JPH08193069A - 4,5−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体及び該誘導体を含有する殺ダニ剤 - Google Patents

4,5−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体及び該誘導体を含有する殺ダニ剤

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JPH08193069A
JPH08193069A JP338995A JP338995A JPH08193069A JP H08193069 A JPH08193069 A JP H08193069A JP 338995 A JP338995 A JP 338995A JP 338995 A JP338995 A JP 338995A JP H08193069 A JPH08193069 A JP H08193069A
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Isao Tada
功 多田
Minoru Motoki
稔 元木
Nobuyoshi Takahashi
宣好 高橋
Tetsuji Miyata
哲至 宮田
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Otsuka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 極めて強力な殺ダニ活性を有する新規4,5
−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体を提供する。 【構成】 一般式(1)で表わされる4,5−ジヒドロ
ピラゾール−5−チオン誘導体、および当該化合物を有
効成分として含有する殺ダニ剤。 〔式中、R1 は置換基を有することのあるフェニル基等
を示す。R2 及びR3 は低級アルキル基等を示す。Xは
ハロゲン原子等を示す。nは0又は1〜3の整数を示
す。〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な4,5−ジヒドロ
ピラゾール−5−チオン誘導体及び該誘導体を含有する
殺ダニ剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び問題点】今日までにジヒドロピラゾロ
ン誘導体の中には生物活性を有する化合物が知られてお
り、例えばEP第23636号明細書には殺虫活性を有
する化合物が、また特開平5−213892号公報には
除草活性を有する化合物が報告されている。しかしなが
ら、4,5−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体に
関しては農業用として生物活性を有する化合物の報告例
は全くない。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の状
況をふまえ農業用として優れた生物活性を有する薬剤を
開発すべく、ジヒドロピラゾロン誘導体について種々検
討した結果、下記一般式(1)で表わされる4,5−ジ
ヒドロピラゾール−5−チオン誘導体が文献未記載の新
規化合物であること、及び一般式(1)の4,5−ジヒ
ドロピラゾール−5−チオン誘導体の合成中間体である
4,5−ジヒドロピラゾール−5−オン誘導体が殺ダニ
活性を有していないにも拘らず、一般式(1)の4,5
−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体が農業上問題
となる各種ハダニ類に対して極めて強力な殺ダニ活性を
有していることを見い出し、ここに本発明を完成するに
至った。
【0004】即ち、本発明は、一般式(1)
【0005】
【化3】
【0006】〔式中、R1
【0007】
【化4】
【0008】を示す。ここでYはハロゲン原子、低級ア
ルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロアルキル基、低
級ハロアルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、置
換基を有することのあるフェノキシ基、置換基を有する
ことのあるフェニル基、アミノ基、シアノ基又はニトロ
基を示す。mは0又は1〜3の整数を示す。R4 は低級
アルキル基を示す。pは0、1又は2を示す。R5 及び
6 は同一又は異なって水素原子又は低級アルキル基を
示す。R2 及びR3 は同一又は異なって低級アルキル基
又は炭素数3〜8のシクロアルキル基を示す。またこの
2 及びR3 は互いに結合して炭素数3〜8のシクロア
ルキル環を形成してもよい。Xはハロゲン原子、低級ア
ルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロアルキル基、低
級ハロアルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、置
換基を有することのあるフェノキシ基、置換基を有する
ことのあるフェニル基、アミノ基、シアノ基又はニトロ
基を示す。nは0又は1〜3の整数を示す。〕で表わさ
れる4,5−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体、
及び該誘導体を有効成分として含有する殺ダニ剤に係
る。
【0009】R1 、R2 、R3 及びXで示される各基
は、具体的には以下の通りである。
【0010】ハロゲン原子としては、弗素原子、塩素原
子、臭素原子、沃素原子等を例示できる。
【0011】低級アルキル基としては、メチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec
−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキ
シル基等の炭素数1〜6の直鎖状又は分枝状のアルキル
基を例示できる。
【0012】低級アルコキシ基としては、メトキシ、エ
トキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキ
シ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、n−ペン
チルオキシ、n−ヘキシルオキシ基等の炭素数1〜6の
直鎖状又は分枝状のアルコキシ基を例示できる。
【0013】低級ハロアルキル基としては、クロロメチ
ル、ブロモメチル、フルオロメチル、ヨードメチル、ジ
クロロメチル、トリクロロメチル、ジフルオロメチル、
トリフルオロメチル、1−クロロエチル、2−クロロエ
チル、2−フルオロエチル、1,2−ジクロロエチル、
3−クロロプロピル、3−クロロ−2−メチルプロピ
ル、2,3−ジブロモプロピル、4−クロロブチル、5
−クロロペンチル、6−クロロヘキシル基等のハロゲン
原子を1〜3個有する炭素数1〜6の直鎖状又は分枝状
のアルキル基を例示できる。
【0014】低級ハロアルコキシ基としては、クロロメ
トキシ、ブロモメトキシ、フルオロメトキシ、ヨードメ
トキシ、ジクロロメトキシ、トリクロロメトキシ、ジフ
ルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、1−クロロエ
トキシ、2−クロロエトキシ、2−フルオロエトキシ、
1,2−ジクロロエトキシ、3−クロロプロポキシ、3
−クロロ−2−メチルプロポキシ、2,3−ジブロモプ
ロポキシ、4−クロロブトキシ、5−クロロペンチルオ
キシ、6−クロロヘキシルオキシ基等のハロゲン原子を
1〜3個有する炭素数1〜6の直鎖状又は分枝状のアル
コキシ基を例示できる。
【0015】低級アルコキシカルボニル基としては、メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル、n−プロポキ
シ、イソプロポキシカルボニル、n−ブトキシカルボニ
ル、sec−ブトキシカルボニル、tert−ブトキシ
カルボニル、n−ペンチルオキシカルボニル、n−ヘキ
シルオキシカルボニル基等の炭素数2〜7の直鎖状又は
分枝状のアルコキシカルボニル基を例示できる。
【0016】置換基を有することのあるフェノキシ基と
しては、フェニル環上にハロゲン原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、シアノ基、低級アルコキシカル
ボニル基等の置換基を1〜3個有することのある等の置
換基を1〜3個有するフェノキシ基を例示できる。
【0017】置換基を有することのあるフェニル基とし
ては、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ
基、シアノ基、低級アルコキシカルボニル基等の置換基
を1〜3個有することのある等の置換基を1〜3個有す
るフェニル基を例示できる。
【0018】炭素数3〜8のシクロアルキル基として
は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル基等
を例示できる。
【0019】上記一般式(1)で表わされる4,5−ジ
ヒドロピラゾール−5−チオン誘導体の好ましい化合物
群を以下に示す。
【0020】R1
【0021】
【化5】
【0022】、Yがハロゲン原子、低級アルキル基又は
低級アルコキシ基、mが0又は1、R2 及びR3 が共に
低級アルキル基又はR2 及びR3 が互いに結合して形成
する炭素数3〜8のシクロアルキル環、Xがハロゲン原
子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級ハロアル
キル基、低級アルコキシカルボニル基、フェニル基又は
ニトロ基、nが0、1又は2である一般式(1)の4,
5−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体。
【0023】R1 が上記〔化5〕で示される基、Yがハ
ロゲン原子、低級アルキル基又は低級アルコキシ基、m
が0又は1、R2 及びR3 が共に低級アルキル基、Xが
ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、低
級ハロアルキル基、低級アルコキシカルボニル基、フェ
ニル基又はニトロ基、nが0、1又は2である一般式
(1)の4,5−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導
体。
【0024】R1 が上記〔化5〕で示される基、Yがハ
ロゲン原子、mが0又は1、R2 及びR3 が共に低級ア
ルキル基、Xがハロゲン原子、低級アルキル基、低級ア
ルコキシ基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシカル
ボニル基、フェニル基又はニトロ基、nが0、1又は2
である一般式(1)の4,5−ジヒドロピラゾール−5
−チオン誘導体。
【0025】R1 が上記〔化5〕で示される基、Yが低
級アルキル基、mが0又は1、R2及びR3 が共に低級
アルキル基、Xがハロゲン原子、低級アルキル基、低級
アルコキシ基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシカ
ルボニル基、フェニル基又はニトロ基、nが0、1又は
2である一般式(1)の4,5−ジヒドロピラゾール−
5−チオン誘導体。
【0026】R1 が上記〔化5〕で示される基、Yが低
級アルコキシ基、mが0又は1、R2 及びR3 が共に低
級アルキル基、Xがハロゲン原子、低級アルキル基、低
級アルコキシ基、低級ハロアルキル基、低級アルコキシ
カルボニル基、フェニル基又はニトロ基、nが0、1又
は2である一般式(1)の4,5−ジヒドロピラゾール
−5−チオン誘導体。
【0027】R1 が上記〔化5〕で示される基、Yがハ
ロゲン原子、低級アルキル基又は低級アルコキシ基、m
が0又は1、R2 及びR3 が共に低級アルキル基、Xが
ハロゲン原子、nが0、1又は2である一般式(1)の
4,5−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体。
【0028】R1 が上記〔化5〕で示される基、Yがハ
ロゲン原子、低級アルキル基又は低級アルコキシ基、m
が0又は1、R2 及びR3 が共に低級アルキル基、Xが
低級アルキル基、nが0又は1である一般式(1)の
4,5−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体。
【0029】R1 が上記〔化5〕で示される基、Yがハ
ロゲン原子、低級アルキル基又は低級アルコキシ基、m
が0又は1、R2 及びR3 が共に低級アルキル基、Xが
低級アルコキシ基、nが0又は1である一般式(1)の
4,5−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体。
【0030】R1 が上記〔化5〕で示される基、Yがハ
ロゲン原子、低級アルキル基又は低級アルコキシ基、m
が0又は1、R2 及びR3 が共に低級アルキル基、Xが
低級ハロアルキル基、nが0又は1である一般式(1)
の4,5−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体。
【0031】R1 が上記〔化5〕で示される基、Yがハ
ロゲン原子、低級アルキル基又は低級アルコキシ基、m
が0又は1、R2 及びR3 が共に低級アルキル基、Xが
低級アルコキシカルボニル基、nが0又は1である一般
式(1)の4,5−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘
導体。
【0032】R1 が上記〔化5〕で示される基、Yがハ
ロゲン原子、低級アルキル基又は低級アルコキシ基、m
が0又は1、R2 及びR3 が共に低級アルキル基、Xが
フェニル基、nが0又は1である一般式(1)の4,5
−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体。
【0033】R1 が上記〔化5〕で示される基、Yがハ
ロゲン原子、低級アルキル基又は低級アルコキシ基、m
が0又は1、R2 及びR3 が共に低級アルキル基、Xが
ニトロ基、nが0又は1である一般式(1)の4,5−
ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体。
【0034】R1 が上記〔化5〕で示される基、Yがハ
ロゲン原子、低級アルキル基又は低級アルコキシ基、m
が0又は1、R2 及びR3 が互いに結合して形成する炭
素数3〜8のシクロアルキル環、Xがハロゲン原子、n
が0、1又は2である一般式(1)の4,5−ジヒドロ
ピラゾール−5−チオン誘導体。
【0035】R1
【0036】
【化6】
【0037】、R4 が低級アルキル基、pが0、1又は
2、R5 及びR6 が同一又は異なって水素原子又は低級
アルキル基、R2 及びR3 が共に低級アルキル基、Xが
ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、低
級ハロアルキル基、低級アルコキシカルボニル基、フェ
ニル基又はニトロ基、nが0、1又は2である一般式
(1)の4,5−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導
体。
【0038】R1 が上記〔化6〕で示される基、R4
低級アルキル基、pが0、1又は2、R5 及びR6 が同
一又は異なって水素原子又は低級アルキル基、R2 及び
3が共に低級アルキル基、Xがハロゲン原子、nが0
又は1である一般式(1)の4,5−ジヒドロピラゾー
ル−5−チオン誘導体。
【0039】R1 が上記〔化6〕で示される基、R4
低級アルキル基、pが0、1又は2、R5 及びR6 が同
一又は異なって水素原子又はメチル基、R2 及びR3
共に低級アルキル基、Xがハロゲン原子、nが0又は1
である一般式(1)の4,5−ジヒドロピラゾール−5
−チオン誘導体。
【0040】一般式(1)で表わされる4,5−ジヒド
ロピラゾール−5−チオン誘導体の内、R1 が〔化5〕
で示される基を示す本発明化合物(一般式(1a)の化
合物)は、例えば下記反応式−1に示す方法により製造
される。
【0041】
【化7】
【0042】〔式中、R2 、R3 、X、Y、n及びmは
前記に同じ。R7 は低級アルキル基を示す。〕 即ち、反応式−1によれば、一般式(1a)で表わされ
る本発明化合物は、一般式(2)で表わされるベンゾイ
ル酢酸エステル類に一般式(3)で表わされるヒドラジ
ン類を反応させ、次いで得られる一般式(4)で表わさ
れるジヒドロピラゾロンをチオノ化することにより製造
される。
【0043】一般式(2)のベンゾイル酢酸エステル類
と一般式(7)のヒドラジン類との反応は、通常適当な
溶媒中で行われる。使用される溶媒としては、メタノー
ル、エタノール等のアルコール類、ベンゼン、トルエン
等の芳香族炭化水素類、酢酸、プロピオン酸等の有機酸
類、これらの混合溶媒等が挙げられる。一般式(2)の
ベンゾイル酢酸エステル類と一般式(3)のヒドラジン
類との使用割合は、通常前者に対して後者を0.5〜2
倍モル程度、好ましくは1〜1.2倍モル程度とするの
がよい。該反応は、通常10℃から反応に使用する溶媒
の沸点までの温度範囲で良好に進行し、一般に1〜10
時間程度で終了する。
【0044】上記反応において、出発原料として使用さ
れる化合物(2)は、工業的に容易に入手できるか、或
いは通常の方法に準じ、例えば相当する安息香酸エステ
ル類と相当するブロモ酢酸エステル類とのリホルマトス
キー反応により容易に製造される化合物である。その詳
細は、例えばジャーナル オブ オーガニック ケミス
トリィーの第56巻,第2587頁(1991)に記載
されている。他の一方の出発原料である化合物(3)
も、公知の化合物であるか、又は公知の方法に準じて、
例えばアニリンをジアゾ化した後還元することにより容
易に製造される化合物である。
【0045】上記で得られる一般式(4)の化合物のチ
オノ化反応は、通常適当な溶媒中で行われる。用いられ
る溶媒としては、例えば二硫化炭素、ベンゼン、トルエ
ン等の芳香族炭化水素類、これらの混合溶媒等が挙げら
れる。チオノ化剤としては、従来公知のものを広く使用
でき、例えば五硫化二リン、ローソン試薬(2,4−ビ
ス(4−メトキシフェニル)−1,3−ジチア−2,4
−ジホスフェタン−2,4−ジサルファイド)等が挙げ
られる。一般式(4)の化合物とチオノ化剤との使用割
合は、通常前者に対して後者を0.5〜2倍モル程度、
好ましくは0.5〜1.5倍モル程度とするのがよい。
該反応は、反応に使用する溶媒の沸点付近の温度で良好
に進行し、一般に1〜10時間程度で終了する。
【0046】一般式(1)で表わされる4,5−ジヒド
ロピラゾール−5−チオン誘導体の内、R1 が〔化6〕
で示される基を示す本発明化合物(一般式(1b)の化
合物)は、例えば下記反応式−2に示す方法により製造
される。
【0047】
【化8】
【0048】〔式中、R2 、R3 、R4 、R5 、R6
7 、X、n及びpは前記に同じ。X1 はハロゲン原子
を示す。〕 即ち、反応式−2によれば、一般式(1b)で表わされ
る本発明化合物は、一般式(2)で表わされるベンゾイ
ル酢酸エステル類に式(5)で表わされるヒドラジンヒ
ドラートを反応させ、次いで得られる一般式(6)で表
わされるジヒドロピラゾロンに一般式(7)で表わされ
るアルキル化剤を作用させ、更に得られる一般式(8)
で表わされる化合物をチオノ化することにより製造され
る。
【0049】一般式(2)のベンゾイル酢酸エステル類
と式(5)のヒドラジンヒドラートとの反応は、通常適
当な溶媒中で行われる。使用される溶媒としては、メタ
ノール、エタノール等のアルコール類、ベンゼン、トル
エン等の芳香族炭化水素類、酢酸、プロピオン酸等の有
機酸類、これらの混合溶媒等が挙げられる。一般式
(2)のベンゾイル酢酸エステル類と式(5)のヒドラ
ジンヒドラートとの使用割合は、通常前者に対して後者
を0.5〜2倍モル程度、好ましくは1〜1.2倍モル
程度とするのがよい。該反応は、通常10℃から反応に
使用する溶媒の沸点までの温度範囲で良好に進行し、一
般に1〜10時間程度で終了する。
【0050】上記反応において、出発原料として使用さ
れる化合物(5)は、工業的に容易に入手できる化合物
である。
【0051】一般式(6)のジヒドロピラゾロンと一般
式(7)のアルキル化剤との反応は、適当な塩基の存在
下、適当な溶媒中で行われる。使用される溶媒として
は、例えばアセトニトリル、プロピオニトリル等のニト
リル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、
メタノール、エタノール等のアルコール類、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、これ
らの混合溶媒等が挙げられる。また塩基としては、従来
公知のものを広く使用でき、具体的には炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水
素化ナトリウム、水素化カリウム等のアルカリ金属水素
化物、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等
の金属アルコキシド類、トリエチルアミン、ピリジン等
の第3級アミン類等を例示できる。斯かる塩基の使用量
としては、化合物(6)に対して通常1〜3倍モル量程
度、好ましくは1〜1.5倍モル量程度とするのがよ
い。一般式(6)のジヒドロピラゾロンと一般式(7)
のアルキル化剤との使用割合は、通常前者に対して後者
を0.5〜2倍モル程度、好ましくは1〜1.2倍モル
程度とするのがよい。該反応は、0℃から反応に使用す
る溶媒の沸点までの温度範囲で良好に進行し、一般に1
〜6時間程度で終了する。
【0052】上記反応において、出発原料として使用さ
れる化合物(7)は、工業的に容易に入手できるか、或
いは通常の方法に準じて容易に製造されるものである。
【0053】斯くして得られる一般式(8)の化合物の
チオノ化反応は、前記反応式−1における化合物(4)
のチオノ化反応と同様の反応条件下に行われる。
【0054】上記の方法で得られる本発明化合物は、通
常の分離手段、例えば溶媒抽出法、再結晶法及びカラム
クロマトグラフィー法等により反応混合物から容易に単
離、精製される。従って上記製造法に従えば、本発明化
合物は高収率、かつ高純度で製造され得る。
【0055】本発明の化合物には、光学活性体も当然に
包含される。
【0056】本発明化合物は、広くTetranych
us属やPanonychus属に属する各種バダニ類
に対して有効に作用するが、本発明化合物が特に有効に
作用するハダニとしてはナミハダニ、カンザワハダニ、
ミカンハダニ、リンゴハダニ等が挙げられる。
【0057】本発明化合物を殺ダニ剤として使用する場
合、乳剤、水和剤、水溶剤、粒剤、微粒剤、顆粒剤、粉
剤、塗布剤、スプレー用製剤、エアゾール製剤、マイク
ロカプセル製剤、薫蒸用製剤、薫煙用製剤等の各種形態
で用いることができる。これら製剤を調製するに当って
は乳化、分散、懸濁、発泡させるために各種界面活性剤
を用いることができ、例えば非イオン界面活性剤として
はポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ンアルキルエステル等を、また陰イオン界面活性剤とし
てはアルキルベンゼンスルホネート、アルキルスルホサ
クシネート、アルキルサルフェート、ポリオキシエチレ
ンアルキルサルフェート、アリルスルフォネート、リグ
ニン亜硫酸塩等を使用することができる。
【0058】また溶解剤、希釈剤、担体としては、各種
有機溶媒、各種エアゾール噴射剤、各種天然鉱物及び各
種合成化合物等を用いることができる。例えば有機溶媒
としてはベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼ
ン、クロルベンゼン、アルキルナフタリン、クロルエチ
レン、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、アルコール類、セロソルブ類、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニト
リル、鉱油留分及び水等が好んで用いられる。エアゾー
ル噴射剤としては例えばプロパン、ブタン、ハロゲン化
炭化水素、窒素、二酸化炭素等を例示できる。これら製
剤には有機もしくは無機染料を用いて着色することも可
能である。
【0059】本発明において上記各種製剤を製造するに
当り、本発明の化合物を約0.1〜95重量%、好まし
くは約0.5〜90重量%を含有するように製剤するこ
とができる。調製された製剤はそのままで又は担体もし
くは水で希釈して用いられるが、目的に応じて約0.0
001〜100重量%の範囲で自由に希釈することがで
き、好ましくは0.001〜10重量%の活性成分を含
有するように希釈して使用するのがよい。
【0060】
【実施例】以下、本発明化合物の合成中間体の製造例を
参考例として、また本発明化合物の製造例を実施例とし
て掲げ、更に試験例を掲げて本発明をより一層明らかに
する。
【0061】参考例1 1−フェニル−3−(4−メチルフェニル)−4,5−
ジヒドロピラゾール−5−オンの製造 α−(4−メチルベンゾイル)イソ酪酸エチル15g
(64ミリモル)及びフェニルヒドラジン10g(93
ミリモル)をp−トルエンスルホン酸・一水和物(触媒
量)の存在下、トルエン100ml中で18時間脱水還
流させた。反応液を1N水酸化ナトリウム、1N塩酸、
飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
させた後、溶媒を減圧下で留去した。得られた粗生成物
をメタノール中より再結晶させて白色結晶の上記目的化
合物15gを得た(収率84%)。
【0062】融点:112〜113℃1 H−NMR(CDCl3 )δppm:1.56(s,
6H),2.37(s,3H),6.9−8.2(m,
9H)。
【0063】参考例2 3−(4−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロピラゾ
ール−5−オンの製造 α−(4−クロロベンゾイル)イソ酪酸エチル26g
(0.10モル)とヒドラジン・一水和物10g(0.
20モル)とをエタノール200ml中で18時間加熱
還流させた。反応液を減圧下で濃縮し、得られた粗生成
物を水、メタノール−水、ジエチルエーテル−n−ヘキ
サンで順次洗浄し、風乾させて白色結晶の上記目的化合
物16gを得た(収率84%)。
【0064】融点:145〜146℃1 H−NMR(CDCl3 )δppm:1.51(s,
6H),7.57(dd,4H),9.0(brs,9
H)。
【0065】参考例3 3−(4−クロロフェニル)−1−t−ブトキシカルボ
ニルメチル−4,5−ジヒドロピラゾール−5−オンの
製造 60%油性水素化ナトリウム0.44g(11ミリモ
ル)を無水ジメチルホルムアミド10mlに懸濁させ、
0℃で3−(4−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロ
ピラゾール−5−オン2.2g(10ミリモル)のジメ
チルホルムアミド5ml溶液を滴下した。30分間室温
で攪拌した後、ブロモ酢酸t−ブチル2.1g(11ミ
リモル)を滴下し、2時間攪拌を続けた。反応液にジエ
チルエーテル50ml及び水50mlを加えて激しく振
盪した後、分液し、水層をジエチルエーテル50mlで
2回抽出した。有機層を合せて水、飽和食塩水で順次洗
浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥させて減圧下で
溶媒を留去した。得られた粗生成物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル=4/
1(v/v))で精製して無色油状物の上記目的化合物
3.2gを得た(収率95%)。
【0066】1H−NMR(CDCl3 )δppm:
1.45(s,3H),1.49(s,6H),4.3
9(s,2H),7.48(dd,4H)。
【0067】実施例1 1−フェニル−3−(4−メチルフェニル)−4,5−
ジヒドロピラゾール−5−チオン(化合物No.1)の
製造 1−フェニル−3−(4−メチルフェニル)−4,5−
ジヒドロピラゾール−5−オン5.6g(20ミリモ
ル)及びローソン試薬6.1g(15ミリモル)をトル
エン50ml中で2時間加熱還流させた。反応液を減圧
下で濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(n−ヘキサン/酢酸エチル=10/1(v/v))
で精製した後、ジエチルエーテル−n−ヘキサン中より
再結晶させて淡黄色結晶の上記目的化合物5.9gを定
量的に得た。
【0068】融点:112〜113℃1 H−NMR(CDCl3 )δppm:1.63(s,
6H),2.38(s,3H),7.1−8.2(m,
9H)。
【0069】上記実施例1と同様にして、下記表1に示
す各化合物(化合物No.2〜化合物No.30)を得
た。物性データを表1に併せて示す。
【0070】
【表1】
【0071】上記表1中の物性データが黄色油状物であ
る各化合物のNMRスペクトルは以下の通りである。
【0072】1H−NMR(CDCl3 )δppm; 化合物No.9:0.7−1.9(m,7H),1.6
6(s,6H),2.65(t,2H),7.1−8.
2(m,9H) 化合物No.25:0.60(t,3H),1.60
(s,6H),2.15(q,2H),7.1−8.2
(m,9H)。
【0073】実施例31 3−(4−クロロフェニル)−1−t−ブトキシカルボ
ニルメチル−4,5−ジヒドロピラゾール−5−チオン
(化合物No.31)の製造 3−(4−クロロフェニル)−1−t−ブトキシカルボ
ニルメチル−4,5−ジヒドロピラゾール−5−オン
1.0g(3.0ミリモル)及びローソン試薬0.90
g(2.2ミリモル)をトルエン10ml中で2時間加
熱還流させた。反応液を減圧下で濃縮し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エ
チル=10/1(v/v))で精製して黄色油状の上記
目的化合物1.0gを得た(収率94%)。
【0074】1H−NMR(CDCl3 )δppm:
1.43(s,9H),1.54(s,6H),4.8
1(s,2H),7.55(dd,4H)。
【0075】上記実施例31と同様にして、下記表2に
示す各化合物(化合物No.32〜化合物No.42)
を得た。物性データを表2に併せて示す。
【0076】
【表2】
【0077】上記表2中の物性データが黄色油状物であ
る各化合物のNMRスペクトルは以下の通りである。
【0078】1H−NMR(CDCl3 )δppm; 化合物No.32:1.43(s,9H),1.53
(s,6H),4.88(s,2H),7.1−7.6
(m,3H),7.7−8.0(m,2H) 化合物No.33:1.56(s,6H),3.24
(s,3H),4.94(s,2H),7.56(d
d,4H) 化合物No.34:1.23(d,6H),1.55
(s,6H),4.88(s,2H),4.9−5.3
(m,1H),7.57(dd,4H) 化合物No.35:0.7−1.9(m,7H),1.
56(s,6H),4.15(t,2H),4.93
(s,2H),7.56(dd,4H) 化合物No.41:1.43(s,9H),1.52
(s,6H),2.0−2.5(m,4H),4.20
(t,2H),7.53(dd,4H) 化合物No.42:0.80(d,3H),1.00
(d,3H),1.43(s,9H),1.55(s,
6H),1.9−2.6(m,1H),4.91(s,
2H),7.55(dd,4H)。
【0079】試験例1 ナミハダニに対する試験 本発明化合物をアセトン1mlに溶解し、0.01%乳
化剤(ツィーン80,アトラス社製)入り水溶液を用い
て所定の濃度に希釈した。寒天ゲル上にインゲン葉片を
載せ、ナミハダニ雌成虫を接種し、次いで上記調製され
た溶液を散布した。2日後の死虫率を測定し、その結果
を表3に示した。表3中の供試化合物No.は表1及び
表2の化合物No.に対応する。また表3中の化合物A
は、参考例1で得られた1−フェニル−3−(4−メチ
ルフェニル)−4,5−ジヒドロピラゾール−5−オン
であり、化合物Bは、参考例3で得られた3−(4−ク
ロロフェニル)−1−t−ブトキシカルボニルメチル−
4,5−ジヒドロピラゾール−5−オンである。
【0080】
【表3】
【0081】試験例2 ミカンハダニに対する試験 本発明化合物をアセトン1mlに溶解し、0.01%乳
化剤(ツィーン80,アトラス社製)入り水溶液を用い
て所定の濃度に希釈した。寒天ゲル上にウンシュウミカ
ン葉片を載せ、ナミハダニ雌成虫を接種し、次いで上記
調製された溶液を散布した。2日後の死虫率を測定し、
その結果を表4に示した。表4中の供試化合物No.は
表1及び表2の化合物No.に対応する。
【0082】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 哲至 徳島県鳴門市里浦町里浦字花面615番地 大塚化学株式会社鳴門研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 〔式中、R1 は 【化2】 を示す。ここでYはハロゲン原子、低級アルキル基、低
    級アルコキシ基、低級ハロアルキル基、低級ハロアルコ
    キシ基、低級アルコキシカルボニル基、置換基を有する
    ことのあるフェノキシ基、置換基を有することのあるフ
    ェニル基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基を示す。m
    は0又は1〜3の整数を示す。R4 は低級アルキル基を
    示す。pは0、1又は2を示す。R5 及びR6 は同一又
    は異なって水素原子又は低級アルキル基を示す。R2
    びR3 は同一又は異なって低級アルキル基又は炭素数3
    〜8のシクロアルキル基を示す。またこのR2 及びR3
    は互いに結合して炭素数3〜8のシクロアルキル環を形
    成してもよい。Xはハロゲン原子、低級アルキル基、低
    級アルコキシ基、低級ハロアルキル基、低級ハロアルコ
    キシ基、低級アルコキシカルボニル基、置換基を有する
    ことのあるフェノキシ基、置換基を有することのあるフ
    ェニル基、アミノ基、シアノ基又はニトロ基を示す。n
    は0又は1〜3の整数を示す。〕で表わされる4,5−
    ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の4,5−ジヒドロピラゾ
    ール−5−チオン誘導体を有効成分として含有する殺ダ
    ニ剤。
JP338995A 1995-01-12 1995-01-12 4,5−ジヒドロピラゾール−5−チオン誘導体及び該誘導体を含有する殺ダニ剤 Pending JPH08193069A (ja)

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