JPH08184366A - 油圧作動式変速機の油圧制御装置 - Google Patents

油圧作動式変速機の油圧制御装置

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JPH08184366A
JPH08184366A JP7000366A JP36695A JPH08184366A JP H08184366 A JPH08184366 A JP H08184366A JP 7000366 A JP7000366 A JP 7000366A JP 36695 A JP36695 A JP 36695A JP H08184366 A JPH08184366 A JP H08184366A
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JP
Japan
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oil
oil passage
valve
hydraulic
pressure
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Application number
JP7000366A
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English (en)
Inventor
Tsunefumi Niiyama
常文 新山
Haruhiko Yoshikawa
晴彦 吉川
Kazuhisa Yamamoto
和久 山本
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/02Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
    • F16H61/0202Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
    • F16H61/0251Elements specially adapted for electric control units, e.g. valves for converting electrical signals to fluid signals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/0003Arrangement or mounting of elements of the control apparatus, e.g. valve assemblies or snapfittings of valves; Arrangements of the control unit on or in the transmission gearbox
    • F16H61/0009Hydraulic control units for transmission control, e.g. assembly of valve plates or valve units

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 油圧作動式変速機の油圧係合要素CL,CH
とこれへの給排油を制御する制御弁41,42との間の油
路73,74に分岐路75a,75bを介して接続される給
油路75を設ける。給油路75に絞り5を介設すると共
に、各分岐路75a,75bに上流側から下流側への流れ
のみを許容する逆止弁6を介設する。各油圧係合要素の
非係合時に給油路75から常時少量の油が各油路73,7
4に供給され、各油路73,74へのエアの混入が阻止さ
れる。 【効果】 エンジン停止時に制御弁の下流側の油路にエ
アが混入してもこれを早期に排出して油路を常に油で満
しておくことができ、変速制御を安定して行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として車両用自動変
速機に用いられる油圧作動式変速機の油圧制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の油圧制御装置として、変
速機に備える複数の油圧係合要素に対応するソレノイド
バルブ等から成る複数の制御弁を設け、各制御弁により
対応する各油圧係合要素の給排油を制御して各変速段を
選択的に確立するようにしたものが知られている。かか
るものにおいて、油圧係合要素からの排油を行って油圧
係合要素の係合を解除した場合、制御弁の下流側の油圧
係合要素に連なる油路にエアが混入し、油圧係合要素に
再度給油する際に油圧の立上りが遅れたり、油圧係合要
素のピストンのストローク時間がばらついて、変速制御
が不安定になることがある。かかる不具合を解消するた
め、従来、制御弁の排油ポートに連なる油溜りを設け、
油圧係合要素からの排油時に該排油ポートに接続される
制御弁の下流側の油路にエアが混入しないようにしたも
のが知られている(USP4887512号明細書参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のものでは、エン
ジン停止時に制御弁の下流側の油圧係合要素に連なる油
路中に設けられるシーリング等からの油のリークにより
該油路にエアが混入することがあり、この場合、制御弁
を介して油圧係合要素に給油するまではエアが排出され
ず、そのため走行中に全ての変速段が確立されるまでは
何れかの油圧係合要素に連なる油路にエアが残り、該制
御弁に対応する油圧係合要素を係合させる変速段への変
速に際しショックを生じ易くなる。また、坂道や悪路を
走行すると、油溜りにエアが混入してエア噛みが発生
し、その後の変速制御が不安定になることもある。本発
明は、以上の点に鑑み、制御弁の下流側の油圧係合要素
に連なる油路へのエアの混入を可及的に阻止し得るよう
にすると共にエアが混入してもこれを早期に排出し得る
ようにして、変速制御の安定性を向上できるようにした
油圧制御装置を提供することをその目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、油圧作動式変速機に備える油圧係合要素に対
応する制御弁を設け、制御弁により対応する油圧係合要
素の給排油を制御するようにした油圧制御装置におい
て、油圧源に接続される、絞りを介設した給油路を設
け、該給油路を制御弁の下流側の油圧係合要素に連なる
油路に接続すると共に、該給油路に上流側から下流側へ
の流れのみを許容する逆止弁を介設したことを特徴とす
る。この場合、前記制御弁を前記油圧係合要素よりも高
い位置に配置することが望ましい。
【0005】
【作用】エンジン停止時に各制御弁の下流側の油路にエ
アが混入しても、エンジン始動時に油圧源から給油路を
介して各制御弁の下流側の油圧係合要素に連なる油路に
油が供給されてエアが排出され、発進当初から変速制御
を安定して行うことができる。また、坂道や悪路を走行
しても、各制御弁の下流側の油路に積極的に油が供給さ
れるため、該油路にエアは混入せず、変速制御が不安定
になることはない。尚、油圧係合要素の係合を解除する
際は対応する制御弁を排油側に切換えるから、該制御弁
の下流側の油路に給油路から供給される余剰の油は制御
弁を介して排出され、且つ、該油路への給油量は給油路
に設けた絞りで規制されるため、油圧係合要素は非係合
状態に保持される。また、油圧係合要素を係合するため
に対応する制御弁を給油側に切換えてその下流側の油路
に圧油を供給したときに、該油路から分岐路を介して給
油路に圧油がリークすると、油圧係合要素の係合圧を正
確に制御できなくなると共に、排油側に切換えられてい
る他の制御弁の下流側の油路への給油路からの給油量が
増加して、非係合状態の油圧係合要素の引摺りを生ず
る。然し、本発明では逆止弁が設けられているため、制
御弁を介して供給される圧油が給油路にリークすること
はなく、上記の如き不具合は生じない。
【0006】
【実施例】図1には、低速段を確立する低速油圧係合要
素CLと高速段を確立する高速油圧係合要素CHとを選
択的に係合する、高低2段の変速を行う油圧作動式変速
機の油圧回路が示されている。
【0007】油圧回路には、エンジンで駆動される油圧
源1と、油圧源1からの出力圧を一定のライン圧に調圧
するレギュレータ2と、レギュレータ2の下流側の第1
油路71に接続したマニアルバルブ3と、マニアルバル
ブ3の下流側の第2油路72に接続した第1と第2の1
対の制御弁41,42とが設けられており、第1制御弁4
1の下流側の第3油路73を低速油圧係合要素CLに接続
すると共に、第2制御弁42の下流側の第4油路74を高
速油圧係合要素CHに接続して、第1制御弁41により
低速油圧係合要素CLの給排油を制御し、第2制御弁4
2により高速油圧係合要素CHの給排油を制御するよう
にした。
【0008】各制御弁41,42は、図2に示す如く、ボ
ール状の弁体4aと、該弁体4aを着座させる下部の弁
座4bと、ソレノイド4cを外装した上部の鉄心4dと
を備えるソレノイドバルブで構成されており、弁座4b
に上下方向に貫通する入力ポート4eを形成すると共
に、弁座4bの外周に弁座4bと鉄心4dとの間の空間
に連通する出力ポート4fを形成し、更に、鉄心4cに
上下方向に貫通する排油ポート4gを形成した。弁体4
aはばね4hで下方に付勢され、また、入力ポート4e
は図1に示す如くストレーナ4iで覆われている。
【0009】各制御弁41,42は、常時は、弁体4aが
ばね4hの付勢力で弁座4bに着座して、入力ポート4
eを閉塞すると共に出力ポート4fと排油ポート4gと
を連通する排油状態に存し、ソレノイド4cに通電した
とき、弁体4aが鉄心4dに吸着して、排油ポート4g
を閉塞すると共に入力ポート4eと出力ポート4fとを
連通する給油状態になる。そして、低速段の確立時には
第1制御弁41のソレノイド4cに通電し、第3油路73
を介して低速油圧係合要素CLに給油してこれを係合さ
せ、また、高速段の確立時には第2制御弁42のソレノ
イド4cに通電し、第4油路74を介して高速油圧係合
要素CHに給油してこれを係合させる。
【0010】尚、本実施例では両制御弁41,42を共に
常閉型としたが、一方を常閉型、他方を常開型としても
良い。また、変速時にソレノイド4cをデューティ制御
して油圧係合要素の油圧の昇圧特性や降圧特性を制御す
ることも可能である。
【0011】油圧回路には、更に、レギュレータ2を介
して油圧源1に接続される第5油路75が設けられてお
り、該油路75を二股状に分岐して、一方の分岐路75
を第3油路73に接続すると共に、他方の分岐路75bを
第4油路74に接続した。第5油路75には分岐部上流側
や各分岐路75a,75bに位置させて複数の絞り5が介
設されており、更に、各分岐路75a,75bに上流側か
ら下流側への流れのみを許容する逆止弁6が介設されて
いる。
【0012】以上の構成によれば、エンジンを始動する
と、油圧源1からの油が第5油路75を介して各分岐路
5a,75bの逆止弁6から第3と第4の各油路73
4に流入し、エンジン停止時に各油路73,74にエア
が混入しても、マニアルバルブ3をニュートラルレンジ
から走行レンジに切換えて発進する際には、各油路
3,74からエアが排出されており、第1制御弁41
介して低速油圧係合要素CLに給油したときに該係合要
素CLが応答性良く係合し、その後第2制御弁42を介
して高速油圧係合要素CHに給油するときにも該係合要
素CHが応答性良く係合し、発進後の最初の変速から変
速制御を安定して行うことができる。
【0013】各分岐路75a,75bから各油路73,74
への給油で該各油路73,74が油で満されると、以後は
各制御弁41,42の排油ポート4gから油が排出され、
給油量と排油量とのバランスで各油路73,74の油圧
は、図6のa線で示すように、各油圧係合要素CL,C
Hの引摺りを生じない極低圧に保持される。この場合、
図6のb線で示す第1油路71のライン圧が低下しない
ように、第5油路75の管路抵抗を大きく設定する必要
があり、そこで第5油路75に絞り5を介設している
が、1個の絞りで所要の管路抵抗を得るには絞りがかな
り小さくなり、目詰りを生じ易くなる。そのため、本実
施例では絞り5を複数設け、目詰りを生じにくくして所
要の管路抵抗を得られるようにしている。尚、図6は常
温時の油圧を示しており、エンジンの回転数が6000
rpm に上昇しても油路73,74の油圧は0.3Kg/cm2
程度に抑えられている。
【0014】また、各油圧係合要素CL,CHの係合時
における各油路73,74内の油圧の第5油路75側への
リークは各分岐路75a,75bに介設した逆止弁6によ
り阻止される。従って、油圧リークにより係合側の油圧
係合要素の油圧の制御が不安定になったり、非係合側の
油圧係合要素への第5油路75からの給油量が増加して
該油圧係合要素に引摺りを生ずるようなことはない。
【0015】また、各分岐路75a,75bから供給され
る油は上記の如く各制御弁41,4の排油ポート4g
から排出されるため、各油路7,74を油で確実に満
すためには各制御弁41,42を各油圧係合要素CL,C
Hよりも高い位置、例えば、変速機ケースの上面に配置
することが望まれる。また、制御弁41,42の排油ポー
ト4gを本実施例の如く上方に開口させれば、制御弁4
1,42自体が油溜りとなって油路73,74にエアが混入
しにくくなり、有利である。
【0016】以上、高低2段の変速を行う変速機につい
て説明したが、図3に示すような3段以上の変速を行う
変速機10にも同様に本発明を適用できる。図3の変速
機10は、入力軸10aと同軸上に配置した第1乃至第
3の3個の遊星ギア111,112,113を備える、前
進5段後進1段の変速を行う遊星ギア式変速機で構成さ
れており、図外のエンジンに図4に示すロックアップク
ラッチ12付きの流体トルクコンバータ13を介して連
結されている。
【0017】各遊星ギア111,112,113は、サン
ギア11aと、リングギア11bと、両ギア11a,1
1bに噛合うピニオン11cと、ピニオン11cを軸支
するキャリア11dとで構成されており、第1と第2の
両遊星ギア111,112のリングギア11b同士とキャ
リア11d同士とを夫々連結して、該両遊星ギア1
1,112のキャリア11dに変速機10の出力ギア1
0bを連結すると共に、両遊星ギア111,112のリン
グギア11bを変速機10のケーシング10cに反力受
けとしてのワンウェイクラッチ14を介して連結し、ま
た、第3遊星ギア113のサンギア11aを入力軸10
aに連結すると共に、第3遊星ギア113のキャリア1
1dをケーシング10cに連結して回止めしている。
【0018】変速機10には、油圧係合要素として、入
力軸10aを第1遊星ギア111のサンギア11aに連
結する第1クラッチC1と、入力軸10aを第1と第2
の両遊星ギア111,112のリングギア11bに連結す
る第2クラッチC2と、第3遊星ギア113のリングギ
ア11bを第2遊星ギア112のサンギア11aに連結
する第3クラッチC3と、第2遊星ギア112のサンギ
ア11aを第3遊星ギア113のキャリア11dに連結
する第1ブレーキB1と、第1と第2の両遊星ギア11
1,112のリングギア11bをケーシング10cに連結
する第2ブレーキB2とが設けられている。
【0019】そして、以上の構成により、第1クラッチ
C1を係合したとき1速段が確立され、第1クラッチC
1と第1ブレーキB1とを共に係合したとき2速段が確
立され、第1クラッチC1と第3クラッチC3とを共に
係合したとき3速段が確立され、第1クラッチC1と第
2クラッチC2とを共に係合したとき4速段が確立さ
れ、第2クラッチC2と第3クラッチC3とを共に係合
したとき5速段が確立され、第3クラッチC3と第2ブ
レーキB2とを共に係合したとき後進段が確立され、ま
た、第1クラッチC1と第2ブレーキB2とを共に係合
したときエンジンブレーキを効かせられる状態で1速段
が確立される。
【0020】これらクラッチC1,C2,C3とブレー
キB1,B2は図4に示す油圧回路によって作動制御さ
れる。油圧回路には、油圧源15と、油圧源15に連な
る油路L1の油圧を所定のライン圧に調圧するレギュレ
ータ16と、マニアルバルブ17と、各クラッチC1,
C2,C3や各ブレーキB1,B2への給排油を個別に
制御する第1乃至第6の6個のソレノイドバルブS1〜
S6と、油圧切換回路部18と、ロックアップクラッチ
12の制御回路部19とが設けられている。
【0021】マニアルバルブ16は図外のセレクトレバ
ーの操作に連動して後進レンジ用のR位置と、中立レン
ジ及びパーキングレンジ用のN,P位置と、自動変速レ
ンジ用のD位置と、1速保持レンジ用のL位置とに切換
られるようになっており、D位置及びL位置では油路L
1に油圧切換回路部17を介して接続される油路L2が
油路L3に接続され、該油路L3を介して第1ソレノイ
ドバルブS1と、第2ソレノイドバルブS2と、第4ソ
レノイドバルブS4と、第5ソレノイドバルブS5、第
6ソレノイドバルブS6とに給油される。尚、第3ソレ
ノイドバルブS3には油路L2を介してマニアルバルブ
5とは無関係に常時給油している。
【0022】ここで、第1クラッチC1に連なる油路L
4は、マニアルバルブ17のD位置で第1ソレノイドバ
ルブS1の下流側の油路L5と、L位置で第6ソレノイ
ドバルブS6の下流側の油路L6とに接続され、第2ク
ラッチC2に連なる油路L7は後記する遮断弁20を介
して第2ソレノイドバルブS2の下流側の油路L8に接
続され、第3クラッチC3に連なる油路L9は第3ソレ
ノイドバルブS3の下流側に直結され、第1ブレーキB
1に連なる油路L10は遮断弁20を介して第4ソレノ
イドバルブS4の下流側の油路L11に接続される。第
2ブレーキB2に連なる油路L12は、マニアルバルブ
17のN,P位置及びD位置で大気開放され、R位置で
連通路L12aを介して油路L2に接続される。更に、
油路L12にシャトル弁21を介して接続される油路L
13と、該油路L13に後記する分配弁22を介して接
続される油路L14とを設け、該油路L14をマニアル
バルブ17のL位置で第5ソレノイドバルブS5の下流
側の油路L15に接続するようにした。また、マニアル
バルブ17のD位置で油路L15に接続される油路L1
6を設け、該油路L16をロックアップクラッチ12の
制御回路部19の制御用油路L17に分配弁22を介し
て接続すると共に、第6ソレノイドバルブS6の下流側
の油路L6をマニアルバルブ17のD位置で油圧切換回
路部18の制御用油路L18に接続した。
【0023】かくて、マニアルバルブ17のD位置で
は、第1乃至第3クラッチC1,C2,C3と第1ブレ
ーキB1との給排油を夫々第1乃至第4ソレノイドバル
ブS1〜S4で制御できるようになり、第1ソレノイド
バルブS1を介して第1クラッチC1に給油してこれを
係合させたとき1速段が確立され、第1ソレノイドバル
ブS1と第4ソレノイドバルブS4とを介して第1クラ
ッチC1と第1ブレーキB1とに給油して両者を係合さ
せたとき3速段が確立され、第1ソレノイドバルブS1
と第2ソレノイドバルブS2とを介して第1クラッチC
1と第2クラッチC2とに給油して両者を係合させたと
き4速段が確立され、第2ソレノイドバルブS2と第3
ソレノイドバルブS3とを介して第2クラッチC2と第
3クラッチC3とに給油して両者を係合させたとき5速
段が確立される。また、第5ソレノイドバルブS5によ
るロックアップクラッチ12の制御と、第6ソレノイド
バルブS6による油圧の切換制御とを行い得られるよう
になる。
【0024】マニアルバルブ17のL位置では、第1ク
ラッチC1と第2ブレーキB2との給排油を夫々第6ソ
レノイドバルブS6と第5ソレノイドバルブS5とで制
御できるようになり、第6ソレノイドバルブS6を介し
て第1クラッチC1に給油してこれを係合させると共
に、第5ソレノイドバルブS5と分配弁22とを介して
第2ブレーキB2に給油してこれを係合させたとき、エ
ンジンブレーキを効かせられる状態で1速段が確立され
る。
【0025】マニアルバルブ17のR位置では、第2ブ
レーキB2が常時係合し、第3ソレノイドバルブS3を
介して第3クラッチC3に給油してこれを係合させたと
き後進段が確立される。
【0026】図中AC1,AC2,AC3,AB1は、
夫々第1乃至第3クラッチC1,C2,C3及び第1ブ
レーキB1への給排油時における油圧の急激な変化を緩
衝して変速ショックの発生を防止すべく設けたアキュー
ムレータ、SC1,SC2,SC3,SB1,SB2は
第1乃至第3クラッチC1,C2,C3と第1第2ブレ
ーキB1,B2の油圧を検出する油圧センサである。
【0027】ここで、第1クラッチC1に連なる油路L
4と、第2クラッチC2に連なる油L7と、第3クラッ
チC3に連なる油路L9と、第1ブレーキB1に連なる
油路L10とには、油路L1に連なる油路L19が各分
岐路L19a,L19b,L19c,L19dを介して
接続されており、油路L19に分岐部上流側や各分岐路
L19a〜L19dに位置させて複数の絞り23を介設
すると共に、各分岐路L19a〜L19dに上流側から
下流側への流れのみを許容する逆止弁24を介設した。
【0028】かくて、上記実施例と同様に、エンジンを
始動すると、油圧源15からの油が各逆止弁24を介し
て各油路L4,L7,L9,L10に流入し、マニアル
バルブ17をN,P位置からD位置に切換えて発進する
際には各油路L4,L7,L9,L10からエアが排出
されており、発進後の最初の変速から変速制御を安定し
て行うことができる。また、第1乃至第3クラッチC
1,C2,C3や第1ブレーキB1から成る各油圧係合
要素の非係合時には、各油圧係合要素に連なる各油路L
4,L7,L9,L10に油路L19を介して流入する
油が第1乃至第4の各ソレノイドバルブS1〜S4の排
油ポートから排出されるため、各油路の油圧は、図6の
a線で示すように、各油圧係合要素の引摺りを生じない
極低圧に保持される。また、各油圧係合要素の係合時に
おける油路L19への油圧リークは逆止弁24によって
阻止され、油圧リークにより係合側の油圧係合要素の油
圧の制御が不安定になったり、非係合側の油圧係合要素
への油路L19からの給油量が増加して該油圧係合要素
の引摺りを生ずるようなことはない。
【0029】第1乃至第6ソレノイドバルブS1〜S6
は、図5に示す如く、変速機のケーシング10cの上面
に設けたカバー10d内に収納されている。そのため、
各ソレノイドバルブS1〜S6はケーシング10c内に
収納する各油圧係合要素より高い位置に配置されること
になり、前記各油路L4,L7,L9,L10は油路L
19から流入する油で確実に満される。尚、各ソレノイ
ドバルブS1〜S6の排油ポートから排出される油はケ
ーシング10cの上面に形成したドレン孔を介してケー
シング10c内に戻す。
【0030】前記遮断弁20は、油路L7と油路L8を
連通すると共に油路L10と油路L11を連通する右方
の開位置と、これら油路の連通を断って油路L7と油路
L10とを排油ポートに接続する左方の閉位置とに切換
自在であり、油路L3の油圧により開位置側に押圧さ
れ、ばね20aと、油路L4の油圧と、油路L8の油圧
と、油路L9の油圧と、油路L11の油圧とにより閉位
置側に押圧される。そして、油路L4,L8,L9,L
11のうちの何れか3個以上の油路の油圧が同時に高く
なったとき、遮断弁20が閉位置に切換えられるように
した。かくて、第1乃至第4ソレノイドバルブS1〜S
4のうち何れか3個以上のソレノイドバルブが故障によ
って同時に開弁しても、遮断弁20の閉位置への切換え
で第2クラッチC2と第1ブレーキB1との係合が阻止
されるため、同時に2つ以上の変速段が確立されること
はない。
【0031】前記分配弁22は、油路L13と油路L1
4とを連通する左方の第1位置と、油路L16と油路L
17とを連通する右方の第2位置とに切換自在であり、
マニアルバルブ17のD位置では、2速段乃至5速段の
確立時に油路L7,L9,L10の油圧によりばね22
aに抗して第2位置に切換えられ、第5ソレノイドバル
ブS5の下流側の油路L15が油路L16を介して油路
L17に接続されて、第5ソレノイドバルブS5により
ロックアップクラッチ12を制御できるようになる。ま
た、マニアルバルブ17のL位置では、分配弁22の右
端の油室22bに連なる油路L20が第1ソレノイドバ
ルブS1の下流側の油路L5に接続され、2速段乃至5
速段が確立されていても第1ソレノイドバルブS1の開
弁で分配弁22は強制的に第1位置に切換えられ、第5
ソレノイドバルブS5の下流側の油路L15が油路L1
4と油路L13とを介して油路L12に接続され、第5
ソレノイドバルブS5により第2ブレーキB2を制御で
きるようになる。
【0032】前記油圧切換回路部18は、減圧弁180
と切換弁181と制御弁182とで構成されており、切
換弁181の出力側の油路L2に供給する油圧を高低2
段に切換可能としている。減圧弁180は、ばね180
aで右方の開き側と、右端の油室180bに作用させる
下流側の油路L21の油圧で左方の閉じ側とに押圧さ
れ、減圧弁180に油路L1を介して入力されるライン
圧をばね180aの付勢力に対応する油圧に減圧して油
路L21に出力するように構成されており、更に、減圧
弁180の左端に油室180cを形成して、該油圧18
0cに油圧を作用させることにより油路L21に高圧の
油圧を出力し得るようにした。
【0033】切換弁181は、油路L2に油路L1を接
続して油路L2への供給圧をライン圧にする図面で左方
の高圧位置(図示の位置)と、油路L2に油路L21を
接続して油路L2への供給圧を減圧弁180の出力圧に
する右方の低圧位置とに切換自在であり、右端の油室1
81aに作用させるライン圧とばね181bとで高圧位
置側に押圧され、右端側に前後2段に設けた1対の油室
181c,181dに作用させる油圧で低圧位置側に押
圧される。
【0034】制御弁182は、減圧弁180の油室18
0cに連なる油路L22を油路L2に接続する図面で右
方の第1位置(図示の位置)と、切換弁181の油室1
81dに連なる油路L23を油路L2に接続する第2位
置とに切換自在であり、左端の油室182aに作用させ
る油圧とばね182bとで第1位置側に押圧され、右端
の油室182cに作用させる油路L3の油圧で第2位置
側に押圧される。
【0035】そして、切換弁181の油室181cに前
記分配弁22の第2位置で油路L3に接続される油路L
24を接続すると共に、マニアルバルブ17のD位置で
第6ソレノイドバルブS6の下流側の油路L6に接続さ
れる前記油路L18を制御弁182の油室182aに接
続した。切換弁181は油室181cの油圧と油室18
1dの油圧とが共に高くなったときに低圧位置に切換え
られるようになっており、ここで油室181cの油圧が
高くなるのは、第6ソレノイドバルブS6の閉弁で制御
弁182の油室182aの油圧が低下して制御弁182
が第2位置に切換えられたときであり、また、油室18
1dの油圧が高くなるのは分配弁22が第2位置に切換
えられたとき、即ち、2速段乃至5速段の確立時であ
り、かくて、2速段乃至5速段の確立時に第6ソレノイ
ドバルブS6を閉弁すれば切換弁181が低圧位置に切
換えられる。従って、2速段乃至5速段の間における変
速に際し第6ソレノイドバルブS6を閉弁すれば、各ソ
レノイドバルブS1〜S6への入力圧が低くなり、第1
乃至第3クラッチC1,C2,C3と第ブレーキB1と
から成る各油圧係合要素の油圧の昇圧特性や降圧特性を
第1乃至第4ソレノイドバルブS1〜S4のデューティ
制御により低圧の係合過渡領域で微細に制御できるよう
になり、変速ショックの発生を防止できる。
【0036】ところで、異物の噛み込み等で切換弁18
1が低圧位置に拘束されると、変速によって係合すべき
油圧係合要素の油圧が変速後も低圧のままになり、油圧
係合要素の滑りを生ずる。然し、本実施例では、変速後
に第6ソレノイドバルブS6を開弁して油路L18を介
しての油圧入力で制御弁182を第1位置に戻すと、減
圧弁180の油室180cに油路L22を介して油圧が
入力され、減圧弁180が開き側に押し切られて減圧作
動が停止され、かくて切換弁181が低圧位置に拘束さ
れても油路L2への供給圧はライン圧になり、油圧係合
要素の滑りは生じない。
【0037】また、第6ソレノイドバルブS6が故障で
閉弁したままになると、制御弁182が第2位置に保持
され、この場合、切換弁181が油路L23の油圧のみ
で低圧位置に切換えられると、切換弁181が低圧位置
のままになって油路L2の油圧は常に低圧になり、発進
時に第1ソレノイドバルブS1を介して第1クラッチC
1に給油してもその係合圧を充分に高められず、第1ク
ラッチC1の滑りを生じて発進性が悪くなる。然し、本
実施例では、上記の如く2速段以上にアップシフトして
油路L24を介して油圧が入力されない限り切換弁18
1が高圧位置に保持され、第6ソレノイドバルブS6が
故障で閉弁したままになっても第1クラッチC1の係合
による1速段での発進を確実に行い得られる。
【0038】尚、油路L18にはマニアルバルブ17の
L位置で油路L2に接続される油路L18aがシャトル
弁25を介して接続されている。従って、L位置では制
御弁182が常時第1位置に保持され、油路L2への供
給圧はライン圧に維持される。
【0039】ロックアップクラッチ12の制御回路部1
9は、レギュレータ16から油路L25を介して供給さ
れる油を作動油としてロックアップクラッチ12の作動
を制御するもので、ロックアップクラッチ12をオンオ
フ制御するシフト弁190と、ロックアップクラッチ4
の係合力を増減制御する制御弁191と、流体トルクコ
ンバータ5の内部空隙に連なる排油路LDに介設した調
圧弁192とで構成されている。
【0040】シフト弁190は、ロックアップクラッチ
4の背圧室に連なる油路L26を油路L25に接続する
右方のオフ位置(図示の位置)と、流体トルクコンバー
タ13の内部空隙に連なる油路L27を油路L25に接
続すると共に油路L26を制御弁191に連なる油路L
28に接続する左方のオン位置とに切換自在であり、ば
ね190aでオフ位置側に押圧され、右端の油室190
bに入力される油圧でオン位置側に押圧される。また、
シフト弁190の左端の油室190cに第2ブレーキB
2に連なる油路L12を接続し、第2ブレーキB2の係
合時はシフト弁190がオフ位置に保持されるようにし
た。
【0041】制御弁191は、油路L27に油路L28
を連通する右方の開き側にばね191aで付勢されてお
り、右端側に前後2段の油室191b,191cを設け
て、油室191bに油路L28の油圧を入力し、油室1
91cに入力される油圧に応じて油路L28の油圧を減
圧するように構成されている。
【0042】シフト弁190の油室190bと制御弁1
91の油室191cには前記油路L17が接続されてお
り、マニアルバルブ7のD位置において分配弁22が第
2位置に切換えられたとき、第5ソレノイドバルブS5
の出力圧Pが油路L15と油路L16と油路L17とを
介して両油室190b,191Cに入力されるようにし
た。そして、第5ソレノイドバルブS5の出力圧Pが所
定の第1設定圧P1以上になったときシフト弁190が
オン位置に切換えられ、また、出力圧PがP1より高く
設定した第2設定圧P2以上になったとき制御弁191
が右方端の全開位置から左動し、油路L28の油圧が出
力圧Pの増加に応じて減圧されるようにした。
【0043】かくて、P<P1のときは、シフト弁19
0がオフ位置に存し、油路L25から油路L26を介し
てロックアップクラッチ12の背圧室に給油されると共
に流体トルクコンバータ13の内部空隙から油路L27
とシフト弁190とを介して排油されて、ロックアップ
クラッチ12はオフされる。P≧P1のときは、シフト
弁190がオン位置に切換えられ、油路L25から油路
L27を介して流体トルクコンバータ13の内部空隙に
給油され、内部空隙の油圧が調圧弁192で規定される
比較的高圧になり、該油圧でロックアップクラッチ12
が係合方向に押圧されるが、P1≦P<P2のときは制
御弁191が全開位置に存するため油路L28の油圧が
油路L27の油圧と等しくなり、従って、流体トルクコ
ンバータ13の内部空隙の油圧と、油路L28から油路
L26を介してロックアップクラッチ12の背圧室に入
力される油圧とが等しくなり、ロックアップクラッチ1
2は実質的にオフ状態に維持される。P≧P2になると
油路L28の油圧が油路L27の油圧よりも低くなるた
め、ロックアップクラッチ12はオンし、Pの増加に伴
って該クラッチ12の係合力が増加する。
【0044】ところで、油路L16を分配弁22を介さ
ずに油路L17に直結することも考えられるが、この場
合には、第5ソレノイドバルブS5の故障でその出力圧
Pが高圧のままになると、1速段の確立時にもロックア
ップクラッチ12がオンしたままになり、発進時や停車
時にエンジンスト−ルを生ずる可能がある。これに対
し、本実施例では2速段以上になって分配弁22が第2
位置に切換えられないとロックアップクラッチ12の制
御回路部19に第5ソレノイドバルブS5の出力圧Pは
入力されず、出力圧Pが高圧のままになっても1速段の
確立時にはロックアップクラッチ12がオフされるた
め、発進時や停車時におけるエンジンストールは生じな
い。
【0045】また、本実施例では、レギュレータ16に
これを減圧方向(右方)に押圧する前後2段の油室16
a,16bを設け、油室16aを油路L1に直結すると
共に、油室16bを油圧切換弁26を介して油路L1
と、マニアルバルブ17のR位置で大気開放される油路
L29とに選択的に接続し得るようにした。そして、マ
ニアルバルブ17のR位置において第2ブレーキB2用
の油路L12に接続される連通路L12aの油圧と、第
3クラッチC3用の油路L9の油圧とにより油圧切換弁
26を油室16bと油路L29とを連通する右方位置側
に押圧し、かくて後進段の確立時は油室16bが油路L
29を介して大気開放され、レギュレータ16の出力
圧、即ち、ライン圧が高められるようにした。
【0046】尚、本実施例においては第1乃至第3クラ
ッチC1,C2,C3と第1,第2ブレーキB1,B2
の計5個の油圧係合要素が設けられているが、第2ブレ
ーキB2はマニアルバルブ17のD位置では係合されな
いため、第2ブレーキB2に連なる油路L12には上記
した油路L19を介しての給油を行っていないが、油路
L19から給油するようにしても勿論良い。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、エンジン停止時に制御弁の下流側の油路にエ
アが混入してもこれを早期に排出でき、更に、坂道や悪
路での走行によっても油路にエアが混入することはな
く、変速制御を常時安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の一例の油圧回路図
【図2】 制御弁の断面図
【図3】 変速機のスケルトン図
【図4】 図3の変速機に適用した本発明装置の他の実
施例の油圧回路図
【図5】 変速機の概略側面図
【図6】 油圧係合要素に連なる油路の油圧とライン圧
とを示すグラフ
【符号の説明】
CL,CH,C1,C2,C3,B1 油圧係合要素、
1,15 油圧源、 41,42,S1〜S6 制御弁、
5,23 絞り 6,24 逆止弁、
3,74,L4,L7,L9,L10 油圧係合要素に
連なる油路、75,L19 給油路、 75a,75
b,L19a〜d 分岐路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧作動式変速機に備える油圧係合要素
    に対応する制御弁を設け、制御弁により対応する油圧係
    合要素の給排油を制御するようにした油圧制御装置にお
    いて、油圧源に接続される、絞りを介設した給油路を設
    け、該給油路を制御弁の下流側の油圧係合要素に連なる
    油路に接続すると共に、該給油路に上流側から下流側へ
    の流れのみを許容する逆止弁を介設したことを特徴とす
    る油圧作動式変速機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御弁を前記油圧係合要素よりも高
    い位置に配置したことを特徴とする請求項1記載の油圧
    作動式変速機の油圧制御装置。
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