JPH081836Y2 - 裁断機等の加工盤面装置 - Google Patents
裁断機等の加工盤面装置Info
- Publication number
- JPH081836Y2 JPH081836Y2 JP9587491U JP9587491U JPH081836Y2 JP H081836 Y2 JPH081836 Y2 JP H081836Y2 JP 9587491 U JP9587491 U JP 9587491U JP 9587491 U JP9587491 U JP 9587491U JP H081836 Y2 JPH081836 Y2 JP H081836Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board surface
- processing board
- cutting machine
- connecting arm
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は裁断機等の加工盤面装
置、特に往復移動されるフラットコンベアー式加工盤面
装置に関するものである。
置、特に往復移動されるフラットコンベアー式加工盤面
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般的に使用されている裁断機
等の加工盤面装置はベルトコンベアー式、シャトルコン
ベアー式、フラットコンベアー式の3つに分類できる
が、ベルトコンベアー式のものは短棚状の多数の平板状
盤面をエンドレスに接続したもので、平面度を維持する
のが困難であり、シャトルコンベアー式のものは一枚の
平板状盤面をエンドレス通路に沿って上下、水平に移動
して使用するものであり、送り機構が複雑で重量、コス
ト共に大きくなる欠点を有する。
等の加工盤面装置はベルトコンベアー式、シャトルコン
ベアー式、フラットコンベアー式の3つに分類できる
が、ベルトコンベアー式のものは短棚状の多数の平板状
盤面をエンドレスに接続したもので、平面度を維持する
のが困難であり、シャトルコンベアー式のものは一枚の
平板状盤面をエンドレス通路に沿って上下、水平に移動
して使用するものであり、送り機構が複雑で重量、コス
ト共に大きくなる欠点を有する。
【0003】図4は従来のフラットコンベアー式加工盤
面装置を示し、1は裁断機本体、2はフレーム、3はこ
のフレーム2上に設けられた走行レール、4はこの走行
レール3上に走行自在に載置した加工盤面、5はそのガ
イド、6は上記加工盤面4の略中央部に設けられたフロ
ーテイングジョイント、7はこのフローテイングジョイ
ント6を介して上記加工盤面4を上記走行レール3に沿
って往復動せしめるためのシリンダーである。
面装置を示し、1は裁断機本体、2はフレーム、3はこ
のフレーム2上に設けられた走行レール、4はこの走行
レール3上に走行自在に載置した加工盤面、5はそのガ
イド、6は上記加工盤面4の略中央部に設けられたフロ
ーテイングジョイント、7はこのフローテイングジョイ
ント6を介して上記加工盤面4を上記走行レール3に沿
って往復動せしめるためのシリンダーである。
【0004】上記のようなフラットコンベアー式加工盤
面は図5に示すようにその面積の半分を加工エリアとし
残りの半分を被加工物体の取り出し及びセット部分とし
て用いるようにしている。
面は図5に示すようにその面積の半分を加工エリアとし
残りの半分を被加工物体の取り出し及びセット部分とし
て用いるようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】然しながら上記のよう
なフラットコンベアー式加工盤面装置においては加工盤
面の面積が通常1m×2m程度である裁断エリアの2倍
の大きさとなり、平面精度の保持及びその運搬、取り扱
いが困難である欠点があった。またシリンダー7による
加工盤面4の移動方向と走行レール3の方向のづれを補
正するための高価なフローテイングジョイントを使用す
る必要があった。
なフラットコンベアー式加工盤面装置においては加工盤
面の面積が通常1m×2m程度である裁断エリアの2倍
の大きさとなり、平面精度の保持及びその運搬、取り扱
いが困難である欠点があった。またシリンダー7による
加工盤面4の移動方向と走行レール3の方向のづれを補
正するための高価なフローテイングジョイントを使用す
る必要があった。
【0006】本考案は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の裁断機等の加工
盤面装置は所望の加工エリアに対応する大きさの複数の
加工盤面素子と、これら加工盤面素子を遊動自在に連結
せしめる連結腕と、この連結腕を貫通せしめるため連結
腕の外径より所望値だけ大きい内径の孔を有する移動ブ
ラケットと、この移動ブラケットの両側面と上記複数の
加工盤面間に介挿したスプリングと、上記移動ブラケッ
トを往復移動せしめる手段とより成ることを特徴とす
る。
盤面装置は所望の加工エリアに対応する大きさの複数の
加工盤面素子と、これら加工盤面素子を遊動自在に連結
せしめる連結腕と、この連結腕を貫通せしめるため連結
腕の外径より所望値だけ大きい内径の孔を有する移動ブ
ラケットと、この移動ブラケットの両側面と上記複数の
加工盤面間に介挿したスプリングと、上記移動ブラケッ
トを往復移動せしめる手段とより成ることを特徴とす
る。
【0008】
【実施例】以下図面によって本考案の実施例を説明す
る。
る。
【0009】本考案の裁断機等の加工盤面装置において
は図1及び図2に示すように加工盤面4を2部分に分割
して加工盤面素子4a,4bとし、両者の互に対向する
側壁を連結腕8によって遊動自在に連結せしめると共
に、移動ブラケット10に上記連結腕8を遊嵌し、この
移動ブラケット10の両側面と上記加工盤面素子4a,
4bの互に対向する側壁間に夫々スプリング11a,1
1bを介挿し、上記移動ブラケット10をロッドレスシ
リンダー12に連結してこれを往復動せしめるようにす
る。
は図1及び図2に示すように加工盤面4を2部分に分割
して加工盤面素子4a,4bとし、両者の互に対向する
側壁を連結腕8によって遊動自在に連結せしめると共
に、移動ブラケット10に上記連結腕8を遊嵌し、この
移動ブラケット10の両側面と上記加工盤面素子4a,
4bの互に対向する側壁間に夫々スプリング11a,1
1bを介挿し、上記移動ブラケット10をロッドレスシ
リンダー12に連結してこれを往復動せしめるようにす
る。
【0010】上記加工盤面素子4a,4bを連結腕8に
よって遊動自在に連結するためには例えば図3に示すよ
うに加工盤面素子4a,4bの互に対向する側面に上記
連結腕8の外径より大きい内径の貫通孔9a,9bを設
け、この貫通孔9a,9bを貫通した連結腕8の端部に
上記貫通孔9a,9bより大きい外径のフランジ13を
固定せしめる。
よって遊動自在に連結するためには例えば図3に示すよ
うに加工盤面素子4a,4bの互に対向する側面に上記
連結腕8の外径より大きい内径の貫通孔9a,9bを設
け、この貫通孔9a,9bを貫通した連結腕8の端部に
上記貫通孔9a,9bより大きい外径のフランジ13を
固定せしめる。
【0011】なお、上記連結腕8を貫通せしめるため上
記移動ブラケット10に形成した貫通孔14の内径は上
記連結腕8の外径より所望値だけ大きくする。
記移動ブラケット10に形成した貫通孔14の内径は上
記連結腕8の外径より所望値だけ大きくする。
【0012】本考案の裁断機等の加工盤面装置は上記の
ような構成であるからロッドレスシリンダー12を駆動
して移動ブラケット10を例えば図3において左方に移
動せしめればスプリング11aを介して加工盤面素子4
aが左方に移動され、この移動が左側のフランジ13、
連結腕8、右側のフランジ13を介して加工盤面4bに
伝達されるようになる。
ような構成であるからロッドレスシリンダー12を駆動
して移動ブラケット10を例えば図3において左方に移
動せしめればスプリング11aを介して加工盤面素子4
aが左方に移動され、この移動が左側のフランジ13、
連結腕8、右側のフランジ13を介して加工盤面4bに
伝達されるようになる。
【0013】この際たとえロッドレスシリンダー12に
よる移動ブラケット10の移動方向が走行レール3の方
向に完全に一致していない場合でも連結腕8の外周と移
動ブラケット10の貫通孔14間の所定のギャップとス
プリング11a,11bの撓みによって吸収することが
できる。
よる移動ブラケット10の移動方向が走行レール3の方
向に完全に一致していない場合でも連結腕8の外周と移
動ブラケット10の貫通孔14間の所定のギャップとス
プリング11a,11bの撓みによって吸収することが
できる。
【0014】
【考案の効果】上記のように本考案の裁断機等の加工盤
面装置においては加工盤面を面積の小さな加工盤面素子
によって構成したのでその平面精度を高めることがで
き、その運搬、取り扱いが容易になると共に、従来の高
価なフローテイングジョイントを使用する必要がない大
きな利益がある。
面装置においては加工盤面を面積の小さな加工盤面素子
によって構成したのでその平面精度を高めることがで
き、その運搬、取り扱いが容易になると共に、従来の高
価なフローテイングジョイントを使用する必要がない大
きな利益がある。
【図1】本考案の裁断機等の加工盤面装置の斜視図であ
る。
る。
【図2】本考案の裁断機等の加工盤面装置の説明用平面
図である。
図である。
【図3】本考案の裁断機等の加工盤面装置の連結腕部分
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図4】従来の裁断機等の加工盤面装置の斜視図であ
る。
る。
【図5】従来の裁断機等の加工盤面装置の説明用平面図
である。
である。
1 裁断機本体 2 フレーム 3 走行レール 4 加工盤面 4a 加工盤面素子 4b 加工盤面素子 5 ガイド 6 フローテイングジョイント 7 シリンダー 8 連結腕 9a 貫通孔 9b 貫通孔 10 移動ブラケット 11a スプリング 11b スプリング 12 ロッドレスシリンダー 13 フランジ
Claims (1)
- 【請求項1】 所望の加工エリアに対応する大きさの複
数の加工盤面素子と、これら加工盤面素子を遊動自在に
連結せしめる連結腕と、この連結腕を貫通せしめるため
連結腕の外径より所望値だけ大きい内径の孔を有する移
動ブラケットと、この移動ブラケットの両側面と上記複
数の加工盤面間に介挿したスプリングと、上記移動ブラ
ケットを往復移動せしめる手段とより成ることを特徴と
する裁断機等の加工盤面装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9587491U JPH081836Y2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 裁断機等の加工盤面装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9587491U JPH081836Y2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 裁断機等の加工盤面装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539896U JPH0539896U (ja) | 1993-05-28 |
JPH081836Y2 true JPH081836Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=14149495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9587491U Expired - Lifetime JPH081836Y2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 裁断機等の加工盤面装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081836Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP9587491U patent/JPH081836Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0539896U (ja) | 1993-05-28 |
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