JPH08188002A - 保護カバー及び該保護カバーが取り付けられた車輌用ホイール - Google Patents

保護カバー及び該保護カバーが取り付けられた車輌用ホイール

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JPH08188002A
JPH08188002A JP10742795A JP10742795A JPH08188002A JP H08188002 A JPH08188002 A JP H08188002A JP 10742795 A JP10742795 A JP 10742795A JP 10742795 A JP10742795 A JP 10742795A JP H08188002 A JPH08188002 A JP H08188002A
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outer rim
rim
covering
attachment
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Buraungaruto Maatein
マーティン・ブラウンガルト
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽合金製ホイールにおいて、着脱が可能で走
行時の衝撃に対して脱落することがなく、外リム部及び
その周辺を保護することができるカバーを装着したもの
を提供すること。 【構成】 軽合金製ホイールの外リムの外側円周面を被
覆する被覆部と、該被覆部に連設し、外リムの少なくと
も一部に係合して取着するための係着部から構成する円
環状のカバーであって、外リム外側円周面のみをカバー
する断面略C字型、外リム円周面の一部とディスクのフ
ランジ部分を被覆する断面略T字型及び、外リム外側円
周面を被覆するとともにディスクに螺着する断面略S字
型などがある。そして、ディスクと保護カバーの表面性
状を異にすることでコントラストの強いホイールの外観
を具現したり、外リム外側円周面に着色及び/又は模様
を施すことでファッション性が向上する。又、保護カバ
ーの材料としてチタン材を用いることで耐擦傷性、耐食
性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外リムを保護するカバ
ー及びカバーが装着された車輌用ホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】ホイールのカバーとしては、緩やかな膨
らみを有する円板状で、裏面にホイールのディスク部に
嵌着させるためのフックを備えたものが一般的であり、
又、カバーの表面に種々の形状の模様を表現して意匠効
果を高めたものが多くみられる。更に、ボルトでディス
クとリムが固定される2ピースや3ピースホイールなど
においては、組立部材の一部として円環状の板が用いら
れている。目的を異にするものであるが公開実用新案公
報昭62−165102号、昭62−201102号な
どが参照される。他に、化粧板を重ねて成形する例とし
て公開実用新案公報平1−59701号が開示されてい
る。
【0003】一方、軽合金製のホイールのリムは材質が
アルミニウムやマグネシウムの合金であるため傷つき易
く、道路の縁石でこすれたり跳ね上げられる石などがぶ
つかって意匠性が損なわれることが多く、又、多少の変
形は免れない。このような場合、変形は修正するとして
も、化粧面は研磨と再塗装をするほかなく手間のかかる
作業が必要となる。このため着脱の可能な保護カバーが
装着された車輌用ホイールが望まれており、特に意匠性
の高い軽合金製ホイールにおいては抜本的な取着手段が
要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、着脱が可能で走行時の衝撃に対して脱落することが
なく、外リム部及びその周辺を障害から保護することが
できるカバー及びカバーを装着した車輌用ホイールを提
供せんとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする手段】本発明は、車輌用ホイ
ールの外リムフランジの最外周縁部近辺からディスク最
外周縁部に至る曲面の一部又は全体を被覆する被覆部と
これに連設される取着あるいは押圧部とからなり、該取
着あるいは押圧部の取り付け部位を、少なくとも二つの
異なる同心半径位置に設けて、取着あるいは押圧部を、
係着、挟着、接着、螺着、押圧などの取着あるいは押圧
手段を用いてホイールに固定あるいは定着するととも
に、被覆部の表面性状をリム部あるいはディスク部の表
面性状と異なる性状を付与してなるものである。
【0006】保護カバーは被覆部の外周縁とリムの間に
シーリング材及び/又は接着剤を介在させて取着安定性
を向上させ、異物や水の侵入を防止する。
【0007】保護カバーは取着部が被覆部の端縁に突設
してなる略C字型の断面形状を有し、素材の復元力を利
用して外リムと周辺部に嵌着されるようにしたことで、
保護カバーの着脱が容易となる。
【0008】保護カバーは取着部が被覆部の一部より突
設してなる略T字型の断面形状を有し、素材の復元力を
利用して外リムとディスクの隙間に嵌着されるようにし
たことで、特に縁石などでの接触によるすり傷、凹みを
受けても交換が容易であるので安心して巾寄せ操作がで
きる。
【0009】保護カバーは取着部が被覆部の一端縁に突
設されるとともに、被覆部の他端縁では外リムの外側面
に沿って延長されてなる略S字型の断面形状を有し、素
材の復元力を利用して被覆部がフランジ外側面に密着さ
れるとともに前記延長された取着部が外リムとディスク
の隙間に挟持されるようにして保護カバーの嵌着をより
確実にする。
【0010】取着部が被覆部の一端縁に突設されるとと
もに、被覆部の他端縁では外リムの外側面に沿って延長
されてなる略S字型の断面形状を有し、前記延長された
取着部の先端部位の一部又は全体において外リムとディ
スクの間に挟まれて螺着により装着させるようにして保
護カバーの固定をより確実にする。
【0011】押圧部と外リムの間にシーリング材、ゴム
材、弾性樹脂材などの弾性体を介在させて被覆部を定着
させるようにして保護カバーの取り付けを簡略化する。
【0012】上記保護カバーの少なくとも被覆部の外側
円周面に、着色及び/又は模様や文字を施すようにする
ことで、該保護カバーの着装による軽合金製ホイールの
ファッション性を高めることができる。
【0013】保護カバーの材料をチタン材とすること
で、表面が傷付きにくくなるとともに、異種金属接触腐
食に強くなる。
【0014】ホイールの外リム外周縁部に突起部分ある
いは段差を設けて保護カバーの一端縁に突設して設けた
取着部の取着安定性を向上させる。
【0015】
【実施例1】図1は、本発明の保護カバーを装着した軽
合金製ホイールの一部を示す正面図であり、図2はその
部分断面図、図3は保護カバーを取り付けた部分の拡大
断面図である。
【0016】図1において1は軽合金製ホイール(以下
ホイールという)であり、2はディスク、3は外リムフ
ランジ、4は保護カバーであり、外リムフランジ3に保
護カバー4を嵌着した状態を示している。5は保護カバ
ーの巾を示しており、Rはホイールの回転軸芯の位置を
示し、矢印A及びBはそれぞれ保護カバー4の内径及び
外径を示すもので、保護カバー4が完全な円環状である
ことを説明するものである。
【0017】図2は、図1のC−C’断面を示してい
る。7はリム部であり8はリムベッド、9はハンプ、1
0はタイヤ断面であり仮想線で示した。リム部7は外リ
ムフランジ3と内リムフランジ6が一体に構成され、デ
ィスク2と螺着手段により一体化された2ピースホイー
ルと称せられるものである。外リムフランジ3の外側面
に断面が略C型の保護カバー4が嵌着されており、この
保護カバー4は、外リムフランジ3を被覆する被覆部4
aと該被覆部4aに連設してなる取着部4b、4cより
なり、縁石などにタイヤが接触し大きく変形した際、保
護カバー4が縁石に接触することになり、保護カバー4
が損傷をうけるが外リムフランジ3の外側円周面は保護
される。
【0018】図3は、保護カバー4を外リムフランジ3
に嵌着させた部分を拡大して示した断面図である。まず
外リムフランジ3の形状を説明する。外リムフランジ3
の最外周縁部に刻み目11を設けることにより凸部12
を外リムフランジ3の最外周縁部全体に生じせしめる。
外リムフランジ3の外側面13は緩やかな膨らみをもつ
曲面を形成しており保護カバーの密着性が良好になる。
この曲面の下部には凸部14が形成されこれに続く面は
ゆるやかな凹部15を形成している。
【0019】保護カバー4の構造は、断面で説明すると
取着部を構成するフック状の取り付けリブ上16と取り
付けリブ下17及びタング18から成っており全体とし
て略C型を示している。又内面19はゆるやかな曲面を
形成し外リムフランジ3の外側面13に密着する。保護
カバー4は、上記したような断面を有する円環状なので
全体としては歪みやすいものであるから、外リムフラン
ジ3に嵌着させるためには先ず取り付けリブ上を刻み目
11にひっかけながら全周をはめ込み、次いでタング部
18を、凸部14を乗り越えて押し込んでゆけば良い。
ディスク部2の一部が保護カバー4の取り付けリブ下1
7に接するような突起部20を構成しているが、デザイ
ン上の改善と小石や砂塵の侵入を防止するもので保護カ
バー取り付けの際特に支障はない。上述のように断面形
状をC型にしたことにより保護カバーが外リムフランジ
を挟着する力が増大すると共に密着性を向上させること
ができる。
【0020】
【実施例2】図4は、2ピースホイールの外リムフラン
ジ21及びディスク22のディスク外縁23の間に設け
られた空間24に挿入される保護カバー25を示した断
面図でこの構成を説明する。本例の保護カバーは外リム
フランジの外側面の一部を被覆するものである。外側面
26はゆるやかな曲面を成し外側へふくらんでおり、被
覆部27は、上下端部で外リムフランジの外側面28及
びディスク外縁23の外側面29に接しており弓型を形
成した断面を有する円環状である。又被覆部27には取
着部を構成する複数の取り付けリブ30が被覆部27の
内周面に適宜間隔をおいて点溶接にて一体化されており
断面形状は略T型を呈する。
【0021】取り付けリブ30の端部には板ばね31、
31−1が固着されており、保護カバー25を装着する
際、外リムフランジ21とディスク外縁23のなす間隙
32を通過時に巾を狭くし、空間24に到達して後拡開
して保護カバー25を嵌着する仕組みになっている。上
述したように保護カバー25の一部を弓型としたので保
護カバー25を外側から外リム21とディスク外縁23
の間に押し込んだ場合反発力が生じ、板ばねの拡開する
力と相俟って装着時に保護カバー25はがたつきが生じ
にくい。
【0022】
【実施例3】図5は、他の実施例を示す断面図である。
外リムフランジ3の最外周縁部の構造は図3と同様であ
り、保護カバー32における被覆部37の一端に突設さ
れる取着部としての取り付けリブ上16の構造も同じ形
状をとっている。本実施例では他端の取着部33を延長
し更にその先端部位33−1はボルト35で外リム34
とディスク36の間に螺着される。組立順序としては、
先ず取り付けリブ上16を外リムフランジ縁部の刻み目
11に順次嵌着し、次いで取着部33を外リム34の内
周面へ押しつける。このとき取り付けリブ上16と取着
部33の作用によって保護カバー32は外リムフランジ
3を抱着する状態になる。本例における取着部33の延
長部分を含む断面形状は、外リム34の内周面に添う形
状をなして略S型断面を呈している。なおボルト35は
ディスク36と1ピースリム34を固定する複数のボル
トと兼用している。なお保護カバー37の正面図を図6
に示した。54はボルト35を挿通するための穴であ
る。
【0023】
【実施例4】図7は、更に他の実施例を示す部分断面図
である。外リム40のフランジ41は外側へ張り出して
おり、該フランジの外側面42は曲面を形成している。
又フランジの最外周位置49には保護カバー43の厚さ
に相応する段差60が設けられており、結果として、突
部44が形成される。加工する際には突部44を形成さ
せるように溝加工している。フランジ41の外側面に強
く密着するように保護カバー43も断面が曲面となるよ
うに成形される。更に保護カバー43は外リム40の外
側面に沿う形状にて延長される。ディスク45の外縁部
46はボルト47により1ピースリム48に固定され、
これにより保護カバー43も挟持される。全体として、
保護カバー43は、断面が略S字型を成し外リム40の
外側面を全面的に被覆している。
【0024】
【実施例5】図8は、実施例4で述べたフランジ41の
外周縁部49に段差60を設けない例を示したものであ
る。保護カバー43−4のかぎ状部61はフランジ41
の最外周縁位置をのり越えるように形成される。保護カ
バーはタイヤと接触することを好まないが、リムフラン
ジが外側へ張り出すような形状においては特に支障はな
い。又リムフランジの最外径をのり越えて保護カバーが
装着されるため、かぎ状部61はあまり大きくできない
が、このかぎ状部にスリットを適宜設けることで装着は
容易になる。この他かぎ状部を全周に亘り設けずに間欠
的に所定巾設けても外観上さほど見苦しいものとはなら
ない。本例の手法は、鋼板やアルミ板を塑性変形させて
外リムを構成する形式のホイールには好適である。
【0025】
【実施例6】実施例4を更に発展させた例を図9に断面
図として又図10に保護カバー43−1の正面図を示し
た。即ち外リムフランジ41の最外周位置49に保護カ
バー43−1の厚さに相応する段差60−1が設けられ
ており、結果として突部44−1が設けられるのである
が、この突部44−1の断面形状はゆるやかな膨らみで
あり又保護カバー43−1の最外周縁部50の断面形状
は特にかぎ状を成さず結果として保護カバー43−1は
外リム41の外側面に添うように係着される。従って保
護カバーの装着は簡単になるが反面ホイールの走行時に
おける保護カバーの取着安定性に欠ける。そこで貼着型
のシーリング材51をフランジ41の外側面と保護カバ
ー43−1の内面に介在させたものである。このシーリ
ング材は取着安定性を向上させる他外部からの異物や水
の侵入を防止する作用を奏する。なお保護カバー43−
1の板厚とフランジ41の外周位置に設ける段差60−
1の寸法は、板厚に等しいかあるいは大きい方が好まし
い。タイヤ着脱の際に引っかけないようにするためであ
る。シーリング材の他、接着剤なども使用できるが、剥
離させる場合のことも考慮すると150℃近辺で脆化す
るような性質のものが好ましい。軽合金材料を変質させ
ないように加熱して剥離させるためである。
【0026】
【実施例7】実施例6の別の実施態様を断面図として図
11に又保護カバー43−2の正面図を図12に示し
た。本実施例では保護カバー43−2の内周側の固定効
果を高めるためにボルト35により螺着したものであ
る。図12に示すように螺着部52は保護カバー43−
2の内周縁部から突出して形成され、穴53がボルト3
5を挿通するために設けられる。
【0027】
【実施例8】保護カバーの内周縁部の固定方法において
他の実施態様を断面図として図13に示した。保護カバ
ー43−3の板厚寸法より僅かに小さい寸法の間隙をデ
ィスク45の外縁部46と外リム40の間に設けてお
き、リム40にディスク45を組み込む隙に軽圧入しう
るように構成したものである。この場合、保護カバー4
3−3の内周部を挟持する力の方向は、ホイールの回転
軸に対して大略直角方向であり、図5、図11などは回
転軸に対して大略平行方向になっている。
【0028】
【実施例9】図14は、保護カバー43−4の片側を外
リム40の外側面に押圧するように構成したものであ
る。保護カバー43−4のD部を該D部が当接する外リ
ムの曲面より小さな曲率半径になるようプレス加工して
おき、保護カバーの他端をホイールに螺着したとき保護
カバーの外周縁部分において矢印Eの方向に押圧する力
を生じせしめるようにしたものである。外リムと保護カ
バーの外周縁部で定着性とシーリング性を向上させるた
めに、弾性体62を全周に介在させ押圧部Fを構成して
いる。本例は外リムの外周縁部に突部や段差を設けない
簡便な手段を提供するものである。本例では弾性体にゴ
ム材を用いたが、この他に弾性シーリング材、弾性樹脂
材を使用しても良い。
【0029】以上に述べた実施例における保護カバーに
用いられる材質は、鉄、ステンレス、アルミニウム、な
ど成形の容易な材質が用いられるが、軽合金製ホイール
に用いる際には異種金属接触腐食を防止するための表面
処理が不可欠であるので、チタン材を用いることで処理
が不要となり且つ比重も4.5と軽い上、耐擦傷性は表
面処理剤に比較してきわめて優れたものとなる。
【0030】本発明の保護カバーは、フランジを含む外
リムの外側面に密着した形状をとっているので、保護カ
バーの材質にステンレス材、メッキ鋼板、チタン材の他
樹脂材を用いることができるため、軽合金材料とは異な
った表面性状を有する外リム部を構成して意匠効果を増
大させる他、ディスク部の化粧面に対比して強いコント
ラストを生じせしめることができる。軽合金製外リムの
意匠効果を高める手段としてはダイヤモンド切削加工に
よりきわめて細い切削痕が光線を反射して虹色に輝く手
法が主流であるが、光沢のある研磨面を得ようとする場
合は金属組成から魅力のある面性状は得にくいものであ
る。又ホイールは近年大口径化してリム部を大きく見せ
ることを主眼にしているので、外リムの外観上の面積は
小さくなり、外リムフランジの外側面をより美しくみせ
るための手法が求められている。これらの要望に対し
て、本発明になる保護カバーは需要家の多様化する要望
に対応しうるものであり、ホイールの切削工程や塗装工
程を単純にして省力化できる利点がある。ディスクとリ
ムのコントラストを強調する一例として、ほうろう質調
に塗装されたディスク部に対して、ステンレス材の研磨
面を有する保護カバーを装着した大口径のホイールは格
調高い意匠性と機能性を示すものである。又保護カバー
を種々の色彩に着色したり模様や文字を表すことも容易
である。着色の手法には塗装の他メッキなども効果的で
ある。
【0031】以上は、軽合金製ホイールを主体に説明し
てきたが、本発明の保護カバー及び取着手段は、軽合金
と樹脂を併用したホイールや樹脂製のホイール、鉄ある
いは鋳物のホイールなど種々の車輌用ホイールに適用で
きるものである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の保護カバー
を装着した軽合金製ホイールは、道路の縁石への接触や
小石の打こんによる障害から外リムフランジの損傷が防
止されると共に、保護カバーの交換が可能であるので、
損傷時に容易に交換し得て着用後は再び新品と同様の形
態になる。又保護カバーに着色及び/又は装飾を施すこ
とにより独自のカラーコーディネイトやファッションコ
ーディネイトを楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護カバー付軽合金製ホイールの一実
施例における一部を示す正面図。
【図2】図1におけるC−C’線の断面図。
【図3】上記実施例を拡大的に示す断面図。
【図4】本発明の保護カバー付軽合金製ホイールの別実
施例を示す部分断面図。
【図5】本発明の保護カバー付軽合金製ホイールの他の
実施例を示す部分断面図。
【図6】図5における保護カバーの正面図。
【図7】本発明の保護カバー付軽合金製ホイールの更に
他の実施例を示す部分断面図。
【図8】図7におけるかぎ状部の変形を示す部分断面
図。
【図9】本発明の保護カバーの取付方法の別実施態様を
示す部分断面図。
【図10】図9における保護カバーの正面図。
【図11】本発明の保護カバーの取付方法の別実施態様
を示す部分断面図。
【図12】図11における保護カバーの正面図。
【図13】本発明の保護カバーの取付方法の別実施態様
を示す部分断面図。
【図14】本発明の保護カバーの取付方法の別実施態様
を示す部分断面図。
【符号の説明】
1 軽合金製ホイール 2 ディスク 3 外リム(フランジ) 4 保護カバー 4a 被覆部 4b 取着部 4c 取着部 13 外リムの外側面 21 外リムフランジ 22 ディスク 23 ディスク外縁 25 保護カバー 26 外側面 27 被覆部 32 保護カバー 33 取着部 34 外リム 35 ボルト 36 ディスク 37 被覆部 43 保護カバー 44 突部 51 シーリング材 52 螺着部 53 穴 60 段差 61 かぎ状部 62 弾性体

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌用ホイールの外リムフランジの最外
    周縁部近辺からディスク最外周縁部に至る曲面の一部又
    は全体を被覆する被覆部とこれに連設される取着あるい
    は押圧部とからなり、該取着あるいは押圧部の取り付け
    部位を、少なくとも二つの異なる同心半径位置に設け
    て、取着あるいは押圧部を、係着、挟着、接着、螺着、
    押圧などの取着あるいは押圧手段を用いてホイールに固
    定あるいは定着するとともに、被覆部の表面性状をリム
    部あるいはディスク部の表面性状と異なる性状を付与し
    てなる車輌用ホイールの保護カバー。
  2. 【請求項2】 被覆部の外周縁とリム面の間にシーリン
    グ材及び/又は接着剤を介在せしめてなる請求項1に記
    載の保護カバー。
  3. 【請求項3】 取着部が被覆部の端縁に突設してなる略
    C字型の断面形状を有し、素材の復元力を利用して外リ
    ム端縁に設けた凹状又は溝状の嵌着部に嵌着されてなる
    請求項1又は請求項2に記載の保護カバー。
  4. 【請求項4】 取着部が被覆部の一部より突設してなる
    略T字型の断面形状を有し、素材の復元力を利用して外
    リムとディスクの隙間に嵌着されてなる請求項1又は請
    求項2に記載の保護カバー。
  5. 【請求項5】 取着部が被覆部の一端縁に突設されると
    ともに、被覆部の他端縁では外リムの外側面に沿って延
    長されてなる略S字型の断面形状を有し、素材の復元力
    を利用して被覆部がフランジ外側面に密着されるととも
    に延長された取着部が外リムとディスクの隙間に挟持さ
    れてなる請求項1又は請求項2に記載の保護カバー。
  6. 【請求項6】 取着部が被覆部の一端縁に突設されると
    ともに、被覆部の他端縁では外リムの外側面に沿って延
    長されてなる略S字型の断面形状を有し、前記延長され
    た取着部の先端部位の一部又は全体において外リムとデ
    ィスクの間に挾まれて螺着により装着されてなる請求項
    1又は請求項2に記載の保護カバー。
  7. 【請求項7】 押圧部と外リムの間にシーリング材、ゴ
    ム材、弾性樹脂材などの弾性体を介在させて被覆部を定
    着させた請求項1に記載の保護カバー。
  8. 【請求項8】 被覆部の一部又は全体に、着色及び/又
    は模様や文字が施されてなる請求項1から請求項7のい
    ずれか1の項に記載の保護カバー。
  9. 【請求項9】 保護カバーがチタン材より構成されてい
    る請求項1から請求項8のいずれか1の項に記載の保護
    カバー。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれか1の
    項に記載の保護カバーが取り付けられてなる軽合金製或
    いは軽合金と樹脂の併用、又は樹脂製の車輌用ホイー
    ル。
  11. 【請求項11】 外リムの外周縁部に突起部分あるいは
    段差を設けてなる請求項10に記載の車輌用ホイール。
JP10742795A 1994-11-09 1995-05-01 保護カバー及び該保護カバーが取り付けられた車輌用ホイール Pending JPH08188002A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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