JPH08192762A - 後輪操舵が可能な車両 - Google Patents

後輪操舵が可能な車両

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JPH08192762A
JPH08192762A JP621095A JP621095A JPH08192762A JP H08192762 A JPH08192762 A JP H08192762A JP 621095 A JP621095 A JP 621095A JP 621095 A JP621095 A JP 621095A JP H08192762 A JPH08192762 A JP H08192762A
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JP
Japan
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vehicle
wheel steering
steering angle
rear wheel
angle actuator
Prior art date
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Application number
JP621095A
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English (en)
Inventor
Takeshi Goto
武志 後藤
Nobuo Hiraiwa
信男 平岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Priority to DE1996605136 priority patent/DE69605136T2/de
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Publication of JPH08192762A publication Critical patent/JPH08192762A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/11Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted with resilient means for suspension, e.g. of wheels or engine; sub-frames for mounting engine or suspensions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering

Abstract

(57)【要約】 【目的】後輪操舵が可能な車両において、後輪操舵機構
のうちの後輪舵角アクチュエータを車両に、エンジンの
マフラからできる限り離れた位置に搭載することによ
り、後輪舵角アクチュエータが熱の影響を受け難くなる
ようにする。 【構成】後輪舵角アクチュエータ50を車両に、左右後
輪のサブフレーム30のうちのフロントクロスメンバ3
2に取り付けることによって搭載する。これにより、後
輪舵角アクチュエータ50は、差動装置10の前側であ
ってマフラから離れた位置に配置され、熱の影響を受け
難くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、後輪操舵が可能な車両
に関するものであり、特に、後輪操舵機構の車両への搭
載位置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】後輪操舵が可能な車両が既に知られてい
る。この種の車両は一般に、エンジンの駆動トルクが差
動装置によって左右後輪にそれぞれ分配されて左右後輪
が駆動されるとともに、後輪舵角アクチュエータと後輪
変向機構とによって左右後輪の舵角を変化させる後輪操
舵機構が搭載される。
【0003】従来、後輪舵角アクチュエータは車両に、
差動装置の後端を通過して車両左右方向に延びる垂直面
より車両後方に位置するように搭載されていた。そのよ
うな搭載が行われた車両の一従来例が特開平2−994
63号公報に記載されている。この公報には、車両の一
例である乗用車が記載されている。この乗用車は、差動
装置およびリヤサスペンション機構が車両のアンダボデ
ーとは別の部品であるサブフレームに取り付けられ、そ
のサブフレームがアンダボデーに取り付けられる、いわ
ゆるサブフレーム方式である。サブフレームは、互いに
ほぼ平行な一対のクロスメンバを有しており、サブフレ
ームは車両に、それら一対のクロスメンバが差動装置の
前側と後側とにそれぞれ位置するように装着される。そ
して、その乗用車においては後輪舵角アクチュエータ
が、一対のクロスメンバのうち後側のものに取り付けら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例の
ように後輪舵角アクチュエータを差動装置の後側に搭載
した場合には、次のような問題が生ずる。すなわち、車
両においては一般にエンジンからの排気ガスが導かれる
マフラも差動装置の後側に配置されるから、後輪舵角ア
クチュエータがマフラに近い位置に配置され、マフラが
後輪舵角アクチュエータの熱源となってしまい、そのた
め、後輪舵角アクチュエータに十分な熱対策を講じなけ
ればならないという問題が生ずるのである。
【0005】このような事情を背景とし、請求項1の発
明は、後輪舵角アクチュエータを車両に差動装置の後端
を通過して車両左右方向に延びる垂直面より車両前方に
位置するように搭載することにより、上記の問題を解決
することを課題としてなされたものである。
【0006】車両において差動装置は一般に、車両のア
ンダボデーの下方の空間であって、前側においてはセン
タフロア(実施例参照)、後側においてはリヤフロア
(実施例参照)に対向する部分に配置される。また、リ
ヤフロアには一般に、スペヤタイヤを収納するスペヤタ
イヤハウスを形成するために車両下方に局部的に凹まさ
れたスペヤタイヤパン(実施例参照)が形成される。
【0007】このような事情の下、従来では、前記公報
に記載されているように、後輪舵角アクチュエータが差
動装置の後側、すなわち、差動装置の後端とスペヤタイ
ヤパンとの間の空間(以下、後側空間という)に搭載さ
れていた。しかし、その差動装置の後側空間に後輪舵角
アクチュエータを搭載するためにはその後側空間を広く
しなければならないが、広くしようとすると、差動装置
の前部とセンタフロアとの間の空間(以下、前側空間と
いう)が狭くなり、一方、この前側空間を広くしようと
するとセンタフロアの位置を車両前方にずらさなければ
ならないが、そうしようとすると車両の客室空間が犠牲
になってしまうという問題がある。すなわち、後輪舵角
アクチュエータを差動装置の後側空間に配置する場合に
は、後輪舵角アクチュエータの車両への搭載と客室空間
の確保とを十分に両立させることができないという問題
があるのである。
【0008】このような事情を背景とし、請求項2の発
明は、請求項1の発明において後輪舵角アクチュエータ
をそれのモータ回転軸と駆動軸と運動変換機構とが同軸
に配置された構造とすることにより、上記の問題を解決
することを課題としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】それぞれの課題を解決す
るために、請求項1の発明は、前記後輪操舵が可能な車
両において、前記後輪舵角アクチュエータを車両のアン
ダボデーと差動装置との間の空間のうち、その差動装置
の後端を通過して車両左右方向に延びる垂直面より車両
前方に位置する部分に搭載したことを特徴とする。
【0010】なお、ここに「アンダボデー」は一般に、
客室,荷室等の床部の総称である。また、「アンダボデ
ー」は、フレーム付きの構造とすることも、フレームな
しの構造とすることも可能である。フレーム付きの構造
とした場合のフレームには例えば、前輪部と後輪部とが
一体となった一体型や、互いに独立した部分型がある。
部分型のフレームの一例が前記サブフレームである。
【0011】また、「後輪舵角アクチュエータ」の車両
への搭載は例えば、差動装置自体に取り付けることによ
って行うことも、前記サブフレーム等、差動装置とは異
なる部品に取り付けることによって行うことも可能であ
る。
【0012】また、「後輪舵角アクチュエータ」は例え
ば、モータ等、電力によって駆動軸を駆動する電動式と
したり、電磁液圧制御弁等、圧力源から供給される圧力
を適当な高さに電磁的に制御して駆動軸を駆動する圧力
式とすることができる。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の車両におい
て、前記後輪舵角アクチュエータを、回転軸を有するモ
ータと軸線方向に直線変位させられる駆動軸と回転軸の
回転を駆動軸の直線運動に変換する運動変換機構とを含
み、かつ、それら回転軸と駆動軸と運動変換機構とが互
いに共通の軸線を有する同軸型とし、かつ、その後輪舵
角アクチュエータを車両に、前記共通の軸線が車両左右
方向に平行となる姿勢で搭載したことを特徴とする。
【0014】なお、「同軸型の後輪舵角アクチュエー
タ」は例えば、少なくともモータ回転軸と駆動軸とが同
一直線上において互いに異なる軸方向位置に配置される
構造としたり、同一直線上において同じ軸方向位置に配
置される構造とすることができる。
【0015】
【作用】請求項1の発明に係る車両においては、後輪舵
角アクチュエータが車両のアンダボデーと差動装置との
間の空間のうち、その差動装置の後端を通過して車両左
右方向に延びる垂直面より車両前方に位置する部分に搭
載される。後輪舵角アクチュエータが従来の搭載位置よ
り車両前方に位置するように搭載されるのであり、した
がって、本発明によれば、後輪舵角アクチュエータを車
両において一般に差動装置の後側に配置されるマフラか
ら離して搭載することが可能となる。
【0016】また、請求項2の発明に係る車両において
は、後輪舵角アクチュエータが、モータの回転軸と駆動
軸と運動変換機構とが互いに共通の軸線を有する同軸型
とされている。したがって、本発明によれば、後輪舵角
アクチュエータが、回転軸と駆動軸とがそれぞれの直径
方向において互いに並列に配置されるように設計される
場合に比較し、後輪舵角アクチュエータ全体としてそれ
の直径方向における寸法を容易に短縮し得る。
【0017】さらに、請求項2の発明に係る車両におい
ては、その同軸型の後輪舵角アクチュエータが車両に前
記共通の軸線が車両左右方向に平行となる姿勢で搭載さ
れる。したがって、本発明によれば、アンダボデーと差
動装置との間において車両左右方向に延びる空間のうち
車両前後方向寸法が比較的短い部分にも後輪舵角アクチ
ュエータを搭載可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1または2の発明によれば、後輪舵角アクチュエータが
熱源から離れて車両に搭載されるため、後輪舵角アクチ
ュエータが熱の影響を受け難くなり、以前までは必要で
あって熱対策の一部を省略可能となり、装置コストの削
減および装置サイズの小形化を容易に図り得るという効
果が得られる。
【0019】特に、請求項2の発明によれば、車両に搭
載された後輪舵角アクチュエータの車両前後方向におけ
る寸法を短くすることが容易となるため、アンダボデー
と差動装置との間において差動装置の上方または前方に
位置する前側空間に後輪舵角アクチュエータを搭載して
も、車両の客室空間がそれほど犠牲にならずに済むとい
う効果が得られる。したがって、従来まで客室空間確保
のために後輪舵角アクチュエータを搭載することができ
なかった車両にも後輪舵角アクチュエータを搭載可能と
なり、搭載可能な車種の範囲が拡大される。
【0020】
【発明の望ましい実施態様】以下、各請求項の発明の望
ましい実施態様のいくつかを列挙する。 (1) 請求項1の車両であって、前記後輪舵角アクチュエ
ータが、前記差動装置の前端と後端とをそれぞれ通過し
て車両左右方向に延びる一対の垂直面に挟まれた部分に
搭載された車両。
【0021】(2) 請求項1,2または(1) の車両であっ
て、前記差動装置およびリヤサスペンション機構が前記
アンダボデーとは別の部品であるサブフレームに取り付
けられ、リヤサスペンション機構がサブフレームを介し
てアンダボデーに取り付けられる、いわゆるサブフレー
ム方式であって、そのサブフレームの構成要素である一
対のクロスメンバのうち車両への装着状態で差動装置の
前側に位置するフロントクロスメンバに前記後輪舵角ア
クチュエータが取り付けられた車両。
【0022】(3) (2) の車両であって、前記後輪舵角ア
クチュエータが前記同軸型とされるとともに、その後輪
舵角アクチュエータを前記サブフレームから取り外せ
ば、前記差動装置およびサブフレームを車両から取り外
すことなく、後輪舵角アクチュエータを車両左右方向
に、アンダボデーとサブフレームとの間の空間を経て引
き抜くことによって車両の外側に取り出すことが可能な
車両。
【0023】(4) 請求項1,2,(1) または(2) の車両
であって、前記後輪舵角アクチュエータが、前記差動装
置に対して車両左右方向にオフセットした位置に搭載さ
れている車両。すなわち、後輪舵角アクチュエータが、
車両前後方向において差動装置とオーバラップするよう
に車両に搭載されているのであり、このように搭載すれ
ば、アンダボデーと差動装置との間において車両左右方
向に延び、かつ、車両前後方向における寸法が比較的短
い空間を一層有効に利用して後輪舵角アクチュエータを
車両に搭載することが可能となる。
【0024】(5) 請求項1,2,(1) 〜(4) の発明にお
ける後輪舵角アクチュエータであって、(a) 中空円筒状
のケーシングと、(b) そのケーシング内に同軸的に配置
され、軸線方向に直線変位させられる駆動軸と、(c) 前
記ケーシング内に同軸的に配置され、中空の回転軸を有
するモータであって、その回転軸の中空穴にそれと同軸
的に前記駆動軸が挿通させられるものと、(d) 前記ケー
シング内に配置され、回転軸の回転を駆動軸の直線運動
に変換する運動変換機構とを含む後輪舵角アクチュエー
タ。
【0025】(6) (5) の後輪舵角アクチュエータであっ
て、さらに、前記モータと前記運動変換機構との間に設
けられ、モータの回転を減速して運動変換機構に伝達す
る減速装置を含む後輪舵角アクチュエータ。
【0026】(7) (5) または(6) の後輪舵角アクチュエ
ータであって、前記モータが、共に中空のステータとロ
ータとが同軸的に配置されたブラシレスモータまたはブ
ラシ付きモータであって、それらステータとロータとに
それぞれ前記駆動軸が同軸的に貫通させられている後輪
舵角アクチュエータ。なお、ステータとロータは、同一
直線上において同一の直線方向位置に配置したり、同一
直線上において互いに異なる直線方向位置に配置するこ
とができる。
【0027】(8) (5) ないし(7) のいずれかの後輪舵角
アクチュエータであって、前記運動変換機構が、(i) 前
記駆動軸に同軸的に結合されたおねじと、(ii)前記ケー
シングに回転可能かつ軸方向移動不能に支持されたナッ
トであって、おねじが直接にまたはボールを介して間接
に螺合され、前記回転軸が直接または前記減速装置を介
して間接に、かつ、同軸的に結合されているものとを含
む後輪舵角アクチュエータ。
【0028】(9) (6) ないし(8) のいずれかの後輪舵角
アクチュエータであって、前記減速装置が、中央にサン
ギヤが配置され、その外側にサンギヤと噛み合う3個ま
たはそれ以上のプラネタリギヤが配置され、それらプラ
ネタリギヤがキャリアにより、各々は自転可能、相互間
では相対変位不能に支持され、それらプラネタリギヤが
自転不能の内歯歯車に噛み合うプラネタリ式減速機を少
なくとも1個含む構成とされ、かつ、サンギヤに前記回
転軸が同軸的に結合され、キャリアに前記運動変換機構
が同軸的に結合されている後輪舵角アクチュエータ。
【0029】(10)(9) の後輪舵角アクチュエータであっ
て、前記減速装置が、前記プラネタリ式減速機が2個、
前記駆動軸に沿って互いに直列に配置され、2個のプラ
ネタリ式減速機のうちサンギヤに前記回転軸の回転が入
力される入力側減速機のキャリアの回転が、キャリアの
回転が前記運動変換機構に入力される出力側減速機のサ
ンギヤに入力される後輪舵角アクチュエータ。
【0030】
【実施例】以下、各請求項の発明を図示の実施例に基づ
いて具体的に説明する。図1は、後輪舵角制御装置を備
えた後輪駆動式の4輪乗用車(以下、車両という)に左
右後輪用の差動装置が搭載されている様子を示す側面
図、図2は、平面図である。
【0031】図1において符号10は差動装置を示して
いる。差動装置10は、エンジンの駆動トルクがトラン
スミッションおよびプロペラシャフトを介して入力さ
れ、入力された駆動トルクを左右後輪12(図2参照)
にそれぞれ分配して左右後輪12を駆動するとともに、
左右後輪12が両者間の回転速度差の存在下に回転する
ことを許容する。差動装置10は車両のアンダボデー1
3に装着される。
【0032】アンダボデー13は、フロントフロア(図
示しない),センタフロア16およびリヤフロア18を
含むように構成されている。フロントフロアは、車両前
後方向に延びる客室の床部を構成する部分である。セン
タフロア16は、フロントフロアの後端から車両後方
に、左右後輪12のホイールハウスアーチ20に沿って
湾曲して延びる部分である。リヤフロア18は、センタ
フロア16の後端から車両後方に延びる部分であり、一
部が車両下方向に凹まされてスペヤタイヤハウス21を
形成するスペヤタイヤパン22とされている。車両外側
においてセンタフロア16とスペヤタイヤパン22との
間に空間が形成されており、その空間に差動装置10が
配置されている。
【0033】差動装置10は直接にアンダボデー13に
取り付けられているのではなく、サブフレーム30を介
して取り付けられている。サブフレーム30のみを取り
出して示す平面図が図3である。図から明らかなよう
に、サブフレーム30は、互いに平行に延びる一対のク
ロスメンバ32,34と互いに平行に延びる一対のサイ
ドレール36,38とが相互に交差する状態で互いに連
結されることによって構成されている。
【0034】サブフレーム30はアンダボデー13に、
図1および図2に示すように、クロスメンバ32が車両
前側に、クロスメンバ34が車両後側にそれぞれ位置す
るように装着されている。すなわち、クロスメンバ32
はフロントクロスメンバ、クロスメンバ34はリヤクロ
スメンバと称することができるのである。サブフレーム
30はアンダボデー13に、マウントクッショッン40
により弾性支持状態で取り付けられ、一方、差動装置1
0はサブフレーム30に、マウントクッション42,4
4により弾性支持状態で取り付けられている。なお、サ
ブフレーム30には、車両装着状態において車両右側に
位置する部分と左側に位置する部分とにおいてそれぞ
れ、図示しないリヤサスペンション機構が装着されてい
る。
【0035】フロントクロスメンバ32に前記後輪舵角
制御装置の一構成要素である後輪舵角アクチュエータ5
0が取り付けられている。後輪舵角アクチュエータ50
の詳細が図4に断面図で示されている。後輪舵角アクチ
ュエータ50は、中空円筒状のケーシング52を備えて
いる。ケーシング52は、同一直径で真っ直ぐに延びる
薄肉円筒状の本体部54(例えば、パイプ製)の両端が
一対の閉塞部材56,58によって閉塞されることによ
って構成されている。そのケーシング52に駆動軸60
が同軸的に貫通させられている。駆動軸60は、各閉塞
部材56,58により、ケーシング52と同軸となるよ
うに位置決めされるとともに軸方向に摺動可能に支持さ
れている。また、駆動軸60は閉塞部材56とスプライ
ン嵌合されていて、ケーシング52に対する回転が阻止
されている。
【0036】ケーシング52内には、ブラシレスモータ
64(以下、単にモータという)が配置されている。モ
ータ64は、共に円筒状を成すロータ66とステータ6
8とが同軸的にかつ直径方向が互いに一致するように配
置されて構成されている。ロータ66は、4個の永久磁
石が極性が周方向にN極とS極とに交互に変化する状態
で装着された4相型とされている。また、ステータ68
は、そのロータ66に対応し、アマチュアコイル70が
極性が周方向にN極とS極とに交互に変化する状態で装
着された4相型とされている。ステータ68はロータ6
6の外側に適当な磁気的ギャップを隔てて配置されてい
る。一方、ロータ66の中空穴には駆動軸60が同軸的
に挿通されている。ロータ66は駆動軸60の外周面に
適当な隙間を隔てて配置され、両端部がケーシング52
に装着された一対の軸受機構74によって回転可能かつ
軸方向移動不能に支持されている。したがって、ステー
タ68のアマチュアコイル70が励磁されれば、それに
応じてロータ66が回転させられることになる。
【0037】なお付言すれば、各請求項の発明は例え
ば、ブラシレスモータ64に代えてブラシ付きモータを
使用したり、ロータ66を4個より少ない数の永久磁石
を使用するものとしたり、4個より多い数の永久磁石を
使用するものとしたりすることによっても実施すること
ができる。
【0038】モータ64の回転は運動変換機構としての
ねじ機構78によって直線運動に変換されて駆動軸60
に伝達される。駆動軸60の外周面の一部におねじ80
が形成され、そのおねじ80に螺合するナット82がケ
ーシング52に回転可能かつ軸方向移動不能に支持され
ている。それらおねじ80とナット82との螺合によっ
てねじ機構78が構成されているのである。なお、本実
施例においては、おねじ80およびナット82が共に台
形ねじとされている。
【0039】本実施例においては、モータ64の回転が
直接にねじ機構78に伝達されるわけではなく、モータ
64の回転力を倍力するため、減速装置90を経由して
伝達される。
【0040】減速装置90は、2個のプラネタリ式減速
機92,94が互いに直列に連結された構成とされてい
る。プラネタリ式減速機92,94はよく知られている
ように、(a) 1個のサンギヤ100と、(b) 1個のリン
グギヤ102と、(c) それらサンギヤ100とリングギ
ヤ102との間に配置された複数個のプラネタリギヤ1
04と、(d) それら各プラネタリギヤ104をそれらの
相対的位置関係を一定に保ちつつ自転可能に支持するキ
ャリア106とを含むように構成されている。
【0041】2個のリングギヤ102はケーシング52
に固定されている。2個のサンギヤ100は共に中空と
され、それらのいずれにも駆動軸60が同軸的に貫通さ
せられ、その結果、2個のプラネタリ式減速機92,9
4は駆動軸60の軸線方向において並んで配置され、そ
れらプラネタリ式減速機92,94のうちロータ66に
近いものを入力側減速機92、ねじ機構78に近いもの
を出力側減速機94と称することとする。入力側減速機
92においては、サンギヤ100がロータ66にそれと
一体的に回転可能に連結され、一方、出力側減速機94
においては、サンギヤ100が入力側減速機92のキャ
リア106にそれと一体的に回転可能に連結され、さら
に、出力側減速機94のキャリア106がナット82に
それと一体的に回転可能に固定されている。
【0042】したがって、ロータ66が回転させられれ
ばそれに伴って入力側減速機92においてサンギヤ10
0およびプラネタリギヤ104が回転させられ、そのサ
ンギヤ100の回転速度が減速させられてキャリア10
6が回転させられる。さらに、その回転に伴い、出力側
減速機94においてサンギヤ100およびプラネタリギ
ヤ104が回転させられ、そのサンギヤ100の回転速
度が減速させられてキャリア106が回転させられる。
さらにまた、その回転に伴ってナット82が回転させら
れ、その回転がねじ機構78によって直線運動に変換さ
れて、駆動軸60がそれの軸線に平行な方向に移動させ
られる。
【0043】この後輪舵角アクチュエータ50にはさら
に、ロータ66の回転位置を検出する回転位置センサ1
10と、駆動軸60の軸方向位置を検出する軸方向位置
センサ112とがそれぞれ設けられている。
【0044】回転位置センサ110は、本実施例におい
ては、磁気式(非接触式の一例)とされ、ロータ66と
共に回転する永久磁石116と位置固定の3個の磁気検
出素子118との組合せによって構成されている。磁気
検出素子118は、永久磁石116に近接して配置さ
れ、永久磁石116の通過を検出することに応じて変化
するパルス信号を出力し、これにより、ロータ66の回
転位置(相対位置)が検出される。磁気検出素子118
の一例はホール素子である。回転位置センサ110は、
後輪舵角制御中に、モータ64の回転角変化量が指令値
通りになるようにするために使用される。
【0045】これに対し、軸方向位置センサ112は、
本実施例においては、ポテンショメータ式(接触式)と
されている。軸方向位置センサ112は、駆動軸60と
共に直線変位するスライダと位置固定の電気抵抗器との
組合せによって構成されている。電気抵抗器は、スライ
ダに常時接触するように設けられ、スライダの位置に応
じて電気抵抗値が変化し、その変化に応じた電気信号を
出力し、これにより、駆動軸60の軸方向位置(絶対位
置)が検出される。軸方向位置センサ112は、後輪舵
角制御に先立ち、モータ64の回転位置を初期化(原点
復帰)するために使用される。
【0046】以上のように構成された同軸型の後輪舵角
アクチュエータ50は、図1に示すように、センタフロ
ア16と差動装置10との間の空間のうち、差動装置1
0の後端を通過して車両左右方向に延びる垂直面より車
両前方に位置する部分に搭載されている。具体的には、
後輪舵角アクチュエータ50はサブフレーム30のフロ
ントクロスメンバ32に、駆動軸60が車両左右方向に
平行に延びる姿勢で取り付けられている。
【0047】さらに、後輪舵角アクチュエータ50は平
面図である図2に示すように、差動装置10に対して車
両左右方向にオフセットさせられて車両に搭載されてい
る。後輪舵角アクチュエータ50は車両前後方向におい
て差動装置10とオーバラップするように搭載されてい
るのである。これにより、後輪舵角アクチュエータ50
の搭載スペース確保のために、差動位置10とセンタフ
ロア16との間の車両前後方向隙間を広げることがほと
んど不要となり、後輪舵角アクチュエータ50の搭載に
よってセンタフロア16の位置を車両前方にずらすこと
がほとんど不要となり、結局、客室空間をそれほど犠牲
にせずに済むこととなる。
【0048】後輪舵角アクチュエータ50は同図に示す
ように、ケーシング52の両端から駆動軸60の両端部
がそれぞれ露出させられており、各端部はそれぞれユニ
バーサルジョイント130を介してタイロッド132に
連結されている。なお、図には一方の端部のみが示され
ている。各タイロッド132は車両において駆動軸60
と同軸的に配置されている。各タイロッド132は図2
に示すように、各後輪12のナックルアーム134の先
端部にユニバーサルジョイント136を介して連結され
ている。すなわち、本実施例においては、タイロッド1
32,ユニバーサルジョント130,136およびナッ
クルアーム134によって後輪変向機構の一例が構成さ
れているのである。
【0049】以上の説明から明らかなように、本実施例
によれば、後輪舵角アクチュエータ50が差動装置10
の前側に配置され、エンジンのマフラから離れて配置さ
れるため、熱対策に必要な部品の数,コスト等の削減が
容易となるという効果が得られる。
【0050】また、本実施例によれば、後輪舵角アクチ
ュエータ50が路面に直接に対向せず、差動装置10を
隔てて対向することになるため、差動装置10が保護機
能を果たし、車両走行中にタイヤが跳ねた小石,泥,水
等が後輪舵角アクチュエータ50に直接に衝突,付着等
することが防止され、後輪舵角アクチュエータ50の信
頼性が向上するという効果も得られる。
【0051】さらに、本実施例によれば、後輪舵角アク
チュエータ50が同軸型とされることによって直径方向
において小形化され、アンダボデー13と差動装置10
との間の空間であって差動装置10の上方に位置し、か
つ、従来まではデッドスペースであった比較的狭い空間
に配置可能となるため、差動装置10の後側に配置する
従来例に比較し、客室空間が犠牲になることも荷室空間
が犠牲になることもほとんどないという効果も得られ
る。
【0052】さらにまた、本実施例によれば、後輪舵角
アクチュエータ50を車両から取り外す際に、サブフレ
ーム30をアンダボデー13から取り外すことも、タイ
ロッド132を後輪舵角アクチュエータ50から取り外
すことも不可欠ではなくなり、後輪舵角アクチュエータ
50の保守・点検作業が容易になるという効果も得られ
る。以下、具体的に説明する。
【0053】すなわち、後輪舵角アクチュエータ50を
車両から取り外す際には、まず、ボデー(特にリヤ側の
ボデー)をジャッキアップしてリヤサスペンション機構
をフルリバウンド状態とし、これにより、リヤサスペン
ション機構とホイールハウスアーチ20との間に車両前
後方向に延びる空間を生じさせる。さらに、左右後輪1
2のタイヤを後輪車軸から取り外す。この状態で、ま
ず、タイロッド132をナックルアーム134から取り
外し、次に、後輪舵角アクチュエータ50をサブフレー
ム30のフロントクロスメンバ32から取り外す。さら
に、後輪舵角アクチュエータ50を車両左右方向に、サ
ブフレーム30のサイドレール36,38とアンダボデ
ー13のサイドメンバとの間において車両前後方向に延
びる空間と、リヤサスペンション機構とホイールハウス
アーチ20との間において車両前後方向に延びる空間と
を順に経て引き抜き、これにより、後輪舵角アクチュエ
ータ50を車両の外側に取り出す。この際、後輪舵角ア
クチュエータ50は、左右のタイロッド132との連結
を解除することなく、一体的に取り外される。
【0054】このように、本実施例によれば、サブフレ
ーム30をアンダボデー13に装着したままで、しか
も、タイロッド132を後輪舵角アクチュエータ50に
連結したままで後輪舵角アクチュエータ50を車両から
取り外すことが可能となり、後輪舵角アクチュエータ5
0の保守・点検作業が容易になるという効果も得られる
のである。
【0055】以上、後輪舵角制御装置の機械的な構成を
詳細に説明したが、以下、電気的な構成を詳細に説明す
る。後輪舵角制御装置は図5に示すように、後輪舵角コ
ントローラ200を備えている。後輪舵角コントローラ
200は、CPU202,ROM204およびRAM2
06を含むコンピュータ208を主体として構成されて
いる。
【0056】それの入力側には、車速センサ210,操
舵角センサ212およびヨーレイトセンサ214と、前
記回転位置センサ110および軸方向位置センサ112
とがそれぞれ接続されている。車速センサ210は車両
の走行速度である車速Vを検出する。操舵角センサ21
2は、運転者により操作されるステアリングホイールの
回転角である操舵角θを検出する。ヨーレイトセンサ2
14は、車両の実ヨーレイトγを検出する。一方、後輪
舵角コントローラ200の出力側には、前記後輪舵角ア
クチュエータ50のモータ64が接続されている。モー
タ64は、各種センサからの入力信号に基づき、CPU
202がRAM206を使用しつつROM202に予め
記憶されている各種制御プログラムを実行することによ
って制御される。
【0057】その制御プログラムのうち主要なものであ
る後輪舵角制御ルーチンが図6にフローチャートで表さ
れている。以下、本ルーチンの内容を説明する。本ルー
チンにおいては、まず、ステップS1(以下、単にS1
で表す。他のステップについても同じとする)におい
て、各種センサからの信号に基づき、各種の車両旋回情
報が取得される。すなわち、車速V,実前輪舵角δf
実ヨーレイトγおよび実後輪舵角δr が取得されるので
ある。なお、実前輪舵角δf は、操舵角センサ212に
より検出された操舵角θに基づいて決定され、実後輪舵
角δ r は、回転位置センサ110からの信号に基づいて
決定される。
【0058】次に、S2において、車速Vと実前輪舵角
δf とに基づき、車両が定常円旋回状態にあると仮定し
た場合に車両に発生すると予想されるヨーレイトが目標
ヨーレイトγ* として決定される。本実施例において
は、車速V,前輪舵角δf およびヨーレイトγ間の関係
が関数式,テーブル等の形態で予めROM204に記憶
されており、その関係に従って今回の目標ヨーレイトγ
* が決定されるのである。
【0059】その後、S3において、その目標ヨーレイ
トγ* から実ヨーレイトγを差し引くことによってヨー
レイト偏差Δγが演算され、続いて、S4において、そ
のヨーレイト偏差Δγに基づいて後輪舵角変更指令値Δ
δr が決定される。本実施例においては、ヨーレイト偏
差Δγと後輪舵角変更指令値Δδr との関係が関数式,
テーブル等の形態で予めROM204に記憶されてお
り、その関係に従って今回の後輪舵角変更指令値Δδr
が決定されるのである。その後、S5において、その今
回の後輪舵角変更指令値Δδr を実現するのに必要な駆
動信号が前記モータ64に出力される。以上で本ルーチ
ンの一回の実行が終了し、所定時間の経過後に再び本ル
ーチンの実行が開始される。
【0060】以上、各請求項の発明を図示の実施例に基
づいて具体的に説明したが、これらの他にも、特許請求
の範囲を逸脱することなく、当業者の知識に基づいて種
々の変形,改良を施した態様で各請求項の発明を実施す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1および2の発明に共通の一実施例であ
る乗用車において後輪舵角アクチュエータが搭載される
様子を示す側面図である。
【図2】その乗用車において後輪舵角アクチュエータが
搭載される様子を示す平面図である。
【図3】図1および図2におけるサブフレームを取り出
して示す平面図である。
【図4】図1および図2における後輪舵角アクチュエー
タを取り出して拡大して示す正面断面図である。
【図5】その後輪舵角アクチュエータを含む後輪舵角制
御装置の電気的な構成を概念的に示すブロック図であ
る。
【図6】図5におけるROMに記憶されている制御プロ
グラムのうち主要なものを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 差動装置 13 アンダボデー 30 サブフレーム 32 フロントクロスメンバ 50 後輪舵角アクチュエータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの駆動トルクが差動装置によって
    左右後輪にそれぞれ分配されて左右後輪が駆動されると
    ともに、後輪舵角アクチュエータと後輪変向機構とによ
    って左右後輪の舵角を変化させる後輪操舵機構が搭載さ
    れた後輪操舵が可能な車両において、 前記後輪舵角アクチュエータを前記車両のアンダボデー
    と前記差動装置との間の空間のうち、差動装置の後端を
    通過して車両左右方向に延びる垂直面より車両前方に位
    置する部分に搭載したことを特徴とする車両。
  2. 【請求項2】請求項1の後輪操舵が可能な車両であっ
    て、前記後輪舵角アクチュエータが、回転軸を有するモ
    ータと軸線方向に直線変位させられる駆動軸と回転軸の
    回転を駆動軸の直線運動に変換する運動変換機構とを含
    み、かつ、それら回転軸と駆動軸と運動変換機構とが互
    いに共通の軸線を有する同軸型とされ、かつ、その後輪
    舵角アクチュエータが前記共通の軸線が車両左右方向に
    平行となる姿勢で搭載された車両。
JP621095A 1995-01-19 1995-01-19 後輪操舵が可能な車両 Pending JPH08192762A (ja)

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JP621095A JPH08192762A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 後輪操舵が可能な車両
DE1996605136 DE69605136T2 (de) 1995-01-19 1996-01-17 Kraftfahrzeug mit einem Hinterradlenkungs-Servomotor, der vor dem hinteren Ende seines Differentials liegt
EP19960100651 EP0722879B1 (en) 1995-01-19 1996-01-17 Automotive vehicle having a rear steering actuator located frontwards of the rear end of its differential gear

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Also Published As

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EP0722879A2 (en) 1996-07-24
EP0722879B1 (en) 1999-11-17
DE69605136T2 (de) 2000-06-29
EP0722879A3 (en) 1998-04-08
DE69605136D1 (de) 1999-12-23

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