JPH08187394A - 竿掛け具および物干し台 - Google Patents

竿掛け具および物干し台

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JPH08187394A
JPH08187394A JP138795A JP138795A JPH08187394A JP H08187394 A JPH08187394 A JP H08187394A JP 138795 A JP138795 A JP 138795A JP 138795 A JP138795 A JP 138795A JP H08187394 A JPH08187394 A JP H08187394A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一端部に縦孔2を、他端部に横孔3を設け、
縦孔3に側縁の一部を切欠して開口部21を設け、開口
部21の一方縁部から他方縁部に貫通した通孔24を設
け、通孔24に貫通したボルト4とナット41とで開口
部21を伸縮自在にする。横孔3の内側壁に上方を広く
下方に行くに従って狭くした挟持片31を設け、縦孔2
の横孔側下方に回転止め25を設けて竿掛け具1を形成
する。この竿掛け具1を支柱に取り付けて物干し台を形
成する。 【効果】 縦孔2に支柱を通しボルト4を締付けると、
支柱に竿掛け具1を固定できる。横孔3に物干し竿を挿
入し、物干し竿に洗濯物を掛けると、竿掛け具1が下方
に回動しようとするが、回転止め25により下方に回動
しない。横孔3には開口がないから風が吹いても物干し
竿が落下しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は竿掛け具およびこの竿掛
け具が取り付けられた物干し台に関する。更に詳細に
は、ほぼ垂直な支柱を取り付けることができる竿掛け具
および天井と床との間に取り付けられたほぼ垂直な支柱
に竿掛け具を取り付けた物干し台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の物干し台は種々あるが、例えば実
開平6−58894号公報に記載あるように、左右の支
柱と、この左右の支柱の上端部を連結する斜め方向の上
側連結杆と、左右の支柱の下端部に取り付けられた脚部
と、左右の脚部を連結する下側連結杆とからなる物干し
台であって、前記左右の支柱は上側支柱と下側支柱とか
らなり、上側支柱と下側支柱とが伸縮自在に連結され、
上側連結杆には竿掛け具が取り付けられた物干し台が知
られている。この物干し台を2個適宜距離を隔てて設置
し、2個の物干し台の上側連結杆に物干し竿を掛け渡
し、物干し竿の両端部をそれぞれ2個の上側連結杆の竿
掛け具に取り付け、物干し竿に洗濯物や布団を掛けて干
すものである。
【0003】そして、この公報に記載されている竿掛け
具は、上部が開放された弾性を有する支持片と、この支
持片の両内壁にそれぞれ相対向して形成された弾性変形
可能な環状挟持片と、下側に突出した取付具とからなる
ものであり、上側連結杆に通孔を設け、支持片を上方に
向けながら、通孔の中に取付具を挿入して竿掛け具を上
側連結杆に取り付けて物干し台とするものである。そし
て、竿掛け具の支持片の開放されている上方から物干し
竿を挿入し、物干し竿を相対向する環状挟持片で挟んで
使用するものである。又、実公昭53−53556号公
報には支柱を伸縮自在に接続する構造が記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記上部が開
放されている竿掛け具では、水平方向に対してやや斜め
となされた上側連結杆に取り付けて、竿掛け具に物干し
竿を取り付けるときには便利であるが、支柱のようなほ
ぼ垂直な柱には取り付け難いし、又、取り付けても、開
放されている部分が横に向くので、風等が強く吹くと、
物干し竿に掛けている洗濯物や布団が風によって押され
て、この中に挿入された物干し竿が開放されている部分
から出て落下するという問題がある。
【0005】又、上記実開平6−58894号公報記載
のように、脚部の上に独立した支柱を立設した物干し台
は、比較的広い場所で使用するときには便利であるが、
マンションのベランダのように上方に屋根があり狭い場
所で使用するには、脚部等が邪魔になると共に嵩張って
使用しがたく不便である。
【0006】そこで、本発明の目的は、ほぼ垂直な支柱
に取り付けたときに風等が吹いても物干し竿が落下する
ことのない竿掛け具を提供することである。本発明の他
の目的は、マンションのベランダのように上方に天井が
ある狭い場所に立設するのに適した支柱に竿掛け具を取
り付けた物干し台を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、一端部に垂直方向に向いた支柱を通す縦孔が設けら
れ、他端部に水平方向に向いた物干し竿を通す横孔が設
けられた竿掛け具であって、前記縦孔には側縁の一部が
外側まで切欠された開口部が設けられ、この開口部の一
方の縁部から他方の縁部に貫通した通孔が設けられ、こ
の通孔に通されたボルトとナットで開口部が伸縮可能に
なされ、前記横孔には内側壁に物干し竿を挟持する相対
向する一対の挟持片が、この一対の挟持片の間隔を上方
に広く下方に行くに従って狭くして、設けられ、縦孔の
横孔側の下方には縦孔に挿入される支柱に当接する回転
止めが設けられているものである。
【0008】この竿掛け具は支柱のようなほぼ垂直な柱
に取り付けて使用するものであるが、このほぼ垂直な柱
としては、脚部を設けこの脚部で立設された独立した支
柱でもよいし、マンションのベランダのように屋根が設
けられ、この屋根の下側の天井と床の間に立設した支柱
であってもよい。特に、マンションのベランダのよう
に、天井と床との間に立設した支柱に竿掛け具を取り付
けるときには、請求項2記載の発明の物干し台にする
と、場所をとらず簡単に立設できるので好ましい。
【0009】即ち、請求項2記載の発明は、左右の支柱
と、この左右の支柱に取り付けられた請求項1記載の竿
掛け具とからなる物干し台であって、前記左右の支柱は
上側支柱と下側支柱とからなり、この上側支柱と下側支
柱が伸縮自在に連結され、上側支柱の上端と下側支柱の
下端にはそれぞれ上側圧着片と下側圧着片が取り付けら
れ、上側圧着片と上側支柱との間、上側支柱と下側支柱
との間、下側支柱と下側圧着片との間の少なくともいず
れかがスプリングバネを介して連結され、前記竿掛け具
の縦孔の中に上側支柱または下側支柱が貫通されて上側
支柱または下側支柱に竿掛け具が取り付けられているも
のである。
【0010】この請求項2記載の発明において、上側支
柱と下側支柱とが伸縮自在に連結されているが、この伸
縮自在に連結される構造としては種々ある。本発明にお
いては、公知の伸縮自在な連結構造が使用できる。例え
ば、実開平6−58894号公報記載の連結構造でもよ
いし、実公昭53−53556号公報記載の伸縮自在な
連結構造でもよい。特に、実公昭53−53556号公
報記載の伸縮自在な連結構造は、上側支柱と下側支柱と
が伸縮自在に連結できると同時に、上側支柱と下側支柱
とがスプリングバネを介して連結されているから、別
に、上側圧着片と上側支柱との間や下側支柱と下側圧着
片との間にスプリングバネを介して連結する必要がなく
好ましい。更に、支柱にハンガー等を取り付けると、物
干し台に多くの洗濯物を掛けることができるので好まし
い。
【0011】
【作用】本発明の作用を使用方法を説明しながら説明す
る。先ず、請求項1記載の本発明竿掛け具は、一端部に
垂直方向に向いた縦孔が設けられているから、縦孔にほ
ぼ垂直な支柱を通して、竿掛け具を支柱に沿って移動さ
せて適宜高さにする。その後、本発明竿掛け具では、縦
孔の開口部の一方の縁部から他方の縁部に貫通した通孔
が設けられ、通孔に通されたボルトとナットで開口部が
伸縮可能になされているから、ボルトをナットに螺入し
て開口部を縮めると、縦孔の径が小さくなり、竿掛け具
を支柱に強固に取り付けできる。
【0012】又、竿掛け具を取り付けた2本の支柱を適
宜距離を隔てて立設した後、本発明竿掛け具では、他端
部に水平方向に向いた物干し竿を通す横孔が設けられて
いるから、2本の支柱の竿掛け具の間に物干し竿を差し
渡し、横孔の中に物干し竿を通して物干し竿を支柱に取
り付ける。すると、横孔には内側壁に物干し竿を挟持す
る相対向する一対の挟持片が、この一対の挟持片の間隔
を上方に広く下方に行くに従って狭くして、設けられて
いるから、横孔の中に挿入された物干し竿は、一対の挟
持片の上方の間隔の広い場所に入った後、下方に下が
り、次第に狭くなっている挟持片のいずれかの場所に挟
まれて、物干し竿が固定される。
【0013】このように、竿掛け具の横孔の中に物干し
竿が挿入されて固定されるから、風が吹いても物干し竿
が横孔から外れない。もし、一対の挟持片の間から物干
し竿が外れても、横孔には開口がないから横孔の中から
外れない。このように竿掛け具の横孔の中に物干し竿を
挟持片で挟んで固定すると、竿掛け具に物干し竿の重量
がかかり、支柱に通されている一端部を中心にして下方
に回転する力が働くが、本発明竿掛け具では縦孔の横孔
側の下方には縦孔に挿入される支柱に当接する回転止め
が設けられているから、回転止めが支柱に当接して竿掛
け具が下方に回転しない。このように、本発明竿掛け具
をほぼ垂直な支柱に取り付けて使用すると、物干し竿を
取り付けても支障がない。
【0014】請求項2記載の本発明物干し台は、左右の
支柱が上側支柱と下側支柱とからなり、この上側支柱と
下側支柱が伸縮自在に連結されているから、マンション
のベランダのように上下に天井と床とがある場所に支柱
を立設する場合には、上側支柱の上端と下側支柱の下端
との間の距離を天井と床との間より若干長くして、天井
と床との間に支柱を立設する。
【0015】すると、本発明物干し台では、上側支柱の
上端と下側支柱の下端にはそれぞれ上側圧着片と下側圧
着片が取り付けられ、上側圧着片と上側支柱との間、上
側支柱と下側支柱との間、下側支柱と下側圧着片との間
の少なくともいずれかがスプリングバネを介して連結さ
れているから、上側圧着片と下側圧着片がそれぞれ天井
と床に当接すると同時に、上側圧着片と上側支柱との
間、上側支柱と下側支柱との間、下側支柱と下側圧着片
との間の少なくともいずれかに設けられているスプリン
グバネが圧縮されて立設される。
【0016】そして、スプリングバネが元の状態に戻ろ
うとする弾性により支柱の上端と下端とが天井と床を押
し広げようとする力が働き、支柱が天井と床との間に強
固に取り付けられる。又、この上側支柱または下側支柱
に請求項1記載の竿掛け具が取り付けられているから、
この竿掛け具を適宜高さに移動させて固定させることに
より、物干し竿を適宜高さに設けることができる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1〜図
3は本発明竿掛け具の一実施例を示し、図1の(イ)は
竿掛け具の正面図、(ロ)は左側面図、(ハ)は右側面
図、(ニ)は平面図、図2は図1のII−II線におけ
る拡大断面図、図3は竿掛け具の使用状態を示す説明図
である。図4〜図8は本発明物干し台の一実施例を示
し、図4の(イ)は物干し台の正面図、(ロ)は側面
図、(ハ)は平面図、図5は図4のV−V線における拡
大断面図、図6は図5のA部分の拡大断面図、図7は図
6のVII−VII線における拡大断面図、図8は図6
のVIII−VIII線における拡大断面図、図9は物
干し台の使用状態を示す説明図である。
【0018】先ず図1〜図3に示す実施例について説明
する。図1〜図3において、1は竿掛け具であり、一端
部に垂直方向に向いた縦孔2が設けられ、他端部に水平
方向に向いた横孔3が設けられている。縦孔2はほぼ垂
直に立設された支柱5を通すものであり、この縦孔2に
は側縁の一部が外側まで切欠された開口部21が設けら
れ、開口部21の一方の縁部22から他方の縁部23に
貫通した通孔24が設けられている。そして、この通孔
24に通されたボルト4と、このボルト4に螺入された
ナット41とが設けられている。
【0019】従って、ボルト4をナット41に螺入する
と、開口部21が狭まり、その結果、縦孔2の径が小さ
くなり、ボルト4をナット41から螺出すると、縁部2
2、23の弾性により開口部が広がり、その結果、縦孔
2の径が大きくなるようになっている。又、縦孔2の横
孔3側下方の壁が長く伸びて回転止め25となってい
る。そして、支柱5を縦孔2に挿入すると、図3に示す
ように回転止め25が支柱5に当接して、竿掛け具1が
ほぼ水平位置より下方に回転しないようになっている。
【0020】横孔3には、内側壁に一対の挟持片31が
設けられている。この一対の挟持片31の間隙32は、
上方が物干し竿の入る大きさの丸形をして広く、下方に
行くに従って次第に狭くなっている。従って、この上方
の広い場所に物干し竿を入れると、物干し竿は下方に下
がり、次第に狭くなっている挟持片31間の間隙32の
いずれかの場所に挟まれて、物干し竿が固定されるよう
になっている。
【0021】次に、この竿掛け具の使用状態を説明す
る。図3に示すように、縦孔2にほぼ垂直な支柱5を通
して、支柱5に沿って移動させて竿掛け具1を適宜高さ
にする。その後、ボルト4にナット41を螺入して開口
部21を縮めると、縦孔2の径が小さくなり、竿掛け具
1が支柱5に強固に取り付けられる。このようにして竿
掛け具1を取り付けた2本の支柱5を適宜距離を隔てて
立設し、この2本の支柱5の竿掛け具1の間に物干し竿
を差し渡し、横孔3の中に物干し竿を通して支柱5に物
干し竿を取り付ける。
【0022】すると、横孔3の中に挿入された物干し竿
は、一対の挟持片31の上方の間隔の広い場所に入った
後、下方に下がるが、下方の間隙32が次第に狭くなっ
ているから、挟持片31の間隙32のいずれかに挟まれ
て、物干し竿が固定される。このように、横孔3の中に
物干し竿が挿入されて固定されるから、風が吹いても物
干し竿がこの横孔3から外れない。もし、一対の挟持片
31の間から物干し竿が外れても、横孔3には開口がな
いから、横孔3の中から外れない。
【0023】このように横孔3の中に物干し竿を挟持片
31で挟んで固定すると、竿掛け具1に物干し竿の重量
がかかり、支柱5に通されている一端部を中心にして下
方に回転する力が働くが、竿掛け具1の縦孔2の横孔側
の下方には縦孔2に挿入される支柱5に当接する回転止
め25が設けられているから、この回転止め25が支柱
5に当接して竿掛け具1が下方に回転しない。このよう
に、竿掛け具1はこれをほぼ垂直な支柱5に取り付け、
この竿掛け具1に物干し竿を取り付けても支障がない。
【0024】次に、図4〜図9に示す実施例について説
明する。図4〜図9において、1は竿掛け具であり、こ
の竿掛け具1は、図1〜図3に示す竿掛け具と同じ構造
のものを使用するので、各部分を示す番号は図1〜図3
に示す竿掛け具1の番号と同じ番号を付し、構造の詳細
は説明を省略する。
【0025】5は支柱であり、上側支柱51と下側支柱
52とからなる。この上側支柱51と下側支柱52との
連結は実公昭53−53556号公報記載の支柱の連結
構造が適用されているが、この連結構造を説明すると、
下側支柱52の上部の中に上側支柱51の下部が挿入さ
れている。そして、図6および図7に示すように、上側
支柱51の下端部には中心に通孔54が設けられた固定
板53が取り付けられている。
【0026】6は連結杆であり、図6に示すように、こ
の連結杆6の上端は固定板53の通孔54に摺動自在に
挿入され、連結杆6の下端には溝61を有する係止片6
2が一体に取り付けられている。この溝61の深さは次
第に小さくなり、一周した後、段63となって元の深さ
になっている。そして、溝61の中に一端が切欠された
環状の輪状体7が挿入されている。この輪状体7の切欠
された一端には内方に突出した係止片71が設けられ、
上側支柱51を回転して連結杆6を回転させると、係止
片71が連結杆6の段63に引っ掛かって一緒に回るよ
うになっている。そして、輪状体7は係止片71近傍が
厚みの最も小さい部分72で、次第に厚くなり、反対側
が厚みが最も大きい部分73となっている。又、固定板
53と輪状体7との間にはスプリングバネ75が取り付
けられている。
【0027】このような構造になっているから、上側支
柱51を回転させて輪状体7の厚みの大きい部分73を
係止片62の溝61の深い場所に移動させると、輪状体
7と下側支柱52の内壁との間に間隙が生じて、上側支
柱51と下側支柱52とは自由に移動し伸縮する。そし
て、上側支柱51を反対側に回転させると、輪状体7の
厚みの大きい部分73が溝61の浅い場所に移動し、そ
の結果、輪状体7が広がり、輪状体7と下側支柱52の
内壁との間が密着し、下側支柱52と輪状体7とが固定
されるようになっている。
【0028】そして、このように輪状体7と下側支柱5
2とが固定されると、上側支柱51と下側支柱52とが
スプリングバネ75によって連結される。8は上端に圧
着板81が設けられている上側圧着片であり、この上側
圧着片8は上側支柱51の上端に連結されている。又、
85は下端に圧着板86が設けられている下側圧着片で
あり、この下側圧着片85は下側支柱52の下端に連結
されている。
【0029】9はハンガーであり、このハンガー9は中
央に一端が開口している環状の中心部91と、この中心
部91に放射状に取り付けられた10本の吊り杆92と
からなる。そして、従来公知の方法により中心部91に
吊り杆92の一端が枢着されて吊り杆92がほぼ水平位
置より上方に回動可能に取り付けられ、吊り杆92は上
方には回転するが、下方には回転できないようになって
いる。そして、吊り杆92を下方に回転させて水平に
し、この吊り杆92に洗濯物を掛けて干すことができる
ようになっている。
【0030】又、中心部91は従来公知の締付可能な筒
体になっている。従って、筒体の締付けをゆるめると中
心部91と共にハンガー9が支柱5に沿って上下に移動
でき、中心部91の筒体を締付けると、中心部91が支
柱5に固定されてハンガー9が支柱5に固定されるよう
になっている。尚、95はマンションのベランダの天
井、96はベランダの床、98は物干し竿、99はこの
物干し竿に掛けた洗濯物である。
【0031】次に、この物干し台の使用方法について説
明する。ボルト4とナット41とを緩めて竿掛け具1を
下側支柱52に沿って移動させて適宜高さにして後、ボ
ルト4とナット41を締めて固定する。又、ハンガー9
を下側支柱52に沿って適宜高さにする。又、上側支柱
51を回転させて輪状体7の下側支柱52の内壁との間
に隙間を生じさせて、上側支柱51と下側支柱52とを
伸縮させて、天井95と床96との間の距離より若干大
きくし、上側支柱51を反対方向に回転させて上側支柱
51と下側支柱52を固定した後、支柱5を天井95と
床96との間に立設する。
【0032】すると、上側圧着片8の圧着板81と下側
圧着片85の圧着板86がそれぞれ天井と床に当接する
と同時に、上側支柱51と下側支柱52との間に設けら
れているスプリングバネ75が圧縮され、このスプリン
グバネ75が元の状態に戻ろうとする弾性により支柱5
の上端と下端とが天井95と床96を押し広げようとす
る力が働き、支柱5が天井95と床96との間に強固に
取り付けられる。このようにして適宜間隔を隔てて2本
の支柱5を天井95と床96に立設する。
【0033】尚、竿掛け具1やハンガー9を適宜位置に
ないことが判明すると、ボルト4とナット41を緩めた
りハンガー9を少し持ち上げて中心部91の軸を支柱5
の軸に合わせたりした後、適宜位置に修正すればよい。
そして、下側支柱52に取り付けられた竿掛け具1に物
干し竿98を架け渡し、物干し竿98に洗濯物99や布
団を架けて乾かせる。又、ハンガー9に洗濯物99を掛
けて乾かせる。
【0034】
【発明の効果】本発明竿掛け具は、一端部に垂直方向に
向いた縦孔が設けられているから、この縦孔にほぼ垂直
な支柱を通して、支柱に沿って移動させて竿掛け具を適
宜高さにすることができる。又、本発明竿掛け具では、
この縦孔の開口部の一方の縁部から他方の縁部に貫通し
た通孔が設けられ、この通孔に通されたボルトとナット
で開口部が伸縮可能になされているから、竿掛け具を支
柱に強固に取り付けることができる。
【0035】又、本発明竿掛け具では、他端部に水平方
向に向いた物干し竿を通す横孔が設けられているから、
2本の支柱の竿掛け具の間に物干し竿を差し渡し、横孔
の中に物干し竿を通して物干し竿を支柱に取り付けるこ
とができる。又、横孔には内側壁に物干し竿を挟持する
相対向する一対の挟持片が、この一対の挟持片の間隔を
上方を広く下方に行くに従って狭くして、設けられてい
るから、物干し竿を固定することができる。このよう
に、竿掛け具の横孔の中に物干し竿が挿入されて固定さ
れるから、風が吹いても物干し竿がこの横孔から外れな
い。もし一対の挟持片の間から物干し竿が外れても、横
孔には開口がないから横孔の中から外れない。
【0036】又、本発明竿掛け具では、縦孔の横孔側の
下方には縦孔に挿入される支柱を当接する回転止めが設
けられているから、この回転止めが支柱に当接して竿掛
け具が下方に回転しない。このように、本発明竿掛け具
をほぼ垂直な支柱に取り付けて使用すると、物干し竿を
取り付けても支障がないので極めて有用である。
【0037】請求項2記載の物干し台は、左右の支柱が
上側支柱と下側支柱とからなり、この上側支柱と下側支
柱が伸縮自在に接続されているから、マンションのベラ
ンダのように上下に天井と床とがある場所の天井と床と
の間に支柱を立設することができる。しかも、支柱だけ
を立設するから場所を取らず便利である。
【0038】又、本発明物干し台では、上側支柱の上端
または下側支柱の下端には圧着片が取り付けられ、上側
圧着片と上側支柱との間、上側支柱と下側支柱との間、
下側支柱と下側圧着片との間の少なくともいずれかがス
プリングバネを介して連結されているから、上側圧着片
と下側圧着片がそれぞれ天井と床に当接すると同時に、
上側圧着片と上側支柱との間、上側支柱と下側支柱との
間、下側支柱と下側圧着片との間の少なくともいずれか
に設けられているスプリングバネが圧縮され、このスプ
リングバネが元の状態に戻ろうとする弾性により支柱の
上端と下端とが天井と床を押し広げようとする力が働
き、支柱を天井と床との間に強固に取り付けることがで
きる。
【0039】そして、この上側支柱または下側支柱に請
求項1記載の竿掛け具が取り付けられているから、この
竿掛け具を適宜高さに移動させて固定させることによ
り、物干し竿を適宜高さに取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明竿掛け具の一実施例を示し、(イ)は正
面図、(ロ)は左側面図、(ハ)は右側面図、(ニ)は
平面図である。
【図2】図1のII−II線における拡大断面図であ
る。
【図3】竿掛け具の使用状態を示す説明図である。
【図4】本発明物干し台の一実施例を示し、(イ)は正
面図、(ロ)は側面図、(ハ)は平面図である。
【図5】図4のV−V線における拡大断面図である。
【図6】図5のA部分の拡大断面図である。
【図7】図6のVII−VII線における拡大断面図で
ある。
【図8】図6のVIII−VIII線における拡大断面
図である。
【図9】物干し台の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 竿掛け具 2 縦孔 21 開口部 25 回転止め 3 横孔 31 挟持片 4 ボルト 41 ナット 5 支柱 51 上側支柱 52 下側支柱 75 スプリングバネ 8 上側圧着片 85 下側圧着片 9 ハンガー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に垂直方向に向いた支柱を通す縦
    孔が設けられ、他端部に水平方向に向いた物干し竿を通
    す横孔が設けられた竿掛け具であって、前記縦孔には側
    縁の一部が外側まで切欠された開口部が設けられ、この
    開口部の一方の縁部から他方の縁部に貫通した通孔が設
    けられ、この通孔に通されたボルトとナットで開口部が
    伸縮可能になされ、前記横孔には内側壁に物干し竿を挟
    持する相対向する一対の挟持片が、この一対の挟持片の
    間隔を上方に広く下方に行くに従って狭くして、設けら
    れ、縦孔の横孔側の下方には縦孔に挿入される支柱に当
    接する回転止めが設けられていることを特徴とする竿掛
    け具。
  2. 【請求項2】 左右の支柱と、この左右の支柱に取り付
    けられた請求項1記載の竿掛け具とからなる物干し台で
    あって、前記左右の支柱は上側支柱と下側支柱とからな
    り、この上側支柱と下側支柱が伸縮自在に連結され、上
    側支柱の上端と下側支柱の下端にはそれぞれ上側圧着片
    と下側圧着片が取り付けられ、上側圧着片と上側支柱と
    の間、上側支柱と下側支柱との間、下側支柱と下側圧着
    片との間の少なくともいずれかがスプリングバネを介し
    て連結され、前記竿掛け具の縦孔の中に上側支柱または
    下側支柱が貫通されて上側支柱または下側支柱に竿掛け
    具が取り付けられていることを特徴とする物干し台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101336267B1 (ko) * 2012-01-16 2013-12-03 주식회사 대연 건조대의 걸이봉 지지구
CN110565344A (zh) * 2019-10-18 2019-12-13 浙江好易点智能科技有限公司 杆座与晾杆的联接结构及晾衣架

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