JPH08190251A - 画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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JPH08190251A
JPH08190251A JP7017511A JP1751195A JPH08190251A JP H08190251 A JPH08190251 A JP H08190251A JP 7017511 A JP7017511 A JP 7017511A JP 1751195 A JP1751195 A JP 1751195A JP H08190251 A JPH08190251 A JP H08190251A
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process cartridge
image forming
forming apparatus
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Application number
JP7017511A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sato
浩 佐藤
Takeo Shoji
武夫 庄子
Yasushi Shimizu
康史 清水
Taku Hino
卓 日野
Hiroyuki Adachi
裕行 足立
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接触帯電部材を感光ドラムの帯電部材として
用いたプロセスカートリッジを機外において長期間おく
と変形し帯電不良を生ずるのを防止するのが目的であ
る。 【構成】 感光ドラム1に帯電ローラ2は加圧部材13
によって加圧されている。帯電ローラ2は遮光部材12
に上下動自在に支持されている。本体側の押圧部材11
は遮光部材12を回動中心10を中心に回転させて開口
部6aを開口し露光光L1が感光ドラム1に露光される
ようになっている。矢印イの右方向にプロセスカートリ
ッジ7を取り外すと、遮光部材12が押圧部材11から
離れ、不図示のばねで回動中心10を中心として反時計
回りに回転して開口部6aを閉じると共に帯電ローラ2
を感光ドラム1から離す。これによって、帯電ローラの
変形、感光体の部分的変質を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロセスカートリッジを
用いた画像形成装置及びこのプロセスカートリッジに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来における画像形成装置に着
脱自在なプロセスカートリッジ7の概念図である。像担
持体として設けた感光ドラム1の周囲に帯電ローラ2、
現像装置3、クリーニング装置5等を配設して1つのハ
ウジング6内にコンパクトにまとめてユニットとして構
成されている。また前記ハウジング6には像露光用の開
口部6aが設けられている。前記帯電ローラ2は所謂接
触帯電方式に用いられる接触帯電部材であり、被帯電体
としての感光ドラム1の表面に、電源から電圧(例えば
1〜2kV程度の直流電圧、あるいは直流電圧と交流電
圧の重畳電圧等)を印加した導電部材を接触させること
により感光ドラム1の表面を所定の電位に帯電させるも
のである。この方式としてはこの他、ブレード帯電式、
帯電−クリーニング兼用式、ブラシ帯電式等が提案され
ているが、これらの帯電装置は感光ドラム1に常に押圧
されている。また像露光用の開口部6aの付近には遮光
部材14を備えており前記プロセスカートリッジ7が画
像形成装置本体から取り外されると、前記遮光部材14
が像露光用の開口部6aを塞ぎ、外光の侵入を防いでい
る。
【0003】図15は従来のプロセスカートリッジ7に
おける帯電部材近傍の概念図である。帯電ローラ2の長
手の位置を規制するための規制部材16−a,16−b
が設けられている。接点20−bに通ずる接点20−a
に接している金属製ばねのような導電性の加圧部材1
3、導電性材料で作られた軸受17を介して本体内の電
源から給電するための導電部材が設けられている。ここ
で帯電ローラ2は画像形成装置本体側の電源より本体側
の接点20−c、プロセスカートリッジ7側の接点20
−bを介してプロセスカートリッジ7側の前述の導電部
材を経て帯電ローラ2の芯金2aより給電される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例のような接触帯電方式を採用した場合、長期にわたり
接触帯電部材が像担持体に当接したとき接触帯電部材の
接触部分が変形し、帯電が不均一になることがあった。
又、像担持体の感光体を変質させ耐久性も低下させる場
合があった。このため、工場出荷時に転写材の最大通紙
幅以上の画像形成領域外において、像担持体と転写ロー
ラの間にシートを差し込んでおいて、使用開始時に引き
ぬくことを取扱説明書に記載しておくことも行れたが、
面倒である上、シートの引きぬきを忘れるおそれもあ
る。又、使用開始後にプロセスカートリッジを画像形成
装置本体から取り出して長期間置く際は、使用者がシー
トを挟み込むことは期待できない。
【0005】そこで、プロセスカートリッジ自体に接触
帯電部材を像担持体と接触する位置と、離れた位置をと
るように接触帯電部材の支持装置を設け、プロセスカー
トリッジのハウジング外にその操作部材を出しておくこ
とも考えられるが、このようにしても使用者が操作を忘
れると接触帯電部材の接触部分変形、像担持体の耐久性
低下が避けられない。
【0006】またクリーニング装置によって回収されな
かったトナーが、接触帯電部材に給電するための導電部
材に付着して、導通不良となり、その結果帯電不良とな
ることがあった。さらにプロセスカートリッジを画像形
成装置本体に装着した際にわずかな遊びで、画像形成装
置本体側の電極とプロセスカートリッジ側の電極間に生
ずるすきまによる接点不良が生じて帯電不良が起こっ
た。
【0007】本発明は少くとも像担持体と、像担持体に
接触する接触帯電部材を備えたプロセスカートリッジを
画像形成装置本体に装着する画像形成装置及びプロセス
カートリッジの上記課題を解決し、画像形成装置本体外
にあるプロセスカートリッジの接触帯電部材と像担持体
は離隔し、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に
装着すると、プロセスカートリッジに備える部材と画像
形成装置本体に備える部材が連動することにより、像担
持体及び接触帯電部材が接触するプロセスカートリッジ
及びこのプロセスカートリッジを備えた画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0008】本発明は、上記目的を達成すると共に給電
部材の清掃の容易な画像形成装置及びこの画像形成装置
に装着するプロセスカートリッジを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は少
くとも像担持体と接触帯電部材を備えたプロセスカート
リッジを画像形成装置本体に着脱可能に備えた画像形成
装置において、プロセスカートリッジは外力により押圧
されることにより接触帯電部材を像担持体に当接し、外
力が除かれることにより接触帯電部材が像担持体より離
隔するように接触帯電部材が可動に支持されており、プ
ロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着されたと
きに接触帯電部材を像担持体に当接する外力を加える押
圧部材を画像形成装置本体に備えたことを特徴とする画
像形成装置である。
【0010】本発明の第2の発明はプロセスカートリッ
ジは、外部から像担持体へ送る光像を通す露光窓と、プ
ロセスカートリッジが画像形成装置本体外にあるとき露
光窓を閉じてプロセスカートリッジを遮光し、外力を加
えられたとき、露光窓を開く遮光部材と、遮光部材に弾
性支持された接触帯電部材と、を有し、画像形成装置本
体の押圧部材は遮光部材に外力を加えることを特徴とす
る第1の発明に記載の画像形成装置である。
【0011】本発明の第3の発明はプロセスカートリッ
ジを遮光する遮光部材を接触帯電部材が兼ね押圧部材が
接触帯電部材を移動させることを特徴とする第2の発明
に記載の画像形成装置である。
【0012】本発明の第4の発明はプロセスカートリッ
ジが画像形成装置本体に装着されたとき、押圧部材とな
り、且つ接触帯電部材の端部と接することによりプロセ
スカートリッジと画像形成装置本体が導通する電極を画
像形成装置本体に備えたことを特徴とする第1の発明に
記載の画像形成装置である。
【0013】本発明の第5の発明は電極に接触帯電部材
端部位置を規制する規制部を備え、プロセスカートリッ
ジが画像形成装置に装着されたとき、電極の規制部が接
触帯電部材のスラスト方向を規制することを特徴とする
第4の発明に記載の画像形成装置である。
【0014】本発明の第6の発明は少なくとも像担持体
と接触帯電部材を備え画像形成装置に着脱可能なプロセ
スカートリッジにおいて、画像形成装置本体へプロセス
カートリッジを装着したとき、プロセスカートリッジに
外力を加える押圧部材を画像形成装置本体に有し、プロ
セスカートリッジは押圧部材による外力により押圧され
ることにより接触帯電部材を像担持体に当接し、外力が
除かれることにより接触帯電部材が像担持体より離隔す
るように接触帯電部材が可動に支持されていることを特
徴とするプロセスカートリッジである。
【0015】本発明の第7の発明はプロセスカートリッ
ジは、外部から像担持体へ送る光像を通す露光窓と、画
像形成装置本体外にあるとき露光窓を閉じてプロセスカ
ートリッジを遮光し、プロセスカートリッジが画像形成
装置本体に装着されたとき、押圧部材に押されて露光窓
を開く遮光部材と、を有し、遮光部材に接触帯電部材が
弾性支持されていることを特徴とする第6の発明に記載
のプロセスカートリッジである。
【0016】本発明の第8の発明はプロセスカートリッ
ジを遮光する遮光部材は接触帯電部材が兼ねることを特
徴とする第7の発明に記載のプロセスカートリッジであ
る。
【0017】本発明の第9の発明は画像形成装置本体に
備える電極が押圧部材を兼ね、プロセスカートリッジが
画像形成装置本体に装着されたとき、画像形成装置本体
に備える電極と接する接触部を接触帯電部材の端部に設
けることによりプロセスカートリッジと画像形成装置本
体が導通することを特徴とする第6又は第7もしくは第
8の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0018】本発明の第10の発明はプロセスカートリ
ッジが画像形成装置に装着されたとき、接触帯電部材は
プロセスカートリッジのハウジングに対してスラスト方
向へ移動しないように取り付けられると共に画像形成装
置本体に備える電極に挟持される両端部を有し、スラス
ト方向の位置を規制されることを特徴とする第9の発明
に記載のプロセスカートリッジである。
【0019】本発明の第11の発明は露光窓が前露光用
の窓と画像露光用の窓を有することを特徴とする第7か
ら第10の何れか1つの発明に記載のプロセスカートリ
ッジである。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0021】(第1の実施例)図1は第1の実施例を示
すプリンタ等の電子写真方式を採用する画像形成装置に
おけるプロセスカートリッジ近傍を模式的に示す断面説
明図である。尚、この実施例に係るプロセスカートリッ
ジでは像担持体に接触して帯電を行う帯電ローラを用い
ている。
【0022】図1において、像担持体としての例えば回
転ドラム型の電子写真感光体である感光ドラム1は矢印
aの方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって
回転駆動する。前記感光ドラム1の表面を所定の極性、
電位に均一に帯電処理するために、前記感光ドラム1の
表面に当接する接触帯電手段としての帯電ローラ2は芯
金2aに導電性弾性体2b例えばゴムが一体成形され、
芯金2aを支持する軸受2cがガイド2dで感光ドラム
1に向って移動自在に案内され、ばねのような加圧部材
13で感光ドラム1に向って加圧されることにより、前
記感光ドラム1の回転に応じて圧接従動回転する。この
帯電ローラ2には画像形成装置本体側の電源装置から導
電性の芯金2aを介して所定の電圧が印加されており、
これにより前記感光ドラム1の表面が帯電ローラ2によ
り所定の極性、電位に均一に処理されるのである。
【0023】本実施例では前記帯電ローラ2に交流電圧
と直流電圧を重畳した振動電圧を印加している。振動電
圧は時間と共に周期的に電圧値が変化する電圧である。
更に詳しく言えば、前記帯電ローラ2には感光ドラム1
の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する交流
電圧と直流電圧を重畳した電圧を印加することが好まし
い。前記振動電圧の波形としては正弦波に限らず、矩形
波、三角波、パルス波でも良い。尚、交流電圧は直流電
圧を周期的にオン・オフすることによって形成された矩
形波の電圧を含む。
【0024】帯電ローラ2で均一帯電処理を受けた感光
ドラム1の表面に図中レーザスキャナ8a、反射ミラー
8bの露光手段により目的の画像情報に対応した画像露
光L1(レーザービーム走査露光等)が行われ、感光ド
ラム1の表面に目的の画像情報に応じた静電潜像が形成
される。この静電潜像が現像装置3によってトナー像と
して顕像化される。本実施例の現像装置3は矢印b方向
に回転してトナーを搬送する現像スリーブ3aと、前記
スリーブ3a上のトナーコート厚を規制するための現像
ブレード3bを有している。
【0025】前記感光ドラム1の表面の担持トナー像
は、画像形成装置本体に設けられている転写ローラ4の
位置において、感光ドラム1と転写ローラ4との間に図
示しない搬送手段から感光ドラム1の回転と同期をとっ
て給送された記録媒体Pの面に順次転写される。前記ト
ナー像の転写を受けた記録媒体Pは、感光ドラム1の表
面から分離されて画像形成装置本体に設けられている定
着手段9へ搬送されてトナー像の定着を受ける。
【0026】記録媒体Pに対するトナー像の転写後、感
光ドラム1の表面はクリーニング装置5の弾性クリーニ
ングブレード5aによって転写残りのトナー等の付着物
が掻き落とされ繰り返し作像に供される。尚、掻き落と
されたトナー等を捕集するためのスクイシート5bが設
けてある。
【0027】本実施例に係る画像形成装置は感光ドラム
1、帯電ローラ2、現像装置3、クリーニング装置5の
4つのプロセス機器について、それらを互いに所定の位
置関係をもって共通のハウジング6内に組み込んで画像
形成装置本体に対して一括して着脱自在のプロセスカー
トリッジ7として構成している。このプロセスカートリ
ッジ7を画像形成装置本体内に装着することにより、画
像形成装置本体とプロセスカートリッジ7側とが機械的
電気的に相互カップリングして画像形成装置として作動
可能状態となる。
【0028】尚本実施例にあっては接触帯電手段として
特にローラー形状のものを用いた例を示した。
【0029】前述した帯電ローラ2を支持する軸受2c
は帯電ローラ2の両端に配設され、軸受2cを案内する
ガイド2dは遮光部材12に固定又は一体的に作られて
いる。又、前述した加圧部材13は例えば圧縮コイルば
ねであってその一端の座巻部は軸受2cの不図示の凹部
に着座し、他端の座巻部は遮光部材12の裏面(ハウジ
ング6内側)の不図示の凹部に着座している。軸受2c
を案内するガイド2dの先端にはストッパ2eが設けら
れている。図1の状態では該ストッパ2eと軸受2cと
は離れており、加圧部材13は圧縮されている。
【0030】画像形成装置本体の一部には押圧部材11
が固定されている。このプロセスカートリッジ7は図1
の矢印イの方向に着脱されるか或は、図1の紙面に直角
方向から着脱される。図1の直角方向手前側より着脱す
るときは、押圧部材11は画像形成装置本体の奥側に設
けられ、押圧部材11はその下面が奥側から手前側へ向
って上方へ向う傾斜面とし、その先端を閉じた遮光部材
12よりも高くしておく。
【0031】尚、図示矢印イの方向からプロセスカート
リッジ7を着脱する画像形成装置は、上下二つ割りのワ
ニ口状、或は、上面が開放可能な形式のものであり、プ
ロセスカートリッジ7が画像形成装置に装着された際に
プロセスカートリッジ7を支持するために画像形成装置
本体に設けた支持部材7a,7b,7c,7dの内少く
とも支持部材7aは画像形成装置の上方へ移動する部分
に備えられる。又、図1の紙面に直角方向からプロセス
カートリッジ7を着脱する形式の画像形成装置は、本体
が一体であり、支持部材7a,7b,7c,7dは図1
の紙面に直交する長い案内部材となる。
【0032】遮光部材12はハウジング6に回動中心1
0で結合され、図1において回動中心10を中心として
不図示のばねで反時計回りに付勢されている。そしてハ
ウジング6の露光窓となっている開口部6aは開口して
いる。
【0033】図1のプロセスカートリッジを画像形成装
置本体を装着した状態では、押圧部材11によって、プ
ロセスカートリッジの遮光部材12を回動中心10を支
点としながら不図示のばねに抗して押圧されている。押
圧されたプロセスカートリッジ7の遮光部材12は加圧
部材13を圧縮することにより帯電ローラ2を感光ドラ
ム1に適当な圧力で当接させることが出来る。
【0034】図1の状態からプロセスカートリッジ7を
画像形成装置本体から取り出すと、押圧部材11に押え
られていた遮光部材12は解放され、回動中心10を中
心に遮光部材12は不図示のばねのばね力で反時計回り
に回動し、ガイド2dは上方へ移動するので加圧部材1
3はのび軸受2cはガイド2dに導かれてガイド2dの
先端に向って移動して、ストッパー2eに当る。更に遮
光部材12が上昇すると、つれてガイド2dも上昇する
ので帯電ローラ2は感光ドラム1から離れて上昇し、図
2に示すように遮光部材12は露光窓の開口部6aを閉
じる。尚、図2では帯電ローラ2は図1と同様に支持さ
れているのであるが、略図でその支持を示してある。
【0035】このように画像形成装置本体から取り出さ
れたプロセスカートリッジ7は押圧部材11によって押
圧されることなく、帯電ローラ2は感光ドラム1より離
れ、不要な当接を避けることが出来る。これにより長期
にわたり感光ドラム1に当接したとき接触部分が変形
し、帯電が不均一になることはなくなった。
【0036】プロセスカートリッジ7が画像形成装置本
体から取り外されると図2のように開口部6aを遮光す
るので、開口部6aから外光L3がはいり、感光ドラム
1を感光させてしまうことを防ぐことが出来る。
【0037】(第2の実施例)図3は第2の実施例を示
す模式的な図である。図3ではプロセスカートリッジが
画像形成装置本体に備える図略の支持部材(図1の7
a,7b,7c,7dに準ずる)に支持されている。
【0038】本実施例では帯電手段として帯電ローラ2
をもちいている。本実施例における詳細なプロセス過程
は第1の実施例において説明した通りであるが、本実施
例では帯電ローラ2に1kV程度のDC定電圧を印加す
ることによって感光ドラム1の表面を均一帯電させてい
る。
【0039】図3に示すようにハウジング6には遮光部
材12を間にして露光窓としての開口部6aと前露光窓
としての開口部6bを有し、遮光部材12を除くとこれ
らの開口部6a,6bはつながっており一つの開口部と
なる。このつながった開口部の途中においてハウジング
6に回動中心10でもって、開口部6a,6bを開閉す
る遮光部材12が回動中心10に挿入されたねじりコイ
ルばね等の不図示のばねで開口部6a,6bを閉じる方
向へ付勢されている。図3の状態では、遮光部材12に
固定し設けた回動中心10に固定されたアーム31はハ
ウジング6にピン32で枢支されたレバー33の一端で
押され、レバー33の他端は画像形成装置本体に設けた
押圧部材11によりピン33に挿入されたねじりコイル
ばね等の不図示のばねによるレバー33の反時計回りの
付勢力に抗して押さえられている。
【0040】帯電ローラ2はその支持方法を略図で示し
てあるが、実施例1同様に遮光部材12に支持されてお
り、図3の状態で感光ドラム1に圧接している。
【0041】さて、図3に示すように帯電ローラ2は、
押圧部材11により、感光ドラム1に直接当接させ表面
を均一帯電させている。このときの加圧により感光ドラ
ム1の表面に画像露光L1を得るための開口部6a及び
除電用露光L2を得るための開口部6bが開いている。
本実施例では帯電ローラ2に1kV程度のDC定電圧を
印加することによって感光ドラム1の表面を均一帯電さ
せているが、この場合帯電以前に感光ドラム1の表面を
除電するための前露光が必要である。画像形成装置本体
に設けた前露光用光源8cによる除電用露光L2は前記
開口部6bを通過し、感光ドラム1上を露光する。この
前露光によりDC定電圧による接触帯電であっても感光
ドラム1の表面を均一に帯電させることが出来る。
【0042】プロセスカートリッジ7が画像形成装置本
体から取り外されると、レバー33は不図示のばねのば
ね力で反時計回りに回動し、図4に示すように遮光部材
12は不図示のばねのばね力で回動中心10を中心に時
計回りに回動し、帯電ローラ2および遮光部材12が押
圧部材11からの押圧から解放され、露光窓としての開
口部6aを遮光するとともに前露光を行うための開口部
6bを遮光する。これにより、開口部6a,6bから外
光L3がはいり、感光ドラム1を感光させてしまうこと
を防ぐことが出来る。
【0043】そして、図4に示すように画像形成装置本
体から取り出されたプロセスカートリッジ7において、
帯電ローラ2は感光ドラム1より離れ、不要な当接を避
けることが出来る。これにより長期にわたり感光ドラム
1に当接したとき接触部分が変形し、帯電が不均一にな
ることはなくなった。
【0044】(第3の実施例)図5および図6は第3の
実施例を模式的に表わした図である。図5ではプロセス
カートリッジが画像形成装置本体の図略の支持部材(図
1の支持部材7a,7b,7c,7dに準ずる)に支持
されている。
【0045】本実施例では、第1の実施例と同じく帯電
手段として帯電ローラ2を用いている。本実施例におけ
る詳細なプロセス過程は第1実施例において説明した通
りである。帯電ローラ2を支持する軸受2cはハウジン
グ6に回動中心10で取り付けられたレバー15の先端
に固定されている。ここでは画像形成装置本体に設けた
押圧部材11で帯電ローラ2の芯金2aの両端部を支持
する軸受2cを先端に固定したレバー15の他端を押圧
することによって、帯電ローラ2を感光ドラム1に当接
させている。
【0046】帯電ローラ2を適度の当接圧で感光ドラム
1を加圧するには、レバー15に対して軸受2cを弾性
支持するか、或はレバー15をばね材料で弾力を付与す
ることができる。
【0047】さらに図6に示すように画像形成装置本体
から取り出されたプロセスカートリッジ7において、帯
電ローラ2は不図示のばねのばね力でアーム15が回動
中心10を中心にして反時計回りに回転することによ
り、感光ドラム1より離れ、不要な当接を避けることが
出来る。これにより長期にわたり感光ドラム1に当接し
たとき接触部分が変形し、帯電が不均一になることはな
くなった。
【0048】さらにプロセスカートリッジ7が画像形成
装置本体から取り外されると、帯電ローラ2およびその
支持部材のレバー15が回動中心10を中心として回転
を続け、開口部6aを遮光する。この場合特徴的なのが
帯電ローラ2自体が遮光部材として機能していることで
ある。帯電ローラ2とハウジング6との当接部は過度な
当接を防ぐために弾性部材19等をハウジング6の開口
部6aの縁に添付すると効果的である。これにより開口
部6aから外光L3がはいり、感光ドラム1を感光させ
てしまうことをさらに完全に防ぐことが出来る。
【0049】また、帯電ローラ2を回転させることによ
り帯電ローラ2に当接された弾性部材19でローラの表
面を清掃することも可能である。以上述べたように遮光
部材を帯電ローラが兼ねることにより部品点数を削減で
きる構成ができる。
【0050】(第4の実施例)図7は第4の実施例を示
す模式的な図である。図7ではプロセスカートリッジが
画像形成装置本体の図略の支持部材(図1の支持部材7
a,7b,7c,7dに準ずる)に支持されている。
【0051】第1の実施例では接触帯電手段として帯電
ローラ2を用いたが、ここではブレード形状のものを用
いている。本実施例における詳細なプロセス過程は第1
の実施例において説明した通りであるが、本実施例でも
第1の実施例に同じく帯電ブレード2Bに交流電圧と直
流電圧を重畳した振動電圧を印加することによって感光
ドラム1の表面を均一帯電させる。
【0052】帯電ブレード2Bは導電性のゴム板であり
支持板金16に加硫成形されており、支持板金16はハ
ウジング6の開口部6aの縁に回動中心10でもって枢
着され、図示されないばねにより、回動中心10を中心
として反時計回りに付勢されている。帯電ブレード2
B、支持板金16は感光ドラム1とほぼ同長さを有し、
感光ドラム1とほぼ同長さの露光窓となる開口部6aを
閉じることができるようになっている。
【0053】支持板金16の長手方向端部に固定した突
片16aは画像形成装置本体に設けた押圧部材11に押
圧されることにより、帯電ブレード2Bが感光ドラム1
に圧接している。
【0054】さて、図7に示すように帯電ブレード2B
は、感光ドラム1に直接当接させることによって表面を
均一帯電させているが、このとき感光ドラム1の表面に
画像露光L1を得るための開口部6aが開いている。プ
ロセスカートリッジ7を取り出すと押圧部材11と突片
16aが離れて帯電ブレード2Bは回動中心10を中心
に不図示のばねのばね力で反時計回りに回転し、図8に
示すように画像形成装置本体から取り出されたプロセス
カートリッジ7において、帯電ブレード2Bは感光ドラ
ム1より離れ、不要な当接を避けることが出来る。これ
により長期にわたり感光ドラム1に当接したとき接触部
分が変形し、帯電が不均一になることはなくなった。さ
らにプロセスカートリッジ7が画像形成装置本体から取
り外されると、図8に示すように帯電ブレード2Bおよ
びその支持板金16が共に回動中心10を中心として回
転し、露光窓としての開口部6aを遮光する。これによ
り、開口部6aから外光L3がはいり、感光ドラム1を
感光させてしまうことを防ぐことが出来る。
【0055】本実施例では接触帯電部材として帯電ブレ
ードを用いたが、ブラシ形状であっても良いことは当然
である。
【0056】(第5の実施例)図9は第5の実施例を示
す模式的な図である。図9ではプロセスカートリッジカ
ートリッジが画像形成装置本体の図略の支持部材(図1
の支持部材7a,7b,7c,7dに準ずる)に支持さ
れている。
【0057】本実施例では帯電手段としてブレード形状
のものを用いている。本実施例における詳細なプロセス
過程はほぼ第1の実施例において説明した通りである
が、本実施例では帯電ブレード2Bに1kV程度のDC
定電圧を印加することによって感光ドラム1の表面を均
一帯電させていることが特徴的である。
【0058】本例は第4の実施例において、帯電ブレー
ド2Bの支持板金16の回動中心10を開口部6aより
離れた位置に設け、支持板金16に前露光用光源8cか
らの前露光を通す開口部6bを設けたものである。
【0059】即ち、図9に示すように帯電ブレード2B
は、感光ドラム1に直接当接させることによって表面を
均一帯電させているが、このとき感光ドラム1の表面に
画像露光L1を得るための開口部6aを有している。さ
らに帯電ブレード2Bを支持する部材の支持板金16に
は開口部6b(特に黒ぬり図示)を有している。本実施
例では帯電ブレード2Bに1kV程度のDC定電圧を印
加することによって感光ドラム1の表面を均一帯電させ
ているが、この場合帯電以前にドラム表面を除電するた
めの前露光が必要である。前露光用光源8cによる除電
用露光L2は開口部6a及び前記開口部6bを通過し、
クリーニングブレード5aを保持する保持部材上に接着
された反射部材21によって反射され、感光ドラム1上
を露光する。この前露光によりDC定電圧による接触帯
電であっても感光ドラム1の表面を均一に帯電させるこ
とが出来る。
【0060】図10に示すように画像形成装置本体から
取り出されたプロセスカートリッジ7において、帯電ブ
レード2Bは感光ドラム1より離れ、不要な当接を避け
ることが出来る。これにより帯電ブレード2Bが長期に
わたり感光ドラム1に当接したとき接触部分が変形し、
帯電が不均一になることはなくなった。さらにプロセス
カートリッジ7が画像形成装置本体から取り外される
と、図10に示すように帯電ブレード2Bおよびその支
持板金16が回動中心10を中心として反時計回りに回
転し、露光窓としての開口部6aを遮光するとともに前
露光を行うための開口部6bを遮光する。これにより、
開口部6a,6bから外光L3がはいり、感光ドラム1
を感光させてしまうことを防ぐことが出来る。
【0061】(第6の実施例)図11、図12、図13
は第6の実施例を示す模式図である。。図11ではプロ
セスカートリッジカートリッジが画像形成装置本体の図
略の支持部材(図1の支持部材7a,7b,7c,7d
に準ずる)に支持されている。
【0062】図12に示すように画像形成装置本体は、
上下ユニット21,22に分れており、ヒンジ23でも
ってワニ口状に開閉できるようになっている。プロセス
カートリッジ7は下ユニット22の通紙方向の所定位置
に設けた不図示の位置決め部材に嵌め込み置かれ、上ユ
ニット21には電極11aが固定されている。電極11
aは両側に帯電ローラ2の芯金2a端部と接する対向間
距離Sを持つ接点11a−3を備えると共に上ユニット
21を下ユニット22に対して閉めると遮光部材12を
押圧する遮光部材押え部11a−4を有し、プロセスカ
ートリッジ7のハウジング6には接点11a−3が出入
り出来る開口部6cが設けてある(図13参照)。上下
ユニット21,22を閉じた状態では、図11、図13
のように、遮光部材12を回動中心10を中心として時
計回りに回転して露光窓となる開口部6aを開くと共に
帯電ローラ2を感光ドラム1に圧接する。
【0063】帯電ローラ2の支持は図示されないが図1
と同様に、遮光部材12に弾性支持されている。そし
て、プロセスカートリッジのハウジング6に対して軸方
向に移動しないように支持されている(図示されな
い)。
【0064】図13は電極11aがプロセスカートリッ
ジの開口部6cに挿入された後の状態を正面から見た模
式的な図である。プロセスカートリッジ7の一部である
遮光部材12は電極11aの遮光部材押え部11a−4
によってプロセスカートリッジ7のハウジング6内に押
し込められ、露光窓としての開口部6aを得ている。ま
た、帯電ローラ2の芯金2aは電極11aを介して画像
形成装置本体内の電源から給電されるとともに、前記の
芯金2aのスラスト方向はこの電極11aによって規制
される。ここで電極11aが挿入される開口部6cの端
部は図のように斜めのテーパー6dを設けることによっ
て電極11aの接点11a−3の挿入を容易にすること
ができる。
【0065】図12は導電性の電極11aがプロセスカ
ートリッジ7の開口部6cに挿入される前の状態の模式
的な図である。前記電極11aは外光から感光ドラムを
守る遮光部材12を押え部11a−4で押圧すると同時
に帯電ローラ2を感光ドラム1に適当な圧力で当接させ
ることが出来る。また電極11aの接点11a−3は帯
電ローラ2の芯金2a両端に挿入され、スラスト方向を
規制すると同時に、本体給電部との接点となる。上記に
おいて、電極11aの端部は図中矩形の平面形状となっ
ているがプロセスカートリッジ7の開口部6cへの挿入
を容易にするために同図中符号11a−1,11a−2
で示す様に矩形の接点11a−3の角を半円形に丸めた
り、角面取りにする方が有利である。
【0066】上ユニット21を下ユニット22に向って
閉じると、上ユニット21はヒンジ23を中心に回動
し、共に回動する電極11aによって、図11に示すよ
うにプロセスカートリッジ7の遮光部材12を反時計回
りに付勢しているばねのばね力に抗して遮光部材12を
回動中心10を支点としながら時計回りに回転して押圧
する。押圧されたプロセスカートリッジ7の遮光部材1
2には図1と同様に帯電ローラ2が支持され加圧部材1
3により帯電ローラ2を感光ドラム1に適当な圧力で当
接させることが出来る。また帯電ローラ2の芯金2aは
その端部を電極11aの接点11a−3で挟まれ、これ
により導通される。この電極11aより帯電ローラ2を
通じて交流電圧と直流電圧を重畳した振動電圧を印加す
ることにより感光ドラム1の表面を所定の電位に帯電さ
せるものである。
【0067】上記実施例によれば、導電性の規制部材の
電極11aが帯電ローラ2のスラスト方向を規制すると
共にプロセスカートリッジ7の位置決めが行える。また
直接給電なので、上ユニット21を開いたときは電極1
1aは露出しており、給電部の接点11a−3を直接清
掃でき、接点汚れが原因となる帯電不良を防ぐことが出
来る。同時に、プロセスカートリッジ7内の帯電ローラ
2への配線を廃止でき、簡略化が可能となる。
【0068】
【発明の効果】本発明の第1の発明によれば、プロセス
カートリッジを画像形成装置本体に装着した場合、接触
帯電部材が像担持体に対して自動的に当接され一々接触
帯電部材を像担持体へ当接させる操作を別途必要としな
い。
【0069】本発明の第2の発明は第1の発明におい
て、画像形成装置本体から取り出された場合、接触帯電
部材後方の像露光窓から外光が入り像担持体を感光させ
てしまうことを防ぐことが出来るプロセスカートリッジ
を用いた場合、押圧部材が一つで遮光部材を開くと共に
接触帯電部材を像担持体に当接させることができる。従
って、画像形成装置本体側の押圧部材は簡単である。
【0070】本発明の第3の発明は、第2の発明におい
て、接触帯電部材が遮光部材を兼用することで、押圧部
材は接触帯電部材に対して作動するのみですみ、画像形
成装置本体の押圧部材が簡単ですむ。又、部品点数を減
少でき、コストの削除ができる。
【0071】本発明の第4の発明は、第1の発明におい
て、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着さ
れたとき、押圧部材となり、且つ接触帯電部材の端部と
接することによりプロセスカートリッジと画像形成装置
本体が導通する電極を画像形成装置本体に備えたことに
より、特に押圧部材を備える必要がなく構成が簡略とな
り、画像形成装置本体の導電性部材により直接給電でき
る為、給電部の接点を直接清掃でき、これによって、接
点汚れが原因となる帯電不良を防ぐことが出来ると共
に、配線の簡略化が可能となる。
【0072】本発明の第5の発明は、第4の発明におい
て、電極に接触帯電部材端部位置を規制する規制部を備
え、プロセスカートリッジが画像形成装置に装着された
とき、電極の規制部が接触帯電部材のスラスト方向を規
制することにより、画像形成装置の導電性部材が接触帯
電部材のスラスト方向を規制する。そしてプロセスカー
トリッジの位置決めが確実に行うのに別途画像形成装置
本体に位置決め部材を必要としない。
【0073】本発明の第6の発明は、画像形成装置本体
へプロセスカートリッジを装着したとき、プロセスカー
トリッジに外力を加える押圧部材を画像形成装置本体に
有し、プロセスカートリッジは押圧部材による外力によ
り押圧されることにより接触帯電部材を像担持体に当接
し、外力が除かれることにより接触帯電部材が像担持体
より離隔するように接触帯電部材が可動に支持されてい
る。
【0074】この構成によれば、プロセスカートリッジ
が画像形成装置本体に取り付けない状態で長期間置かれ
ても、接触帯電部材が像担持体に当接しないため、像担
持体と接触帯電部材の長期にわたる当接による接触部分
の変形を防ぐことができる。
【0075】本発明の第7の発明は、第6の発明におい
て、プロセスカートリッジは、外部から像担持体へ送る
光像を通す露光窓と、画像形成装置本体外にあるとき露
光窓を閉じてプロセスカートリッジを遮光し、プロセス
カートリッジが画像形成装置本体に装着されたとき、押
圧部材に押されて露光窓を開く遮光部材と、を有し、遮
光部材に接触帯電部材が弾性支持されていることによ
り、遮光部材に外力を加えるだけで遮光部材と接触帯電
部材は連動し、遮光部材と接触帯電部材を別々に作動さ
せる構成をとる必要がなく、構成が簡単となる。
【0076】本発明の第8の発明は、第7の発明におい
て、プロセスカートリッジを遮光する遮光部材は接触帯
電部材が兼ねることにより、部材が減少し、構成が簡単
となる。
【0077】本発明の第9の発明は、第6又は第7もし
くは第8に記載の発明において、画像形成装置本体に備
える電極が押圧部材を兼ね、プロセスカートリッジが画
像形成装置本体に装着されたとき、画像形成装置本体に
備える電極と接する接触部を接触帯電部材の端部に設け
ることによりプロセスカートリッジと画像形成装置本体
が導通することにより、プロセスカートリッジへの給電
が簡単で直接接触帯電部材が受電できる。
【0078】本発明の第10の発明は、第9の発明にお
いて、プロセスカートリッジが画像形成装置に装着され
たとき、接触帯電部材はプロセスカートリッジのハウジ
ングに対してスラスト方向へ移動しないように取り付け
られると共に画像形成装置本体に備える電極に挟持され
る両端部を有し、スラスト方向の位置を規制されること
により、プロセスカートリッジは画像形成装置本体へ装
着時に接触帯電部材のスラスト方向(通紙幅の方向)の
位置が定まり、且つプロセスカートリッジの同方向の位
置も定まる。従って、プロセスカートリッジのスラスト
方向の位置決めを別途画像形成装置本体側で行う必要が
省ける。
【0079】本発明の第11の発明は、第7から第10
の発明において遮光部材を開閉すると前露光用の窓と画
像露光用の窓が同時に開閉され、別々に前露光用の窓と
画像露光用の窓の遮光部材を設ける場合に比して構成の
作用が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る構成を説明する縦
断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る構成を説明する縦
断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る構成を説明する縦
断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る構成を説明する縦
断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係る構成を説明する縦
断面図である。
【図6】本発明の第3の実施例に係る構成を説明する縦
断面図である。
【図7】本発明の第4の実施例に係る構成を説明する縦
断面図である。
【図8】本発明の第4の実施例に係る構成を説明する縦
断面図である。
【図9】本発明の第5の実施例に係る構成を説明する縦
断面図である。
【図10】本発明の第5の実施例に係る構成を説明する
縦断面図である。
【図11】本発明の第6の実施例に係る構成を説明する
縦断面図である。
【図12】本発明の第6の実施例の斜視図である。
【図13】図11に直角な縦断面図である。
【図14】従来例に係る構成を説明する縦断面図であ
る。
【図15】従来の帯電部材近傍を説明する図14に直角
な縦断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 帯電ローラ 2B 帯電ブレード 3 現像装置 3a 現像スリーブ 3b 現像ブレード 4 転写ローラ 5 クリーニング装置 5a クリーニングブレード 5b スクイシート 6a 開口部 6b 開口部 7 プロセスカートリッジ 8a レーザスキャナ 8b 反射ミラー 8c 前露光用光源 9 定着手段 10 回動中心 11 押圧部材 11a 電極 12 遮光部材 13 加圧部材 15 レバー 16 支持板金 16a 突片 17 軸受 19 弾性部材 20−b,20−c 接点 21 反射部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 354 (72)発明者 日野 卓 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 足立 裕行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも像担持体と接触帯電部材を備え
    たプロセスカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能
    に備えた画像形成装置において、プロセスカートリッジ
    は外力により押圧されることにより接触帯電部材を像担
    持体に当接し、外力が除かれることにより接触帯電部材
    が像担持体より離隔するように接触帯電部材が可動に支
    持されており、プロセスカートリッジが画像形成装置本
    体に装着されたときに接触帯電部材を像担持体に当接す
    る外力を加える押圧部材を画像形成装置本体に備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 プロセスカートリッジは、外部から像担
    持体へ送る光像を通す露光窓と、プロセスカートリッジ
    が画像形成装置本体外にあるとき露光窓を閉じてプロセ
    スカートリッジを遮光し、外力を加えられたとき、露光
    窓を開く遮光部材と、遮光部材に弾性支持された接触帯
    電部材と、を有し、画像形成装置本体の押圧部材は遮光
    部材に外力を加えることを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 プロセスカートリッジを遮光する遮光部
    材を接触帯電部材が兼ね押圧部材が接触帯電部材を移動
    させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 プロセスカートリッジが画像形成装置本
    体に装着されたとき、押圧部材となり、且つ接触帯電部
    材の端部と接することによりプロセスカートリッジと画
    像形成装置本体が導通する電極を画像形成装置本体に備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 電極に接触帯電部材端部位置を規制する
    規制部を備え、プロセスカートリッジが画像形成装置に
    装着されたとき、電極の規制部が接触帯電部材のスラス
    ト方向を規制することを特徴とする請求項4に記載の画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも像担持体と接触帯電部材を備
    え画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにお
    いて、画像形成装置本体へプロセスカートリッジを装着
    したとき、プロセスカートリッジに外力を加える押圧部
    材を画像形成装置本体に有し、プロセスカートリッジは
    押圧部材による外力により押圧されることにより接触帯
    電部材を像担持体に当接し、外力が除かれることにより
    接触帯電部材が像担持体より離隔するように接触帯電部
    材が可動に支持されていることを特徴とするプロセスカ
    ートリッジ。
  7. 【請求項7】 プロセスカートリッジは、外部から像担
    持体へ送る光像を通す露光窓と、画像形成装置本体外に
    あるとき露光窓を閉じてプロセスカートリッジを遮光
    し、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着さ
    れたとき、押圧部材に押されて露光窓を開く遮光部材
    と、を有し、遮光部材に接触帯電部材が弾性支持されて
    いることを特徴とする請求項6に記載のプロセスカート
    リッジ。
  8. 【請求項8】 プロセスカートリッジを遮光する遮光部
    材は接触帯電部材が兼ねることを特徴とする請求項7に
    記載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 画像形成装置本体に備える電極が押圧部
    材を兼ね、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に
    装着されたとき、画像形成装置本体に備える電極と接す
    る接触部を接触帯電部材の端部に設けることによりプロ
    セスカートリッジと画像形成装置本体が導通することを
    特徴とする請求項6又は7もしくは8に記載のプロセス
    カートリッジ。
  10. 【請求項10】 プロセスカートリッジが画像形成装置
    に装着されたとき、接触帯電部材はプロセスカートリッ
    ジのハウジングに対してスラスト方向へ移動しないよう
    に取り付けられると共に画像形成装置本体に備える電極
    に挟持される両端部を有し、スラスト方向の位置を規制
    されることを特徴とする請求項9に記載のプロセスカー
    トリッジ。
  11. 【請求項11】 露光窓が前露光用の窓と画像露光用の
    窓を有することを特徴とする請求項7から10の何れか
    1つに記載のプロセスカートリッジ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6493527B1 (en) 1999-10-29 2002-12-10 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge
JP2009276562A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Murata Mach Ltd 画像形成装置

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US6493527B1 (en) 1999-10-29 2002-12-10 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge
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