JPH08191453A - 画像入力インターフェース装置 - Google Patents

画像入力インターフェース装置

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JPH08191453A
JPH08191453A JP7000753A JP75395A JPH08191453A JP H08191453 A JPH08191453 A JP H08191453A JP 7000753 A JP7000753 A JP 7000753A JP 75395 A JP75395 A JP 75395A JP H08191453 A JPH08191453 A JP H08191453A
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JP
Japan
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circuit
signal
horizontal
image
vertical
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Application number
JP7000753A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Nishimoto
和義 西元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 画像入力装置とパソコン間等とのインターフ
ェース回路を簡素化するために、固体撮像素子から出力
される画像信号を表示側のパソコン等に直接入力できる
タイミングで読出すことができる画像入力インターフェ
ース装置を得る。 【構成】 TC回路38により画像表示装置から出力さ
れるVGA信号25と同期させた水平及び垂直同期信号
をTG回路で分周し、この結果得られる水平及び垂直タ
イミングパルスに応じて固体撮像素子5から画像信号を
読出す水平HD及び垂直読出駆動パルスVDが出力さ
れ、また画像信号がSSG回路39でVGA信号25に
同期されて画像表示装置へ出力されるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像入力装置とパソ
コン等の画像表示装置に設けられ、その画像入力装置か
らの画像信号を入力するインターフェース回路とを含ん
だ画像入力インターフェース装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の画像入力装置の構成を示す
ブロック図であり、図において、1はアイリス、2はア
イリス駆動回路、3はレンズ、4はレンズ駆動回路、5
は固体撮像素子、6は固体撮像素子5から読出される画
像信号のS/N改善及び増幅用のCDS(相関二重サン
プリング)回路、7は1/γ補正回路、8は画像信号を
Y及びC信号(輝度及び色差信号)処理するプロセス回
路である。10は固体撮像素子5の水平方向の駆動を制
御するH(水平)ドライブ回路、11は同じく固体撮像
素子5の垂直方向の駆動を制御するV(垂直)ドライブ
回路、12はH/Vドライブ回路10,11へのタイミ
ングパルスを発生するタイミングジェネレータ(以下T
Gと略す)回路、13はアイリス駆動回路2及びレンズ
駆動回路4の制御をするマイコン回路である。15はシ
ンクシグナルジェネレータ(以下SSGと略す)回路、
16はNTSCエンコーダ回路である。
【0003】図5は図4に示した従来の画像入力装置が
接続されるパソコン側のビデオ入力インターフェース回
路の構成を示すブロック図であり、図において、20は
RGB(Red Green Blue)信号をA/D変換するA/Dコ
ンバータ回路、21はメモリの読出し/書込みのタイミ
ング及び表示タイミングパルスを発生するタイミングコ
ントローラ(以下TCと略す)回路、22はデジタル信
号をD/A変換するビデオD/A回路、23はビデオD
/A回路22から出力されるRGB信号をパソコン等の
外部のVGA(Video Graphic Array) 信号と重ねるため
のMIX回路である。24は図示せぬCPUと接続され
たCPUバスライン、25はウィンドウ表示するときの
ベース画面の信号となるVGA信号である。30はY/
C分離回路、31はバーストクロックジェネレータ回
路、9はRGBデコーダ回路、33はビデオフレームメ
モリ回路、34はビデオフレームメモリ回路33に読出
し/書込みのアドレスをマルチブレックスするメモリア
ドレス発生器である。
【0004】次に動作について説明する。画像入力装置
であるカメラの画像をパソコン等の画像入力装置上にウ
ィンドウ表示する場合について説明する。アイリス1及
びレンズ3を通して入力され固体撮像素子5上に撮像さ
れた画像は、その固体撮像素子5によって光電変換さ
れ、この光電変換された画像信号がHドライブ回路10
及びVドライブ回路11から出力される読出駆動パルス
HD,VDによって読出される。このときTG回路12
は、H/Vドライブ回路10,11が出力する読出駆動
パルスHD,VDのタイミングを制御するタイミングパ
ルスを発生する。またTG回路12は、SSG回路15
からのNTSC(標準複合カラー映像)信号に同期した
水平同期信号HS及び垂直同期信号VSが入力され、N
TSC信号と同期したタイミングパルスを発生する。
【0005】固体撮像素子5より読出された画像信号
は、CDS回路6に入力され、ここで増幅及びS/N改
善が行われる。その後、1/γ補正回路7にて補正さ
れ、プロセス回路8にて、AGC(Automatic Gain Cont
rol),ALC(Automatic Level Control) ,アパーチャ
ー補正,色分離及びホワイトバランス補正等の各種Y/
C信号処理が実行される。
【0006】NTSCエンコーダ回路16は、プロセス
回路8からのY/C信号をNTSCコンポジット信号へ
とエンコードし、これを映像信号(NTSC信号)とし
て出力する。このとき、NTSCエンコーダ回路16に
入力されるNTSC同期信号及びバーストクロック信号
は、SSG回路15から出力される。マイコン回路13
は、図示せぬ外部のコントロールユニットから送出され
てくるコントロール信号で制御されることによって、ア
イリス駆動回路2の駆動を制御し、この制御によってア
イリス1の絞りをコントロールして入射光量を調整し、
またレンズ駆動回路4の駆動を制御し、この制御に応じ
てレンズ3の位置をコントロールすることでフォーカス
及びズームを調整している。
【0007】一方、図5に示すパソコン側のビデオ入力
インターフェース回路において、図4に示すNTSCエ
ンコーダ回路16から送られてくるNTSC信号は、Y
/C分離回路30及びバーストクロックジェネレータ回
路31に入力され、そのバーストクロックジェネレータ
回路31がNTSC信号に同期して出力する4fscク
ロックをY/C分離回路30に供給することによってY
/C分離回路30にてY/C分離された後、RGBデコ
ーダ回路9にてRGB信号へとデコードされる。
【0008】このRGB信号は、A/Dコンバータ回路
20にてA/D変換され、これによって得られるデータ
はビデオフレームメモリ回路33へ入力される。またA
/D変換に応じて得られるアドレス信号は、メモリアド
レス発生器34にてマルチプレクスされ、ビデオフレー
ムメモリ回路33へ入力され、この入力されたアドレス
信号に応じて先のデータのビデオフレームメモリ回路3
3への読出し/書込みが行われる。このとき、読出し/
書込みを制御するリード/ライト信号はTC回路21か
ら出力される。
【0009】TC回路21は、CPUバスライン24を
介してCPUからの制御データ及びアドレスデータ等が
入力されるようになっている。ビデオD/A回路22
は、CPUバスライン24を介してCPUから入力され
るカラーパレット(ルックアップテーブル)RAMデー
タを読取り、ビデオフレームメモリ回路33から読出さ
れたRGBデジタルデータをD/A変換して出力する。
MIX回路23は、高速のスイッチング回路であり、T
C回路21から出力される切替信号によってビデオD/
A回路22から出力されるRGB信号(カメラからの画
像信号)と重ねるベースとなるVGA信号25とを切替
えることによりRGBウィンドウ信号を出力しており、
この出力によってウィンドウ表示が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像入力装置は
以上のように構成されているので、パソコン等に固体撮
像素子5から出力された画像信号を入力する場合、NT
SC信号を処理するためのインターフェース回路とし
て、図5に示すように、RGB信号変換用のY/C分離
回路30,バーストクロックジェネレータ回路31及び
ビデオD/A回路22等が必要であり、更にビデオフレ
ームメモリ回路33及びこのビデオフレームメモリ回路
33への読出し/書込みを制御するためのTC回路21
等が必要であった。また、画像入力装置には、NTSC
エンコーダ回路16等が必要であり、装置全体が大規模
となるなどの問題点があった。
【0011】更には入力信号がNTSC信号の場合、イ
ンターレース信号であることと、表示側の周波数によっ
てはビデオフレームメモリ回路33への読出し/書込み
が非同期になるため、ビデオフレームメモリ回路33へ
の読出し/書込みがフレーム単位となったり、追い出し
現象が発生したりして、同一フレームを再度読出すこと
があり、動解像度が低下するなどの問題点があった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、画像入力装置とパソコン間等と
のインターフェース回路を簡素化するために、固体撮像
素子から出力される画像信号を表示側のパソコン等に直
接入力できるタイミングで読出すことができる画像入力
インターフェース装置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る画
像入力インターフェース装置は、固体撮像素子から読出
された画像信号をRGB信号に変換出力するRGBデコ
ーダ回路と、そのRGB信号を画像表示装置に出力され
るベース画像となるVGA信号に同期させ、その画像表
示装置に出力するシンクシグナルジェネレータ回路と、
そのVGA信号に基づいて水平,垂直同期信号,画素周
波数であるピクセルクロック及び切替信号を出力するタ
イミングコントローラ回路と、それら水平及び垂直同期
信号をカウントし、このカウント値に応じた分周比でそ
れら水平及び垂直同期信号を分周して、水平及び垂直読
出駆動パルスの出力タイミングを制御する水平及び垂直
タイミングパルスを水平及び垂直ドライブ回路へ出力す
るタイミングジェネレータ回路とを備えたものである。
【0014】請求項2の発明に係る画像入力インターフ
ェース装置は、請求項1に加え、水平及び垂直同期信号
の分周比を任意に可変するテーブル手段をタイミングジ
ェネレータ回路に備えたものである。
【0015】請求項3の発明に係る画像入力インターフ
ェース装置は、請求項1に加え、水平及び垂直同期信号
に対応する水平及び垂直同期期間内のピクセルクロック
の発振期間を可変する期間設定回路をタイミングジェネ
レータ回路に備えたものである。
【0016】請求項4の発明に係る画像入力インターフ
ェース装置は、請求項1に加え、ピクセルクロックの発
振期間の、水平及び垂直同期信号に対応する水平及び垂
直同期期間の相対的位置を可変する相対的位置設定回路
をタイミングコントローラ回路に備えたものである。
【0017】
【作用】請求項1の発明における画像入力インターフェ
ース装置は、画像表示装置から出力されるVGA信号と
同期した水平及び垂直同期信号を分周し、この結果得ら
れる水平及び垂直タイミングパルスに応じて固体撮像素
子から画像信号を読み出す水平及び垂直読出駆動パルス
が出力され、また画像信号がVGA信号に同期されて画
像表示装置へ出力されるので、インターフェース回路に
従来必要であったビデオフレームメモリ回路,メモリア
ドレス発生器,ビデオD/A回路が不用となり、また固
体撮像素子の出力側に接続されるNTSCエンコーダ回
路が不用となり、その分装置を簡素化でき、画像表示装
置との接続が容易となる。
【0018】請求項2の発明における画像入力インター
フェース装置は、請求項1に加え、テーブル手段によ
り、水平及び垂直同期信号の分周比が可変されることに
よって、画像信号の画素の読出周波数が可変され、画像
表示装置でのウィンドウ表示の大きさが可変される。
【0019】請求項3の発明における画像入力インター
フェース装置は、請求項1に加え、期間設定回路によ
り、水平及び垂直同期信号に対応する水平及び垂直同期
期間内のピクセルクロックの発振期間が可変されること
によって、画像信号の画素の読出範囲が可変され、画像
表示装置でのウィンドウ表示の範囲が可変される。
【0020】請求項4の発明における画像入力装置は、
請求項1に加え、相対的位置設定回路により、ピクセル
クロックの発振期間の、水平及び垂直同期信号に対応す
る水平及び垂直同期期間の相対的位置が可変されること
によって、画像信号の画素の読出位置が可変され、画像
表示装置でのウィンドウ表示の位置が可変される。
【0021】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例による画像入力装置の
構成を示すブロック図、図2は図1に示す画像入力装置
が接続されるパソコン側のビデオ入力インターフェース
回路の構成を示すブロック図、図3は図1に示すタイミ
ングジェネレータ回路の構成を示すブロック図であり、
これらの図において従来技術である図4と図5に示した
相当部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0022】図1において、35は図2に示すインター
フェース回路から送られてくる水平同期信号HS,垂直
同期信号VS及び画素周波数であるピクセルクロックに
応じてH/Vドライブ回路(水平/垂直ドライブ回路)
10,11のタイミングパルスを発生するタイミングジ
ェネレータ(以下TGと略す)回路である。36はプロ
セス回路8から出力される輝度及び色差信号のノンイン
ターレース補間用のラインメモリ回路、37はそのライ
ンメモリ回路36からのノンインターレース信号をデコ
ードしてRGB信号を得るRGBデコーダ回路である。
【0023】図2において、38は図1に示すTG回路
35への水平同期信号HS,垂直同期信号VS,表示画
素周波数であるピクセルクロック,インターフェース回
路内で使用される基準クロック及び切替信号を発生する
タイミングコントローラ(以下TCと略す)回路、39
はTC回路38から出力される基準クロックに応じて図
1に示すRGBデコーダ回路37から送られてきたRG
B信号を同期させるシンクシグナルジェネレータ(以下
SSGと略す)回路、23はMIX回路(ミキサ回路)
である。
【0024】図3において、40は水平方向アドレスカ
ウンタ回路、41は垂直方向アドレスカウンタ回路、4
2は分周比変換ルックアップテーブル回路(テーブル手
段)、43は水平方向分周比切替回路、44は垂直方向
分周比切替回路である。
【0025】次に動作について説明する。図1におい
て、アイリス1及びレンズ3を通して入力され固体撮像
素子5上に撮像された画像は、その固体撮像素子5によ
って光電変換され、この光電変換された画像信号がHド
ライブ回路10及びVドライブ回路11から出力される
読出駆動パルスHD,VDによって読出される。この
時、H/Vドライブ回路10,11が読出駆動パルスH
D,VDを出力するためのタイミングパルスHS,VS
を発生するのがTG回路35である。
【0026】TG回路35には、図2に示すTC回路3
8から送られてくるパソコン等表示側の外部同期信号で
ある水平同期信号HS,垂直同期信号VS及びピクセル
クロックが入力され、その同期信号HS及びVSをカウ
ントし、表示画素数及び固体撮像素子5の有効画素数又
は読出画素数に応じて分周することにより、外部同期信
号と同期したタイミングパルスを発生し、Hドライブ回
路10及びVドライブ回路11へ出力する。
【0027】固体撮像素子5より読出された画像信号
は、CDS回路6に入力され、ここで増幅及びS/N改
善が行われる。その後、1/γ補正回路7にて補正さ
れ、プロセス回路8にて、AGC,ALC,アパーチャ
ー補正,色分離及びホワイトバランス補正等の各種Y/
C信号処理が実行される。このとき、ラインメモリ回路
36は、各種Y/C信号処理が実行されたインターレー
スの読出信号を1ライン分メモリし、同一ラインを2度
読みすることによりノンインターレース信号に変換して
いる。このノンインターレース信号は、RGBデコーダ
回路37でデコードされてRGB信号に変換され、画像
信号として図2に示すインターフェース回路のSSG回
路39へ出力される。
【0028】また、マイコン回路13は、図示せぬ外部
のコントロールユニットから送出されてくるコントロー
ル信号で制御されることによって、アイリス駆動回路2
の駆動を制御し、この制御によってアイリス1の絞りを
コントロールして入射光量を調整し、更にレンズ駆動回
路4の駆動を制御し、この制御に応じてレンズ3の位置
をコントロールすることでフォーカス及びズームを調整
している。
【0029】一方、図2において、図1に示すRGBデ
コーダ回路37から送られてくるRGB信号はSSG回
路39に入力され、この入力されたRGB信号に、画面
表示のベース画像となるVGA信号25と同期したタイ
ミングの水平及び垂直同期信号が付加され、MIX回路
23へ出力される。この際、水平及び垂直同期信号を発
生するためのTC回路38からSSG回路39へ出力さ
れる基準クロックは、VGA信号25の同期信号がTC
回路38に入力されることによって作成される。この
時、TC回路38がVGA信号25と同期した水平同期
信号HS,垂直同期信号VS及びピクセルクロックを図
1に示すTG回路35へ出力することによって、RGB
デコーダ回路36から送られてくるRGB信号をVGA
信号25と同期させている。
【0030】またTC回路38は、CPUからCPUバ
スライン24を介して送られてくる制御データ及びアド
レスデータ等によって制御されている。MIX回路23
は、高速のスイッチング回路であり、TC回路38から
出力される切替信号によってSSG回路39から出力さ
れるRGB信号(カメラからの画像信号)とVGA信号
25とを切替えることによりRGBウィンドウ信号を出
力しており、この出力によってウィンドウ表示が行われ
る。
【0031】ここで、図1に示すTG回路35の動作を
図3を参照して説明する。図2に示すTC回路38から
出力されたパソコン等表示側の外部同期信号である水平
同期信号HS及びピクセルクロックが水平方向アドレス
カウンタ回路40に、垂直同期信号VS及び水平同期信
号HSが垂直方向アドレスカウンタ回路41に入力され
ると、各カウンタ回路40,41は各同期信号HS,V
Sを各々カウントし、このカウントによって得られるパ
ソコン等表示側のH/V画素数を分周比変換ルックアッ
プテーブル回路42へ出力する。
【0032】分周比変換ルックアップテーブル回路42
においては、入力された表示側のH/V画素数をパラメ
ータとすることにより、表示画像のアスペクト比及び表
示総画素数が判るので、これらに対応した固体撮像素子
5のH/V有効画素数又は読出画素数に応じた最適な分
周比をデータ(分周比データ)としてテーブルに書き込
むことによってテーブル変換を行っている。そして、テ
ーブルに書込まれた分周比データに応じて、水平方向分
周比切替回路43及び垂直方向分周比切替回路44が、
水平同期信号HS及び垂直同期信号VSを分周すること
によって、TG回路35に入力される外部同期信号(水
平同期信号HS,垂直同期信号VS及びピクセルクロッ
ク)と同期したH/Vタイミングパルスを図1に示すH
/Vドライブ回路10,11へ出力する。
【0033】従って、パソコン等表示側の外部同期信号
と同期したタイミングで、固体撮像素子5から画像信号
を画素毎に直接読出すことができるので、パソコン等表
示側の外部同期信号と同期の取れた画像信号(RGB信
号)を図1に示す画像入力装置から得ることができる。
V周期の周波数をパソコン等表示側と同一にすれば、リ
アルタイムに画像信号を読出すことができ、動解像度を
落とさずに表示することができる。
【0034】更に、TG回路35の分周比変換ルックア
ップテーブル回路42において、テーブルに書き込まれ
る分周比データを自由に書き替えることができるので、
その分周比率を変えることによって、H/Vドライブ回
路10,11へのタイミングパルスの周期を変え、これ
によって固体撮像素子5からの画像信号の読出周波数を
変えることができ、表示画面上の画面の大きさを変える
ことができる。また、テーブル回路42において、H/
Vの分周比データの分周比率を独立にテーブルに書き込
んで設定できるので、アスペクト比も自由に変えること
ができる。
【0035】また、TC回路38から出力され、TG回
路35に入力される表示側の外部同期信号である水平同
期信号HS,垂直同期信号VS及びピクセルクロックの
水平及び垂直同期信号期間内のスタートタイミング及び
エンドタイミングの期間を変えるように、TG回路35
に水平アドレスカウンタ回路40及び垂直アドレスカウ
ンタ回路41を設定するカウント期間設定回路を設ける
ことにより、固体撮像素子5の画像信号の読出しのスタ
ートアドレス及びエンドアドレスを変えることができ
る。これによって、固体撮像素子5から読出す画像信号
の範囲を変えることができ、表示される画像信号の範囲
も変えることができる。
【0036】更に、スタートタイミング及びエンドタイ
ミングのHS/HVとの相対的位置を変えることによっ
て、画像信号の表示位置も変えることができる。例え
ば、SSG回路39から出力されるRGB信号と水平及
び垂直同期信号のスタートタイミング及びエンドタイミ
ングとの相対的位置を可変にするように、TC回路38
にCPUからの制御データに基づいてSSG回路39に
読出位置制御信号を出力する相対的位置設定回路を設け
ることにより、画像信号の表示位置を変えることができ
る。このとき、MIX回路23への切替信号は、表示画
素周波数であるピクセルクロックのスタートタイミング
及びエンドタイミングと同じタイミングで出力され、V
GA信号25と切り替えられる。
【0037】この実施例の構成によれば、画像入力装置
から出力されるRGB信号(画像信号)をパソコン等表
示側の信号に同期するように構成したので、図5に示す
パソコン等表示側のビデオ入力インターフェース回路の
ビデオフレームメモリ回路33,メモリアドレス発生器
34,ビデオD/A回路22及び図4に示す画像入力装
置のNTSCエンコーダ回路16が不用となりその分装
置を簡素化でき、パソコン等との接続が容易となる。ま
た、パソコン等表示側の周波数に合わせて画像入力装置
からの画像を読み出すので動解像度を落とさずに画像表
示装置上に表示することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、固体撮像素子から読出された画像信号をRGB信号
に変換出力すると共に、そのRGB信号を画像表示装置
に出力されるベース画像となるVGA信号に同期させ、
その画像表示装置に出力し、更にそのVGA信号の水平
及び垂直同期信号をカウントし、このカウント値に応じ
た分周比でそれら水平及び垂直同期信号を分周した水平
及び垂直タイミングパルスを上記固体撮像素子を制御す
る水平及び垂直ドライブ回路へ出力するように構成した
ので、インターフェース回路に従来必要であったビデオ
フレームメモリ回路,メモリアドレス発生器,ビデオD
/A回路が不用となり、また画像入力装置の出力側に接
続されるNTSCエンコーダ回路が不用となり、その分
装置を簡素化でき、画像表示手段との接続が容易となる
効果がある。
【0039】請求項2の発明によれば、テーブル手段に
よって水平及び垂直同期信号の分周比を任意に可変する
ように構成したので、請求項1に加え、画像信号の画素
の読出周波数が可変され、画像表示装置でのウィンドウ
表示の大きさを可変できる効果がある。
【0040】請求項3の発明によれば、期間設定回路に
よって、水平及び垂直同期信号に対応する水平及び垂直
同期期間内のピクセルクロックの発振期間を可変するよ
うに構成したので、請求項1に加え、画像信号の画素の
読出範囲が可変され、画像表示装置でのウィンドウ表示
の範囲を可変できる効果がある。
【0041】請求項4の発明によれば、相対的位置設定
回路によって、ピクセルクロックの発振期間の、水平及
び垂直同期信号に対応する水平及び垂直同期期間の相対
的位置を可変するように構成したので、請求項1に加
え、画像信号の画素の読出位置が可変され、画像表示装
置でのウィンドウ表示の位置を可変できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による画像入力装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す画像入力装置が接続されるパソコ
ン側のビデオ入力インターフェース回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 図1に示すタイミングジェネレータ回路の構
成を示すブロック図である。
【図4】 従来の画像入力装置の構成を示すブロック図
である。
【図5】 図4に示す従来の画像入力装置が接続される
パソコン側のビデオ入力インターフェース回路の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
5 固体撮像素子、8 プロセス回路、10 水平ドラ
イブ回路、11 垂直ドライブ回路、23 MIX回路
(ミキサ回路)、35 TG回路(タイミングジェネレ
ータ回路)、37 RGBデコーダ回路、38 TC回
路(タイミングコントローラ回路)、39 SSG回路
(シンクシグナルジェネレータ回路)、42 分周比変
換ルックアップテーブル回路(テーブル手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平及び垂直ドライブ回路から出力され
    る水平及び垂直読出駆動パルスに応じて画像信号が読出
    される固体撮像素子と、この固体撮像素子から読出され
    た画像信号を輝度及び色差信号処理するプロセス回路
    と、このプロセス回路によって処理された信号をデコー
    ドしてRGB信号に変換するRGBデコーダ回路と、画
    像表示装置に出力されるベース画像となるVGA信号に
    上記RGBデコーダ回路から出力されるRGB信号を同
    期させるシンクシグナルジェネレータ回路と、そのVG
    A信号に基づいて水平,垂直同期信号,画素周波数であ
    るピクセルクロック及び切替信号を出力するタイミング
    コントローラ回路と、その切替信号に応じてそれらVG
    A信号と上記シンクシグナルジェネレータ回路から出力
    されるRGB信号とを切替え上記画像表示装置にウィン
    ドウ信号を出力するミキサ回路と、上記タイミングコン
    トローラ回路から出力された水平及び垂直同期信号をカ
    ウントし、このカウント値に応じた分周比でそれら水平
    及び垂直同期信号を分周して、水平及び垂直読出駆動パ
    ルスの出力タイミングを制御する水平及び垂直タイミン
    グパルスを上記水平及び垂直ドライブ回路へ出力するタ
    イミングジェネレータ回路とを備えた画像入力インター
    フェース装置。
  2. 【請求項2】 上記水平及び垂直同期信号の分周比を任
    意に可変するテーブル手段を上記タイミングジェネレー
    タ回路に備えたことを特徴とする請求項1記載の画像入
    力インターフェース装置。
  3. 【請求項3】 上記水平及び垂直同期信号に対応する水
    平及び垂直同期期間内の上記ピクセルクロックの発振期
    間を可変する期間設定回路を上記タイミングジェネレー
    タ回路に備えたことを特徴とする請求項1記載の画像入
    力インターフェース装置。
  4. 【請求項4】 上記ピクセルクロックの発振期間の、上
    記水平及び垂直同期信号に対応する水平及び垂直同期期
    間の相対的位置を可変する相対的位置設定回路を上記タ
    イミングコントローラ回路に備えたことを特徴とする請
    求項1記載の画像入力インターフェース装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006229907A (ja) * 2005-01-20 2006-08-31 Fuji Photo Film Co Ltd 撮像装置
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CN107071232A (zh) * 2017-05-08 2017-08-18 微迪科技(大连)有限公司 Vga视频信号分路系统

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