JPH08186747A - ビデオカメラ装置 - Google Patents

ビデオカメラ装置

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JPH08186747A
JPH08186747A JP6339723A JP33972394A JPH08186747A JP H08186747 A JPH08186747 A JP H08186747A JP 6339723 A JP6339723 A JP 6339723A JP 33972394 A JP33972394 A JP 33972394A JP H08186747 A JPH08186747 A JP H08186747A
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美昭 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動画及び静止画記録を同時に記録できるビデ
オカメラ装置であり、動画記録時に、鮮明な静止画像を
記録できる。 【構成】 同一の光学系21を共用して、記録/再生装
置36においてテ−プ記録すると共に、記録/再生装置
102においてディスク記録が可能な兼用型の装置であ
り、バッファメモリ30に複数フレ−ムの画像デ−タを
一旦記憶し、所望タイミング時に、タイミング変更SW
7を操作して、バッファメモリ30から所望画像デ−タ
を読み出して、記録/再生装置102内のディスクに高
画質の静止画像を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画撮影と静止画撮影
との両方が可能なビデオカメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動画と静止画を記録できるものと
して、例えば、特開昭5ー83625号(動画と静止画
を記録可能なビデオカメラ)が知られている。更に、こ
のものより解像度が改善されものとして、特開昭5ー6
4133号(記録または再生装置)がある。これは、静
止画を複数のフレーム(トラック)に分けて記録するも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、動画撮影中
に所望のシ−ンを鮮明な静止画として、同時に記録した
したり、その前後の静止画像を確認して記録したい場合
があり、このような要望に対しては、前述のビデオカメ
ラは満足できるものではなかった。また、静止画を撮影
する場合、従来の撮像装置では、シャッタを操作して静
止画を撮像しているが、そのシャッタを開成してから各
素子に電荷を蓄積させるのにタイムラグがあり、特に、
画像変化が急変する場合には、画像が流れてぼやけてし
まうという問題点もあった。本発明では、上述の要望を
満足させると共に、前記問題点を除去したビデオカメラ
装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明のビデオカメラ
装置は、上記課題を解決するために、以下の1)〜4)
に記載の手段より成るものである。 1)同一の光学系から入来した撮像光を光電変換手段に
より電気信号に変換し、この変換信号に所定の電気処理
を施して、動画像用の第1の記録媒体と静止画用の第2
の記録媒体とに夫々画像データとして記録する兼用型の
ビデオカメラ装置であって、前記画像データをフレーム
毎に数フレーム分を記憶するための記憶手段と、操作手
段からの所定のタイミング信号に応じて、前記記憶され
た画像データを呼び出すための読み出し手段を設け、第
1の記録媒体への記録モ−ド時に、前記読み出し手段に
より読み出された画像デ−タを、前記第2の記録媒体に
記録するようにしたことを特徴とするビデオカメラ装
置。
【0005】2)請求項1記載のビデオカメラ装置にお
いて、記憶手段に記憶された画像データを、選択手段に
より選択的に読み出すようにしたことを特徴とするビデ
オカメラ装置。
【0006】3)同一の光学系から入来した撮像光を光
電変換手段により電気信号に変換し、この変換信号に所
定の電気処理を施して、動画用の第1の記録媒体と静止
画用の第2の記録媒体とに夫々画像データとして記録す
る兼用型のビデオカメラ装置であって、前記光電変換手
段への撮像光を制御するシャッタ手段と、前記光電変換
手段を駆動する駆動手段と、前記光電変換手段からの電
気信号を所定の画像データとして蓄積するための記憶手
段と、操作手段からの所定のタイミング信号に応じて、
前記記憶手段への前記画像データの読み込み動作を速め
て、前記記憶手段の画像データを書き換える書き換え手
段とを設け、前記第1の記録媒体への記録モ−ド時に、
前記シャッタ手段を制御して前記第2の記録媒体へ静止
画像を記録するようにしたことを特徴とするビデオカメ
ラ装置。
【0007】同一の光学系から入来した撮像光を光電変
換手段により電気信号に変換し、この変換信号に所定の
電気処理を施して、動画像用の第1の記録媒体と静止画
用の第2の記録媒体とに夫々画像データとして記録する
兼用型のビデオカメラ装置であって、操作手段からの所
定のタイミング信号に応じて、前記記憶された画像デー
タを記憶するための記憶手段と、第1の記録媒体への記
録モ−ド時に、前記記憶された画像デ−タを、前記第1
の記録タイミングとは異なるタイミングで前記第2の記
録媒体に記録するようにしたことを特徴とするビデオカ
メラ装置。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
つき詳細に説明する。図1は、その一実施例に係るビデ
オカメラ装置の概略ブロック図である。まず、動画像記
録に関係するブロック系につき説明する。21は複数の
レンズから構成される光学系21で、被写体の撮像精度
に応じて他の光学系と交換可能なように、図示しないマ
ウント部に装脱可能なように構成されている。ここから
入来する撮像光は、絞り22を介して固体撮像素子(C
CD)23に供給されるようになっている。絞り22は
絞り制御部37により制御され、この絞り制御部37は
後述の信号処理部26から得られる映像信号に基づい
て、自動露光(AE)回路27が露出を判断し、これに
基づいて制御されるようになっている。また、後述のシ
ャッタモ−ドにおいては、モード情報を得たシステムコ
ントロ−ラ41から、この絞り制御部37に制御信号が
供給されるようになっている。
【0009】次に、固体撮像素子(CCD)23は、C
CD駆動部8により駆動されて、蓄積された電荷が所定
の速度で転送されるようになっている。この転送速度は
システムコントロ−ラ41により制御され、ここから転
送された信号は画像信号として取り出され、増幅器24
で増幅された後、A/D変換器25において、デジタル
信号に変換される。
【0010】A/D変換器25には、システムコントロ
−ラ41の制御の基に、クロック発生部10からクロッ
クが供給されるようになっており、これにより所定の速
度でデジタル信号に変換され、その画像デ−タが読み出
されるようになっている。このクロックの周期は、通常
モ−ド時(通常の動画撮像モ−ド時)と、後述するシャ
ッタモ−ド時とでは異なっている。
【0011】この一方の出力側には、例えば2フレ−ム
分を蓄積できるフレ−ムメモリ9が接続されており、通
常モ−ドの時には不使用とされ、シャッタモ−ド時に
は、高速で読み出された画像デ−タを、一旦、ここに、
取り込むようになっている。
【0012】そして、信号処理部26は、通常モ−ド時
にはA/D変換器25から直接画像信号の入来を受け、
また、シャッタモ−ド時には、一旦、フレ−ムメモリ9
に蓄えられた画像デ−タを通常の速度で読み出して、こ
こに、入来する信号がR,G,B信号である場合には、
輝度信号とされたり、色差信号等の公知の信号処理が施
され、バッファメモリ30の所定のアドレスに記憶され
る。信号処理部26は、この記憶された画像デ−タを再
び読み出し、ホワイトバランス調整等の公知の信号処理
を施し、そのデ−タを再びバッファメモリ30に記憶す
るようにしている。
【0013】信号処理部26の一つの出力からは、オ−
トフォ−カス(AF)回路28に映像信号が供給され、
ここで、高域信号成分が抽出されて、レンズ制御部29
を介し、光学系21のフォ−カス制御が行れるようにな
っている。また、他方の出力からは切換SW1にモニタ
用の映像信号が供給される一方、記録処理回路35にも
映像信号が供給されるようになっている。
【0014】また、前記バッファメモリ30は、入来す
る画像デ−タの、例えば、5フレ−ム分のデータが逐次
蓄積される。5フレ−ム分以上の画像データが入来する
と順次新しいデータに書き換えられいくが、例えば、静
止画トリガSW2が操作された場合には、同期発生回路
31からクロックが発生されて、そのタイミング時に入
来中の画像デ−タがホ−ルドされる。
【0015】そして、さらに、アップダウンスイッチで
構成されるタイミング変更SW7が操作されると、この
操作に応じて同期信号発生回路31からクロックが発生
されて、バッファメモリ30内の5フレームの画像デ−
タのいずれをも入来順序に関わりなく、読み出すように
している。この読み出された画像データは、後述する静
止画回路系のエンコ−ダ101に供給されると共に、切
換SW1側にも供給されるようになっている。
【0016】次に、記録処理回路35は、入来した画像
デ−タをアナログ信号に変換したり、エンファシス処理
等の公知の信号処理を施して通常のビデオ信号に処理す
る回路である。また、一方、この記録処理回路35に
は、MAC3,増幅器32,A/D変換回路33及び信
号処理部34を順次介して、音声信号が入来するように
なっており、ここで、ビデオ信号に多重されたり、或
は、セパレート信号のままで、次段の記録/再生装置3
6及び出力端子107に供給されるようになっている。
【0017】記録/再生装置36は、例えば、回転ドラ
ムを装備し、テ−プカセットを装着して記録可能な公知
の構成による装置である。そして、ここで、再生された
信号は、再生処理回路100で、ディエンファシス等の
公知の処理が施され、切換SW2に供給されるようにな
っている。この切換SW2は、必要に応じてシステムコ
ントローラ41で切り換えられる。以上が、動画像記録
に関係するブロック系の概略構成である。
【0018】次に、静止画記録に関係するブロック系に
つき説明する。このブロック系は、主にバッファメモリ
30からの出力系統で構成されており、バッファメモリ
30からの出力は、エンコ−ダ101に接続されてお
り、このエンコ−ダ101は、例えば、国際標準方式で
あるJPEG(Joint Photographic
Coding Experts Group)に準拠
して静止画像デ−タを圧縮処理するための回路である。
【0019】そして、この出力には、記録/再生装置1
02に接続され、この装置102は、例えば、フロッピ
−ディスクを装着して記録可能な公知の、好ましくは
2.5インチのデイスク装置で構成され、装着されるデ
ィスクの所定のトラック領域に高画質な静止画像が記録
されるようになっている。
【0020】デコ−ダ103は、記録/再生装置102
から再生された信号を、公知の所定の復号化等の復元処
理を施し、復元デ−タをバッファメモリ104に供給す
るようにしている。そして、その出力は切換SW1に接
続される構成となっている。また、この切換SW1も切
換SW2と同様に、システムコントローラ41で切り換
えられるようになっている。また、バッファメモリ10
4からの出力の一方をモデム等に接続可能な構成として
も良い。以上が、静止画記録系の概略ブロック図であ
る。
【0021】次に、このような構成による動作説明によ
り、更に本発明の実施例を詳述する。まず、動画像を撮
像しながら、所望の静止画像をディスクに記録する場合
につき説明する。この場合には先ず動画トリガSW6を
操作する。これによりシステムコントロラ41から記録
/再生装置3に制御信号が供給されて、例えば、記録/
再生装置36が作動状態、即ち、装着されているテ−プ
カセットからテ−プが回転ドラムの周面まで引き出され
て、公知の記録モ−ド状態とされる。また、同様に、記
録/再生装置102もスタンバイ状態とされる。また、
一方、CCD駆動部8及びクロック部10には、通常時
の転送速度、及び読み出し速度となるような制御信号が
供給される。
【0022】これにより、光学系21を通じて入来した
撮像光は、固体撮像素子23において光電変換され、通
常転送速度で電気信号として取り出され、増幅器24に
おいて増幅された後、A/D変換器25に供給され、こ
こで、通常速度のクロックによりデジタル信号に変換さ
れる。
【0023】この通常速度の場合には、フレ−ムメモリ
9は使用されず、そのまま信号処理部26に供給され、
既述の処理処理が施される。また、この時、切換SW1
はシステムコントロ−ラ41によって端子b側に切り換
えられており、この出力信号がディスプレイ105に供
給されて、この撮像状態がモニタされる。
【0024】また、信号処理部26の他方の出力から
は、画像デ−タがバッファメモリ30に供給されてお
り、ここで、信号処理部26を往来して信号処理された
画像デ−タが順次データ蓄積される。また一方、画像デ
−タは、記録回路35にも供給されて、ここで、既述の
信号処理が施され、MIC3から入来する音声信号と共
に、記録/再生装置36内の磁気テ−プに動画像として
記録されることになる。また、信号処理部26の出力
は、出力端子107に接続されており、他のディスプレ
イ、或いは、ダビング用の装置等にも接続できるように
なっている。また、再生モード時は、図示しないモード
スイッチが操作されると、切換SW1の端子がa側に切
り換えられると共に、切換SW2の端子がa側に切り換
えられて、再生処理回路100から供給される映像信号
をディスプレイ部105で見ることができる。
【0025】ところで、上述の動画撮影時に、ディスプ
レイ部105において、所望のシ−ンが確認できて、静
止画トリガSW2を操作すると、同期信号発生回路31
に操作情報が供給されて、このタイミング時に同期信号
が発生される。これによりバッファメモリ30内に入来
中の画像データの特定の画像データ及び前後の画像デー
タが計5枚ホールドされる。それと同時にシステムコン
トローラ41は切換SW1を端子a側に、切換SW2を
端子b側に夫々切り換える。この状態時には、ディスプ
レイ部105上にはホールドされた特定の静止画像が表
示されることになる。
【0026】そして、この後、タイミング変更SW7が
操作されると、その操作方向、即ち、アップダウン方向
に応じて、時系列に関わりなく前後の画像データが読み
出され、その画像をディスプレイ部105上で確認しつ
つ、その何れか、或は、全部を選ぶ。これによりそれら
の画像がエンコーダ101に供給され、選んだ画像はタ
イミング変更SW7のアップダウンの操作スイッチを同
時に押すことによりトリガとなってエンコーダ101に
供給されて、記録/再生装置102に装着されるディス
クに高画質な静止画像として記録される。そして、この
画像を再生する場合には、図示しないモードスイッチが
操作されると、切換SW1が端子c側に切り換えられ
て、デコーダ103により復元処理され、バッファメモ
リ104に一旦蓄えられた静止画像がディスプレイ部1
05上で確認できる。
【0027】従って、このような場合には、動画撮影を
行いながら所望のシーンが入来した時にも、動画記録と
同時にそのシーンを高画質な静止画として記録できる。
特に、タイミング変更SW7により、所定フレームを前
後して画像を見極めることができ、実時間の被写体の動
きや、ディスプレイ部105上で確認していた被写体の
動と、実際に記録媒体に記録されている被写体の画像と
に、ズレが生じていても、このような機能によれば、複
数フレーム分の画像デ−タから所望シーンを選択でき、
このような問題が解消される。従来装置においては、各
回路部において多少の遅延が生じ、シャッタ時の静止画
像と記録された静止画像とに多少のズレが生じていた
が、本装置の場合にはこのような問題は生じない。
【0028】次に、シャッタモードにつき説明する。こ
のシャッタモードは、被写体が高速移動状態にある場合
とか、静止状態から高速移動状態に移る可能性のある被
写体とかを動画像撮影中に、使用して効果的なモードで
ある。例えば、動画撮影中に、静止画トリガSW1を操
作すると、そのタイミング時にシステムコントローラ4
1からAE回路27を通じて、絞り制御部37に絞り2
2を開成するための制御信号が供給される。それと同時
に、CCD駆動部8に、高速転送の駆動信号が供給さ
れ、固体撮像素子23に、この時点までに蓄積されてい
る電荷がキャンセルされ、そのタイミング時の画像が蓄
積される。そして、短時間の内に固体撮像素子23の各
電荷素子から電荷像が転送され、次段の増幅器24を通
じてA/D変換器25に供給される。
【0029】A/D変換器25には、CCD駆動部8に
同期したクロックが、クロック発生部10から供給され
ており、これに基づきディジタル信号に高速変換され、
その画像デ−タがフレームメモリ9に一旦蓄えられる。
それと同時に、既に記録されている画像デ−タが信号処
理部26により、通常の速度で読み出され、前述と同様
の信号処理が施されて、前述と同様にしてバッファメモ
リ30と記録処理回路35とに夫々供給される。そし
て、その記録処理回路35で所定の処理を施された静止
画像は、記録/再生装置36において、すでに記録され
ている動画像に連続して記録されることになる。
【0030】一方、バッファメモリ30に蓄えられた静
止画像データは、エンコーダ101を通じて高画質な静
止画像が記録されることになる。更にタイミング変更S
W7が操作された場合には、ディスプレイ部105に通
じるスイッチが切り換えられて、所望の静止画像を選ん
で前記と同様にして高画質な静止画像が記録される。
【0031】従って、この実施例のモードによれば、固
体撮像素子23に蓄積されている電荷が、シャッタモ−
ド設定時に、直ちに、キャンセルされ、この時点より画
像が蓄積され、これに応じた速度でディジタル画像に変
換されるようになっているので、高速移動する被写体像
が流れて、折角の画像を逃してしまうようなことがな
い。
【0032】更に上述のシヤッタモ−ドの他の実施例に
つき説明する。この実施例では、CCD駆動部8及びク
ロック部10は常時高速に動作されており、信号処理部
26及びバッファメモリ30により処理されている。こ
のように常時高速に動作させているので、CCD駆動部
8及びクロック部10は動作を休止している時間があ
る。このシャッタモードではシャッタ(静止画トリガS
W1)のタイミング直近にある上記時間帯にフレームメ
モリ9に書き込み、信号処理部26を介してバッファメ
モリ30に転送される。従って、このフレームメモリ9
からの静止画データが動画像に付加されて信号処理され
ることになる。このため動画像に全く影響を与えずに静
止画の記録が行なわれる。
【0033】更に、動画像はシャッタイミングの前後4
枚がホールドされる。これらは同様にタイミング変更S
W7によって読み出して確認しながら記録することがで
きる。この場合、動画像から4枚の画像データはぼけが
少ない。このように動画像をストロボ的に連続像として
記録するようにしても良い。この場合は、第1の記録媒
体(テープ)への記録モード時に、記憶された画像デー
タを、第1の記録媒体への記録タイミングとは異なって
第2の記録媒体(デイスク)に記録するようにできる。
【0034】
【発明の効果】請求項1及び2記載の装置によれば、動
画像と高画質の静止画像とが同時に記録できると共に、
動画像を記録中に、静止画を記録する場合、実時間の被
写体の動きや、ディスプレイ上で確認していた被写体の
動と、実際に記録媒体に記録されている被写体の画像と
に、ズレが生じていても、所望シーンが選択できる。ま
た、静止画を別の媒体に記憶でき、静止画のアクセス性
が向上する。また、請求項3記載の装置によれば、動画
像と高画質の静止画像とが同時に記録できると共に、高
速被写体を静止画像として記録する場合にも、ぶれのな
い鮮明な画像が得られる。更に、請求項4記載の装置に
よれば、動画と静止画を異なるタイミングで記録できる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るビデオカメラ装置の概
略ブロック図である。
【符号の説明】
1,2 静止画トリガSW 6 動画トリガSW 7 タイミング変更SW 8 CCD駆動部 9 フレ−ムメモリ 10 クロック発生部 21 光学系 22 絞り 23 固体撮像素子 30 バッファメモリ 31 同期発生回路 35 記録処理回路 36,102 記録/再生装置 37 絞り制御部 35 記録処理回路 36,102 記録/再生装置 37 絞り制御部 100 再生処理回路 101 エンコ−ダ 103 デコ−ダ 105 ディスプレイ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一の光学系から入来した撮像光を光電変
    換手段により電気信号に変換し、この変換信号に所定の
    電気処理を施して、動画像用の第1の記録媒体と静止画
    用の第2の記録媒体とに夫々画像データとして記録する
    兼用型のビデオカメラ装置であって、 前記画像データをフレーム毎に数フレーム分を記憶する
    ための記憶手段と、操作手段からの所定のタイミング信
    号に応じて、前記記憶された画像データを呼び出すため
    の読み出し手段を設け、第1の記録媒体への記録モ−ド
    時に、前記読み出し手段により読み出された画像デ−タ
    を、前記第2の記録媒体に記録するようにしたことを特
    徴とするビデオカメラ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のビデオカメラ装置におい
    て、記憶手段に記憶された画像データを、選択手段によ
    り選択的に読み出すようにしたことを特徴とするビデオ
    カメラ装置。
  3. 【請求項3】同一の光学系から入来した撮像光を光電変
    換手段により電気信号に変換し、この変換信号に所定の
    電気処理を施して、動画用の第1の記録媒体と静止画用
    の第2の記録媒体とに夫々画像データとして記録する兼
    用型のビデオカメラ装置であって、 前記光電変換手段への撮像光を制御するシャッタ手段
    と、前記光電変換手段を駆動する駆動手段と、前記光電
    変換手段からの電気信号を所定の画像データとして蓄積
    するための記憶手段と、操作手段からの所定のタイミン
    グ信号に応じて、前記記憶手段への前記画像データの読
    み込み動作を速めて、前記記憶手段の画像データを書き
    換える書き換え手段とを設け、前記第1の記録媒体への
    記録モ−ド時に、前記シャッタ手段を制御して前記第2
    の記録媒体へ静止画像を記録するようにしたことを特徴
    とするビデオカメラ装置。
  4. 【請求項4】同一の光学系から入来した撮像光を光電変
    換手段により電気信号に変換し、この変換信号に所定の
    電気処理を施して、動画像用の第1の記録媒体と静止画
    用の第2の記録媒体とに夫々画像データとして記録する
    兼用型のビデオカメラ装置であって、 操作手段からの所定のタイミング信号に応じて、前記記
    憶された画像データを記憶するための記憶手段と、第1
    の記録媒体への記録モ−ド時に、前記記憶された画像デ
    −タを、前記第1の記録タイミングとは異なるタイミン
    グで前記第2の記録媒体に記録するようにしたことを特
    徴とするビデオカメラ装置。
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