JPH0819477B2 - スレッディング装置 - Google Patents
スレッディング装置Info
- Publication number
- JPH0819477B2 JPH0819477B2 JP63098266A JP9826688A JPH0819477B2 JP H0819477 B2 JPH0819477 B2 JP H0819477B2 JP 63098266 A JP63098266 A JP 63098266A JP 9826688 A JP9826688 A JP 9826688A JP H0819477 B2 JPH0819477 B2 JP H0819477B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip
- motor
- peripheral speed
- hearth roll
- unwinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は連続酸洗装置,連続洗浄装置,連続焼鈍炉等
ストリップを連続して処理する設備のスレッディング
(板通し)装置に関する。
ストリップを連続して処理する設備のスレッディング
(板通し)装置に関する。
連続焼鈍炉のスレッディング(通板)装置として、第
2図に示すようなものが提案されている。図中、1はス
トリップ,2はハースロール,3は連続焼鈍炉,4はほどき
機,5はスレッディングカー,6はスレッディングカーを案
内するレール,7はけん引用のチェーン,8は牽引機,M,
M′,M″は各々ほどき機4,ハースロール2,けん引機8の
駆動用のモータであり、ストリップ1をほどき機4から
ほどき出しながら、けん引機8により後端にストリップ
1が取付けられているスレッディングカー5をけん引す
ることによってストリップ1を連続焼鈍炉3内にスレッ
ディング(通板)させようとするものである。
2図に示すようなものが提案されている。図中、1はス
トリップ,2はハースロール,3は連続焼鈍炉,4はほどき
機,5はスレッディングカー,6はスレッディングカーを案
内するレール,7はけん引用のチェーン,8は牽引機,M,
M′,M″は各々ほどき機4,ハースロール2,けん引機8の
駆動用のモータであり、ストリップ1をほどき機4から
ほどき出しながら、けん引機8により後端にストリップ
1が取付けられているスレッディングカー5をけん引す
ることによってストリップ1を連続焼鈍炉3内にスレッ
ディング(通板)させようとするものである。
ところがこのようなスレッディング装置においてスレ
ッディングを行うためには、モータM,同M′及び同M″
の各回転数を適正にしないと、ストリップ1が連続焼鈍
炉3内にたまったり、あるいは傷ついたりして、ストリ
ップ1の通板作業上あるいは品質上不具合点が生じる。
ッディングを行うためには、モータM,同M′及び同M″
の各回転数を適正にしないと、ストリップ1が連続焼鈍
炉3内にたまったり、あるいは傷ついたりして、ストリ
ップ1の通板作業上あるいは品質上不具合点が生じる。
上記従来のスレッディング装置には解決すべき次の課
題があった。即ち、ほどき出す速度がけん引する速度よ
り大きい場合にはストリップが炉内にたまってしまい、
逆の場合にはストリップに無用の張力が働くばかりか、
ハースロールとの摩擦により傷ついてしまうことにな
る。また、ほどき出す速度がけん引する速度と等しい場
合であっても、ハースロールの回転数(周速)によって
はけん引方向あるいは逆方向の摩擦力となってストリッ
プに作用するため、この場合にもストリップが傷ついて
しまうことになってしまう。
題があった。即ち、ほどき出す速度がけん引する速度よ
り大きい場合にはストリップが炉内にたまってしまい、
逆の場合にはストリップに無用の張力が働くばかりか、
ハースロールとの摩擦により傷ついてしまうことにな
る。また、ほどき出す速度がけん引する速度と等しい場
合であっても、ハースロールの回転数(周速)によって
はけん引方向あるいは逆方向の摩擦力となってストリッ
プに作用するため、この場合にもストリップが傷ついて
しまうことになってしまう。
本発明は上記のような問題点を解決するもので、その
要旨とする手段は、ストリップのほどき機からほどき出
されたストリップを、駆動モータにて駆動されるハース
ロールを備えたストリップ移送手段にて移送しながら酸
洗い、焼鈍その他の処理を連続的に行って、モータにて
駆動される牽引機に引き入れるように構成された連続処
理炉等のスレッデイング装置において、上記ほどき機か
らほどき出されるストリップの周速度を検出する周速度
検出手段と、同周速度検出手段からの検出信号をモータ
の駆動信号に変換する変換手段と、同変換手段の出力信
号を上記ハースロール駆動用モータ及び牽引機駆動用モ
ータに入力して、上記ほどき機、ハースロール及び牽引
機の周速を一致せしめる入力回路とを備えたことを特徴
とするスレッデイング装置にある。
要旨とする手段は、ストリップのほどき機からほどき出
されたストリップを、駆動モータにて駆動されるハース
ロールを備えたストリップ移送手段にて移送しながら酸
洗い、焼鈍その他の処理を連続的に行って、モータにて
駆動される牽引機に引き入れるように構成された連続処
理炉等のスレッデイング装置において、上記ほどき機か
らほどき出されるストリップの周速度を検出する周速度
検出手段と、同周速度検出手段からの検出信号をモータ
の駆動信号に変換する変換手段と、同変換手段の出力信
号を上記ハースロール駆動用モータ及び牽引機駆動用モ
ータに入力して、上記ほどき機、ハースロール及び牽引
機の周速を一致せしめる入力回路とを備えたことを特徴
とするスレッデイング装置にある。
本発明は上記のように構成されるので次の作用を有す
る。即ち、ほどき機を出る直前のストリップの周速度と
移送手段を構成する多数のハースロールの周即度即ちス
トリップ移送速度と牽引機のストリップ牽引速度とが完
全に一致し、ストリップのたるみや過剰牽引によるスト
リップの擦過痕等が解消にむかう。
る。即ち、ほどき機を出る直前のストリップの周速度と
移送手段を構成する多数のハースロールの周即度即ちス
トリップ移送速度と牽引機のストリップ牽引速度とが完
全に一致し、ストリップのたるみや過剰牽引によるスト
リップの擦過痕等が解消にむかう。
〔実施例〕 本発明の一実施例を第1図により説明する。図中、第
2図と同一部材には同一符号を付し、説明は省略する。
2図と同一部材には同一符号を付し、説明は省略する。
9はストリップ1を巻き付けているほどき機4の周速
(ストリップ1がほどき出される速度)を検出する周速
度検出器(周速→電圧に変換して出力),10はアンプ,11
はアンプ10からの出力信号をモータM′および同M″に
伝達する回路である。このようなスレッディング装置に
おいて、ほどき機4のモータMに所定の回転数を与え、
ほどき機4の周速を周速度検出器9にて検出し、アンプ
10を介して周速に対応する電圧値として入力回路11によ
り、各ハースロール2駆動用のモータM′及び牽引機8
駆動用のモータM″に出力すれば、これによって、ほど
き機4、ハースロール2および牽引機8の周速は一致す
ることとなる。従って本実施例によれば従来のようにス
トリップ1が連続焼鈍炉3内にたまったり、摩擦力で損
傷したりする不具合が解消する。
(ストリップ1がほどき出される速度)を検出する周速
度検出器(周速→電圧に変換して出力),10はアンプ,11
はアンプ10からの出力信号をモータM′および同M″に
伝達する回路である。このようなスレッディング装置に
おいて、ほどき機4のモータMに所定の回転数を与え、
ほどき機4の周速を周速度検出器9にて検出し、アンプ
10を介して周速に対応する電圧値として入力回路11によ
り、各ハースロール2駆動用のモータM′及び牽引機8
駆動用のモータM″に出力すれば、これによって、ほど
き機4、ハースロール2および牽引機8の周速は一致す
ることとなる。従って本実施例によれば従来のようにス
トリップ1が連続焼鈍炉3内にたまったり、摩擦力で損
傷したりする不具合が解消する。
本発明は上記のように構成されるので次の効果を有す
る。
る。
(1) 連続処理炉等の内部にストリップが留まり込む
不具合が解消する。
不具合が解消する。
(2) 牽引速度が大きすぎる場合に生じるストリップ
の擦過痕等がなくなり品質が向上する。
の擦過痕等がなくなり品質が向上する。
(3) ほどき機駆動用モータの周速度検出手段と、周
速度をモータ駆動信号へ変換する変換手段と、同変換手
段からのモータ駆動信号をハースロール駆動用及び牽引
機駆動用の各モータに入力する入力回路との3要素を追
設するのみという、きわめて簡単な構成で以って、上記
のように、ほどき機、ハースロールを備えた移送手段、
及び牽引機の周速を完全に一致せしめることができる。
速度をモータ駆動信号へ変換する変換手段と、同変換手
段からのモータ駆動信号をハースロール駆動用及び牽引
機駆動用の各モータに入力する入力回路との3要素を追
設するのみという、きわめて簡単な構成で以って、上記
のように、ほどき機、ハースロールを備えた移送手段、
及び牽引機の周速を完全に一致せしめることができる。
第1図は本発明の一実施例の模式的側面図、第2図は従
来例のスレッディング装置の模式的側面図である。 1……ストリップ、2……ハースロール、 3……連続焼鈍炉、4……ほどき機、 5……スレッディングカー、6……レール、 7……チェーン、8……牽引機、 9……周速度検出器、10……アンプ、 11……入力回路、M,M′,M″……モータ。
来例のスレッディング装置の模式的側面図である。 1……ストリップ、2……ハースロール、 3……連続焼鈍炉、4……ほどき機、 5……スレッディングカー、6……レール、 7……チェーン、8……牽引機、 9……周速度検出器、10……アンプ、 11……入力回路、M,M′,M″……モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三原 一正 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−60830(JP,A) 実開 昭61−164261(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】ストリップのほどき機からほどき出された
ストリップを、駆動モータにて駆動されるハースロール
を備えたストリップ移送手段にて移送しながら酸洗い、
焼鈍その他の処理を連続的に行って、モータにて駆動さ
れる牽引機に引き入れるように構成された連続処理炉等
のスレッデイング装置において、上記ほどき機からほど
き出されるストリップの周速度を検出する周速度検出手
段と、同周速度検出手段からの検出信号をモータの駆動
信号に変換する変換手段と、同変換手段の出力信号を上
記ハースロール駆動用モータ及び牽引機駆動用モータに
入力して、上記ほどき機、ハースロール及び牽引機の周
速を一致せしめる入力回路とを備えたことを特徴とする
スレッデイング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63098266A JPH0819477B2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | スレッディング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63098266A JPH0819477B2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | スレッディング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01272722A JPH01272722A (ja) | 1989-10-31 |
JPH0819477B2 true JPH0819477B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=14215143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63098266A Expired - Lifetime JPH0819477B2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | スレッディング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0819477B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4999631B2 (ja) * | 2007-10-12 | 2012-08-15 | 中外炉工業株式会社 | 連続焼鈍装置 |
CN114525513B (zh) * | 2022-01-14 | 2023-07-21 | 马鞍山法尔盛科技有限公司 | 一种钢丝加工用表面预处理工艺 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0437877Y2 (ja) * | 1985-03-29 | 1992-09-04 |
-
1988
- 1988-04-22 JP JP63098266A patent/JPH0819477B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01272722A (ja) | 1989-10-31 |
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