JPH08191176A - プリント配線板 - Google Patents
プリント配線板Info
- Publication number
- JPH08191176A JPH08191176A JP299095A JP299095A JPH08191176A JP H08191176 A JPH08191176 A JP H08191176A JP 299095 A JP299095 A JP 299095A JP 299095 A JP299095 A JP 299095A JP H08191176 A JPH08191176 A JP H08191176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring board
- printed wiring
- corner
- radiation noise
- signal pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
- H05K1/0216—Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント配線板の放射ノイズを低減する。
【構成】 プリント配線板２１の一角２１ａにＬＳＩ２
３を設け、長い方の辺の角に、ＬＳＩ２３に近接してコ
ネクタ２４を接続する。
３を設け、長い方の辺の角に、ＬＳＩ２３に近接してコ
ネクタ２４を接続する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器から放射され
る不要電磁波ノイズを減少させる構造を有するプリント
配線板に関する。
る不要電磁波ノイズを減少させる構造を有するプリント
配線板に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、電子装置から放射される不要電磁
波ノイズ対策には、完成した装置が放射ノイズによって
誤動作するなどの事故が起こった際に、対処療法的に採
用されるものが多い。例えば、筐体のシールド強化、電
子回路に対するノイズ対策部品の使用、電子回路のアー
ス強化、配線やケーブルなどに対する各種ノイズ対策部
品の使用などが挙げられる。また近年では、ＥＭＩ（ｅ
ｌｅｃｔｒｏ ｍａｇ−ｎｅｔｉｃ ｉｎｔｅｒｆｅｒ
ｅｎｃｅ）シミュレータを用いて、プリント配線板から
放射されるノイズを設計段階で予測し、プリント配線板
に対して予め対策を盛り込むことが行われている。ＥＭ
Ｉシミュレータにおいては、例えばプリント配線板上の
信号パターンの方向性が考慮される。この信号パターン
の方向性から放射ノイズの方向性である指向性を検討
し、放射ノイズが最も少なくなるようにプリント配線板
上の部品を配置している。
波ノイズ対策には、完成した装置が放射ノイズによって
誤動作するなどの事故が起こった際に、対処療法的に採
用されるものが多い。例えば、筐体のシールド強化、電
子回路に対するノイズ対策部品の使用、電子回路のアー
ス強化、配線やケーブルなどに対する各種ノイズ対策部
品の使用などが挙げられる。また近年では、ＥＭＩ（ｅ
ｌｅｃｔｒｏ ｍａｇ−ｎｅｔｉｃ ｉｎｔｅｒｆｅｒ
ｅｎｃｅ）シミュレータを用いて、プリント配線板から
放射されるノイズを設計段階で予測し、プリント配線板
に対して予め対策を盛り込むことが行われている。ＥＭ
Ｉシミュレータにおいては、例えばプリント配線板上の
信号パターンの方向性が考慮される。この信号パターン
の方向性から放射ノイズの方向性である指向性を検討
し、放射ノイズが最も少なくなるようにプリント配線板
上の部品を配置している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリント配線板
にあっては、ＥＭＩシミュレータにおいて信号パターン
の方向性のみに注目して指向性を検討しているので、放
射ノイズの低減に限界があるという問題点があった。
にあっては、ＥＭＩシミュレータにおいて信号パターン
の方向性のみに注目して指向性を検討しているので、放
射ノイズの低減に限界があるという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のプリント配線板においては、一角に取り付
けられたノイズ発生体である集積回路と、集積回路に近
接して長い方の辺の角に接続されたコネクタとを有して
いる。
に、本発明のプリント配線板においては、一角に取り付
けられたノイズ発生体である集積回路と、集積回路に近
接して長い方の辺の角に接続されたコネクタとを有して
いる。
【０００５】
【作用】上記のように構成されたプリント配線板を動作
させると、放射ノイズが発生しにくくなる。
させると、放射ノイズが発生しにくくなる。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。なお、各図面に共通な要素には同一の符号を
付す。本実施例は、信号パターンだけでなくプリント配
線板の形状により決定されるグランドパターンも考慮し
て、放射ノイズが最も低減するようにプリント配線板上
の各部品を配置したものである。はじめに、その配置の
根拠となる測定結果について説明する。図２、図４、図
６は実験用プリント配線板を示す説明図、図３、図５、
図７は周波数と放射ノイズとの関係を示すグラフであ
る。
説明する。なお、各図面に共通な要素には同一の符号を
付す。本実施例は、信号パターンだけでなくプリント配
線板の形状により決定されるグランドパターンも考慮し
て、放射ノイズが最も低減するようにプリント配線板上
の各部品を配置したものである。はじめに、その配置の
根拠となる測定結果について説明する。図２、図４、図
６は実験用プリント配線板を示す説明図、図３、図５、
図７は周波数と放射ノイズとの関係を示すグラフであ
る。
【０００７】まず、第一の測定結果について説明する。
図２において、長方形状の実験用プリント配線板１は、
その一角１ａに発振器２を有し、発振器２から長い方の
辺に平行に信号パターン３が設けられている。この実験
用プリント配線板１の短い方の辺の発振器２側に、受信
アンテナ４を有する受信器５を配置する。これらの配置
において測定された放射ノイズを図３に示す。図３にお
いて、周波数が２０．０ＭＨｚから３００．０ＭＨｚの
間に、最高で２９．５０ｄＢの放射ノイズが発生する。
図２において、長方形状の実験用プリント配線板１は、
その一角１ａに発振器２を有し、発振器２から長い方の
辺に平行に信号パターン３が設けられている。この実験
用プリント配線板１の短い方の辺の発振器２側に、受信
アンテナ４を有する受信器５を配置する。これらの配置
において測定された放射ノイズを図３に示す。図３にお
いて、周波数が２０．０ＭＨｚから３００．０ＭＨｚの
間に、最高で２９．５０ｄＢの放射ノイズが発生する。
【０００８】図４において、今度は実験用プリント配線
板１の長い方の辺の発振器２側に、受信器４を配置す
る。これらの配置において測定された放射ノイズを図５
に示す。図５において、周波数が２０．０ＭＨｚから３
００．０ＭＨｚの間に、最高で１８．３０ｄＢの放射ノ
イズが発生する。
板１の長い方の辺の発振器２側に、受信器４を配置す
る。これらの配置において測定された放射ノイズを図５
に示す。図５において、周波数が２０．０ＭＨｚから３
００．０ＭＨｚの間に、最高で１８．３０ｄＢの放射ノ
イズが発生する。
【０００９】図６において、長方形状の実験用プリント
配線板６は、その一角６ａに発振器７を有し、発振器７
から短い方の辺に平行に信号パターン８が設けられてい
る。この実験用プリント配線板６の長い方の辺の発振器
７側に、受信アンテナ４を有する受信器５を配置する。
これらの配置において測定された放射ノイズを図７に示
す。図７において、周波数が２０．０ＭＨｚから３０
０．０ＭＨｚの間に、最高で２９．６０ｄＢの放射ノイ
ズが発生する。
配線板６は、その一角６ａに発振器７を有し、発振器７
から短い方の辺に平行に信号パターン８が設けられてい
る。この実験用プリント配線板６の長い方の辺の発振器
７側に、受信アンテナ４を有する受信器５を配置する。
これらの配置において測定された放射ノイズを図７に示
す。図７において、周波数が２０．０ＭＨｚから３０
０．０ＭＨｚの間に、最高で２９．６０ｄＢの放射ノイ
ズが発生する。
【００１０】図８において、今度は実験用プリント配線
板６の短い方の辺の発振器７側に、受信器４を配置す
る。これらの配置において測定された放射ノイズを図９
に示す。図９において、周波数が２０．０ＭＨｚから３
００．０ＭＨｚの間に、最高で１８．７０ｄＢの放射ノ
イズが発生する。
板６の短い方の辺の発振器７側に、受信器４を配置す
る。これらの配置において測定された放射ノイズを図９
に示す。図９において、周波数が２０．０ＭＨｚから３
００．０ＭＨｚの間に、最高で１８．７０ｄＢの放射ノ
イズが発生する。
【００１１】このように、一角に発振器を有する長方形
状の実験用プリント配線板の、発振器から長い方の辺に
平行に信号パターンが設けられている場合は、実験用プ
リント配線板の長い方の辺の発振器側に、受信器を配置
すると放射ノイズが低減する。また、一角に発振器を有
する実験用プリント配線板の、発振器から短い方の辺に
平行に信号パターンが設けられている場合は、実験用プ
リント配線板の短い方の辺の発振器側に、受信器を配置
すると放射ノイズが低減する。
状の実験用プリント配線板の、発振器から長い方の辺に
平行に信号パターンが設けられている場合は、実験用プ
リント配線板の長い方の辺の発振器側に、受信器を配置
すると放射ノイズが低減する。また、一角に発振器を有
する実験用プリント配線板の、発振器から短い方の辺に
平行に信号パターンが設けられている場合は、実験用プ
リント配線板の短い方の辺の発振器側に、受信器を配置
すると放射ノイズが低減する。
【００１２】次に、第二の測定結果について説明する。
図１０、図１１は指向性と放射ノイズとの関係を示す表
である。図１０の（ａ）、（ｂ）、（ｃ）、（ｄ）にお
いて、長方形状の実験用プリント配線板１１には、一角
に放射ノイズ源となるＩＣ（集積回路）１２が取り付け
られ、このＩＣ１２から長い方の辺に平行に信号パター
ン１３が設けられている。ここでは、それぞれ実験用プ
リント配線板１１に対するインタフェースケーブル１４
の接続例を示している。（ａ）の実験用プリント配線板
１１には、インターフェースケーブル１４がＩＣ１２に
近い位置に接続され、信号パターン１３に対して垂直な
方向に延びている。（ａ）のような部品配置によって、
放射ノイズが１７．０〜２８．９（ｄＢ）と最も小さく
なる。
図１０、図１１は指向性と放射ノイズとの関係を示す表
である。図１０の（ａ）、（ｂ）、（ｃ）、（ｄ）にお
いて、長方形状の実験用プリント配線板１１には、一角
に放射ノイズ源となるＩＣ（集積回路）１２が取り付け
られ、このＩＣ１２から長い方の辺に平行に信号パター
ン１３が設けられている。ここでは、それぞれ実験用プ
リント配線板１１に対するインタフェースケーブル１４
の接続例を示している。（ａ）の実験用プリント配線板
１１には、インターフェースケーブル１４がＩＣ１２に
近い位置に接続され、信号パターン１３に対して垂直な
方向に延びている。（ａ）のような部品配置によって、
放射ノイズが１７．０〜２８．９（ｄＢ）と最も小さく
なる。
【００１３】図１１の（ｅ）、（ｆ）、（ｇ）、（ｈ）
において、長方形状の実験用プリント配線板１５には、
一角に放射ノイズ源となるＩＣ１６が取り付けられ、こ
のＩＣ１６から短い方の辺に平行に信号パターン１７が
設けられている。ここでも、それぞれ実験用プリント配
線板１５に対するインタフェースケーブル１８の接続例
を示している。（ｅ）の実験用プリント配線板１５は、
インターフェースケーブル１８がＩＣ１６に近い位置に
接続され、信号パターン１７に平行な方向に延びてい
る。（ｅ）のような部品配置によって、放射ノイズが２
３．０〜３０．１（ｄＢ）と最も小さくなる。
において、長方形状の実験用プリント配線板１５には、
一角に放射ノイズ源となるＩＣ１６が取り付けられ、こ
のＩＣ１６から短い方の辺に平行に信号パターン１７が
設けられている。ここでも、それぞれ実験用プリント配
線板１５に対するインタフェースケーブル１８の接続例
を示している。（ｅ）の実験用プリント配線板１５は、
インターフェースケーブル１８がＩＣ１６に近い位置に
接続され、信号パターン１７に平行な方向に延びてい
る。（ｅ）のような部品配置によって、放射ノイズが２
３．０〜３０．１（ｄＢ）と最も小さくなる。
【００１４】上述したような第一、第二の測定結果か
ら、放射ノイズの指向性は、プリント配線板の形状によ
り決定され、信号パターンと直交するグランドパターン
の方向に大きくなることがわかる。このことから、信号
パターンとグランドパターンとを考慮して、最も放射ノ
イズが小さくなるように部品を配置された、本発明にお
ける一実施例のプリント配線板について説明する。図１
は本発明の一実施例を示す上面図である。
ら、放射ノイズの指向性は、プリント配線板の形状によ
り決定され、信号パターンと直交するグランドパターン
の方向に大きくなることがわかる。このことから、信号
パターンとグランドパターンとを考慮して、最も放射ノ
イズが小さくなるように部品を配置された、本発明にお
ける一実施例のプリント配線板について説明する。図１
は本発明の一実施例を示す上面図である。
【００１５】図１において、長方形状のプリント配線板
２１上には、一辺に対して垂直、または平行に信号パタ
ーン２２が設けられている。このようなプリント配線板
２１には、一角２１ａに放射ノイズ源となる例えばＬＳ
Ｉ（大規模集積回路）２３が設けられている。また、プ
リント配線板２１の長い方の辺の角に、ＬＳＩ２２に近
接してコネクタ２３が接続されている。このように、信
号パターンとグランドパターンとを考慮して、プリント
配線板上に部品を配置することにより、放射ノイズが低
減する。
２１上には、一辺に対して垂直、または平行に信号パタ
ーン２２が設けられている。このようなプリント配線板
２１には、一角２１ａに放射ノイズ源となる例えばＬＳ
Ｉ（大規模集積回路）２３が設けられている。また、プ
リント配線板２１の長い方の辺の角に、ＬＳＩ２２に近
接してコネクタ２３が接続されている。このように、信
号パターンとグランドパターンとを考慮して、プリント
配線板上に部品を配置することにより、放射ノイズが低
減する。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００１７】すなわち、プリント配線板の一角にノイズ
発生体である集積回路を設け、集積回路に近接して長い
方の辺の角にコネクタを接続することにより、放射ノイ
ズが低減する。
発生体である集積回路を設け、集積回路に近接して長い
方の辺の角にコネクタを接続することにより、放射ノイ
ズが低減する。
【図１】本発明の一実施例を示す上面図である。
【図２】実験用プリント配線板を示す説明図である。
【図３】周波数と放射ノイズとの関係を示すグラフであ
る。
る。
【図４】実験用プリント配線板を示す説明図である。
【図５】周波数と放射ノイズとの関係を示すグラフであ
る。
る。
【図６】実験用プリント配線板を示す説明図である。
【図７】周波数と放射ノイズとの関係を示すグラフであ
る。
る。
【図８】実験用プリント配線板を示す説明図である。
【図９】周波数と放射ノイズとの関係を示すグラフであ
る。
る。
【図１０】指向性と放射ノイズとの関係を示す表であ
る。
る。
【図１１】指向性と放射ノイズとの関係を示す表であ
る。
る。
２１ プリント配線板 ２１ａ 一角 ２２ 信号パターン ２３ ＬＳＩ ２４ コネクタ
Claims (1)
- 【請求項１】 一辺に対して垂直、または平行に信号パ
ターンを設けた長方形状のプリント配線板において、 一角に取り付けられたノイズ発生体である集積回路と、 上記集積回路に近接して長い方の辺の角に配設されたコ
ネクタとを有することを特徴とするプリント配線板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP299095A JPH08191176A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | プリント配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP299095A JPH08191176A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | プリント配線板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08191176A true JPH08191176A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11544824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP299095A Pending JPH08191176A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | プリント配線板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08191176A (ja) |
-
1995
- 1995-01-12 JP JP299095A patent/JPH08191176A/ja active Pending
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