JPH08184747A - 顕微鏡自動焦点位置検出装置 - Google Patents

顕微鏡自動焦点位置検出装置

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JPH08184747A
JPH08184747A JP6326826A JP32682694A JPH08184747A JP H08184747 A JPH08184747 A JP H08184747A JP 6326826 A JP6326826 A JP 6326826A JP 32682694 A JP32682694 A JP 32682694A JP H08184747 A JPH08184747 A JP H08184747A
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Hiroyuki Nishida
浩幸 西田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位相差顕微鏡等の輪帯照明系を有する顕微鏡
において、非全走査式コントラスト法を用いても正確に
コントラストの最大値を与える位置を検出することが可
能な顕微鏡自動焦点位置検出装置を提供する。 【構成】 本発明の装置は、図示しない輪帯照明系から
コンデンサレンズ2へ導く照明光の開口数を決定するた
めの輪帯開口1と、コンデンサレンズ2からの光により
照明される観察試料を載置するためのステージ3と、こ
の試料の像を撮像素子6へ導くための対物レンズ4及び
結像レンズ5と、撮像素子6から送出された電気信号の
電圧を増幅するためのプリアンプ10と、プリアンプ1
0からの信号をA/D変換してCPU8へ導くためのA
/Dコンバータ9と、CPU8により生成された信号に
基づきステージ3を移動させるための調整手段7と、に
より構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相差顕微鏡等の輪帯
照明系を有する顕微鏡の自動焦点位置検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図10に従来の一般的な位相差顕微鏡に
備えられている光学系の構成を示す。この光学系は、図
示しない輪帯照明系からコンデンサレンズ12へ導く照
明光の開口数を決定するための輪帯開口11と、コンデ
ンサレンズ12からの光により照明される観察試料を載
置するためのステージ13と、対物レンズ14と、位相
板15と、により構成されている。
【0003】このような光学系を使用してコントラスト
が最大となる位置を合焦位置と測定する自動焦点位置検
出方法の従来例としては、特開平2−37313号公報
や特開昭63−98615号公報に開示されたものがあ
る。特願平2−37313号公報に記載の自動焦点位置
検出方法は、対象物体を載置する載置台をあらかじめ定
めた一定距離ずつあらかじめ定めた所定の回数を限度と
して一定移動させると共に、各移動位置でのコントラス
トと位置情報とを検出,保持し、このコントラストと位
置情報との関係を曲線近似し、この曲線に基づいて焦点
位置を演算することにより、焦点位置を検出するもので
ある。
【0004】又、特開昭63−98615号公報に記載
の自動焦点調節方法では、対物レンズ又は被写体をその
光軸に沿って基準点から一定のステップ移動量で移動さ
せつつコントラスト測定を行い且つその位置でのコント
ラストを記憶し、移動した後のコントラストと既に移動
した過去の位置での記憶されたコントラストとの差と、
予め設定された判定値とを比較し、この比較結果が全て
正の値(コントラストが減少)で而も定められた回数
(振り返り回数)に対応する複数の位置との比較結果が
全て正の値になったならば、そのステップ移動量での動
作上最大のコントラストの位置を乗り越えたと判定する
ようにしたものである。更に、これらの焦点位置検出の
技術が、位相差顕微鏡等の輪帯照明系を有する顕微鏡に
用いられる場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】位相差顕微鏡におい
て、像コントラストのデフォーカス特性を見ると、合焦
位置でのコントラストが最も高く、デフォーカスに従っ
てコントラストは低下するが、更にデフォーカスを行う
と再度コントラストを生じるようになる。これは、輪帯
照明を行っていることに起因している。
【0006】前記特願平2−37313号公報に記載の
手法は、載置台の移動に対してコントラストの極大値
(最大値)が一つしか発生しない場合に限り有効であ
り、応答時間も比較的速い。しかし、二つ以上の極大値
が発生する場合には、最大値ではない極大値を与え得る
位置を解(合焦位置)として算出する可能性を含み、
又、この問題を回避するための手段が示されていないた
め、二つ以上の極大値を有する場合には使用できない。
従って、位相差顕微鏡に用いることはできない。
【0007】一方、特願昭63−98615号公報に記
載の方法では、コントラストの極大値が二つ以上あった
としても、真の最大値を求めることができるため、位相
差顕微鏡に使用することは可能である。しかし、この方
法では、一つの極大値を求めても更に一定移動量で移動
させつつコントラストを測定し、振り返り回数分の極大
値を求めているため、非常に演算時間がかかるという欠
点を有している。尚、この引例に記載の方法では、指定
範囲内全体を走査するので、以下この方式を全走査式コ
ントラスト法と呼び、前記特願平2−37313号公報
に記載の手法では全走査は行われないため、非全走査式
コントラスト法と呼ぶことにする。
【0008】本発明は上記のような従来技術の有する問
題点に鑑みなされたものであり、位相差顕微鏡等の輪帯
照明系を有する顕微鏡において、非全走査式コントラス
ト法を用いても正確にコントラストの最大値を与える位
置を検出することが可能な顕微鏡自動焦点位置検出装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】以下、上記目的
を達成するために、本発明に備えられている手段及び作
用について説明する。
【0010】請求項1に記載の発明は、被観察試料の像
を形成するための光学系と、この光学系で得られる光学
像を光電変換する撮像素子と、この撮像素子から得られ
る電気信号をA/D変換した画像データを記憶させこの
画像データを処理してコントラストを計算する装置と、
前記コントラストを比較する装置と、結像系レンズ又は
試料台を移動させる装置と、この結像系レンズ又は試料
台の位置を記憶させる装置と、を具備し、現在位置での
画像コントラストと所定距離だけ対物レンズ又は被観察
試料を光軸方向に移動した位置でのコントラストとを比
較し、その変化量等から次に前記結像系レンズ又は試料
台の移動すべき距離を決定し、その移動すべき距離,コ
ントラスト変化量等が一定値以下となればその位置を焦
点位置と判断する自動焦点位置検出装置において、被観
察試料の像を形成するための輪帯照明系を有する顕微鏡
光学系を備え、前記自動焦点位置検出装置で合焦位置と
判断した位置と、この位置から対物レンズの開口数と前
記照明系の輪帯の対物瞳での共役像の内径及び外径で夫
々決定される二つの開口数の前記対物レンズの開口数に
対する比と前記撮像素子の大きさ又はその整数倍の大き
さで決定される一つの周波数ν0 とにより求められる合
焦・偽合焦位置間距離と同間隔だけ対物レンズ・試料間
の間隔を変え、前記合焦・偽合焦位置間の少なくとも一
箇所でコントラスト測定を行い、測定したコントラスト
値の比較により合焦位置を検出するようにしたものであ
る。
【0011】ここで、合焦・偽合焦位置間距離(d)
は、以下のようにして求められる。照明系の瞳と結像系
の瞳とは略共役の関係にあり、照明系の瞳の略共役像の
複素振幅分布S(x,y)は、 である。
【0012】又、結像系の瞳の複素振幅分布P(x,
y)は、 で表される。但し、λは波長を、tは位相膜の振幅透過
率を、WDEF (x,y)はデフォーカスによる波面収差
を示している。又、zを合焦位置からのデフォーカス量
とすると、WDEF (x,y)は、 と表すことができる。
【0013】以上を用いて、光学系のMTF(像コント
ラスト)I(ξ,η)は、 となる。但し、I(ξ,η)は軸対称なので、η=0と
してξ方向のみで考えて差し支えない。尚、ξと周波数
νとは、 の関係にある。
【0014】図11は輪帯照明系及び対物レンズの開口
数(NA)が決定される様子を示す図である。ν=ν0
に固定し横軸にデフォーカス量zをとり縦軸にコントラ
ストIをとって、これをグラフ化すると図12に示すグ
ラフのようになる(但し、tが偽合焦位置に与える影響
は無視できるので、t=1として計算した)。合焦位置
からのデフォーカスに対し、コントラストIは、始めは
減少するが、A点で極小となった後に、再び増加を始め
B点(z=d)において極大値をとる。この位置が偽合
焦位置である。よって、このdの値を求めることによ
り、合焦・偽合焦位置間距離を求めることができる。更
に、これは標本に依存しないため、この合焦・偽合焦位
置間距離を理論的計算から予め知ることが可能である。
そして、非全走査式コントラスト法で定まる合焦位置に
関し、これが偽合焦であっても合焦・偽合焦位置間距離
と同間隔だけ対物レンズ・試料間の間隔を拡げた位置又
は縮めた位置の何れか一方の合焦位置となる。従って、
従来の非全走査式コントラスト法により測定する場合で
も、コントラスト信号の測定点数が数点増えるのみで、
正確な合焦位置を求めることが可能になる。
【0015】そして、これを実現する具体的手段の一つ
としては、非全走査式コントラスト法による合焦位置で
のコントラストC0 と、この合焦位置から前記合焦・偽
合焦位置間距離と同間隔だけ対物レンズ・試料間の間隔
を拡げた位置でのコントラストC+ と、それを縮めた位
置でのコントラストC- とにおいて、C0 −C+ >0且
つC0 −C- >0であれば、C0 を測定した位置を合焦
位置と判断してこの位置にステージ又は対物レンズを移
動させ、C0 −C+ <0であれば、C+ を測定した位置
を合焦位置と判断してこの位置にステージ又は対物レン
ズを移動させ、C0 −C- <0であれば、C- を測定し
た位置を合焦位置と判断してこの位置にステージ又は対
物レンズを移動させることができるように構成すればよ
い。尚、合焦位置の判断基準は、C0 −C+ >0且つC
0 −C- >0の場合には、C0 を測定した位置でのコン
トラストが最も大きくなるため、この位置を合焦位置と
判断すればよい。C0 −C+ <0の場合には、C+ を測
定した位置でのコントラストが最も大きくなるため、こ
の位置を合焦位置と判断すればよい。C0 −C- <0の
場合にば、C- を測定した位置でのコントラストが最も
大きくなるため、この位置を合焦位置と判断すればよ
い。
【0016】本発明の装置は、上記のような構成に加え
て、最初に求められる焦点位置を初期位置とし、再度繰
り返して焦点位置の自動検出を行えるように構成される
ことが好ましい。なぜなら、実際の光学系においては、
収差等が存在するため、コントラストのデフォーカス特
性が理想的な曲線からずれてしまう可能性がある。従っ
て、焦点位置検出をただ一度行ったのみで終了するので
なく、フィードバックを行って何度か繰り返して焦点位
置検出を実行することによって、高精度の焦点位置検出
を行うことができる。
【0017】更に、本発明の自動焦点位置検出装置は、
前記合焦位置と判断した位置における前記周波数ν0
のコントラストC0 と、この位置から前記合焦・偽合焦
位置間距離と同間隔だけ対物レンズ・試料間の間隔を拡
げるか又は縮めた位置でのコントラストC2 と、あるし
きい値Δとにおいて、C2 −Δ<0であれば、C2 を測
定した位置でのC0 を測定した位置に対する対称位置が
合焦位置と判断してこの位置にステージ又は対物レンズ
を移動させ、C2 −Δ>0且つC0 −C2 <0であれ
ば、C2 を測定した位置を合焦位置と判断してこの位置
にステージ又は対物レンズを移動させ、C2 −Δ>0且
つC0 −C2 <0であれば、C0 を測定した位置を合焦
位置と判断してこの位置にステージ又は対物レンズを移
動させるように構成してもよい。尚、ここでの判断基準
は、C2 −Δ<0の場合には、C0 を測定した位置は偽
合焦位置なので、C2 を測定した位置でのC0 を測定し
た位置に対する対称位置を合焦位置と判断すればよい。
一方、C2 −Δ>0且つC0 −C2 <0の場合には、C
2 を測定した位置のコントラストが最も高くなるため、
この位置を合焦位置と判断すればよい。又、C2 −Δ>
0且つC0 −C2 <0の場合には、C0 を測定した位置
のコントラストが最も高くなるため、この位置を合焦位
置と判断すればよい。
【0018】更に、請求項2に記載の発明は、被観察試
料の像を形成するための光学系と、この光学系で得られ
る光学像を光電変換する撮像素子と、この撮像素子から
得られる電気信号をA/D変換した画像データを記憶さ
せこの画像データを処理してコントラストを計算する装
置と、前記コントラストを比較する装置と、結像系レン
ズ又は試料台を移動させる装置と、この結像系レンズ又
は試料台の位置を記憶させる装置と、を具備し、現在位
置での画像コントラストと所定距離だけ対物レンズ又は
被観察試料を光軸方向に移動した位置でのコントラスト
とを比較し、その変化量等から次に前記結像系レンズ又
は試料台の移動すべき距離を決定し、その移動すべき距
離,コントラスト変化量等が一定値以下となればその位
置を合焦位置と判断する自動焦点位置検出装置におい
て、被観察試料の像を形成するための輪帯照明系を有す
る顕微鏡光学系を備え、前記自動焦点位置検出装置で合
焦位置と判断した位置と、この位置から対物レンズの開
口数と前記照明系の輪帯の対物瞳での共役像の内径及び
外径で夫々決定される二つの開口数の前記対物レンズの
開口数に対する比と撮像素子の大きさ又はその整数倍の
大きさで決定される一つの周波数ν0 とにより求められ
る合焦・偽合焦位置間距離と同間隔だけ対物レンズ・試
料間の間隔を変え、前記合焦・偽合焦位置間の少なくと
も一箇所で少なくとも二つの周波数によりコントラスト
測定を行い、測定したコントラスト値の比較により合焦
位置を検出するようにしたものである。
【0019】ある周波数ν0 に対するコントラスト信号
のデフォーカス特性が、図7に示すように、周波数ν0
の副極大値をとる位置と周波数ν1 での極小点位置とが
一致するように周波数ν1 を選ぶと、周波数ν0 での非
全走査式コントラスト法で求められる合焦位置が真の合
焦位置である場合は、周波数を切換えてもコントラスト
が大きく減少することはない。しかし、それが偽合焦位
置である場合には、コントラストが大きく減少するよう
にすることは可能である。周波数は検出器のピクセルの
大きさにより定まり、周波数の切換えはピクセル数個分
をまとめて1ピクセルと見做すことにより、見かけの大
きさを変えることによって行う。このときの周波数ν1
の選び方も標本には依存しないため、前記合焦・偽合焦
位置間距離と組み合わせることにより、従来の非全走査
式コントラスト法に対し、コントラスト信号の測定点数
が数点増加するだけで、合焦位置を正確に検出すること
が可能になる。
【0020】そして、これを実現する具体的手段の一つ
としては、前記周波数ν0 でのコントラストC0 と、同
様に前記周波数ν1 でのコントラストC1 と、自動焦点
検出位置検出装置により求められる焦点位置から照明系
の輪帯の内径及び外径夫々で定まる二つの開口数と前記
周波数により定まる合焦・偽合焦位置間距離と同間隔だ
け対物レンズ・試料間の間隔を拡げるか又は縮めた位置
でのコントラストC2と、あるしきい値Δとにおいて、
1 −Δ>0であれば、C0 を測定した位置を合焦位置
と判断してこの位置ステージ又は対物レンズを移動さ
せ、C0 −C2 <0であれば、C2 を測定した位置を合
焦位置と判断してこの位置にステージ又は対物レンズを
移動させ、C0 −C2 >0であれば、C2 を測定した位
置でのC0を測定した位置に対する対称位置を合焦位置
と判断してこの位置にステージ又は対物レンズを移動さ
せるように構成すればよい。
【0021】尚、ここでの判断基準は、C1 −Δ>0の
場合には、周波数を切り換えてもコントラストが発生す
るため、C0 を測定した位置を合焦位置と判断すればよ
い。又、非全走査式コントラスト法により検出した合焦
位置が偽合焦位置であったとしても、C0 −C2 <0の
場合にはコントラストが改善されているためC2 を測定
した位置を合焦位置と判断すればよい。一方、C0 −C
2 >0の場合にば、C2 を測定した位置は合焦位置では
ないので、この位置での仮合焦位置に対する対称位置を
合焦位置と判断すればよい。
【0022】以上説明したように、本発明の装置は、最
初に求めた焦点位置を初期状態として、再度繰り返して
焦点位置を検出できるように構成されているため、より
正確な焦点位置を検出することができる。
【0023】
【実施例】以下、図示した実施例に基づき、本発明を詳
細に説明する。第1実施例 図1は、本実施例にかかる自動焦点位置検出装置の構成
を示す概念図である。図示のように、本実施例の装置
は、図示しない輪帯照明系からコンデンサレンズ2へ導
く照明光の開口数を決定するための輪帯開口1と、コン
デンサレンズ2からの光により照明される観察試料を載
置するためのステージ3と、この試料の像を撮像素子6
へ導くための対物レンズ4及び結像レンズ5と、撮像素
子6から送出された電気信号の電圧を増幅するためのプ
リアンプ10と、プリアンプ10からの信号をA/D変
換してCPU8へ導くためのA/Dコンバータ9と、C
PU8により生成された信号に基づきステージ3を移動
させるための調整手段7と、により構成されている。
【0024】又、本実施例では、NA0 /NAOB=0.
54,NA1 /NAOB=0.44,ν0 =72.7本/
mm(10倍の対物を使用し、1ピクセル5.7μmで
12ピクセルをサンプリング)とした。このコントラス
トのデフォーカス特性を描くと図2に示すグラフのよう
になる。同図において、横軸はデフォーカス量を示し、
縦軸はコントラスト信号値(単位は任意)を示してい
る。このグラフから、合焦・偽合焦位置間距離dはd=
57μmと設定すればよいことが分かる。又、焦点深度
は数μm程度であるため、dの値を厳密に定める必要は
ない。
【0025】本実施例では、まず、非全走査式コントラ
スト法により合焦位置でのC0 を測定する。この測定結
果は、図1において、撮像素子6で受けた試料像を電気
信号に変換し、この信号をプリアンプ10及びA/Dコ
ンバータ9を経てCPU8内へ取り込み、CPU8にお
いて所定の演算を実行することにより得られる。次に、
調整手段7によりステージ3を合焦・偽合焦位置間距離
と同間隔だけ対物レンズ・試料間の間隔が拡がる位置へ
移動し、同様にC+ を測定する。更に、調整手段7によ
りステージ3を合焦・偽合焦位置距離と同間隔だけ対物
レンズ・試料間の間隔を縮めた位置に移動し、C- を測
定する。そして、これらC0 ,C+ ,C - の値をCPU
8の内部において数値比較を行い、C0 −C+ >0且
つC0 −C- >0であれば、C0 を測定した位置に調節
手段7によりステージ3を移動する。一方、前記数値比
較の結果の条件を満たしていない場合には、C0
+ <0であれば、C+ を測定した位置に調節手段7に
よりステージ3を移動する。更に、前記数値がの条件
も満足していない場合には、C0 −C- <0であれば、
- を測定した位置に調節手段7によりステージ3を移
動する。このような手順により、正確な合焦位置の判定
することができる。尚、図1において、ステージ3に代
えて調節手段7により対物レンズ2を移動させるように
構成しても同様の効果が得られることは前述の通りであ
る。図3に本実施例の装置の操作を説明するためのフロ
ーチャートを示す。
【0026】第2実施例 本実施例にかかる装置の構成は第1実施例に示したもの
と同様である。但し、NA0 /NAOB=0.54,NA
1 /NAOB=0.44,ν0 =43.6本/mm(10
倍の対物を使用し、1ピクセル5.7μmで20ピクセ
ルをサンプリング)としたため、コントラストのデフォ
ーカス特性を描くと図4に示すようになる。従って、合
焦・偽合焦位置間距離dは、d=92μmとなる。以
下、本実施例にかかる装置の操作は第1実施例のものと
同様であるため省略する。
【0027】第3実施例 本実施例にかかる顕微鏡自動焦点位置検出装置は、第1
実施例に示した装置と同様の構成を有し、開口数,周波
数等も第1実施例において示した数値と同様である。
【0028】本実施例では、合焦位置と判断した位置
で、前記周波数ν0 でのコントラストC0 と、この位置
から前記合焦・偽合焦位置間距離と同等な間隔だけ対物
レンズ・試料間の間隔を拡げるか又は縮めた位置でのコ
ントラストC2 と、あるしきい値Δとにおいて、C2
−Δ>0であれば、C0 を測定した位置を合焦位置と判
断してこの位置にステージ又は対物レンズを移動させ
る。又、前記の条件を満足しない場合には、C2 とC
0 とを比較し、C2 −Δ<0且つC0 −C2 <0であ
る場合には、C2 を測定した位置にステージ又は対物レ
ンズを移動させる。更に、前記又はの条件を満足し
ない場合には、C0 を測定した位置は偽合焦位置なの
で、C2 を測定した位置のC0 を測定した位置に対する
対称位置が合焦位置と判断すればよい。この操作手順を
図5に示す。
【0029】第4実施例 本実施例にかかる顕微鏡自動焦点位置検出装置も、第1
実施例に示した装置と同様の構成を有し、開口数,周波
数等も第1実施例において示した数値と同様である。し
かし、装置の操作手順において、最初に検出された焦点
位置を初期位置として、フィードバックをかける構成と
なっている。即ち、第1実施例に示した操作手順にフィ
ードバックをかける操作手順が加えられている。本実施
例における操作手順を図6に示す。
【0030】第5実施例 本実施例にかかる顕微鏡自動焦点位置検出装置は、第1
実施例に示した装置と同様の構成を有しているが、NA
0 /NAOB=0.54,NA1 /NAOB=0.44,ν
0 =72.7本/mm,ν1 =43.6本/mmとなっ
ている。従って、このときのコントラストのデフォーカ
ス特性は、図7に示すように、図2に示す曲線と図4に
示す曲線とが二つ存在するようになっている。図7に示
すように、d=78μmとし、非全走査式コントラスト
法により求められる合焦位置(仮合焦位置)からdだけ
ずれた位置でコントラストを測定すると、周波数ν0
は偽合焦となるためコントラストが測定されるが、周波
数ν1 ではコントラストが大きく低下することがわか
る。従って、まず前記仮合焦位置においてC0 ,C1
値を測定する。この求め方は第1実施例において示した
方法と同様である。周波数の切換えはピクセルのサンプ
リング数を変えることで実現でき、この切換えはCPU
8の内部において行われる。
【0031】そして、C1 −Δ>0であれば、この位
置を合焦位置と判断し、C0 を測定した位置にステージ
又は対物レンズを移動させればよい。一方、前記の条
件を満足しない場合には、前記仮合焦位置から合焦・偽
合焦位置間距離と同距離だけ対物レンズ・試料間の間隔
を拡げた位置に調節手段7によりステージ又は対物レン
ズを移動させ、周波数ν1 におけるC2 の値を測定す
る。ここで、C0 とC2との値をCPU8において比較
し、C0 −C2 <0であれば、C2 を測定した位置を
合焦位置と判断し、この位置にステージ又は対物レンズ
を移動させる。又、C0 −C2 >0であれば、C2
測定した位置は合焦位置ではないので、この位置の仮合
焦位置に対する対称位置を合焦位置と判断すればよい。
本実施例の操作手順を図8に示す。
【0032】第6実施例 本実施例にかかる顕微鏡自動焦点位置検出装置の装置構
成,開口数及び周波数は第5実施例に示したものと同様
である。本実施例では、最初に検出された合焦位置を初
期位置とし、更に合焦位置の検出を繰り返し行いより高
い精度の合焦位置の検出を行うことができるようになっ
ている。即ち、第5実施例の操作手順にフィードバック
をかける構成になっている。本実施例の操作手順を図9
に示す。
【0033】以上説明したように、本発明による焦点位
置自動検出装置は、前記特許請求の範囲に記載の特徴に
合わせて、以下のような特徴も有している。
【0034】(1)非全走査式コントラスト法による前
記周波数ν0 における合焦位置でのコントラストC
0 と、この合焦位置から前記合焦・偽合焦位置間距離と
同間隔だけ対物レンズ・試料間の間隔を拡げた位置での
コントラストC+ と、それを縮めた位置でのコントラス
トC- とにおいて、C0 −C+ >0且つC0 −C- >0
であれば、C0 を測定した位置を合焦位置と判断してこ
の位置にステージ又は対物レンズを移動させ、又、C0
−C+ <0であれば、C+ を測定した位置を合焦位置と
して判断してこの位置にステージ又は対物レンズを移動
させ、又、C0 −C - <0であれば、C- を測定した位
置を合焦として判断してこの位置にステージ又は対物レ
ンズを移動させ得るようにしたことを特徴とする請求項
1に記載の顕微鏡自動焦点位置検出装置。
【0035】(2)非全走査式コントラスト法による前
記周波数ν0 における合焦位置でのコントラストC
0 と、この位置から前記合焦・偽合焦位置間距離と同間
隔だけ対物レンズ・試料間の間隔を拡げるか又は縮めた
位置でのコントラストC2 と、あるしきい値Δに対し、
2 −Δ<0であれば、C2 を測定した位置のC0 を測
定した位置に対する対称位置を合焦位置と判断してこの
位置にステージ又は対物レンズを移動させ、又、C2
Δ>0且つC0 −C2 <0であれば、C2 を測定した位
置を合焦位置と判断してこの位置にステージ又は対物レ
ンズを移動させ、又、C2 −Δ>0且つC0 −C2 <0
であれば、C0 を測定した位置を合焦位置と判断してこ
の位置にステージ又は対物レンズを移動させるようにし
たことを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡自動焦点位
置検出装置。
【0036】(3)請求項1に記載の顕微鏡自動焦点位
置検出装置において検出した合焦位置を初期位置とし、
再度繰り返して合焦位置を検出するようにしたことを特
徴とする顕微鏡自動焦点位置検出装置。
【0037】(4)非全走査式コントラスト法により検
出された合焦位置において、撮像素子の大きさ又はその
整数倍の大きさにより定まる二つの周波数ν0 ,ν1
おいて、周波数ν0 でのコントラストC0 と、周波数ν
1 でのコントラストC1 と、前記合焦位置から照明系の
輪帯の内径及び外径で夫々定まる2つの開口数と前記周
波数ν0 とにより定まる合焦・偽合焦位置間距離と同間
隔だけ対物レンズ・試料間の間隔を拡げるか又は縮めた
位置でのコントラストC2 と、あるしきい値Δとにおい
て、C1 −Δ>0であれば、C0 を測定した位置を合焦
位置と判断してこの位置ステージ又は対物レンズを移動
させ、又、C0 −C2 <0であれば、C 2 を測定した位
置を合焦位置と判断してこの位置にステージ又は対物レ
ンズを移動させ、又、C0 −C2 >0であれば、C2
測定した位置のC0 を測定した位置に対する対称位置を
合焦と判断してこの位置にステージ又は対物レンズを移
動させるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の
顕微鏡自動焦点位置検出装置。
【0038】(5)請求項2に記載の顕微鏡自動焦点位
置検出装置において検出した合焦位置を初期位置とし、
再度繰り返して合焦位置を検出するようにしたことを特
徴とする顕微鏡自動焦点位置検出装置。
【0039】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、位相差
顕微鏡等の輪帯照明系を有する顕微鏡において、非全走
査式コントラスト法を用いても誤った合焦位置を検出す
ることがなく、高精度の合焦位置検出を行うことができ
る顕微鏡自動焦点位置検出装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例にかかる焦点位置自動検出
装置の構成を示す図である。
【図2】第1実施例の装置におけるコントラストのデフ
ォーカス特性を示すグラフである。
【図3】本発明の第1実施例の操作手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】第2実施例の装置におけるコントラストのデフ
ォーカス特性を示すグラフである。
【図5】本発明の第3実施例の操作手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】本発明の第4実施例の操作手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】第5実施例の装置におけるコントラストのデフ
ォーカス特性を示すグラフである。
【図8】本発明の第5実施例の操作手順を示すフローチ
ャートである。
【図9】本発明の第6実施例の操作手順を示すフローチ
ャートである。
【図10】従来の一般的な位相差顕微鏡の光学系の構成
を示す光軸に沿う断面図である。
【図11】輪帯照明系の開口数を決定する様子を示す図
である。
【図12】輪帯照明系を有する顕微鏡光学系におけるコ
ントラストのデフォーカス特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 輪帯開口 2 コンデンサレンズ 3 ステージ 4 対物レンズ 5 結像レンズ 6 撮像素子 7 調節手段 8 CPU 9 A/Dコンバータ 10 プリアンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被観察試料の像を形成するための光学系
    と、 該光学系で得られる光学像を光電変換する撮像素子と、 該撮像素子から得られる電気信号をA/D変換した画像
    データを記憶させ該画像データを処理してコントラスト
    を計算する装置と、 前記コントラストを比較する装置と、 結像系レンズ又は試料台を移動させる装置と、 該結像系レンズ又は試料台の位置を記憶させる装置と、
    を具備し、 現在位置での画像コントラストと所定距離だけ対物レン
    ズ又は被観察試料を光軸方向に移動した位置でのコント
    ラストとを比較し、その変化量等から次に前記結像系レ
    ンズ又は試料台の移動すべき距離を決定し、その移動す
    べき距離,コントラスト変化量等が一定値以下となれば
    その位置を焦点位置と判断する自動焦点位置検出装置に
    おいて、 被観察試料の像を形成するための輪帯照明系を有する顕
    微鏡光学系を備え、 前記自動焦点位置検出装置で合焦位置と判断した位置
    と、 該位置から対物レンズの開口数と前記照明系の輪帯の対
    物瞳での共役像の内径及び外径で夫々決定される二つの
    開口数の前記対物レンズの開口数に対する比と前記撮像
    素子の大きさ又はその整数倍の大きさで決定される一つ
    の周波数ν0 とにより求められる合焦・偽合焦位置間距
    離と同間隔だけ対物レンズ・試料間の間隔を変え、 前記合焦・偽合焦位置間の少なくとも一箇所でコントラ
    スト測定を行い、測定したコントラスト値の比較により
    合焦位置を検出するようにしたことを特徴とする顕微鏡
    自動焦点位置検出装置。
  2. 【請求項2】 被観察試料の像を形成するための光学系
    と、 該光学系で得られる光学像を光電変換する撮像素子と、 該撮像素子から得られる電気信号をA/D変換した画像
    データを記憶させ該画像データを処理してコントラスト
    を計算する装置と、 前記コントラストを比較する装置と、 結像系レンズ又は試料台を移動させる装置と、 該結像系レンズ又は試料台の位置を記憶させる装置と、
    を具備し、 現在位置での画像コントラストと所定距離だけ対物レン
    ズ又は被観察試料を光軸方向に移動した位置でのコント
    ラストとを比較し、その変化量等から次に前記結像系レ
    ンズ又は試料台の移動すべき距離を決定し、その移動す
    べき距離,コントラスト変化量等が一定値以下となれば
    その位置を合焦位置と判断する自動焦点位置検出装置に
    おいて、 被観察試料の像を形成するための輪帯照明系を有する顕
    微鏡光学系を備え、 前記自動焦点位置検出装置で合焦位置と判断した位置
    と、該位置から対物レンズの開口数と前記照明系の輪帯
    の対物瞳での共役像の内径及び外径で夫々決定される二
    つの開口数の前記対物レンズの開口数に対する比と撮像
    素子の大きさ又はその整数倍の大きさで決定される一つ
    の周波数ν0 とにより求められる合焦・偽合焦位置間距
    離と同間隔だけ対物レンズ・試料間の間隔を変え、前記
    合焦・偽合焦位置間の少なくとも一箇所で少なくとも二
    つの周波数によりコントラスト測定を行い、測定したコ
    ントラスト値の比較により合焦位置を検出するようにし
    たことを特徴とする顕微鏡自動焦点位置検出装置。
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