JP2010241502A - パレットにおける荷崩れ防止具及び荷崩れ防止方法 - Google Patents

パレットにおける荷崩れ防止具及び荷崩れ防止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 パレット上への荷物の積載、取出作業を迅速容易に行えながら、地震時などの横揺れを受けたとき、荷物が荷崩れする時期を通常の場合よりも遅らせる。
【解決手段】 パレットにおける荷崩れ防止具10として、スラスト玉軸受11を中心部に固設した上方が開口する有底円筒体12と、スラスト玉軸受11のボール11a上に載置されると共に有底円筒体12の小径側壁12aに対し一定間隔をおいて相対向するように下方に延びる大径側壁13aをもつ蓋体13を備える一方、蓋体13の大径側壁13aと有底円筒体12の小径側壁12aとの間に、常時は大径側壁13aと小径側壁12aとの間隔を一定間隔に保し、有底円筒体12に所定以上の横荷重がかかったとき、ばね16に抗して蓋体13を有底円筒体12に対し横方向に移動させる緩衝機構14を介装した。
【選択図】図5

Description

本発明は主として自動ラックに使用されるパレットにおける荷崩れ防止具及び荷崩れ防止方法に関する。
近年、土地の有効利用として、製品を収容した段ボール箱をパレット上に多数積み上げ、このパレットを自動昇降装置により高層のパレットラックに自動的に積み上げて保管する自動ラックが普及してきている。
例えば製品がボルトナットの場合、ボルトナットを品種別やサイズ別に分けたうえで20〜30kgを段ボール箱に収容して、これをパレット上に40個程度積み上げ、このパレットを自動ラックにより高層のパレットラックに品種別、サイズ別に積み上げて管理し、注文に応じて所望するパレットをパレットラックから取り出し、パレットから段ボール箱を必要個数を降ろした後、再びパレットを元のパレットラックに戻して保管するようにしている。
ところで、上記したパレットラックのパレット収容枚数は、数十枚〜数千枚あり、縦の段数も十段以上になっている。また、パレットラックの骨組みは、地震荷重も計算された鉄骨構造になっているが、各パレット上に載置された製品入りの段ボール箱は、例えば一面十個で5段積みされたような状態のまま、パレットラックにおけるパレット置きアームの上にパレットを介して載置されている。そのため、地震が来た場合、パレットラックを介してパレットが大きく揺れると、パレット上に載置された段ボール箱は横ずれしてパレット、つまりパレットラックから落下して段ボール箱が破損することになる。そして、段ボール箱が破損すると段ボール箱から製品が飛び出して品種、サイズが交ざった状態になり出荷不能に陥ってしまう問題があった。
なお、パレット上に載置された段ボール箱の横ずれを防止する手段として、パレット上に積載された荷物の外周全体を囲うように紐掛けしたり、網掛け或いはシート掛けすることにより、荷崩れを防止するようにしたものが知られているが、斯かる方法によれば、荷物を紐や網或いはシートで緊縛することにより固定するため、その固定作業が特別に必要であり、しかもその固定作業は非常に面倒で手間を要するものであった。その上、パレットから荷物を必要個数だけ降ろす際にも、紐や網或いはシートをその都度解いて取り出し、その後は再び緊縛したうえでパレットを元のパレットラックに戻すといった面倒な作業が必要となるものであった。
そこで、本発明は、パレット上への荷物の積載作業や取出作業を迅速容易に行うことができながら、地震などにより横揺れを受けたとき、パレット上に積載された荷物が荷崩れする少し前の時点で荷物への横揺れを緩衝する緩衝手段を設けて、荷物が荷崩れする時期を通常の場合よりも効果的に遅らせることができるパレットにおける荷崩れ防止具及び荷崩れ防止方法の提供を課題とする。
上記した課題を解決するために、本願の請求項1記載の発明は、スラスト玉軸受を中心部に固設した上方が開口する有底円筒体と、スラスト玉軸受のボール上に載置されると共に有底円筒体の小径側壁に対し一定間隔をおいて相対向するように下方に延びる大径側壁をもつ蓋体を備える一方、蓋体の大径側壁と有底円筒体の小径側壁との間に、常時は大径側壁と小径側壁との間隔を一定間隔に保し、有底円筒体に所定以上の横荷重がかかったとき、弾性部材に抗して蓋体を有底円筒体に対し横方向に移動させる緩衝機構が複数個介装されていることを特徴とする。
また、本願の請求項2記載の発明は、請求項1記載の緩衝機構が、蓋体の大径側壁に摺動可能に設けられる間隔保持杆と、該保持杆を常時は有底円筒体の小径側壁に当接するように付勢して大側径壁と小径側壁との間隔を一定間隔に保する複数のばねとからなり、有底円筒体に横方向へ所定以上の荷重がかかったとき、上記ばねを弾性的に圧縮して蓋体の横方向の移動を許すように構成されていることを特徴とする。
さらに、本願の請求項3記載の発明は、パレットにおける荷崩れ防止方法として、まず、荷物を収容した段ボール箱の上面に剪断方向に対し強く、引張方向に対し弱い接着性を有する紙器スリップ防止接着剤を塗布してその段ボール箱をパレット上に積み上げ、上記接着剤の塗膜によりパレットの横揺れに対して段ボール箱のスリップを抑えながら、パレットから個々の段ボール箱を持ち上げて荷降しする際に接着塗布箇所を破損することなく接着部分が剥がせるように接着する一方、次に、パレットラックのパレット支持部材上に大きさと高さの異なる複数以上の突起を上下面に多数配列した縦揺れ防止用の防振ゴムを設置し、さらに、上記防振ゴム側とパレットとの間に、常時は防振ゴム側とパレットとを一体的に保持しかつ上記接着剤による接着荷重より少し低めの横荷重が防振ゴム側からかかったとき、パレットを防振ゴム側に対し緩衝機構に抗して横方向に移動させ、横荷重が接着剤の接着荷重を越えた場合にも横荷重を弾性的に緩衝しながら受け止めて、荷物に接着剤の接着荷重以上の横荷重がかかるのを抑えて荷崩れを阻止する荷崩れ防止具を設けていることを特徴とする。
本発明の荷崩れ防止具によれば、紐や網或いはシートを用いて緊縛することなくパレット上に荷物を積み上げるだけにしてその積載作業や取出作業を迅速容易に行えるようにしながら、地震などにより横揺れを受けたときには、パレット上に積載された荷物が通常荷崩れする少し前に、緩衝機構における弾性部材を圧縮して有底円筒体に対する蓋体の横方向の移動を許すようにし、この緩衝動作により、パレット上の荷物が荷崩れする時期を通常の場合よりも効果的に遅らせて荷崩れの防止を図ることができる。
また、横揺れ緩衝機構として、蓋体の大径側壁に摺動可能に設けられる間隔保持杆と、該保持杆を常時は有底円筒体の小径側壁に当接するように付勢して大側径壁と小径側壁との間隔を一定間隔に保する複数のばねとからなり、有底円筒体に横方向へ所定以上の荷重がかかったとき、上記ばねを弾性的に圧縮して蓋体の横方向の移動を許すように構成すれば、ばねにより圧縮を始める時期とその後の圧縮動作の設定が正確かつ容易にできるのでこのましい。
さらに、本願のパレットにおける荷崩れ防止方法によれば、地震が発生してパレットラックに縦揺れや横揺れ生じた場合、縦揺れについては、パレットラックのパレット支持部材と下板部材との間に介装される縦揺れ防止硬化ゴムの直径と高さの異なる複数以上の突起により、上下振動を吸収しして振動エネルギーを減衰することができ、また、横揺れについては、紙器スリップ防止接着剤の塗膜によるスリップ防止効果と、荷崩れ防止具による横揺れ緩衝作用との相乗効果により、全体として段ボール箱などの荷物のスリップをより一層効果的に抑えることができる。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るパレットにおける荷崩れ防止具を自動ラックに適用した正面図を示す。
1は例えばボルトナットなどの製品を収容した段ボール箱(荷物)Aを多数積み上げたパレット2を自動昇降装置の移動リフトにより自動的に積み上げて保管する自動ラック(図示せず)の高層パレットラックである。パレット2はパレットラック1におけるパレット置きアーム1a,1aの上にそれぞれ載置され、注文に応じて自動昇降装置の移動リフトにより自動的に所望するパレット2をパレットラック1から取り出し、パレット2から段ボール箱Aを必要個数を降ろした後、再びパレット2を元のパレットラック1の位置に戻して保管するようになされている。
そして、パレット2上に段ボール箱Aを積み上げる場合、段ボール箱Aの上面に剪断方向に対し強く、引張方向に対し弱い接着性を有する例えばコロイダルシリカとPVC水溶液の混合液からなる紙器スリップ防止接着剤3を塗布したうえでパレット上に積み上げている。これにより、パレット2上に積み上げられた段ボール箱Aは上記接着剤3の塗膜による接着荷重により地震などによるパレットの横揺れに対してスリップが通常の場合よりも抑えられ、それでいて上記接着剤3の接着荷重は、個々の段ボール箱Aを持ち上げてパレット2から荷降しする際に段ボール箱Aが破れることなく接着部分を剥がすことが可能な荷重に設定されている。なお、塗布方法としては、処理の規模用途に応じて自動塗布或いは手塗り塗布で行い、段ボール箱Aの上面の4隅や全面などに適宜塗布を行えばよい。
また、図1及び図2に示すように自動ラックにおけるパレットラック1のパレット置きアーム1a,1a上には、縦揺れを防止する縦揺れ防止硬化ゴム4が設置されている。硬化ゴム4は図3及び図4に示すように上下両面に例えば直径と高さの異なる4種類の突起4a〜4dが多数配列された構造となっている。この直径と高さの異なる4種類の突起により地震などにおける縦揺れに対し振動を吸収し、振動エネルギーを減衰するようになされている。
一方、パレット2と硬化ゴム4との間にはパレット2とほぼ同じ大きさの下板部材5が備えられ、パレット2と下板部材5との間の四隅に、常時はパレット2と下板部材5とを横移動不能に保持し、かつ下板部材5に上記接着剤3による接着荷重より少し低めの横荷重がかかったときパレット2を下板部材5に対し弾性部材に抗してゆっくりと横方向に移動させ、横荷重が接着荷重を越えた場合にも横荷重を弾性的に緩衝しながら受け止めて、段ボール箱Aに上記接着剤3の接着荷重以上の横荷重がかかるのを抑えて荷崩れを阻止する荷崩れ防止具10…10が設けられている。
荷崩れ防止具10としては、図5〜図7に示すようにスラスト玉軸受11を中心部に内装した上方が開口する有底円筒体12と、スラスト玉軸受11のボール11a…11a上に載置される大径の蓋体13を備える一方、蓋体13の外周に、有底円筒体12の小径側壁12aに対し一定間隔をおいて相対向するように下方に延びる大径側壁13aが設けられていると共に、大径側壁13aと小径側壁12aとの間に横揺れに対する緩衝機構14が設けられている。
緩衝機構14は、大径側壁13aにその中心に向かって摺動可能に設けられる複数の間隔保持杆15と、該保持杆15の先端頭部15aと大径側壁13aの内面との間に介装され、先端頭部15aを常時は小径側壁12aに当接するように付勢して大径側壁13aと小径側壁12aとの間隔を一定間隔に保持する複数のばね16…16とを備えている。各間隔保持扞15…15の基部15bにはダブルナット17…17が設けられている。
そして、有底円筒体12に上記接着剤3による接着荷重より少し低めの横荷重がかかった時点でパレット2を下板部材5に対しばね16…16に抗して横方向に移動させ、さらに横荷重が上記接着剤3の接着荷重を越えた場合にも横荷重をばね16…16により弾性的に緩衝しながら受け止めて、段ボール箱Aに上記接着剤3の接着荷重以上の横荷重がかかるのを抑えて荷崩れを阻止するようになされている。
次に、上記した紙器スリップ防止接着剤3、縦揺れ防止硬化ゴム4及び荷崩れ防止具10を用いて自動ラックにおける荷崩れの防止を行う場合の作用について説明する。
まず、図1及び図2に示すように自動ラックにおけるパレットラック1のパレット置きアーム1a,1aの上に、縦揺れを防止する縦揺れ防止硬化ゴム4…4を設置しておく。
次に、ボルトナットなどの荷物を段ボール箱Aに詰込み、この箱Aを閉じた後、該箱Aの上面にコロイダルシリカとPVC水溶液の混合液からなる紙器スリップ防止接着剤3を塗布する。
一方、パレット2と下板部材5との間でその四隅に荷崩れ防止具10…10を介装し、これらパレット2と下板部材5を自動昇降装置の移動リフト上に載置する。そのうえで、パレット2上に上記接着剤3を塗布した段ボール箱Aを積み上げる。そして、段ボール箱Aを多数積み上げたパレット2を自動昇降装置の移動リフトにより自動的に所望のパレットラック1上に積み上げて保管する。つまり図1に示すように荷縦揺れ防止硬化ゴム4…4上に、下板部材5と荷崩れ防止具10…10とを介装した状態でパレット2を載置して保管するのである。
斯くして、地震が発生してパレットラック1に縦揺れや横揺れ生じた場合、縦揺れについては、パレット置きアーム1a,1aと下板部材5との間に介装される縦揺れ防止硬化ゴム4…4の直径と高さの異なる4種類の突起により、上下振動を吸収し、振動エネルギーを減衰することができ、また、横揺れについては、スリップ防止接着剤3の塗膜によるスリップ防止効果と、荷崩れ防止具10…10による横揺れ緩衝作用との相乗効果により、一層効果的に段ボール箱Aのスリップを抑えることができる。
以上の実施の形態では、自動ラックに適用した場合について説明したけれども、例えば背の低い収納ラック1′に荷積みしたパレット2′をフォークリフト(図示せず)で積み上げる場合において上記した荷崩れ防止具10…10を用いるようにしてもよい。
その場合、例えば図8に示すように予め収納ラック1′の受板1a′におけるパレット載置箇所に合わせて4個の荷崩れ防止具10…10を載置しておき、そのうえで、紙器スリップ防止接着剤3を塗布した段ボール箱Aを多数積み上げたパレット2をフォークリフトにより積み上げて保管すればよい。
この場合にも、地震が発生して収納ラック1′に横揺れ生じた場合、紙器スリップ防止接着剤3の塗膜によるスリップ防止効果と、荷崩れ防止具10…10による横揺れ緩衝作用との相乗効果により、全体としてより一層効果的に段ボール箱Aのスリップを抑えることができる。なお、この場合にも、先の実施の形態における縦揺れ防止硬化ゴム4…4と下板部材5と介して荷崩れ防止具10…10をセットするようにしてもよい。このように構成すれば、縦揺れ防止硬化ゴム4…4により縦揺れについても、振動を吸収し振動エネルギーを減衰することができるのでこのましい。
また、収納ラック1′の受板1a′上に、直接荷崩れ防止具10…10をセットする他、受板1a′上に上述した縦揺れ防止硬化ゴム4と下板部材5を置き、そのうえでその四隅に荷崩れ防止具10を配置し、かつ荷積みしたパレット2を載置するようにしてもよい。斯く構成すれば、先の実施形態の場合と同様硬化ゴム4による縦揺れ防止効果と、スリップ防止接着剤3と荷崩れ防止具10…10との相乗効果による横揺れ防止効果とが期待できる。その場合、縦揺れ防止硬化ゴム4と下板部材5とを一体的に固定した構成としてもよい。斯く構成すればその設置が簡単容易にできるのでこのましい。
本発明の荷崩れ防止具を自動ラックに適用した正面図である。 同要部の平面図である。 縦揺れ防止硬化ゴムの一部省略正面図である。 同縦揺れ防止硬化ゴムの一部省略平面図である。 荷崩れ防止具の底面図である。 同荷崩れ防止具の縦断面図である。 同荷崩れ防止具の平面図である。 荷崩れ防止具の別の使用状態を示す説明図である。
2 パレット
3 紙器接着剤
4 縦揺れ防止硬化ゴム
5 下板部材
10 荷崩れ防止具
11 スラスト玉軸受
11a ボール
12 有底円筒体
12a 小径側壁
13 蓋体
13a 大径側壁
14 緩衝機構
16 ばね

Claims (3)

  1. スラスト玉軸受を中心部に固設した上方が開口する有底円筒体と、スラスト玉軸受のボール上に載置されると共に有底円筒体の小径側壁に対し一定間隔をおいて相対向するように下方に延びる大径側壁をもつ蓋体を備える一方、蓋体の大径側壁と有底円筒体の小径側壁との間に、常時は大径側壁と小径側壁との間隔を一定間隔に保し、有底円筒体に所定以上の横荷重がかかったとき、弾性部材に抗して蓋体を有底円筒体に対し横方向に移動させる緩衝機構が複数個介装されていることを特徴とするパレットにおける荷崩れ防止具。
  2. 緩衝機構が、蓋体の大径側壁に摺動可能に設けられる間隔保持杆と、該保持杆を常時は有底円筒体の小径側壁に当接するように付勢して大側径壁と小径側壁との間隔を一定間隔に保する複数のばねとからなり、有底円筒体に横方向へ所定以上の荷重がかかったとき、上記ばねを弾性的に圧縮して蓋体の横方向の移動を許すように構成されていることを特徴とする請求項1記載のパレットにおける荷崩れ防止具。
  3. まず、荷物を収容した段ボール箱の上面に剪断方向に対し強く、引張方向に対し弱い接着性を有する紙器スリップ防止接着剤を塗布してその段ボール箱をパレット上に積み上げ、上記接着剤の塗膜によりパレットの横揺れに対して段ボール箱のスリップを抑えながら、パレットから個々の段ボール箱を持ち上げて荷降しする際に接着塗布箇所を破損することなく接着部分が剥がせるように接着する一方、次に、パレットラックのパレット支持部材上に大きさと高さの異なる複数以上の突起を上下面に多数配列した縦揺れ防止用の防振ゴムを設置し、さらに、上記防振ゴム側とパレットとの間に、常時は防振ゴム側とパレットとを一体的に保持しかつ上記接着剤による接着荷重より少し低めの横荷重が防振ゴム側からかかったとき、パレットを防振ゴム側に対し緩衝機構に抗して横方向に移動させ、横荷重が接着剤の接着荷重を越えた場合にも横荷重を弾性的に緩衝しながら受け止めて、荷物に接着剤の接着荷重以上の横荷重がかかるのを抑えて荷崩れを阻止する荷崩れ防止具を設けていることを特徴とするパレットにおける荷崩れ防止方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101488422B1 (ko) 2014-06-10 2015-02-03 주식회사 일렉콤 내진수단이 구비된 분전반
CN106698017A (zh) * 2016-12-26 2017-05-24 中国航空工业集团公司西安飞机设计研究所 一种万向托盘
KR102518433B1 (ko) * 2023-01-19 2023-04-04 김정희 제품만 리프팅 가능한 팔레트 구조체

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