JPH08185846A - 電池部品の搬送治具 - Google Patents
電池部品の搬送治具Info
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- JPH08185846A JPH08185846A JP7000260A JP26095A JPH08185846A JP H08185846 A JPH08185846 A JP H08185846A JP 7000260 A JP7000260 A JP 7000260A JP 26095 A JP26095 A JP 26095A JP H08185846 A JPH08185846 A JP H08185846A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jig
- battery
- parts
- battery part
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直立した姿勢での搬送および組立て工程への
電池部品の供給ができる搬送治具を提供する。 【構成】 治具端面に設けた電池部品の位置決め手段
と、治具の内部に位置させた永久磁石とからなり、電池
部品の磁性材料に永久磁石の吸引力を働かせて、電池部
品を治具端面に直立させ、転倒を防止しながら搬送する
治具。
電池部品の供給ができる搬送治具を提供する。 【構成】 治具端面に設けた電池部品の位置決め手段
と、治具の内部に位置させた永久磁石とからなり、電池
部品の磁性材料に永久磁石の吸引力を働かせて、電池部
品を治具端面に直立させ、転倒を防止しながら搬送する
治具。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池部品の組立て工程
において、自動搬送や、自動組立て機への位置決めした
部品供給が行える電池部品の搬送治具に関するものであ
る。
において、自動搬送や、自動組立て機への位置決めした
部品供給が行える電池部品の搬送治具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に細長い円筒形状の部品で、しかも
直立した姿勢での搬送や組立てが望ましいものにおいて
は、実用昭63−26626号公報に開示されるよう
な、円筒形状治具の中心部の孔に搬送物体を収容するこ
とにより、部品を位置決め保持出来ることが提案されて
いる。この場合においては、搬送物体の底面積が実質的
に、治具の底面積に拡大されたこととなり、搬送物体は
直立した姿勢で安定した搬送が可能となる。
直立した姿勢での搬送や組立てが望ましいものにおいて
は、実用昭63−26626号公報に開示されるよう
な、円筒形状治具の中心部の孔に搬送物体を収容するこ
とにより、部品を位置決め保持出来ることが提案されて
いる。この場合においては、搬送物体の底面積が実質的
に、治具の底面積に拡大されたこととなり、搬送物体は
直立した姿勢で安定した搬送が可能となる。
【0003】但し、図1に示す電池部品1のような不安
定な形状の部品においては、位置決め手段である治具端
面の窪みに、皿状底板を収容するのみでは、治具の搬送
にともなって発生する衝撃によって転倒し易く、充分に
安定した姿勢での搬送は困難であった。
定な形状の部品においては、位置決め手段である治具端
面の窪みに、皿状底板を収容するのみでは、治具の搬送
にともなって発生する衝撃によって転倒し易く、充分に
安定した姿勢での搬送は困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような直立した姿
勢での搬送が不安定となりがちな部品では、直立した姿
勢での組立てが望ましい場合においても、組立て用搬送
治具を使用しない組立て工程を採用していた。即ち、個
々の自動組立て機毎に、ベルトコンベアーやシュートな
どにより、前工程より送られてきた部品を、パーツフィ
ーダー、ピックアンドプレースユニットなどを利用する
ことにより、部品の姿勢制御と位置決めを行い、自動組
立てを行なっていた。その自動組立て機の受け持ち工程
が終了後には、再び部品をバラバラでランダムな姿勢に
して次工程に送るという工程であった。従って、工程順
に部品が追加組立てされて行くことによる、僅かづつの
変化であるにもかかわらず、工程順に姿勢制御と位置決
めを何度も繰り返していた。このような動作を繰り返す
ために、設備費は高価であるにもかかわらず、生産性が
上がらず、又、ランダムな姿勢で搬送することにより、
部品相互が当って傷つけあうなどの不具合なども抱え、
部品の損傷が発生し易く、品質が不安定になりがちであ
る、という課題を抱えていた。
勢での搬送が不安定となりがちな部品では、直立した姿
勢での組立てが望ましい場合においても、組立て用搬送
治具を使用しない組立て工程を採用していた。即ち、個
々の自動組立て機毎に、ベルトコンベアーやシュートな
どにより、前工程より送られてきた部品を、パーツフィ
ーダー、ピックアンドプレースユニットなどを利用する
ことにより、部品の姿勢制御と位置決めを行い、自動組
立てを行なっていた。その自動組立て機の受け持ち工程
が終了後には、再び部品をバラバラでランダムな姿勢に
して次工程に送るという工程であった。従って、工程順
に部品が追加組立てされて行くことによる、僅かづつの
変化であるにもかかわらず、工程順に姿勢制御と位置決
めを何度も繰り返していた。このような動作を繰り返す
ために、設備費は高価であるにもかかわらず、生産性が
上がらず、又、ランダムな姿勢で搬送することにより、
部品相互が当って傷つけあうなどの不具合なども抱え、
部品の損傷が発生し易く、品質が不安定になりがちであ
る、という課題を抱えていた。
【0005】本発明はこのような課題を解決し、安定し
た状態で電池部品を搬送できる治具を提供する。
た状態で電池部品を搬送できる治具を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、直立した姿勢
での搬送ならびに組立てが望ましい電池部品において
も、また直立した姿勢が不安定となりがちな形状の電池
部品に対しても、治具本体に設けた位置決め手段である
窪みと、治具本体の内部に位置させた永久磁石の磁気吸
引力を利用して、治具本体の端面に対して直立の姿勢
で、かつ治具本体の外径基準で、部品の位置決めも可能
な搬送用治具を提供するものである。
での搬送ならびに組立てが望ましい電池部品において
も、また直立した姿勢が不安定となりがちな形状の電池
部品に対しても、治具本体に設けた位置決め手段である
窪みと、治具本体の内部に位置させた永久磁石の磁気吸
引力を利用して、治具本体の端面に対して直立の姿勢
で、かつ治具本体の外径基準で、部品の位置決めも可能
な搬送用治具を提供するものである。
【0007】但し、ここでの電池部品の主要材料は磁性
材料であることが必要な条件となる。
材料であることが必要な条件となる。
【0008】
【作用】図1に示す皿状底板に集電子を取付けた電池部
品1のような形状の部品においては、治具本体2の窪み
4−A、又は4−Bに電池部品1を供給するのみでも、
部品1の位置決めは出来るが、治具2の搬送時に働く、
治具軸芯に直角方向の衝撃力により電池部品1は転倒し
易く、安定した部品供給は不可能である。しかしこの電
池部品1下部の皿状底板は鋼板で出来ているので、この
部分に永久磁石5の磁気吸引力が働き、治具本体2の急
発進、急停止に伴う衝撃力が働いた場合においても、電
池部品1の転倒を防止することが出来る。このような治
具本体2を使用することにより、最初に一度、電池部品
1を治具本体2に供給して位置決めすると、その治具に
収容したままで一連の組立て工程全般において、部品を
直立の姿勢で最後の組立て工程まで搬送出来、部品の再
度の姿勢制御をすることは不要にできる。従って生産性
は高まり、さらに電池部品1をランダムな姿勢で搬送す
る際の、部品どうしで傷つけ合い、不良が少なくなり難
いと言った、問題も同時に解消することが出来る。
品1のような形状の部品においては、治具本体2の窪み
4−A、又は4−Bに電池部品1を供給するのみでも、
部品1の位置決めは出来るが、治具2の搬送時に働く、
治具軸芯に直角方向の衝撃力により電池部品1は転倒し
易く、安定した部品供給は不可能である。しかしこの電
池部品1下部の皿状底板は鋼板で出来ているので、この
部分に永久磁石5の磁気吸引力が働き、治具本体2の急
発進、急停止に伴う衝撃力が働いた場合においても、電
池部品1の転倒を防止することが出来る。このような治
具本体2を使用することにより、最初に一度、電池部品
1を治具本体2に供給して位置決めすると、その治具に
収容したままで一連の組立て工程全般において、部品を
直立の姿勢で最後の組立て工程まで搬送出来、部品の再
度の姿勢制御をすることは不要にできる。従って生産性
は高まり、さらに電池部品1をランダムな姿勢で搬送す
る際の、部品どうしで傷つけ合い、不良が少なくなり難
いと言った、問題も同時に解消することが出来る。
【0009】なお、この治具を組立て工程間の搬送に利
用して効果の期待できる電池部品は、直立姿勢が不安定
となりがちの部品形状を有し、かつ主要部分が磁性材料
から出来ているものである。
用して効果の期待できる電池部品は、直立姿勢が不安定
となりがちの部品形状を有し、かつ主要部分が磁性材料
から出来ているものである。
【0010】治具両端面の窪みにより、治具外径に対し
て部品の位置決めをし、さらに永久磁石の磁性材料に働
く磁気吸引力を利用することにより、治具の搬送時の急
発進、急停止に伴って働く衝撃力により、部品が転倒す
ることを防止することが可能である。
て部品の位置決めをし、さらに永久磁石の磁性材料に働
く磁気吸引力を利用することにより、治具の搬送時の急
発進、急停止に伴って働く衝撃力により、部品が転倒す
ることを防止することが可能である。
【0011】又、治具材料としては、材料コストが安
く、寸法安定性、吸湿性、対磨耗性、使用時の騒音、成
形性などを考慮して、ポリアミド系、ポリアセタール
系、ポリエステル系樹脂などを選定するのが一般的であ
るが、使用目的によっては表面に硬化処理を施したアル
ミやセラミックなどのような非磁性材料の利用も可能で
ある。
く、寸法安定性、吸湿性、対磨耗性、使用時の騒音、成
形性などを考慮して、ポリアミド系、ポリアセタール
系、ポリエステル系樹脂などを選定するのが一般的であ
るが、使用目的によっては表面に硬化処理を施したアル
ミやセラミックなどのような非磁性材料の利用も可能で
ある。
【0012】さらに治具内部に位置させる永久磁石に関
しては、単純に一個の磁石を用いることも可能である
が、2個以上の磁石を配列して用いることにより、それ
らの相互の相対位置や極性配置、治具端面からの距離な
どを、使用目的に応じて変化させることにより、吸引力
の調節、部品の位置決め精度の向上など、治具の使用目
的にかなった最適の条件設定が容易になるという効果が
期待できる。
しては、単純に一個の磁石を用いることも可能である
が、2個以上の磁石を配列して用いることにより、それ
らの相互の相対位置や極性配置、治具端面からの距離な
どを、使用目的に応じて変化させることにより、吸引力
の調節、部品の位置決め精度の向上など、治具の使用目
的にかなった最適の条件設定が容易になるという効果が
期待できる。
【0013】又、生産量の比較的少ない機種などにこの
治具を適用しようとする場合には、治具の両端面のそれ
ぞれに、別部品に対応できるように寸法、形状の異なる
位置決め用窪みや凸部などの加工をして、治具の稼働率
を高めることも可能である。さらにまた、治具端面中央
部における部品の位置決めに関しては、部品形状、サイ
ズなどに応じて、部品の内径を利用するもの、あるいは
外径を利用するもの、ピンなどの突起をこれらに当てる
ものなど、種々の方法が考えられる。
治具を適用しようとする場合には、治具の両端面のそれ
ぞれに、別部品に対応できるように寸法、形状の異なる
位置決め用窪みや凸部などの加工をして、治具の稼働率
を高めることも可能である。さらにまた、治具端面中央
部における部品の位置決めに関しては、部品形状、サイ
ズなどに応じて、部品の内径を利用するもの、あるいは
外径を利用するもの、ピンなどの突起をこれらに当てる
ものなど、種々の方法が考えられる。
【0014】本発明は、上記の構成により主要部が磁性
材料からなり、しかも直立姿勢では不安定となりがちな
形状の電池部品を、治具の使用により直立させた姿勢
で、自動組立て機の所定位置へ高速且つ安定した供給を
可能とするものである。又、治具の内部に収納された永
久磁石と、ベルトコンベアー、ターンテーブル等に組込
まれた磁石などとの間に働く吸引力を利用して、治具を
水平方向はもちろんのこと、上下方向への搬送や、傾斜
面を搬送することも可能である。
材料からなり、しかも直立姿勢では不安定となりがちな
形状の電池部品を、治具の使用により直立させた姿勢
で、自動組立て機の所定位置へ高速且つ安定した供給を
可能とするものである。又、治具の内部に収納された永
久磁石と、ベルトコンベアー、ターンテーブル等に組込
まれた磁石などとの間に働く吸引力を利用して、治具を
水平方向はもちろんのこと、上下方向への搬送や、傾斜
面を搬送することも可能である。
【0015】
【実施例】以下、実施例として、アルカリマンガン乾電
池の集電子組立て工程において、組立て搬送治具として
利用する例を説明する。
池の集電子組立て工程において、組立て搬送治具として
利用する例を説明する。
【0016】図1は、本発明の治具本体2に電池部品1
を供給し、治具の端面に対して直立姿勢の状態に位置決
めした状態を示す。図1(A)はその平面図、同(B)
は断面図である。
を供給し、治具の端面に対して直立姿勢の状態に位置決
めした状態を示す。図1(A)はその平面図、同(B)
は断面図である。
【0017】図2は治具の形状と構成を示す図であり、
(A)は平面断面図、(B)は断面図である。治具本体
2は、2個のカップ状樹脂成型部品3−Aと3−Bを、
その接合面8で接着し組合わせて造られる治具内部の空
間部分7に、2個の永久磁石5が非磁性材料からなるス
ペーサー6を鋏んで向き合って取りつけられている。
又、樹脂製治具本体2の上下両端面には、それぞれ大き
さ、深さの異なる電池部品1の位置決め用窪み4−A、
4−Bが設けられている。電池部品1は治具2の窪み4
−Aにはまり合い、かつ電池部品1の下部の皿状底板部
分は鋼板製のために、治具2の内部に収納された永久磁
石5により磁力吸引されて、治具1の端面に対して直立
の状態で安定している。治具本体2の外径/高さの比を
1/1〜2/1程度の範囲に選定することにより、治具
本体2が転倒することは無く、しかも安定して、工程間
をベルトコンベアー、ターンテーブルなどを利用して搬
送することが可能である。
(A)は平面断面図、(B)は断面図である。治具本体
2は、2個のカップ状樹脂成型部品3−Aと3−Bを、
その接合面8で接着し組合わせて造られる治具内部の空
間部分7に、2個の永久磁石5が非磁性材料からなるス
ペーサー6を鋏んで向き合って取りつけられている。
又、樹脂製治具本体2の上下両端面には、それぞれ大き
さ、深さの異なる電池部品1の位置決め用窪み4−A、
4−Bが設けられている。電池部品1は治具2の窪み4
−Aにはまり合い、かつ電池部品1の下部の皿状底板部
分は鋼板製のために、治具2の内部に収納された永久磁
石5により磁力吸引されて、治具1の端面に対して直立
の状態で安定している。治具本体2の外径/高さの比を
1/1〜2/1程度の範囲に選定することにより、治具
本体2が転倒することは無く、しかも安定して、工程間
をベルトコンベアー、ターンテーブルなどを利用して搬
送することが可能である。
【0018】上記の説明では、樹脂部分を2分割して成
形により製作した例を示したが、必ずしも2分割する必
要も、又成形により製作をする必要もない。用いる樹脂
材質としては、ポリアセタール系又はポリアミド系樹脂
を主として選定し利用した。さらに、治具本体2の内部
に位置させる永久磁石5は、フェライト系磁石を利用す
るのが一般的であるが、アルニコ系でも希土類系磁石で
も差し支えなく、又、単純に1個でも、2個以上に分割
しても差し支えない。又異方性磁石でも等方性磁石でも
可能である。さらに図2において示した、スペーサー6
も単純化のためには省略することが可能である。図3に
は、窪み4を一方にのみ設けた、さらに他の実施例の治
具の断面図を示す。また図4には、電池部品の窪み部分
と治具の凸部とを利用した位置決めの一例を示す。
形により製作した例を示したが、必ずしも2分割する必
要も、又成形により製作をする必要もない。用いる樹脂
材質としては、ポリアセタール系又はポリアミド系樹脂
を主として選定し利用した。さらに、治具本体2の内部
に位置させる永久磁石5は、フェライト系磁石を利用す
るのが一般的であるが、アルニコ系でも希土類系磁石で
も差し支えなく、又、単純に1個でも、2個以上に分割
しても差し支えない。又異方性磁石でも等方性磁石でも
可能である。さらに図2において示した、スペーサー6
も単純化のためには省略することが可能である。図3に
は、窪み4を一方にのみ設けた、さらに他の実施例の治
具の断面図を示す。また図4には、電池部品の窪み部分
と治具の凸部とを利用した位置決めの一例を示す。
【0019】
【発明の効果】本発明の治具を利用することにより、電
池の自動組立て機において、組立てに最も適した部品を
直立した姿勢で、しかも高速に安定して供給可能であ
り、生産性を大幅に高めることが可能である。さらに一
連の組立て工程の、最初の工程において治具に部品を供
給し、位置決めすると同時に治具端面に部品を直立させ
ると、以後の組立て工程においては、治具の位置決めの
みで姿勢制御無しで部品の位置決めと姿勢制御が可能で
あることから、安価な設備の利用が可能となる。さらに
又、部品の搬送時に、部品相互の突き当りや接触による
変形や損傷などが発生しないため、品質が安定する。
池の自動組立て機において、組立てに最も適した部品を
直立した姿勢で、しかも高速に安定して供給可能であ
り、生産性を大幅に高めることが可能である。さらに一
連の組立て工程の、最初の工程において治具に部品を供
給し、位置決めすると同時に治具端面に部品を直立させ
ると、以後の組立て工程においては、治具の位置決めの
みで姿勢制御無しで部品の位置決めと姿勢制御が可能で
あることから、安価な設備の利用が可能となる。さらに
又、部品の搬送時に、部品相互の突き当りや接触による
変形や損傷などが発生しないため、品質が安定する。
【図1】(A)本発明の治具に電池部品を直立させた状
態を示す平面図 (B)同治具に電池部品を直立させた状態を示す断面図
態を示す平面図 (B)同治具に電池部品を直立させた状態を示す断面図
【図2】(A)同治具の形状と構造を示す平面断面図 (B)同治具の形状と構造を示す正面断面図
【図3】本発明の他の実施例において治具に電池部品を
直立させた状態を示す正面断面図
直立させた状態を示す正面断面図
【図4】部品の窪みと治具の凸部による部品の位置決め
の例を示す断面図
の例を示す断面図
1 ……電池部品 2 ……治具 3−A……樹脂部A 3−B……樹脂部B 4−A……樹脂部Aに設けた治具端面の位置決め用窪み 4−B……樹脂部Bに設けた治具端面の位置決め用窪み 5 ……永久磁石 6 ……スペーサー 7 ……治具内部の空間 8 ……樹脂接合部
Claims (2)
- 【請求項1】 非磁性体からなる略円筒形状をした治具
本体の端面の中心部に電池部品の位置決め手段を有し、
かつ治具本体の内部には前記位置決め手段で位置決めし
た電池部品を磁力吸引する永久磁石を位置させた電池部
品の搬送治具。 - 【請求項2】 治具本体の両端面のそれぞれに、サイズ
または形状の異なる電池部品のための位置決め用窪みを
設けた請求項1に記載の電池部品の搬送治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7000260A JPH08185846A (ja) | 1995-01-05 | 1995-01-05 | 電池部品の搬送治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7000260A JPH08185846A (ja) | 1995-01-05 | 1995-01-05 | 電池部品の搬送治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08185846A true JPH08185846A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=11468953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7000260A Pending JPH08185846A (ja) | 1995-01-05 | 1995-01-05 | 電池部品の搬送治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08185846A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018049889A (ja) * | 2016-09-20 | 2018-03-29 | 日本電気株式会社 | 搬送治具、製造装置および搬送方法 |
-
1995
- 1995-01-05 JP JP7000260A patent/JPH08185846A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018049889A (ja) * | 2016-09-20 | 2018-03-29 | 日本電気株式会社 | 搬送治具、製造装置および搬送方法 |
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