JPS60148453A - 空気浮上装置つき免震パレツト - Google Patents

空気浮上装置つき免震パレツト

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JPS60148453A
JPS60148453A JP24792683A JP24792683A JPS60148453A JP S60148453 A JPS60148453 A JP S60148453A JP 24792683 A JP24792683 A JP 24792683A JP 24792683 A JP24792683 A JP 24792683A JP S60148453 A JPS60148453 A JP S60148453A
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JP
Japan
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plate
seismic isolation
pallet
air
diaphragm
Prior art date
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Pending
Application number
JP24792683A
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English (en)
Inventor
笠井 政之
真一郎 鈴木
小菅 通孝
藤原 武昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Engineering Corp
Original Assignee
Toyo Engineering Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Engineering Corp filed Critical Toyo Engineering Corp
Priority to JP24792683A priority Critical patent/JPS60148453A/ja
Publication of JPS60148453A publication Critical patent/JPS60148453A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は重量物を保管および移送するためのパレット
に関Jるものである。即ち従来普通の型のパレット上に
置かれていた重量物を、免震的なパレット上に置き、保
管のための装置を大幅に簡略化し、更にこのパレットの
移動のために、圧縮空気を使用する簡単な浮上装置を用
い、この両者の相乗効果によって重量物の保管、移動の
ための設備を大幅に簡略化するものである。
この明細書でいう重量物とは、パレット上に乗せられる
荷物であってその横断面が略多角形あるいは円形の、一
定の形状をした物体(群)を意味覆る。容器の場合が多
いが、この場合は内容物が充填されている場合もあり、
空の場合もある。
@置物を保管J゛る倉庫設備においては、安全な保管お
よび荷役作業が重要なことは言うまでもない。特に地震
に対する対策が充分考慮されていなければならない。
その保管物が危険物であるような場合は、特に厳重な設
備が要求される。例えば保管物が放射性物質であるよう
な場合である。
原子力発電所あるいは施設からの放射性物質の増加に伴
ない、この放射性物質を収納した容器、箱、缶などをサ
イト内に暫定的に集中保管する必要が生じている。例え
ば低レベル放射性物質は減容同化してドラム缶詰めにす
るとか、高レベルの使用済み核燃料は、通常キAマスク
と称される使用済核燃料輸送容器に収納保管される。
しかし日本においては耐震RLi1条fL IJ<厳し
いため、ドラム缶を積み上げる場合、その高さは3段な
いし4段に制限されており、キーアスクを縦置き保管す
る場合も、地震時のサポート用の鉄骨フレームまたは太
い固縛用ワイV−が必要となる。現状ではキャスクは地
震時の転倒防止のため、横置きされているのが通常であ
るが、キAマスクのような縦長の物を大量に保管する時
は、保管密度が向上するので当然縦置きが要望される。
しかし転倒を防ぐためこのようなフレーム、ワイA7−
等が邪魔となり、その運搬は大きく制約され−(いる。
このような場合荷役のためには天井走行うレーンの使用
が一般的であるが、天井クレーン走行のための空間、吊
下げた重量物の移動空間、走行うレーン用柱、桁、基礎
等強固な構造物が必要なこと、および天井クレーン自体
のコスト等が相俟って、この運搬システムはかなり高コ
ストものについているのが現状である。
我々の発明の基本的な思想は、第1にこのような耐震上
の制約を取り除くために、パレットに免震装置を取りイ
4け、これにより耐震条件を緩和する。即らステー用フ
レーム、ワイヤー等なしで縦置き保管を可能とする。第
2にパレット下面に簡単な空気浮上装置を取り付けるこ
とにより、移動を極めて容易ならしめ、両者の効果が相
俟って極めて経済的な保管、荷役システムを実現する、
ことにあるのである。これによって天井走行うレーンは
不要となり、従って建屋への地震荷重が減少し、容積も
若しくコンパクトになるので、大きいコストダウンが図
れるのである。
次に構造につき説明する。
この免震パレットは3つの部分により構成されている。
即ち、 (a)2枚のプレート、即ち上部プレー1へ1および下
部プレート2 (b)1.2にはさまった免震支持装置(C)2の下部
に取付けられた空気浮上装置(a )上下2枚のプレー
ト この間に(b)の免震支持装置がはさまり、下部に(C
)の空気浮上装置が取付けられる。特別なものではない
が、(b)と(C)かうまく取付けばよい。
1の上には重量物が乗るので、イの取イ]具および振動
時に重量物が外れないようなストッパ−7が取付られる
(b)免震支持装置 積層ゴムアセンブリーとタンピング装置からできている
。積層ゴムアセンブリーはゴム板と金属板(通常鋼板)
を交互に積み■ねたものである。
この積層ゴムの上、下面はそれぞれ上下のプレートに定
着され、鉛直荷重の大部分を負担Jるとどもに、低い剛
性でもって水平方向に剪断変形することができる。
ダンピング装置は、地震時における上下プレートの相対
的水平変位を押えるのが主目的のものであるが、通常時
dハンドリングによる変動や、小地震に対する変位を押
える機能も有しており、摩擦ダンパー、オイルダンパー
、弾塑性ダンパーあるいはこれらを組み合せたものが使
用できる。ダンパーの種類によって取付位置が異なる。
最も普通に使用される摩擦ダンパーの場合は積層ゴムア
センブリーを中心に囲むように、プレートの周辺近くに
配置される。 積層ゴムアセンブリーと、このダンピン
グ装置を適当に設計することにより、上部プレートの部
分は地震振動数よりはるかに固有振動数が小さくなり、
完全に免震構造になる。
なおこの免震支持装置の設計に当っては重量物に生ずる
応答加速度を、重量物が浮き上って転倒する際の加速度
以下に低減するように設計せねばならない。パレッ1−
上の重量物が上部プレートに確実に固定されている場合
は、転倒モーメントの算定は上部プレートの支持条件に
基ずいて計算できる。従って上部プレートの寸法とその
支持条件は極めて重要である。 猶、摩擦ダンパーは第
1図のように、リング状部材12i13J、びその上部
に市ねられた摩擦板11が弾性体13(通htバネ)に
よって、上部プレート(当り面は通常ステンレスライニ
ングを施しである)に押しつけられる。
このようなタンバーを使用覆る場合は、従って、鉛直荷
重の一部を負担りるとともに、上下のプレートが相対的
水平変位を起J際の1〜リガーどして、そして摩擦ダン
パーとして85 (F= ”Jる。このダンパーのみに
て荷重を支持するように設8IC′きるので、積層ゴム
アセンブリー単独で支持り゛る場合に比較して、より大
ぎな変位を許容できる。また万一積層ゴムが破損した場
合にも、バックアップする構造になっており、人事に到
るのを防止している。
さらに積層ゴムだけでも型組を支持することができ、押
上用バネをゆるめてリング状部材を下げることにより、
摩擦板の保守点検が容易である。また地震後の残留変位
も同様にして容易に除去することができる。
このダンピング装置として、粘性摩擦ダンパー(例えば
オイルダンパー)、あるいは弾塑性ダンパーを使用覆る
こともできる。オイルダンパーの場合の取付は第2図の
ようになる。この場合は前述の摩擦ダンパーに比しダン
ピング効果は優れているが、鉛直荷重は分担しないので
、積層ゴムアセンブリーはそのことを前提として、支持
荷重を充分に取らねばならない。
摩擦ダンパーのダンピング効果を増す意味で、摩擦ダン
パーとオイルダンパーの両方を設置した構造も可能であ
る。第3図に示す。
弾塑性ダンパーとして鉛の塑性変形抵抗を利用したもの
も利用可能である。
積層ゴムとこのダンパーとを組み合せた免震装置のエレ
メントを第4図に示す。図において中心の棒15が鉛よ
りなっている。
(c)空気浮上装置 第5図に示すような構造で、特殊ゴム製のダイ1フラム
22に圧縮空気を23から送り込むとダイ17フラムは
浮き袋状に脹れ、同時にダイヤフラムに設番プられた小
孔から圧縮空気が床面21どダイヤフラムとの空間に流
入し、ここで荷IOど釣合う。ダイヤフラノ1内の空気
はダイヤフラム周囲の隙間から極く薄いフィルム状にな
つC外部に流出する。この結果荷重と共に空間に浮上し
た状態どなり、僅かな力で水平方向に移動できるように
なる。水平方向の移動はこのように容易に−(きるが、
圧縮空気を任意の方向に噴出させることによって移動あ
るいは旋回させることもでさる。
浮上している時は空気フィルムを介しC床面とは絶縁さ
れている状態になっているのぐ、床に地震力が加わって
も物体にはほとんど影響を及ぼさない。即ち、この浮上
装置が作動しCいる時も、地震に対して非常に安全であ
る。
浮上装置が作動していない時は全体の荷重はフレーム2
4によって支持される。この浮上装置は取付が容易であ
るので、下部プレートの下面に固定して取付けられてい
てもよいし、また浮上、移動させる必要のある時、ダイ
17フラム土レメントを挿入、取付けて使用するように
してもよい。
以上説明したように、パレット自体が免震構造になって
いるので、その上に載せられている重量物を含めて、地
震時にも転倒の危険がない。即ちこれらを保管するに当
って、フレーム、ワイヤー等によって固縛する必要がな
い。このような情況の下で、これらの移動に空気浮上装
置を使用するのは極めて効果的であり、スペースの利用
効率が高く、建屋が小さくでき、かつ保管、荷役設備の
建設費を大幅に低減せしめる。
これらを組み合した免震パレットの1例を第6図に示す
上部プレート1と下部プレート2の間にvI層ゴムアセ
ンブリー3とダンピング装置4よりなる免震装置が組み
込まれている。ダンピング装置は第1図に示ず*擦ダン
パーを使用している。即ち摩擦板11およびリング状部
材12がバネ13によって上部プレートに押しつけられ
ている。積層ゴム自体も剪断荷重に対するダンピング性
能を持っているが、充分でないので両者を含めて完全な
免震装置となる。
下部プレートの下面には空気浮上装置5、および補助車
輪6が取りつけられている。重量物が乗っていない時の
移動はこの補助車輪を使用し−C行うことができる。ま
た重量物が乗っCいて浮上装置が作動している時には、
この車輪は水平方向のガイドと、推進用駆動車輪の役目
を°す゛ることができる。浮上しているので、重G(物
の仙工0がかからず、摩擦抵抗が小さく、小さな駆動力
をこの補助車輪に与えるのみで、重量物の搬送ができる
あるいはこの補助車輪に駆動装置を付属さけずに、別の
装置で本パレットを牽引または押Jことにより、移動さ
せることもできる。
空気浮上装置が作動していない!!、1は、全体の荷重
は空気浮上装置のフレーム24にJ、って支持される。
保管すべき重量物は上部プレー1−の−1−に載けられ
る。上部プレートの上面には固縛装置、ストッパー等が
具備さるべきことはBうよ(・心ない。
このパレットを原子力発電所キレスフ保管用に適用した
例を紹介する。
先にも述べたように、この保管には安全に対して最高に
厳しい設備が用いられている。この保管設備の現状の断
面図を第7図に示す。
これと同じ規模のものに本発明のパレットを使用した例
が第8図である。これによる利点を列挙すると次のよう
になる。
1、ステー用フレーム、ワイヤ等の助けなしで、縦置き
保管が可能となる。従って保管密度が高くなり、必要ス
ペースが少くてよい。
2、移動が簡単な空気浮上装置で良いので、大容量のク
レーンが不必要である。
3、従ってクレーン走行空間不要。
4、キャスク移動空間不要。
5、クレーン走行柱、桁等の構造物不要。
その代りに次のような設備が必要となる。
1、本発明のパレット 2、圧縮空気設備 3、床面工事 床面の平滑度は空気浮上装置の空気使用
量に密接に関係があるので、できるかぎり平滑なことが
望ましい。鋼板敷きが最も望ましい。
4、キャスク拍み込み設備 キトスクを運搬トラックに
積み卸しのための設備が必曹どなる。
【図面の簡単な説明】
第1図 摩擦ダンパー使用の免震装置の断面図第2図 
<a >オイルダンパー使用の色層装置の平面図 <11)同上断面図 断面A−B−C ′、第3図 オイルダンパー、摩擦ダンパー併用の場合
の断面図 断面方向は第2図4ご同じ第4図 免震装置
主要部所面図 (弾塑性ダンパーど積層ゴl\の組み合せ)第5図 空
気浮上装置断面図 第6図 キャスク保管用浮上装:H−)さ免震パレット
全体図 第7図 キレスフ保管愈JIi断面図 (従来方法 キャスク縦置さ−の場合)第8図 キャス
ク保管倉庫断面図 (本発明方法 キャスク縦置き・の場合)1 上部プレ
ート 2 下部プレート 3 積層ゴムアセンブリー 4 ダンピング装置 5 空気浮上装置 6 補助車輪 7 ストッパー 8 変位リミッタ− 9KNm物 11 摩擦板 12 リング状部拐 13 弾性体 14 ガイド 15 釦枠 21 床面 22 ダイヤフラム 23 圧縮空気入り口 24 フレーム 出願人 東洋エンジニアリング株式会社ヤ3図 1 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)その上に重量物を積載づるようにした上部プレー
    1−<1)と、それと間隔を胃いて平行に、中心を同じ
    くして置かれた下部プレート(2)と、このプレートの
    間にはさみ込まれており、ゴム板と金属板とを交Uに積
    み重ねた積層ゴムアレンブリーく3)と、タンピング装
    置(4)とよりなり、該積層ゴムアセンブリーは該プレ
    ー1〜の略中心にかかる荷重を均等に受けるように配置
    され、ダンピング装置は2枚のプレートの相対的水平変
    位を押えるように配置されている免震支持装置と、該下
    部プレートの下面に、プレー1への中心に対し均等に取
    付られていて、その円板状ダイヤフラム内に圧縮空気を
    送り込み、ダイヤフラムに設けられた小孔から、ダイヤ
    フラムと床面との間の空間に噴出させることによって、
    荷重を浮上保持づるようにした空気)11装置く5)と
    よりなる、空気浮上装置つき免震パレット。
JP24792683A 1983-12-26 1983-12-26 空気浮上装置つき免震パレツト Pending JPS60148453A (ja)

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JP24792683A JPS60148453A (ja) 1983-12-26 1983-12-26 空気浮上装置つき免震パレツト

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JP24792683A JPS60148453A (ja) 1983-12-26 1983-12-26 空気浮上装置つき免震パレツト

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JPS60148453A true JPS60148453A (ja) 1985-08-05

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ID=17170597

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JP24792683A Pending JPS60148453A (ja) 1983-12-26 1983-12-26 空気浮上装置つき免震パレツト

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JP (1) JPS60148453A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012027650A3 (en) * 2010-08-26 2012-05-10 Oria Collapsibles, Llc Pallet design with buoyant characteristics
JP2015098334A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 株式会社大林組 パレット
JP2015098335A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 株式会社大林組 パレット

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JP2015098334A (ja) * 2013-11-18 2015-05-28 株式会社大林組 パレット
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