JPH08187833A - ローラオフセット印刷装置 - Google Patents

ローラオフセット印刷装置

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JPH08187833A
JPH08187833A JP1858595A JP1858595A JPH08187833A JP H08187833 A JPH08187833 A JP H08187833A JP 1858595 A JP1858595 A JP 1858595A JP 1858595 A JP1858595 A JP 1858595A JP H08187833 A JPH08187833 A JP H08187833A
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
transfer cylinder
silicone oil
roller transfer
ink
Prior art date
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Pending
Application number
JP1858595A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Matsuzaka
昌明 松坂
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インキの解離性を向上させて良好な転写パタ
ーンを得ることのできるローラオフセット印刷装置を提
供する。 【構成】 ローラ転写胴7の上方に、第1,第2,第3
ピンチローラ31,32,33,油貯蔵容器34等から
なるシリコーン油塗布機構30を設け、ローラ転写胴7
を上方に移動して第1ピンチローラ31と接触させ、ロ
ーラ転写胴7を回転せることにより、ギアを介して第
1,第2,第3ピンチローラ31,32,33を連動し
て回転させ、これらローラの回転により油貯蔵容器34
内の粘度500〜104 cstのシリコーン油Oiをロ
ーラ転写胴7へ導いて塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶カラーフィルタ、
配線材料等の金属ペーストをグラビアオフセット方式を
用いて厚膜印刷するのに好適なローラオフセット印刷装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のローラオフセット印刷装
置として、マスタ板とワーク板とが所定間隔で載置され
た移動テーブルと、回転自在に支持されたローラ転写胴
と、マスタ板に盛られたインキを該マスタ板に形成され
た転写パターン用の溝に掻き入れると共に該マスタ板の
表面に付着したインキを掻き取るドクターブレードとを
備え、転写パターン用の溝に掻き入れられたインキを前
記ローラ転写胴を介して前記ワーク板に転写させるもの
が知られている。
【0003】また、ローラ転写胴の外周にシリコーンゴ
ム層を形成すると共に、そのシリコーンゴム層にシリコ
ーン油を滲出することにより、インキをローラ転写胴か
らワーク板に転写させる際のインキのローラ転写胴から
の解離性を向上させたローラオフセット印刷装置も知ら
れている(特開昭56−93592号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の装置で
は、一旦シリコーン油を滲出させた後はシリコーン油を
管理していないため、ローラ転写胴の最表層でシリコー
ン油が次第に不足してくる。このようにシリコーン油が
不足すると、著しくインキの解離性が劣化して転写率が
低下するため、導電性ペースト(インキ)等の厚膜印刷
が不能になっていた。
【0005】また、従来は、シリコーン油の粘度は考慮
されておらず、シリコーン油の粘度が低い場合に、ロー
ラ転写胴のシリコーンゴム層が膨潤して転写パターンが
変形したり、シリコーン油の粘度が高い場合に、ローラ
転写胴上の導電性ペースト(インキ)等のシリコーン油
との接触面の粗さが大きくなって、ワーク板に転写され
た転写パターンの表面が粗くなり、導電特性に悪影響を
及ぼしていた。
【0006】本発明は、このような背景の下になされた
もので、その目的は、インキの解離性を向上させて良好
な転写パターンを得ることのできるローラオフセット印
刷装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、所定の転写パターンを形成するための凹
部を有するマスタ板と、外周部がゴムで被覆され回転自
在に軸支された円筒状のローラ転写胴と、前記転写パタ
ーンの転写対象としてのワーク板とを備え、前記マスタ
板の凹部に満たされたインキを前記ローラ転写胴を介し
て前記ワーク板に転写するローラオフセット印刷装置に
おいて、前記ローラ転写胴の外周面に粘度500〜10
4 cstのシリコーン油を定期的に供給する供給手段を
設けている。
【0008】
【作用】前記供給手段は、前記ローラ転写胴の外周面に
粘度500〜104 cstのシリコーン油を定期的に供
給することにより、インキを前記ローラ転写胴から前記
ワーク板に転写させる際のインキのローラ転写胴からの
解離性を向上させる。
【0009】この場合、シリコーン油の粘度は、500
cst以上となっているので、前記ローラ転写胴の外周
部に被覆されたゴムがシリコーン油により膨潤(体積変
化)して、転写パターンが変形することが防止される。
また、シリコーン油の粘度は、104 cst以下となっ
ているので、前記ローラ転写胴上の導電性ペースト(イ
ンキ)等のシリコーン油との接触面の粗さが大きくなっ
て、転写パターンの表面が粗くなり導電特性に悪影響を
及ぼすのを回避することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例によるローラオ
フセット印刷装置の概略構成を示す斜視図であり、本ロ
ーラオフセット印刷装置1は、マスタ板2とワーク板3
とが所定間隔で載置された移動テーブル4と、左右の支
柱5内に上下動可能に埋設された軸受(図示省略)によ
り回転自在に支持され、外周にシリコーンゴム層6が形
成されたローラ転写胴7と、マスタ板2の表面に盛られ
たインキを該マスタ板2に形成された転写パターン用の
溝に掻き入れると共に該マスタ板2の表面に付着したイ
ンキを掻き取るドクターブレード8と、布9によりドク
ターブレード8の先端部やローラ転写胴7に付着したイ
ンキを拭き取る拭取機構10と、ドクターブレード8を
上下動させるドクターリング機構20とを有している。
【0012】移動テーブル4は、基台12上に設けられ
た2本のガイドレール12a上を移動可能に構成されて
いる。すなわち、基台12の一端にはサーボモータ13
が取付けられ、このサーボモータ13の駆動軸にはボー
ルネジ14が連結され、このボールネジ14は移動テー
ブル4の下部に固定されたナット15に螺合されてい
る。従って、サーボモータ13の回転に連動してボール
ネジ14が回転すると、ボールネジ14とナット15と
の作用により、移動テーブル4は、2本のガイドレール
12aに案内されて移動することとなる。
【0013】ローラ転写胴7の回転軸の一端には、ロー
ラ転写胴7を回転駆動するためのロータリーエンコーダ
付のサーボモータ16の駆動軸が支柱5を介して連結さ
れている。また、ローラ転写胴7を軸支するための上記
軸受には、エアシリンダ(図示省略)が連結され、この
エアシリンダにより、ローラ転写胴7を移動テーブル4
上で上下動させ得るように構成されている。
【0014】ローラ転写胴7の上方には、図2に模式的
に示したようなシリコーン油塗布機構30が設けられて
いる。このシリコーン油塗布機構30は、それぞれ支柱
5に支持されたそれぞれ例えばステレンス製の第1ピン
チローラ31、第2ピンチローラ32、第3ピンチロー
ラ33と、シリコーン油Oiを貯蔵する油貯蔵容器34
を有している。なお、油貯蔵容器34は、図示省略した
エアシリンダにより、その貯蔵部34aを上方に微小移
動させ得るようになっている。第1ピンチローラ31、
第2ピンチローラ32、第3ピンチローラ33は、油貯
蔵容器34の方向へ順次偏心され、かつ順次接触する形
で支柱5により支持されており、第3ピンチローラ33
は油貯蔵容器34の供給部34bの上部に接するように
構成されている。また、上記エアシリンダによりローラ
転写胴7が上方向に移動された状態では、第1ピンチロ
ーラ31は、ローラ転写胴7に接するようになってい
る。
【0015】ローラ転写胴7、第1ピンチローラ31、
第2ピンチローラ32、第3ピンチローラ33の各回転
軸の一端部には、それぞれの外径と略等しいピッチ円直
径を有し、順次噛合されたギアが取付けられている(図
示省略)。なお、ローラ転写胴7のギア7aと第1ピン
チローラ31のギアとは、ローラ転写胴7が上方向に移
動された状態の場合に噛合されるようになっている。従
って、ローラ転写胴7が上方向に移動された状態でサー
ボモータ16により回転されると、その回転力がギアに
よって第1ピンチローラ31、第2ピンチローラ32、
第3ピンチローラ33に順次伝達され、これら各ピンチ
ローラが回転駆動される。なお、前記各ギヤ同士の間に
は、ローラ転写胴7および前記各ピンチローラ同士が適
切な接触圧力で接するよう十分なバックラッシュがある
よう構成されている。また、ローラ転写胴7と同軸のギ
ヤは必ずしもなくてよい。さらに摩擦力で回転が伝達可
能であれば他のギヤもなくてもよい。その場合、より確
実に回転を伝達するため、第2ピンチローラ32のみ、
またはすべてのピンチローラ31,32,33の少なく
とも外周部をゴム製としてもよい。
【0016】第3ピンチローラ33の回転により油貯蔵
容器34の供給部34bの部分からシリコーン油Oiが
掻き出され、このシリコーン油Oiは、第2ピンチロー
ラ32、第1ピンチローラ31を介してローラ転写胴7
に塗布される。この際、複数のピンチローラを用いるこ
とにより、第3ピンチローラ33においてはある程度ム
ラがあっても、各ピンチローラを経由し、ローラ転写胴
7に塗布される段階では全外周面にわたり均一に塗布す
ることができる。なお、シリコーン油Oiをローラ転写
胴7に塗布する塗布機構としては、上記のような機構に
限定されず、ギヤは必ずしもなくてもよい。またピンチ
ローラの数も必ずしも3つでなくてもよい。さらに例え
ば、油貯蔵容器34の供給部34bに布を取付け、この
布をその先端部分がローラ転写胴7に直接接触するよう
に垂らしておくことにより、布に浸み込んだシリコーン
油Oiをローラ転写胴7に塗布することも可能である。
【0017】前記拭き取り装置10は、移動テーブル4
のモータ13とは反対側の端部に固定されており、この
装置10全体が移動テーブル4と一体に移動可能となっ
ている。
【0018】拭き取り装置10は、ドクターブレード8
の幅よりも大きな幅を有し且つ連続した帯状の1枚の布
9(例えば、テフロン、静電吸着布等の無塵布)、この
布9を内側から弾性支持する弾性体11、および、前記
布9を移動テーブル4の移動方向に緊張された状態に保
持するとともに、布9がインキ拭取りにより汚れた場合
等、必要に応じ順次所望の量だけ布9を巻取るための布
巻取機構を備えている。
【0019】本実施例では、シリコーン油Oiは、粘度
が500〜10000cstのものを使用したが、以
下、その意義を図4の実験結果を参照しながら説明す
る。
【0020】シリコーン油Oiの粘度が低い場合に、ロ
ーラ転写胴7のシリコーンゴム層6が膨潤して転写パタ
ーンが変形したり、シリコーン油Oiの粘度が高い場合
に、導電性ペースト(インキ)等の表面粗さが大きくな
って転写パターンの表面も粗くなる等の不具合が発生す
ることが予想される。
【0021】そこで、シリコーン油Oiの粘度とシリコ
ーンゴムの膨潤度、および転写パターンの表面粗さとの
関係について、次のような実験を行った。すなわち、シ
リコン油Oiとしては、信越化学工業(株)社製のKF
96(0.65〜105 cst)を使用した。また、導
電性ペースト(インキ)としては、Dupon社製の5
426銀パラジゥムを使用した。
【0022】そして、シリコーン油Oiの粘度とシリコ
ーンゴムの膨潤度との関係については、各種粘度の上記
シリコーン油KF96にシリコーンゴムを10分間浸漬
した後、シリコーンゴムの体積変化を測定した。また、
シリコーン油Oiの粘度と転写パターンの表面粗さとの
関係については、各種粘度の上記シリコーン油KF96
をローラ転写胴7に塗布し、ローラ転写胴7を介して上
記Dupon社製の5426銀パラジゥムを5〜10μ
mの厚さでワークに転写させた後、この転写された54
26銀パラジゥムを200〜300℃で30分間焼成し
て、その表面の粗さを触針式粗さ計で測定した。
【0023】その結果、図3に示したような実験結果が
得られた。すなわち、図3にて実線で示したように、シ
リコーンゴムの体積は、シリコーン油Oiの粘度が50
0cst〜105 cstの範囲では、粘度が低くなって
もそれほど大きく増えていかず、しかも1%未満の範囲
内でしか増加していかないが、シリコーン油Oiの粘度
が500cstより低くなると、粘度が低くなるに従っ
て、転写パターンの変形を招き始める臨界点である1%
以上の範囲で急激に体積が増加しており、シリコーン油
Oiの粘度は、500cst以上とするのが好ましいこ
とが判明した。
【0024】また、図3にて2点鎖線で示したように、
転写されて焼成された5426銀パラジゥムの表面の粗
さ(Rmax値で評価)は、シリコーン油Oiの粘度が
高くなるに従って粗さを増し、粘度が104 cstを越
えると、導電特性に悪影響を及ぼし始める臨界点である
1μm以上の表面粗さ(Rmax値)になっており、シ
リコーン油Oiの粘度は、104 cst以下とするのが
好ましいことが判明した。従って、本実施例では、シリ
コーン油Oiの粘度は、500cst〜104cstと
した。
【0025】上記構成を有するオフセット印刷装置1で
は、印刷動作の制御は、図示の制御装置(例えばマイク
ロコンピュータ等)により自動的に制御される。
【0026】次に、印刷作動を図4(a)〜図4(d)
を参照しながら説明する。
【0027】まず、ローラ転写胴7を上方に移動させて
シリコーン油塗布機構30の第1ピンチローラ31に接
触させ(図4(a)の二点鎖線)、サーボモータ13を
駆動しローラ転写胴7を図2の矢印方向に回転させるこ
とにより、シリコーン油Oiをローラ転写胴7の外周面
に塗布した後、マスタ板2およびワーク板3と接触可能
な位置までローラ転写胴7を降下させて、移動テーブル
4を図中矢印方向に移動させる。そして、移動テーブル
4が図4(a)に示す印刷開始位置に達したところで、
テーブル4を停止し、インクディスペンサ(不図示)等
によりマスタ板2上にインキ40を盛る。
【0028】次に、ドクターブレード8を、その先端が
マスタ板2の表面に当接する位置(図4(a)の位置)
までドクターリング機構20により移動して、移動テー
ブル4を図4(a)の位置から図中の矢印方向に再び移
動させることにより、インキ40をマスタ板2上のパタ
ーン形成凹部2aに掻き入れると共に、シリコーン油O
iが塗布されたローラ転写胴7の外周面に、マスタ板2
のパターン形成凹部2aのインキ40を付着させる(図
4(b)参照)。
【0029】そして、ドクターブレード8が図4(b)
に示すようにワーク板3側端部から離れた時点で、ドク
ターブレード8をドクターリング機構20によりワーク
板3と干渉しない位置まで上昇させる。移動テーブル4
が更に移動されると、図4(c)に示すように、ローラ
転写胴7に付着されたインキ40がワーク板3の表面に
転写される。この場合、ローラ転写胴7の外周面にはシ
リコーン油Oiが塗布されているので、インキ40は、
ローラ転写胴7からスムーズに解離されてワーク板3の
表面に転写されていく。なお、マスタ板2上のパターン
をワーク板3上に転写するためには、ローラ転写胴7の
回転角度の位相を合わせる必要があるが、例えば本願出
願人による特開平5−185585号や特開平5−18
5586号に記載されている方法により行うことができ
る。
【0030】そして、ローラ転写胴7に付着したインキ
40がワーク板3の表面に転写された後に、ドクターブ
レード8を図4(c)の位置まで下降させる。この状態
で移動テーブル4が更に移動されると、図4(d)に示
したように、ドクターブレード8とローラ転写胴7は、
順次拭き取り装置10の布9の傾斜した拭き取り面9a
と当接する。
【0031】ドクターブレード8とローラ転写胴7が拭
き取り面9a,9bに当接された状態で移動テーブル4
が更に移動されると、ドクターブレード8に付着したイ
ンキ40と、ローラ転写胴7に付着したインキ40およ
びシリコーン油Oiは、布9により拭き取られていく。
そして、この拭き取り動作の後、ドクターブレード8及
びローラ転写胴7を、図4(d)に示すように上方に移
動する。そして、ローラ転写胴7には、次の印刷に備え
て上記のようにシリコーン油Oiを塗布すると共に、移
動テーブル4を初期位置に戻しておく。
【0032】本発明は、上記の実施例に限定されること
なく、例えば、ローラ転写胴7の外周部には、シリコー
ンゴムの代わりにニトリルゴム、ブチルゴム、アクリル
ゴム、フッ素ゴム等を被覆することも可能である。ま
た、ローラ転写胴7とシリコーン油塗布機構のローラと
の接触/離隔動作は、ローラ転写胴7の上下動により行
うことなく、シリコーン油塗布機構の方を移動させるこ
とにより行うようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ローラ転写胴の外周面に粘度500〜104 cstのシ
リコーン油を定期的に供給する供給手段を設けたので、
インキをローラ転写胴から前記ワーク板に転写させる際
のインキのローラ転写胴からの解離性を向上させること
が可能となる。
【0034】また、シリコーン油の粘度は、500cs
t以上となっているので、ローラ転写胴の外周部に被覆
されたゴムがシリコーン油により膨潤(体積変化)し
て、転写パターンが変形することが防止され、さらに、
シリコーン油の粘度は、104cst以下となっている
ので、ローラ転写胴上の導電性ペースト(インキ)等の
シリコーン油との接触面の粗さが大きくなって、転写パ
ターンの表面が粗くなり導電特性に悪影響を及ぼすのを
回避することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるローラオフセット印刷
装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】シリコーン油塗布機構の概略構成を示す正面図
である。
【図3】シリコーン油の粘度とシリコーンゴム層の体積
変化、および転写パターンの表面粗さの関係についての
実験結果を示す図である。
【図4】本実施例における印刷動作を説明するための説
明図である。
【符号の説明】 1…ローラオフセット印刷装置 2…マスタ板 2a…パターン形成凹部 3…ワーク板 6…シリコーンゴム層 7…ローラ転写胴 10…拭き取り装置 20…ドクターリング機構 30…シリコーン油塗布機構 31…第1ピンチローラ 32…第2ピンチローラ 33…第3ピンチローラ 34…油貯蔵容器 34a…貯蔵部 34b…供給部 40…インキ Oi…シリコーン油

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の転写パターンを形成するための凹
    部を有するマスタ板と、外周部がゴムで被覆され回転自
    在に軸支された円筒状のローラ転写胴と、前記転写パタ
    ーンの転写対象としてのワーク板とを備え、前記マスタ
    板の凹部に満たされたインキを前記ローラ転写胴を介し
    て前記ワーク板に転写するローラオフセット印刷装置に
    おいて、 前記ローラ転写胴の外周面に粘度500〜104 cst
    のシリコーン油を定期的に供給する供給手段を設けたこ
    とを特徴とするローラオフセット印刷装置。
JP1858595A 1995-01-10 1995-01-10 ローラオフセット印刷装置 Pending JPH08187833A (ja)

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JP1858595A JPH08187833A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 ローラオフセット印刷装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015166788A1 (ja) * 2014-04-28 2015-11-05 株式会社小森コーポレーション 凹版印刷機

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