JPH08191813A - 磁気共鳴装置のrfコイル用入力回路 - Google Patents

磁気共鳴装置のrfコイル用入力回路

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JPH08191813A
JPH08191813A JP7005800A JP580095A JPH08191813A JP H08191813 A JPH08191813 A JP H08191813A JP 7005800 A JP7005800 A JP 7005800A JP 580095 A JP580095 A JP 580095A JP H08191813 A JPH08191813 A JP H08191813A
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coil
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magnetic resonance
small
resonance apparatus
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Motoji Haratou
基司 原頭
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 RFコイルのQ値を下げることにより、RF
コイルのカップリングによるS/N比の低下を軽減させ
ることが可能な磁気共鳴装置のRFコイル用入力回路を
提供する。 【構成】 独立に受信可能な複数個の小型コイルから成
り、磁気共鳴装置の共振周波数で直列共振するRFコイ
ル3と、前記小型コイルに電気的に接続される低入力イ
ンピーダンスかつ低ノイズのプリアンプ7と、前記小型
コイルと前記低入力インピーダンスかつ低ノイズのプリ
アンプに電気的に接続される格子型バラン回路と、を備
えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体からの共鳴信号
を検出するRFコイルに係わり、特に、S/N比の低下
を軽減させることが可能な磁気共鳴装置のRFコイル用
入力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、MRI装置では広い視野に渡
って高S/N画像を得るため、RFコイル側からの工夫
として“Phased Array Coil ”(以下アレイコイルと記
す)が使われている。アレイコイルとは、独立に受信可
能な複数個の小型コイルを広い視野をカバーするように
配置し、それぞれ個別に画像収集した後に適切な重み付
けをしながら合成画像を得るというシステムである。こ
のアレイコイルでは、複数個の小型コイルからのMR信
号を独立に検波してA/D変換するため、小型コイルを
独立に受信可能な状態に調整しなければならないという
問題がある。
【0003】前記小型コイルの等価回路を図3に示す。
なお図3は2個の小型コイルを示している。図3に示す
ように小型コイル101a,101bは、コイル103
a,103bと、コンデンサ105a,105bと、等
価直列抵抗107a,107bとから成る等価回路で表
される。
【0004】ここで、説明を簡略化するために2個の小
型コイルの101a,101bのコイル103aとコイ
ル103b、コンデンサ105aとコンデンサ105
b、等価直列抵抗107aと等価直列抵抗107bはそ
れぞれ等しいものとする。このとき、コイル103a,
103bのインダクタンスをL、コンデンサ105a,
105bの容量をC、等価直列抵抗107a,107b
の抵抗値をRとし、また、共振角周波数をω0 としたと
き、共振条件ω0 LC=1が成立するようにCが選ばれ
るとすると、小型コイル101a単独のQ値と小型コイ
ル101b単独のQ値は以下に示す式(1),(2)で
表される。
【0005】 小型コイル101aのQ値=ω0 L/R …(1) 小型コイル101bのQ値=ω0 L/R …(2) このとき、結合係数kで磁気的カップリングをしている
とすると小型コイル101aのQ値は、単独に存在する
ときのQ値をQとすれば、以下に示す式(3)のように
低下することが知られている。
【0006】 小型コイル101aのQ値=Q/(1+k2 2 )…(3) ここでkQ>1となる場合、周波数に対する電流Iは図
4(a)のような双峰性のピークを持つ共振を示すよう
になる。また、kQ≦1となる場合、周波数に対する電
流Iは図4(b)のような単峰性のピークを持つ共振を
示すようになる。
【0007】また、MR画像のS/N比はQ値の平方根
(=√Q)に比例することも知られている。この事実と
前記カップリング時の小型コイル101aのQ値が式
(3)で表されることから、各小型コイルが独立に受信
し、かつ、そのS/N比が単独の場合の値に近づくため
には1/(1+k2 2 )という係数をできるだけ1に
近づける必要がある。すなわち、kをできるだけ0に近
づけるか、Q値を小さくすれば良いことが分かる。
【0008】このため、隣接した小型コイル、例えば図
5に示すように小型コイル110aと110b、小型コ
イル110bと110c、小型コイル110cと110
dを故意にオーバーラップさせ、実効的結合係数keff
が殆ど0になる位置で固定する方法が提案されている。
【0009】また、Q値を小さくする方法として図6
(a)に示すような低入力インピーダンスでかつ低ノイ
ズのプリアンプ120(例えば最適信号源インピーダン
スZ0は公称50Ωで、入力インピーダンスは3Ω未
満)およびコイル131とコンデンサ133で表される
ネットワーク135とを組み合わせたものも提案されて
いる。ここで、プリアンプ120の入力インピーダンス
をRP 、コイル131のインダクタンスをL2b、コンデ
ンサ133の容量をC2bとする。このとき、プリアンプ
120はFET121(数100kΩ以上の入力インピ
ーダンスを持つ)の最適信号源インピーダンスが125
0Ω付近にあることから、図6(b)に示すようなコイ
ル123とコンデンサ125と抵抗127とから成る5
0Ωから1250Ωへのインピーダンス変換回路129
を必要とする。このこととFET121の入力インピー
ダンス自体が数100kΩ以上であることから、プリア
ンプ120の仕上がりの入力インピーダンスは3Ω未満
という低い値になる(コイル123とコンデンサ125
がほぼ直列共振回路を形成するため)。
【0010】また、プリアンプ120とネットワーク1
35の等価抵抗(共振時のみ)RPNは、以下に示す式
(4)で表される。
【0011】RPN=L2b/(C2b・RP ) …(4) このとき、入力インピーダンスRP は、最適信号源イン
ピーダンスZ0 より十分小さい値であるため、並列共振
回路に近くなり、等価抵抗RPNは高抵抗となる。従っ
て、元来のコイルの等価直列抵抗107bに高抵抗であ
る等価直列抵抗RPNを付加するので、Q値を下げること
ができる。
【0012】この方法を応用したボリューム・MR・フ
ェーズド・アレイコイル(Volume MR Phased Arrays )
を図7に示す。図7に示すようにボリューム・MR・フ
ェーズド・アレイコイル150は、銅配線151にコン
デンサ153が設けられた小型コイルを複数(図7では
2つ)オーバーラップさせて配置し、各小型コイルにコ
イル155とコンデンサ157とを備えるネットワーク
を接続するとともに、前記ネットワークにλ/2ケーブ
ル159を介してプリアンプ157を接続したものであ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アレイコイルは、不平衡回路であるプリアンプが平衡回
路であるRFコイルに直結されており、例えば、同軸ケ
ーブルの外部導体の外側に高周波電流が流れてRFコイ
ルの動作が同軸ケーブルの配置で変化する等の不安定性
を内在している。また、これを改善しようとしてコイル
とコンデンサから成るネットワークとプリアンプの間に
バラン回路を追加すれば、さらに損失を増やすことにな
りS/Nを低下させるという問題が生じる。
【0014】本発明は上記事情に鑑みて成されたもので
あり、その目的は、RFコイルのQ値を下げることによ
り、RFコイルのカップリングによるS/N比の低下を
軽減させることが可能な磁気共鳴装置のRFコイル用入
力回路を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、独立に受信可能な複数個の小型コイルか
ら成り、磁気共鳴装置の共振周波数で直列共振するRF
コイルと、前記小型コイルに電気的に接続される低入力
インピーダンスかつ低ノイズのプリアンプと、前記小型
コイルと前記低入力インピーダンスかつ低ノイズのプリ
アンプに電気的に接続される格子型バラン回路(例え
ば、コイルとコンデンサを交互に接続してブリッジを形
成した格子型バラン回路)と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0016】また、独立に受信可能な複数個の小型コイ
ルから成り、磁気共鳴装置の共振周波数で直列共振する
RFコイルと、前記小型コイルに電気的に接続される低
入力インピーダンスかつ低ノイズのプリアンプと、前記
小型コイルと前記低入力インピーダンスかつ低ノイズの
プリアンプに電気的に接続される梯子型バラン回路(例
えば、一方に直列接続した二つのコンデンサと、他方に
一つのコンデンサを設けるとともに、前記二つのコンデ
ンサの間と前記一つのコンデンサの一次側にコイルを電
気的に接続して成る梯子型バラン回路)と、を備えたこ
とを特徴としている。
【0017】
【作用】上記構成によれば、格子型バラン回路または梯
子型バラン回路は、RFコイルを形成する小型コイルと
低入力インピーダンスかつ低ノイズのプリアンプに電気
的に接続される。
【0018】これにより、前記RFコイルに高抵抗を接
続したことと等しくなり、前記RFコイルのQ値を下
げ、前記小型コイルのカップリングによるS/N比低下
を軽減させることができる。さらに、本来のバラン回路
の動作として、平衡回路であるRFコイルと不平衡回路
であるプリアンプを直結することによる不安定動作を防
止させることができる。
【0019】
【実施例】図1(a)は、本発明に係る磁気共鳴装置の
RFコイル用入力回路の第1実施例の構成を示す図であ
る。なお、ここでは本発明に係る磁気共鳴装置のRFコ
イル用入力回路の等価回路を示している。図1(a)に
示すように、磁気共鳴装置のRFコイル用入力回路1
は、RFコイル3と、RFコイル3に直列に接続された
格子型バラン回路5と、格子型バラン回路5に接続され
たプリアンプ7を備えている。
【0020】RFコイル3は、コイル9と、コンデンサ
11と、直列抵抗13とを直列に接続した構成となる。
【0021】格子型バラン回路5は、コイル15a,1
5bと、コンデンサ17a,17bによりブリッジを形
成した構成となる。
【0022】ここで、コイル9のインダクタンスを
c 、コンデンサ11の容量をCc 、直列抵抗13の抵
抗値をrc 、コイル15a,15bのインダクタンスを
L、コンデンサ17a,17bの容量をCとする。
【0023】このとき、RFコイル3は、これだけで直
列共振になっていれば良い。すなわち、共振周波数をf
0 (=ω/2π,ωは各周波数)とした際、(2π
0 2c ・Cc =1が成立するようにCc が調整さ
れる。また、格子型バラン回路5の定数は、(2π
0 2 L・C=1でかつ、L/C=rc ・Z0 を同時
に満たされるように選択される。ここでZ0 は、プリア
ンプ7の公称最適信号源インピーダンス(通常50Ωで
低ノイズになるように設計される)を示す。さらに、プ
リアンプ7の入力インピーダンスRP は、Z0 より十分
小さくなっている必要がある。これら定数の設定条件を
以下にまとめて示す。
【0024】(2πf0 2 c ・Cc =1 …(5) (2πf0 2 L・C=1 …(6) L/C=rc ・Z0 …(7) RP 《Z0 …(8) なお、実装上の理由でプリアンプ7をRFコイル3近傍
に配置できない場合は、格子型バラン回路5とプリアン
プ7との間の接続部19を図1(b)に示す半波長の整
数倍の同軸ケーブル21に置き換えても良い。また格子
型バランのインダクタ15a,15bは磁気的カップリ
ングしないことが原理上必要となるため、立体的に直交
配置するか高周波磁気シールドすることが望ましい。
【0025】次に、第1実施例の磁気共鳴装置のRFコ
イル用入力回路1の作用を説明する。
【0026】格子型バラン回路5では、コイル15a,
15bとコンデンサ17a,17bがω2 LC=1(ω
=2πf0 ;共振角周波数)およびL/C=rc ・Z0
を同時に満たすように選ばれる。この状態での格子型バ
ラン回路5とプリアンプ7とが接続されたときの等価抵
抗RPBは、以下に示す式(9)で表される。
【0027】RPB=rc ・Z0 /RP …(9) このとき、入力インピーダンスRP は、最適信号源イン
ピーダンスZ0 より十分小さい値であるため、等価抵抗
PBは高抵抗となる。従って、RFコイル3の直列抵抗
13に高抵抗である等価抵抗RPBを付加することになる
ので、RFコイル3のQ値を下げることができる。さら
に、格子型バラン回路5は本来のバランとしても動作
し、平衡回路であるRFコイル3と不平衡回路であるプ
リアンプ7を接続することによる不安定動作を防止す
る。
【0028】このように、第1実施例の磁気共鳴装置の
RFコイル用入力回路1は、RFコイル3とプリアンプ
7との間に格子型バラン回路5を設け、格子型バラン回
路5とプリアンプ7を組み合わせてRFコイル3に接続
する。そして、RFコイル3は共振周波数をf0 (=ω
/2π,ωは各周波数)とした際、(2πf0 2 c
・Cc =1が成立するようにCc が調整され、さらに、
格子型バラン回路5の定数は(2πf0 2 L・C=1
でかつ、L/C=rc ・Z0 が同時に満たされるように
選択される。従って、RFコイル3の直列抵抗13に高
抵抗である等価抵抗RPBを付加することになり、RFコ
イル3のQ値を下げることができるので、RFコイル3
のカップリングによるS/N比の低下を軽減させること
ができる。
【0029】図2は、本発明に係る磁気共鳴装置のRF
コイル用入力回路の第2実施例の構成を示す図である。
なお、ここでは本発明に係る磁気共鳴装置のRFコイル
用入力回路の等価回路を示している。図2に示すよう
に、磁気共鳴装置のRFコイル用入力回路30は、第1
実施例の磁気共鳴装置のRFコイル用入力回路1の格子
型バラン回路5に換えて梯子型バラン回路31をRFコ
イル3に直列に接続したものである。
【0030】梯子型バラン回路31は、一方にコンデン
サ33aとコンデンサ33bとを直列に接続し、他方に
コンデンサ33cを設けるとともに、コンデンサ33a
とコンデンサ33bの間とコンデンサ33cの一次側
(RFコイル3側)にコイル35を接続して成る。
【0031】ここで、コイル9のインダクタンスを
c 、コンデンサ11の容量をCc 、直列抵抗13の抵
抗値をrc 、コンデンサ33aの容量をC/2、コンデ
ンサ33b,33cの容量をC、コイル35のインダク
タンスを2Lとする。
【0032】このとき、RFコイル3は、これだけで直
列共振になっていれば良い。すなわち、共振周波数をf
0 (=ω/2π,ωは各周波数)とした際、(2π
0 2c ・Cc =1が成立するようにCc が調整さ
れる。また、梯子型バラン回路31の定数は、(2πf
0 2 L・C=1でかつ、L/C=rc ・Z0 /4が同
時に満たされるように選択される。ここでZ0 は、プリ
アンプ7の公称最適信号源インピーダンス(通常50Ω
で低ノイズになるように設計される)を示す。さらに、
プリアンプ7の入力インピーダンスRP は、Z0 より十
分小さくなっている必要がある。これら定数の設定条件
を以下にまとめて示す。
【0033】 (2πf0 2 c ・Cc =1 …(10) (2πf0 2 L・C=1 …(11) L/C=rc ・Z0 /4 …(12) RP 《Z0 …(13) なお、実装上の理由でプリアンプ7をRFコイル3近傍
に配置できない場合は、第1実施例の磁気共鳴装置のR
Fコイル用入力回路1同様、梯子型バラン回路31とプ
リアンプ7との間の接続部37を図1(b)に示す半波
長の整数倍の同軸ケーブル21に置き換えても良い。
【0034】第2実施例の磁気共鳴装置のRFコイル用
入力回路30は、第1実施例の磁気共鳴装置のRFコイ
ル用入力回路1と同様に、梯子型バラン回路31では、
コンデンサ33a,33b,33cとコイル35がω2
LC=1(ω=2πf0 ;共振角周波数)およびL/C
=rc ・Z0 /4を同時に満たすように選ばれる。この
状態での梯子型バラン回路31とプリアンプ7とが接続
されたときの等価抵抗RPBは、第1実施例の磁気共鳴装
置のRFコイル用入力回路1の場合と同様に、高抵抗と
なる。従ってRFコイル3の直列抵抗13に高抵抗であ
る等価抵抗RPBを付加することになるので、RFコイル
3のQ値を下げることができる。さらに、梯子型バラン
回路31は本来のバランとしても動作し、平衡回路であ
るRFコイル3と不平衡回路であるプリアンプ7を接続
することによる不安定動作を防止する。
【0035】このように、第2実施例の磁気共鳴装置の
RFコイル用入力回路30は、RFコイル3とプリアン
プ7との間に梯子型バラン回路31を設け、梯子型バラ
ン回路31とプリアンプ7を組み合わせてRFコイル3
に接続する。そして、RFコイル3は共振周波数をf0
(=ω/2π,ωは各周波数)とした際、(2πf0
2 c ・Cc =1が成立するようにCc が調整され、さ
らに、梯子型バラン回路31の定数は(2πf0 2
・C=1でかつ、L/C=rc ・Z0 /4が同時に満た
すように選択される。従って、RFコイル3の直列抵抗
13に等価抵抗RPBを付加することになり、RFコイル
3のQ値を下げることができるので、RFコイル3のカ
ップリングによるS/N比の低下を軽減させることがで
きる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、R
Fコイルを形成する小型コイルと低入力インピーダンス
かつ低ノイズのプリアンプに格子型バラン回路または梯
子型バラン回路を電気的に接続しいるので、RFコイル
の等価直列抵抗に高抵抗を付加することになり、RFコ
イルのQ値を下げることができるため、RFコイル3の
カップリングによるS/N比の低下を軽減させることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気共鳴装置のRFコイル用入力
回路の第1実施例の構成を示す図(a)および格子型バ
ラン回路とプリアンプとを接続する同軸ケーブルを示す
図である。
【図2】本発明に係る磁気共鳴装置のRFコイル用入力
回路の第2実施例の構成を示す図である。
【図3】アレイコイルを形成する小型コイルの等価回路
を示す図である。
【図4】kQ>1となる場合の周波数に対する電流の特
性を示す図(a)およびkQ≦1となる場合の周波数に
対する電流の特性を示す図(b)である。
【図5】小型コイル間の磁気的カップリングを少なくす
るため小型コイルをオーバーラップさせた場合の例を示
す説明図である。
【図6】低入力インピーダンスでかつ低ノイズのプリア
ンプおよびコイルとコンデンサで表されるネットワーク
とを組み合わせた従来例を示す図(a)およびそのとき
の前記プリアンプ用のインピーダンス変換回路を示す図
である。
【図7】従来例としてボリューム・MR・フェーズド・
アレイコイルの構成を示す図である。
【符号の説明】
1,30 磁気共鳴装置のRFコイル用入力回路 3 RFコイル 5 格子型バラン回路 7 プリアンプ 9,15,35 コイル 11,17,33 コンデンサ 13 抵抗 19,37 接続部 21 同軸ケーブル 31 梯子型バラン回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 24/04 530 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立に受信可能な複数個の小型コイルか
    ら成り、磁気共鳴装置の共振周波数で直列共振するRF
    コイルと、 前記小型コイルに電気的に接続される低入力インピーダ
    ンスかつ低ノイズのプリアンプと、 前記小型コイルと前記低入力インピーダンスかつ低ノイ
    ズのプリアンプに電気的に接続される格子型バラン回路
    と、 を備えたことを特徴とする磁気共鳴装置のRFコイル用
    入力回路。
  2. 【請求項2】 前記格子型バラン回路は、コイルとコン
    デンサを交互に接続したブリッジ回路であることを特徴
    とする請求項1記載の磁気共鳴装置のRFコイル用入力
    回路。
  3. 【請求項3】 独立に受信可能な複数個の小型コイルか
    ら成り、磁気共鳴装置の共振周波数で直列共振するRF
    コイルと、 前記小型コイルに電気的に接続される低入力インピーダ
    ンスかつ低ノイズのプリアンプと、 前記小型コイルと前記低入力インピーダンスかつ低ノイ
    ズのプリアンプに電気的に接続される梯子型バラン回路
    と、 を備えたことを特徴とする磁気共鳴装置のRFコイル用
    入力回路。
  4. 【請求項4】 前記梯子型バラン回路は、一方に直列接
    続した二つのコンデンサと、他方に一つのコンデンサを
    設けるとともに、前記二つのコンデンサの間と前記一つ
    のコンデンサの一次側にコイルを電気的に接続して成る
    ことを特徴とする請求項3記載の磁気共鳴装置のRFコ
    イル用入力回路。
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