 (ja) ピックアップ装置用アクチュエータ
US5579176A (en) Optical system supporting device with flowable damping material
JPH08194959A (ja) 光学系支持装置
JP3465976B2 (ja) 光学系支持装置
JP3407330B2 (ja) 光学系支持装置
JP3393890B2 (ja) 光学系支持装置
JP3207678B2 (ja) 光学式情報記録再生装置
EP0777220B1 (en) Objects-lens driving device for optical pickup
JPH087305A (ja) 光学系支持装置
JP3892444B2 (ja) 対物レンズ駆動装置、およびこれを用いた光ピックアップ装置
JP3694924B2 (ja) 対物レンズ駆動装置及びこれを用いた記録再生装置
KR100316984B1 (ko) 광픽업
KR100206364B1 (ko) 틸트 조정이 용이한 광픽업장치
JP2001143294A (ja) 光ピックアップ装置及びその組み立て方法
JP4491324B2 (ja) 光ピックアップ
KR19980083599A (ko) 광픽업장치의 일체형 엑츄에이터
JP3110854B2 (ja) 光学系駆動装置
JP2002298403A (ja) 情報再生装置における光学系支持装置
JP4377555B2 (ja) 光学系駆動装置
KR200144839Y1 (ko) 액츄에이터 보호구조

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030902