JPH08184408A - 位置確認装置 - Google Patents
位置確認装置Info
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- JPH08184408A JPH08184408A JP6340572A JP34057294A JPH08184408A JP H08184408 A JPH08184408 A JP H08184408A JP 6340572 A JP6340572 A JP 6340572A JP 34057294 A JP34057294 A JP 34057294A JP H08184408 A JPH08184408 A JP H08184408A
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- Japan
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- image
- integrated circuit
- circuit board
- printed circuit
- chip
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、位置確認装置において、接続電極を
下に向けた電子部品の接続位置と、電子部品と所定距離
で対向する基板の接続位置とを短時間でかつ高精度で容
易に確認し得るようにする。 【構成】所定距離で隔てられた電子部品(3)及び基板
(4)の対向する撮像位置を撮像手段(91〜94)に
よつて同一光軸で撮像する際に、同軸照明手段(8〜1
1)が射出する光量と、傾斜照明手段(12〜15)が
射出する光量とを任意に制御して照明する。
下に向けた電子部品の接続位置と、電子部品と所定距離
で対向する基板の接続位置とを短時間でかつ高精度で容
易に確認し得るようにする。 【構成】所定距離で隔てられた電子部品(3)及び基板
(4)の対向する撮像位置を撮像手段(91〜94)に
よつて同一光軸で撮像する際に、同軸照明手段(8〜1
1)が射出する光量と、傾斜照明手段(12〜15)が
射出する光量とを任意に制御して照明する。
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例 (1)実施例の全体構成(図1) (1−1)画像処理装置の構成(図1〜図5) (1−2)光学ユニツトの構成(図1及び図6〜図1
0) (2)実施例の動作(図1〜図10) (3)実施例の効果(図1) (4)他の実施例(図11〜図14) 発明の効果
0) (2)実施例の動作(図1〜図10) (3)実施例の効果(図1) (4)他の実施例(図11〜図14) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は位置確認装置に関し、例
えば半導体集積回路のベアチツプ及びこれを実装するプ
リント基板のそれぞれの接続位置を確認するものに適用
し得る。
えば半導体集積回路のベアチツプ及びこれを実装するプ
リント基板のそれぞれの接続位置を確認するものに適用
し得る。
【0003】
【従来の技術】集積回路ベアチツプは、近年、導体パタ
ーン、パターンピツチ、接続電極(パツド)のサイズが
小さくなつてきている。このため、集積回路ベアチツプ
を接続電極を下方に向けてプリント基板に実装するフリ
ツプチツプ実装では、手動動作又は自動動作に関わら
ず、接続前の集積回路ベアチツプとプリント基板とを例
えば5〔μm 〕以下に高精度で位置合せする必要があつ
た。
ーン、パターンピツチ、接続電極(パツド)のサイズが
小さくなつてきている。このため、集積回路ベアチツプ
を接続電極を下方に向けてプリント基板に実装するフリ
ツプチツプ実装では、手動動作又は自動動作に関わら
ず、接続前の集積回路ベアチツプとプリント基板とを例
えば5〔μm 〕以下に高精度で位置合せする必要があつ
た。
【0004】位置合せする方法は、まず、集積回路ベア
チツプ及び基板用にそれぞれ別個の光学系を使用し、両
者を離れた場所で位置合せする方法があつた。次に、集
積回路ベアチツプ及び基板に参照マークをそれぞれ付加
し、参照マークによつて位置合せする方法があつた。さ
らに、集積回路ベアチツプを赤外線で透過して位置合せ
する方法があつた。
チツプ及び基板用にそれぞれ別個の光学系を使用し、両
者を離れた場所で位置合せする方法があつた。次に、集
積回路ベアチツプ及び基板に参照マークをそれぞれ付加
し、参照マークによつて位置合せする方法があつた。さ
らに、集積回路ベアチツプを赤外線で透過して位置合せ
する方法があつた。
【0005】第1及び第2の位置合わせ方法では、一般
に斜め照射又は垂直落射照明のいずれか一方が使用され
ていた。また大視野光学系と小視野光学系を同時に使用
する場合、それぞれの光学系に別個の位置合せステーシ
ヨンを用意していた。
に斜め照射又は垂直落射照明のいずれか一方が使用され
ていた。また大視野光学系と小視野光学系を同時に使用
する場合、それぞれの光学系に別個の位置合せステーシ
ヨンを用意していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した第
1の方法では、それぞれの光学系を移動させる必要があ
る。このため位置合わせ時間が長くなると共に、離れた
位置で位置を確認した集積回路ベアチツプとプリント基
板とを接続位置に移動することになり、位置合せ精度が
低下するという問題があつた。
1の方法では、それぞれの光学系を移動させる必要があ
る。このため位置合わせ時間が長くなると共に、離れた
位置で位置を確認した集積回路ベアチツプとプリント基
板とを接続位置に移動することになり、位置合せ精度が
低下するという問題があつた。
【0007】また第2の方法では、接合部の面積等が小
さいとき、位置ズレにより誤つた位置に位置合せするお
それがあるという欠点があつた。さらに第3の方法で
は、赤外線で透過して撮像するとき、集積回路ベアチツ
プ自体の表面粗さ等の特性により制約を受けることがあ
つた。このため粗調整にしか使用できないという欠点が
あつた。
さいとき、位置ズレにより誤つた位置に位置合せするお
それがあるという欠点があつた。さらに第3の方法で
は、赤外線で透過して撮像するとき、集積回路ベアチツ
プ自体の表面粗さ等の特性により制約を受けることがあ
つた。このため粗調整にしか使用できないという欠点が
あつた。
【0008】また上述の2種類の照明方法のどちらかし
か備わつていなかつたため、フラツクスが塗布された集
積回路ベアチツプを位置合わせする際、フラツクス表面
の反射で接続位置が確認し難いという問題があつた。さ
らに大視野光学系及び小視野光学系を別個の位置合せス
テーシヨンによつて使用する場合、移動動作が複雑にな
り時間が多くかかると共に、別個の位置合せステーシヨ
ン間を移動することによつて位置合わせ精度が低下する
という問題があつた。
か備わつていなかつたため、フラツクスが塗布された集
積回路ベアチツプを位置合わせする際、フラツクス表面
の反射で接続位置が確認し難いという問題があつた。さ
らに大視野光学系及び小視野光学系を別個の位置合せス
テーシヨンによつて使用する場合、移動動作が複雑にな
り時間が多くかかると共に、別個の位置合せステーシヨ
ン間を移動することによつて位置合わせ精度が低下する
という問題があつた。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、接続電極を下に向けた電子部品の接続位置と、電子
部品と所定距離で対向する基板の接続位置とを短時間で
かつ高精度で容易に確認し得る位置確認装置を提案しよ
うとするものである。
で、接続電極を下に向けた電子部品の接続位置と、電子
部品と所定距離で対向する基板の接続位置とを短時間で
かつ高精度で容易に確認し得る位置確認装置を提案しよ
うとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、基板(4)の位置と、基板(4)
と所定距離で所定方向に隔てられた電子部品(3)の位
置とを確認する位置確認装置(2)において、基板
(4)の位置と電子部品(3)の位置とを同一光軸で撮
像する撮像手段(90〜93)と、基板(4)の位置と
電子部品(3)の位置とを光軸に沿つて照明する同軸照
明手段(8〜11)と、基板(4)の位置と電子部品
(3)の位置とを光軸線に対して傾斜して照明する傾斜
照明手段(12〜15)とを設ける。
め本発明においては、基板(4)の位置と、基板(4)
と所定距離で所定方向に隔てられた電子部品(3)の位
置とを確認する位置確認装置(2)において、基板
(4)の位置と電子部品(3)の位置とを同一光軸で撮
像する撮像手段(90〜93)と、基板(4)の位置と
電子部品(3)の位置とを光軸に沿つて照明する同軸照
明手段(8〜11)と、基板(4)の位置と電子部品
(3)の位置とを光軸線に対して傾斜して照明する傾斜
照明手段(12〜15)とを設ける。
【0011】
【作用】所定距離で隔てられた電子部品(3)及び基板
(4)の対向する撮像位置を撮像手段(91〜94)に
よつて同一光軸で撮像する際に、同軸照明手段(8〜1
1)が射出する光量と、傾斜照明手段(12〜15)が
射出する光量とを任意に制御して照明することにより、
接続電極を下に向けた電子部品(3)の接続位置と、電
子部品(3)と所定距離で対向する基板(4)の接続位
置とを短時間でかつ高精度で容易に確認できる。
(4)の対向する撮像位置を撮像手段(91〜94)に
よつて同一光軸で撮像する際に、同軸照明手段(8〜1
1)が射出する光量と、傾斜照明手段(12〜15)が
射出する光量とを任意に制御して照明することにより、
接続電極を下に向けた電子部品(3)の接続位置と、電
子部品(3)と所定距離で対向する基板(4)の接続位
置とを短時間でかつ高精度で容易に確認できる。
【0012】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0013】(1)実施例の全体構成 図1において、1は全体としてフリツプチツプ実装する
際の位置確認システムを示し、光学ユニツト2によつ
て、接続前の上方の集積回路ベアチツプ3と下方のガラ
スエポキシ樹脂プリント基板(以下プリント基板とい
う)4とを同一光軸で撮像して位置確認する。
際の位置確認システムを示し、光学ユニツト2によつ
て、接続前の上方の集積回路ベアチツプ3と下方のガラ
スエポキシ樹脂プリント基板(以下プリント基板とい
う)4とを同一光軸で撮像して位置確認する。
【0014】位置確認システム1は、光学ユニツト2か
ら送出する画像信号S1〜S4を画像処理装置5に与え
て、集積回路ベアチツプ3及びプリント基板4の大視野
及び小視野の画像をそれぞれ合成させる。位置確認シス
テム1は、画像処理装置5から画像信号S5をモニタ6
に与えて大視野の位置合せ用及びフラツクス塗布確認用
合成画像を表示させる。
ら送出する画像信号S1〜S4を画像処理装置5に与え
て、集積回路ベアチツプ3及びプリント基板4の大視野
及び小視野の画像をそれぞれ合成させる。位置確認シス
テム1は、画像処理装置5から画像信号S5をモニタ6
に与えて大視野の位置合せ用及びフラツクス塗布確認用
合成画像を表示させる。
【0015】また位置確認システム1は、画像信号S6
をモニタ7に与えて小視野の高精度位置合わせ用合成画
像を表示させる。位置確認システム1は、画像処理装置
5から照明制御信号S7〜S10及びS11〜S14を
光学ユニツト2に送出して、光学ユニツト2の垂直落射
(明視野)照明光源部8〜11及び斜め(暗視野)照明
LED光源部12〜15の光量と発光させるか否かとを
それぞれ別個に制御する。
をモニタ7に与えて小視野の高精度位置合わせ用合成画
像を表示させる。位置確認システム1は、画像処理装置
5から照明制御信号S7〜S10及びS11〜S14を
光学ユニツト2に送出して、光学ユニツト2の垂直落射
(明視野)照明光源部8〜11及び斜め(暗視野)照明
LED光源部12〜15の光量と発光させるか否かとを
それぞれ別個に制御する。
【0016】(1−1)画像処理装置の構成 画像処理装置5は、画像信号S1〜S4と制御部17か
らの制御信号S15とを画像処理部16に与えて、画像
信号S5及びS6を送出させる。また画像処理装置5
は、制御部17からの制御信号S16及びS17を照明
制御部18及び19に与えて、照明制御信号S7〜S1
0及びS11〜S14をそれぞれ送出させる。
らの制御信号S15とを画像処理部16に与えて、画像
信号S5及びS6を送出させる。また画像処理装置5
は、制御部17からの制御信号S16及びS17を照明
制御部18及び19に与えて、照明制御信号S7〜S1
0及びS11〜S14をそれぞれ送出させる。
【0017】図2に示すように、画像処理部16は、画
像信号S1〜S4を画像入出力回路20でアナログデジ
タル変換して画像メモリ21及び画像処理集積回路(図
中のLSI2で示す)22に与えられる。画像メモリ2
1は、記憶した画像データを画像処理集積回路22に与
えて画像処理させ、処理結果を再び記憶する。画像処理
部16は、画像処理集積回路22で処理した画像データ
を画像処理集積回路(図中のLSI1で示す)23でも
処理させ、画像処理集積回路22及び23をDSPバス
24を介して画像処理制御プロセサ(図中のDSPで示
す)25に制御させる。画像処理部16は、全体を画像
処理制御プロセサ25によつて制御しており、VMEバ
ス26及びIOプロセツサ(図中のIOPで示す)27
を介して外部との通信やフアイルシステムを制御する。
像信号S1〜S4を画像入出力回路20でアナログデジ
タル変換して画像メモリ21及び画像処理集積回路(図
中のLSI2で示す)22に与えられる。画像メモリ2
1は、記憶した画像データを画像処理集積回路22に与
えて画像処理させ、処理結果を再び記憶する。画像処理
部16は、画像処理集積回路22で処理した画像データ
を画像処理集積回路(図中のLSI1で示す)23でも
処理させ、画像処理集積回路22及び23をDSPバス
24を介して画像処理制御プロセサ(図中のDSPで示
す)25に制御させる。画像処理部16は、全体を画像
処理制御プロセサ25によつて制御しており、VMEバ
ス26及びIOプロセツサ(図中のIOPで示す)27
を介して外部との通信やフアイルシステムを制御する。
【0018】図3に示すように、画像処理集積回路22
は、画像メモリ21から得た画像データを並列処理プロ
セサ30を介して複数の並列処理プロセサ31〜36に
与えて処理する。複数の並列処理プロセサ31〜36
は、処理した画像データを並列処理プロセサ37を介し
て内部の画像メモリ38及び外部の画像メモリ21に送
出すると共に、並列処理プロセサ30にも送出する。並
列処理プロセサ30〜37は、画像処理プログラムをプ
ログラムメモリ39から与えられる。
は、画像メモリ21から得た画像データを並列処理プロ
セサ30を介して複数の並列処理プロセサ31〜36に
与えて処理する。複数の並列処理プロセサ31〜36
は、処理した画像データを並列処理プロセサ37を介し
て内部の画像メモリ38及び外部の画像メモリ21に送
出すると共に、並列処理プロセサ30にも送出する。並
列処理プロセサ30〜37は、画像処理プログラムをプ
ログラムメモリ39から与えられる。
【0019】図4に示すように、画像メモリ21は、D
SPバス24、画像処理集積回路22及び23のバスを
共通に接続され、画像入出力バスをそれぞれ別個に接続
された複数のマルチプレクサ40〜41を有しており、
それぞれのマルチプレクサ40〜41で多重化したデー
タをそれぞれに対応する複数のメモリ42〜43に記憶
する。
SPバス24、画像処理集積回路22及び23のバスを
共通に接続され、画像入出力バスをそれぞれ別個に接続
された複数のマルチプレクサ40〜41を有しており、
それぞれのマルチプレクサ40〜41で多重化したデー
タをそれぞれに対応する複数のメモリ42〜43に記憶
する。
【0020】図5に示すように、画像入出力回路20
は、画像信号S1〜S4をそれぞれ増幅器45〜46で
増幅してマルチプレクサ47で画像メモリ21のどのブ
ロツクに記憶するか選択する。マルチプレクサ47のそ
れぞれの出力は、画像メモリ21のブロツクにそれぞれ
対応した複数のアツテネータ(図中のATTで表示)4
8〜49で画像の明るさを−25%から+25%の範囲で32
段階に変えて調整されて、それぞれのアナログデジタル
コンバータ(図中のA/Dで表示)50〜51に与えら
れる。
は、画像信号S1〜S4をそれぞれ増幅器45〜46で
増幅してマルチプレクサ47で画像メモリ21のどのブ
ロツクに記憶するか選択する。マルチプレクサ47のそ
れぞれの出力は、画像メモリ21のブロツクにそれぞれ
対応した複数のアツテネータ(図中のATTで表示)4
8〜49で画像の明るさを−25%から+25%の範囲で32
段階に変えて調整されて、それぞれのアナログデジタル
コンバータ(図中のA/Dで表示)50〜51に与えら
れる。
【0021】アナログデジタルコンバータ50〜51の
それぞれの出力は、あらかじめ画像処理制御プロセサ2
5がデータをセツトしたルツクアツプテーブル(図中の
LUTで表示)52〜53に与えられて、データ変換し
て出力される。ルツクアツプテーブル52〜53の値
は、ユーザが任意に設定できる。これによりガンマ変換
や2値化のような非線型にも変換できる。ルツクアツプ
テーブル52〜53は、画像データの1チヤンネルにつ
き4セツトまで切り換えて設定される。
それぞれの出力は、あらかじめ画像処理制御プロセサ2
5がデータをセツトしたルツクアツプテーブル(図中の
LUTで表示)52〜53に与えられて、データ変換し
て出力される。ルツクアツプテーブル52〜53の値
は、ユーザが任意に設定できる。これによりガンマ変換
や2値化のような非線型にも変換できる。ルツクアツプ
テーブル52〜53は、画像データの1チヤンネルにつ
き4セツトまで切り換えて設定される。
【0022】ルツクアツプテーブル52〜53の出力
は、ROMを使用したルツクアツプテーブルであるコン
バージヨンROM(図中CONV ROMで表示)54
に与えられ、予め設定した内容に従つて、RGBからの
HSI変換等、複雑に変換されて複数のスイツチヤ55
〜56に与えられる。スイツチヤ55〜56は、ルツク
アツプテーブル52〜53の出力と、コンバージヨンR
OM54の出力とを切り換えて、それぞれシフトレジス
タ57〜58を介して画像メモリ21のそれぞれのブロ
ツクに送出する。シフトレジスタ57〜58は、ルツク
アツプテーブル52〜53を使用して2値化したとき、
横方向8画素分を1画素に圧縮して画像メモリ21に取
り込ませることができる。
は、ROMを使用したルツクアツプテーブルであるコン
バージヨンROM(図中CONV ROMで表示)54
に与えられ、予め設定した内容に従つて、RGBからの
HSI変換等、複雑に変換されて複数のスイツチヤ55
〜56に与えられる。スイツチヤ55〜56は、ルツク
アツプテーブル52〜53の出力と、コンバージヨンR
OM54の出力とを切り換えて、それぞれシフトレジス
タ57〜58を介して画像メモリ21のそれぞれのブロ
ツクに送出する。シフトレジスタ57〜58は、ルツク
アツプテーブル52〜53を使用して2値化したとき、
横方向8画素分を1画素に圧縮して画像メモリ21に取
り込ませることができる。
【0023】またルツクアツプテーブル52〜53の出
力は、複数のスイツチヤ59〜60に与えられる。スイ
ツチヤ59〜60は、ルツクアツプテーブル52〜53
の出力(これは現在撮像している画像である)と、複数
の画像表示用メモリ61〜62を介して入力される画像
メモリ21の出力とを切り換えてミキサ(図中のMIX
で表示)63に与える。
力は、複数のスイツチヤ59〜60に与えられる。スイ
ツチヤ59〜60は、ルツクアツプテーブル52〜53
の出力(これは現在撮像している画像である)と、複数
の画像表示用メモリ61〜62を介して入力される画像
メモリ21の出力とを切り換えてミキサ(図中のMIX
で表示)63に与える。
【0024】ミキサ(図中のMIXで表示)63は、ビ
ツトマツプメモリ64の出力をスイツチヤ59〜60の
出力に混合し、複数のデジタルアナログコンバータ(図
中のD/Aで表示)65〜66を介して外部のモニタへ
出力する。またミキサ63は、ビツトマツプカラーモー
ドを使用しているとき、それぞれのチヤンネルに所定チ
ヤンネルの画像データを出力し、それにビツトマツプの
内容を混合する。
ツトマツプメモリ64の出力をスイツチヤ59〜60の
出力に混合し、複数のデジタルアナログコンバータ(図
中のD/Aで表示)65〜66を介して外部のモニタへ
出力する。またミキサ63は、ビツトマツプカラーモー
ドを使用しているとき、それぞれのチヤンネルに所定チ
ヤンネルの画像データを出力し、それにビツトマツプの
内容を混合する。
【0025】因みに、アナログデジタルコンバータ50
〜51は、アツテネータ48〜49の出力をデジタル8
ビツトの画像データに変換し、デジタルアナログコンバ
ータ65〜66は、ミキサ63のデジタル8ビツト画像
出力をアナログ画像信号に変換する。ビツトマツプメモ
リ64は、画像表示のとき画像に加えて表示させる文
字、図形等を記憶しており、それぞれのチヤンネルの出
力毎にそれぞれ画素2ビツトのデータがある。
〜51は、アツテネータ48〜49の出力をデジタル8
ビツトの画像データに変換し、デジタルアナログコンバ
ータ65〜66は、ミキサ63のデジタル8ビツト画像
出力をアナログ画像信号に変換する。ビツトマツプメモ
リ64は、画像表示のとき画像に加えて表示させる文
字、図形等を記憶しており、それぞれのチヤンネルの出
力毎にそれぞれ画素2ビツトのデータがある。
【0026】(1−2)光学ユニツトの構成 図1に示すように、光学ユニツト2は、垂直落射照明光
源部8〜11の例えばハロゲンランプから射出した白色
の光束をそれぞれ光フアイバでなるライトガイド68〜
71を介して低倍率光学レンズ鏡筒72及び73と、高
倍率光学レンズ鏡筒74及び75とに導く。鏡筒72〜
75には、鏡筒72〜75内の光軸と直交するライトガ
イド取入口76〜79がそれぞれ配設されている。これ
により、ライトガイド68〜71から射出した光束は、
鏡筒72〜75内の光軸と直交して入射し、鏡筒72〜
75内に配設されたハーフミラー80〜83でそれぞれ
直角に折り曲げられる。ハーフミラー80〜83は、1
面をミラーにしたコーナーキユーブでなる。
源部8〜11の例えばハロゲンランプから射出した白色
の光束をそれぞれ光フアイバでなるライトガイド68〜
71を介して低倍率光学レンズ鏡筒72及び73と、高
倍率光学レンズ鏡筒74及び75とに導く。鏡筒72〜
75には、鏡筒72〜75内の光軸と直交するライトガ
イド取入口76〜79がそれぞれ配設されている。これ
により、ライトガイド68〜71から射出した光束は、
鏡筒72〜75内の光軸と直交して入射し、鏡筒72〜
75内に配設されたハーフミラー80〜83でそれぞれ
直角に折り曲げられる。ハーフミラー80〜83は、1
面をミラーにしたコーナーキユーブでなる。
【0027】図6で平面図を示すように、それぞれの光
束は、鏡筒72〜75内を水平面内(紙面に平行)に進
み、それぞれミラーベース84内に配設された大視野用
反射ミラー85及び86と小視野用反射ミラー87及び
88とによつて水平面内で直角に折り曲げられる。続い
て、反射ミラー85及び86が反射したそれぞれの光束
は、大視野用上下反射ミラー89に入射し、光軸を同一
にしてそれぞれ鉛直上方及び鉛直下方に反射される。こ
れにより、それぞれの光束は、それぞれ集積回路ベアチ
ツプ3及びプリント基板4を大視野用に高照度で鉛直に
照明する。
束は、鏡筒72〜75内を水平面内(紙面に平行)に進
み、それぞれミラーベース84内に配設された大視野用
反射ミラー85及び86と小視野用反射ミラー87及び
88とによつて水平面内で直角に折り曲げられる。続い
て、反射ミラー85及び86が反射したそれぞれの光束
は、大視野用上下反射ミラー89に入射し、光軸を同一
にしてそれぞれ鉛直上方及び鉛直下方に反射される。こ
れにより、それぞれの光束は、それぞれ集積回路ベアチ
ツプ3及びプリント基板4を大視野用に高照度で鉛直に
照明する。
【0028】同様に、反射ミラー87及び88が反射し
たそれぞれの光束は、上下反射ミラー89の隣に配設さ
れた小視野(高精度位置合わせ)用上下反射ミラー90
に入射し、光軸を同一にしてそれぞれ鉛直上方及び鉛直
下方に反射される。これにより、それぞれの光束は、そ
れぞれ集積回路ベアチツプ3及びプリント基板4を小視
野(高精度位置合わせ)用に高照度で鉛直に照明する。
たそれぞれの光束は、上下反射ミラー89の隣に配設さ
れた小視野(高精度位置合わせ)用上下反射ミラー90
に入射し、光軸を同一にしてそれぞれ鉛直上方及び鉛直
下方に反射される。これにより、それぞれの光束は、そ
れぞれ集積回路ベアチツプ3及びプリント基板4を小視
野(高精度位置合わせ)用に高照度で鉛直に照明する。
【0029】大視野用斜め照明LED光源部12及び1
3は、反射ミラー85及び86を結ぶ光軸を中心とした
同心円上にそれぞれ複数のLEDが光軸に対して斜めに
配設されている。同様に、高精度位置合わせ用斜め照明
LED光源部14及び15は、反射ミラー87及び88
を結ぶ光軸を中心とした同心円上にそれぞれ複数のLE
Dが光軸に対して斜めに配設されている。それぞれのL
EDは、射出した光束が光軸に向かい、それぞれの上下
反射ミラー89及び90で反射されて、それぞれ集積回
路ベアチツプ3及びプリント基板4の光軸と交差する位
置を鉛直に対して斜めに照明する。
3は、反射ミラー85及び86を結ぶ光軸を中心とした
同心円上にそれぞれ複数のLEDが光軸に対して斜めに
配設されている。同様に、高精度位置合わせ用斜め照明
LED光源部14及び15は、反射ミラー87及び88
を結ぶ光軸を中心とした同心円上にそれぞれ複数のLE
Dが光軸に対して斜めに配設されている。それぞれのL
EDは、射出した光束が光軸に向かい、それぞれの上下
反射ミラー89及び90で反射されて、それぞれ集積回
路ベアチツプ3及びプリント基板4の光軸と交差する位
置を鉛直に対して斜めに照明する。
【0030】光軸を同一にした集積回路ベアチツプ3及
びプリント基板4の大視野用像は、上下反射ミラー89
で水平方向に分岐される。集積回路ベアチツプ3の大視
野用像は、反射ミラー85で反射されハーフミラー80
を直通して 1/2インチCCDカメラ91で撮像される。
プリント基板4の大視野用像は、反射ミラー86で反射
されハーフミラー81を直通して 1/2インチCCDカメ
ラ92で撮像される。
びプリント基板4の大視野用像は、上下反射ミラー89
で水平方向に分岐される。集積回路ベアチツプ3の大視
野用像は、反射ミラー85で反射されハーフミラー80
を直通して 1/2インチCCDカメラ91で撮像される。
プリント基板4の大視野用像は、反射ミラー86で反射
されハーフミラー81を直通して 1/2インチCCDカメ
ラ92で撮像される。
【0031】光軸を同一にした集積回路ベアチツプ3及
びプリント基板4の高精度位置合せ用像は、上下反射ミ
ラー89で水平方向に分岐される。集積回路ベアチツプ
3の高精度位置合せ用像は、反射ミラー87で反射され
ハーフミラー82を直通して1/3インチCCDカメラ9
3で撮像される。プリント基板4の高精度位置合せ用像
は、反射ミラー88で反射されハーフミラー83を直通
して 1/3インチCCDカメラ94で撮像される。CCD
カメラ91〜94は、撮像結果をそれぞれ画像信号S1
〜S4として出力する。
びプリント基板4の高精度位置合せ用像は、上下反射ミ
ラー89で水平方向に分岐される。集積回路ベアチツプ
3の高精度位置合せ用像は、反射ミラー87で反射され
ハーフミラー82を直通して1/3インチCCDカメラ9
3で撮像される。プリント基板4の高精度位置合せ用像
は、反射ミラー88で反射されハーフミラー83を直通
して 1/3インチCCDカメラ94で撮像される。CCD
カメラ91〜94は、撮像結果をそれぞれ画像信号S1
〜S4として出力する。
【0032】鏡筒72〜75内のレンズの倍率及び視野
サイズは、フリツプチツプのプロセス及び必要な精度等
に応じて自由に設定される。ここでは、鏡筒72及び7
3内のレンズの倍率及び視野サイズと、鏡筒74及び7
5内のレンズの倍率及び視野サイズとは、それぞれ 0.5
倍及び12.8〔mm〕× 9.6〔mm〕と、5倍及び0.96〔mm〕
×0.72〔mm〕とに設定されている。因みに、倍率が0.5
のとき1/4 、1/3 及び2/3 インチのCCDカメラの視野
サイズは、それぞれ 7.2〔mm〕× 5.4〔mm〕、 9.6〔m
m〕× 7.2〔mm〕及び17.6〔mm〕×13.2〔mm〕である。
また倍率が5のとき1/4 、1/2 及び2/3 インチのCCD
カメラの視野サイズは、それぞれ0.72〔mm〕×0.54〔m
m〕、1.28〔mm〕×0.96〔mm〕及び1.76〔mm〕×1.32〔m
m〕である。
サイズは、フリツプチツプのプロセス及び必要な精度等
に応じて自由に設定される。ここでは、鏡筒72及び7
3内のレンズの倍率及び視野サイズと、鏡筒74及び7
5内のレンズの倍率及び視野サイズとは、それぞれ 0.5
倍及び12.8〔mm〕× 9.6〔mm〕と、5倍及び0.96〔mm〕
×0.72〔mm〕とに設定されている。因みに、倍率が0.5
のとき1/4 、1/3 及び2/3 インチのCCDカメラの視野
サイズは、それぞれ 7.2〔mm〕× 5.4〔mm〕、 9.6〔m
m〕× 7.2〔mm〕及び17.6〔mm〕×13.2〔mm〕である。
また倍率が5のとき1/4 、1/2 及び2/3 インチのCCD
カメラの視野サイズは、それぞれ0.72〔mm〕×0.54〔m
m〕、1.28〔mm〕×0.96〔mm〕及び1.76〔mm〕×1.32〔m
m〕である。
【0033】光学ユニツト2には、光学系の芯出しのた
めの機械的調整機構が備えられてあり、鏡筒72〜75
内のレンズ光軸を調整して補正する。また光学ユニツト
2は、位置合わせを容易にするため、画像処理装置5を
使用して鏡筒72及び73のレンズ倍率差を補正して同
一にすると共に、鏡筒74及び75の倍率レンズ倍率差
を補正して同一にする。倍率補正は、まず上と下を撮影
するレンズの視野サイズを光学スケールで正確に測定す
る。続いて、この倍率比率を計算し、一方の光学系を通
して得たデジタル画像を画像処理装置5でアフイン変換
する。この画像は他方の光学系を通して得たデジタル画
像と合成して表示モニタに表示される。
めの機械的調整機構が備えられてあり、鏡筒72〜75
内のレンズ光軸を調整して補正する。また光学ユニツト
2は、位置合わせを容易にするため、画像処理装置5を
使用して鏡筒72及び73のレンズ倍率差を補正して同
一にすると共に、鏡筒74及び75の倍率レンズ倍率差
を補正して同一にする。倍率補正は、まず上と下を撮影
するレンズの視野サイズを光学スケールで正確に測定す
る。続いて、この倍率比率を計算し、一方の光学系を通
して得たデジタル画像を画像処理装置5でアフイン変換
する。この画像は他方の光学系を通して得たデジタル画
像と合成して表示モニタに表示される。
【0034】(2)実施例の動作 以上の構成において、図7に示すように、プリント基板
4は、水平面内でY軸方向に移動する基板移動テーブル
96上に載置されて水平面内でX軸方向に移動する基板
移動テーブル97上に真空で吸着して載置される。また
プリント基板4は、基板移動テーブル96及び97によ
つて、集積回路ベアチツプ3に対応した実装予定位置に
移動される。
4は、水平面内でY軸方向に移動する基板移動テーブル
96上に載置されて水平面内でX軸方向に移動する基板
移動テーブル97上に真空で吸着して載置される。また
プリント基板4は、基板移動テーブル96及び97によ
つて、集積回路ベアチツプ3に対応した実装予定位置に
移動される。
【0035】集積回路ベアチツプ3は、集積回路ベアチ
ツプ用上下移動テーブル98の下端に配設された集積回
路ベアチツプ回転テーブル99に集積回路ベアチツプ吸
着ツール100を介して真空101で吸着されている。
上下移動テーブル98は、光学ユニツト2の焦点が一致
する高さに合わせられる。
ツプ用上下移動テーブル98の下端に配設された集積回
路ベアチツプ回転テーブル99に集積回路ベアチツプ吸
着ツール100を介して真空101で吸着されている。
上下移動テーブル98は、光学ユニツト2の焦点が一致
する高さに合わせられる。
【0036】光学ユニツト2は、水平面内でX軸方向に
移動する光学ユニツト移動テーブル102下に懸架され
て水平面内でY軸方向に移動する光学ユニツト移動テー
ブル103下に懸架される。光学ユニツト2は、プリン
ト基板4及び集積回路ベアチツプ3を鉛直に隔てる空間
に水平に移動し、集積回路ベアチツプ3の中心で停止す
る。続いて、光学ユニツト2は、大視野用光学系の光軸
104及び105をそれぞれ集積回路ベアチツプ3及び
プリント基板4の実装予定位置に合わせて、両者を同時
に撮像する。
移動する光学ユニツト移動テーブル102下に懸架され
て水平面内でY軸方向に移動する光学ユニツト移動テー
ブル103下に懸架される。光学ユニツト2は、プリン
ト基板4及び集積回路ベアチツプ3を鉛直に隔てる空間
に水平に移動し、集積回路ベアチツプ3の中心で停止す
る。続いて、光学ユニツト2は、大視野用光学系の光軸
104及び105をそれぞれ集積回路ベアチツプ3及び
プリント基板4の実装予定位置に合わせて、両者を同時
に撮像する。
【0037】モニタ6及び7には、集積回路ベアチツプ
3及びプリント基板4の別個の画像又は両者の合成画像
が表示される。これにより、図8に示すように、集積回
路ベアチツプ3の全体が実装予定位置に合つているか否
かを粗く確認できると共に、接続電極106、電極10
6上のはんだや金のバンプ107の状態、図7に示すよ
うに、フラツクス108が付着されているか否かを観察
できる。
3及びプリント基板4の別個の画像又は両者の合成画像
が表示される。これにより、図8に示すように、集積回
路ベアチツプ3の全体が実装予定位置に合つているか否
かを粗く確認できると共に、接続電極106、電極10
6上のはんだや金のバンプ107の状態、図7に示すよ
うに、フラツクス108が付着されているか否かを観察
できる。
【0038】また図9に示すように、プリント基板4の
集積回路ベアチツプ3に対応した実装部が実装予定位置
に合つているか否かを粗く確認できると共に、接続電極
106に対応したプリント基板4上のパターン109の
状態を観察できる。さらに図7に示すように、フラツク
ス108が付着されているか否かを観察できる。画像処
理装置5の画像処理部16は、集積回路ベアチツプ3及
びプリント基板4の画像に基づいて、画像処理ソフトウ
エアで自動的に両者のX方向、Y方向及び回転方向のズ
レ量を計算して計測して制御装置17へ送信する。制御
部17は、それぞれの方向の補正量に基づいて、基板移
動テーブル96及び97及び回転テーブル99をそれぞ
れの駆動部(モータ等)で駆動して粗く位置合せする。
集積回路ベアチツプ3に対応した実装部が実装予定位置
に合つているか否かを粗く確認できると共に、接続電極
106に対応したプリント基板4上のパターン109の
状態を観察できる。さらに図7に示すように、フラツク
ス108が付着されているか否かを観察できる。画像処
理装置5の画像処理部16は、集積回路ベアチツプ3及
びプリント基板4の画像に基づいて、画像処理ソフトウ
エアで自動的に両者のX方向、Y方向及び回転方向のズ
レ量を計算して計測して制御装置17へ送信する。制御
部17は、それぞれの方向の補正量に基づいて、基板移
動テーブル96及び97及び回転テーブル99をそれぞ
れの駆動部(モータ等)で駆動して粗く位置合せする。
【0039】次に、光学ユニツト2は、上下反射ミラー
89及び90の距離だけ水平に移動して、高精度位置合
せ用光学系を粗く位置合せした位置に固定する。これに
より最少の移動距離で済むことになり、移動時間を最小
限に抑えることができる。図10に示すように、光学ユ
ニツト2は、高精度位置合せ用光学系の光軸110及び
111をそれぞれ集積回路ベアチツプ3及びプリント基
板4の実装予定位置に合わせて、両者を同時に撮像す
る。これにより、集積回路ベアチツプ3が実装予定位置
に合つているか否かを精密に確認できる。
89及び90の距離だけ水平に移動して、高精度位置合
せ用光学系を粗く位置合せした位置に固定する。これに
より最少の移動距離で済むことになり、移動時間を最小
限に抑えることができる。図10に示すように、光学ユ
ニツト2は、高精度位置合せ用光学系の光軸110及び
111をそれぞれ集積回路ベアチツプ3及びプリント基
板4の実装予定位置に合わせて、両者を同時に撮像す
る。これにより、集積回路ベアチツプ3が実装予定位置
に合つているか否かを精密に確認できる。
【0040】精密に位置合せされたことが確認できる
と、光学ユニツト2は、集積回路ベアチツプ3とプリン
ト基板4との間の空間から水平に移動して抜き出され
る。続いて、上下移動テーブル98は、鉛直に降下して
集積回路ベアチツプ3とプリント基板4とを接合させ
て、実装を終了する。これにより、集積回路ベアチツプ
3とプリント基板4との移動量が最小限で済み、一段と
高い位置合せ精度で実装することができる。
と、光学ユニツト2は、集積回路ベアチツプ3とプリン
ト基板4との間の空間から水平に移動して抜き出され
る。続いて、上下移動テーブル98は、鉛直に降下して
集積回路ベアチツプ3とプリント基板4とを接合させ
て、実装を終了する。これにより、集積回路ベアチツプ
3とプリント基板4との移動量が最小限で済み、一段と
高い位置合せ精度で実装することができる。
【0041】集積回路ベアチツプ3及びパターン109
の位置を目視により確認して手動動作で精密に位置合せ
する場合には、まず集積回路ベアチツプ3の画像を画像
処理装置5に入力する。画像入力のとき、集積回路ベア
チツプ3の画像は、位置合せに最適な照明条件で取り込
まれる。この照明条件は、制御部17によつて、斜め照
明と垂直落射照明の比率が例えば50:50 となる一定の光
強度に設定される。モニタ6及び7の表示面の中心部に
は、カーソル線が表示され、このカーソル線を光学ユニ
ツトで撮像して処理した画像に合成して表示される。こ
れにより、目視によつて容易に位置合せできる。
の位置を目視により確認して手動動作で精密に位置合せ
する場合には、まず集積回路ベアチツプ3の画像を画像
処理装置5に入力する。画像入力のとき、集積回路ベア
チツプ3の画像は、位置合せに最適な照明条件で取り込
まれる。この照明条件は、制御部17によつて、斜め照
明と垂直落射照明の比率が例えば50:50 となる一定の光
強度に設定される。モニタ6及び7の表示面の中心部に
は、カーソル線が表示され、このカーソル線を光学ユニ
ツトで撮像して処理した画像に合成して表示される。こ
れにより、目視によつて容易に位置合せできる。
【0042】続いて、パターン109の画像を集積回路
ベアチツプ3と同様の手順で画像処理装置5に入力す
る。入力された2つの画像は、画像処理部16で処理さ
れ、別個に、又は合成してモニタ6及び7に表示され
る。続いて、モニタ6及び7の表示画像を目視して位置
を確認し、集積回路ベアチツプ3及びプリント基板4の
位置を補正する。
ベアチツプ3と同様の手順で画像処理装置5に入力す
る。入力された2つの画像は、画像処理部16で処理さ
れ、別個に、又は合成してモニタ6及び7に表示され
る。続いて、モニタ6及び7の表示画像を目視して位置
を確認し、集積回路ベアチツプ3及びプリント基板4の
位置を補正する。
【0043】ここで、集積回路ベアチツプ3及びプリン
ト基板4の種類に応じて、垂直落射(明視野)照明光源
部8〜11及び斜め(暗視野)照明LED光源部12〜
15の光量とそれぞれの光量の相対的な比率と発光させ
るか否かとをそれぞれ別個に制御して、撮像状態を調節
する。これにより、大視野光学系によるラフな位置確認
及びフラツクスの塗布状態確認と、小視野光学系による
高精度位置確認とのいずれにおいても、画像を最適な状
態に補正できる。従つて、集積回路ベアチツプ3及びプ
リント基板4の種類に応じて光反射率、吸収率及び散乱
率等の特性が異なる場合でも、位置等を容易に確認でき
る鮮明な観察画像を得ることができる。
ト基板4の種類に応じて、垂直落射(明視野)照明光源
部8〜11及び斜め(暗視野)照明LED光源部12〜
15の光量とそれぞれの光量の相対的な比率と発光させ
るか否かとをそれぞれ別個に制御して、撮像状態を調節
する。これにより、大視野光学系によるラフな位置確認
及びフラツクスの塗布状態確認と、小視野光学系による
高精度位置確認とのいずれにおいても、画像を最適な状
態に補正できる。従つて、集積回路ベアチツプ3及びプ
リント基板4の種類に応じて光反射率、吸収率及び散乱
率等の特性が異なる場合でも、位置等を容易に確認でき
る鮮明な観察画像を得ることができる。
【0044】例えば、集積回路ベアチツプ3を観察する
際には、垂直落射照明又は垂直落射照明と斜め照明とを
併用して、チツプパターンを際立たせる。パターン10
9を観察する際には、斜め照明でパターン109のエツ
ジを際立たせる。粗く位置合せする際には、垂直落射照
明と斜め照明とを併用する。フラツクスを塗布した集積
回路ベアチツプ3及びパターン109を観察する際に
は、斜め照明で位置合せ容易な画像を入力する。銀ペー
ストを塗布した集積回路ベアチツプ3やプリント基板4
を観察する際には、垂直落射照明を使用する。
際には、垂直落射照明又は垂直落射照明と斜め照明とを
併用して、チツプパターンを際立たせる。パターン10
9を観察する際には、斜め照明でパターン109のエツ
ジを際立たせる。粗く位置合せする際には、垂直落射照
明と斜め照明とを併用する。フラツクスを塗布した集積
回路ベアチツプ3及びパターン109を観察する際に
は、斜め照明で位置合せ容易な画像を入力する。銀ペー
ストを塗布した集積回路ベアチツプ3やプリント基板4
を観察する際には、垂直落射照明を使用する。
【0045】集積回路ベアチツプ3及びプリント基板4
の画像を合成する際、画像処理部16は、位置合わせに
重要な特徴的な画像情報をルツクアツプテーブル52〜
53によつて強調してモニタ6及び7に表示する。これ
により、集積回路ベアチツプ3及びプリント基板4を一
段と容易に位置合わせできる。セラミツク基板では、基
板上のパターン及びセラミツク基板面のそれぞれの光反
射率及び色が同じようになることがある。この場合、画
像処理部16は、モニタ6及び7に表示する濃淡レベル
の範囲を限定することによつて、鮮明な映像を表示でき
る。
の画像を合成する際、画像処理部16は、位置合わせに
重要な特徴的な画像情報をルツクアツプテーブル52〜
53によつて強調してモニタ6及び7に表示する。これ
により、集積回路ベアチツプ3及びプリント基板4を一
段と容易に位置合わせできる。セラミツク基板では、基
板上のパターン及びセラミツク基板面のそれぞれの光反
射率及び色が同じようになることがある。この場合、画
像処理部16は、モニタ6及び7に表示する濃淡レベル
の範囲を限定することによつて、鮮明な映像を表示でき
る。
【0046】液晶表示装置用基板では、異方性導電膜
(ITO)を圧着した状態で、集積回路ベアチツプ及び
基板上のパターンを位置合わせするとき、ITO膜に影
響されて画像のコントラストが極端に劣化することがあ
る。この場合も、画像処理部16は、モニタ6及び7に
表示する濃淡レベルの範囲を限定することによつて、あ
る程度コントラストを有する画像を表示できる。因み
に、カラーCCDの場合、強調する画像をRGB信号か
ら出力するのではなく、CIE表色系のL*a*b*に
変換して出力する。
(ITO)を圧着した状態で、集積回路ベアチツプ及び
基板上のパターンを位置合わせするとき、ITO膜に影
響されて画像のコントラストが極端に劣化することがあ
る。この場合も、画像処理部16は、モニタ6及び7に
表示する濃淡レベルの範囲を限定することによつて、あ
る程度コントラストを有する画像を表示できる。因み
に、カラーCCDの場合、強調する画像をRGB信号か
ら出力するのではなく、CIE表色系のL*a*b*に
変換して出力する。
【0047】(3)実施例の効果 以上の構成によれば、所定の空間で隔てられた集積回路
ベアチツプ3及びプリント基板4の対向する撮像位置を
大視野用CCDカメラ91及び92と、高精度位置合せ
用CCDカメラ93及び94とによつて同一光軸で撮像
する際に、垂直落射照明光源部8〜11が射出する光量
と、斜め照明LED光源部12〜15が射出する光量と
を任意に調節して照明することにより、接続電極を下に
向けた集積回路ベアチツプ3の接続位置と、集積回路ベ
アチツプ3と所定間隔で対向するプリント基板4の接続
位置とを短時間でかつ高精度で容易に確認できる。
ベアチツプ3及びプリント基板4の対向する撮像位置を
大視野用CCDカメラ91及び92と、高精度位置合せ
用CCDカメラ93及び94とによつて同一光軸で撮像
する際に、垂直落射照明光源部8〜11が射出する光量
と、斜め照明LED光源部12〜15が射出する光量と
を任意に調節して照明することにより、接続電極を下に
向けた集積回路ベアチツプ3の接続位置と、集積回路ベ
アチツプ3と所定間隔で対向するプリント基板4の接続
位置とを短時間でかつ高精度で容易に確認できる。
【0048】また集積回路ベアチツプ及び基板上のパタ
ーンの接合部を同時に表示できることにより、合成表示
(同時表示)によつて擬似的に接続した画像をモニタ6
及び7に表示できる。さらに撮像する視野サイズを選択
することによつて、任意のサイズの集積回路ベアチツプ
3の位置を容易に確認してフリツプチツプ実装できる。
ーンの接合部を同時に表示できることにより、合成表示
(同時表示)によつて擬似的に接続した画像をモニタ6
及び7に表示できる。さらに撮像する視野サイズを選択
することによつて、任意のサイズの集積回路ベアチツプ
3の位置を容易に確認してフリツプチツプ実装できる。
【0049】さらに大視野で撮像した画像をフラツクス
塗布確認に使用できることにより、全てのフリツプチツ
ププロセスに対応できる。さらに集積回路ベアチツプの
種類が変更されたとき、垂直落射照明光及び斜め照明光
の反射レベルをそれぞれ測定し、位置合せの際に照明状
態を最適に設定できるよう、2つの種類の照明の光量と
入り切りを任意に制御できる。
塗布確認に使用できることにより、全てのフリツプチツ
ププロセスに対応できる。さらに集積回路ベアチツプの
種類が変更されたとき、垂直落射照明光及び斜め照明光
の反射レベルをそれぞれ測定し、位置合せの際に照明状
態を最適に設定できるよう、2つの種類の照明の光量と
入り切りを任意に制御できる。
【0050】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、切りだした集積回路チツ
プとガラスエポキシ樹脂プリント基板4とを接続前に位
置確認する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、上にハンダなどの小さい突起があるウエハやTAB
方式のベアチツプ、GaAsチツプ等と、セラミツクプ
リント基板や液晶表示装置用ガラス基板等とを接続前に
位置確認する場合にも適用し得る。この場合にも上述と
同様の効果を得ることができる。
プとガラスエポキシ樹脂プリント基板4とを接続前に位
置確認する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、上にハンダなどの小さい突起があるウエハやTAB
方式のベアチツプ、GaAsチツプ等と、セラミツクプ
リント基板や液晶表示装置用ガラス基板等とを接続前に
位置確認する場合にも適用し得る。この場合にも上述と
同様の効果を得ることができる。
【0051】また上述の実施例においては、LED光源
部12〜15に、LEDを配設する同心円を1重配置す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、LE
Dを配設する同心円を2重以上配置する場合にも適用で
きる。
部12〜15に、LEDを配設する同心円を1重配置す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、LE
Dを配設する同心円を2重以上配置する場合にも適用で
きる。
【0052】さらに上述の実施例においては、集積回路
ベアチツプ3及びプリント基板4を別個に撮像する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、集積回路ベ
アチツプ及びプリント基板の像を同一光軸で同一のカメ
ラで撮像する場合にも適用できる。
ベアチツプ3及びプリント基板4を別個に撮像する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、集積回路ベ
アチツプ及びプリント基板の像を同一光軸で同一のカメ
ラで撮像する場合にも適用できる。
【0053】図11に示すフリツプチツプ実装用光学ユ
ニツトの光学系113は、垂直落射照明光束を光フアイ
バでなるライトガイド114及び115から射出し、リ
レーレンズ116及び117をそれぞれ介して、ハーフ
ミラー118及び119に入射する。集積回路ベアチツ
プ3の電極106及びバンプ107の像は、ハーフミラ
ー118を鉛直に直進してハーフミラー120に入射す
る。
ニツトの光学系113は、垂直落射照明光束を光フアイ
バでなるライトガイド114及び115から射出し、リ
レーレンズ116及び117をそれぞれ介して、ハーフ
ミラー118及び119に入射する。集積回路ベアチツ
プ3の電極106及びバンプ107の像は、ハーフミラ
ー118を鉛直に直進してハーフミラー120に入射す
る。
【0054】続いて、この像は、ハーフミラー120の
ミラー面で直角に折り曲げられ、全反射してハーフミラ
ー120の外に水平に射出してレンズ121を介して撮
像される。プリント基板4のパターン109及びフラツ
クス108の像は、ハーフミラー119を鉛直に直進し
てハーフミラー120に入射する。この像は、ハーフミ
ラー120のミラー面で直角に折り曲げられ、前者の像
と同一光軸でハーフミラー120の外に水平に射出す
る。
ミラー面で直角に折り曲げられ、全反射してハーフミラ
ー120の外に水平に射出してレンズ121を介して撮
像される。プリント基板4のパターン109及びフラツ
クス108の像は、ハーフミラー119を鉛直に直進し
てハーフミラー120に入射する。この像は、ハーフミ
ラー120のミラー面で直角に折り曲げられ、前者の像
と同一光軸でハーフミラー120の外に水平に射出す
る。
【0055】さらに上述の実施例においては、集積回路
ベアチツプ3及びプリント基板4の位置を確認する際、
大視野用光学系で撮像するときの位置と高精度位置合せ
するときの位置とが異なる場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、同一光軸として得た集積回路ベアチ
ツプ及びプリント基板の像の光束をハーフミラーで任意
の数だけ分割し、それぞれの像を別個のカメラで撮像す
る場合にも適用できる。分割したそれぞれの像は、結像
レンズの倍率、カメラ用リレーレンズの倍率、1/3 、1/
2 、2/3 インチ等の撮像素子の撮像面のサイズの組合せ
によつて、最適な視野サイズを自由に作り出すことがで
きる。
ベアチツプ3及びプリント基板4の位置を確認する際、
大視野用光学系で撮像するときの位置と高精度位置合せ
するときの位置とが異なる場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、同一光軸として得た集積回路ベアチ
ツプ及びプリント基板の像の光束をハーフミラーで任意
の数だけ分割し、それぞれの像を別個のカメラで撮像す
る場合にも適用できる。分割したそれぞれの像は、結像
レンズの倍率、カメラ用リレーレンズの倍率、1/3 、1/
2 、2/3 インチ等の撮像素子の撮像面のサイズの組合せ
によつて、最適な視野サイズを自由に作り出すことがで
きる。
【0056】図12に示すフリツプチツプ実装用光学ユ
ニツトの光学系123は、垂直落射照明光束をハーフミ
ラー124及び125を介して上下反射ミラー126に
入射し、それぞれプリント基板4及び集積回路ベアチツ
プ3を照明する。集積回路ベアチツプ3及びプリント基
板4の像は、それぞれ上下反射ミラー126で水平に折
り曲げられ、それぞれハーフミラー125及び124を
直進して、ハーフミラー127及び128に入射する。
ニツトの光学系123は、垂直落射照明光束をハーフミ
ラー124及び125を介して上下反射ミラー126に
入射し、それぞれプリント基板4及び集積回路ベアチツ
プ3を照明する。集積回路ベアチツプ3及びプリント基
板4の像は、それぞれ上下反射ミラー126で水平に折
り曲げられ、それぞれハーフミラー125及び124を
直進して、ハーフミラー127及び128に入射する。
【0057】ハーフミラー127を直進した集積回路ベ
アチツプ3の像は、例えば6倍結像レンズ129及び1
倍リレーレンズ130を通つて例えば 1/2インチCCD
カメラ131で撮像される。これにより、集積回路ベア
チツプ3の高精度位置合せ用画像が得られる。ハーフミ
ラー127で直角に折り曲げられた集積回路ベアチツプ
3の像は、ミラー132で直角に折り曲げられ、例えば
1倍結像レンズ133及び1倍リレーレンズ134を通
つて例えば 2/3インチCCDカメラ135で撮像され
る。これにより、集積回路ベアチツプ3の大視野用画像
が高精度位置合せ用画像と同時に得られる。プリント基
板4の大視野用画像及び高精度位置合せ用画像も、同様
の手順で得られる。
アチツプ3の像は、例えば6倍結像レンズ129及び1
倍リレーレンズ130を通つて例えば 1/2インチCCD
カメラ131で撮像される。これにより、集積回路ベア
チツプ3の高精度位置合せ用画像が得られる。ハーフミ
ラー127で直角に折り曲げられた集積回路ベアチツプ
3の像は、ミラー132で直角に折り曲げられ、例えば
1倍結像レンズ133及び1倍リレーレンズ134を通
つて例えば 2/3インチCCDカメラ135で撮像され
る。これにより、集積回路ベアチツプ3の大視野用画像
が高精度位置合せ用画像と同時に得られる。プリント基
板4の大視野用画像及び高精度位置合せ用画像も、同様
の手順で得られる。
【0058】次に、図13に示すように、フリツプチツ
プ実装用光学ユニツトの光学系144は、集積回路ベア
チツプ3の像を電子シヤツタ145を介してペンタプリ
ズム146に入射して水平に折り曲げ、NDフイルタ1
47を介してハーフミラー148に入射する。プリント
基板4の像は、電子シヤツタ149を介してプリズム1
50に入射する。集積回路ベアチツプ3及びプリント基
板4の像は、同一光軸でハーフミラー148から水平に
射出し、ハーフミラー118を通つてハーフミラー15
1に入射する。
プ実装用光学ユニツトの光学系144は、集積回路ベア
チツプ3の像を電子シヤツタ145を介してペンタプリ
ズム146に入射して水平に折り曲げ、NDフイルタ1
47を介してハーフミラー148に入射する。プリント
基板4の像は、電子シヤツタ149を介してプリズム1
50に入射する。集積回路ベアチツプ3及びプリント基
板4の像は、同一光軸でハーフミラー148から水平に
射出し、ハーフミラー118を通つてハーフミラー15
1に入射する。
【0059】ハーフミラー151を直進した集積回路ベ
アチツプ3及びプリント基板4の像は、例えば2倍結像
レンズ152を通り、ミラー132で直角に折り曲げら
れ、2倍リレーレンズ153を通つて例えば 1/3インチ
CCDカメラ154で撮像される。これにより、集積回
路ベアチツプ3及びプリント基板4の高精度位置合せ用
画像が得られる。ハーフミラー151で直角に折り曲げ
られた集積回路ベアチツプ3及びプリント基板4の像
は、NDフイルタ155を通り、例えば1倍結像レンズ
156及び0.5倍リレーレンズ157を通つて、例えば
2/3インチCCDカメラ158で撮像される。これによ
り集積回路ベアチツプ3及びプリント基板4の大視野用
画像が高精度位置合せ用画像と同時に得られる。
アチツプ3及びプリント基板4の像は、例えば2倍結像
レンズ152を通り、ミラー132で直角に折り曲げら
れ、2倍リレーレンズ153を通つて例えば 1/3インチ
CCDカメラ154で撮像される。これにより、集積回
路ベアチツプ3及びプリント基板4の高精度位置合せ用
画像が得られる。ハーフミラー151で直角に折り曲げ
られた集積回路ベアチツプ3及びプリント基板4の像
は、NDフイルタ155を通り、例えば1倍結像レンズ
156及び0.5倍リレーレンズ157を通つて、例えば
2/3インチCCDカメラ158で撮像される。これによ
り集積回路ベアチツプ3及びプリント基板4の大視野用
画像が高精度位置合せ用画像と同時に得られる。
【0060】次に、図14に示すように、フリツプチツ
プ実装用光学ユニツトの光学系160は、集積回路ベア
チツプ3及びプリント基板4の像をハーフミラー120
で同一光軸として水平に射出し、ハーフミラー127に
入射する。ハーフミラー127を直進した集積回路ベア
チツプ3及びプリント基板4の像は、例えば6倍結像レ
ンズ161及び1倍リレーレンズ162を通つて例えば
1/3インチCCDカメラで撮像される。
プ実装用光学ユニツトの光学系160は、集積回路ベア
チツプ3及びプリント基板4の像をハーフミラー120
で同一光軸として水平に射出し、ハーフミラー127に
入射する。ハーフミラー127を直進した集積回路ベア
チツプ3及びプリント基板4の像は、例えば6倍結像レ
ンズ161及び1倍リレーレンズ162を通つて例えば
1/3インチCCDカメラで撮像される。
【0061】これにより集積回路ベアチツプ3及びプリ
ント基板4の高精度位置合せ用画像が得られる。ハーフ
ミラー127で直角に折り曲げられた集積回路ベアチツ
プ3及びプリント基板4の像は、ハーフミラー132で
直角に折り曲げられ、絞り機構164を通り、例えば1
倍結像レンズ165、1倍リレーレンズ166を通つ
て、例えば 2/3インチCCDカメラ167で撮像され
る。これにより、集積回路ベアチツプ3及びプリント基
板4の大視野用画像が高精度位置合せ用画像と同時に得
られる。
ント基板4の高精度位置合せ用画像が得られる。ハーフ
ミラー127で直角に折り曲げられた集積回路ベアチツ
プ3及びプリント基板4の像は、ハーフミラー132で
直角に折り曲げられ、絞り機構164を通り、例えば1
倍結像レンズ165、1倍リレーレンズ166を通つ
て、例えば 2/3インチCCDカメラ167で撮像され
る。これにより、集積回路ベアチツプ3及びプリント基
板4の大視野用画像が高精度位置合せ用画像と同時に得
られる。
【0062】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、所定距離
で隔てられた電子部品及び基板の対向する撮像位置を撮
像手段によつて同一光軸で撮像する際に、同軸照明手段
が射出する光量と、傾斜照明手段が射出する光量とを任
意に制御して照明することにより、接続電極を下に向け
た電子部品の接続位置と、電子部品と所定距離で対向す
る基板の接続位置とを短時間でかつ高精度で容易に確認
し得る位置確認装置を実現できる。
で隔てられた電子部品及び基板の対向する撮像位置を撮
像手段によつて同一光軸で撮像する際に、同軸照明手段
が射出する光量と、傾斜照明手段が射出する光量とを任
意に制御して照明することにより、接続電極を下に向け
た電子部品の接続位置と、電子部品と所定距離で対向す
る基板の接続位置とを短時間でかつ高精度で容易に確認
し得る位置確認装置を実現できる。
【図1】本発明による位置確認装置の一実施例による位
置確認システムを示す全体構成図である。
置確認システムを示す全体構成図である。
【図2】画像処理部の説明に供する接続図である。
【図3】画像処理集積回路の説明に供する接続図であ
る。
る。
【図4】画像メモリの説明に供する接続図である。
【図5】画像入出力回路の説明に供する接続図である。
【図6】実施例による光学ユニツトの説明に供する平面
図である。
図である。
【図7】光学ユニツトの大視野用光学系による同一光軸
で集積回路ベアチツプ及びプリント基板の位置を確認す
る状態を示す略線図である。
で集積回路ベアチツプ及びプリント基板の位置を確認す
る状態を示す略線図である。
【図8】集積回路ベアチツプの接続電極側の外観を示す
平面図である。
平面図である。
【図9】プリント基板の全体外観及び集積回路ベアチツ
プが実装される部分を拡大して示す平面図である。
プが実装される部分を拡大して示す平面図である。
【図10】光学ユニツトの高精度位置合せ用光学系によ
る同一光軸で集積回路ベアチツプ及びプリント基板の位
置を確認する状態を示す略線図である。
る同一光軸で集積回路ベアチツプ及びプリント基板の位
置を確認する状態を示す略線図である。
【図11】他の実施例による光学系の配置を示す略線図
である。
である。
【図12】他の実施例による光学系の配置を示す略線図
である。
である。
【図13】他の実施例による光学系の配置を示す略線図
である。
である。
【図14】他の実施例による光学系の配置を示す略線図
である。
である。
1……位置確認システム、2……光学ユニツト、3……
集積回路ベアチツプ、4……プリント基板、5……画像
処理装置、6、7……モニタ、8〜11……垂直落射
(明視野)照明光源部、12〜15……斜め(暗視野)
照明LED光源部、16……画像処理部、17……制御
部、18、19……照明制御部、20……画像入出力回
路、21、38……画像メモリ、22、23……画像処
理集積回路、24……DSPバス、25……画像処理制
御プロセサ、26……VMEバス、27……IOプロセ
ツサ、30〜37……並列処理プロセサ、39……プロ
グラムメモリ、40、41、47……マルチプレクサ、
42、43……メモリ、45、46……増幅器、48、
49……アツテネータ、50、51……アナログデジタ
ルコンバータ、52、53……ルツクアツプテーブル、
54……コンバージヨンROM、55、56、59、6
0……スイツチヤ、57、58……シフトレジスタ、6
1、62……画像表示用メモリ、63……ミキサ、64
……ビツトマツプメモリ、65、66……デジタルアナ
ログコンバータ、68〜71……ライトガイド、72〜
75……鏡筒、76〜79……ライトガイド取入口、8
0〜83……ハーフミラー、84……ミラーベース、8
5、86……大視野用反射ミラー、87、88……小視
野用反射ミラー、89……大視野用上下反射ミラー、9
0……小視野(高精度位置合わせ)用上下反射ミラー、
91、92、131…… 1/2インチCCDカメラ、9
3、94、154…… 1/3インチCCDカメラ、96、
97……基板移動テーブル、98……集積回路ベアチツ
プ用上下移動テーブル、99……集積回路ベアチツプ回
転テーブル、100……集積回路ベアチツプ吸着ツー
ル、101……真空、102、103……光学ユニツト
移動テーブル、104、105、110、111……光
軸、106……接続電極、107……バンプ、108…
…フラツクス、109……パターン、113、123、
144、160……光学系、114、115……ライト
ガイド、116、117……リレーレンズ、118〜1
20、124、125、127、128、148、15
1……ハーフミラー、121……レンズ、126……上
下反射ミラー、129、161……6倍結像レンズ、1
30、162、134……1倍リレーレンズ、132…
…ミラー、133、156、165……1倍結像レン
ズ、135、158、167…… 2/3インチCCDカメ
ラ、145、149……電子シヤツタ、146……ペン
タプリズム、147……NDフイルタ、150……プリ
ズム、152……2倍結像レンズ、153……2倍リレ
ーレンズ、155……NDフイルタ、157…… 0.5倍
リレーレンズ、164……絞り機構。
集積回路ベアチツプ、4……プリント基板、5……画像
処理装置、6、7……モニタ、8〜11……垂直落射
(明視野)照明光源部、12〜15……斜め(暗視野)
照明LED光源部、16……画像処理部、17……制御
部、18、19……照明制御部、20……画像入出力回
路、21、38……画像メモリ、22、23……画像処
理集積回路、24……DSPバス、25……画像処理制
御プロセサ、26……VMEバス、27……IOプロセ
ツサ、30〜37……並列処理プロセサ、39……プロ
グラムメモリ、40、41、47……マルチプレクサ、
42、43……メモリ、45、46……増幅器、48、
49……アツテネータ、50、51……アナログデジタ
ルコンバータ、52、53……ルツクアツプテーブル、
54……コンバージヨンROM、55、56、59、6
0……スイツチヤ、57、58……シフトレジスタ、6
1、62……画像表示用メモリ、63……ミキサ、64
……ビツトマツプメモリ、65、66……デジタルアナ
ログコンバータ、68〜71……ライトガイド、72〜
75……鏡筒、76〜79……ライトガイド取入口、8
0〜83……ハーフミラー、84……ミラーベース、8
5、86……大視野用反射ミラー、87、88……小視
野用反射ミラー、89……大視野用上下反射ミラー、9
0……小視野(高精度位置合わせ)用上下反射ミラー、
91、92、131…… 1/2インチCCDカメラ、9
3、94、154…… 1/3インチCCDカメラ、96、
97……基板移動テーブル、98……集積回路ベアチツ
プ用上下移動テーブル、99……集積回路ベアチツプ回
転テーブル、100……集積回路ベアチツプ吸着ツー
ル、101……真空、102、103……光学ユニツト
移動テーブル、104、105、110、111……光
軸、106……接続電極、107……バンプ、108…
…フラツクス、109……パターン、113、123、
144、160……光学系、114、115……ライト
ガイド、116、117……リレーレンズ、118〜1
20、124、125、127、128、148、15
1……ハーフミラー、121……レンズ、126……上
下反射ミラー、129、161……6倍結像レンズ、1
30、162、134……1倍リレーレンズ、132…
…ミラー、133、156、165……1倍結像レン
ズ、135、158、167…… 2/3インチCCDカメ
ラ、145、149……電子シヤツタ、146……ペン
タプリズム、147……NDフイルタ、150……プリ
ズム、152……2倍結像レンズ、153……2倍リレ
ーレンズ、155……NDフイルタ、157…… 0.5倍
リレーレンズ、164……絞り機構。
Claims (2)
- 【請求項1】基板の位置と、当該基板と所定距離で所定
方向に隔てられた電子部品の位置とを確認する位置確認
装置において、 上記基板の位置と上記電子部品の位置とを同一光軸で撮
像する撮像手段と、 上記基板の位置と上記電子部品の位置とを上記光軸に沿
つて照明する同軸照明手段と、 上記基板の位置と上記電子部品の位置とを上記光軸に対
して傾斜して照明する傾斜照明手段とを具えることを特
徴とする位置確認装置。 - 【請求項2】上記撮像手段は、 上記基板の位置と上記電子部品の位置とを第1の倍率で
撮像する第1の撮像部と、 上記基板の位置と上記電子部品の位置とを第2の倍率で
撮像する第2の撮像部とを有することを特徴とする請求
項1に記載の位置確認装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6340572A JPH08184408A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 位置確認装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6340572A JPH08184408A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 位置確認装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08184408A true JPH08184408A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18338285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6340572A Pending JPH08184408A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 位置確認装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08184408A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013123020A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd | バンプ付きicチップの回路基板上への実装装置及び実装方法 |
WO2014178265A1 (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-06 | 株式会社日立製作所 | 基板処理装置および基板処理方法 |
JP2016092094A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 部品実装装置 |
JP2017098560A (ja) * | 2016-12-21 | 2017-06-01 | 株式会社サムスン日本研究所 | バンプ付きicチップの回路基板上への実装装置及び実装方法 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP6340572A patent/JPH08184408A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013123020A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd | バンプ付きicチップの回路基板上への実装装置及び実装方法 |
WO2014178265A1 (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-06 | 株式会社日立製作所 | 基板処理装置および基板処理方法 |
JP2016092094A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 部品実装装置 |
JP2017098560A (ja) * | 2016-12-21 | 2017-06-01 | 株式会社サムスン日本研究所 | バンプ付きicチップの回路基板上への実装装置及び実装方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031219 |