JPH08183952A - 赤外蛍光体およびこの赤外蛍光体を用いたインク組成物並びにこのインク組成物を用いた印刷物 - Google Patents

赤外蛍光体およびこの赤外蛍光体を用いたインク組成物並びにこのインク組成物を用いた印刷物

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JPH08183952A
JPH08183952A JP33862494A JP33862494A JPH08183952A JP H08183952 A JPH08183952 A JP H08183952A JP 33862494 A JP33862494 A JP 33862494A JP 33862494 A JP33862494 A JP 33862494A JP H08183952 A JPH08183952 A JP H08183952A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下記の構成により、通常の白黒バ−コ−ドな
どに使用してバ−コ−ドスキャナなどで読み取ることが
できるとともに、赤外蛍光体として使用しても読み取る
ことができる黒色の赤外蛍光体とこの赤外蛍光体を使用
したインク組成物並びにこのインク組成物を使用した印
刷物を得る。 【構成】 赤外領域の光を反射もしくは透過する黒色顔
料に、赤外領域の波長に吸収を持つ有機物を担持させて
なる赤外蛍光体、およびこの赤外蛍光体を、結合剤樹脂
とともに含有させるか、あるいは赤外領域の光を反射も
しくは透過する黒色顔料を、赤外領域の波長に吸収を持
つ有機物および結合剤樹脂とともに溶剤中に混合分散し
てなるインク組成物、並びにこれらのインク組成物をベ
−スフィルム上に印刷または印字してなる印刷物

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は赤外蛍光体およびこの
赤外蛍光体を用いたインク組成物並びにこのインク組成
物を用いた印刷物に関し、さらに詳しくは、通常の白黒
バ−コ−ドなどに使用して読み取ることができ、赤外蛍
光体として使用しても読み取ることができる黒色の赤外
蛍光体とこの赤外蛍光体を用いたインク組成物並びにこ
のインク組成物を用いた印刷物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通常の白黒バ−コ−ドなどにおい
ては、カ−ボンブラックなどの黒色顔料が使用されてい
るが、従来の白黒バ−コ−ドの場合、下地の色によって
読み取りが困難な場合があった。
【0003】このため、この種の従来から使用されてい
る白黒バ−コ−ドの黒色顔料に、赤外線で発光する有機
物および無機物と併用もしくは混合したり、赤外蛍光体
の上に、従来から使用されている黒色顔料を用いたイン
クでもって重ねて印刷することが検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、白黒バ−コ
−ドの黒色顔料に、赤外線で発光する有機物および無機
物と併用もしくは混合したり、赤外蛍光体の上に、従来
から使用されている黒色顔料を用いたインクでもって重
ねて印刷する方法では、いずれの場合も黒色顔料が赤外
線を吸収するため赤外線の発光が得られず、通常の白黒
バ−コ−ドなどに使用してバ−コ−ドスキャナなどで読
み取ることはできても、赤外蛍光体として使用して読み
取ることができないという問題があった。
【0005】この発明は、このような問題点を解消し、
通常の白黒バ−コ−ドなどに使用してバ−コ−ドスキャ
ナなどで読み取ることができるとともに、赤外蛍光体と
して使用しても読み取ることができる黒色の赤外蛍光体
とこの赤外蛍光体を用いたインク組成物並びにこのイン
ク組成物を用いた印刷物を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の赤外蛍光体
は、赤外領域の光を反射もしくは透過する黒色顔料に、
赤外領域の波長に吸収を持つ有機物を担持させている。
【0007】また、この発明のインク組成物は、赤外領
域の光を反射もしくは透過する黒色顔料に、赤外領域の
波長に吸収を持つ有機物を担持させた赤外蛍光体を、結
合剤樹脂とともに含有させて、インク組成物としてい
る。
【0008】さらに、この発明のインク組成物は、赤外
領域の光を反射もしくは透過する黒色顔料を、赤外領域
の波長に吸収を持つ有機物および結合剤樹脂とともに溶
剤中に混合分散して、インク組成物としている。
【0009】また、この発明の印刷物は、赤外領域の光
を反射もしくは透過する黒色顔料に、赤外領域の波長に
吸収を持つ有機物を担持させた赤外蛍光体を、結合剤樹
脂とともに含有させたインク組成物を、ベ−スフィルム
上に印刷または印字して構成されている。
【0010】さらに、この発明のインク組成物は、赤外
領域の光を反射もしくは透過する黒色顔料を、赤外領域
の波長に吸収を持つ有機物および結合剤樹脂とともに溶
剤中に混合分散してなるインク組成物を、ベ−スフィル
ム上に印刷または印字して構成されている。
【0011】
【作用】この発明の赤外蛍光体は、赤外領域の光を反射
もしくは透過する黒色顔料に、赤外領域の波長に吸収を
持つ有機物を担持させているため、これを用いてインク
組成物とし、ベ−スフィルム上に印刷または印字すれ
ば、通常の白黒バ−コ−ドなどに使用してバ−コ−ドス
キャナなどで読み取ることができるとともに、赤外蛍光
体として使用しても読み取ることができる。
【0012】また、赤外領域の光を反射もしくは透過す
る黒色顔料を、赤外領域の波長に吸収を持つ有機物およ
び結合剤樹脂とともに溶剤中に混合分散して、インク組
成物とした場合も、通常の白黒バ−コ−ドなどに使用し
てバ−コ−ドスキャナなどで読み取ることができるとと
もに、赤外蛍光体として使用しても読み取ることができ
る。
【0013】さらに、通常の白黒バ−コ−ドなどに使用
してバ−コ−ドスキャナなどで読み取ることができると
ともに、赤外蛍光体として使用しても読み取ることがで
きる結果、下地の色によって白黒バ−コ−ドの読み取り
が困難になることもなく、さらに、赤外蛍光体の上に重
ねて印刷または印字しても赤外蛍光体を読み取ることが
できる。
【0014】この発明において使用される黒色顔料は、
赤外領域の光を反射もしくは透過するものが好ましく使
用され、たとえば、赤外線を反射するBASF社製;P
ALIOGEN BLACKや、赤外線を透過する大日
精化社製;CROMO FINE BLACKなどが好
適なものとして使用される。
【0015】このような赤外領域の光を反射もしくは透
過する黒色顔料に、赤外領域の波長に吸収を持つ有機物
を担持させると、黒色である上、赤外線が吸収されるこ
となく反射もしくは透過されて赤外蛍光体として作用す
るため、これを用いてインク組成物とし、ベ−スフィル
ム上に印刷または印字して、通常の白黒バ−コ−ドなど
に使用すれば、顔料の黒色によってバ−コ−ドスキャナ
などで読み取ることができ、また、赤外蛍光体として使
用しても読み取ることができる。
【0016】赤外領域の光を反射もしくは透過する黒色
顔料に担持させる赤外領域の波長に吸収を持つ有機物
は、赤外領域に発光を示すものであればいかなる構造の
ものでもよく、たとえば、ポリメチン系色素、アントラ
キノン系色素、ジチオ−ル金属系色素、フタロシアニン
系色素、インドフェノ−ル系色素、アゾ系色素などが好
ましく使用される。
【0017】ポリメチン系色素の具体例としては、コダ
ック・ラボラトリ−ズ・ケミカルズ社製;IR−14
0、IR−125、日本化薬社製;IR−820などが
挙げられ、また、アントラキノン系色素色素の具体例と
しては、日本化薬社製;IR−750などが挙げられ
る。さらに、ジチオ−ル金属系色素の具体例としては、
三井東圧社製;テトラブチルホソホニウムビス(1,2
−ベンゼンチオラ−ト)ニコレ−ト(III)などが挙げら
れ、フタロシアニン系色素の具体例としては、Zn−ナ
フタロシアニンなどが挙げられる。特に、これらの中で
も、単位重量当たりの発光強度が大きい点からIR−1
25、IR−140、IR−750およびIR−820
などがより好ましく使用される。
【0018】このような赤外領域の範囲に吸収を持つ有
機物を担持させる場合の担持量は、特に限定されない
が、赤外領域の光を反射もしくは透過する黒色顔料に対
して、0.001〜10重量%の範囲内であることが好まし
く、 0.001重量%より多いとインク組成物として印刷ま
たは印字し通常の白黒バ−コ−ドなどに使用したときよ
り良好に赤外蛍光体として読み取ることができ、10重
量%以下とすることにより、より白黒バ−コ−ドの出力
が大きくなる。
【0019】このような赤外領域の光を反射もしくは透
過する黒色顔料に、赤外領域の範囲に吸収を持つ有機物
を担持させた黒色の赤外蛍光体を使用したインク組成物
は、この種の黒色の赤外蛍光体を結合剤樹脂および必要
な場合溶剤とともに混合分散して調製される。
【0020】ここで、結合剤樹脂としては、従来一般に
使用されるものがいずれも使用されるが、有機物の担持
性の観点から、特に、ポリビニルアルコ−ル、アクリル
樹脂などが使用される。
【0021】また、必要に応じて使用される溶剤として
は、水、アルコ−ル、ケトン、エステル、エ−テル、芳
香族炭化水素系溶剤、脂肪族炭化水素系溶剤などが単独
でもしくは混合して使用される。
【0022】この他、インク組成物は、赤外領域の光を
反射もしくは透過する黒色顔料を、赤外領域の波長に吸
収を持つ有機物、および結合剤樹脂とともに必要な場合
溶剤中に混合分散することによっても調製され、この場
合は、インク組成物調製中に、赤外領域の波長に吸収を
持つ有機物が、赤外領域の光を反射もしくは透過する黒
色顔料に担持される。
【0023】このようにして調製されるインク組成物
は、インクジェットプリンタ用、スクリ−ン印刷、オフ
セット印刷、グラビア印刷、凸版印刷、タンポン印刷用
等種々の印刷方式により、紙あるいはポリエチレンテレ
フタレ−トなどのプラスチック製ベ−スフィルム上に印
刷され、種々の印刷方式に適用する場合に応じて、分散
剤、消泡剤、界面活性剤、保湿剤および電導性付与剤な
どが使用される。なお、この他、必要に応じて、各種整
色染料、蛍光染料などを併用してもよい。
【0024】
【実施例】次ぎに、この発明の実施例について説明す
る。 実施例1 CROMO FINE BLACK(大日精化社製;黒
色顔料)1重量部を水20重量部に懸濁させ、撹拌しな
がら、これに 0.002重量部のIR820(日本化薬社
製;ポリメチン系色素、吸収波長のピ−ク:816n
m)をエタノ−ル1重量部に溶かした溶液を滴下した。
1時間撹拌後、濾過、乾燥して、黒色赤外蛍光体を得
た。
【0025】次いで、得られた黒色赤外蛍光体を使用
し、 黒色赤外蛍光体 4重量部 ポリビニルアルコ−ル 1 〃 水 16 〃 エチルアルコ−ル 4 〃 の組成物をサンドミルで24時間混合分散してインク組
成物を調製した。そして、このインク組成物を用いて、
インクジェットプリンタ−で紙上に印字した。
【0026】実施例2 PALIOGEN BLACK(BASF社製;黒色顔
料)1重量部を水20重量部に懸濁させ、撹拌しなが
ら、これに 0.005重量部のIR140(コダック・ラボ
ラトリ−ズ・ケミカルズ社製;ポリメチン系色素、吸収
波長のピ−ク:825nm)をジメチルホルムアミド1
重量部に溶かした溶液を滴下した。1時間撹拌後、濾
過、乾燥して、黒色赤外蛍光体を得た。
【0027】次いで、実施例1におけるインク組成物の
調製において、実施例1で使用した黒色赤外蛍光体に代
えて実施例2で得られた黒色赤外蛍光体を同量使用した
以外は、実施例1と同様にしてインク組成物を調製し
た。そして、このインク組成物を用いて、インクジェッ
トプリンタ−で紙上に印字した。
【0028】実施例3 CROMO FINE BLACK(大日精化社製;黒色顔 4 重量部 料) IR820(日本化薬社製;ポリメチン系色素、吸収波長の 0.004 〃 ピ−ク:816nm) ポリビニルアルコ−ル 1 〃 水 16 〃 エチルアルコ−ル 4 〃 この組成物をボ−ルミルで4時間混合分散してインク組
成物を調製した。そして、このインク組成物を用いて、
インクジェットプリンタ−で紙上に印字した。
【0029】実施例4 PALIOGEN BLACK(BASF社製;黒色顔料) 4 重量部 IR140(コダック・ラボラトリ−ズ・ケミカルズ社製; 0.004 〃 ポリメチン系色素、吸収波長のピ−ク:825nm) ポリビニルアルコ−ル 1 〃 水 16 〃 エチルアルコ−ル 4 〃 この組成物をボ−ルミルで8時間混合分散してインク組
成物を調製した。そして、このインク組成物を用いて、
インクジェットプリンタ−で紙上に印字した。
【0030】実施例5 実施例1で得られたインク組成物を用いて、紙上にスク
リ−ン印刷により印刷した。
【0031】比較例1 実施例1におけCROMO FINE BLACK(大
日精化社製;黒色顔料)のみを、比較例1の黒色顔料と
した。
【0032】比較例2 MA−100(三菱化学社製;黒色顔料)を、比較例2
の黒色顔料とした。
【0033】比較例3 実施例3におけるインク組成物の調製において、IR8
20を省いた以外は、実施例3と同様にしてインク組成
物を得た。そして、このインク組成物を用いて、インク
ジェットプリンタ−で紙上に印字した。
【0034】比較例4 実施例4におけるインク組成物の調製において、IR1
40を省いた以外は、実施例4と同様にしてインク組成
物を得た。そして、このインク組成物を用いて、インク
ジェットプリンタ−で紙上に印字した。
【0035】実施例1〜2で得られた赤外蛍光体および
比較例1〜2の黒色顔料を、各々直径5mm、厚み2m
mの円盤状に形成して試料を作製した。この試料を8m
/sec の速度で走査して、市販品のGaAlAs発光ダ
イオ−ドで励起光を照射し、ピンフォトダイオ−ド検出
器で相対強度を検出した。なお、実施例1〜2の赤外蛍
光体については、使用した有機物の励起波長に対応させ
て波長の異なる励起光を照射し、970nmの発光を検
知するSi−PIN光検出器で検出した。但し、励起光
の反射光の影響を防ぐため受光素子の前面に光学フィル
タ(富士写真フィルム社製;IR−94)を用いた。ま
た、黒色の識別を市販品のバ−コ−ド検証機を用いて行
い、識別できる場合を(○)、識別できない場合を
(×)として評価した。下記表1はその結果である。
【0036】
【0037】また、実施例1〜5および比較例3〜4で
得られたインク組成物を使用して紙上に施した印刷また
は印字の読み取り試験を行った。読み取り試験は、8m
/sec の速度で走査して、市販品のGaAlAs発光ダ
イオ−ドで励起光を照射し、ピンフォトダイオ−ド検出
器で相対強度を検出した。なお、実施例1〜5の印刷ま
たは印字については、使用した有機物の励起波長に対応
させて波長の異なる励起光を照射し、970nmの発光
を検知するSi−PIN光検出器で検出した。但し、励
起光の反射光の影響を防ぐため受光素子の前面に光学フ
ィルタ(富士写真フィルム社製;IR−94)を用い
た。また、黒色の識別を市販品のバ−コ−ド検証機を用
いて行い、識別できる場合を(○)、識別できない場合
を(×)として評価した。下記表2はその結果である。
【0038】
【0039】
【発明の効果】上記表1から明らかなように、実施例1
〜2で得られた黒色赤外蛍光体は、比較例1〜2の黒色
顔料に比較し、充分な発光出力を提供することができ、
黒色の識別も良好に行える。
【0040】また、上記表2から明らかなように、実施
例1〜5の黒色赤外蛍光体は、インクジェット用インク
組成物としても有用であり、充分な発光出力が得られ
て、黒色の識別も良好に行える。
【0041】これらのことから、この発明によって得ら
れる黒色赤外蛍光体は、充分な発光出力が得られて、黒
色の識別も良好に行え、これを用いてインク組成物と
し、印字または印刷すれば、通常の白黒バ−コ−ドなど
に使用してバ−コ−ドスキャナなどで読み取ることがで
きるとともに、赤外蛍光体として使用しても読み取るこ
とができることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 11/00 PSZ 11/02 PTF

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外領域の光を反射もしくは透過する黒
    色顔料に、赤外領域の波長に吸収を持つ有機物を担持さ
    せたことを特徴とする赤外蛍光体
  2. 【請求項2】 赤外領域の光を反射もしくは透過する黒
    色顔料に、赤外領域の波長に吸収を持つ有機物を担持さ
    せた赤外蛍光体を、結合剤樹脂とともに含有させたこと
    を特徴とするインク組成物
  3. 【請求項3】 赤外領域の光を反射もしくは透過する黒
    色顔料を、赤外領域の波長に吸収を持つ有機物および結
    合剤樹脂とともに溶剤中に混合分散してなるインク組成
  4. 【請求項4】 インク組成物がインクジェット用インク
    である請求項2または請求項3記載のインク組成物
  5. 【請求項5】 赤外領域の光を反射もしくは透過する黒
    色顔料に、赤外領域の波長に吸収を持つ有機物を担持さ
    せた赤外蛍光体を、結合剤樹脂とともに含有させたイン
    ク組成物を、ベ−スフィルム上に印刷または印字してな
    る印刷物
  6. 【請求項6】 赤外領域の光を反射もしくは透過する黒
    色顔料を、赤外領域の波長に吸収を持つ有機物および結
    合剤樹脂とともに溶剤中に混合分散してなるインク組成
    物を、ベ−スフィルム上に印刷または印字してなる印刷
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