JPH08193828A - 1次元移動物体の速度・移動量測定方法 - Google Patents

1次元移動物体の速度・移動量測定方法

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JPH08193828A
JPH08193828A JP7018391A JP1839195A JPH08193828A JP H08193828 A JPH08193828 A JP H08193828A JP 7018391 A JP7018391 A JP 7018391A JP 1839195 A JP1839195 A JP 1839195A JP H08193828 A JPH08193828 A JP H08193828A
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JP
Japan
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mark
moving object
moving
measuring
marking
Prior art date
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JP7018391A
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Inventor
Tadashi Mori
唯志 毛利
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SANKYO NUMAZU KK
Original Assignee
SANKYO NUMAZU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非接触で1次元移動物体の移動量を正確に計
測する。 【構成】 移動物体にマークを付けるマーキング手段
と、前記マークを一定距離だけ隔てて検出するマーク検
出手段と、前記マーキング手段及びマーク検出手段に結
合されたマーク制御手段とを設け、前記マーク制御手段
により前記マークの検出信号に同期して次の計測用マー
クを前記移動体に付着せしめると共に、前記マークの個
数を計数し、前記移動物体の移動量を測定することによ
って上記目的は達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一方向に移動する移
動物体に一定間隔でマーキングしながら上記マークを検
出し、測定対象の移動量又は速度を測定するようにした
1次元移動物体の速度・移動量測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】送電線等に使用される電力ケーブルや
紙、プラスチックシート等一方向に移動する移動物体を
所定の長さで切断する場合、5〜10m以下の比較的短
い長さであれば直接巻尺や定規をあてて測定することが
可能である。しかしながら、100m以上2kmぐらい
の長さを正確に測定し切断する場合には、上述の巻尺や
定規では測定誤差が大きくなってしまうという問題点が
あった。また、メジャリングロール等を移動物体に圧接
してその回転数から移動物体の長さを測定する方法もあ
るが、ロールのスリップ等に基づく誤差が避け難く、よ
り高精度な測長方法の開発が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、移動物体の速度
を非接触で測定する方法として従来、レーザドップラー
法が良く知られている。この方法では、移動物体表面に
2方向からレーザビームを照射し、これら2つのビーム
の干渉によって生成された空間格子を通して得られる反
射光量が速度に比例した周波数によって変化する現象に
着目し、光量変化周波数から物体の速度を測定するよう
になっており、測定時間は短いが低速域において測定精
度が大きく劣化する傾向があった。従って、レーザドッ
プラー法に基づいて物体の速度を推定し、この推定速度
を積分して物体の移動距離を測定する方法は低速域にお
いては余り実用になっていなかった。
【0004】この発明は上述のような事情から成された
ものであり、この発明の目的は、低速で移動する1次元
移動物体の速度又は移動量を非接触かつ高精度で測定す
る方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は1次元移動物
体の移動量測定方法に関し、この発明の上記目的は、1
次元移動物体の供給又は製造装置と巻取又は収納装置と
の間に、前記移動物体にマークを付けるマーキング手段
と、前記マークを一定距離だけ隔てて検出するマーク検
出手段と、前記マーキング手段及びマーク検出手段に結
合されたマーク制御手段とを設け、前記マーク制御手段
により前記マークの検出信号に同期して次の計測用マー
クを前記移動体に付着せしめると共に、前記マークの個
数を計数し、前記移動物体の移動量を測定することによ
って達成される。
【0006】
【作用】この発明では、マーキング手段及びマーク検出
手段を非接触の状態で作動させるので、ロールのスリッ
プ等に基づく計測誤差を防止することができる。また、
マーキング時に移動物体を静止させるとマーク間隔が誤
差0で一定となり、測長誤差が累積しない利点がある。
また、マーキング手段とマーク検出手段との間隔を長く
することにより、測長精度を飛躍的に高めることができ
ると共に、移動物体の移動速度を低下させる程測定精度
が向上する。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図1乃至図3を参照し
て説明する。先ず、図1はこの発明の移動量測定システ
ムの一構成例を示す図であり、供給装置2から供給され
た電線ケーブル等の1次元移動物体10はガイドローラ
4及び6を介して巻取装置8に巻取られるようになって
いる。しかして、供給装置2側には、インクジェットノ
ズル42を介して移動物体10の表面にマーク44を付
着させるマーキング手段40が設置され、巻取装置8側
には、1次元ラインセンサ又はCCDカメラセンサの出
力を画像処理して上述のマーク44を検出するマーク検
出手段50が設置されるようになっている。また、上述
のマーキング用ノズル42とマーク検出手段50とは距
離Lだけ隔てて設置されているものとする。
【0008】一方、マーク制御手段20はマイクロプロ
セッサ(以下、MPUと略す)22、ROM24、RA
M26、デジタル入力手段30、デジタル出力手段3
2、タイマRTC28、液晶パネル等の表示手段34及
びテンキー等の入力手段36から構成され、デジタル出
力手段32を介してマーキング指令MSがマーキング手
段40に出力されると共に、マーク検出手段50からの
マーク検出信号GXがデジタル入力手段30に入力され
るようになっている。また、開始スイッチ52から測定
開始信号STがマーク制御手段20に入力されると共
に、マーク制御手段20に設定された移動距離の測定が
終了すると、ブザー38等により警報音が発せられるよ
うになっている。
【0009】このような構成において、その動作を以下
に説明する。先ず、測定に先立ってマーキング用ノズル
42とマーク検出手段50との間隔Lを予め測定してお
き、この間隔Lをテンキー、タッチパネル又はキーボー
ド等の入力手段36により数値入力して、フラッシュメ
モリ24又はバッテリーバックアップされたRAM26
等に記憶しておく。次に、測定する移動量Nを再び入力
手段36を介してマーク制御手段20に入力すると、こ
の設定量がMPU22を介して表示手段34に表示され
る。
【0010】続いて、移動物体10が供給装置2から引
出されてガイドローラ4及び6に張設された後、巻取装
置8の一端に固着される。
【0011】かくして、開始スイッチ52が押され測定
が開始されると(図2の時点t1)測定開始信号STが
マーク制御手段20に入力され、MPU22を介してマ
ーキング手段40にマーキング指令MSが出力され、ノ
ズル42から所定量の塗料が噴射されてマーク44が移
動物体10上に付着される。また、図示しないモータ等
の回転駆動手段又は手動により、巻取装置8が回転さ
れ、移動物体10が巻取装置8に順次巻取られていく。
【0012】しかして移動物体10が距離Lだけ巻取装
置8に巻取られると(図2の時点t2)、マーク44が
マーク検出手段50の直下に移動してくる。そこで、マ
ーク検出手段50に内蔵されたCCDカメラセンサ等で
移動物体10の表面を走査し続けると、図3に示すよう
な画像が入力でき、この画像を進行方向に垂直な方向に
射影してマーク44の射影画像の重心を求めると、時点
t2におけるマーク44とノズル42との距離L1が計
測できる。かくしてマーク44が検出されると、マーク
検出信号GXと共に、マークノズル間距離L1がマーク
検出手段50からマーク制御手段20に転送される。
【0013】すると、マーク検出手段20ではマーク検
出信号GXをトリガーとして直ちにマーキング指令MS
がマーキング手段40に出力され、ノズル42から所定
量の塗料が噴射されて、次回の計測用マーク44が移動
体10上に付着される。また、残りの測定距離lres
が次式により演算される。
【0014】
【数1】 但し、N:設定した測定距離 L:ノズルー検出器間の距離 Li:ノズルー検出器間の第i回目の実測距離 L:ノズルー検出器間 以下同様にして、移動物体10が距離Lだけ巻取装置8
に巻取られる毎に、前回のマーク44と今回のマーク4
4との間隔が順次測定されて、予め設定した測定距離長
Nの測定が終了すると、ブザー38を介して巻取り完了
信号が出力される。
【0015】尚、測定信号STが入力されたら、MPU
22により直ちにタイマ28の現在時刻を読出してRA
M26に記憶しておき、以後、マーク検出信号GXが入
力される毎にタイマ28の現在時刻を読出すと、マーク
44が距離Liを移動するのにかかった時間△Tiが算
出できるので、式vi=Li/△Tiから移動物体10
の平均移動速度も簡単に求めることができる。また、次
のマーキング位置近く迄移動物体10を移動させたら
ば、移動物体10の移動速度を低下させたり、次のマー
キング位置で移動物体10の移動を中断して静止状態で
マーキングすると、計測精度を飛躍的に高めることがで
きる。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の1次
元移動物体の移動量測定方法によれば、非接触でマーク
間隔を測定できるので、スリップ等に基づく計測誤差が
発生しない利点がある。また、マーキング時点で、移動
物体を静止させてマーキングすると、マーク間隔が速度
誤差0で一定となり測長誤差が累積しない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのシステム
ブロック図である。
【図2】この動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図3】マーク検出手段の動作を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
2 供給装置 8 巻取装置 10 移動物体 20 マーク制御手段 22 マイクロプロセッサ 26 RAM 28 タイマ 34 表示装置 36 入力手段 40 マーキング手段 42 ノズル 44 マーク 50 マーク検出手段 52 開始スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次元移動物体の供給又は製造装置と巻
    取又は収納装置との間に、前記移動物体にマークを付け
    るマーキング手段と、前記マークを一定距離だけ隔てて
    検出するマーク検出手段と、前記マーキング手段及びマ
    ーク検出手段に結合されたマーク制御手段とを設け、前
    記マーク制御手段により前記マークの検出信号に同期し
    て次の計測用マークを前記移動体に付着せしめると共
    に、前記マークの個数を計数し、前記移動物体の移動量
    を測定するようにしたことを特徴とする1次元移動物体
    の移動量測定方法。
  2. 【請求項2】 前記マーキング手段が前記移動物体の表
    面に定量の塗料を付着させて前記マークを形成するもの
    である請求項1に記載の1次元移動物体の移動量測定方
    法。
  3. 【請求項3】 前記マーク検出手段が1次元ラインセン
    サ又は2次元撮像手段の出力をサンプリングして画像処
    理することによりマーク検出するようにした請求項1又
    は2に記載の1次元移動物体の移動量測定方法。
  4. 【請求項4】 前記移動物体が電力ケーブル又は通信ケ
    ーブルである請求項1乃至3に記載の1次元移動物体の
    移動量測定方法。
  5. 【請求項5】 前記マーク制御手段に前記マークが一定
    距離を移動する時間を計測する計時手段を設け、前記一
    定距離及び移動時間から前記移動物体の速度を測定する
    ようにしたことを特徴とする1次元移動物体の速度測定
    方法。
JP7018391A 1995-01-11 1995-01-11 1次元移動物体の速度・移動量測定方法 Pending JPH08193828A (ja)

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JPH08193828A true JPH08193828A (ja) 1996-07-30

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ID=11970419

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010285205A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Nagao Seikansho:Kk 製缶システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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