JPH0818357B2 - 成形品の良否判別方法 - Google Patents
成形品の良否判別方法Info
- Publication number
- JPH0818357B2 JPH0818357B2 JP4114324A JP11432492A JPH0818357B2 JP H0818357 B2 JPH0818357 B2 JP H0818357B2 JP 4114324 A JP4114324 A JP 4114324A JP 11432492 A JP11432492 A JP 11432492A JP H0818357 B2 JPH0818357 B2 JP H0818357B2
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- Japan
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- molded product
- molded
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- shot
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、射出成形機などの成
形機により成形された合成樹脂成形品のボリューム及び
形状寸法の良否を判別する方法に関するものである。
形機により成形された合成樹脂成形品のボリューム及び
形状寸法の良否を判別する方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】これまでの成形時における成形品の良否
判別は、その殆どがボリュームに関するもので、寸法精
度についての良否判別は、別に準備された計測装置に成
形品を運んで人為的に行うものであった。
判別は、その殆どがボリュームに関するもので、寸法精
度についての良否判別は、別に準備された計測装置に成
形品を運んで人為的に行うものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため成形品の成形
から組付けまでを一連の工程として行うことができず、
成形品の成形から組立ラインへの良品の成形品の供給に
円滑性を欠くことがあった。
から組付けまでを一連の工程として行うことができず、
成形品の成形から組立ラインへの良品の成形品の供給に
円滑性を欠くことがあった。
【０００４】この発明は上記事情から考えられたもので
あって、その目的は、成形品の成形に連続して、成形時
にモニタ値から１ショットを単位として、全てが良品と
判定された成形品の形状精度を測定して良否判別するこ
とにより、上記従来の課題を解決することにある。
あって、その目的は、成形品の成形に連続して、成形時
にモニタ値から１ショットを単位として、全てが良品と
判定された成形品の形状精度を測定して良否判別するこ
とにより、上記従来の課題を解決することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、成形機の生産品管理装置の監視下に成形品を成形
し、その成形品の成形時に該生産品管理装置に入力され
たモニタ値から１ショットを単位として成形品のボリュ
ームの良否判定を行い、ランナー分離後に良品と判定さ
れた１ショットの成形品を計測装置に移送し、その計測
装置の整列機に成形品を整列して、成形品ごとに測定器
により形状を測定して寸法値から良否を判断し、その測
定データをデータ処理装置に入力して良品に関するデー
タを上記生産品管理装置に入力する一方、上記測定器の
判定に従って１ショットの成形品から良品と不良品とを
自動的に分離する、というものである。
は、成形機の生産品管理装置の監視下に成形品を成形
し、その成形品の成形時に該生産品管理装置に入力され
たモニタ値から１ショットを単位として成形品のボリュ
ームの良否判定を行い、ランナー分離後に良品と判定さ
れた１ショットの成形品を計測装置に移送し、その計測
装置の整列機に成形品を整列して、成形品ごとに測定器
により形状を測定して寸法値から良否を判断し、その測
定データをデータ処理装置に入力して良品に関するデー
タを上記生産品管理装置に入力する一方、上記測定器の
判定に従って１ショットの成形品から良品と不良品とを
自動的に分離する、というものである。
【０００６】以下この発明を図示の例により詳細に説明
する。
する。
【０００７】
【実施例】１は合成樹脂製品を成形する射出成形機など
の成形機、２はコンピュータによる成形機１の生産品質
管理装置で、成形条件，不良対策などの良品を射出成形
するのに必要な知識データ３が入力してある。
の成形機、２はコンピュータによる成形機１の生産品質
管理装置で、成形条件，不良対策などの良品を射出成形
するのに必要な知識データ３が入力してある。
【０００８】この生産品質管理装置２には成形機１から
１ショットごとのモニタ値が入力され、このモニタ値に
より必要に応じて成形条件補正指令を成形機１の制御装
置に出力している。また生産品質管理装置２には成形品
の測定データをコンピュータにより処理するデータ処理
装置１２から、形状精度について良品数，全良品測定デ
ータなどが入力されるようになっている。
１ショットごとのモニタ値が入力され、このモニタ値に
より必要に応じて成形条件補正指令を成形機１の制御装
置に出力している。また生産品質管理装置２には成形品
の測定データをコンピュータにより処理するデータ処理
装置１２から、形状精度について良品数，全良品測定デ
ータなどが入力されるようになっている。
【０００９】成形機１による成形品の成形は、上記生産
品質管理装置２の監視下において行われ、成形時のモニ
タ値から１ショット（例えば１０個）を単位として成形
品のボリュームの良否が判定される。成形された１ショ
ットの成形品はその良否にかかわらず、成形機１から取
出機４により取出されてランナーが取り除かれる。この
ランナーは粉砕機５により粉砕して再使用のためにタン
ク６に収められる。
品質管理装置２の監視下において行われ、成形時のモニ
タ値から１ショット（例えば１０個）を単位として成形
品のボリュームの良否が判定される。成形された１ショ
ットの成形品はその良否にかかわらず、成形機１から取
出機４により取出されてランナーが取り除かれる。この
ランナーは粉砕機５により粉砕して再使用のためにタン
ク６に収められる。
【００１０】ランナー分離後に成形品は、成形時におけ
る１ショットごとの上記良否判定に従い、既に良品とし
て判定された成形品は計測装置８に移送される。しかし
不良品と判定された場合には成形品は１ショット分がコ
ンテナー７に排除される。
る１ショットごとの上記良否判定に従い、既に良品とし
て判定された成形品は計測装置８に移送される。しかし
不良品と判定された場合には成形品は１ショット分がコ
ンテナー７に排除される。
【００１１】この計測装置８は成形品９の形状精度を測
定するもので、整列機１０とレザー光線を採用した測定
器１１とからなり、それらは上記データ処理装置１２か
らの指令により成形品９を整列し、また成形品ごとに形
状精度を測定する。この測定は成形品９を回転し、また
エアーシリンダなどにより上下動して行い。僅かな形状
の歪みや寸法誤差等を測定する。
定するもので、整列機１０とレザー光線を採用した測定
器１１とからなり、それらは上記データ処理装置１２か
らの指令により成形品９を整列し、また成形品ごとに形
状精度を測定する。この測定は成形品９を回転し、また
エアーシリンダなどにより上下動して行い。僅かな形状
の歪みや寸法誤差等を測定する。
【００１２】形状精度の測定データは上記データ処理装
置１２に入力され、さらにそのデータ処理装置１２から
上記生産品質管理装置２に良品に関するデータのみが送
られて入力される。生産品質管理装置２では測定を行っ
た成形品９の成形条件との照合がなされ、解析されて、
場合によってはその成形条件を修正する。
置１２に入力され、さらにそのデータ処理装置１２から
上記生産品質管理装置２に良品に関するデータのみが送
られて入力される。生産品質管理装置２では測定を行っ
た成形品９の成形条件との照合がなされ、解析されて、
場合によってはその成形条件を修正する。
【００１３】上記測定器１１により形状精度が測定され
た成形品９は、寸法値による良否判別によって良品と不
良品とに分けられ、良品はストッカー１３に、不良品は
上記コンテナー７に送り出される。また良品については
上記測定時にカウントされ、ストッカーの収容量が所定
数量に達すると、上記データ処理装置１２からの指令で
ラベラー１４により測定データ，数量などを記入した標
識が、ストッカー１３に送り込まれる。
た成形品９は、寸法値による良否判別によって良品と不
良品とに分けられ、良品はストッカー１３に、不良品は
上記コンテナー７に送り出される。また良品については
上記測定時にカウントされ、ストッカーの収容量が所定
数量に達すると、上記データ処理装置１２からの指令で
ラベラー１４により測定データ，数量などを記入した標
識が、ストッカー１３に送り込まれる。
【００１４】
【発明の効果】この発明は上述のように、成形機の生産
品管理装置により１ショットを単位として成形品のボリ
ュームの良否判定を行い、良品と判定された１ショット
の成形品の形状測定を行うので、ボリュームと形状の二
つの計測手段が異なる良否判別を連続して行うことがで
き、また成形品取出し後の計測の手間が形状測定のみで
済むため時間も短縮される。この結果、成形品の取出後
に二つの良否判断を行う場合よりも判別作業が迅速化さ
れ、組立ラインの速度に対応した成形品の供給が可能と
なり、成形品の成形から良否判別，不良品分離，組立ラ
インへの良品供給，組付までの一連の工程を円滑に行う
ことができる。
品管理装置により１ショットを単位として成形品のボリ
ュームの良否判定を行い、良品と判定された１ショット
の成形品の形状測定を行うので、ボリュームと形状の二
つの計測手段が異なる良否判別を連続して行うことがで
き、また成形品取出し後の計測の手間が形状測定のみで
済むため時間も短縮される。この結果、成形品の取出後
に二つの良否判断を行う場合よりも判別作業が迅速化さ
れ、組立ラインの速度に対応した成形品の供給が可能と
なり、成形品の成形から良否判別，不良品分離，組立ラ
インへの良品供給，組付までの一連の工程を円滑に行う
ことができる。
【００１５】また測定データをデータ処理装置に入力し
て上記生産品管理装置に入力するので、生産品質管理装
置により成形条件を形状精度が良好な成形品が得られる
条件に補正することができ、これにより成形ロスを減少
させることができる。
て上記生産品管理装置に入力するので、生産品質管理装
置により成形条件を形状精度が良好な成形品が得られる
条件に補正することができ、これにより成形ロスを減少
させることができる。
【図１】この発明に係る成形品の良否判別方法の工程を
示す説明図である。
示す説明図である。
１ 成形機 ２ 生産品質管理装置 ３ 知識データ ４ 取出機 ８ 計測装置 ９ 成形品 １０ 整列機 １１ 測定器 １２ データ処理装置 １３ ストッカ １４ ラベラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 合葉修司 長野県埴科郡坂城町大字南条2110番地 日 精樹脂工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−220180（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−128822（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】 成形機の生産品管理装置の監視下に成形
品を成形し、その成形品の成形時に該生産品管理装置に
入力されたモニタ値から１ショットを単位として成形品
のボリュームの良否判定を行い、ランナー分離後に良品
と判定された１ショットの成形品を計測装置に移送し、
その計測装置の整列機に成形品を整列して、成形品ごと
に測定器により形状を測定して寸法値から良否を判断
し、その測定データをデータ処理装置に入力して良品に
関するデータを上記生産品管理装置に入力する一方、上
記測定器の判定に従って１ショットの成形品から良品と
不良品とを自動的に分離することを特徴とする成形品の
良否判別方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4114324A JPH0818357B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 成形品の良否判別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4114324A JPH0818357B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 成形品の良否判別方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05286007A JPH05286007A (ja) | 1993-11-02 |
| JPH0818357B2 true JPH0818357B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=14634986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4114324A Expired - Fee Related JPH0818357B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 成形品の良否判別方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0818357B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000061350A1 (en) * | 1999-04-14 | 2000-10-19 | Pressco Technology Inc. | Method and apparatus for handling parts ejected from an injection molding machine |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60220180A (ja) * | 1984-04-17 | 1985-11-02 | 東芝機械株式会社 | 自動製品検査手段を組入れた成形品製造ライン |
| JPH0698656B2 (ja) * | 1988-11-09 | 1994-12-07 | 東芝機械株式会社 | 射出成形機のモニタリングデータの最適許容値設定方法および装置 |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP4114324A patent/JPH0818357B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05286007A (ja) | 1993-11-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |