JPH0818666B2 - コイル搬送装置 - Google Patents

コイル搬送装置

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JPH0818666B2
JPH0818666B2 JP60266808A JP26680885A JPH0818666B2 JP H0818666 B2 JPH0818666 B2 JP H0818666B2 JP 60266808 A JP60266808 A JP 60266808A JP 26680885 A JP26680885 A JP 26680885A JP H0818666 B2 JPH0818666 B2 JP H0818666B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、主に製鉄所にて用いられるコイル搬送装置
に係り、詳しくはコイルを載せた台車を、係脱自在なド
ックを介してチェーンにて牽引する方式のチェーンコン
ベヤを含む各種コンベヤからなるコンベヤシステムに関
する。
(ロ) 従来の技術 従来一般に、コイルコンベヤは、チェーンコンベヤの
所定リンクプレートをコイルを載置し得る形状として、
該チェーンコンベヤにて直接コイルを搬送する方式、及
びレール上を走行する台車にコイルを載置し、該台車を
チェーンにて牽引する方式がある。
また、実開昭60−42407号公報に示されるように、コ
イル積載用台車を、プッシャドックを有するコンベヤチ
ェーンにて牽引するように構成し、かつチェーンプッシ
ャピッチと同一間隔で、台車を固定保持する位置決め固
定装置及び台車とプッシャとの係脱を操作するチェーン
プッシャ係脱装置を配設したコイルストレージコンベヤ
が案出されている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 ところで、コイルコンベヤは、いずれの方式でも、コ
イルを載置又は取出すために、所定位置で停止するタク
ト送りにて搬送されるが、上述直載方式及び直結牽引方
式のチェーンコンベヤでは、停止・駆動の度に重量物で
あるコイルの加速度がチェーンに作用して、チェーンは
比較的早期に大きな伸びを生じる。この結果、これら方
式のコイルコンベヤは、コイルを所定位置に正確に停止
するために、チェーンを正逆転して停止位置を調整する
必要が生じ、コイル搬送工程における時間的ロスを生じ
ると共に、コンベヤ駆動電力のロスを生じている。
一方、上述コイルストレージコンベヤは、位置決め固
定装置により比較的容易にコイルを所定位置に停止でき
るが、必要搬送距離に渡って該コイルストレージコンベ
ヤを設置するには比較的長いコンベヤとなり、従って設
備設計上制約を受けると共に、該長いコンベヤすべてに
渡って等間隔に固定装置及びチェーンプッシャドック係
脱装置を設置するため、これら装置の数が多くなって設
備コストの増大を招き、かつ、いきおいステーション間
隔が広くなって、搬送時間が長くなる虞れがある。
そこで、本発明は、容易かつ正確にコイルを所定位置
に位置決め固定できるものでありながら、搬送距離にか
かわらず容易にかつ低コストにて設置でき、更に搬送時
間の短縮を図ることのできるコイル搬送装置を提供する
ことを目的とするものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、第
1図に示すように、搬送コンベヤ1、予備コンベヤ2、
空台車戻しコンベヤ3及びサブコンベヤ5を備えたコン
ベヤシステムSからなる。
そして、搬送コンベヤ1は、第2図に詳示するよう
に、レール上を走行しかつコイル8を載置し得る台車
6、及びスプロケット12,13の間に巻掛けられかつプッ
シャドックを有するチェーン7からなり、更に所定数例
えば10個のステーションA〜Jに、台車を停止・保持す
る台車位置決め停止装置及びプッシャドックを台車に係
脱するドック係脱装置が配設されている。また、予備コ
ンベヤ2は、第3図に詳示するように、台車6、及びス
プロケット15,16に巻掛けられかつプッシャドックを有
するチェーン9からなるが、先の搬送コンベヤ1が各ス
テーションA〜Jを有する順送りコンベヤであるのに対
し、予備コンベヤ2はコイル8を載置した台車6を搭載
位置Kからサブコンベヤ5への移載位置Lまで搬送する
早送りコンベヤからなる。また、サブコンベヤ5も、同
様に台車6、及びスプロケット17,19に巻掛けられかつ
プッシャドックを有すチェーン10からなり、前記搬送コ
ンベヤ1及び予備コンベヤ2が1条のチェーンにて構成
されているのに対し、該サブコンベヤ3は2条のチェー
ンからなり、サブコンベヤ5は搬送コンベヤ1及び予備
コンベヤ2の間で一部重なって位置して、台車6を予備
コンベヤ2から搬送コンベヤ1に干渉することなく乗り
換えし得る。なお、以上搬送コンベヤ1、予備コンベヤ
2及びサブコンベヤ3はその上方搬送路が同一水平面、
即ち台車6を走行・案内するレール及び各チェーン7,9,
10の上方走行路が同一水平面に構成されている。更に、
空台車戻しコンベヤ3は、第4図に詳示するように、前
記コンベヤ1,2,5の下方に位置しており、台車6を吊下
げ支持するレール及びプッシャドックを有するチェーン
11からなり、更に、該チェーン11は搬送コンベヤ1の排
出側スプロケット13部位に位置するスプロケット20と予
備コンベヤ2の導入側スプロケット15部位に位置するス
プロケット21に巻掛けられており、排出側スプロケット
13部にて搬送コンベヤ1からフィーダ22により空台車を
該戻しコンベヤ3に移載し得、更に導入側スプロケット
15部にてフィーダ23により戻しコンベヤ5から予備コン
ベヤ2に移載し得る。
(ホ) 作用 以上構成に基づき、第3図に示すように、搭載位置K
にて待機している予備コンベヤ2の台車6に、天井クレ
ーン等の搬送装置からコイル8が積載される。すると、
予備コンベヤ2のプッシャドックが係合して、台車6は
矢印方向に走行され、移載位置Lに他の台車がある場合
は直前のM位置にて該台車6は非常停止され、また移載
位置Lに先行台車がない場合、該台車6はM位置を通過
してサブコンベヤ5への移載位置Lまで搬送される。な
おこの際、コイル台車6が位置Nを通過したことをセン
サで確認すると、空車戻しコンベヤ3からフィーダ23に
て搭載位置Kへの空台車の送込みが開始される。そし
て、搬送コンベヤ1の第1ステーションAに先行台車が
ある場合、サブコンベヤ5は停止してコイル台車6は移
載位置Lにて待機されるが、第1ステーションAに先行
台車がなくなると、サブコンベヤ5が起動されてコイル
台車6は第1ステーションAに運ばれる。
そして、第2図に詳示するように、搬送コンベヤ1に
おいて、サブコンベヤ5から第1ステーションAにコイ
ル台車6が運ばれて、10個の各ステーションA〜Jにす
べて台車6が満たされかつ台車位置決め固定装置にて固
定される。この状態で、任意のステーションにおいて台
車6からコイルが脱荷し得るが、最後のステーションJ
においては必ずコイルが脱荷される。例えば、所定板
厚、板幅及び内径、外径からなるコイルはステーション
Hで脱荷され、他の種類のコイルはステーションJで脱
荷されるように設定する。そして、脱荷が終了すると、
ステーションH,I,Jのプッシャドックが上昇され、各台
車6が1ピッチ送られて、台車位置決め固定装置にて固
定される。即ち、最後のステーションJの空台車は空台
車戻しコンベヤ3に送られ、ステーションIの台車はス
テーションJに、ステーションHの台車はステーション
Iにそれぞれ送られる。ついで、ステーションE,F,Gの
プッシャドックが上昇されて各台車がそれぞれ1ピッチ
送られかつ台車位置決め装置にて固定される。即ち、ス
テーションGの台車がステーションHに、ステーション
Fの台車がステーションGに、そしてステーションEの
台車がステーションFに送られる。その後同様に、ステ
ーションB,C,Dの台車がプッシャドックによりそれぞれ
1ピッチ送られ、ステーションDの台車がステーション
Eに、ステーションCの台車がステーションDに、ステ
ーションBの台車がステーションCにそれぞれ送られ
て、台車位置決め装置にて固定保持される。そして、空
域となっているステーションBに、ステーションAのプ
ッシャドックが上昇して該ステーションの台車が送ら
れ、ステーションAが空域となる。この状態で、サブコ
ンベヤ5からステーションAに台車6が移送される。
更に、第4図に示すように、空台車戻しコンベヤ3に
は、搬送コンベヤ1におけるステーションJからの空台
車6がスプロケット13及びフィーダ22を介して送られ
る。そして、該戻しコンベヤ3は連続運転されており、
空台車を逆にした状態で先行台車に衝突するまで連続走
行してストレージする。また、ストレージされた空台車
は、予備コンベヤ2の搭載位置Kが空になると、先端か
らストッパを外されかつフィーダ21にて予備コンベヤ2
のスプロケット15に送られ、搭載位置Kに1個づつ送ら
れる。
(ヘ) 実施例 以下、第5図ないし第10図に沿って、本発明の実施例
について説明する。
なお、搬送コンベヤ1、予備コンベヤ2及びサブコン
ベヤ5は、サブコンベヤ5がチェーン条数で相違するだ
けで同一チェーンを用いるので、搬送コンベヤ1のみを
説明して他のコンベヤについては説明を省略する。
コンベヤ1は、第5図に示すように、ローラチェーン
7を有すると共に、基台29上に配設された台車用レール
30及びチェーン用レール31を有する。チェーン7は、第
6図及び第7図に示すように、内リンク32及び外リンク
33がピン35にて無端状に連結されてなり、更に該ピン35
はプレート外方に突出してローラ36,36が回転自在に支
持されている。また、所定内リンク32のリンクプレート
32aにはピン39が配設されており、該ピン39のリンクプ
レート両外方部分にはプッシャドック40を構成するプレ
ート41,41が回転自在に支持されている。該プレート41
はドック係合面41a、顎部41b、脚部41c及び突部41dを有
する略々L型形状からなり、係合面41a部分にあるボル
ト42にて両プレート41が互いに連結されていると共に、
突部41dに設けられたピン43にてアーム45が回動自在に
支持されている。アーム45はスプリング(図示せず)に
よりプレート41に設置されたストッパ46に当接するよう
に付勢されており、該付勢位置にて、その先端係合面45
aが台車6の車軸56を挟むように保持する。また、プレ
ート41の脚部41c先端部分には、第8図に詳示するよう
に、ピン47が配置されており、該ピン47にはプレート41
の間部分にて主ローラ49がまた両突出部分にて副ローラ
50,50が回転自在に支持されている。更に、リンクプレ
ート32aにはストップピン51が配置されており、ローラ4
9,50が後述するレール52に接触していない状態では、プ
レート41は重力により顎部41bが該ストップピン51に当
接するドック非係合位置(第7図鎖線参照)に保持され
る。
一方、チェーン用レール31は断面コ字状の型鋼からな
り、該2個のレール31にそれぞれチェーン7の両端ロー
ラ36,36が嵌合・案内されている。また、これらレール3
1,31の中間下方位置にはドック制御用レール52が設置さ
れており、該レール52上にドックプレート41の主ローラ
49が転動する。そして、該制御用レール52は、各ステー
ションA〜J,K,Lにて、エア又は油圧シリンダにて上下
方向に揺動するようになって、プッシャドック着脱装置
を構成しており、ドック40の台車6への係脱を制御する
ようになっている。なお、図示しないが、各ステーショ
ンA〜Jには、エアシリンダ等で作動される台車位置決
め固定装置が設置されており、ドック40から外された台
車6を所定量(例えば50mm程度)移動して正規の位置に
台車を位置決め保持するように構成されている。また、
レール31は台車送り方向即ち上位置ばかりでなく下位置
にも配設されており、スプロケット位置を除いてチェー
ン7を案内している。なお、チェーン7の戻り方向(下
位置)では、第6図下方に示すように、ドックプレート
41はピン47部分がプレート32aに当接する吊り下がり位
置に保持されて戻される。
また、台車6は梁で連結された台枠53及び該台枠53の
四隅部分にて上方に突出するフレーム55…からなり、台
枠53の前後部分には車軸56が貫通して支持されている。
そして、該車軸56の突出両端部分には転動ローラ57…が
回転自在に支持されていると共に、台枠53から垂直方向
に植設されたピンにサイドローラ58が回転自在に支持さ
れており、これらローラ57,58が前記台車用レール30を
転動し、かつ車軸56が前記プッシャドック40に係合する
ことにより台車6は走行する。更に、台車6の後端、詳
しくは台枠53の後梁部分中央にはL字状の尾部金具54が
設置されており、また台車6の前端、詳しくは前梁部分
中央から外れた部分にはショックアブソーバ64が設置さ
れている。なお、レール30は予備コンベヤ2からサブコ
ンベヤ5を通って搬送コンベヤ1まで、その上方に同一
レベルにて連続して設置されている。
一方、空台車戻しコンベヤ3は、第5図及び第9図に
示すように、チェーン11、該チェーン用案内レール59及
び該チェーン11の下方走行部に沿って設置された台車用
レール60を有する。チェーン11は内リンク61、外リンク
62及びこれらリンク61,62を連結するピン63からなり、
該ピン63の突出部分には鍔付きローラ65,65が回転自在
に支持されている。更に、第10図に詳示するように、チ
ェーン11の所定内リンクプレート66,66にはその進行方
向先端部に突起部66aが形成されており、該突起部66aに
はピン67が固定されている。そして、該ピン67には軸受
を介してプッシャドック69を構成するアーム70が回転自
在に支持されており、該アーム70はその先端部に係合用
凹部70aが形成されていると共にその先端部がプレート6
2aに固定されたストッパ71に当接して回動位置を規制さ
れている。更に、該ドックアーム70の下端面はテーパ面
70bになっており、該テーパ面70bが台車6後端の尾部金
具54に当接することにより凹部70aの車軸56との係合が
外される。一方、台車用レール60は基台29に吊下げ支持
されている一対の断面コ字状の型鋼からなり、該コ字状
レール60,60内に台車6の転動ローラ57が嵌合案内され
ると共に、その側端面にサイドローラ58が転接する。ま
た、チェーン用レール59,59も一対の断面コ字状の型鋼
よりなり、スプロケット部分を除いたチェーンの上部及
び下部走行路に沿って延び、鍔付きローラ65,65を案内
・支持している。
本実施例は以上のような構成からなるので、予備コン
ベヤ2及びサブコンベヤ5にて早送りされたコイル載置
台車6は、搬送コンベヤ1における第1ステーションA
にて更には第2〜第10ステーションB〜Jにて台車位置
決め固定装置にて停止・保持されている。この状態で
は、制御用レール52はシリンダにて下降位置にあって、
ドック40は車軸56に係合せず、チェーン7は空動してい
る。そして、所定台車6からコイル8が脱荷され、更に
位置決め固定装置が解除された後、所定ステーション部
分例えば第8,9,10ステーションH,I,Jの制御用レール52
が上昇すると、第6図に示すように、ドックプレート41
がレール52上を転動するローラ49により上方に突出す
る。この状態で、チェーン7のプッシャドック40部分が
台車6の車軸56に至ると、まずアーム45がスプリングに
抗して下方に逃げ、車軸56をドックプレート41の係合面
41aに導いて当接する。すると、台車6は該ドック40の
係合により走行して、次のステーションに送られ、該ス
テーション近接位置にてチェーン7の走行が減速され、
更に台車位置決め装置の近傍で停止され、かつ制御レー
ル52がシリンダにて下降される。なお、該チェーンの減
速、停止は、所定組のステーションの前のステーショ
ン、例えばステーションH,I,Jの送りに対してステーシ
ョンGを規準にして行なわれ、次の組のタクト送りが正
確に行なわれる。その後、台車位置決め固定装置が作動
して、コイル台車6は正確な位置にて停止・保持され
る。
また、第10ステーションJから送られる空台車6は、
チェーン7と共にスプロケット13に保持されてスプロケ
ット下部に至り、更にエアフィーダ22にて空台車戻しコ
ンベヤ3に運ばれる。該戻しコンベヤ3部分では、台車
6は逆位置になって、ローラ57がコ字状レール60に嵌合
・案内され、更に第10図に示すように、チェーン11のド
ックプレート70が重力によりピン67を中心に下方に回動
し、その係合凹部70aに台車6の車軸56が係合する。す
ると、連続して走行するチェーン11により台車6は牽引
され、チェーン11と一体に運ばれる。そして、コンベヤ
5の先端部分にてはストッパにて台車6がストレージさ
れているが、第9図に示すように、搬送台車6がストレ
ージされている先行台車に至ると、まずドックプレート
70のテーパ面70bが先行台車の尾部金具54に当接し、プ
レート70は上方に回動して凹部70aと車軸56との係合が
解除され、更に台車先端のショックアブソーバ64が先行
台車に当接して停止する。そして、台車6は空台車戻し
コンベヤ3の先端から、エアフィーダ23にて予備コンベ
ヤ2のスプロケット15に移載され、予備コンベヤ2の搭
載位置Kにてコイルを搭載されるべく待機する。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によると、予備コンベヤ
2及びサブコンベヤ5にて、タクト送りする搬送コンベ
ヤ1までコイル搭載台車6を早送りするので、コイル台
車6を所定位置に正確に停止できるものでありながら、
搬送コンベヤ1の設置距離は短かくて足り、予備コンベ
ヤ2の長さを適宜設定することにより工場に合せた合理
的なコンベヤシステムを容易に設計することができると
共に、台車位置決め固定装置及びプッシャ係脱装置の数
を必要最小限に設定でき、大幅なコストダウンを図るこ
とができる。更に、ステーション間隔を短かく設定で
き、早送りコンベヤである予備コンベヤ2の存在と相俟
って、コイル搬送時間を短縮できる。また、予備コンベ
ヤ2及び搬送コンベヤ1のチェーン9,7と異なる走行線
上に位置するチェーン10を有するサブコンベヤ5を、予
備コンベヤ2と搬送コンベヤ1との間で一部重なるよう
に配置したので、予備コンベヤ2の移載位置Lのあるコ
イル搭載台車6を、干渉することなく、そして素早くか
つ適時のタイミングで搬送コンベヤ1の第1ステーショ
ンAに搬送でき、搬送コンベヤ1による安定した確実な
タクト送りを保証することができる。また、搬送コンベ
ヤ1の台車排出部13から予備コンベヤ2の台車導入部15
に亘ってストレージコンベヤからなる空台車戻しコンベ
ヤ3を設置したので、予備コンベヤ2に基づくステーシ
ョンの減少と相俟って、台車の数を大幅に減少すること
ができる。そして、以上効果が相俟って、安価で効率の
よいコイル搬送用のコンベヤシステムSを構築すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるコンベヤシステムを示す概略図、
第2図はその搬送コンベヤを示す概略図、第3図はその
予備コンベヤを示す概略図、第4図はその空台車戻しコ
ンベヤを示す概略図である。また、第5図ないし第10図
は本発明の実施例を示す図で、第5図は第1図V−V線
部分の断面図、第6図は搬送コンベヤを示す側面図、第
7図はそのドック部分を示す拡大側面図、第8図は第7
図VIII−VIII線による断面図である。そして、第9図は
空台車戻しコンベヤを示す側面図、第10図はそのドック
部分を示す拡大側面図である。 1……搬送コンベヤ、2……予備コンベヤ、3……空台
車戻しコンベヤ、5……サブコンベヤ、6……台車、8
……コイル、7,9,10,11……チェーン、13……台車排出
部(スプロケット)、15……台車導入部(スプロケッ
ト)、30,60……台車用レール、31……チェーン用レー
ル、40……プッシャドック、52……ドック制御用レー
ル、69……プッシャドック、A〜J……ステーション、
K……コイル搭載位置、L……台車移載位置、S……コ
イル搬送装置(コンベヤシステム)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルを載置し得かつレールに案内されて
    走行する台車、及び該台車に係脱するプッシャドックを
    有するチェーンからなり、台車を、プッシャドックの係
    合によりチェーンにて牽引し、また該ドックの離脱によ
    りチェーンによる牽引を解放するように構成したコイル
    搬送装置であって、 搬送コンベヤ、予備コンベヤ、サブコンベヤ及び空台車
    戻しコンベヤを備え、 上記予備コンベヤは、コイルを積載した台車をコイル搭
    載位置からサブコンベヤに移載し得る位置まで早送りす
    る早送りコンベヤであり、 前記サブコンベヤは、前記予備コンベヤと搬送コンベヤ
    の間で一部重なって位置しかつこれら予備コンベヤ及び
    搬送コンベヤのチェーンと異なる走行線上に位置するチ
    ェーンを有して、予備コンベヤ上の台車を搬送コンベヤ
    上に移載するものであり、 前記搬送コンベヤは、台車をタクト送りすると共に所定
    数のステーションにて該台車を固定・保持する順送りコ
    ンベヤであり、 そして前記空台車戻しコンベヤは、空台車を搬送コンベ
    ヤの台車排出部から予備コンベヤの台車導入部に搬送す
    るストレージコンベヤである、 ことを特徴とするコイル搬送装置。
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