JPH08191644A - 水族館 - Google Patents
水族館Info
- Publication number
- JPH08191644A JPH08191644A JP22858194A JP22858194A JPH08191644A JP H08191644 A JPH08191644 A JP H08191644A JP 22858194 A JP22858194 A JP 22858194A JP 22858194 A JP22858194 A JP 22858194A JP H08191644 A JPH08191644 A JP H08191644A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- aquarium
- fish
- fishes
- ecology
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 魚族の自然的棲息環境に近い条件で生態を観
覧観察することが出来る動的な主として淡水系の水族館
に係わるものである。 【構成】 自然的景観を模して山，滝，急流，緩流，池
等を構築し．環流する水路の両側を透明板をもって囲繞
し．放流した魚族の生態を観覧観察することが出来る様
にした水族館。
覧観察することが出来る動的な主として淡水系の水族館
に係わるものである。 【構成】 自然的景観を模して山，滝，急流，緩流，池
等を構築し．環流する水路の両側を透明板をもって囲繞
し．放流した魚族の生態を観覧観察することが出来る様
にした水族館。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】木発明は．水族館に係わり．さら
に詳しくは．ガラス，アクリル等透明樹脂板をもって．
永流を有する模造せる自然的景観を囲繞し．該水中に観
覧に供する魚類を放流し．自然的環境に近い状況で魚類
の観察が出来るようにした主として淡水系の水族館を提
供せんとするものである。
に詳しくは．ガラス，アクリル等透明樹脂板をもって．
永流を有する模造せる自然的景観を囲繞し．該水中に観
覧に供する魚類を放流し．自然的環境に近い状況で魚類
の観察が出来るようにした主として淡水系の水族館を提
供せんとするものである。
【０００２】
【従来の技術】従来水族館といえば．大小の差はあれガ
ラス，アクリル樹脂板等の水槽に魚類を入れて観覧に供
するのが一般的なタイプであった。
ラス，アクリル樹脂板等の水槽に魚類を入れて観覧に供
するのが一般的なタイプであった。
【０００３】従来のこの種の水族館は．魚族の自然的環
境における生息状況の観察という点に問題があった。す
なわち，流動水域に生息する魚族をも静止した水槽の中
で観察せざるを得ないという欠点があったのである。
境における生息状況の観察という点に問題があった。す
なわち，流動水域に生息する魚族をも静止した水槽の中
で観察せざるを得ないという欠点があったのである。
【０００４】より自然状態に近い生息環境で魚族が観察
できる水族館が望まれている。
できる水族館が望まれている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は．かかる問題
点に鑑みてなされたもので．還流する水域を自然的景観
の中に形成し．魚族を放流してその生態を観察せんとす
るものである。
点に鑑みてなされたもので．還流する水域を自然的景観
の中に形成し．魚族を放流してその生態を観察せんとす
るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題は．次の手段に
よって解決される。
よって解決される。
【０００７】１．自然石，砂，土，セメント，草木，藻
類等をもって山，斜面，平地，凹地等を造成し．滝，滝
壷，急流，緩流，池等の自然的景観を還流する水路を形
成する。 ２．水路には．それぞれの自然的景観に相応し生息する
魚族，両棲類，甲殼類，昆虫類等を放流し．相応する植
生を配置する。 ３．少なくとも，水路の断面をガラス板，アクリル樹脂
板等の透明板で囲繞し．水中の生物が観察出来るように
する。 ４．観客は．滝の山を利用したトンネルをくぐり．水路
内側からも魚族を観察出来るようにする。 ５．水資源の節約の見地から．使用に供される水は．浄
水装置，温度調節装置，水量調節装置，還流装置等を経
由して還流再利用される。 ６．魚族の棲息環境上必要ある場合は．別に水槽を設置
する。
類等をもって山，斜面，平地，凹地等を造成し．滝，滝
壷，急流，緩流，池等の自然的景観を還流する水路を形
成する。 ２．水路には．それぞれの自然的景観に相応し生息する
魚族，両棲類，甲殼類，昆虫類等を放流し．相応する植
生を配置する。 ３．少なくとも，水路の断面をガラス板，アクリル樹脂
板等の透明板で囲繞し．水中の生物が観察出来るように
する。 ４．観客は．滝の山を利用したトンネルをくぐり．水路
内側からも魚族を観察出来るようにする。 ５．水資源の節約の見地から．使用に供される水は．浄
水装置，温度調節装置，水量調節装置，還流装置等を経
由して還流再利用される。 ６．魚族の棲息環境上必要ある場合は．別に水槽を設置
する。
【０００８】
【作用】周知のように生物の生態は．その自然的棲息環
境において観察するのが最も科学的であるにもかかわら
ず．従来の水族館の場合．技術，管理，客誘導，経済的
理由や制約によって．基本的に水槽の陳列という形態を
とるのが常識となっているのであるが．本発明の様に水
族館を構成すれば．より自然的環境に近い状態におい
て．動的な魚族の生態を観察出来るという教育上の効果
はもとより．構成の妙を得れば．ダイナミックな景観を
具有する水族館自体を楽しむことが出来るものである。
建設に当っては．観覧に供する魚族に適合した水質，水
温，水流速度の管理はもとより．植生の必要とする採光
等生態系及び水系管理システムへの配慮に併せ．客動
線，観客への安全対策等に十分対応せなばならない。
境において観察するのが最も科学的であるにもかかわら
ず．従来の水族館の場合．技術，管理，客誘導，経済的
理由や制約によって．基本的に水槽の陳列という形態を
とるのが常識となっているのであるが．本発明の様に水
族館を構成すれば．より自然的環境に近い状態におい
て．動的な魚族の生態を観察出来るという教育上の効果
はもとより．構成の妙を得れば．ダイナミックな景観を
具有する水族館自体を楽しむことが出来るものである。
建設に当っては．観覧に供する魚族に適合した水質，水
温，水流速度の管理はもとより．植生の必要とする採光
等生態系及び水系管理システムへの配慮に併せ．客動
線，観客への安全対策等に十分対応せなばならない。
【０００９】
【実施例】本発明を実施例によって説明する。 実施例１ 自然石，土，セメント等をもって山（１）を構築し滝
（２）および滝壷（３）を構成する。水（４）は急流
（５）及び緩流（６）を経て池（７）に至る。この水路
（８）に魚族（９），両棲類（１０），甲殼類（１
１），昆虫類（１２）等を放流し．相応する植物（１
３）を配置する。水路（８）の断面を透明板（１４）で
囲繞し．水中の生物が観察できるようにする。滝（２）
の山（１）の下に客用のトンネル通路（１５）をもう
け．水路内側（１６）からも魚族（９）等を観察できる
ようにする。水資源節約の見地から．水路（８）の水
（４）は．浄水装置（１７），温度調節装置（１８），
水量調節装置（１９），還流装置（２０）等を経由して
還流再利用される。
（２）および滝壷（３）を構成する。水（４）は急流
（５）及び緩流（６）を経て池（７）に至る。この水路
（８）に魚族（９），両棲類（１０），甲殼類（１
１），昆虫類（１２）等を放流し．相応する植物（１
３）を配置する。水路（８）の断面を透明板（１４）で
囲繞し．水中の生物が観察できるようにする。滝（２）
の山（１）の下に客用のトンネル通路（１５）をもう
け．水路内側（１６）からも魚族（９）等を観察できる
ようにする。水資源節約の見地から．水路（８）の水
（４）は．浄水装置（１７），温度調節装置（１８），
水量調節装置（１９），還流装置（２０）等を経由して
還流再利用される。
【００１０】
【発明の効果】本発明は．以上詳記したように．従来の
静的な水族館に比べて動的であり極めて自然的環境に近
い条件で魚族の棲息状況を観察出来るから．教育的にも
娯楽施設としても有益な効果が期待出来るものである。
静的な水族館に比べて動的であり極めて自然的環境に近
い条件で魚族の棲息状況を観察出来るから．教育的にも
娯楽施設としても有益な効果が期待出来るものである。
【図１】本発明の構造の全体を説明する斜視図である。
【図２】本発明の水のフローを示す図である。
１ 山 ２ 滝 ３ 滝壷 ４ 水 ５ 急流 ６ 緩流 ７ 池 ８ 水路 ９ 魚族 １０両棲類 １１甲殻類 １２昆虫類 １３植生 １４透明板 １５トンネル通路 １６水路内側 １７浄水装置 １８水温調節装置 １９水量調節装置 ２０還流装置
Claims (1)
- 【請求項１】 透明素材をもって囲繞せる．滝，渓流，
池等の自然的景観を模した装置を循環する水の中に．観
覧に供する魚類を放流せることを特徴とする水族館。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22858194A JPH08191644A (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 水族館 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22858194A JPH08191644A (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 水族館 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08191644A true JPH08191644A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=16878612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22858194A Pending JPH08191644A (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 水族館 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08191644A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2500170A (en) * | 2012-02-14 | 2013-09-18 | Reef One Ltd | An aquarium or vivarium with reinforced walls |
-
1994
- 1994-08-17 JP JP22858194A patent/JPH08191644A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2500170A (en) * | 2012-02-14 | 2013-09-18 | Reef One Ltd | An aquarium or vivarium with reinforced walls |
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