JPH0819060A - Av機器制御システム - Google Patents

Av機器制御システム

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Publication number
JPH0819060A
JPH0819060A JP6147904A JP14790494A JPH0819060A JP H0819060 A JPH0819060 A JP H0819060A JP 6147904 A JP6147904 A JP 6147904A JP 14790494 A JP14790494 A JP 14790494A JP H0819060 A JPH0819060 A JP H0819060A
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JP
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control
network
equipment
interface
control system
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Application number
JP6147904A
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English (en)
Inventor
Morimasa Matsuda
守正 松田
Gakuo Senzaki
岳夫 千崎
Toshihiro Hase
智弘 長谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 AV機器の接続時に終端器の接続や制御プロ
グラムの登録等の作業を軽減し、パケット通信で複数の
AV機器の制御が行えるAV機器制御システムを得る。 【構成】 AV機器制御装置1にインタフェースマイコ
ン6を設け、各AV機器にインタフェースマイコン1
4,24、制御オブジェクトが格納されたROM17,
27、終端器15,25、この終端器を接続する切り替
えスイッチ16,26を設け、AV機器制御装置1と各
AV機器は接続ケーブル40aで接続する。AV機器内
の終端器が切り替えスイッチによって接続されてネット
ワークが構成され、AV機器のインターフェイスマイコ
ン14,24からAV機器制御装置1に転送された制御
オブジェクトによって制御が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のAV機器を接続
でき、これらの機器を一括して操作することのできるA
V機器制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図22は従来のAV機器制御装置、およ
びAV機器制御装置に接続されるAV機器の一例を示す
ブロック図である。図において、1はAV機器制御装
置、このAV機器制御装置は使用者が操作を入力する入
力装置2と、制御等の処理を行う処理装置3と、制御用
通信データの送受信を行う送受信回路4と、接続用端子
5とから構成されている。また、接続されるAV機器の
一つであるテレビ10は接続端子11a,11bと、送
受信回路12と、コントロールマイコン13とから構成
される。同様にVTR20は接続端子21a,21b
と、送受信回路22と、コントロールマイコン23とか
ら構成され、レーザーディスクプレーヤ(以下、「LD
P」という)30は接続端子31a,31bと、送受信
回路32と、コントロールマイコン33とから構成され
る。
【0003】図23は前記AV機器制御装置1と、AV
機器のテレビ10と、VTR20とを接続して構成され
たAV機器制御システムの一例である。AV機器制御装
置1の接続端子5とテレビ10の接続端子11aの間、
およびテレビの接続端子11bとVTRの接続端子21
aの間は、接続ケーブル40a、40bでそれぞれ接続
される。また、終端であるVTRの接続端子21bには
終端器41が接続される。
【0004】前記のように構成されたAV機器制御シス
テムにおいて、ネットワークに接続されたAV機器であ
るテレビ10とVTR20の制御を行うために、使用者
は最初にAV機器制御装置1内の処理装置3に、テレビ
10とVTR20のそれぞれの制御プログラムを登録す
る。次に使用者はAV機器の操作を入力装置2によって
入力し、この操作は処理装置3からの制御信号として出
力され、制御信号は送受信回路4で基本変調波に情報を
重畳する方式で変調されて、接続ケーブル40a,40
bを通じて各AV機器に送信される。AV機器内コント
ロールマイコン13,23は送受信回路12,22によ
って受信された制御信号により、自分自身が制御対象で
あれば制御信号に応じた制御を行い、結果をAV機器制
御装置1に送信する。AV機器制御装置1は制御結果を
受信して、一つの制御プロセスを完了して、次の制御に
移る。
【0005】前記AV機器制御システムで使用される制
御信号の一例を以下に述べる。2バイトの制御信号で、
最初の1バイトは制御対象のAV機器番号、例えば接続
されているテレビ10は16進数表記で00(以下、
「00H」という)、VTR20は01Hとし、次の1
バイトに制御コード、例えば機器の電源をONにする制
御コードを01Hとすると、このシステムでAV機器制
御装置はテレビ10の電源をONにするには制御信号0
0H,01Hを、またVTR20の電源をONにするに
は制御信号01H,01Hをネットワークに出力する。
【0006】ここでAV機器側、例えばテレビ10が制
御信号00H,01Hを受信した場合、まず制御信号の
1バイト目、ここでは00Hを検出し、自らのAV機器
番号00Hと一致することから、この制御信号は自分に
対してのものであることを認識する。次に制御信号の2
バイト目、ここでは01Hを検出し、電源ONコードで
あることを判断してテレビ10の電源をONにする制御
を行う。また制御信号01H,01Hを受信した場合、
制御信号の1バイト目の01Hを検出し、自らのAV機
器番号と一致しないことからテレビ10としてはこの制
御信号は無視する。
【0007】以上のことから、前記AV機器制御システ
ム全体の電源をONにするためには、テレビ10の電源
をONにする制御信号00H,01Hと、VTR20の
電源をONにする制御信号01H,01Hを出力する。
また、接続されているAV機器が増えた場合、増えたA
V機器に対応した電源ON制御コードを別に出力する必
要がある。
【0008】また、前記のように接続されているAV機
器制御システムのAV機器の追加や変更を行う場合、例
えば図24のように、VTR20をレーザーディスクプ
レーヤ30に変更する場合、まずVTR20から接続ケ
ーブル40bおよび終端器41をはずし、レーザーディ
スクプレーヤ30の接続端子31aに接続ケーブル40
bを、接続端子31bに終端器41をそれぞれ接続し直
す。次に、レーザーディスクプレーヤ用制御プログラム
をAV機器制御装置1内の処理装置3に登録することで
操作が可能になる。このとき、VTR用制御プログラム
は必要なくなるので、使用者が削除するか、削除しなけ
ればそのままメモリに残る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようなAV機器制御システムでは、最初に、接続されて
いるAV機器の制御プログラムをAV機器制御装置に登
録しなければならず、ネットワークの終端には終端器を
接続する必要があった。また、新しいAV機器を追加接
続する場合には、終端器をはずしてAV機器を接続し、
ネットワークの終端に終端器を接続しなおさなければな
らず、AV機器制御装置には新しいAV機器の制御プロ
グラムを新たに登録する必要があった。以上のように、
AV機器制御システムを構成するまでの手順が煩雑で、
登録や接続のし忘れやミスによってうまく制御できなく
なるといった問題があった。また、はずされたAV機器
の制御プログラムは使用者が削除しない限りAV機器制
御装置に残り、メモリの無駄になる、削除するには手間
が掛かる、削除した後のメモリの空き領域の使用方法が
難しいといった問題があった。
【0010】さらに、制御信号の変調方式が基本変調波
に信号を重畳する方式であることから、変復調回路はハ
ードウェアによって構成される。このため通信方式の変
更が難しい、クロック等による妨害が発生して映像機器
の画質劣化が起こる、回路規模が大きくなりコスト高に
なるといった問題があり、制御コードによる制御を行っ
ているため、AV機器の個別の制御しか行えず、AV機
器制御システムの統合的な制御が行いにくいといった問
題点があった。
【0011】本発明は、前述の問題点を解決するために
なされたものであり、AV機器制御装置への制御プログ
ラムの登録や、終端器の接続等の作業をなくしてAV機
器制御装置とAV機器との接続を容易に行え、簡単なシ
ステムで複雑な制御を容易に行えるAV機器制御システ
ムを得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、AV
機器は制御プログラムと制御オブジェクトとを内部に有
し、前記制御オブジェクトはAV機器の情報と、前記制
御プログラムを起動するためのメッセージデータ等で構
成され、前記AV機器がAV機器制御ネットワークに接
続され、AV機器制御装置がこの接続を確認した時点で
AV機器からAV機器制御装置内の処理装置に前記制御
オブジェクトを転送し、前記AV機器制御装置は入力装
置から入力された指示を、転送された制御オブジェクト
にもとづいてメッセージに変換して前記ネットワークに
出力し、前記AV機器は受信したメッセージが、自己に
対してのメッセージであった場合、前記メッセージによ
って制御プログラムを起動して自己の動作を制御し、前
記AV機器が前記AV機器制御ネットワークから切り放
されたときは、前記AV機器制御装置内の処理装置から
前記制御オブジェクトを削除するように構成したもので
ある。
【0013】請求項2の発明は、制御オブジェクトが、
AV機器の情報と、制御プログラムに制御内容を伝える
メッセージデータと、AV機器制御装置内の処理装置で
自らの制御のためのユーザインタフェースをつかさど
り、AV機器に出力する制御メッセージを作成するため
のプログラム等のデータの集合体で構成したものであ
る。
【0014】請求項3の発明は、AV機器がAV機器制
御ネットワークから切り放されたときは、AV機器制御
装置内の処理装置に書き込まれていた制御オブジェクト
を削除することによって空いたメモリを再構築する手段
を備えたものである。
【0015】請求項4の発明は、AV機器に、終端器
と、ネットワークを前記終端器に切り替える切り替えス
イッチと、ケーブルを接続するための入力用および出力
用接続端子と、前記出力用接続端子にケーブルが接続さ
れていない場合に前記AV機器は自己がネットワークの
終端であると判断する手段とを設け、前記判断手段によ
って前記AV機器がネットワークの終端であると判断し
た場合に前記切り替えスイッチを前記終端器に切り替え
てネットワークの終端を行うようにしたものである。
【0016】請求項5の発明は、AV機器制御装置およ
びAV機器にネットワークに対する送受信回路としてイ
ンタフェースマイコンを備え、これらの前記インタフェ
ースマイコンは、送信データをパルス位置変調によって
変調してネットワークに出力する手段と、前記ネットワ
ークによって送信されてきたデータを受信した後パルス
位置変調によって変調されているデータを復調する手段
とを設け、さらに前記AV機器内のインタフェースマイ
コンに、ネットワークに接続したことがAV機器制御装
置に認識されるまで接続要求を出力し続ける手段を設け
るとともに、前記AV機器制御装置内のインタフェース
マイコンに、前記接続要求を受信した時点でAV機器制
御装置内の処理装置に前記接続要求を出力した前記AV
機器の登録を行わせる手段と、前記AV機器制御装置が
登録を行った場合に前記AV機器に登録完了を送信する
手段とを設けたものである。
【0017】請求項6の発明は、請求項1、請求項2ま
たは請求項3に記載のAV機器制御システムにおいて、
AV機器に、終端器と、ネットワークを前記終端器に切
り替える切り替えスイッチと、ケーブルを接続するため
の入力用および出力用接続端子と、この出力用接続端子
にケーブルが接続されていない場合に自己がネットワー
クの終端であると判断する手段と、この判断手段によっ
てネットワークの終端であると判断した場合に前記切り
替えスイッチを前記終端器に切り替えてネットワークの
終端を行う手段とを設けたものである。
【0018】請求項7の発明は、請求項1、請求項2ま
たは請求項3に記載のAV機器制御システムにおいて、
AV機器制御装置およびAV機器はネットワークに対す
る送受信回路としてインタフェースマイコンを設け、こ
のインタフェースマイコンは、送信データをパルス位置
変調によって変調する手段と、この変調手段によって変
調されたデータをネットワークに出力する手段と、この
ネットワークによって送信されてきたデータを受信する
手段と、この受信手段によって受信されたパルス位置変
調によって変調されているデータを復調する手段とを設
けるとともに、前記AV機器内のインタフェースマイコ
ンに、ネットワークに接続したことがAV機器制御装置
に認識されるまで接続要求を出力し続ける手段と、この
接続がなされた後に制御オブジェクトをAV機器制御装
置内の処理装置に転送する手段とを設け、さらに前記A
V機器制御装置内のインタフェースマイコンに、前記接
続要求を受信した時点でAV機器制御装置内の処理装置
に前記接続要求を出力した前記AV機器の登録を行わせ
る手段と、この登録を行った場合に前記AV機器に登録
完了を送信する手段とを設けたものである。
【0019】請求項8の発明は、請求項4記載のAV機
器制御システムにおいて、AV機器制御装置およびAV
機器にネットワークに対する送受信回路としてインタフ
ェースマイコンを設け、これらのインタフェースマイコ
ンは、送信データをパルス位置変調によって変調する手
段と、この変調手段によって変調されたデータをネット
ワークに出力する手段と、このネットワークによって送
信されてきたデータを受信する手段と、この受信手段に
よって受信されたパルス位置変調によって変調されてい
るデータを復調する手段とを設けるとともに、前記AV
機器内のインタフェースマイコンに、ネットワークに接
続したことがAV機器制御装置に認識されるまで接続要
求を出力し続ける手段と、このAV機器がAV機器制御
装置に登録された後に制御オブジェクトをAV機器制御
装置内の処理装置に転送する手段とを設け、さらに前記
AV機器制御装置内のインタフェースマイコンに、前記
接続要求を受信した時点でAV機器制御装置内の処理装
置に前記接続要求を出力した前記AV機器の登録を行わ
せる手段と、この登録を行った場合に前記AV機器に登
録完了を送信する手段とを設けたものである。
【0020】請求項9の発明は、請求項6記載のAV機
器制御システムにおいて、AV機器制御装置およびAV
機器はネットワークに対する送受信回路としてインタフ
ェースマイコンを設け、これらのインタフェースマイコ
ンは、送信データをパルス位置変調によって変調する手
段と、この変調手段によって変調されたデータをネット
ワークに出力する手段と、このネットワークによって送
信されてきたデータを受信する手段と、この受信手段に
よって受信されたパルス位置変調によって変調されてい
るデータを復調する手段とを設けるとともに、前記AV
機器内のインタフェースマイコンに、ネットワークに接
続したことがAV機器制御装置に認識されるまで接続要
求を出力し続ける手段と、前記AV機器がAV機器制御
装置に登録された後に制御オブジェクトをAV機器制御
装置内の処理装置に転送する手段とを設け、さらに、前
記AV機器制御装置内のインタフェースマイコンに、前
記接続要求を受信した時点でAV機器制御装置内の処理
装置に前記接続要求を出力した前記AV機器の登録を行
わせる手段と、この登録を行った場合に前記AV機器に
登録完了を送信する手段とを設けたものである。
【0021】請求項10の発明は、請求項5、請求項
7、請求項8、または請求項9のいずれかに記載のAV
機器制御システムにおいて、AV機器内のインタフェー
スマイコンを、AV機器内のコントロールマイコンに統
合したものである。
【0022】請求項11の発明は、請求項5、請求項
7、請求項8、または請求項9のいずれかに記載のAV
機器制御システムにおいて、AV機器制御装置内のイン
タフェースマイコンを、AV機器制御装置内の処理装置
に統合したものである。
【0023】請求項12の発明は、請求項10記載のA
V機器制御システムでにおいて、AV機器内のインタフ
ェースマイコンを、AV機器内のコントロールマイコン
に統合したものである。
【0024】
【作用】上記のように構成されたAV機器制御システム
は、以下に述べるような作用を持つ。
【0025】請求項1の発明においては、AV機器の制
御オブジェクトのAV機器制御装置内処理装置への転送
はAV機器がネットワークに接続されたときにネットワ
ークを通じて行われ、制御オブジェクトのAV機器制御
装置内処理装置からの削除はAV機器がネットワークか
ら切り放されたときに前記処理装置によって行われるた
め、使用者は設定や登録、削除等の作業が不要になる。
また、AV機器の制御オブジェクトを制御プログラムの
起動メッセージとすることで、制御オブジェクトのサイ
ズが小さくなり、転送にかかる時間も少なくなる。
【0026】請求項2の発明においては、AV機器の制
御オブジェクトのAV機器制御装置内処理装置への転送
はAV機器がネットワークに接続されたときにネットワ
ークを通じて行われ、制御オブジェクトのAV機器制御
装置内処理装置からの削除はAV機器がネットワークか
ら切り放されたときに前記処理装置によって行われるた
め、使用者は設定や登録、削除等の作業が不要になる。
また、AV機器の制御オブジェクトを制御プログラムに
することで、例えば、AV機器制御装置でのユーザイン
タフェースのためのプログラムを制御オブジェクトにい
れることにより、AV機器別の独自のユーザインタフェ
ースが容易に実現できる。
【0027】請求項3の発明においては、請求項1、ま
たは請求項2に係る作用に加えて、AV機器制御装置内
の処理装置のメモリを再構築することによって制御オブ
ジェクトを削除した後の空き領域を有効に利用できる。
【0028】請求項4の発明においては、ネットワーク
の終端について、AV機器はネットワークの構成状況に
応じて内蔵の終端器を接続することによってネットワー
クの終端を行うことから、AV機器制御システムを構成
するための終端器の接続が不要になる。
【0029】請求項5の発明においては、送受信回路に
インタフェースマイコンを使用し、変調方式にパルス位
置変調を使用することにより、回路が簡単になり、変復
調をソフトウェアで行うことができるため、変復調方式
の変更もマイコンのソフトウェアの変更によって行え、
AV機器のネットワークへの接続等の状態遷移の確認を
このインタフェースマイコンで管理できる。
【0030】請求項6の発明においては、請求項1、請
求項2、または請求項3に係る作用に加えて、ネットワ
ークの終端についても、AV機器はネットワークの構成
状況に応じて内蔵の終端器を接続することによってネッ
トワークの終端を行うことから、AV機器制御システム
を構成するための終端器の接続が不要になる。
【0031】請求項7の発明においては、請求項1、請
求項2、または請求項3に係る作用に加えて、送受信回
路にインタフェースマイコンを使用し、変調方式にパル
ス位置変調を使用することにより、回路が簡単になり、
変復調をソフトウェアで行うことができるため、変復調
方式の変更もマイコンのソフトウェアの変更によって行
え、AV機器のネットワークへの接続等の状態遷移の確
認をこのインタフェースマイコンで管理でき、さらに、
AV機器内インタフェースマイコンに制御オブジェクト
を管理させて、AV機器がネットワークに接続されたと
きに、AV機器のAV機器制御装置への登録および制御
オブジェクトの転送をインタフェースマイコンが行うこ
とにより、従来のAV機器内コントロールマイコンの変
更なく、前述のインタフェースマイコンを追加するだけ
で、本発明によるAV機器制御システム対応のAV機器
になる。
【0032】請求項8の発明においては、請求項4に係
る作用に加えて、送受信回路にインタフェースマイコン
を使用し、変調方式にパルス位置変調を使用することに
より、回路が簡単になり、変復調をソフトウェアで行う
ことができるため、変復調方式の変更もマイコンのソフ
トウェアの変更によって行え、AV機器のネットワーク
への接続等の状態遷移の確認をこのインタフェースマイ
コンで管理できる。
【0033】請求項9の発明においては、請求項7に係
る作用に加えて、ネットワークの終端についても、AV
機器はネットワークの構成状況に応じて内蔵の終端器を
接続することによってネットワークの終端を行うことか
ら、AV機器制御システムを構成するための終端器の接
続が不要になる。
【0034】請求項10の発明においては、AV機器制
御装置内インタフェースマイコンの機能はソフトウェア
で実現されていることから、AV機器制御装置の処理装
置にインタフェースマイコンの機能を統合することによ
って、AV機器制御装置の送受信回路、すなわちインタ
フェースマイコンが必要なくなる。
【0035】請求項11の発明においては、AV機器内
インタフェースマイコンの機能はソフトウェアで実現さ
れていることから、AV機器のコントロールマイコンに
インタフェースマイコンの機能を統合することによっ
て、AV機器の送受信回路、すなわちインタフェースマ
イコンが必要なくなる。
【0036】請求項12の発明においては、AV機器制
御システムのインタフェースマイコンの機能はソフトウ
ェアで実現されていることから、AV機器、およびAV
機器制御装置のインタフェースマイコンの機能を、コン
トロールマイコン、および処理装置に統合することによ
って、送受信回路、すなわちインタフェースマイコンが
必要なくなる。
【0037】
【実施例】
実施例1.図1は本発明によるAV機器制御システムの
実施例1の接続図であり、AV機器制御装置1は、入力
装置2、処理装置3、送受信回路4、接続端子5から構
成され、AV機器であるテレビ10は、接続端子11
a、11b、送受信回路12、コントロールマイコン1
3、AV機器の情報、制御を行うためにAV機器制御装
置1からAV機器に送信するメッセージデータ、プログ
ラム等を含むデータの集合体(以下、「制御オブジェク
ト」という)の格納されているROM17から構成さ
れ、AV機器制御システムは、前述のAV機器制御装置
1、テレビ10、終端器41、およびそれらを接続する
ケーブル40aから構成される。
【0038】図のように構成されたAV機器制御システ
ムにおいて、まず、テレビ10内のROM17に格納さ
れている制御オブジェクトが、コントロールマイコン1
3から送受信回路12によって、AV機器制御装置1に
送信される。AV機器制御装置1はテレビ10から送信
されてきた制御オブジェクトを送受信回路4で受信し、
処理装置3のメモリに図2のように配置する。
【0039】次に、制御の手順を説明する。制御オブジ
ェクトが制御プログラムの起動メッセージである場合、
AV機器制御装置1のシステム制御プログラムは、入力
装置2からの操作を制御オブジェクトのメッセージを参
照して操作に対応するメッセージに変換し、制御対象で
あるテレビ10にパケット送信する。テレビ10内のコ
ントロールマイコン13は受信したメッセージに応じた
制御プログラムを起動して、テレビ10の動作制御を行
う。
【0040】制御オブジェクトが制御プログラムである
場合、テレビ制御のユーザインタフェースは制御オブジ
ェクトが行うことも可能である。すなわち、制御オブジ
ェクトが入力装置2からの操作を制御メッセージに変換
し、システム制御プログラムの管理のもとで、制御対象
であるテレビ10に送信する。テレビ10内のコントロ
ールマイコン13は受信したメッセージに応じた制御を
行う。
【0041】図1のAV機器制御システムに前述のVT
R20を追加接続した場合のシステム構成図を図3に示
す。VTR20は、接続端子21a,21b、送受信回
路22、コントロールマイコン23、および制御オブジ
ェクトの格納されているROM27から構成されてお
り、VTR20内のROM27に格納されているVTR
制御オブジェクトは、テレビ10のときと同様にAV機
器制御装置1に転送され、処理装置3のメモリに図4の
ように配置される。制御手順もテレビのときと同様に行
われる。
【0042】また、図3のシステムのVTR20をはず
してLDP30を接続した場合のシステム構成図を図5
に示す。このとき、LDP30内のROM37に格納さ
れているLDP制御オブジェクトは、テレビやVTRの
ときと同様にAV機器制御装置1に転送され、処理装置
3のメモリ上に配置される。同時に、はずされたVTR
20とは通信が成立しないことから、AV機器制御装置
1はVTR20がネットワークから切り放されたことを
判断して、制御オブジェクトはメモリから削除される。
すなわち制御オブジェクトのあったメモリ領域は空きエ
リアとなり、処理装置3のメモリは図6のようになる。
【0043】ただし、図6のような配置になった場合、
VTR制御オブジェクトが配置されていた場所が空きエ
リアとなり、サイズの異なる新たな制御オブジェクトの
この空きエリアへの配置は困難である。つまりこの空き
エリアの再利用が難しくなる。ここで、AV機器制御装
置内の処理装置3のメモリを再構築することによって図
7のような配置になり、無駄な空きエリアがなく、新た
な制御オブジェクトの配置も容易である。
【0044】実施例2.図8は本発明の実施例2の接続
図で、テレビ10は、接続端子11a、11b、送受信
回路12、コントロールマイコン13、終端器15、ネ
ットワークを前記終端器15に切り替える切り替えスイ
ッチ16から構成され、AV機器制御システムは実施例
1に記載のAV機器制御装置1、前述のAV機器である
テレビ10、およびこれらを接続するケーブル40aか
ら構成される。
【0045】図に示されるように接続されたテレビ10
は終端器15を内蔵しており、例えば出力側接続端子1
1bに接続ケーブルが接続されていない、等の終端の状
況を判断して切り替えスイッチ16を終端器15に切り
替えてネットワークの終端を行う。
【0046】図8のAV機器制御システムに、前述のV
TR20をケーブル40bで追加接続した場合のシステ
ム構成図を図9に示す。VTR20は、接続端子21
a,21b、送受信回路22、コントロールマイコン2
3、終端器25、ネットワークを前記終端器に切り替え
る切り替えスイッチ26から構成され、切り替えスイッ
チ16はネットワーク側に切り替わり、切り替えスイッ
チ26は終端器側に切り替わって、ネットワークが構成
される。
【0047】また、図10に示すように切り替えスイッ
チ16が構成されたAV機器であっても、図8や図9で
示したAV機器と同等の効果を奏する。
【0048】実施例3.図11は本発明の実施例3の接
続図で、AV機器制御装置1は入力装置2、処理装置
3、接続端子5、およびインタフェースマイコン6から
構成され、テレビ10は接続端子11a、11b、コン
トロールマイコン13、インタフェースマイコン14か
ら構成され、AV機器制御システムは、前述のAV機器
制御装置1、AV機器であるテレビ10、終端器41、
およびそれらを接続するためのケーブル40aから構成
される。このシステムは制御を行う通信のための変復
調、および送受信を前述のAV機器制御装置1内のイン
タフェースマイコン6と、テレビ10内のインタフェー
スマイコン14によって行う。
【0049】実施例4.図12は本発明の実施例1、お
よび実施例2を組み合わせた実施例4の接続図である。
このシステムでは、AV機器制御装置1に接続ケーブル
40aを用いてテレビ10を接続したものである。この
AV機器制御システムを構成するときの作業としては、
接続ケーブル40aによってAV機器制御ネットワーク
にAV機器、ここではテレビ10を接続するだけで、接
続されたAV機器の制御が可能になる。
【0050】実施例5.図13は本発明の実施例1、お
よび実施例3を組み合わせた実施例5の接続図である。
ここでAV機器制御装置のインタフェースマイコン6と
AV機器のインタフェースマイコン14は、実施例3で
述べた送受信、および変復調の他に、AV機器の登録、
および制御オブジェクトの転送の作業を行うことができ
る。これら一連の動作をフローチャートに従って説明す
る。
【0051】実施例5のテレビ10内のインタフェース
マイコン14のフローチャートの一例を図14に示す。
このマイコン14は、初期化終了後、ネットワークのホ
ストに対して接続要求を出力する。このとき接続許可メ
ッセージが返ってこなければ、テレビ10がネットワー
クに接続されていないと判断し、接続許可メッセージが
返ってくるまで接続要求の出力を繰り返す。接続が完了
すると次に制御オブジェクトをテレビ10からAV機器
制御装置1に転送する。正常終了しなければ、もう一度
制御オブジェクトの転送を行い、正常終了後は、ホスト
側からの制御メッセージを待ち、制御メッセージが自機
に対してならば制御プログラムを起動してメッセージに
応じた制御を行い、ホストからの次の制御メッセージ待
ちになる。ただし、テレビ10がネットワークから切り
放された場合、インタフェースマイコンは初期状態に戻
る。
【0052】AV機器制御装置1内のインタフェースマ
イコン6のフローチャートの一例を図15に示す。この
マイコン6は、初期化終了後、まずAV機器制御装置1
に対するメッセージの着信をチェックする。来ていない
場合、AV機器制御装置1の処理装置が設定した送信制
御メッセージがあれば送信して、着信チェックに戻る。
メッセージが来ている場合、メッセージを解析する。メ
ッセージが接続要求であれば、接続許可メッセージを送
信し、続いて送られてくる制御オブジェクトを受信し、
制御オブジェクト受信終了後に終了メッセージを送信し
て着信チェックに戻る。また、メッセージが接続要求以
外であれば、メッセージに応じた処理を行う。
【0053】実施例6.図16は本発明の実施例2、お
よび実施例3を組み合わせた実施例6の接続図である。
このシステムでは、AV機器、ここではテレビ10を接
続したときには内蔵の終端器15がネットワークの終端
に接続され、通信はAV機器制御装置1内のインタフェ
ースマイコン6、およびテレビ10内のインタフェース
マイコン14によって送受信や変復調を行う。このとき
の送受信や変復調は両インタフェースマイコン6,14
のソフトウェアによって行われることから、送受信のタ
イミングや変復調方式の変更はソフトウェアの変更によ
って容易に行うことができる。
【0054】実施例7.図17は本発明の実施例1、実
施例2、および実施例3を組み合わせた実施例7の接続
図である。以下に詳細な動作を説明する。
【0055】図17において、1はAV機器制御装置、
このAV機器制御装置は使用者が操作を入力する入力装
置2と制御等の処理を行う処理装置3と制御用通信デー
タの送受信、および変復調を行うインタフェースマイコ
ン6と接続端子5から構成されている。また、接続され
るAV機器の一つであるテレビ10は、接続端子11
a、11b、インタフェースマイコン14、コントロー
ルマイコン13、終端器15、切り替えスイッチ16、
テレビ制御オブジェクトが格納されたROM17から構
成されており、AV機器制御装置1の接続端子5とテレ
ビの接続端子11aの間を接続ケーブル40aで接続し
た時点でテレビ10内の切り替えスイッチ16は終端器
側に切り替わり、終端器15が接続されてネットワーク
は終端し、AV機器制御装置1とテレビ10との接続が
完了する。その後、テレビ10内のインタフェースマイ
コン14はAV機器制御装置1に対して接続要求を出力
し、AV機器制御装置1側がそれを確認した後、ROM
17内のテレビ制御オブジェクトをAV機器制御装置1
に転送して、AV機器制御装置1の制御下にはいる。
【0056】図17のAV機器制御システムにおいて、
制御オブジェクトが制御プログラム起動メッセージであ
るとすると、このシステムで使用者がテレビの電源をO
Nにしたい場合、使用者はその操作をAV機器制御装置
1の入力装置2から入力する。処理装置3はこの操作に
より、テレビ10に対して、例えばTV−POWER−
ONといったメッセージを含めたパケットをインタフェ
ースマイコン6でパルス位置変調して送信する。テレビ
10側はインタフェースマイコン14で復調されたパケ
ット内のメッセージを受信し、制御プログラムが動作し
て、コントロールマイコン13がテレビ10の電源をO
Nにする。その後、結果をメッセージにしてAV機器制
御装置1にパケット送信する。
【0057】図18は図17で示したAV機器制御シス
テムに第2のAV機器であるVTR20を追加接続した
場合の接続図であり、このVTR20は接続端子21
a、21b、インタフェースマイコン24、コントロー
ルマイコン23、終端器25、切り替えスイッチ26、
VTR制御オブジェクトが格納されたROM27から構
成され、テレビ10の接続端子11bとVTRの接続端
子21aを接続ケーブル40bで接続する。このとき、
テレビ10内の切り替えスイッチ16は接続端子側に切
り替わり、VTR内の切り替えスイッチ26が終端器側
に切り替わって、終端器25が接続される。その後、V
TR20はAV機器制御装置1に対して接続要求を出力
し、AV機器制御装置1がそれを確認した後、ROM2
7に格納されているVTR制御オブジェクトをAV機器
制御装置1に転送して、AV機器制御装置の制御下には
いる。
【0058】図18のAV機器制御システムにおいて、
制御オブジェクトが制御プログラム起動メッセージであ
るとすると、このとき使用者が、接続されているAV機
器全部の電源をONにしたい場合、使用者はその操作を
AV機器制御装置1の入力装置2から入力する。処理装
置3はこの操作により、全てのAV機器に対して、例え
ばALL−POWER−ONといったメッセージを含め
たパケットをインタフェースマイコン6でパルス位置変
調して送信する。各AV機器10,20はそれぞれのイ
ンタフェースマイコン14,24で復調されたパケット
内メッセージを受信し、それぞれの制御プログラムを起
動して各AV機器10,20のコントロールマイコン1
3,23に電源をONさせる。その後、結果をAV機器
制御装置1に送信する。
【0059】実施例8.上記各実施例の中で、インタフ
ェースマイコン6を使用したAV機器制御装置1では、
インタフェースマイコン6の機能はソフトウェアで実現
されていることから、このインタフェースマイコン6の
機能を、AV機器制御装置1では処理装置3に、AV機
器ではコントロールマイコン13にそれぞれ統合するこ
とが可能である。そこで、AV機器制御装置1のインタ
フェースマイコン6を処理装置3に統合したAV機器制
御システムの接続図を図19に、AV機器の一例である
テレビ10のインタフェースマイコン14をコントロー
ルマイコン13に統合したAV機器制御システムの接続
図を図20に、前述のAV機器制御装置1とAV機器と
の両方を統合したAV機器制御システムの接続図21
に、それぞれ示す。
【0060】以上に述べてきた実施例の中で、接続する
AV機器の一例としてテレビ、VTR、レーザーディス
クプレーヤを挙げたが、テープレコーダ、CDプレーヤ
等、そのほかのAV機器も同様に適用することができ、
同様の効果を奏することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明は、前述のように構成されている
ので、以下のような効果を奏する。
【0062】請求項1の発明においては、AV機器をA
V機器制御ネットワークに接続したときにAV機器制御
システムのAV機器を制御するための制御オブジェクト
が、AV機器からAV機器制御装置にネットワークを介
して転送され、AV機器をネットワークから切り放した
ときにAV機器制御装置の制御対象から削除されるよう
にしたので、AV機器制御プログラムの登録や、削除と
いった作業が不要になる。また、制御オブジェクトにA
V機器内制御プログラムの起動メッセージを含めたの
で、転送データ量が少なくなり、登録のための制御オブ
ジェクトの転送時間が少なくて済む。
【0063】請求項2の発明においては、AV機器をA
V機器制御ネットワークに接続したときにAV機器制御
システムのAV機器を制御するための制御オブジェクト
が、AV機器からAV機器制御装置にネットワークを介
して転送され、AV機器をネットワークから切り放した
ときにAV機器制御装置から削除されるようにしたの
で、AV機器制御プログラムの登録や、削除といった作
業が不要になり、また、制御オブジェクトに自己の制御
プログラムを含めたので、ユーザーインタフェースもA
V機器毎の独自なインタフェースにすることができる。
【0064】請求項3の発明においては、請求項1また
は請求項2において、制御オブジェクトが削除された後
のAV機器制御装置内の処理装置のメモリをシステムが
再構築するようにしたので、空いたメモリ領域を有効に
利用できる。
【0065】請求項4の発明においては、AV機器内に
終端器を内蔵して、終端にあるAV機器は内蔵の終端器
をネットワークに接続する構成にしたので、AV機器制
御ネットワークを構成するときの終端器は、使用者は意
識する必要がなくなる。
【0066】請求項5の発明においては、送受信回路に
インタフェースマイコンを使用し、変復調はマイコンの
ソフトウェアで行うことによって、回路が簡単になり、
コストも安くなるほか、変調方式の変更が容易で、ネッ
トワークへの接続状態を管理できる。
【0067】請求項6の発明においては、請求項1、も
しくは請求項2、もしくは請求項3に係る効果に加え
て、AV機器内に終端器を内蔵して、終端にあるAV機
器は内蔵の終端器をネットワークに接続する構成にした
ので、AV機器制御ネットワークを構成するときの終端
器は、使用者は意識する必要がなくなる。
【0068】請求項7の発明においては、請求項1、請
求項2、または請求項3に係る効果に加えて、送受信回
路にインタフェースマイコンを使用し、変復調はマイコ
ンのソフトウェアで行うことによって、回路が簡単にな
り、コストも安くなるほか、変調方式の変更が容易で、
ネットワークへの接続状態を管理できる。さらに、制御
オブジェクトの管理もインタフェースマイコンに行わせ
ることができる。
【0069】請求項8の発明においては、請求項4に係
る効果に加えて、送受信回路にインタフェースマイコン
を使用し、変復調はマイコンのソフトウェアで行うこと
によって、回路が簡単になり、コストも安くなるほか、
変調方式の変更が容易で、ネットワークへの接続状態を
管理できる。
【0070】請求項9の発明においては、請求項6に係
る効果に加えて、送受信回路にインタフェースマイコン
を使用し、変復調はマイコンのソフトウェアで行うこと
によって、回路が簡単になり、コストも安くなるほか、
変調方式の変更が容易で、ネットワークへの接続状態を
管理できる。さらに、制御オブジェクトの管理もインタ
フェースマイコンに行わせることができる。
【0071】請求項10の発明においては、AV機器制
御装置内のインタフェースマイコンの機能を処理装置に
統合することによって、インタフェースマイコンが不要
になり、コストが削減できる。
【0072】請求項11の発明においては、AV機器内
のインタフェースマイコンの機能をAV機器内コントロ
ールマイコンに統合することによって、インタフェース
マイコンが不要になり、コストが削減できる。
【0073】請求項12の発明においては、AV機器お
よびAV機器制御装置内のインタフェースマイコンの機
能を、それぞれAV機器内コントロールマイコン、AV
機器制御装置内処理装置に統合することによって、イン
タフェースマイコンが不要になり、コストが削減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1のAV機器制御装置とテレ
ビの接続図である。
【図2】 図1のAV機器制御装置内処理装置のメモリ
マップを示す図である。
【図3】 実施例1のAV機器制御装置とテレビとVT
Rの接続図である。
【図4】 図3のAV機器制御装置内処理装置のメモリ
マップを示す図である。
【図5】 実施例1のAV機器制御装置とテレビとLD
Pの接続図である。
【図6】 図5のAV機器制御装置内処理装置のメモリ
マップを示す図である。
【図7】 図5のAV機器制御装置内処理装置の再構築
されたメモリマップを示す図である。
【図8】 本発明の実施例2のAV機器制御装置とテレ
ビの接続図である。
【図9】 実施例2のAV機器制御装置とテレビとVT
Rの接続図である。
【図10】 実施例2のテレビの別の構成図である。
【図11】 本発明の実施例3のAV機器制御装置とテ
レビの接続図である。
【図12】 本発明の実施例4のAV機器制御装置とテ
レビの接続図である。
【図13】 本発明の実施例5のAV機器制御装置とテ
レビの接続図である。
【図14】 図13のAV機器内のインタフェースマイ
コンの概略フローチャートである。
【図15】 図13のAV機器制御装置内のインタフェ
ースマイコンの概略フローチャートである。
【図16】 本発明の実施例6のAV機器制御装置とテ
レビの接続図である。
【図17】 本発明の実施例7のAV機器制御装置とテ
レビの接続図である。
【図18】 実施例7のAV機器制御装置とテレビとV
TRの接続図である。
【図19】 本発明の実施例8のAV機器制御装置とテ
レビの接続図である。
【図20】 実施例8の他の接続例を示す図である。
【図21】 実施例8の更に他の接続例を示す図であ
る。
【図22】 従来のAV機器制御装置、およびAV機器
であるテレビ,VTR,およびレーザーディスクプレー
ヤのブロック図である。
【図23】 従来のAV機器制御システムにおけるAV
機器制御装置とテレビとVTRの接続図である。
【図24】 従来のAV機器制御システムにおけるAV
機器制御装置とテレビおよびレーザーディスクプレーヤ
の接続図である。
【符号の説明】
1 AV機器制御装置、2 入力装置、3 処理装置、
4,12,22 送受信回路、6,14,24 インタ
フェイスマイコン、10 テレビ、13,23,33
コントロールマイコン、15,25,41 終端器、1
6,26,36切り替えスイッチ、17 テレビ制御オ
ブジェクト用ROM、20 VTR、27 VTR制御
オブジェクト用ROM、30 レーザーディスクプレー
ヤ、37 レーザーディスクプレーヤ制御オブジェクト
用ROM、40a,40b 接続ケーブル。
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AV機器制御装置と複数のAV機器をケ
    ーブルで接続して構成されるAV機器制御ネットワーク
    において、前記各AV機器は、自己の動作を制御する制
    御プログラムおよび制御オブジェクトを有し、前記制御
    オブジェクトは前記AV機器の情報と、前記制御プログ
    ラムを起動するためのメッセージデータで構成され、前
    記V機器が前記AV機器制御ネットワークに接続された
    とき当該AV機器から自己の制御オブジェクトを前記A
    V機器制御装置内の処理装置に転送し、前記AV機器制
    御装置は、入力装置から入力された指示をメッセージデ
    ータに変換して前記ネットワークを介して各AV機器に
    送信し、自己に対してのメッセージデータを受信したA
    V機器は、制御プログラムを起動して指示された動作を
    行い、AV機器が前記AV機器制御ネットワークから切
    り放されたときは、前記AV機器制御装置内の処理装置
    に書き込まれている当該切り離されたAV機器の制御オ
    ブジェクトを削除するように構成されてなるAV機器制
    御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のAV機器制御ネットワー
    クにおいて、制御オブジェクトは、AV機器の情報と、
    制御プログラムに制御内容を伝えるメッセージデータ
    と、AV機器制御装置内の処理装置で自らの制御のため
    のユーザインタフェースをつかさどり、AV機器に出力
    する制御メッセージを作成するためのプログラム等のデ
    ータの集合体であることを特徴とするAV機器制御シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれかに記
    載のAV機器制御システムにおいて、前記AV機器が前
    記AV機器制御ネットワークから切り放されたときに、
    制御オブジェクトを削除することによって空いたメモリ
    を再構築するようにしたことを特徴とするAV機器制御
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のAV機
    器制御ネットワークにおいて、前記AV機器は、終端器
    と、ネットワークを前記終端器に切り替える切り替えス
    イッチと、ケーブルを接続するための入力用および出力
    用接続端子と、前記出力用接続端子にケーブルが接続さ
    れていない場合に前記AV機器は自己がネットワークの
    終端であると判断する手段と、この判断手段によって前
    記AV機器がネットワークの終端であると判断した場合
    に前記切り替えスイッチを前記終端器に切り替えてネッ
    トワークの終端を行う手段とを備えたことを特徴とする
    AV機器制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載のAV機器制御ネットワークにおいて、AV機器制御
    装置およびAV機器は、前記ネットワークに対する送受
    信回路としてインタフェースマイクロコンピュータ(以
    下、「インタフェースマイコン」という)を備え、これ
    らのインタフェースマイコンは、送信データをパルス位
    置変調によって変調してネットワークに出力する手段
    と、このネットワークから受信されたパルス位置変調に
    よって変調されているデータを復調する手段とを有し、
    さらに前記AV機器内のインタフェースマイコンには、
    当該AV機器がネットワークに接続されたことをAV機
    器制御装置に認識されるまで接続要求を出力し続ける手
    段を有し、また前記AV機器制御装置内のインタフェー
    スマイコンに、前記接続要求を受信した時点でAV機器
    制御装置内の処理装置に前記接続要求を出力した前記A
    V機器の登録を行わせる手段と、前記AV機器制御装置
    が登録を行った場合に前記AV機器に登録完了を送信す
    る手段とを備えたことを特徴とするAV機器制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のAV機器制御システムにおいて、AV機器は、終端
    器と、ネットワークを前記終端器に切り替える切り替え
    スイッチと、ケーブルを接続するための入力用および出
    力用接続端子から構成され、前記出力用接続端子にケー
    ブルが接続されていない場合に前記AV機器は自己がネ
    ットワークの終端であると判断する手段と、この判断手
    段によって前記AV機器がネットワークの終端であると
    判断した場合に前記切り替えスイッチを前記終端器に切
    り替えてネットワークの終端を行う手段とを備えたこと
    を特徴とするAV機器制御システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のAV機器制御システムにおいて、AV機器制御装置
    およびAV機器は、前記ネットワークに対する送受信回
    路としてインタフェースマイコンを備え、これらのイン
    タフェースマイコンは送信データをパルス位置変調によ
    って変調する手段と、この変調手段によって変調された
    データをネットワークに出力する手段と、このネットワ
    ークによって送信されてきたデータを受信する手段と、
    この受信手段によって受信されたパルス位置変調によっ
    て変調されているデータを復調する手段とを有するとと
    もに、前記AV機器内のインタフェースマイコンは、ネ
    ットワークに接続したことがAV機器制御装置に認識さ
    れるまで接続要求を出力し続ける手段と、前記AV機器
    がAV機器制御装置に登録された後に制御オブジェクト
    をAV機器制御装置内の処理装置に転送する手段と、前
    記AV機器制御装置内のインタフェースマイコンは、前
    記接続要求を受信した時点でAV機器制御装置内の処理
    装置に前記接続要求を出力した前記AV機器の登録を行
    わせる手段と、この登録を行った場合に前記AV機器に
    登録完了を送信する手段とを備えたことを特徴とするA
    V機器制御システム。
  8. 【請求項8】 請求項4記載のAV機器制御システムに
    おいて、AV機器制御装置およびAV機器は、前記ネッ
    トワークに対する送受信回路としてインタフェースマイ
    コンを備え、これらのインタフェースマイコンは、送信
    データをパルス位置変調によって変調する手段と、この
    変調手段によって変調されたデータをネットワークに出
    力する手段と、このネットワークによって送信されてき
    たデータを受信する手段と、この受信手段によって受信
    されたパルス位置変調によって変調されているデータを
    復調する手段とを有するとともに、前記AV機器内のイ
    ンタフェースマイコンは、ネットワークに接続したこと
    がAV機器制御装置に認識されるまで接続要求を出力し
    続ける手段と、登録された後に制御オブジェクトをAV
    機器制御装置内の処理装置に転送する手段とを有し、前
    記AV機器制御装置内のインタフェースマイコンは、前
    記接続要求を受信した時点でAV機器制御装置内の処理
    装置に前記接続要求を出力した前記AV機器の登録を行
    わせる手段と、この登録を行った場合に前記AV機器に
    登録完了を送信する手段とを備えたことを特徴とするA
    V機器制御システム。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のAV機器制御システムに
    おいて、前記AV機器制御装置およびAV機器は、前記
    ネットワークに対する送受信回路としてインタフェース
    マイコンを備え、これらのインタフェースマイコンは、
    送信データをパルス位置変調によって変調する手段と、
    この変調手段によって変調されたデータをネットワーク
    に出力する手段と、このネットワークによって送信され
    てきたデータを受信する手段と、この受信手段によって
    受信されたパルス位置変調によって変調されているデー
    タを復調する手段とを有するとともに、前記AV機器内
    のインタフェースマイコンは、ネットワークに接続した
    ことがAV機器制御装置に認識されるまで接続要求を出
    力し続ける手段と、登録された後に制御オブジェクトを
    AV機器制御装置内の処理装置に転送する手段とを有
    し、前記AV機器制御装置内のインタフェースマイコン
    は、前記接続要求を受信した時点でAV機器制御装置内
    の処理装置に前記接続要求を出力した前記AV機器の登
    録を行わせる手段と、この登録を行った場合に前記AV
    機器に登録完了を送信する手段とを備えたことを特徴と
    するAV機器制御システム。
  10. 【請求項10】 請求項5、請求項7ないし請求項9の
    いずれかに記載のAV機器制御システムにおいて、AV
    機器制御装置内のインタフェースマイコンを、AV機器
    制御装置内の処理装置に統合したことを特徴とするAV
    機器制御システム。
  11. 【請求項11】 請求項5、請求項7ないし請求項9の
    いずれかに記載のAV機器制御システムにおいて、AV
    機器内のインタフェースマイコンを、AV機器内のコン
    トロールマイコンに統合したことを特徴とするAV機器
    制御システム。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のAV機器制御システ
    ムにおいて、AV機器内のインタフェースマイコンを、
    AV機器内のコントロールマイコンに統合したことを特
    徴とするAV機器制御システム。
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