JPH08191385A - ファクシミリ装置及びカバーシート作成方法 - Google Patents

ファクシミリ装置及びカバーシート作成方法

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JPH08191385A
JPH08191385A JP7018344A JP1834495A JPH08191385A JP H08191385 A JPH08191385 A JP H08191385A JP 7018344 A JP7018344 A JP 7018344A JP 1834495 A JP1834495 A JP 1834495A JP H08191385 A JPH08191385 A JP H08191385A
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JP
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cover sheet
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JP7018344A
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English (en)
Inventor
Takashi Umeda
隆司 梅田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 同報通信時に各種の送信宛先ごとに異なるカ
バーシートをオペレータの最小限の操作で作成する。 【構成】 複数のカバーシートフォーマットをイメージ
データとして記憶する記憶手段86と、読取り手段1によ
り読取られた原稿がカバーシートフォーマットの何れに
該当するかを識別するイメージデータ判別手段2と、各
カバーシートフォーマットにおけるカバーシート情報の
展開位置及びメッセージ記入位置を記憶する情報展開座
標記憶手段87と、カバーシートフォーマットに該当する
と識別された原稿のイメージデータを蓄積して、カバー
シート情報の展開位置に展開したり、このイメージデー
タのメッセージ記入位置における画データを切取るイメ
ージ編集手段4とを設ける。操作者がメッセージのみを
記入したカバーシートを送信原稿とともに読取らせる
と、イメージ編集手段4が、カバーシート原稿の各情報
展開位置に情報を展開してカバーシートを編集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一の原稿を複数の宛
先に送信する同報通信機能を備えたファクシミリ装置及
び同報通信時のカバーシート作成方法に関し、特に、送
信宛先毎に異なるカバーシートを自動的に作成できるよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリで文書を送信する際、挨拶
文、用件、宛先名、宛先電話番号、発信元名、原稿枚
数、総ページ数等を記載したカバーシートを原稿の先頭
に付加するのが一般的である。
【0003】しかし、同一の原稿を複数の宛先に送信す
る同報通信の場合には、予め登録した宛先の各々に、蓄
積された原稿を同じように送信しているため、宛先毎に
宛先名などを変えたカバーシートを原稿に添えて送信す
ることができなかった。
【0004】また、各宛先に個別に原稿を送信する場合
でも、手書きやワードプロセッサー等を用いて送信先毎
のカバーシートを作成することは、大変な手間であっ
た。
【0005】こうした点を改善するため、送信宛先毎に
異なるカバーシートを自動的に作成するファクシミリ装
置及びそのカバーシート作成方法が種々開発されてい
る。
【0006】例えば、特開昭63−9365には、同報
通信に際して、宛先毎のカバーシートや個別のメッセー
ジを送信する方式が提案されている。
【0007】この方式では、カバーシート(頼信紙)の
画データを蓄積するために、各宛先向けの一定幅の個別
のカバーシート原稿を同報通信の宛先順に繋げたものを
用意する。また、カバーシートを送信するかどうかを決
めるデータを、送信モード等を指定するOMRシートに
併せて記入し、このOMRシートと、作成したカバーシ
ートと、送信原稿とを読取り部から読取らせる。OMR
シートがカバーシートの送信を指示しているときは、各
カバーシート原稿の画データと送信原稿の画データとが
順次ラベル付けされて蓄積され、同報通信時には、各宛
先別のカバーシート原稿と送信原稿とがそれぞれの宛先
に送信される。
【0008】また、特開平3−60270には、カバー
シートを自動的に作成するファクシミリ装置が提案され
ている。この装置は、原稿枚数を計数する計数手段と、
カバーシート情報を記憶する記憶手段と、原稿画像の送
信開始を指示する送信開始指示手段と、カバーシート付
加の指示をするカバーシート付加指示手段と、記憶手段
からカバーシート情報を読出して通信先に送信するよう
に制御する制御手段とを備えており、カバーシート情報
には、送信元名称情報、送信元電話番号、ダイヤル手段
でダイヤルされた通信先の電話番号情報、計数手段で計
数された原稿枚数、予め登録された中から選択されたコ
メント文などが含まれる。
【0009】この装置では、原稿が送信された最後にカ
バーシートが送信される。記憶手段には、予め登録され
た発信元名及び発信元電話番号や、操作者が予め登録さ
れている中から選択したコメント文が記憶され、また、
ダイヤル手段で通信先にダイヤルしたときの電話番号、
このダイヤル操作が登録されたワンタッチキーによって
行なわれたときは、ワンタッチキーに対して登録されて
いる相手名称が記憶手段に記憶され、さらに、計数手段
で計数された送信原稿の枚数が記憶される。
【0010】送信原稿の残り枚数が0になると、制御手
段の制御の下に、記憶手段に記憶されたカバーシート情
報が読出され、画情報に展開され、または、受信側がキ
ャラクタ選択データからの印字が可能な場合にはキャラ
クタ選択データのままで、通信先に送信される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のファク
シミリ装置でのカバーシート作成には、次のような問題
がある。
【0012】特開昭63−9365の方式では、オペレ
ータが、宛先ごとのカバーシート原稿を同報送信の宛先
の順序に繋げて連続するカバーシートを作成し、これを
読込ませているが、このカバーシートの宛先の順序を間
違えた場合でも、それをチェックする機構がないため、
間違いに気付かないまま、原稿の送信先に誤った宛先名
が記入されたカバーシートが送信されるミスの生じる可
能性がある。こうしたミスは、宛先数が多くなるほど発
生しやすく、ミスを犯さないためにはオペレータによる
相当の確認作業が余儀なくされる。
【0013】さらに、宛先毎に異なるカバーシートをそ
れぞれ個別に記憶しておかなければならないため、それ
相応の容量を備えた記憶媒体が必要になる。また、この
カバーシートをオペレータが手書きなどで作成するとな
ると、多くの手間を必要とする。
【0014】また、特開平3−6027の装置では、カ
バーシートのコメント欄に表示できる文字列が、装置に
予め登録されているものだけに限られるため、非常に表
現の乏しいカバーシートとなってしまう。また、カバー
シートの送信先名は、ワンタッチキー操作を行なった場
合にのみ記入され、テンキー操作でダイヤルした場合に
は、この送信先名の欄に何の情報も記入されない。
【0015】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、同報通信時に、送信宛先ごとに異なるカ
バーシートをオペレータの最小限の操作で作成すること
ができ、また、カバーシートを短い通信時間で送信する
ことができるファクシミリ装置及びカバーシートの作成
方法を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、送
信原稿を読取る読取り手段と、読取った原稿を蓄積する
蓄積手段と、入力された宛先を記憶する送信先記憶手段
と、読取った原稿を回線を通じて宛先に送信する回線制
御手段とを具備する、同報通信機能を備えたファクシミ
リ装置において、複数のカバーシートフォーマットをイ
メージデータとして記憶するカバーシートフォーマット
記憶手段と、読取り手段により読取られた原稿のイメー
ジデータがカバーシートフォーマットの何れに該当する
かを識別するイメージデータ判別手段と、各カバーシー
トフォーマットにおけるカバーシート情報の展開位置及
びメッセージ記入位置を記憶する情報展開座標記憶手段
と、読取り手段が読取り、イメージデータ判別手段がカ
バーシートフォーマットに該当すると識別した原稿のイ
メージデータを蓄積して、このイメージデータのカバー
シート情報の展開位置にカバーシート情報の画データを
展開したり、または、このイメージデータのメッセージ
記入位置における画データを切取るイメージ編集手段と
を設けている。
【0017】また、同報通信時の送信原稿に添えて各宛
先に送信するファクシミリのカバーシートを作成する作
成方法において、カバーシートフォーマットのメッセー
ジ記入位置にメッセージが記入されている原稿を読取っ
てそのイメージデータを蓄積し、このイメージデータの
所定位置に、ダイヤル操作で入力された宛先の電話番
号、送信日時、送信原稿枚数、送信元電話番号及び送信
元名の1または2以上の画データを展開し、さらに、こ
のイメージデータの宛先名の位置に、宛先の電話番号が
短縮ダイヤルで入力されたときには、短縮ダイヤルに対
応して記憶している宛先名の画データを、また、宛先の
電話番号が通常のダイヤル操作で入力されたときには、
相手局から受信した識別信号を展開して、各宛先に送信
するカバーシートを作成している。
【0018】また、同報通信時の送信原稿に添えて各宛
先に送信するファクシミリのカバーシートを作成する作
成方法において、カバーシートフォーマットのメッセー
ジ記入位置にメッセージが記入されている原稿を読取っ
てそのイメージデータを蓄積し、相手局から受信した非
標準識別信号(NSF)のデータから相手局にカバーシ
ート編集機能が有ることを確認したときは、カバーシー
トフォーマットの識別番号と、宛先の電話番号、宛先
名、送信日時、送信原稿枚数、送信元電話番号及び送信
元名の1または2以上のカバーシート情報とを非標準機
能設定信号(NSS)のデータに設定して送信し、次い
で、蓄積した原稿のイメージデータのメッセージ記入位
置を切出して送信する。
【0019】また、この非標準機能設定信号のデータを
受信した受信側は、記憶する複数のカバーシートフォー
マットの中から識別番号に該当するカバーシートフォー
マットを読出し、このカバーシートフォーマットの所定
位置に宛先の電話番号、宛先名、送信日時、送信原稿枚
数、送信元電話番号または送信元名の画データを展開
し、カバーシートフォーマットのメッセージ記入位置に
受信したメッセージ記入位置のイメージデータを展開す
る。
【0020】
【作用】そのため、このファクシミリ装置を使用する操
作者は、送信原稿に適したフォーマットのカバーシート
を選択し、それに必要なメッセージを記入して、送信原
稿とともに読取らせる。
【0021】受信側がこのファクシミリ装置と同じカバ
ーシート編集機能を備えているときは、送信側は、イメ
ージデータ判別手段で識別したカバーシートフォーマッ
トの識別番号と、宛先の電話番号、宛先名、送信日時、
送信原稿枚数、送信元電話番号、送信元名などのカバー
シート情報とを非標準機能設定信号のデータに設定して
送信し、イメージ編集手段が切り取ったカバーシートの
メッセージ部分のみをイメージデータとして送信する。
【0022】これらのデータを受信したファクシミリ装
置では、イメージ編集手段が、カバーシートフォーマッ
ト記憶手段の記憶するカバーシートフォーマットの中か
ら識別番号に該当するカバーシートフォーマットのイメ
ージデータを読出し、情報展開座標記憶手段の記憶する
情報展開位置に、受信した各カバーシート情報の画デー
タを展開し、また、情報展開座標記憶手段の記憶するメ
ッセージ位置に、受信したメッセージのイメージデータ
を展開してカバーシートを作成する。
【0023】一方、受信側のファクシミリ装置がカバー
シート編集機能を持たないときは、送信側装置のイメー
ジ編集手段は、読取ったカバーシート原稿の各情報展開
位置にカバーシート情報を展開してカバーシートを編集
し、このカバーシートのイメージデータを各宛先に送信
する。
【0024】カバーシートの宛先名には、宛先の電話番
号の入力が短縮ダイヤルで行なわれているときは、短縮
ダイヤルに対応して記憶されている宛先名が記入され、
また、宛先の電話番号が通常のダイヤル操作で入力され
ているときには、相手局から受信した非標準機能識別信
号(NSF)または被呼端末識別信号(CSI)の所定
データが記入される。
【0025】
【実施例】実施例におけるファクシミリ装置は、図1に
示すように、送信原稿を読取る原稿読取り手段1と、送
信原稿を蓄積する送信原稿蓄積手段3と、送信原稿蓄積
手段3に蓄積された原稿枚数を計数する送信原稿計数手
段7と、送信先電話番号を入力する電話番号入力手段5
と、短縮ダイヤルで送信宛先を入力する短縮ダイヤル入
力手段10と、一般公衆回線11と接続して原稿を定められ
た手順で宛先に送信する回線制御手段9と、原稿読取り
手段1で読取った原稿がカバーシートであるかどうかを
識別するイメージデータ判別手段2と、カバーシートの
編集やカバーシートの手書きメッセージ領域の切取りを
行なうイメージ編集手段4と、時間を計時するタイマ6
と、全体の動作を制御する制御手段12と、各種データを
記憶する記憶手段8とを備え、記憶手段8は、送信元情
報を記憶する送信元情報記憶手段82と、送信原稿計数手
段7により計数された原稿枚数を記憶する原稿枚数記憶
手段81と、電話番号入力手段5または短縮ダイヤル入力
手段10から入力された送信宛先の電話番号を記憶する送
信先情報記憶手段83と、送信宛先数を記憶する送信宛先
数記憶手段85と、短縮ダイヤルと正規の電話番号と宛先
名との対応関係を記憶する宛先情報記憶手段84と、複数
のカバーシートフォーマットのイメージデータを記憶す
るカバーシートフォーマット記憶手段86と、カバーシー
トの各情報を展開するカバーシート上の座標位置を記憶
する情報展開座標記憶手段87とを具備している。
【0026】図2は、実施例で用いるカバーシートのフ
ォーマットの例である。図示するように、フォーマット
1(2−1)からフォーマットn(2−4)までの複数
のフォーマットがあり、それぞれ先頭にカバーシートフ
ォーマット識別領域(2−2、2−5)が設けられてい
る。これは、実施例の装置が原稿を読込んだ際、それが
カバーシートフォーマットであると認識するとともに、
カバーシートの作成が指示されたと認識するためのもの
である。
【0027】図2の2−3、2−6は手書きメッセージ
領域であり、それぞれのカバーシートフォーマットにお
いて唯一オペレータが記入するための領域である。ここ
に、例えば「先日の会議の議事録です。」や「本資料に
ついてのご意見が御座いましたら、大至急御連絡お願い
致します。」等、定型の挨拶分ではなく、今から送信す
る原稿について触れたコメントを記入する。そのコメン
トの内容は、当然、送信する原稿によって変わる。
【0028】このファクシミリ装置にカバーシートを自
動作成させ、複数の宛先に原稿を送信する場合のオペレ
ータの操作手順を図5のフローチャートに示している。
【0029】ステップ5−1:まず、オペレータは図2
に示す複数あるカバーシートフォーマットの中から何れ
かを選択する。カバーシートフォーマットは、今から送
信する原稿がカバーシートフォーマット内に既に印字さ
れている挨拶分やレイアウト等にマッチしているかどう
かと云う点を基準に、複数用意されているフォーマット
の中から選択する。
【0030】ステップ5−2:次に、選択したカバーシ
ートに手書きでメッセージを記入するかどうかを決定す
る。これは前述した通り、受信者に対して送信する原稿
についての説明を加えるものであり、メッセージが必要
ない場合にはメッセージ領域へのメッセージの記入は行
なわず、 ステップ5−3:必要な場合にのみ、メッセージを記入
する。
【0031】ステップ5−4:次いで、宛先を入力す
る。送信する宛先が短縮ダイヤルに登録されている場合
は、 ステップ5−5:短縮ダイヤル操作を行ない、 ステップ5−6:そうでない場合はテンキーによるダイ
ヤル操作を行なう。
【0032】ステップ5−7:まだ送信する宛先がある
かどうかを判断し、 ステップ5−8:次の宛先がある場合には、次の宛先と
の区切りを意味する区切り操作を行ない、ステップ5−
4に戻る。宛先を全て入力し終えた時は、 ステップ5−9:原稿の先頭にカバーシートを置いて、
カバーシートと原稿とを原稿読み取り部にセットし、 ステップ5−10:スタートボタンを押下げる。それによ
って、原稿の読み取りが開始され、オペレータの操作は
終了する。
【0033】次に、オペレータが以上の操作を行なった
ときの、ファクシミリ装置の動作について、図6のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0034】ステップ6−1:操作者が宛先を指定する
と(ステップ5−5、ステップ5−6)、送信先情報記
憶手段83は、入力された電話番号を順に記憶し、 ステップ6−2:送信宛先数記憶手段85は、その宛先数
を記憶する。
【0035】ステップ6−3:次に、操作者がスタート
ボタンを押下げると(ステップ5−10)、原稿読取り手
段1は原稿の読取りを開始する。
【0036】ステップ6−4:イメージデータ判別手段
12は、原稿の先頭ページの数ラインの読取り結果を基
に、先頭の原稿がカバーシートフォーマット識別領域2
−2、2−5のビットパターンのどれに該当しているか
を識別する。もし、イメージデータ判別手段12が、カバ
ーシートフォーマットのビットパターンの何れかに該当
していると識別したときは、 ステップ6−5:イメージデータ編集手段4は、イメー
ジデータ判別手段12が識別したフォーマット番号を記憶
するとともに、原稿読取り手段1の読取ったイメージデ
ータを格納する。
【0037】ステップ6−6:続いて原稿読取り手段1
が読込んだ2ページ目以降の原稿は送信原稿蓄積手段3
が蓄積する。 ステップ6−7:送信原稿計数手段7は、原稿が1枚読
み込まれるごとに送信原稿枚数をカウントアップする。
【0038】ステップ6−8:最終ページの読込みが終
えると、 ステップ6−9:送信原稿計数手段7のカウント数が原
稿枚数記憶手段81に送られて記憶される。こうして、原
稿を読取るまでの一連の処理が終了する。
【0039】次に、原稿読取り後の処理を図7を用いて
説明する。
【0040】ステップ7−1:まず、回線制御手段9
は、送信先情報記憶手段83に記憶された最初の宛先電話
番号にダイヤリングし、呼の確立を行なう。
【0041】ステップ7−2:呼確立後、制御手段12
は、カバーシートの作成指示があるかどうか、つまり、
ステップ6−4で、イメージデータ判別手段12がカバー
シートフォーマットのビットパターンの何れかを識別し
たかどうかを確認する。識別していない場合には、カバ
ーシートなしで原稿を送信するためにステップ7−21に
移行する。
【0042】ステップ7−3:カバーシートの作成が指
示されているときは、制御手段12は、回線制御手段9を
通じてNSF信号(非標準機能識別信号)を受信してい
るかどうかを識別する。
【0043】このNSF信号は、ファクシミリ通信手順
を定めたITU−T(旧CCITT)Tシリーズ勧告の
範囲外にある特定の利用者の要求を識別するためのオプ
ション信号であり、各ファクシミリ装置から出力される
必須の信号ではない。実施例のカバーシート作成方法で
は、このNSF信号の特定のビットをカバーシート編集
機能の有無を知らせるビットに割り付けている。相手先
にカバーシート編集機能がある場合には、カバーシート
情報と手書きのメッセージ領域の画像データとを相手先
に送信し、カバーシートの作成を相手先で行なわせる。
この場合には、カバーシートの送信に要する通信時間を
短縮することができる。
【0044】このNSF信号を利用する場合については
後に詳細に説明する。ステップ7−3においてNSF信
号を受信しない場合、つまり、受信側ファクシミリにカ
バーシートの作成能力がない場合には、送信側ファクシ
ミリ装置において、次の手順でカバーシートを作成し、
送信する。
【0045】ステップ7−14:受信側ファクシミリか
ら、受信側ファクシミリを特定するための信号であるC
SI信号を受信すると、 ステップ7−15:現在通信している宛先の電話番号が短
縮ダイヤル操作によって入力されたものか、テンキーに
より入力されたものかを判断し、 ステップ7−16:テンキーにより電話番号が指定されて
いる場合には、宛先情報記憶手段84に、CSI信号の内
容を宛先名として記憶する。
【0046】なお、短縮ダイヤル操作に対しては、図4
に示すように、短縮ダイヤル番号と宛先名称(a)と宛
先FAX番号(b)との関係が記述された宛先情報テー
ブルが宛先情報記憶手段84に記憶されており、入力され
た短縮ダイヤル番号に該当する宛先名称及び宛先FAX
番号を特定できるようになっている。
【0047】ステップ7−17:次に、イメージデータ編
集手段3は、カバーシートの編集処理を行なう。これに
ついて図面を用いて詳細に説明する。
【0048】図3は、情報展開座標記憶手段87に記憶さ
れた情報展開座標テーブルの概念図を示している。情報
展開座標テーブルには、複数のカバーシートフォーマッ
ト番号に対して、宛先名(a)、宛先電話番号(b)、
発信元名(c)、発信元電話番号(d)、送信日時
(e)、原稿枚数(f)、及び手書きメッセージ領域
(g)の各座標位置が記述されている。この座標位置
は、前記の各項目が、ステップ6−5でイメージ編集手
段4に格納されたカバーシートのイメージデータのどの
位置に展開されるかを示したものであり、図3中のa.
〜g.は、図2におけるa.〜g.の座標位置をそれぞ
れ示している。
【0049】イメージデータ編集手段4は、この情報展
開座標テーブルを参照し、記憶しているカバーシートフ
ォーマット番号に対応する各項目の座標位置に、それぞ
れの項目の情報を次のように展開する。
【0050】まず、発信元名(c)及び発信元電話番号
(d)は、予め送信元情報記憶手段82に登録されている
キャラクタデータを画データに変換し、カバーシートの
発信元名称座標位置(c)及び発信元電話番号座標位置
(d)に展開する。次に、送信日時はタイマー6のクロ
ックを読出し、画データに変換して送信日時座標位置
(e)に格納する。原稿枚数は、原稿読取り時に原稿枚
数記憶手段81に記憶されたものであり、これを画データ
として原稿枚数座標位置(f)に展開する。
【0051】更に、宛先名及び宛先電話番号について
は、現在通信中の宛先が短縮ダイヤル操作による場合に
は、宛先情報記憶手段84に記憶された宛先情報テーブル
から、該当する短縮ダイヤル番号に対応する宛先名称
(a)及び宛先FAX番号(b)のキャラクタデータを
読出し、画データとして宛先名座標位置(a)及び宛先
電話番号座標位置(b)に展開する。
【0052】一方、現在通信中の宛先がテンキー操作に
よる場合は、宛先名にはステップ7−16で記憶したCS
I信号の内容を宛先名座標位置(a)に画データとして
展開し、通信中のダイヤル番号を宛先電話番号座標位置
(b)に展開する。
【0053】手書きメッセージ領域(2−3、2−6)
に操作者が手書きのメッセージを書込んでいる場合に
は、当然その内容が記入された状態でカバーシートが読
込まれ、イメージデータ編集手段4に格納されている。
従って、この時点でイメージデータ編集手段4には、図
9に図示するような、宛先ごとの異なる情報と、操作者
が手書きで入力したイメージデータとを含むカバーシー
トが格納されていることになる。
【0054】さて、カバーシートの作成が終了すると、 ステップ7−18:送信端末を表示するTSI信号と送信
時の機能を選択するDCS信号(NSF信号を受けてい
た場合はNSS信号)とを相手ファクシミリ装置に送出
した後、 ステップ7−19:ステップ7−17で作成したカバーシー
トを画データの1ページ目として相手装置に送信し、カ
バーシートの作成及び送信は完了する。
【0055】ステップ7−20:次に、カバーシート以外
の入力原稿を送信原稿蓄積手段3から読出して送信し、 ステップ7−21:入力された原稿が全て送信完了した時
点で回線を切断し、1つの宛先の送信動作を完了する。
【0056】ステップ7−22:次いで、送信済み宛先数
をカウントアップし、 ステップ7−23:その数と、送信宛先数記憶手段85に記
憶した送信宛先数とを比較し、 ステップ7−24:未送信宛先があれば、次の宛先番号へ
の発呼処理を行ない、全宛先に対して送信を完了するま
で上記の動作を繰り返す。
【0057】ところで、NSF信号については先に簡単
に説明したが、ここでそのフォーマットについて図面を
用いて説明する。
【0058】図10は、実施例のカバーシート作成方法
で用いるNSF(被呼側から発呼側に伝送する非標準機
能識別信号)またはNSS(発呼側から被呼側に伝送す
る非標準機能設定信号)のファクシミリインフォメーシ
ョンフィールド(FIF)のフレーム構成概念図を示し
ている。この中で、ITU−TメンバーコードのみはI
TU−T,T.30において必須なフィールドとされて
いるが、それ以降のフィールドは規格化されていないも
ので、非標準機能の表示に使用することが許されてい
る。ここでは、ITU−Tメンバーコード以降のフィー
ルドを、機能・方式指定情報を表示する機能・方式指定
フィールドと、カバーシートの各項目の情報を表示する
キャラクタ拡張フィールドとに分けて使用する。
【0059】機能・方式指定フィールドでは、通信速
度、圧縮方式、垂直解像度など、標準的なファクシミリ
通信を行なう際に必要な情報のほかに、非標準機能であ
るカバーシート編集機能の有無や、キャラクタフィール
ド拡張の有無、また手書きメッセージ領域の有無などを
表示するためのビットをそれぞれ割り当てている。
【0060】キャラクタ拡張フィールドは、機能・方式
指定フィールドのキャラクタフィールド拡張ビットを
“拡張あり”に設定した場合にのみ付加し、次の内容の
情報を表示する。
【0061】まず、キャラクタIDである。このキャラ
クタIDは、NSF(またはNSS)信号送出側ファク
シミリを特定するために、会社名、部署名、使用者名な
どからなる発信元情報をキャラクタデータで表してID
としたものである。例えば、図9中に発信元として記載
されている「松下運輸(株) 営業1課 山本浩二」の
ような文字列である。
【0062】次のカバーシート情報は、機能・方式指定
フィールドのキャラクタフィールド拡張ビットが“拡張
あり”で、かつ、カバーシート編集機能ビットが“機能
あり”に設定されている場合にのみ付加され、カバーシ
ート識別番号、宛先名、宛先電話番号、発信元名、発信
元電話番号、送信日時、原稿枚数からなるカバーシート
情報がキャラクタデータで表される。カバーシート情報
は、NSS信号の場合のみ付加され、NSF信号には付
加されない。
【0063】さて、ステップ7−3において、受信側フ
ァクシミリからNSF信号を受信した場合は、 ステップ7−4:前述のステップ7−16と同様に、現在
通信中の宛先の電話番号が短縮ダイヤル操作によるもの
かどうかを確認し、 ステップ7−5:短縮ダイヤル操作でない場合、つまり
宛先情報テーブルに宛先名が記載されていない場合に
は、宛先情報記憶手段84に、受信したNSF信号のキャ
ラクタIDを宛先名として記憶する。
【0064】ステップ7−6:次に、受信したNSF信
号の機能・方式指定フィールドにおけるカバーシート編
集機能ビットが“機能あり”に設定されているかどうか
を確認し、 ステップ7−7:このビットが“機能あり”に設定され
ているときは、受信側にカバーシート編集機能があると
判断し、送信するNSS信号の機能・方式指定フィール
ドのカバーシート編集機能ビットを“機能あり”に設定
し、さらに、送信するNSS信号のキャラクタ拡張フィ
ールドのカバーシート情報に、カバーシート識別番号、
宛先名、宛先電話番号、発信元名、発信元電話番号、送
信日時、原稿枚数をそれぞれ、キャラクタデータで書き
込む。
【0065】一方、受信したNSF信号の機能・方式指
定フィールドのカバーシート編集機能ビットが“機能な
し”であった場合には、ステップ7−17におけるカバー
シート編集処理を行なう。このとき、宛先名としてカバ
ーシートに展開する情報には、受信したNSF信号のキ
ャラクタIDを用いる。
【0066】ステップ7−8:次に、現在イメージデー
タ編集手段4に格納されているカバーシートの手書きメ
ッセージ領域2−3、2−6に手書きのメッセージが記
入されているかどうかを確認する。これは情報展開座標
記憶手段87に記憶した情報展開座標テーブルの手書きメ
ッセージ矩形座標位置gを参照し、格納されているカバ
ーシートの該当する座標の矩形領域のビットパターンを
判定することで実現する。ビットパターンが全て白の場
合は手書きのメッセージが記入されていないものとみな
す。逆に白以外のパターンがあった場合には、手書きの
メッセージが記入されているものと判断し、 ステップ7−9:送信するNSS信号の機能・方式指定
フィールドの手書きメッセージビットに“メッセージあ
り”を設定し、 ステップ7−10:作成したNSS信号を受信側ファクシ
ミリに送信する。
【0067】ステップ7−11:手書きメッセージの記入
がなされている場合、即ち、送信したNSS信号の手書
きメッセージビットに“メッセージあり”を設定した場
合には、 ステップ7−12:イメージデータ編集手段4は、手書き
メッセージ矩形座標位置gを参照して、格納しているカ
バーシートの該当する座標の矩形データを切取り、 ステップ7−13:切取った手書きメッセージのみの矩形
データを1ページ目の画データとして受信側ファクシミ
リに送信する。
【0068】このあと、前述したステップ7−21から7
−24の動作を繰り返す。
【0069】このように、カバーシートを1ページとし
て扱わずに、カバーシート情報と手書きメッセージ領域
とに分割して、それぞれを送信する場合には、カバーシ
ートの通信時間を短縮することができる。
【0070】一方、このときの受信側ファクシミリの動
作を、図8を用いて説明する。
【0071】まず、着呼があると、 ステップ8−1:NSF信号の機能・方式指定フィール
ドのカバーシート編集機能ビットを“機能あり”に設定
し、 ステップ8−2:NSF信号を送信側ファクシミリに送
信する。
【0072】ステップ8−3:次に、NSS信号を受信
したかどうかを確認する。NSS信号は、NSF信号と
同様に必須ではないため、受信しない場合もあり得る。
受信しなかった場合は、カバーシート情報の送信はない
ものとみなし、通常の原稿受信(ステップ8−11)を行
なう。
【0073】ステップ8−4:NSS信号を受信した場
合には、受信したNSS信号の機能・方式指定フィール
ドのカバーシート編集機能ビットの状態を確認し、カバ
ーシート編集機能ビットが“機能あり”に設定されてい
るときは、受信側ファクシミリでのカバーシートの作成
が指示されたものとみなし、以下のカバーシート編集処
理を行なう。
【0074】ステップ8−5:まず、受信したNSS信
号のキャラクタ拡張フィールドにおけるカバーシート情
報のカバーシート識別番号を参照し、該当するカバーシ
ートフォーマットをカバーシートフォーマット記憶手段
86より読み出し、 ステップ8−6:イメージ編集手段4に展開する。
【0075】ステップ8−7:次に、受信したNSS信
号のキャラクタ拡張フィールドのカバーシート情報にキ
ャラクタデータで書き込まれている宛先名、宛先電話番
号、発信元名、発信元電話番号、送信日時、原稿枚数
を、情報展開座標記憶手段87に格納された情報展開座標
テーブルを参照して、それぞれの座標位置に画データと
して展開する。
【0076】ステップ8−8:さらに、受信したNSS
信号の手書きメッセージビットの状態を確認し、“手書
きメッセージあり”の場合には、 ステップ8−9:1ページ目の画データを手書きメッセ
ージの矩形データとして受信する。
【0077】ステップ8−10:受信した画データは、情
報展開座標テーブルの手書きメッセージ矩形座標位置g
を参照して、カバーシートの該当する座標に、受信した
手書きメッセージを展開する。この時点でイメージデー
タ編集手段4には、図9に図示するような、宛先により
異なる情報と、操作者により手書きで入力されたイメー
ジデータとを含むカバーシートが格納されていることに
なる。
【0078】ステップ8−11:次に、カバーシート以外
の原稿を受信し、 ステップ8−12:全ての原稿の受信が完了した時点で回
線を切断し、受信動作を完了する。
【0079】このように、カバーシートを1ページとし
て扱わず、カバーシート情報と手書きメッセージ領域と
に分割してそれぞれを受信し、これらの情報から受信側
ファクシミリにおいてカバーシートを作成することによ
り、カバーシートの通信時間を短縮することが可能にな
る。
【0080】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のファクシミリ装置は、同報通信において、
宛先ごとに宛先名や宛先ファクシミリ番号を変えたカバ
ーシートを作成して、それぞれの宛先に送信することが
できる。このカバーシートには、手書きメッセージを加
えることができ、送信原稿に適した、多彩な内容を伝え
ることができる。このカバーシートを作成するために操
作者に求められる操作は、カバーシートのフォーマット
を選択することと、選択したカバーシートにメッセージ
を書き加えることだけである。従って、操作者の手間は
最小限で済む。また、宛先ごとに変更する必要があるカ
バーシート情報は、全て自動的に記入されるため、ミス
の発生が回避できる。
【0081】また、テンキーによって送信先をダイヤル
した場合でも、カバーシートの宛先名に、相手局から受
信した非標準機能識別信号(NSF)または被呼端末識
別信号(CSI)の所定データを記入することができ、
宛先名が空欄のままのカバーシートを送信してしまう事
態を防ぐことができる。
【0082】また、非標準機能設定信号(NSS)を用
いてカバーシート情報を送信するカバーシート作成方法
では、画データの送信が手書きメッセージ領域だけで済
むため、カバーシートの通信時間を大幅に短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるファクシミリ装置の構
成を示すブロック図、
【図2】実施例のファクシミリ装置で使用するカバーシ
ートフォーマットの例、
【図3】実施例のファクシミリ装置の情報展開座標記憶
手段に格納される情報展開座標テーブルの概念図、
【図4】実施例のファクシミリ装置の宛先情報記憶手段
に格納される宛先情報テーブルの概念図、
【図5】実施例のファクシミリ装置を操作するオペレー
タの操作手順を示すフローチャート、
【図6】実施例のファクシミリ装置の原稿読取り手順を
示すフローチャート、
【図7】実施例のファクシミリ装置の原稿読取り後の処
理を示すフローチャート、
【図8】実施例のファクシミリ装置が受信側の場合の処
理を示すフローチャート、
【図9】実施例のファクシミリ装置のイメージ編集手段
に格納されたカバーシート完成概念図、
【図10】実施例のファクシミリ装置で用いるNSFま
たはNSS信号のファクシミリインフォメーションフィ
ールドのフレーム構成概念図である。
【符号の説明】
1 原稿読取り手段 2 イメージデータ判別手段 3 送信原稿蓄積手段 4 イメージデータ編集手段 5 電話番号入力手段 6 タイマー 7 送信原稿計数手段 8 記憶手段 81 原稿枚数記憶手段 82 送信元情報記憶手段 83 送信先情報記憶手段 84 宛先情報記憶手段 85 送信宛先数記憶手段 86 カバーシートフォーマット記憶手段 87 情報展開座標記憶手段 9 回線制御手段 10 短縮ダイヤル入力手段 11 一般公衆回線 12 制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信原稿を読取る読取り手段と、読取っ
    た原稿を蓄積する蓄積手段と、入力された宛先を記憶す
    る送信先記憶手段と、読取った原稿を回線を通じて宛先
    に送信する回線制御手段とを具備する、同報通信機能を
    備えたファクシミリ装置において、 複数のカバーシートフォーマットをイメージデータとし
    て記憶するカバーシートフォーマット記憶手段と、 前記読取り手段により読取られた原稿のイメージデータ
    が前記カバーシートフォーマットの何れに該当するかを
    識別するイメージデータ判別手段と、 各カバーシートフォーマットにおけるカバーシート情報
    の展開位置及びメッセージ記入位置を記憶する情報展開
    座標記憶手段と、 前記読取り手段が読取り、前記イメージデータ判別手段
    がカバーシートフォーマットに該当すると識別した原稿
    のイメージデータを蓄積し、前記イメージデータのカバ
    ーシート情報の展開位置にカバーシート情報の画データ
    を展開し、または、前記イメージデータのメッセージ記
    入位置の画データを切取るイメージ編集手段とを設けた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 同報通信時の送信原稿に添えて各宛先に
    送信するファクシミリのカバーシートを作成する作成方
    法において、 カバーシートフォーマットのメッセージ記入位置にメッ
    セージが記入されている原稿を読取ってそのイメージデ
    ータを蓄積し、前記イメージデータの所定位置に、ダイ
    ヤル操作で入力された宛先の電話番号、送信日時、送信
    原稿枚数、送信元電話番号及び送信元名の1または2以
    上の画データを展開し、さらに、前記イメージデータの
    宛先名の位置に、前記宛先の電話番号が短縮ダイヤルで
    入力されたときには、前記短縮ダイヤルに対応して記憶
    している宛先名の画データを、また、前記宛先の電話番
    号が通常のダイヤル操作で入力されたときには、相手局
    から受信した識別信号を展開して、各宛先に送信するカ
    バーシートを作成することを特徴とするカバーシート作
    成方法。
  3. 【請求項3】 同報通信時の送信原稿に添えて各宛先に
    送信するファクシミリのカバーシートを作成する作成方
    法において、 カバーシートフォーマットのメッセージ記入位置にメッ
    セージが記入されている原稿を読取ってそのイメージデ
    ータを蓄積し、相手局から受信した非標準識別信号(N
    SF)のデータから相手局にカバーシート編集機能が有
    ることを確認したときは、前記カバーシートフォーマッ
    トの識別番号と、宛先の電話番号、宛先名、送信日時、
    送信原稿枚数、送信元電話番号及び送信元名の1または
    2以上のカバーシート情報とを非標準機能設定信号(N
    SS)のデータに設定して送信し、次いで、蓄積した前
    記原稿のイメージデータのメッセージ記入位置を切出し
    て送信することを特徴とするカバーシート作成方法。
  4. 【請求項4】 前記非標準機能設定信号のデータを受信
    した受信側が、記憶する複数のカバーシートフォーマッ
    トの中から前記識別番号に該当するカバーシートフォー
    マットを読出し、このカバーシートフォーマットの所定
    位置に前記宛先の電話番号、宛先名、送信日時、送信原
    稿枚数、送信元電話番号または送信元名の画データを展
    開し、前記カバーシートフォーマットのメッセージ記入
    位置に受信した前記メッセージ記入位置のイメージデー
    タを展開することを特徴とする請求項3に記載のカバー
    シート作成方法。
JP7018344A 1995-01-11 1995-01-11 ファクシミリ装置及びカバーシート作成方法 Pending JPH08191385A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7646517B2 (en) 2004-02-27 2010-01-12 Seiko Epson Corporation Image processing system and image processing method
US8023145B2 (en) 2004-02-27 2011-09-20 Seiko Epson Corporation Image processing system and image processing method
CN102903332A (zh) * 2012-10-23 2013-01-30 西安诺瓦电子科技有限公司 一种led显示屏的异步控制方法和异步控制卡

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