JPH0818712A - 複製機の動作を追跡する方法 - Google Patents

複製機の動作を追跡する方法

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JPH0818712A
JPH0818712A JP7149829A JP14982995A JPH0818712A JP H0818712 A JPH0818712 A JP H0818712A JP 7149829 A JP7149829 A JP 7149829A JP 14982995 A JP14982995 A JP 14982995A JP H0818712 A JPH0818712 A JP H0818712A
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copier
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log
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W Roscoe Gary
ダブリュー ロスコー ゲアリー
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Xerox Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写機の診断と修理をより容易にするため、
複写機の動作を追跡する方法を提供する。 【構成】 本方法は、スタンバイ、サイクルアップ、複
製ラン、およびサイクルダウンの各状態において、故障
を追跡し、故障の型に関するデータをメモリの第1記憶
場所に格納し、各故障ごとに故障発生時の複写機の状態
に関するデータをメモリの第2記憶場所に格納すること
によって、複写機の故障履歴を記録し、ディスプレイに
表示して診断および修理に役立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複製機の故障履歴を記
録して表示すること、より詳細には複製機の故障データ
と故障発生時の複製機の状態の両方をメモリに記録し、
ディスプレイに表示することに関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタなどの複製機がより複
雑になり、実行可能なジョブがより多方面にわたるにつ
れて、複製機の故障探究を完全にかつ効率的に行おうと
すれば、必然的に複製機と修理技術者間のインタフェー
スを拡張しなければならない。適切なインタフェースは
複製機を監視し、保守するために必要な制御、表示、お
よび故障履歴を提供しなければならないばかりでなく、
それらを効率的に、比較的簡単に、かつ直接的なやり方
で提供しなければならない。
【0003】診断法は、修理技術者が問題の分析を行う
ことを要求しているものが多い。例えば、複製機内のシ
ート移動に関係する問題は、いろいろな場所で発生し、
さまざまな複製機の状態またはさまざまな構成要素の故
障が原因で発生する。従来の方法では、故障履歴を複製
機の制御装置に記録し、読み出して分析に利用できるよ
うにすることによって、修理技術者による問題の分析を
支援した。例えば、米国特許第5,023,817号
は、いわゆるラスト50故障リスト(最近の50個の故
障のリスト)すなわち複製機の故障ばかりでなく、故障
の傾向すなわち準故障状態を、有限バッファに記録し、
表示する方法を開示している。このデータは複製機の診
断に役に立つ。
【0004】しかし、従来の方法に関する難点は、故障
発生時のさまざまな複製機の状態など、他の関連のある
診断データを記録し、考慮に入れることをしないことで
ある。この情報は複製機の診断や修理を支援する重要な
価値をもつ情報であることが多い。例えば、複製機のサ
イクルアップ中に記録されたジャムは、前のジョブラン
からのコピーシートの存在を示しているかも知れない。
その一方で、ジョブラン中に記録された同じジャム状態
は、残存コピーシートでなく、個々のセンサすなわち構
成要素の問題を示しているかも知れない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記および
その他の問題を解決し、複製機の診断と修理をより容易
にすることを意図している。従って、本発明の目的は、
故障発生時のさまざまな複製機の状態を考慮に入れる手
法を提供することである。本発明のもう1つの目的は、
故障リストに記録された各故障ごとに、スタンバイ、サ
イクルアップ、ジョブラン、およびサイクルダウンなど
の複製機の状態を記録することである。本発明のその他
の利点は説明が進むにつれて明らかになるであろう。本
発明の顕著な特徴は特許請求の範囲に詳しく記載してあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、詳細には、故
障を追跡し、故障の型に関するデータをメモリの第1記
憶場所に記憶し、各故障ごとに故障発生時の複製機の状
態を示すデータをメモリの第2記憶場所に記憶すること
によって、スタンバイ、サイクルアップ、複製ラン、お
よびサイクルダウンの各状態における複製機の動作を追
跡する方法に関するものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明をより一層理解できるように添
付図面を参照して説明する。諸図面を通じて、同様な部
品は同じ参照番号で識別してある。
【0008】最初に図1について説明する。電子写真式
複写機の種々の機能は制御装置114によって制御され
る。制御装置114は1個以上のマイクロプロセッサを
備えていることが好ましい。制御装置は、コピーシート
の比較カウント、再循環している原稿の数、オペレータ
が選択したコピーシートの数、時間遅れ、ジャム修正、
等を提供する。複写機に対するプログラミングおよび動
作制御はユーザーインタフェース213を通して行われ
る。動作および制御情報、ジョブプログラミング命令、
等は、RAM114AとROM114Bを含む適当なメ
モリに記憶されている。RAM114Aは、さらにユー
ザーインタフェース213を通してプログラムされたジ
ョブを保持するのに使用される。メモリ115は一連の
個別メモリで構成できることを理解すべきである。原稿
およびコピーシートの位置は通常の原稿通路センサとコ
ピーシート通路センサを用いて追跡することができる。
そのほかに、制御装置は選択した動作モードに基づいて
ゲートの種々の位置を調整する。
【0009】本発明の一実施例では、メモリ15は制御
装置114に接続されたハードディスクドライブ115
Aとフロッピィディスクドライブ115Bで構成されて
いる。複写機に関するすべての制御コードと画面表示情
報は、パワーアップ時にハードディスクからロードする
ことが好ましい。実行するため複写機にロードするデー
タは、複写機内のハードディスクを異なるデータバージ
ョンを有する別のハードディスクと交換することによっ
て、または複写機に組み込まれたフロッピィディスクド
ライブを使用して1個以上のフロッピィディスクからハ
ードディスクへデータを転送し、現在のハードディスク
の内容を修正することによって変更することができる。
ユーザーインタフェース213のディスプレイ213A
は共用ラインシステムバス302のほかに制御装置11
4へ接続されている。
【0010】共用ラインシステムバス302は、入力ス
テーション基板304、マーキング像形成基板306、
用紙取扱い基板308、および、仕上げ装置/バインダ
基板310を含む複数のコアプリント配線基板を相互に
接続している。各コアプリント配線基板はローカルバス
によってローカル入出力装置へ接続されている。例え
ば、入力ステーション基板304はローカルバス314
によってディジタル入出力基板312A,312Bとサ
ーボ基板312Cへ接続されている。マーキング像形成
基板306はローカルバス318によってアナログ/デ
ィジタル/アナログ基板316A,316B、ディジタ
ル入出力基板316C、およびステッパー制御基板31
6Dへ接続されている。用紙取扱基板308はローカル
バス322によってディジタル入出力基板320A,3
20B,320Cへ接続されている。同様に、仕上げ装
置/バインダ基板310は、ローカルバス326によっ
てディジタル入出力基板324A,324B,324C
へ接続されている。
【0011】図2に、図1の典型的な制御装置114の
制御要素をブロック図で示す。ユーザーインタフェース
ボタンの設定、アプリケーションソフトウェアの動作状
態の変化、インターロックスイッチの開閉、制御または
システム故障の通知、キールーチンの実行、等の制御装
置の正しい実行を定義する一定の重要な機械動作事象
(現在事象データなど)が起きたとき、アプリケーショ
ンシステム150によってプロセッサ196の制御の下
でダイナミックメモリ155に入力される。メモリ15
5はRAM型のメモリでもよく、事象データを記憶する
ため所定のサイズの円形バッファ(図示せず)を提供す
るものが好ましい。
【0012】データ転送手段(事象スプーリングルーチ
ン)は、メモリ155のバッファに蓄積された事象デー
タを物理データ&スレッショルドファイル185へ転送
するため、定期的に事象ファイルすなわち事象ロガーフ
ァイル158に書き込む。一般に、事象スプーリングル
ーチンは、決められたサイクルで(すなわち現行の数の
マシンピッチのあと)繰り返される。事象スプーリング
ルーチンは、呼び出されると、事象ロガーファイル15
8に記憶された前の事象データの一部を現在の事象デー
タで重ね書きして事象データの最も古い部分を有効に消
去し、より新しい現在の事象データで置き換える。
【0013】理解されるように、複写機の有効寿命中に
ソフトウェアクラッシュが時々起きる。ほとんどのクラ
ッシュの場合、自動的に、あるいはオペレータの介入に
よって回復が行われ、複写機は正常に動作し続ける。し
かし、複写機を診断したり修理するときに使用するた
め、クラッシュ時の複写機の状態を記録しておくことが
望ましい。これは、複写機で記録された(または遠隔ホ
ストへ転送された)データログによって行われる。
【0014】各ソフトウェアクラッシュ時に、クラッシ
ュが起きた時の複写機内の一定の所定の事象(クラッシ
ュデータと呼ばれる)のスナップショットが実際にとら
れる。これらの事象は、例えばOSメモリ173として
示した各オペレーティングソフトウェア(OSと略す)
メモリマップのイメージと、と不揮発性メモリ(NV
M)167のイメージで構成することができる。さらに
RAM155のバッファ内の現在事象データのスナップ
ショットを含めることが好ましい。得られたクラッシュ
データのブロックは クラッシュロガーファイル171
内のクラッシュファイルのために予約された多数のメモ
リ領域の1つにはめ込まれる。クラッシュロガーファイ
ル171は連続する各クラッシュからのクラッシュデー
タが順次書き込まれたクラッシュファイルの円形列であ
る。
【0015】感光ベルトの帯電レベル、定着装置の温
度、等の幾つかの複写機の動作パラメータがNVM16
7に永久的に記憶される。これらの動作パラメータは、
考えられる最良の複写機性能をもたらす複写機に最適な
(すなわち理想的な)動作設定を表す。一般に、これら
の動作パラメータは動作範囲すなわちウィンドウを提供
する。
【0016】感光ベルトの帯電レベルを検出する静電電
圧計、定着装置45の動作温度を検出する温度センサ、
およびシートジャムを検出してシートタイミングを決定
するシートジャム検出器などの適当なセンサ(図示せ
ず)が実際の複写機の動作状態を監視する。物理データ
&スレッショルドファイル185は感光ベルトの帯電レ
ベル、定着装置の温度、およびバイアス制御レベルな
ど、複写機の動作パラメータに関する重要な複写機の動
作スレッショルドレベルを記憶する。
【0017】上に述べたように、いろいろなセンサと検
出器が複写機の動作状態を監視し、複写機の動作サイク
ル中の離散時間に、これらの動作状態が読み取られ、事
象ロガーファイル158および(または)クラッシュロ
ガーファイル171に記憶され、そして評価のため物理
データ&スレッショルドファイル185に記憶される。
このように、複写機の動作サイクル中に、静電電圧計、
温度センサ、およびジャム検出器などのセンサが読み取
られ、得られたデータはライン177を経由して物理デ
ータ&スレッショルドファイル185へ入力される。さ
らに、複写機の診断、監視、または使用に関するその他
の適当なデータが、物理データ&スレッショルドファイ
ル185に記憶される、あるいは修理技術者が複写機に
おいてアクセスするため、あるいは遠隔の場所へ伝送す
るため、別の適当なメモリに適切に記憶される。
【0018】図3に、電話線175とモデム120,1
21などの適当なチャンネル、あるいはローカルおよび
広域ネットワーク、セルラー電話チャンネル、赤外線リ
ンク、および周知のRS232やSCSIシリアルポー
トなどのシリアルチャンネルなどの他の適当な媒体を通
じて複写機に接続された遠隔ホスト157を含む遠隔通
信システムを示す。選択した複写機データは、物理的デ
ータ&スレッショルドファイル185などの複写機内の
メモリと遠隔ホスト157の間の通信によって遠隔ホス
トへダウンロードされる。通信は遠隔ホスト157また
は複写機のどちらからでも始めることができる。複写機
および遠隔ホスト157は、ネットワークで、あるいは
どれかの専用通信チャンネルによって他の適当なステー
ションまたは装置へ相互に接続することができる。
【0019】モデム121,120による通信を確立
し、電話線175を通して複写機から遠隔ホスト157
へ、遠隔ホスト157から複写機へデータを伝送するた
め、遠隔ホストには、キーボード180を備えたPC
(パーソナルコンピュータ)などのコンピュータ15
9、プリンタ162、および表示画面163を備えたユ
ーザーインタフェースが設置されている。複写機側の適
当なデータ帯域変換器184はライン175を通してデ
ータを伝送するのに必要なクロック速度へ変換する。複
写機がデータを処理する速度は一般に通常の電話線17
5のデータ伝送速度と異なり、それよりかなり大きいこ
とを理解されたい。これに関連して、変換器184にク
ロック195が接続されている。クロック195は、複
写機の状態を試験する頻度を決定し、警報を送るために
使用される。同様な変換器とクロック(図示せず)が遠
隔ホスト157に設置されている。
【0020】図4に、複写機のユーザーインタフェース
213の表示装置151と、ハードウェア制御パネル1
52の簡単化バージョンを示す。表示装置151に、 f
ullcolor 124、black 126、single color12
8、 tray 1(130)、tray2(132)、 Auto R/
E 、100%(134)、 variable 136などの種々
のソフト制御ボタンが表示される。ユーザーインタフェ
ース213を制御するプリント回路基板は、通信ネット
ワーク上の通信を監視し、表示画面151にその通信を
表示することができる。各メモリは、修理技術者がアク
セスして表示画面151に表示するため、あるいはモデ
ム120を介して遠隔ホスト157へ伝送して表示画面
163に表示するため、キー状態、事象、および複写機
に関する故障データを適切に記憶する。複写機が機能不
良の場合には、修理技術者はプリント回路基板によって
識別されるハードキー順序を入力する。これは複写機側
で入力することもできるし、遠隔ホスト157から入力
することもできる。プリント回路基板によるハードキー
順序の識別により、プリント回路基板は通信ネットワー
クを監視し、複写機の画面151または遠隔ホスト15
7の画面163に通信を表示することができる。
【0021】オペレータは、周知のように、図4のタッ
チ画面151によって次のジョブまたは将来の複写機ジ
ョブをプログラムすることができる。すなわち、表示さ
れた機能を適当に選択することにより、 full color 、
black 、または single color 、または 8.5 × 11 イ
ンチのコピーシートが入っている tray 1、または 11
× 17 インチのコピーシートが入っている tray 2、な
どをプログラムし、あるいは個々の縮小/拡大モードた
とえば100%または variable (可変サイズ)を選択
することができる。
【0022】図4の画面151はユーザーインタフェー
スの典型的な表示画面の例示であって、同じ枠または次
の枠の中にオペレータまたは修理技術者が選択してタッ
チできる追加ソフトボタンを表示することができること
を理解すべきである。また、パネル152上に示した
(同様に、遠隔ホスト157のキーボード180で利用
できる)適当なハードボタンを選択して、いろいろな動
作や機能をさせることができる。例えば、ハードボタン
またはソフトボタンを使用して、フルサイズのコピー、
94%サイズのコピー、77%サイズのコピー、あるい
は任意の可変サイズのコピーを選択することができるほ
か、再循環原稿送り装置を丁合いモードまたは非丁合い
モードで動作させるボタンを選択することができる。そ
のほかに、適当なボタンを使用して、ユーザーまたは修
理技術者は、決められた複写機の環境において、ステー
プル綴じ、非ステープル綴じ、非丁合いなどの仕上げ装
置の動作や、両面複写やオフセット積み重ねなどの機能
を選択したり、いろいろな記録および診断動作を実行さ
せることができる。
【0023】従来より知られているように、複写機の診
断に使用するため故障履歴を記録し、表示することがで
きる。故障履歴は、選択した構成要素の実際の故障の数
のほかに、故障する機会の関数として実際の故障に基づ
いて計算した構成要素の故障率を含むことがある。例え
ば、図に、PHM(Paper Handling Module) ボタン4
08やDHM(Document Handling Module) ボタン40
9などの構成要素カテゴリー選択ボタン(まとめて参照
番号238で示す)を示す。構成要素カテゴリーを選択
すると、選択したカテゴリー内の特定の構成要素による
故障表410が表示される。PHMボタン408を選択
したと仮定すると、故障表410は、いろいろな用紙取
扱いモジュールの構成要素の故障またはジャムの履歴を
表示するであろう。ある先行技術の実施例においては、
故障表410は原稿取扱いモジュール内の15個もの構
成要素に対するコードと故障率の履歴を表示する。
【0024】故障表410には、原稿取扱いモジュール
内の種々の構成要素を識別するための“code”欄、最後
の記録期間以来の個々の構成要素の実際の故障または機
能不良の数を記録するための“count ”欄、および故障
する機会の総数に対する実際の故障の割合すなわち率を
表示するための“current rate”欄がある。「故障する
機会」は、個々の構成要素が複写機の動作において一定
時間にわたって責任を持たなければならない時の総数と
定義する。
【0025】“Previous Rates”欄は、識別した構成要
素に関する故障率の履歴を表示する。故障率の履歴はセ
ンサなどの個々の構成要素の全体故障に向かう傾向を示
す良い標識であることが多く、すなわちベルトまたはプ
ーリーなどの構成要素の逆の傾向を示すことがある。実
際の故障に関する故障率の履歴を調べる最初のステップ
は、故障タブ404と、408などの構成要素カテゴリ
ーの1つを選択することである。
【0026】実例として、故障表410は原稿取扱いモ
ジュールに関する3つのコードの実際の故障履歴を示
す。コード05−117は、原稿交換の際に原稿の前縁
が反転器センサに対し遅れていることを表し、コード0
5−131は、原稿の前縁が予備整合センサの所で遅れ
ていることを表し、コード05−122はRDHセット
カンウトエラーがあることを表す。
【0027】故障履歴表は動的な表である。個々の構成
要素について故障が発生すると、その個々の構成要素に
ついてシステム制御装置が直ちに新しい故障率を計算す
る。すなわち、故障する機会の総数に対する故障の総数
の比を決定し、 current rate 記憶場所に記憶する。サ
ービスコール後、修理技術者はルーチンに故障をカウン
トするカウンタをリセットし、 current rate をメモリ
内の最も新しい previous rate 記憶場所へ移すことが
できるようにする。
【0028】本発明に従って、故障発生時の複写機のさ
まざまな状態など、関連する診断データが発生ログ(oc
curence log)に記録されている。この情報は複写機の診
断および修理を支援する上で重要な価値を有する。例え
ば、マシンサイクルアップ中に記録されたジャムは、前
のジョブランからのコピーシートが存在していることを
示しているかも知れない。他方、ジョブラン中の同じジ
ャム状態が残存コピーシートでなく、個々のセンサまた
は構成要素の問題を示しているかも知れない。このた
め、有限バッファに一定の数の最近発生した故障に関す
る故障表が示される。好ましい実施例の場合は、最近発
生した50の故障(以下、ラスト50故障と呼ぶ)が先
入れ先出し再循環バッファに記録される。複写機の構成
要素に直接に関係のある複写機の故障と、故障発生率を
表す種々のコードが示されている。詳しく述べると、故
障時の複写機の状態が表示するため記録されている。
【0029】図6に、3つの欄(故障を表すコード、故
障率、および故障を記録した時の複写機の状態)をもつ
故障表412を示す。故障はこの分野で周知の種々のコ
ードで表されることを理解すべきである。また、故障率
は計算百分率でもよいし、あるいは故障を記録する前の
個々の構成要素の良好な動作の数を表す数字でもよいこ
とを理解すべきである。本発明に従って、故障を記録し
た時の複写機の状態の指示が414,416,418に
それぞれ示されている。例えば、故障コード10−10
2は複写機の回復中に発生した。回復は複写機のサイク
ルアップまたはサイクルダウン状態のどちらを表しても
よいことを理解すべきである。代わりに、この状態を細
分して、サイクルアップ状態またはサイクルダウン状態
のどちらかで示してもよい。
【0030】コード11−110は複写機の製造中また
はジョブラン状態中に発生した故障を示し、コード03
−387は複写機のアイドル状態中すなわちスタンバイ
状態中に発生した故障を示す。同様なやり方で、いろい
ろな他の故障が故障の発生時の複写機の関連状態で示さ
れている。一実施例においては、個々の故障リストは、
複写機内のラスト50故障をリストしている。これは設
計上の選択であり、故障表のサイズについていろいろな
オプションを使用できることを理解すべきである。本発
明の重要な点は、複写機の現在の状態を認識し、故障発
生時の複写機の状態を適当なメモリに記録することであ
る。
【0031】上に述べたラスト50故障リストのほか
に、制御装置は発生ログ(occurrencelog) と呼ばれる
かなり大きなメモリを有する。発生ログは複写機の診断
に価値のあるより広い範囲の複写機の事象を記録する。
上に述べた従来の技術に付随する問題点は、有限である
発生ログすなわちバッファが一般に先入れ先出し方式で
故障および事象データを記録することである。従って、
故障および事象データが、多くの新しいデータに取って
代わられ、最終的に失われてしまう。このため、複写機
を修理する時、分析や診断に役に立つ特定の事象すなわ
ち故障や、その周辺の事象すなわち故障などの重要なデ
ータを修理技術者が利用できないことがある。
【0032】本発明のもう1つの特徴に従って、多くの
新しい事象がこの事象履歴をメモリから消去する前に、
複写機の特別な故障すなわち事象に関する発生ログが収
集される。すなわち、事前に選択した事象が発生ログの
非揮発性メモリすなわち永久記憶装置への転送をトリガ
ーする。例えば、複写機の制御装置内のディスクメモリ
などの永久記憶装置へ発生ログの内容を適当にダウンロ
ードまたはダンプすることができる。図7に、故障#1
(428)、故障#2(430)および故障#3(44
0)などの幾つかの故障すなわち事象をリストした表す
なわちウィンドウ420を示す。表420は、オペレー
タがスクロールボタン422と選択ボタン424を使用
して所定の故障すなわち事象を設定できるようにする事
象すなわち故障トリガー表である。事象の選択により、
発生ログは永久記憶装置へ転送される。
【0033】この転送は、複写機内のディスク115A
または115Bなどの永久記憶装置または複写機内の他
の適当なメモリへの転送でもよいし、遠隔ホストまたは
遠隔ステーションへの転送でもよいことを理解すべきで
ある。例えば、発生ログ内の一定の数の関連事象内の事
前に選択した事象すなわち故障を含む発生ログは遠隔ス
テーション157へ転送するためにデータ&スレッショ
ルドファイル185に記憶することができるであろう
(図3参照)。また発生ログは伝送ライン175を通し
てPC159へ直接に伝送するためにデータ&スレッシ
ョルドファイル185内の適当な記憶場所に記憶するこ
ともできるし、あるいは定期的インターバルまで、また
は遠隔ステーション157からポーリングがあるまで、
データ&スレッショルドファイル185に一時的に記憶
することもできるであろう。代わりに、データ&スレッ
ショルドファイル185に記憶した発生ログを不揮発性
メモリ167へ、あるいは図1に示したフロッピィディ
スク115Bなどの適当なディスクメモリへ転送するこ
とができるであろう。
【0034】発生ログの転送をトリガーする特別の事象
すなわち故障は、ウィンドウ420に表示された所定の
事象すなわち故障リストを終わりまでスクロールするこ
とによって選択される。スクローリングボタン422を
使用してウィンドウ420の中に所望の事象すなわち故
障を見つけたら、オペレータは選択ボタン424を使用
して個々の故障を選択する。選択すべき故障を場所(例
えば、一番上の位置428)で、あるいは周知のハイラ
イト手法で識別し、選択ボタン424にタッチすること
によって選択される故障すなわち事象を明示することは
単なる設計上の好みである。発生ログの転送をトリガー
する事象すなわち故障を選択する上記の方法には、多く
のバリエーションがあるが、本発明の範囲は上記のすべ
てのバリエーションを包含していることを理解すべきで
ある。上記のバリエーションとして、オペレータが図4
のキーボード152を使用して表420の既存の事象す
なわち故障の代わりに追加事象すなわち故障を入れるこ
とができる変更ボタン426を含めることができるであ
ろう。例えば、表420は有限リストであるから、他の
事象すなわち故障を選択できることが望ましいであろ
う。変更すべき故障たとえば故障#1を適当にハイライ
トし、変更ボタン426にタッチすることによって、オ
ペレータは新しい故障すなわち事象を入力して発生ログ
の転送をトリガーすることができる。
【0035】本発明のもう1つの特徴に従って、発生ロ
グ内の故障すなわち事象の記憶場所を選択することがで
きる。言い換えると、選択した事象すなわち故障が起き
たあと、発生ログ自体は有限であるので、その事象をロ
グ内に選択して位置決めすることが望ましいかも知れな
い。言い換えると、選択した事象が起きたあと、発生ロ
グが事前に選択した事象の後に起きた事象のみを有する
こと、事前に選択した事象の前に起きた事象のみを有す
ること、あるいは事前に選択した事象と発生ログ内に現
れる残りの事象の他の任意の選択した関係を有すること
が望ましいかも知れない。発生ログは有限であるので、
オペレータは転送をトリガーさせる事前に選択した事象
をその有限セットの事象の中に置くことを選択できる。
このため、図7に、ログ選択が可能な記憶場所を有する
ウィンドウすなわち表422を示す。従って、448は
ログ記憶場所の終わり、450はログ記憶場所の始め、
452はログ記憶場所の中間になるであろう。事象トリ
ガーについて説明したように、スクロールボタン444
はウィンドウ442内のいろいろなオプションをスクロ
ールすることができる。選択ボタン446は特別な記憶
場所を選択する作用をする。その他の種々のオプション
も本発明の範囲に含まれる。詳しく述べると、ウィンド
ウ454などの空白ウィンドウを使用して、インタフェ
ースのキーボードから特別な記憶場所を入力することが
できるであろう。例えば、オペレータは、永久記憶装置
へのダウンローディングすなわち転送をトリガーする事
前に選択した事象をログ内の置くために特別な番号を追
加することができるであろう。
【0036】図8に、この事前選択の一般的なフローチ
ャートを示す。ブロック456において、修理技術者は
表示された発生ログが妥当でないと判断する。すなわ
ち、発生ログは決められた故障について適切な情報を提
供しない。典型的な診断シナリオでは、修理技術者は、
ブロック458に示すように、最初に診断のため問題を
再現するよう試みる。もし問題を再現することができれ
ば、ブロック460において、これを例証する。すなわ
ち、修理技術者は妥当なデータを提供し、かつ得なが
ら、複写機をランさせることができる。
【0037】他方、もし即時分析のため問題を再現する
ことができなければ、永久記憶装置への発生ログの転送
をトリガーする適切な事象すなわち故障をもつ発生ログ
を準備する必要がある。これにより、続く事象が選択し
た事象に関する必要な故障すなわち事象履歴を消し去る
前に、適切な発生ログをとらえることができるであろ
う。このため、ブロック464に示すように、オペレー
タまたは修理技術者は発生ログを準備するために適切な
画面を起動する。これは、図4に示したセットログボタ
ン220など、適当などんなボタンでもよい。故障履歴
ボタン222は、記録した故障履歴、すなわち図6に示
したラスト50故障リストを表示する手段である。適当
な画面(図7参照)を起動したあと、ブロック466に
示すように、修理技術者は事象のリストを走査し、適切
な故障を選択する。次にブロック470において、修理
技術者は発生ログ内の適当な関係を選択する。言い換え
ると、修理技術者はスクロールスイッチ444、選択ス
イッチ446、および表442をを使用して、発生ログ
内の事象を探し出す。次にブロック472において、ト
リガー可能な発生事象を選択する。ブロック474にお
いて、修理技術者は複写機から離れ、複写機はいろいろ
なジョブ要求を実行し続ける。ブロック476におい
て、複写機に問題が発生し、発生ログのダウンローディ
ングがトリガーされる。
【0038】本発明のもう1つの特徴に従って、修理技
術者は故障履歴すなわちラスト50故障リストに関して
発生ログの終わりの関係を判断することができる。言い
換えると、修理技術者にとって重要な情報が発生ログを
ロールオフしてしまっていることが多い。従って、修理
技術者にとって、ラスト50故障リストに関して発生ロ
グの終わりがどこにあるかを知ることが重要である。こ
れを知ることができれば、修理技術者は、発生ログが特
別の問題を解決するのに必要な情報を有しているかどう
かを即座に判断することができる。もし知ることができ
なければ、修理技術者は発生ログを後日入手する必要が
あろう。例えば、修理技術者は図9の表に示した08−
155故障に関係していると仮定する。09−220
は、発生ログによって収集された最も古い故障である。
“end of log”項目の後のどの故障も発生ログの中にな
いはずである。このことを知れば、修理技術者はこの時
点で受け取ったどの発生ログもおそらく役に立たないの
で、問題の特別の故障すなわち事象を収集するためにト
リガー可能な発生ログをセットアップしなければならな
いことを判断することができる。
【0039】図10に、この機能をフローチャートで示
す。ブロック480,482において、修理技術者は問
題が解決可能かどうか判断する。もし可能であれば、ブ
ロック484において、問題を固定する。もし問題を固
定できなければ、診断の第1ステップとして、修理技術
者は問題が故障関係であるかどうかを判断する。もしそ
うでなければ、ブロック488に示すように、修理技術
者はとりあえずトリガー可能な発生ログをセットアップ
するであろうが、発生ログは必要ないかも知れない。も
し問題が故障関係であれば、ブロック490において、
修理技術者は画面にラスト50故障リストなどの故障表
を表示する。次に、ブロック492において、修理技術
者は問題の故障がラスト50故障リスト上にあるどうか
判断する。これはラスト50故障リスト上の“end of l
og”の標識として示してある。もし故障が発生ログ範囲
の中にあれば、発生ログは妥当であり、ブロック496
に示すように、ログデータは問題を分析するのに役に立
つことができる。もし、故障が発生ログ範囲の中に、す
なわちラスト50故障リスト上になければ、ブロック4
94に示すように、発生ログはこの問題にとって妥当で
ない。
【0040】以上、現時点で本発明の好ましい実施例と
考えられるものを例示し、説明したが、この分野の専門
家にはおそらくさまざまな変更や修正を思い浮かべるこ
とであろう。特許請求の範囲は本発明の真の精神と範囲
に含まれる上記のすべての変更と修正を包含しているも
のとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機の制御装置とメモリのブロック図であ
る。
【図2】図1の制御装置の一般的なブロック図である。
【図3】遠隔ホストと相互に接続された図2の制御装置
の略図である。
【図4】典型的なユーザーインタフェースのモニター画
面の拡大図である。
【図5】複写機の故障を表示する画面である。
【図6】本発明の1つの特徴に従って、複写機の故障と
複写機の状態を表示する画面である。
【図7】本発明のもう1つの特徴に従って、故障発生ロ
グのダウンローディングをトリガーする事象の設定を示
す図である。
【図8】本発明に従ってトリガー可能な発生ログを準備
するフローチャートである。
【図9】本発明のもう1つの特徴に従って故障リスト上
の「ログの終わり」標識を示す図である。
【図10】本発明に従って発生ログデータが妥当である
かどうかを判断するフローチャートである。
【符号の説明】
114 制御装置 114A RAM 114B ROM 115 メモリ 115A ハードディスクドライブ 115B フロッピィディスクドライブ 120,121 モデム 124,126,128,130 ソフト制御ボタン 132,134,136 ソフト制御ボタン 150 アプリケーションシステム 151 表示装置 152 ハードウェア制御パネル 155 RAM 157 遠隔ホスト 158 事象ロガーファイル 159 PC 162 プリンタ 163 画面 167 不揮発性メモリ 171 クラッシュロガーファイル 173 OS メモリ 175 電話線 177 ライン 180 キーボード 184 データ帯域変換器 185 ディジタル&スレッショルドファイル 195 クロック 196 プロセッサ 213 ユーザーインタフェース 213A ディスプレイ 220 セットログボタン 222 故障履歴ボタン 238 構成要素カテゴリー選択ボタン 302 共用ラインシステムバス 304 入力ステーション基板 306 マーキング像形成基板 308 用紙取扱い基板 310 仕上げ装置/バインダ基板 312A,B データ入出力基板 312C サーボ基板 314 ローカルバス 316A,B アナログ/ディジタル/アナログ基板 316C ディジタル入出力基板 316D ステッパー制御基板 318 ローカルバス 320A,B,C ディジタル入出力基板 322 ローカルバス 324A,B,C ディジタル入出力基板 326 ローカルバス 404 故障表 408 PHMボタン 409 MHMボタン 410 表 412 故障表 420 ウィンドウ(表) 422 スクロールボタン 424 選択ボタン 426 変更ボタン 442 ウィンドウ(表) 444 スクールボタン 446 選択ボタン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータコンソール及びメモリを備え
    且つスタンバイとサイクルアップと複製ランとサイクル
    ダウンとの各状態を有する、多数の構成要素を含む複製
    機の動作を追跡する方法において、 複製機の故障の発生に応じてその故障の型を決定し、 前記メモリの第1記憶場所に、前記故障の型の指示を記
    憶し、 前記故障発生時における前記複製機の状態を決定し、 前記メモリの第2記憶場所に、前記故障発生時の複製機
    状態の指示を、記憶することを特徴とする方法。
JP7149829A 1994-06-24 1995-06-16 複製機の動作を追跡する方法 Withdrawn JPH0818712A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US26487694A 1994-06-24 1994-06-24
US08/264876 1994-06-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0818712A true JPH0818712A (ja) 1996-01-19

Family

ID=23007983

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7149829A Withdrawn JPH0818712A (ja) 1994-06-24 1995-06-16 複製機の動作を追跡する方法

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JP (1) JPH0818712A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001199057A (ja) * 1999-11-11 2001-07-24 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001199057A (ja) * 1999-11-11 2001-07-24 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置

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