JPH08192977A - エレベータの乗場戸の安全装置 - Google Patents

エレベータの乗場戸の安全装置

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JPH08192977A
JPH08192977A JP506895A JP506895A JPH08192977A JP H08192977 A JPH08192977 A JP H08192977A JP 506895 A JP506895 A JP 506895A JP 506895 A JP506895 A JP 506895A JP H08192977 A JPH08192977 A JP H08192977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
photoelectric
landing door
elevator
safety
Prior art date
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Pending
Application number
JP506895A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Komura
利明 小村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
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Publication of JPH08192977A publication Critical patent/JPH08192977A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗場戸付近の乗客を精度よく検出し、安全を
確保するエレベータの乗場戸の安全装置を提供する。 【構成】 かごの正面上部に投光部22および受光部2
3よりなる光電装置20を設置し、この光電装置20よ
り発せられた光電ビーム30を、乗場戸7の上部に設置
した屈折体24と、乗場戸7の敷居10に設けられた反
射体26とを介して、かご正面上部の受光部23にて検
知し、光電ビーム30が遮光された場合には、閉めかけ
た戸を反転動作するように構成した。 【効果】 乗場戸の閉じ端付近で乗客が戸に挟まれるの
を防止でき、エレベータの乗場戸の安全を著しく向上す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの乗場戸の
安全装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータの出入口にはかご戸および乗
場戸が設けられ、これらの戸は連動して同時に開閉す
る。そしてこれらの戸に乗客が挟まれるのを防止する安
全装置として、従来よりかご戸に光電装置が設けられ、
乗客がこの光を遮断したとき戸の反転動作を行わせてい
る。しかしながらこの装置は乗場戸の乗客が挟まれるの
を検出することができない。そこで、特開昭54−33
8号公報に開示しているように、かご戸の正面上部に超
音波発生装置を設け、この超音波をかご戸と乗場戸の敷
居に向けて発射し、この超音波の反射波が乗客で遮断さ
れると自動的に戸を反転する装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置にあって
は、超音波を利用しているため超音波が拡散し、戸閉め
が開始されると戸の動きを検出し、これを乗客により遮
断されたものと誤検出することから、戸閉め開始端にお
いてのみ有効な装置であり、乗客の挟まれが発生しやす
い戸閉め終了端付近の検出には不適であるという問題が
あった。
【0004】本発明は上記の欠点に鑑みて、乗場戸付近
の乗客を精度よく検出し、戸の安全を確保できるエレベ
ータの乗場戸の安全装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、かごの正面上部の固定体に設けられ、投光部および
受光部よりなる光電装置と、この光電装置と同一側の乗
場戸の固定体に設けられ、前記かごが正常に床面に着床
したとき、前記投光部の光電ビームを下方向に屈折させ
る屈折体と、前記乗場戸の敷居に設けられ前記光電ビー
ムを前記屈折体に反射させる反射体と、この光電ビーム
を前記受光部に受光させる受光手段と、前記乗場戸が閉
動作中のとき、障害物が前記光電ビームを遮断したこと
を検出する検出手段と、この検出手段が動作したとき前
記乗場戸を反転させる反転手段を備えたことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明によれば、細い光電ビームが乗場戸のほ
ぼ中央を上下方向に放射されているため、乗場戸の中央
付近を通過する乗客を精度よく検出することができる。
【0007】したがって、戸が閉まり始めているとき乗
客が乗場戸を通過すると光電ビームを遮断するので、戸
はただちに反転し乗客は安全にかご内に乗り込むことが
できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜3を用いて
説明する。
【0009】図1は本発明になる光電装置を取り付けた
戸装置の正面図、図2はその横断面図である。図におい
て1はかご戸で、このかご戸1は戸車2を介してレール
3に懸吊され、敷居4の溝5に沿って図示しない戸駆動
装置により開閉動作する。同様に7は乗場戸で、この乗
場戸7は戸車8を介してレール9に懸吊され敷居10の
溝11に沿って図示しない係合装置を介してかご戸1と
同期して開閉動作を行う。なお今後かご戸1と乗場戸7
とを総称して戸と称する。
【0010】20はかご戸1の固定体21に取り付けら
れた本発明になる光電装置で、22、23はそれぞれ投
光部および受光部、24は乗場戸7の固定体25に取り
付けられたプリズムよりなる屈折体、26は溝11に設
けられた反射体である。そして、投光部22より発射さ
れた光電ビーム30はプリズム24により下方に屈折さ
れ、反射体26により反射し再びプリズム24により水
平方向に屈折され、受光部23に受光される。そして、
光電ビーム30が障害物たとえば乗客により遮断される
と、光電装置20内のリレーが付勢されるように構成さ
れている。なお27は従来よりかご戸1に設けられてい
る光電装置である。
【0011】図3は本発明になる安全装置の電気結線図
である。図においてP、Nは直流電源端子、30aは光
電装置20の光電ビーム30を遮断したことを検出する
図示しないリレーのa接点、同様に27aは光電装置2
7が動作したときに付勢される図示しないリレーのa接
点、31aは戸閉動作を検出する図示しないリレーのa
接点、34aは光電ビーム30を戸が遮らない戸の位置
を検出する図示しないリレーのa接点、32は接点27
aまたは30aと、31a、34aが閉じているとき付
勢されるリレーで、32aはそのa接点、33は戸開閉
装置である。
【0012】次に本実施例の動作を説明する。
【0013】今、戸が閉まり始めて、戸も光電ビームを
遮光しない位置にあるとき接点30a、34aが閉じる
が、乗客が光電ビームを遮断しないと接点31aは開い
ているのでリレー32は消勢している。したがって接点
32aは開いているので戸反転装置33は作動しない。
【0014】次に戸閉時に乗客が乗場戸に挟まれると光
電ビーム30は遮断され接点31aが閉じ、リレー32
が付勢され戸反転装置33は作動し、戸は反転し乗客は
安全に脱出することができる。
【0015】なお戸1に設けられた光電装置27が動作
しても同様に戸は反転する。
【0016】このように、戸閉時に光電装置により乗場
戸に乗客が挟まれたことを検出し、ただちに戸を反転す
るように構成したので安全性を著しく向上させることが
できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、かごの正
面上部に投光部および受光部よりなる光電装置を設置
し、この光電装置より発せられた光電ビームを、乗場戸
の上部に設置した屈折体と、乗場戸の敷居に設けられた
反射体とを介して、かご正面上部の受光部にて検知し、
光電ビームが遮光された場合には、閉めかけた戸を反転
動作するように構成したため、乗場戸の閉じ端付近で乗
客が戸に挟まれるのを防止でき、エレベータの戸の安全
を著しく向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータの乗場戸の安全装置の一実
施例を示す正面図である。
【図2】図1の安全装置の横断面図である。
【図3】図1の安全装置の電気結線図である。
【符号の説明】
1 かご戸 7 乗場戸 20 光電装置 21、25 固定体 22 投光部 23 受光部 24 プリズム 30 光電ビーム 32 リレー 33 戸反転装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごの正面上部の固定体に設けられ、投
    光部および受光部よりなる光電装置と、この光電装置と
    同一側の乗場戸の固定体に設けられ、前記かごが正常に
    床面に着床したとき、前記投光部の光電ビームを下方向
    に屈折させる屈折体と、前記乗場戸の敷居に設けられ前
    記光電ビームを前記屈折体に反射させる反射体と、この
    光電ビームを前記受光部に受光させる受光手段と、前記
    乗場戸が閉動作中のとき、障害物が前記光電ビームを遮
    断したことを検出する検出手段と、この検出手段が動作
    したとき前記乗場戸を反転させる反転手段を備えたこと
    を特徴とするエレベータの乗場戸の安全装置。
JP506895A 1995-01-17 1995-01-17 エレベータの乗場戸の安全装置 Pending JPH08192977A (ja)

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JP506895A JPH08192977A (ja) 1995-01-17 1995-01-17 エレベータの乗場戸の安全装置

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JP506895A Pending JPH08192977A (ja) 1995-01-17 1995-01-17 エレベータの乗場戸の安全装置

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