JPH08187033A - 大型根菜類の栽培容器 - Google Patents
大型根菜類の栽培容器Info
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- JPH08187033A JPH08187033A JP7028593A JP2859395A JPH08187033A JP H08187033 A JPH08187033 A JP H08187033A JP 7028593 A JP7028593 A JP 7028593A JP 2859395 A JP2859395 A JP 2859395A JP H08187033 A JPH08187033 A JP H08187033A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- soil
- cultivation container
- box
- overflow prevention
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/24—Structural elements or technologies for improving thermal insulation
- Y02A30/254—Roof garden systems; Roof coverings with high solar reflectance
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B80/00—Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
- Y02B80/32—Roof garden systems
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】大根や山芋といった大型根菜類の収穫作業の労
働の軽減化と迅速化を目的とする栽培容器を提供する。 【構成】栽培容器(1)の側面の下端又は下方に蝶つが
い(11)で扉(2)を取り付け、扉(2)の左右両端
に土壌溢れ防止板(3)を取り付ける。栽培容器(1)
の内側上部に土壌溢れ防止板(3)が往来する溝(4)
を持つ桟(5)を設ける。土壌溢れ防止板(3)及び溝
(4)と桟(5)の形状を扉(2)の下端を中心とする
弧(6)とする。扉(2)の開閉を制御する鍵(12)
と停止装置(7A,7a、7B)を設ける。栽培容器
(1)の底部に排水孔(8)を設け、脚(9)又は車
(10)を取り付ける。以上の構成よりなることを特徴
とする。
働の軽減化と迅速化を目的とする栽培容器を提供する。 【構成】栽培容器(1)の側面の下端又は下方に蝶つが
い(11)で扉(2)を取り付け、扉(2)の左右両端
に土壌溢れ防止板(3)を取り付ける。栽培容器(1)
の内側上部に土壌溢れ防止板(3)が往来する溝(4)
を持つ桟(5)を設ける。土壌溢れ防止板(3)及び溝
(4)と桟(5)の形状を扉(2)の下端を中心とする
弧(6)とする。扉(2)の開閉を制御する鍵(12)
と停止装置(7A,7a、7B)を設ける。栽培容器
(1)の底部に排水孔(8)を設け、脚(9)又は車
(10)を取り付ける。以上の構成よりなることを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は収穫作業に重労働を要す
る大根,山芋といった大型の根菜類を栽培するための大
型根菜類の栽培容器に関するものである。
る大根,山芋といった大型の根菜類を栽培するための大
型根菜類の栽培容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、根菜類を対照にした栽培器は、塩
化ビニール等による円筒形の押出し材パイプを地中に埋
め込み、収穫時にこれを堀り起こした後、パイプを縦に
切断し、筒径の拡がりを利用して根菜を引き抜く方法が
行われている。特開平4−71426では縦に二分割す
る筒状の器の内部の中間位置に鉢底部を設け、その上部
を鉢部、下部を育成部に分けられた栽培器が出願されて
いる。
化ビニール等による円筒形の押出し材パイプを地中に埋
め込み、収穫時にこれを堀り起こした後、パイプを縦に
切断し、筒径の拡がりを利用して根菜を引き抜く方法が
行われている。特開平4−71426では縦に二分割す
る筒状の器の内部の中間位置に鉢底部を設け、その上部
を鉢部、下部を育成部に分けられた栽培器が出願されて
いる。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】押出し材パイプは作物
一個に一個のパイプを使用し、作物一個ごとのパイプへ
の土壌の挿入、地中への埋め込み、掘り起こし、パイプ
から作物の取り出し等の作業に大変な時間と労働が必要
とされた。又パイプ自体の破損、耐性が器材としての適
正に欠けていた。特開平4−71426では筒状の器を
立てかける方法が不明である。これも上記押出し材パイ
プと同様に作物一個に一個の器材を使用し、作物一個ご
との土壌の挿入,作物の器材からの取り出し等の作業に
大変な時間と労働が必要とされる。又円筒状の中間位置
に導入孔を持つ鉢底部なる”仕切り”を設け、その上部
を葉が生育する鉢部と、その下部を導入孔から伸びた根
が生育する育成部に分割されているが、人工的強制的に
仕切ることは返って作物の生育を妨げることになる。現
に土壌数センチ根を出して栽培される大根がある。本発
明はこれ等の欠点を除くためになされるものである。
一個に一個のパイプを使用し、作物一個ごとのパイプへ
の土壌の挿入、地中への埋め込み、掘り起こし、パイプ
から作物の取り出し等の作業に大変な時間と労働が必要
とされた。又パイプ自体の破損、耐性が器材としての適
正に欠けていた。特開平4−71426では筒状の器を
立てかける方法が不明である。これも上記押出し材パイ
プと同様に作物一個に一個の器材を使用し、作物一個ご
との土壌の挿入,作物の器材からの取り出し等の作業に
大変な時間と労働が必要とされる。又円筒状の中間位置
に導入孔を持つ鉢底部なる”仕切り”を設け、その上部
を葉が生育する鉢部と、その下部を導入孔から伸びた根
が生育する育成部に分割されているが、人工的強制的に
仕切ることは返って作物の生育を妨げることになる。現
に土壌数センチ根を出して栽培される大根がある。本発
明はこれ等の欠点を除くためになされるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 (イ) 直方体の栽培容器(1)の側面のひとつを正面
とし、この下端又は下方に蝶つがい(11)で堅固に連
結され、上部が外へ開く扉(2)を取り付ける。 (ロ) 扉(2)の左右に土壌が溢れるのを防ぐ土壌溢
れ防止板(3)を取り付ける。 (ハ) 栽培容器(1)の左右の側面の内側の上部に土
壌溢れ防止板(3)が往来する溝(4)を持つ桟(5)
を設ける。 (ニ) 土壌溢れ防止板(3)の上部の形状、及び溝
(4)と桟(5)の形状は扉(2)の下端を中心とする
弧(6)とする。 (ホ) 扉(2)を閉じた状態にしておく鍵(12)
と、扉(2)の開きの角度を制御する停止装置(7A,
7a、7B)を設ける。 (ヘ) 栽培容器(1)の底に排水孔(8)を設け、4
つの隅あるいは縁に脚(9)又は車(10)を取り付け
る。 本発明は以上の構成よりなる大型根菜類の栽培容器であ
る。
とし、この下端又は下方に蝶つがい(11)で堅固に連
結され、上部が外へ開く扉(2)を取り付ける。 (ロ) 扉(2)の左右に土壌が溢れるのを防ぐ土壌溢
れ防止板(3)を取り付ける。 (ハ) 栽培容器(1)の左右の側面の内側の上部に土
壌溢れ防止板(3)が往来する溝(4)を持つ桟(5)
を設ける。 (ニ) 土壌溢れ防止板(3)の上部の形状、及び溝
(4)と桟(5)の形状は扉(2)の下端を中心とする
弧(6)とする。 (ホ) 扉(2)を閉じた状態にしておく鍵(12)
と、扉(2)の開きの角度を制御する停止装置(7A,
7a、7B)を設ける。 (ヘ) 栽培容器(1)の底に排水孔(8)を設け、4
つの隅あるいは縁に脚(9)又は車(10)を取り付け
る。 本発明は以上の構成よりなる大型根菜類の栽培容器であ
る。
【0005】
【作用】扉(2)を手前に引いて開けると、この扉
(2)と左右の土壌溢れ防止板(3)に囲まれたスペー
スができる。このスペースに移植鏝等で土壌を掻き出
し、作物の根の周辺の土壌を除去すると土壌が外部に溢
れることなく容易に迅速に収穫することができる。
(2)と左右の土壌溢れ防止板(3)に囲まれたスペー
スができる。このスペースに移植鏝等で土壌を掻き出
し、作物の根の周辺の土壌を除去すると土壌が外部に溢
れることなく容易に迅速に収穫することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は栽培容器(1)が単独である本発明の基本の型であ
る。 (イ) 軽量で硬質な合成樹脂による直方体の栽培容器
(1)の側面のひとつを正面とし、この下端又は下方に
蝶つがい(11)で堅固に連結され、上部が外へ開く扉
(2)を取り付ける。この扉(2)の上部が外側へ開く
ことにより土壌を手前に掻き出すスペースを造り出す。
図1,2,5,6では扉(2)が連結される位置を下方
とした。収穫作業のみを考慮すれば必ずしも下端である
必要はなく、又本発明の目的から栽培容器(1)の丈が
高いため、下端に取り付けると扉(2)を閉じる時、土
壌への圧力をより大きく必要となり、閉じ難いことが予
想される。 (ロ) 扉(2)の内側の左右両端に土壌溢れ防止板
(3)を取り付ける。この土壌溢れ防止板(3)は、扉
(2)を開くことによってできたスペースに土壌を掻き
出した時、左右に溢れるのを防ぐ役割をする。土壌溢れ
防止板(3)の材質は薄く硬質で変形や破損、腐食し難
い金属か合成樹脂が適当である。 (ハ) 栽培容器(1)の左右の側面の内側の上部に土
壌溢れ防止板(3)が往来する溝(4)を持つ桟(5)
を設ける。これは扉(2)が開閉すると共に土壌溢れ防
止板(3)が往来する時、土壌溢れ防止板(3)が土壌
の圧力や抵抗を受けても、この溝(4)を通過させるこ
とにより開閉をスムーズに行わせるためである。 (ニ) 扉(2)は蝶つがい(11)で連結されている
ため下端の位置は一定で、上端は弧(6)を描いて開閉
し、又この扉(2)は土壌溢れ防止板(3)に連結して
いる。従って、土壌溢れ防止板(3)の上部、及び溝
(4)と桟(5)の形状は扉(2)の下端を中心とする
弧(6)でなければならない。土壌溢れ防止板(3)の
上部以外の奥部と下部の形状は任意であるが、扉(2)
を閉じる時、図2に示すように曲線であれば土壌からの
抵抗は小さくなるであろう。 (ホ) 扉(2)を閉じた状態にしておくための鍵(1
2)と、扉(2)の開きの角度を制御するための停止装
置(7A,7a、7B)を設ける 鍵(12)の形態は任意である。扉(2)を開いた時、
それに伴い土壌溢れ防止板(3)も引き出されるが、扉
(2)は収穫作業時において、適度な角度以上に開き過
ぎると土壌は溢れ、狭いと掻き出しのスペースが小さく
なる恐れがある。停止装置は幾つか考えられ、二つの例
を図3,4に従って述べるがこれらに限定されない。図
3では桟(5)の最前部下に停止装置(7A)を取り付
け、扉(2)の開きが最適の時点において土壌溢れ防止
板(3)に停止装置(7a)を取り付ける。即ち停止装
置(7a)の位置は、扉(2)を開いて行くと停止装置
(7A)に停止装置(7a)が抵触する時点であり、こ
の時点が扉(2)の最大の開きであり、最適の開きでも
ある。この停止装置(7A,7a)を左右の桟(5)と
土壌溢れ防止板(3)の同じ位置に同じ様に取り付け
る。この方法では停止装置(7A,7a)が固定されて
いるので”最適”の角度は固定され変更できない。この
停止装置(7A,7a)の材質を弾性に富むゴム製にす
れば抵触を柔軟にすることができるであろう。図4では
停止装置(7B)に鎖を使用し、この鎖の一端を栽培容
器(1)の上部前方に固定し、鎖の中途を扉(2)の上
端に連結させ、その連結された長さによって扉(2)の
開きの角度を選択する。この停止装置(7B)を栽培容
器(1)と扉(2)の左右同じ位置に同じ様に取り付け
る。この方法では扉(2)の角度を任意にすることがで
きるが左右の鎖の長さを同じにするよう注意する。鎖の
材質は金属製でも構わないが硬質なゴム製であれば選択
した角度以上の力が加わってもある程度の柔軟性を持た
せることができるであろう。 (ヘ) 栽培容器(1)の底部に排水孔(8)を設け、
4つの隅あるいは縁に図1,2に示すように脚(9)又
は図5,6に示すように車(10)を取り付ける。車
(10)を付けていると運搬や設置場所を替えるための
移動が容易である。
1は栽培容器(1)が単独である本発明の基本の型であ
る。 (イ) 軽量で硬質な合成樹脂による直方体の栽培容器
(1)の側面のひとつを正面とし、この下端又は下方に
蝶つがい(11)で堅固に連結され、上部が外へ開く扉
(2)を取り付ける。この扉(2)の上部が外側へ開く
ことにより土壌を手前に掻き出すスペースを造り出す。
図1,2,5,6では扉(2)が連結される位置を下方
とした。収穫作業のみを考慮すれば必ずしも下端である
必要はなく、又本発明の目的から栽培容器(1)の丈が
高いため、下端に取り付けると扉(2)を閉じる時、土
壌への圧力をより大きく必要となり、閉じ難いことが予
想される。 (ロ) 扉(2)の内側の左右両端に土壌溢れ防止板
(3)を取り付ける。この土壌溢れ防止板(3)は、扉
(2)を開くことによってできたスペースに土壌を掻き
出した時、左右に溢れるのを防ぐ役割をする。土壌溢れ
防止板(3)の材質は薄く硬質で変形や破損、腐食し難
い金属か合成樹脂が適当である。 (ハ) 栽培容器(1)の左右の側面の内側の上部に土
壌溢れ防止板(3)が往来する溝(4)を持つ桟(5)
を設ける。これは扉(2)が開閉すると共に土壌溢れ防
止板(3)が往来する時、土壌溢れ防止板(3)が土壌
の圧力や抵抗を受けても、この溝(4)を通過させるこ
とにより開閉をスムーズに行わせるためである。 (ニ) 扉(2)は蝶つがい(11)で連結されている
ため下端の位置は一定で、上端は弧(6)を描いて開閉
し、又この扉(2)は土壌溢れ防止板(3)に連結して
いる。従って、土壌溢れ防止板(3)の上部、及び溝
(4)と桟(5)の形状は扉(2)の下端を中心とする
弧(6)でなければならない。土壌溢れ防止板(3)の
上部以外の奥部と下部の形状は任意であるが、扉(2)
を閉じる時、図2に示すように曲線であれば土壌からの
抵抗は小さくなるであろう。 (ホ) 扉(2)を閉じた状態にしておくための鍵(1
2)と、扉(2)の開きの角度を制御するための停止装
置(7A,7a、7B)を設ける 鍵(12)の形態は任意である。扉(2)を開いた時、
それに伴い土壌溢れ防止板(3)も引き出されるが、扉
(2)は収穫作業時において、適度な角度以上に開き過
ぎると土壌は溢れ、狭いと掻き出しのスペースが小さく
なる恐れがある。停止装置は幾つか考えられ、二つの例
を図3,4に従って述べるがこれらに限定されない。図
3では桟(5)の最前部下に停止装置(7A)を取り付
け、扉(2)の開きが最適の時点において土壌溢れ防止
板(3)に停止装置(7a)を取り付ける。即ち停止装
置(7a)の位置は、扉(2)を開いて行くと停止装置
(7A)に停止装置(7a)が抵触する時点であり、こ
の時点が扉(2)の最大の開きであり、最適の開きでも
ある。この停止装置(7A,7a)を左右の桟(5)と
土壌溢れ防止板(3)の同じ位置に同じ様に取り付け
る。この方法では停止装置(7A,7a)が固定されて
いるので”最適”の角度は固定され変更できない。この
停止装置(7A,7a)の材質を弾性に富むゴム製にす
れば抵触を柔軟にすることができるであろう。図4では
停止装置(7B)に鎖を使用し、この鎖の一端を栽培容
器(1)の上部前方に固定し、鎖の中途を扉(2)の上
端に連結させ、その連結された長さによって扉(2)の
開きの角度を選択する。この停止装置(7B)を栽培容
器(1)と扉(2)の左右同じ位置に同じ様に取り付け
る。この方法では扉(2)の角度を任意にすることがで
きるが左右の鎖の長さを同じにするよう注意する。鎖の
材質は金属製でも構わないが硬質なゴム製であれば選択
した角度以上の力が加わってもある程度の柔軟性を持た
せることができるであろう。 (ヘ) 栽培容器(1)の底部に排水孔(8)を設け、
4つの隅あるいは縁に図1,2に示すように脚(9)又
は図5,6に示すように車(10)を取り付ける。車
(10)を付けていると運搬や設置場所を替えるための
移動が容易である。
【0007】図1は栽培容器(1)が単独である本発明
の基本の型である。特に多くの個数を必要とする専業者
においては単独であるよりは運搬,移動が困難でない限
りの数で集合化された方が効率的であろう。又、本件を
製作する上で費用において経済的である。図5,6はこ
れらを鑑みて集合化した図であり、構造,機能,使用の
面で基本型と変わるところはない。図5は、請求項1の
大型根菜類の栽培容器を基本として栽培容器(1)を横
に複数個にした斜視図である。図6は、請求項1の大型
根菜類の栽培容器を基本として栽培容器(1)を横に複
数個にし、さらにそれら各々を背中合わせにした斜視図
である。
の基本の型である。特に多くの個数を必要とする専業者
においては単独であるよりは運搬,移動が困難でない限
りの数で集合化された方が効率的であろう。又、本件を
製作する上で費用において経済的である。図5,6はこ
れらを鑑みて集合化した図であり、構造,機能,使用の
面で基本型と変わるところはない。図5は、請求項1の
大型根菜類の栽培容器を基本として栽培容器(1)を横
に複数個にした斜視図である。図6は、請求項1の大型
根菜類の栽培容器を基本として栽培容器(1)を横に複
数個にし、さらにそれら各々を背中合わせにした斜視図
である。
【0008】本発明は以上のような構造で、これの使用
について説明する。扉(2)を手前に引いて開けると、
扉(2)及び左右に連結された土壌溢れ防止板(3)に
囲まれたスペースができる。このスペースに移植鏝等で
土壌を掻き出し、作物の根の周辺の土壌を除去すると土
壌が栽培容器(1)から溢れることなく収穫作業を容易
に迅速に行うことができる。
について説明する。扉(2)を手前に引いて開けると、
扉(2)及び左右に連結された土壌溢れ防止板(3)に
囲まれたスペースができる。このスペースに移植鏝等で
土壌を掻き出し、作物の根の周辺の土壌を除去すると土
壌が栽培容器(1)から溢れることなく収穫作業を容易
に迅速に行うことができる。
【0009】
(イ) 扉(2)を開いて、できたスペースに土壌を掻
き出すだけの簡単な作業のため、大型根菜類を引き抜い
たり、根の周囲を奥深く掘るといった労働の必要がなく
女性,年配者にも収穫が楽になる。 (ロ) 土壌を手前掻き出し除去するだけだから、作物
が折れたり、傷ついて品質が損なわれることはない。 (ハ) 本栽培容器(1)は扉(2)を持つことを特徴
とするため、育成途中に根腐病を防ぐための土壌の掘り
起こしをして通気性を高め、同時に生育観察を可能にす
る。 (ニ) 図1に示すようにひとつの栽培容器(1)に複
数個の作物を栽培,収穫することができるため、本栽培
容器(1)の機能に加えてさらに収穫作業を軽減化,迅
速化することができる。 (ホ) 栽培容器(1)という限定された範囲での栽培
であるから、他の土壌の土質に影響されず、又影響を与
えることなくその作物に適した独自の土質,肥料,湿度
を持つ土壌を造ることができ、生育途中においても適宜
に土壌の改善,施肥等の土壌の管理、さらには給水,除
草,害虫駆除の薬剤散布等の育成管理を効果的,能率的
に行うことができる。 (ヘ) 栽培容器(1)に車(10)を付けていれば、
通常の運搬のみならず生育期間の如何なる時期にも適宜
に自由に移動させることができる。 (ト) 本栽培容器(1)は専業者のみならず一般家庭
のに庭でも使用でき、土壌が散乱しないため高層住宅の
ベランダや屋上での栽培を楽しむことができる。
き出すだけの簡単な作業のため、大型根菜類を引き抜い
たり、根の周囲を奥深く掘るといった労働の必要がなく
女性,年配者にも収穫が楽になる。 (ロ) 土壌を手前掻き出し除去するだけだから、作物
が折れたり、傷ついて品質が損なわれることはない。 (ハ) 本栽培容器(1)は扉(2)を持つことを特徴
とするため、育成途中に根腐病を防ぐための土壌の掘り
起こしをして通気性を高め、同時に生育観察を可能にす
る。 (ニ) 図1に示すようにひとつの栽培容器(1)に複
数個の作物を栽培,収穫することができるため、本栽培
容器(1)の機能に加えてさらに収穫作業を軽減化,迅
速化することができる。 (ホ) 栽培容器(1)という限定された範囲での栽培
であるから、他の土壌の土質に影響されず、又影響を与
えることなくその作物に適した独自の土質,肥料,湿度
を持つ土壌を造ることができ、生育途中においても適宜
に土壌の改善,施肥等の土壌の管理、さらには給水,除
草,害虫駆除の薬剤散布等の育成管理を効果的,能率的
に行うことができる。 (ヘ) 栽培容器(1)に車(10)を付けていれば、
通常の運搬のみならず生育期間の如何なる時期にも適宜
に自由に移動させることができる。 (ト) 本栽培容器(1)は専業者のみならず一般家庭
のに庭でも使用でき、土壌が散乱しないため高層住宅の
ベランダや屋上での栽培を楽しむことができる。
【図1】本発明の使用状態を示した斜視図
【図2】第1図のX−X縦断面図
【図3】本発明の停止装置(7A,7a)の例を示した
斜視図
斜視図
【図4】本発明の停止装置(7B)の例を示した斜視図
【図5】本発明の栽培容器(1)を基本として横に複数
個にした斜視図
個にした斜視図
【図6】本発明の栽培容器(1)を基本として横に複数
個して、さらにそれら各々を背中合わせにした斜視図。
個して、さらにそれら各々を背中合わせにした斜視図。
1 栽培容器 2 扉 3
土壌溢れ防止板 4 溝 5 桟 6
弧 7A,7a、7B 停止装置 8 排水孔
9 脚 10 車 11 蝶つがい 1
2 鍵
土壌溢れ防止板 4 溝 5 桟 6
弧 7A,7a、7B 停止装置 8 排水孔
9 脚 10 車 11 蝶つがい 1
2 鍵
Claims (1)
- 【請求項1】(イ) 直方体の栽培容器(1)の側面の
ひとつの下端又は下方に蝶つがい(11)で扉(2)を
取り付ける。 (ロ) 扉(2)の内側の左右両端に土壌溢れ防止板
(3)を取り付ける。 (ハ) 栽培容器(1)の左右の側面の内側の上部に土
壌溢れ防止板(3)が往来する溝(4)を持つ桟(5)
を設ける。 (ニ) 土壌溢れ防止板(3)の上部、及び溝(4)と
桟(5)の形状は扉(2)の下端を中心とする弧(6)
とする。 (ホ) 扉(2)の開閉を制御する鍵(12)と停止装
置(7A,7a、7B)を設ける。 (ヘ) 栽培容器(1)の底に排水孔(8)を設け、脚
(9)又は車(10)を取り付ける。 以上の構成よりなる大型根菜類の栽培容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7028593A JPH08187033A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 大型根菜類の栽培容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7028593A JPH08187033A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 大型根菜類の栽培容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08187033A true JPH08187033A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=12252900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7028593A Pending JPH08187033A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 大型根菜類の栽培容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08187033A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019033717A (ja) * | 2017-08-21 | 2019-03-07 | 義之 岩城 | 植栽育成ボックス |
WO2021008124A1 (zh) * | 2019-07-15 | 2021-01-21 | 青岛理工大学 | 一种可移动式山药种植箱和工厂化山药种植方法 |
-
1995
- 1995-01-09 JP JP7028593A patent/JPH08187033A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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