JPH08189802A - 頂点探索方法 - Google Patents

頂点探索方法

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JPH08189802A
JPH08189802A JP43795A JP43795A JPH08189802A JP H08189802 A JPH08189802 A JP H08189802A JP 43795 A JP43795 A JP 43795A JP 43795 A JP43795 A JP 43795A JP H08189802 A JPH08189802 A JP H08189802A
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JP
Japan
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coordinates
measured
vertex
line
point sequence
Prior art date
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Application number
JP43795A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Izeki
敏之 井関
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定面の頂点を効率良く、しかも正確に求
めることができる。 【構成】 曲率を有する被測定面の断面形状を測定する
頂点探索方法において、測定断面と直交する一断面を構
成する点列をSとし、点列Sの曲率半径をRとする時、
点列Sに含まれる任意のN点{P1....PN}(但
し、Nは2以上の正の整数を示す。)の座標を測定し、
測定した点列Sに含まれる任意のN点{P1....P
N}の座標をR既知として放物線近似することによっ
て、点列Sの頂点の座標P0を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、頂点探索方法に係り、
詳しくは、プローブ走査型形状測定装置を用いた形状測
定技術に適用することができ、特に、被測定面の頂点を
効率良く、しかも正確に求めることができる頂点探索方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プローブ走査型形状測定装置を用
いて曲率を有する被測定物の断面形状を測定する場合、
被測定面の頂点を通る一ラインを測定しないと、形状の
正しい評価を行うことができない。これを図1を用いて
説明する。図1において、測定ラインの方向、即ちプロ
ーブのトラバース方向をx軸とし、プローブの変位検出
方向をz軸とし、これらのx軸及びz軸と直交する方向
をy軸とする。Lは曲率半径Rの球面凸レンズであり、
P0は球面凸レンズLの頂点であり、S* は頂点P0を
通る測定ラインであり、S* ’は頂点P0からシフト誤
差εだけ離れた点P0’を通る測定ラインである。この
時、S’から計算される曲率半径R’は、幾何学的関係
から曲率半径Rとシフト誤差εを使って次の(1)式で
表される。
【0003】
【数1】
【0004】このように、頂点P0からシフト誤差εだ
け離れた点P0’を通る測定ラインS* ’を測定する
と、実際の形状を正しく評価することができず、測定誤
差を生じる。これに対して、従来は、プローブと被測定
物とをy方向に相対移動させることによってy方向の頂
点の位置を探している。以下、被測定面の頂点と一ライ
ンの点列における頂点とを区別するために、前者の被測
定面の頂点を単に「頂点」と呼ぶことにし、後者の一ラ
インの点列における頂点を「ラインの頂点」と呼ぶこと
にする。
【0005】y方向のラインの頂点を通るように測定ラ
インを選べば、測定ラインは、必ず頂点P0を通るた
め、上記のようなシフト誤差に起因する測定誤差は生じ
ない。しかしながら、手動操作によるラインの頂点位置
の探索では、時間がかかるうえに、探索精度が低下する
という問題があった。そこで、この手動操作によるライ
ンの頂点位置の探索時間がかかって探索精度が低下する
という問題に対して、従来、例えば特開平2−2543
07号公報で報告されているような自動頂点探索方法が
提案されている。以下に、この従来の特開平2−254
307号公報で開示されている方法を、図2を用いて簡
単に説明する。
【0006】図2において、Sは測定ラインと直交する
一ラインを表す。なお、Sを構成する点列のx座標は、
説明を簡略化するために零であるとし、また、点列Sの
曲率半径Rは、既知であるものとする。ラインS上の任
意の点を初期原点s0’とし、求めるべきSラインの頂
点をs0(y0,z0)とし、s0’近傍の2点の座標
を各々s1(y1,z1)とs2(y2,z2)とす
る。S0’をラインの頂点とする曲率半径Rの仮想球面
Q(図2の2点鎖線)を考慮すると、仮想球面と測定球
面は、次の(2),(3)式で表すことができる。
【0007】
【数2】
【0008】
【数3】
【0009】次に、仮想球面に対する測定球面の偏差を
zdとおく場合、(3)式より(2)式を減じると、次
の(4)式で表すことができる。
【0010】
【数4】
【0011】ここで、y02 /(2R)=z0であるか
ら、(4)式は、次の(5)式で表すことができる。
【0012】
【数5】
【0013】よって、(5)式からy0は、次の(6)
式で表すことができる。
【0014】
【数6】
【0015】ここで、s1及びs2がs0’に対して略
対称な点であるならば、(6)式は、次の(7)式で表
すことができる。
【0016】
【数7】
【0017】以上のようにして、Sラインの頂点s0の
座標を得ることができる。この点を通るように測定ライ
ンを選べば、測定ラインは、必ず被測定面を通ることに
なる。また、必要ならば、測定ラインと平行する一ライ
ンについても、同様の方法でラインの頂点を探索するこ
とによって、被測定面の頂点位置を求めることができ
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の自動頂
点探索方法では、手動操作を行う場合と比較して、探索
時間と探索精度をかなり向上させることができるという
利点を有するが、曲率半径Rが既知であることを前提と
しているため、曲率半径Rを一々予め測定しなければな
らず、被測定面の頂点を効率良く求め難いという問題が
あった。
【0019】また、曲率半径Rを予め測定する代わりに
設計値で代用する場合には、曲率半径R誤差に起因する
探査誤差を生じてしまい、被測定面の頂点を正確に求め
難いという問題があった。そこで、本発明は、被測定面
の頂点を効率良く、しかも正確に求めることができる頂
点探索方法を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
曲率を有する被測定面の断面形状を測定する頂点探索方
法において、測定断面と直交する一断面を構成する点列
をSとし、点列Sの曲率半径をRとする時、点列Sに含
まれる任意のN点{P1....PN}(但し、Nは2
以上の正の整数を示す。)の座標を測定し、測定した点
列Sに含まれる任意のN点{P1....PN}の座標
をR既知として放物線近似することによって、前記点列
Sの頂点の座標P0を求めることを特徴とするものであ
る。
【0021】請求項2記載の発明は、曲率を有する被測
定面の断面形状を測定する頂点探索方法において、測定
ラインと直交する一ラインを構成する点列をSとし、点
列Sに含まれる任意のN点{P1....PN}(但
し、Nは3以上の正の整数を示す。)の座標を測定し、
測定した点列Sに含まれる任意のN点{P1....P
N}の座標を放物線近似することによって、前記点列S
の頂点の座標P0を求めることを特徴とするものであ
る。
【0022】請求項3記載の発明は、曲率を有する被測
定面の断面形状を測定する頂点探索方法において、測定
ラインと直交する一ラインを構成する点列をSとし、点
列Sに含まれる任意のN点{P1....PN}(但
し、Nは2以上の正の整数を示す。)の傾斜角度若しく
は傾斜角度の近似値を測定し、前記測定点における傾斜
角度を直線近似することによって、前記点列Sの頂点の
座標P0を求めることを特徴とするものである。
【0023】請求項4記載の発明は、曲率を有する被測
定面の断面形状を測定する頂点探索方法において、測定
ラインと直交する方向及び測定ラインと平行する方向の
うち、少なくともどちらか一方の方向に対し、請求項
1,2,3記載の何れかの方法で頂点の座標を求めるこ
とを特徴とするものである。
【0024】
【作用】請求項1記載の発明では、測定断面と直交する
一断面を構成する点列をSとし、点列Sの曲率半径をR
とする時、点列Sに含まれる任意のN点{P1....
PN}(但し、Nは2以上の正の整数を示す。)の座標
を測定し、測定した点列Sに含まれる任意のN点{P
1....PN}の座標をR既知として放物線近似する
ことによって、点列Sの頂点の座標P0を求めるように
構成する。
【0025】このため、測定断面と直交する一断面を構
成する点列Sの曲率半径をRとする時、測定した点列S
に含まれる任意のN点の座標をR既知として放物線近似
することによって、点列Sの頂点の座標P0を求めるこ
とにより、手動操作によらないでラインの頂点位置を求
めることができるので、正確かつ効率的に頂点探索を行
うことができる。
【0026】請求項2記載の発明では、測定ラインと直
交する一ラインを構成する点列をSとし、点列Sに含ま
れる任意のN点{P1....PN}(但し、Nは3以
上の正の整数を示す。)の座標を測定し、測定した点列
Sに含まれる任意のN点{P1....PN}の座標を
放物線近似することによって、点列Sの頂点の座標P0
を求めるように構成する。
【0027】このため、測定した測定ラインと直交する
一ラインを構成する点列Sに含まれる任意のN点の座標
を放物線近似することによって、点列Sの頂点の座標P
0を求めることにより、手動操作によらないでラインの
頂点位置を求めることができるので、正確かつ効率的に
頂点探索を行うことができる。また、断面曲線の曲率半
径が未知であっても、ラインの頂点位置を求めることが
できるため、断面曲線の曲率半径誤差に起因するライン
の頂点位置誤差を生じないようにすることができる。
【0028】請求項3記載の発明では、測定ラインと直
交する一ラインを構成する点列をSとし、点列Sに含ま
れる任意のN点{P1....PN}(但し、Nは2以
上の正の整数を示す。)の傾斜角度若しくは傾斜角度の
近似値を測定し、測定点における傾斜角度を直線近似す
ることによって、点列Sの頂点の座標P0を求めるよう
に構成する。
【0029】このため、測定した測定ラインと直交する
一ラインを構成する点列Sに含まれる任意のN点の傾斜
角度若しくは傾斜角度の近似値の測定点における傾斜角
度を直線近似することによって、点列Sの頂点の座標P
0を求めることにより、手動操作によらないでラインの
頂点位置を求めることができるので、正確かつ効率的に
頂点探索を行うことができる。
【0030】また、断面曲線の曲率半径が未知であって
も、ラインの頂点位置を求めることができるため、断面
曲率の曲率半径誤差に起因するラインの頂点位置誤差を
生じないようにすることができる。請求項4記載の発明
では、測定ラインと直交する方向及び測定ラインと平行
する方向のうち、少なくともどちらか一方の方向に対
し、請求項1,2,3記載の何れかの方法で頂点の座標
を求めるように構成する。
【0031】このため、被測定面の頂点に対して対称な
範囲を測定したい場合には、被測定面の頂点位置を知る
必要があるが、このような要求に対しても、直交2方向
の断面曲線の頂点位置を求めることによって被測定面の
頂点位置を求めることができる。
【0032】
【実施例】従来技術のところで説明したように、プロー
ブ走査型形状測定装置を用いて曲率を有する被測定物の
断面形状を測定する場合、被測定面の頂点を通る一ライ
ンを測定しないと、形状の正しい評価を行うことができ
ない。本発明に示す頂点探索方法を以下に説明する。
【0033】本発明では、曲率を有する被測定面上の一
ラインの形状を2次関数として扱う。即ち、yz面内に
おける曲率半径Rの円弧を次の(8)式で近似して取り
扱う。
【0034】
【数8】
【0035】但し、α及びβは、測定座標系における2
次関数の頂点のy及びz座標である。このαを求めるこ
とが本発明の目的である。以下、本発明の実施例を説明
する。 (実施例1)本実施例では、断面曲率の曲率半径Rが既
知である場合を考える。断面曲線の曲率半径Rが既知な
らば、前述した(8)式における未知数は、α、βの2
個であるから、これらを算出するためには、最低2位置
の測定点のyz座標を測定すればよい。測定点数をN
(Nは2以上の正の整数)とすると、(8)式より以下
の(9)式の連立方程式が導かれる。
【0036】
【数9】
【0037】従って、この(9)式から、Aは次の(1
0)式の如く表すことができる。
【0038】
【数10】
【0039】(10)式よりAの要素が含まれる。Aの
2番目の要素をA1とすると、(9)式との対比によ
り、αは、次の(11)式により算出される。
【0040】
【数11】
【0041】このように、本実施例(請求項1)では、
測定断面と直交する一断面を構成する点列をSとし、点
列Sの曲率半径をRとする時、点列Sに含まれる任意の
N点{P1....PN}の座標を測定し、測定した点
列Sに含まれる任意のN点{P1....PN}の座標
をR既知として放物線近似することによって、点列Sの
頂点の座標P0を求めるように構成している。
【0042】このため、測定断面と直交する一断面を構
成する点列Sの曲率半径をRとする時、測定した点列S
に含まれる任意のN点の座標をR既知として放物線近似
することによって、点列Sの頂点の座標P0を求めるこ
とにより、手動操作によらないでラインの頂点位置を求
めることができるので、正確かつ効率的に頂点探索を行
うことができる。 (実施例2)本実施例では、断面曲率の曲率半径Rが未
知である場合について説明する。断面曲線の曲率半径R
が未知ならば、前述した(8)式における未知数は、
α、β、Rの3個であるから、これらを算出するために
は、最低3位置の測定点のyz座標を測定すればよい。
測定点数をN(Nは3以上の正の整数)とすると、
(8)式より以下の(12)式の連立方程式が導かれ
る。
【0043】
【数12】
【0044】従って、この場合も前述した(10)式よ
りAの要素が求まる。A2番目の要素をA1とし、3番
目の要素をA2とすると、(12)式との対比により、
αは、次の(13)式より算出することができる。
【0045】
【数13】
【0046】このように、本実施例(請求項2)では、
測定ラインと直交する一ラインを構成する点列をSと
し、点列Sに含まれる任意のN点{P1....PN}
の座標を測定し、測定した点列Sに含まれる任意のN点
{P1....PN}の座標を放物線近似することによ
って、点列Sの頂点の座標P0を求めるように構成して
いる。
【0047】このため、測定した測定ラインと直交する
一ラインを構成する点列Sに含まれる任意のN点の座標
を放物線近似することによって、点列Sの頂点の座標P
0を求めることにより、手動操作によらないでラインの
頂点位置を求めることができるので、正確かつ効率的に
頂点探索を行うことができる。また、断面曲線の曲率半
径が未知であっても、ラインの頂点位置を求めることが
できるため、断面曲線の曲率半径誤差に起因するライン
の頂点位置誤差を生じないようにすることができる。 (実施例3)本実施例では、断面曲線における被測定面
の傾きからラインの頂点を求める方法を説明する。ま
ず、前述した(8)式をyについて微分すると、次の
(14)式で表すことができる。
【0048】
【数14】
【0049】この(14)式に示すように、断面曲線の
傾きの変化は、yについての一次式で表すことができ
る。傾きが零になる点がラインの頂点である。本実施例
は、断面曲線の曲率半径Rが既知である場合を考える。
断面曲線の曲率半径Rが既知ならば、(14)式におけ
る未知数はαだけであるから、αを算出するためには、
最低1位置の測定点の傾きを測定すればよい。測定点数
をN(Nは1以上の正の整数)とすると、αは次の(1
5)式より算出される。
【0050】
【数15】
【0051】このように、本実施例(請求項3)では、
測定ラインと直交する一ラインを構成する点列をSと
し、点列Sに含まれる任意のN点{P1....PN}
(Nは2以上の正の整数を示す。)の傾斜角度若しくは
傾斜角度の近似値を測定し、測定点における傾斜角度を
直接近似することによって、点列Sの頂点の座標P0を
求めるように構成している。
【0052】このため、測定した測定ラインと直交する
一ラインを構成する点列Sに含まれる任意のN点の傾斜
角度若しくは近似値の測定点における傾斜角度を直線近
似することによって、点列Sの頂点の座標P0を求める
ことにより、手動操作によらないでラインの頂点位置を
求めることができるので、正確かつ効率的に頂点探索を
行うことができる。
【0053】また、断面曲線の曲率半径が未知であって
も、ラインの頂点位置を求めることができるため、断面
曲線の曲率半径誤差に起因するラインの頂点位置誤差を
生じないようにすることができる。 (実施例4)本実施例では、断面曲線における被検面の
傾きからラインの頂点を求める方法を説明する。まず、
(8)式をyについて微分すると、前述した(14)式
の如く表すことができる。前述した(14)式に示すよ
うに、断面曲線の傾きの変化は、yについての一次式で
表すことができる。傾きが零になる点がラインの頂点で
ある。
【0054】本実施例では、断面曲線の曲率半径Rが未
知である場合を考える。断面曲線の曲率半径Rが未知な
らば、前述した(14)式における未知数は、α、Rの
2個であるから、これらを算出するためには、最低2位
置の測定点の傾きを測定すればよい。測定点数をN(N
は2以上の正の整数を示す。)とすると、(14)式よ
り以下の(16)式の如く連立方程式が導かれる。
【0055】
【数16】
【0056】この場合も、前述した(10)式の演算を
行うことにより、Aの要素が求まる。Aの1番目の要素
をA0とし、2番目の要素をA1とすると、(16)式
との対比によりαは、次の(17)式により算出するこ
とができる。
【0057】
【数17】
【0058】このように、本実施例(請求項4)では、
測定ラインと直交する方向に対し、上記実施例1〜3の
何れかの方法で頂点の座標を求めるように構成してい
る。
【0059】このため、被測定面の頂点に対して対称な
範囲を測定したい場合には、被測定面の頂点位置を知る
必要があるが、このような要求に対しても、直交2方向
の断面曲線の頂点位置を求めることによって、被測定面
の頂点位置を求めることができる。なお、上記実施例
3,4では、断面曲線の傾きを測定する方法を示した
が、断面曲線上の点sc(yc,zc)における傾き
z’(yc)を、次の(17)式で示すような近似値z
*1(yc)で代用することももちろん可能である。
【0060】
【数18】
【0061】また、必要ならば、測定ラインと平行する
一ラインについても、上記実施例1〜3の何れかの方法
でラインの頂点を探索することによって、被測定面の頂
点位置を求めることもできる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、被測定面の頂点を効率
良く、しかも正確に求めることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプローブ走査型形状測定装置を用いて曲
率を有する被測定物の断面形状を測定する方法を示す図
である。
【図2】従来の特開平2−254307号公報で開示さ
れている自動頂点探索方法を示す図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲率を有する被測定面の断面形状を測定す
    る頂点探索方法において、測定断面と直交する一断面を
    構成する点列をSとし、点列Sの曲率半径をRとする
    時、点列Sに含まれる任意のN点{P1....PN}
    (但し、Nは2以上の正の整数を示す。)の座標を測定
    し、測定した点列Sに含まれる任意のN点{P
    1....PN}の座標をR既知として放物線近似する
    ことによって、前記点列Sの頂点の座標P0を求めるこ
    とを特徴とする頂点探索方法。
  2. 【請求項2】曲率を有する被測定面の断面形状を測定す
    る頂点探索方法において、測定ラインと直交する一ライ
    ンを構成する点列をSとし、点列Sに含まれる任意のN
    点{P1....PN}(但し、Nは3以上の正の整数
    を示す。)の座標を測定し、測定した点列Sに含まれる
    任意のN点{P1....PN}の座標を放物線近似す
    ることによって、前記点列Sの頂点の座標P0を求める
    ことを特徴とする頂点探索方法。
  3. 【請求項3】曲率を有する被測定面の断面形状を測定す
    る頂点探索方法において、測定ラインと直交する一ライ
    ンを構成する点列をSとし、点列Sに含まれる任意のN
    点{P1....PN}(但し、Nは2以上の正の整数
    を示す。)の傾斜角度若しくは傾斜角度の近似値を測定
    し、前記測定点における傾斜角度を直線近似することに
    よって、前記点列Sの頂点の座標P0を求めることを特
    徴とする頂点探索方法。
  4. 【請求項4】曲率を有する被測定面の断面形状を測定す
    る頂点探索方法において、測定ラインと直交する方向及
    び測定ラインと平行する方向のうち、少なくともどちら
    か一方の方向に対し、請求項1,2,3記載の何れかの
    方法で頂点の座標を求めることを特徴とする頂点探索方
    法。
JP43795A 1995-01-06 1995-01-06 頂点探索方法 Pending JPH08189802A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007271359A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Olympus Corp 形状測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007271359A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Olympus Corp 形状測定装置

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