JPH08194092A - 使用済燃料キャスク - Google Patents

使用済燃料キャスク

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JPH08194092A
JPH08194092A JP7005607A JP560795A JPH08194092A JP H08194092 A JPH08194092 A JP H08194092A JP 7005607 A JP7005607 A JP 7005607A JP 560795 A JP560795 A JP 560795A JP H08194092 A JPH08194092 A JP H08194092A
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basket
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JP7005607A
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Toshiaki Sato
俊朗 佐藤
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】地震時またはキャスク運搬時の使用済燃料に作
用する慣性力を低減し、使用済燃料とバスケットの健全
性を向上する。 【構成】原子力発電所の使用済燃料を収納する使用済燃
料において、キャスク本体1を支持する支持構造物3に
免震機能を有する免震ゴム4とダンパ14を配設する。支
持構造物3は共通架台5上に免震ゴム4とダンパ14を介
して載置されているため、地震時または運搬時のキャス
ク本体1の加速度を低減ることにより使用済燃料からキ
ャスク本体1内のバスケットに加わる荷重を緩和する。
また、使用済燃料とバスケットの衝突による加速度を低
く抑え、バスケットの健全性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば原子力発電所の
使用済燃料を収納する使用済燃料キャスクに関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所の使用済燃料は、使用済燃
料プール内において一定期間保管された後、使用済燃料
キャスクに収納され、移送並びに貯蔵される。使用済燃
料キャスクは、原子炉建屋内の使用済燃料プールに併設
されたキャスクピットにおいて、使用済燃料プールによ
り一定期間冷却された使用済燃料を収納した後、建屋天
井クレーンでトレーラ車に積載される。
【0003】トレーラ車は原子力発電所構内のキャスク
貯蔵建屋まで移動し、使用済燃料キャスクはそこで貯蔵
建屋天井クレーンにより搬送台車上に移される。使用済
燃料キャスクは搬送台車で定められた位置まで移動の
後、貯蔵される。一方、使用済燃料を核燃料再処理工場
へ輸送する際には、トレーラ車に積載されたキャスクは
船積みされ、海上輸送される。
【0004】使用済燃料キャスクは、使用済燃料を収納
するためのものであり、キャスク本体、蓋部、バスケッ
トで構成される。以下、図4を参照して使用済燃料キャ
スクの構造例を説明する。
【0005】使用済燃料キャスク本体1の主要部は、
胴、底板、中性子遮蔽材及び外筒から構成される。胴及
び底板は炭素鋼製で構成されており、肉厚の円筒上の胴
と円板状の底板を突き合わせ溶接することにより作ら
れ、内外圧に耐えるように耐圧容器として設計されてい
る。
【0006】また、キャスク本体1のうち、胴、底板及
び蓋部13には中性子遮蔽材12が設けてある。使用済燃料
キャスクの取扱い及び貯蔵のために、キャスク本体1の
前部及び後部においてトラニオン2がボルト支持構造物
3に取り付けられている。
【0007】キャスク本体1の前部端面に蓋13がボルト
締めにより取り付けられる。この蓋部13は鋼製の円板状
であり、内外圧に耐えるように設計されており、また主
要なガンマ線遮蔽体となっている。また、蓋部13にはガ
スケットが設けられており、蓋シール部つまり、キャス
ク本体1と蓋13の接合部の密封性が確保される。
【0008】キャスク本体1内には格子状たて長のバス
ケット8と伝熱プレート11が設けられており、バスケッ
ト8は、個々の使用済燃料10を使用済燃料キャスク内部
の所定の位置に収納するためのもので、その材料は鋼製
で、ボロン等を添加することにより使用済燃料の未臨界
性を保つための中性子吸収材として機能させる場合があ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】使用済燃料キャスク本
体1内のバスケット8の1つの格子部においては、使用
済燃料をキャスク本体1内に収納する際の作業性を向上
させるため、使用済燃料10とバスケット8壁間に微小な
隙間が存在する。地震時あるいは運搬時において、使用
済燃料が慣性力を受けると、使用済燃料10はバスケット
8内で移動し、バスケット8壁に衝突する。
【0010】使用済燃料キャスク本体1および蓋13とも
に十分な構造強度を有しており、密封ならびに遮蔽に対
しても十分な配慮がなされているが、キャスク本体1内
部で使用済燃料10とバスケット8が衝突した際には、衝
撃力により使用済燃料10およびバスケット8が損傷する
課題がある。
【0011】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、地震時またはキャスク運搬時の使用済燃料
に作用する慣性力を低減し、使用済燃料とバスケットの
健全性を向上することができる使用済燃料キャスクを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明にお
いては、格子状に形成されたバスケットを内部に収容し
て原子力発電所の使用済燃料を前記バスケット内に収納
するキャスク本体と、このキャスク本体を支持する支持
構造物とを有する使用済燃料キャスクにおいて、前記支
持構造物の下面に免震機能を有する緩衝材を配設してな
ることを特徴とする。
【0013】請求項2に係る発明においては、格子状に
形成されたバスケットと、このバスケットを支持するバ
スケットサポートとを内部に収容して原子力発電所の使
用済燃料を前記バスケット内に収納するキャスク本体
と、このキャスク本体を支持する支持構造物とを有する
使用済燃料キャスクにおいて、前記バスケットサポート
と前記キャスク本体との間隙に免震機能を有する緩衝材
を配設してなることを特徴とする。
【0014】請求項3に係る発明においては、格子状に
形成されたバスケットを内部に収容して原子力発電所の
使用済燃料を前記バスケット内に収納するキャスク本体
と、このキャスク本体を支持する支持構造物とを有する
使用済燃料キャスクにおいて、前記バスケット内部にば
ね支持機構を配設してなることを特徴とする。
【0015】請求項4に係る発明においては、格子状に
形成されたバスケットと、このバスケットを支持するバ
スケットサポートとを内部に収容して原子力発電所の使
用済燃料を前記バスケット内に収納するキャスク本体
と、このキャスク本体を支持する支持構造物とを有する
使用済燃料キャスクにおいて、前記支持構造物の下面
と、前記バスケットサポートと前記キャスク本体との間
隙に免震機能を有する緩衝材を配設してなることを特徴
とする。
【0016】請求項5に係る発明においては、格子状に
形成されたバスケットと、このバスケットを支持するバ
スケットサポートとを内部に収容して原子力発電所の使
用済燃料を前記バスケット内に収納するキャスク本体
と、このキャスク本体を支持する支持構造物とを有する
使用済燃料キャスクにおいて、前記バスケットサポート
と前記キャスク本体との間隙に免震機能を有する緩衝材
を配設し、前記バスケット内部にはばね支持機構を配設
してなることを特徴とする特徴する。
【0017】請求項6に係る発明においては、格子状に
形成されたバスケットを内部に収容して原子力発電所の
使用済燃料をこのバスケット内に収納するキャスク本体
と、このキャスク本体を支持する支持構造物とを有する
使用済燃料キャスクにおいて、前記支持構造物の下面に
は免震機能を有する緩衝材を配設し、前記バスケット内
部にはばね支持機構を配設してなることを特徴とする。
【0018】請求項7に係る発明においては、格子状に
形成されたバスケットを内部に収容して原子力発電所の
使用済燃料をこのバスケット内に収納するキャスク本体
と、このキャスク本体を支持する支持構造物とを有する
使用済燃料キャスクにおいて、前記支持構造物の下面に
は免震機能を有する緩衝材と粘性抵抗を有するダンパを
配設してなることを特徴とする。
【0019】
【作用】請求項1に係る発明においては、使用済燃料キ
ャスクのトラニオンまたは支持構造物の免震機構の作用
により、地震時または運搬時に使用済燃料キャスク本体
並びにキャスク内の使用済燃料に作用する加速度を低減
し、使用済燃料とバスケットの衝突を防止し、仮に衝突
する際には衝撃力を緩和する。
【0020】請求項2に係る発明においては、キャスク
本体とバスケットを剛性の低いばねで結合することによ
り、バスケットそのものが免震機構を有することとなる
ため、地震時あるいは運搬時にバスケットに作用する加
速度を低減し、使用済燃料とバスケットの衝突を防止
し、仮に衝突する際には衝撃力を緩和する。
【0021】請求項3に係る発明においては、使用済燃
料とバスケットの隙間にばね支持機構を設けることによ
り、地震時あるいは運搬時に両者の衝突を生じないよう
にする。
【0022】請求項4に係る発明においては、請求項1
と2の両者の作用により地震時あるいは運搬時にキャス
ク内の使用済燃料に作用する加速度を低減し、使用済燃
料とバスケットの衝撃力を緩和する。
【0023】請求項5に係る発明においては、請求項1
と3の作用の同時作用により地震時または運搬時にキャ
スク内の使用済燃料に作用する加速度を低減するととも
に、使用済燃料とバスケットとの衝突を防止する。
【0024】請求項6に係る発明においては、請求項2
と3の作用の同時作用により地震時または運搬時にキャ
スク内の使用済燃料に作用する加速度を低減するととも
に、使用済燃料とバスケットとの衝突を防止する。
【0025】請求項7に係る発明においては地震時また
は運搬時のキャスク本体の加速度をダンパによって低減
することにより使用済燃料からバスケットに加わる荷重
を緩和し、使用済燃料とバスケットの衝突による加速度
を低く抑え、バスケットの健全性を向上する。
【0026】
【実施例】本発明に係る使用済燃料キャスクの第1の実
施例について図1(a)、(b)を参照して説明する。
【0027】なお、図1(a)は本実施例に係る使用済
燃料キャスクの正面図、(b)は側面図であり、図1中
図4と同一部分には同一符号を付して重複する部分の説
明は省略する。
【0028】本第1の実施例が従来例と異なる部分は、
図1に示すように、使用済燃料キャスク本体1の支持構
造物3を共通架台5の上に載置し、支持構造物3の下面
と共通架台5の上面との間に積層ゴムにより構成された
免震ゴム4を複数個設置する。また、支持構造物3下面
と共通架台5の間には粘性抵抗を有するダンパ14を設け
ている。
【0029】つぎに上記構成の本実施例について地震時
の挙動を例に説明する。
【0030】地震時に作用する慣性力は、使用済燃料キ
ャスクが設置された床から共通架台5、免震ゴム4、支
持構造物3、トラニオン2、キャスク本体1へと伝わ
り、図5に示すバスケット8から使用済燃料10へと伝播
する。
【0031】ここで、免震ゴム4より上部は水平方向の
剛性の小さい免震ゴム4により支えられており、この部
分の固有周期は地震動の卓越する固有周期と離れてい
る。従って、免震ゴム4より上部の構造物に作用する地
震力は架台に作用する加速度より小さくなる。
【0032】使用済燃料キャスク内の使用済燃料10に作
用する地震力が小さい場合には、使用済燃料10とバスケ
ット8間の摩擦抵抗により使用済燃料10が移動を始める
ことはなく、使用済燃料10はバスケット8壁には衝突し
ない。仮に地震力が摩擦抵抗を上回ったとしても、作用
する加速度が小さいため、使用済燃料10とバスケット8
の壁面の衝突力は緩和される。
【0033】一方、支持構造物3下面と共通架台5の間
に設置した粘性抵抗を有するダンパ14は、支持構造物3
と共通架台5の相対的な動きの違いを利用して振動エネ
ルギー吸収し、免震ゴム4から上部の地震力を低減する
とともに、両者間の過度の変位を抑えるものである。
【0034】本実施例の効果は、地震時の使用済燃料10
とバスケット8の衝突を防止することにより、両者の健
全性を向上させることができ、また、この効果は、共通
架台5及び免震ゴム4を含む使用済燃料キャスク全体を
運搬する際にも得ることができる。
【0035】次に本発明の第2の実施例を図2を参照し
て説明する。本実施例は図2に示すように使用済燃料キ
ャスク内のバスケット8を支持するバスケットサポート
7とキャスク本体1内のキャスク内胴6内壁間に免震ゴ
ム4を設置する。
【0036】第2の実施例の作用は、地震時に作用する
慣性力が、使用済燃料キャスクが設置された床から支持
構造物3、トラニオン2、キャスク本体1、バスケット
8、そして使用済燃料10へと伝播する過程において、使
用済燃料10及びバスケット8部分が免震構造を形成して
おり、この部分の固有周期は地震動の卓越する固有周期
と離れている。
【0037】従って、使用済燃料10及びバスケット8に
作用する加速度は支持構造物3及びキャスク本体1に作
用する加速度より小さい。前記第1の実施例の場合と同
様に、使用済燃料10に作用する加速度が小さい場合に
は、使用済燃料10とバスケット8間の摩擦抵抗により使
用済燃料が移動を始めることはなく、使用済燃料10はバ
スケット8壁には衝突しない。また、仮に移動したとし
ても作用する加速度が小さいため、使用済燃料10とバス
ケット8壁面の衝突力は緩和される。
【0038】本実施例によれば、地震時の使用済燃料10
とバスケット8の衝突を防止することにより、両者の健
全性を向上させることができ、また、この効果は、使用
済燃料10を運搬する際にも得ることができる。
【0039】本発明の第3の実施例について図3(a)
〜(c)を参照して説明する。使用済燃料キャスク内の
バスケット8の格子内面の四方に板ばね9を設置する。
板ばね9の両端をバスケット8内面と固定する。板ばね
9の両側の高さの合計は、格子部の長さより使用済燃料
10の幅を差し引いた長さより大きくし、バスケット8内
に使用済燃料10を収納した際に、使用済燃料10とバスケ
ット8間に隙間を生じないようにする。
【0040】本実施例の作用は、地震時並びに運搬時に
使用済燃料10に加速度が作用しても、使用済燃料10はバ
スケット8格子から板ばね9により4辺を支持されてい
るため、移動しないことである。
【0041】本実施例によれば、バスケット8内の使用
済燃料10の安定性を高めることにより、地震時並びに運
搬時の使用済燃料10とバスケット8の衝突を防止し、両
者の健全性を高めることである。
【0042】本発明の第4の実施例は、第1の実施例と
第2の実施例を組み合わせたものである。使用済燃料キ
ャスク本体1の取扱いを考慮したものである。キャスク
本体1は、キャスクピットにより使用済燃料を格納する
際並びに建屋天井クレーンにより移動する際あるいは支
持構造物3に設置する際には単体で取り扱われる。第2
の実施例はキャスク本体1が単体で操作される際の衝撃
力を緩和し、第1の実施例はキャスク本体1を支持構造
物3に設置する際の衝撃力を緩和する。
【0043】本実施例によれば、キャスク本体1を支持
構造物3に設置する際に、使用済燃料10とバスケット8
の衝突力を緩和することにより、両者の健全性を向上さ
せることができる。
【0044】本発明の第5の実施例は、第1の実施例と
第3の実施例を組み合わせたものであり、キャスク本体
1単体をトレーラ車上の支持構造物3に設置する場合を
考慮したものである。
【0045】使用済燃料キャスク本体1は、建屋天井ク
レーンにより吊るされた後、トレーラ車上の支持構造物
3に設置される。建屋天井クレーンは、キャスク本体1
の対峙する2ケ所のトラニオン2を介してキャスク本体
1を吊るすため、キャスク本体1は垂直状態となる。垂
直状態となったキャスク本体1は、対峙する2ケ所のト
ラニオン2がまず支持構造物3に設置され、クレーン車
あるいは天井クレーンの移動により水平状態へと移行す
る。
【0046】第1の実施例はキャスク本体1が支持構造
物3に設置される際のトラニオン2と支持構造物3の接
触時の影響を緩和し、第3の実施例はキャスク本体1が
垂直状態より水平状態へと移行する際の使用済燃料10の
安定性を向上する。
【0047】具体的な効果は、キャスク本体1を支持構
造物に設置する際に、使用済燃料10とバスケット8の衝
突力を緩和することにより、両者の健全性を向上させる
ことである。
【0048】本発明の第6の実施例は、第2の実施例と
第3の実施例を組み合わせたものであり、第5の実施例
と同様にキャスク本体1単体をトレーラ車上の支持構造
物3に設置する場合を考慮したものである。具体的な効
果は、キャスク本体1を支持構造物に設置する際に、使
用済燃料10とバスケット8の衝突力を緩和することによ
り、両者の健全性を向上させることである。
【0049】本発明の第7の実施例は図1(a)(b)
において、格子状に形成されたバスケット8を内部に収
容して原子力発電所の使用済燃料10をこのバスケット8
内に収納するキャスク本体1と、このキャスク本体1を
支持する支持構造物3とを有する使用済燃料キャスクに
おいて、前記支持構造物3の下面には免震機能を有する
緩衝材としての免震ゴム4と粘性抵抗を有するダンパ14
を配設してなる。この第7の実施例により地震時または
キャスク運搬時のキャスク本体1に加わる加速度を緩和
し、使用済燃料とバスケットの衝突力を緩和できる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば地震が発生した際、使用
済燃料キャスクを輸送する際、および使用済燃料キャス
クをクレーン等により操作する際に、使用済燃料キャス
ク内に収納された使用済燃料とバスケットの衝突を防止
または衝突による衝撃力を緩和することにより、使用済
燃料とバスケットの衝突力を緩和し、それらの健全性を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る使用済燃料キャスクの第
1の実施例を示す正面図、(b)は(a)の側面図。
【図2】本発明に係る使用済燃料キャスクの第2の実施
例の要部を示す縦断面図。
【図3】(a)は本発明に係る使用済燃料キャスクの第
3の実施例の要部を示す側面図、(b)は(a)におけ
るA部拡大図、(c)は(a)における縦断面図。
【図4】従来の使用済燃料キャスクを一部開腹して示す
斜視図。
【符号の説明】
1…キャスク本体、2…トラニオン、3…支持構造物、
4…免震ゴム、5…共通架台、6…キャスク内胴、7…
バスケットサポート、8…バスケット、9…板ばね、10
…使用済燃料、11…伝熱プレート、12…中性子遮蔽材、
13…蓋部、14…ダンパ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格子状に形成されたバスケットを内部に
    収容して原子力発電所の使用済燃料を前記バスケット内
    に収納するキャスク本体と、このキャスク本体を支持す
    る支持構造物とを有する使用済燃料キャスクにおいて、
    前記支持構造物の下面に免震機能を有する緩衝材を配設
    してなることを特徴とする使用済燃料キャスク。
  2. 【請求項2】 格子状に形成されたバスケットと、この
    バスケットを支持するバスケットサポートとを内部に収
    容して原子力発電所の使用済燃料を前記バスケット内に
    収納するキャスク本体と、このキャスク本体を支持する
    支持構造物とを有する使用済燃料キャスクにおいて、前
    記バスケットサポートと前記キャスク本体との間隙に免
    震機能を有する緩衝材を配設してなることを特徴とする
    使用済燃料キャスク。
  3. 【請求項3】 格子状に形成されたバスケットを内部に
    収容して原子力発電所の使用済燃料を前記バスケット内
    に収納するキャスク本体と、このキャスク本体を支持す
    る支持構造物とを有する使用済燃料キャスクにおいて、
    前記バスケット内部にばね支持機構を配設してなること
    を特徴とする使用済燃料キャスク。
  4. 【請求項4】 格子状に形成されたバスケットと、この
    バスケットを支持するバスケットサポートとを内部に収
    容して原子力発電所の使用済燃料を前記バスケット内に
    収納するキャスク本体と、このキャスク本体を支持する
    支持構造物とを有する使用済燃料キャスクにおいて、前
    記支持構造物の下面と、前記バスケットサポートと前記
    キャスク本体との間隙に免震機能を有する緩衝材を配設
    してなることを特徴とする使用済燃料キャスク。
  5. 【請求項5】 格子状に形成されたバスケットと、この
    バスケットを支持するバスケットサポートとを内部に収
    容して原子力発電所の使用済燃料を前記バスケット内に
    収納するキャスク本体と、このキャスク本体を支持する
    支持構造物とを有する使用済燃料キャスクにおいて、前
    記バスケットサポートと前記キャスク本体との間隙に免
    震機能を有する緩衝材を配設し、前記バスケット内部に
    はばね支持機構を配設してなることを特徴とする使用済
    燃料キャスク。
  6. 【請求項6】 格子状に形成されたバスケットを内部に
    収容して原子力発電所の使用済燃料をこのバスケット内
    に収納するキャスク本体と、このキャスク本体を支持す
    る支持構造物とを有する使用済燃料キャスクにおいて、
    前記支持構造物の下面には免震機能を有する緩衝材を配
    設し、前記バスケット内部にはばね支持機構を配設して
    なることを特徴とする使用済燃料キャスク。
  7. 【請求項7】 格子状に形成されたバスケットを内部に
    収容して原子力発電所の使用済燃料をこのバスケット内
    に収納するキャスク本体と、このキャスク本体を支持す
    る支持構造物とを有する使用済燃料キャスクにおいて、
    前記支持構造物の下面には免震機能を有する緩衝材と粘
    性抵抗を有するダンパを配設してなることを特徴とする
    使用済燃料キャスク。
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