JPH0818539B2 - 安全ベルト予張力装置 - Google Patents
安全ベルト予張力装置Info
- Publication number
- JPH0818539B2 JPH0818539B2 JP5006943A JP694393A JPH0818539B2 JP H0818539 B2 JPH0818539 B2 JP H0818539B2 JP 5006943 A JP5006943 A JP 5006943A JP 694393 A JP694393 A JP 694393A JP H0818539 B2 JPH0818539 B2 JP H0818539B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- safety belt
- annular
- piston
- pretensioning device
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/46—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
- B60R22/4628—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by fluid actuators, e.g. pyrotechnic gas generators
- B60R22/4652—Mechanical triggering means therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/46—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
- B60R22/4619—Transmission of tensioning power by cable, e.g. using a clutch on reel side
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Actuator (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は安全ベルト予張力装置
(safety belt pretensione
r)において、シリンダーと、シリンダーに収容される
ピストンと、フレーム上に枢軸的に取り付けられるハウ
ジングブロックとを備え、シリンダーとピストンとハウ
ジングブロックが車体の慣性に感応する車体慣性感応体
(vehicle−sensitive inerti
al mass)の部分を構成し、また固体推薬式(p
yrotechnical)ピストン/シリンダー駆動
装置を有して、ケーブルがピストンに固定されかつハウ
ジングブロックの外へ延びている安全ベルト予張力装置
に関する。
(safety belt pretensione
r)において、シリンダーと、シリンダーに収容される
ピストンと、フレーム上に枢軸的に取り付けられるハウ
ジングブロックとを備え、シリンダーとピストンとハウ
ジングブロックが車体の慣性に感応する車体慣性感応体
(vehicle−sensitive inerti
al mass)の部分を構成し、また固体推薬式(p
yrotechnical)ピストン/シリンダー駆動
装置を有して、ケーブルがピストンに固定されかつハウ
ジングブロックの外へ延びている安全ベルト予張力装置
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ハウジ
ングブロックの車体の慣性に感応する枢軸運動は、前記
ブロックの外へ導かれかつピストンに固定されたケーブ
ルによりある程度制限されるが、その理由は、例えばベ
ルトリトラクターの一方の側のプーリーの外周まで延在
する前記ケーブルがハウジングブロックの運動に追従で
きず、ケーブルとハウジングブロックとの間に相対的な
動きが生じるからである。車体の慣性に対する高感度の
応答を確実にするために、引張りケーブルによるハウシ
ングブロックの枢軸運動の障害になるものは避けなけれ
ばならない。このことを行うために、ピストンの孔の中
でケーブルの制限された軸線方向の変位を許すことによ
る試みがすでになされてきている。しかしながら、この
ようにして達成された改良策は、ケーブルがその表面構
造のためにピストンの孔の内壁上で捕まってしまうこと
があって満足なものではなかった。
ングブロックの車体の慣性に感応する枢軸運動は、前記
ブロックの外へ導かれかつピストンに固定されたケーブ
ルによりある程度制限されるが、その理由は、例えばベ
ルトリトラクターの一方の側のプーリーの外周まで延在
する前記ケーブルがハウジングブロックの運動に追従で
きず、ケーブルとハウジングブロックとの間に相対的な
動きが生じるからである。車体の慣性に対する高感度の
応答を確実にするために、引張りケーブルによるハウシ
ングブロックの枢軸運動の障害になるものは避けなけれ
ばならない。このことを行うために、ピストンの孔の中
でケーブルの制限された軸線方向の変位を許すことによ
る試みがすでになされてきている。しかしながら、この
ようにして達成された改良策は、ケーブルがその表面構
造のためにピストンの孔の内壁上で捕まってしまうこと
があって満足なものではなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明はケーブルによっ
て邪魔されることなしにハウジングブロックの枢軸運動
を許すという問題に基づいている。
て邪魔されることなしにハウジングブロックの枢軸運動
を許すという問題に基づいている。
【0004】この問題は最初にのべたタイプの安全ベル
ト予張力装置において本発明により解決され、その本発
明においては、ピストンはシリンダ内に軸方向及び半径
方向に隙間をもって収容され、またピストンはその外周
の周囲に環状溝を有し、環状溝は少なくとも部分的に、
径の小さい第1底端部と径の大きい第2底端部の間に延
びる傾斜部(ramp)として作用するように形成され
た底部を有し、変形可能な環状シールがこの環状溝内の
第1底端部に隣接してシリンダーと接触することなく配
置され、環状シールは環状溝底部に沿って第2底端部の
方へかつシリンダーと接触する半径方向外方に、固体推
薬式ピストン/シリンダー駆動装置と組み合わされるガ
ス発生器により供給される加圧ガスの作用により移動さ
れることを特徴とする。従って、本発明によると、休止
状態にあるときは、シリンダー内にピストンの半径方向
および軸方向の遊びが与えられ、従ってピストンはケー
ブルと共に自由に動くことができる。ハウジングブロッ
クが枢軸運動をすると、ピストンとそれに固定されたケ
ーブルは軸方向に変位する。しかしながら、ピストンが
固体推薬式ガス発生器によって供給される加圧ガスの作
用を受けると、ピストンとシリンダーの内壁との間には
シールを確実にしなければならない。本発明によると、
このことは、環状シールがシリンダーの内壁と接触して
ピストンをシリンダー内で密封するまでガス圧力の作用
によって環状溝の円錐状の底部に沿って軸方向に移動さ
れ、同時に傾斜部の効果によって半径方向に拡張される
ことによって確実にされる。
ト予張力装置において本発明により解決され、その本発
明においては、ピストンはシリンダ内に軸方向及び半径
方向に隙間をもって収容され、またピストンはその外周
の周囲に環状溝を有し、環状溝は少なくとも部分的に、
径の小さい第1底端部と径の大きい第2底端部の間に延
びる傾斜部(ramp)として作用するように形成され
た底部を有し、変形可能な環状シールがこの環状溝内の
第1底端部に隣接してシリンダーと接触することなく配
置され、環状シールは環状溝底部に沿って第2底端部の
方へかつシリンダーと接触する半径方向外方に、固体推
薬式ピストン/シリンダー駆動装置と組み合わされるガ
ス発生器により供給される加圧ガスの作用により移動さ
れることを特徴とする。従って、本発明によると、休止
状態にあるときは、シリンダー内にピストンの半径方向
および軸方向の遊びが与えられ、従ってピストンはケー
ブルと共に自由に動くことができる。ハウジングブロッ
クが枢軸運動をすると、ピストンとそれに固定されたケ
ーブルは軸方向に変位する。しかしながら、ピストンが
固体推薬式ガス発生器によって供給される加圧ガスの作
用を受けると、ピストンとシリンダーの内壁との間には
シールを確実にしなければならない。本発明によると、
このことは、環状シールがシリンダーの内壁と接触して
ピストンをシリンダー内で密封するまでガス圧力の作用
によって環状溝の円錐状の底部に沿って軸方向に移動さ
れ、同時に傾斜部の効果によって半径方向に拡張される
ことによって確実にされる。
【0005】
【実施例】本発明のさらなる特徴および利点は添付した
特許請求の範囲および添付図面を参照しながら有利な実
施例を以下に説明することによって明らかになるであろ
う。
特許請求の範囲および添付図面を参照しながら有利な実
施例を以下に説明することによって明らかになるであろ
う。
【0006】図1、図2において全体的に10で示した
ベルトリトラクターは、全体的に12で示した安全ベル
ト予張力装置と組合わせられて組立体を形成している。
安全ベルト予張力装置12は衝撃点火による機械的な引
き金を備えた固体推薬式ピストン/シリンダー駆動装置
を有している。車体慣性感応体はハウジングブロック1
4と、その孔16の中に挿入されたガス発生器18と、
全体的に20で示されたピストン/シリンダー駆動装置
とによって形成されている。シリンダー22はハウジン
グブロック14のねじ孔の中へその一端をねじ込まれて
いる。シリンダー22の中に挿入されたピストン24は
引張りケーブル26に結合されており、これはハウジン
グブロック14から出て、ベルトリトラクター10の側
部におけるプーリー28の外周に結合されている。前記
ハウジングブロック14はベルトリトラクター10の耐
荷重ハウジング上に、2つの枢軸ピン30,32上で枢
軸的に取付けられている。これらの枢軸ベアリングは引
張りケーブル26のハウジングブロック14からの出口
の高さのところに位置しており、従って、ハウジングブ
ロック14がベルトリトラクター10の耐荷重ハウジン
グに対して相対的に枢軸運動をしても、引張りケーブル
26の相対運動が最少になる。ガス発生器18の出口は
通路34の中へ開き込み、これはさらにピストン24の
下方におけるスペース36の中へ開き込んでいる。
ベルトリトラクターは、全体的に12で示した安全ベル
ト予張力装置と組合わせられて組立体を形成している。
安全ベルト予張力装置12は衝撃点火による機械的な引
き金を備えた固体推薬式ピストン/シリンダー駆動装置
を有している。車体慣性感応体はハウジングブロック1
4と、その孔16の中に挿入されたガス発生器18と、
全体的に20で示されたピストン/シリンダー駆動装置
とによって形成されている。シリンダー22はハウジン
グブロック14のねじ孔の中へその一端をねじ込まれて
いる。シリンダー22の中に挿入されたピストン24は
引張りケーブル26に結合されており、これはハウジン
グブロック14から出て、ベルトリトラクター10の側
部におけるプーリー28の外周に結合されている。前記
ハウジングブロック14はベルトリトラクター10の耐
荷重ハウジング上に、2つの枢軸ピン30,32上で枢
軸的に取付けられている。これらの枢軸ベアリングは引
張りケーブル26のハウジングブロック14からの出口
の高さのところに位置しており、従って、ハウジングブ
ロック14がベルトリトラクター10の耐荷重ハウジン
グに対して相対的に枢軸運動をしても、引張りケーブル
26の相対運動が最少になる。ガス発生器18の出口は
通路34の中へ開き込み、これはさらにピストン24の
下方におけるスペース36の中へ開き込んでいる。
【0007】体止状態、即ち、ガス発生器18からの加
圧ガスが作用していないときには、ピストン24はシリ
ンダー22の中に収納されていて、軸方向と半径方向と
にわずかなすき間があり、従ってシリンダー22の中で
ピストンは容易に変位できるようになっている。ハウジ
ングブロック14が車体の慣性に感応して枢軸運動をす
る場合には、引張りケーブル26がハウジングブロック
14に対して相対的に変位するために障害はない。
圧ガスが作用していないときには、ピストン24はシリ
ンダー22の中に収納されていて、軸方向と半径方向と
にわずかなすき間があり、従ってシリンダー22の中で
ピストンは容易に変位できるようになっている。ハウジ
ングブロック14が車体の慣性に感応して枢軸運動をす
る場合には、引張りケーブル26がハウジングブロック
14に対して相対的に変位するために障害はない。
【0008】図1から明らかなように、ばね固定式の
(spring−loaded)打撃レバー40がベル
トリトラクター10の耐荷重ハウジング上に枢軸的に取
付けられている。前記打撃レバー40はその1つのアー
ム42でハウジングブロック14の支持表面44上に支
えられており、その自由端に形成された打撃部材46
は、図2でわかるように、衝撃点火部を有したガス発生
器18の端部に対向して、またそれから離れて位置して
いる。ハウジングブロック14が車体の慣性に感応して
枢軸運動をすると、打撃レバー40のアーム42の端部
における支持表面は、ハウジングブロック14の支持表
面44の上を滑って前記支持表面44のエッジに到達し
た後、打撃レバー40は突然解放される。打撃レバー4
0の端部における打撃部材46は、ばねの力によってガ
ス発生器18の衝撃点火部に向かって駆動され、ガス発
生器を作動させる。次にガス発生器18によって発生さ
れた加圧ガスは連結通路34を通ってピストン24の下
のスペース36の中へ導入される。
(spring−loaded)打撃レバー40がベル
トリトラクター10の耐荷重ハウジング上に枢軸的に取
付けられている。前記打撃レバー40はその1つのアー
ム42でハウジングブロック14の支持表面44上に支
えられており、その自由端に形成された打撃部材46
は、図2でわかるように、衝撃点火部を有したガス発生
器18の端部に対向して、またそれから離れて位置して
いる。ハウジングブロック14が車体の慣性に感応して
枢軸運動をすると、打撃レバー40のアーム42の端部
における支持表面は、ハウジングブロック14の支持表
面44の上を滑って前記支持表面44のエッジに到達し
た後、打撃レバー40は突然解放される。打撃レバー4
0の端部における打撃部材46は、ばねの力によってガ
ス発生器18の衝撃点火部に向かって駆動され、ガス発
生器を作動させる。次にガス発生器18によって発生さ
れた加圧ガスは連結通路34を通ってピストン24の下
のスペース36の中へ導入される。
【0009】ピストン24には環状の溝50が設けられ
ており、これの形状と機能とは図3、図4から明らかに
なるであろう。すなわち、この環状溝50は径の小さい
第1底端部と径の大きい第2底端部との間で図3ではそ
の全体にわたって、図4はその一部において延びる傾斜
部として作用するように形成された底部56を有してい
る。ピストン24の環状溝50の中に環状シール52が
配置されている。前記環状シール52は環状溝50の半
径方向肩部54と、底部56との上にのっている。前記
シールはゴム製の弾性材料でできている。環状溝50の
底部56は円錐状につくられており、環状溝50の半径
方向環状肩部58にまで上方へ延在した上昇傾斜部を形
成している。図から明らかになるように、ピストン24
はシリンダー22の中で軸方向かつ半径方向に遊びを持
たせて収納されている。実線で示したような体止状態に
おいては、環状シール52はシリンダー22の内壁とは
接触していない。
ており、これの形状と機能とは図3、図4から明らかに
なるであろう。すなわち、この環状溝50は径の小さい
第1底端部と径の大きい第2底端部との間で図3ではそ
の全体にわたって、図4はその一部において延びる傾斜
部として作用するように形成された底部56を有してい
る。ピストン24の環状溝50の中に環状シール52が
配置されている。前記環状シール52は環状溝50の半
径方向肩部54と、底部56との上にのっている。前記
シールはゴム製の弾性材料でできている。環状溝50の
底部56は円錐状につくられており、環状溝50の半径
方向環状肩部58にまで上方へ延在した上昇傾斜部を形
成している。図から明らかになるように、ピストン24
はシリンダー22の中で軸方向かつ半径方向に遊びを持
たせて収納されている。実線で示したような体止状態に
おいては、環状シール52はシリンダー22の内壁とは
接触していない。
【0010】ピストン24がガス圧力を受けると、その
ガスはピストンとシリンダとの間の隙間から環状シール
52を収容する環状溝50の中に導入される。よって環
状シール52は環状溝50の円錐状底部56に沿って軸
方向に駆動され、同時に半径方向に拡げられる。環状シ
ール52の軸方向への動きは環状溝50の半径方向肩部
58によって制限され、その半径方向の拡張はシリンダ
ー22の内壁との密封係合によって制限される。図3
は、環状シール52が半径方向肩部58にまで上昇され
た後の環状シールの状態を点線で示している。この状態
においてはピストン54はシリンダー22の中で密封さ
れる。
ガスはピストンとシリンダとの間の隙間から環状シール
52を収容する環状溝50の中に導入される。よって環
状シール52は環状溝50の円錐状底部56に沿って軸
方向に駆動され、同時に半径方向に拡げられる。環状シ
ール52の軸方向への動きは環状溝50の半径方向肩部
58によって制限され、その半径方向の拡張はシリンダ
ー22の内壁との密封係合によって制限される。図3
は、環状シール52が半径方向肩部58にまで上昇され
た後の環状シールの状態を点線で示している。この状態
においてはピストン54はシリンダー22の中で密封さ
れる。
【0011】図3において点線で示した有利な実施例に
よると、環状溝50の径の小さい第1底端部側の環状肩
部54は傾斜表面60を介してピストン24の外周面の
中へ入り込んでいる。この傾斜した表面60は環状シー
ル52の端面の一部を露出させており、従ってガス圧力
作用の開始時に、環状シール52のより大きな半径方向
の面積部分がガス圧力作用に対して有効となる。
よると、環状溝50の径の小さい第1底端部側の環状肩
部54は傾斜表面60を介してピストン24の外周面の
中へ入り込んでいる。この傾斜した表面60は環状シー
ル52の端面の一部を露出させており、従ってガス圧力
作用の開始時に、環状シール52のより大きな半径方向
の面積部分がガス圧力作用に対して有効となる。
【0012】図3に示した実施例においては、環状シー
ル52は円形断面を有している。図4に関する実施例に
おいては、凹面を備えるほぼ四角形の断面を有した環状
シール52が用いられている。この実施例においては、
環状溝50の底部56は第1の円筒状部分56aと、こ
れに連結した第2の円錐状部分56bと、第3の円筒状
部分56cとからなっている。作動モードは図3に示し
た実施例のモードと同じである。
ル52は円形断面を有している。図4に関する実施例に
おいては、凹面を備えるほぼ四角形の断面を有した環状
シール52が用いられている。この実施例においては、
環状溝50の底部56は第1の円筒状部分56aと、こ
れに連結した第2の円錐状部分56bと、第3の円筒状
部分56cとからなっている。作動モードは図3に示し
た実施例のモードと同じである。
【図1】固体推薬式安全ベルト予張力装置を有したベル
トリトラクターの部分断面的な平面図。
トリトラクターの部分断面的な平面図。
【図2】安全ベルト予張力装置を有した同じベルトリト
ラクターの部分断面的な側面図。
ラクターの部分断面的な側面図。
【図3】ピストン/シリンダー駆動装置の第1の実施例
の拡大した部分断面図。
の拡大した部分断面図。
【図4】図3と類似した第2の実施例の側断面図。
10 ベルトリトラクター 12 安全ベルト予張力装置 14 ハウジングブロック 16 孔 18 ガス発生器 22 シリンダー 24 ピストン 26 ケーブル 30,32 枢軸 40 打撃レバー 46 打撃部材 50 環状溝 52 環状シール 54 第1環状肩部 58 第2環状肩部 56 底部 56a 第1円筒状表面 56b 傾斜表面 56c 第2円筒状表面
Claims (10)
- 【請求項1】 シリンダー(22)と、該シリンダーに
収容されるピストン(24)と、フレーム上に枢軸的に
取り付けられるハウジングブロック(14)とを備える
固体推薬式ピストン/シリンダー駆動装置を有し、前記
シリンダー(22)とピストン(24)とハウジングブ
ロック(14)が車体慣性感応体を構成しケーブル(2
6)が前記ピストン(24)に固定されかつ前記ハウジ
ングブロック(14)の外へ延びている安全ベルト予張
力装置において、前記ピストン(24)は前記シリンダ
(22)内に軸方向及び半径方向に隙間をもって収容さ
れ、該ピストン(24)はその外周の周囲に環状溝(5
0)を有し、該環状溝(50)は少なくとも部分的に、
径の小さい第1底端部と径の大きい第2底端部の間に延
びる傾斜部として作用するように形成された底部(5
6)を有し、変形可能な環状シール(52)が前記環状
溝(50)内に前記第1底端部に隣接して前記シリンダ
ー(22)と接触することなく配置され、前記環状シー
ル(52)は前記環状溝底部(56)に沿って前記第2
底端部の方へかつ前記シリンダー(22)と接触する半
径方向外方に、前記固体推薬式ピストン/シリンダー駆
動装置と組み合わされるガス発生器(18)により供給
される加圧ガスの作用により移動される安全ベルト予張
力装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の安全ベルト予張力装置に
おいて、前記ハウジングブロック14が、該安全ベルト
用予張力装置12と組立体を形成するベルトリトラクタ
ー10の耐荷重ハウジング上に取り付けられる安全ベル
ト予張力装置。 - 【請求項3】 請求項1あるいは2記載の安全ベルト予
張力装置において、前記ガス発生器は衝撃点火部を有す
るガス発生器カートリッジ18を備え、該ガス発生器カ
ートリッジ18は前記ハウジングブロック14の孔16
の中に挿入されており、ばね固定式の打撃レバー40が
前記ハウジングブロック14に支持されて、その打撃部
材46は前記衝撃点火部と離れて保持されるが前記ハウ
ジングブロック14が適当に枢軸運動をすることにより
自由になり、前記衝撃点火部を打撃するように構成され
ている安全ベルト予張力装置。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項記載の安
全ベルト予張力装置において、前記ハウジングブロック
(14)におけるケーブル(26)のための出口開口は
その枢軸(30、32)の高さのところに位置している
安全ベルト予張力装置。 - 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項記載の安
全ベルト予張力装置において、前記環状溝(50)の第
1底端部側は、前記ピストン(24)の外周面から始ま
り前記ガス発生器(18)により供給されたガスに前記
環状シール(52)の表面の一部を露出させる傾斜した
環状表面(60)と結合する安全ベルト予張力装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の安全ベルト予張力装置に
おいて、前記傾斜した環状表面(60)は半径方向の環
状肩部(54)と結合しており、前記肩部の上には前記
ガスを受けるまでは前記環状シール(52)がのってい
る安全ベルト予張力装置。 - 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1項記載の安
全ベルト予張力装置において、前記環状溝(50)の底
部(56)は、環状シール(52)の軸方向の運動を制
限する半径方向の環状肩部(54、58)により規定さ
れることを特徴とする安全ベルト予張力装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の安全ベルト予張力装置に
おいて、前記環状シール(52)は円形の断面を有して
いる安全ベルト予張力装置。 - 【請求項9】 請求項1から8のいずれか1項記載の安
全ベルト予張力装置において、前記環状溝(50)の底
部(56)が、前記環状シール(52)に対する接合部
を各々形成する一対の半径方向環状表面(54、58)
により順番に規定される一対の円筒形の環状表面(56
a、56c)の間に配置された円錐状傾斜部(56b)
を備えることを特徴とする安全ベルト予張力装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の安全ベルト予張力装置
において、前記環状シール(52)は凹面を備えるほぼ
四角形の断面を有している安全ベルト予張力装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE42013593 | 1992-01-20 | ||
DE4201359A DE4201359A1 (de) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | Gurtstraffer mit pyrotechnischem kolben/zylinder-antrieb |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0687405A JPH0687405A (ja) | 1994-03-29 |
JPH0818539B2 true JPH0818539B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=6449852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5006943A Expired - Lifetime JPH0818539B2 (ja) | 1992-01-20 | 1993-01-19 | 安全ベルト予張力装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5310219A (ja) |
EP (1) | EP0552668B1 (ja) |
JP (1) | JPH0818539B2 (ja) |
DE (2) | DE4201359A1 (ja) |
ES (1) | ES2042450T3 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE9400764U1 (de) * | 1994-01-18 | 1994-02-24 | Trw Repa Gmbh, 73553 Alfdorf | Kolbenfangsicherung für einen pyrotechnischen Kolben/Zylinder-Linearantrieb |
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