JPH08183492A - 自転車用連動変速操作機構 - Google Patents
自転車用連動変速操作機構Info
- Publication number
- JPH08183492A JPH08183492A JP33878494A JP33878494A JPH08183492A JP H08183492 A JPH08183492 A JP H08183492A JP 33878494 A JP33878494 A JP 33878494A JP 33878494 A JP33878494 A JP 33878494A JP H08183492 A JPH08183492 A JP H08183492A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- shift
- interlocking
- shift operation
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ハンドル内の2か所のグリップ位置から変速操
作ができる。 【構成】ハンドル1に配置されケーブル12内のワイヤ
を引っ張って変速する自転車用変速装置において、変速
操作レバー11を操作して所望の変速を選択する。変速
操作レバー11はリヤー変速操作装置10内の位置決め
手段により位置決めされる。変速操作レバー11の作動
は、変速操作レバー11と距離を置いて配置されたハン
ドル1内の連動変速レバー22とプッシュプルケーブル
13により連動されているので、連動変速レバー22も
同時に作動される。
作ができる。 【構成】ハンドル1に配置されケーブル12内のワイヤ
を引っ張って変速する自転車用変速装置において、変速
操作レバー11を操作して所望の変速を選択する。変速
操作レバー11はリヤー変速操作装置10内の位置決め
手段により位置決めされる。変速操作レバー11の作動
は、変速操作レバー11と距離を置いて配置されたハン
ドル1内の連動変速レバー22とプッシュプルケーブル
13により連動されているので、連動変速レバー22も
同時に作動される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自転車用連動変速操作機
構に関する。更に詳しくは、同一ハンドル内の2グリッ
プ位置に変速レバーを配置して、この両者を連動させた
自転車用連動変速操作機構に関する。
構に関する。更に詳しくは、同一ハンドル内の2グリッ
プ位置に変速レバーを配置して、この両者を連動させた
自転車用連動変速操作機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自転車はフロントに多段のフロント・チ
ェインホイールと、リヤーに多段のスプロケットを備え
この間をチェーンで連結され回転トルクを伝達する。走
行速度に応じて、チェーンを掛け渡す多段のフロント・
チェインホイール及び多段のスプロケットから選択して
最適なギャー比を選択する。この変速操作は通常ハンド
ルのグリップ位置から操作できる変速操作装置の変速レ
バーを操作して行う。
ェインホイールと、リヤーに多段のスプロケットを備え
この間をチェーンで連結され回転トルクを伝達する。走
行速度に応じて、チェーンを掛け渡す多段のフロント・
チェインホイール及び多段のスプロケットから選択して
最適なギャー比を選択する。この変速操作は通常ハンド
ルのグリップ位置から操作できる変速操作装置の変速レ
バーを操作して行う。
【0003】一方、例えばダウンヒル型ハンドルは、自
転車のハンドルのグリップ位置は通常の速度で走る位置
と、風の抵抗を防ぐために坂道などの高速で走る位置で
異なる。しかしながら、変速操作装置は特定のグリップ
位置にしか配置されていないので、グリップ位置を変え
るとその位置からは変速できないので、変速のためにグ
リップ位置を持ち変える必要がある。
転車のハンドルのグリップ位置は通常の速度で走る位置
と、風の抵抗を防ぐために坂道などの高速で走る位置で
異なる。しかしながら、変速操作装置は特定のグリップ
位置にしか配置されていないので、グリップ位置を変え
るとその位置からは変速できないので、変速のためにグ
リップ位置を持ち変える必要がある。
【0004】このグリップ位置の持ち変えは時間的なロ
スタイムであり、かつ前記した2位置にグリップを配置
した機能から考えても操作性を損なう。
スタイムであり、かつ前記した2位置にグリップを配置
した機能から考えても操作性を損なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な技術背景で発明されたもりであり、次の目的を達成す
る。
な技術背景で発明されたもりであり、次の目的を達成す
る。
【0006】本発明の目的は、ハンドル内の2か所のグ
リップ位置から変速操作できる自転車用連動変速操作機
構を提供することにある。
リップ位置から変速操作できる自転車用連動変速操作機
構を提供することにある。
【0007】本発明の更に他の目的は、迅速な変速操作
ができる自転車用連動変速操作機構を提供することにあ
る。
ができる自転車用連動変速操作機構を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を達
成するために、次のような手段を採る。
成するために、次のような手段を採る。
【0009】すなわち第1の本発明は、ハンドルに配置
されケーブル内のワイヤによって操作して変速する自転
車用変速装置において、選択された複数位置に前記ワイ
ヤを操作するための第1変速レバーと、各前記複数位置
に前記第1変速レバーを位置決めするための位置決め手
段を有し、前記ハンドルに配置された第1変速レバー機
構と、前記ハンドル内で、かつ前記第1変速レバーと距
離を置いて配置された第2変速レバーと、前記第1変速
レバーと第2変速レバーとを連動して変速操作をするた
めのレバー連動手段とからなる自転車用連動変速操作機
構である。
されケーブル内のワイヤによって操作して変速する自転
車用変速装置において、選択された複数位置に前記ワイ
ヤを操作するための第1変速レバーと、各前記複数位置
に前記第1変速レバーを位置決めするための位置決め手
段を有し、前記ハンドルに配置された第1変速レバー機
構と、前記ハンドル内で、かつ前記第1変速レバーと距
離を置いて配置された第2変速レバーと、前記第1変速
レバーと第2変速レバーとを連動して変速操作をするた
めのレバー連動手段とからなる自転車用連動変速操作機
構である。
【0010】第2の本発明は、ハンドルに配置されケー
ブル内のワイヤによって操作して変速する自転車用変速
装置において、選択された複数位置に前記ワイヤを巻き
取るワイヤ巻胴と、各前記複数位置に前記ワイヤ巻胴を
位置決めするための位置決め手段を有し、前記ハンドル
に配置された第1変速レバー機構と、前記ハンドル内
で、かつ前記第1変速レバーと距離を置いて配置された
第2変速レバーと、前記ワイヤ巻胴と前記第2変速レバ
ーとを連動して変速操作をするためのレバー連動手段と
からなる自転車用連動変速操作機構である。
ブル内のワイヤによって操作して変速する自転車用変速
装置において、選択された複数位置に前記ワイヤを巻き
取るワイヤ巻胴と、各前記複数位置に前記ワイヤ巻胴を
位置決めするための位置決め手段を有し、前記ハンドル
に配置された第1変速レバー機構と、前記ハンドル内
で、かつ前記第1変速レバーと距離を置いて配置された
第2変速レバーと、前記ワイヤ巻胴と前記第2変速レバ
ーとを連動して変速操作をするためのレバー連動手段と
からなる自転車用連動変速操作機構である。
【0011】前記レバー連動手段がプッシュプルケーブ
ルで前記第1変速レバーと第2変速レバーとを連動させ
ると良い。
ルで前記第1変速レバーと第2変速レバーとを連動させ
ると良い。
【0012】
【作用】ハンドルに配置されケーブル内のワイヤを引っ
張って変速する自転車用変速装置において、第1変速レ
バーを押し引きして所望の変速を選択するために変速比
を選択する。第1変速レバーは第1変速レバー機構内の
位置決め手段により位置決めされる。第1変速レバーの
作動は、第1変速レバーと距離を置いて配置されたハン
ドル内の第2変速レバーと連動手段により連動されてい
るので、第2変速レバーも同時に作動される。
張って変速する自転車用変速装置において、第1変速レ
バーを押し引きして所望の変速を選択するために変速比
を選択する。第1変速レバーは第1変速レバー機構内の
位置決め手段により位置決めされる。第1変速レバーの
作動は、第1変速レバーと距離を置いて配置されたハン
ドル内の第2変速レバーと連動手段により連動されてい
るので、第2変速レバーも同時に作動される。
【0013】
【実施例】この発明の実施例を図面を参照しながら以下
に説明する。図1は本発明の自転車用連動変速操作機構
を搭載したハンドルの斜投影図である。図2は変速操作
レバーと連動変速レバーとを連動させるプッシュプルケ
ーブルをハンドルに固定する取付具を示す正面図であ
る。
に説明する。図1は本発明の自転車用連動変速操作機構
を搭載したハンドルの斜投影図である。図2は変速操作
レバーと連動変速レバーとを連動させるプッシュプルケ
ーブルをハンドルに固定する取付具を示す正面図であ
る。
【0014】図1に示すハンドル1はマウテンバイク用
のハンドルである。水平に配置されたステム部材2は自
転車のヘッドパイプ(図示せず)に連結されている。ス
テム部材2の一端のステムブラケット3にはクロス部材
4が固定されている。クロス部材4は金属製のパイプで
作られており、両端は約90度に曲げられ、この部分は
側方グリップ部5,6を構成する。
のハンドルである。水平に配置されたステム部材2は自
転車のヘッドパイプ(図示せず)に連結されている。ス
テム部材2の一端のステムブラケット3にはクロス部材
4が固定されている。クロス部材4は金属製のパイプで
作られており、両端は約90度に曲げられ、この部分は
側方グリップ部5,6を構成する。
【0015】クロス部材4には円筒状で合成樹脂製のグ
リップ部材7,8が配置されている。グリップ部材7,
8は、通常の走行時のハンドル操作のとき握って運転操
作するためのものである。グリップ部材7,8の横位置
にはフロント変速操作装置9及びリヤー変速操作装置1
0が配置されている。フロント変速操作装置9は、フロ
ントに配置されたチェーンを掛け渡すためのチェーンホ
イール(図示せず。)を選択するためのものである。
リップ部材7,8が配置されている。グリップ部材7,
8は、通常の走行時のハンドル操作のとき握って運転操
作するためのものである。グリップ部材7,8の横位置
にはフロント変速操作装置9及びリヤー変速操作装置1
0が配置されている。フロント変速操作装置9は、フロ
ントに配置されたチェーンを掛け渡すためのチェーンホ
イール(図示せず。)を選択するためのものである。
【0016】リヤー変速操作装置10は、リヤーに配置
された多段スプロケット(図示せず。)を選択するため
のものである。リヤー変速操作装置10の構造、機能の
詳細については後記する。リヤー変速操作装置10の変
速操作レバー11は、これを回動操作することによりケ
ーブル12内のワイヤを引っ張りリヤー・ディレイラー
(図示せず)を駆動し変速する。
された多段スプロケット(図示せず。)を選択するため
のものである。リヤー変速操作装置10の構造、機能の
詳細については後記する。リヤー変速操作装置10の変
速操作レバー11は、これを回動操作することによりケ
ーブル12内のワイヤを引っ張りリヤー・ディレイラー
(図示せず)を駆動し変速する。
【0017】変速操作レバー11の中間部には、プッシ
ュプルケーブル13のプッシュプルワイヤ14の一端が
玉継手16で連結されている。プッシュプルケーブル1
3のプッシュプルワイヤ14は、押しても引いても駆動
操作が出来る公知のものである。玉継手16はワイヤ1
4の一端が球形で、変速操作レバー11側はこれを包む
形のソケットが固定されているものであり公知の構造で
ある。このため変速操作レバー11のいかなる角度でも
プッシュプルワイヤ14と変速操作レバー11を接続す
ることが出来る。
ュプルケーブル13のプッシュプルワイヤ14の一端が
玉継手16で連結されている。プッシュプルケーブル1
3のプッシュプルワイヤ14は、押しても引いても駆動
操作が出来る公知のものである。玉継手16はワイヤ1
4の一端が球形で、変速操作レバー11側はこれを包む
形のソケットが固定されているものであり公知の構造で
ある。このため変速操作レバー11のいかなる角度でも
プッシュプルワイヤ14と変速操作レバー11を接続す
ることが出来る。
【0018】プッシュプルケーブル13のアウターケー
シング15の中間部は、環状のケーブル把持具17によ
り把持されており、更にケーブル把持具17は板状の固
定金具18の下部に固定されている。固定金具18の上
部はグリップ部材8の一端にナット19で固定されてい
る。プッシュプルケーブル13の他端は連動レバーケー
ス20に接続されている。
シング15の中間部は、環状のケーブル把持具17によ
り把持されており、更にケーブル把持具17は板状の固
定金具18の下部に固定されている。固定金具18の上
部はグリップ部材8の一端にナット19で固定されてい
る。プッシュプルケーブル13の他端は連動レバーケー
ス20に接続されている。
【0019】図5は連動レバーケースの内部断面図であ
る。連動レバーケース20のプッシュプルケーブル13
の入口には、ケーブル調整ユニット21が設けてあり、
ケーブル調整ユニット21にはアウターケーシング15
とその内部のプッシュプルケーブル13とを相対移動さ
せて連動変速操作レバー22の角度位置を微調整するた
めのものである。連動変速操作レバー22は、連動レバ
ーケース20の中心位置に中心軸23を中心として揺動
できる。
る。連動レバーケース20のプッシュプルケーブル13
の入口には、ケーブル調整ユニット21が設けてあり、
ケーブル調整ユニット21にはアウターケーシング15
とその内部のプッシュプルケーブル13とを相対移動さ
せて連動変速操作レバー22の角度位置を微調整するた
めのものである。連動変速操作レバー22は、連動レバ
ーケース20の中心位置に中心軸23を中心として揺動
できる。
【0020】連動変速操作レバー22の一端にはプッシ
ュプルケーブル13の一端が前記したものと同一の玉継
手24を介して連結されている。連動変速操作レバー2
2の他端は、指で操作するための操作部25がL字状に
曲げられて設けられている。以上の説明から理解される
ように、変速操作レバー11を作動させると、この作動
がプッシュプルケーブル13を作動させて連動変速操作
レバー22を連動させるので、変速操作を変速操作レバ
ー11又は連動変速操作レバー22からでも出来る。
ュプルケーブル13の一端が前記したものと同一の玉継
手24を介して連結されている。連動変速操作レバー2
2の他端は、指で操作するための操作部25がL字状に
曲げられて設けられている。以上の説明から理解される
ように、変速操作レバー11を作動させると、この作動
がプッシュプルケーブル13を作動させて連動変速操作
レバー22を連動させるので、変速操作を変速操作レバ
ー11又は連動変速操作レバー22からでも出来る。
【0021】リヤー変速操作装置10 図3はリヤー変速操作装置の内部を示す断面図である。
図4は図3のIV−IV線で切断したときの変速レバー
の一部断面図である。台座30は本体を構成するもので
あり、クロス部材4にバンド部材31により固定され
る。バンド部材31の一端は軸32で揺動自在に台座3
0に設けられ、その他端はボルト33でクロス部材4に
固定される。
図4は図3のIV−IV線で切断したときの変速レバー
の一部断面図である。台座30は本体を構成するもので
あり、クロス部材4にバンド部材31により固定され
る。バンド部材31の一端は軸32で揺動自在に台座3
0に設けられ、その他端はボルト33でクロス部材4に
固定される。
【0022】台座30には固定ボルト34がねじ穴35
にねじ込まれている。台座30と固定ボルト34との間
には、底蓋36、座金37及び板バネ38が固定されて
いる。底蓋36は底のカバーであり、板バネ38は位置
決めボール39を押圧するためのものである。板バネ3
8は円板状の形をしていて、位置決めボール39を位置
決めし保持するためのボール保持孔40が半径方向に形
成されている(図6参照)。
にねじ込まれている。台座30と固定ボルト34との間
には、底蓋36、座金37及び板バネ38が固定されて
いる。底蓋36は底のカバーであり、板バネ38は位置
決めボール39を押圧するためのものである。板バネ3
8は円板状の形をしていて、位置決めボール39を位置
決めし保持するためのボール保持孔40が半径方向に形
成されている(図6参照)。
【0023】したがって、位置決めボール39はボール
保持孔40の半径方向にのみ移動が許容されている。位
置決めボール39を挾んで板バネ38と反対方向には位
置決め板41が配置され、位置決め板41は回動円筒部
材42の端面に一体に固定されている。位置決め板41
の外周位置には3個の位置決め孔46とこれと180度
異なる位置決め孔46が形成され、合計6個の位置決め
孔46が形成されている。3個の位置決め孔46は、リ
ヤー変速装置の変速比のローL、ミドルM、トップTの
位置である。
保持孔40の半径方向にのみ移動が許容されている。位
置決めボール39を挾んで板バネ38と反対方向には位
置決め板41が配置され、位置決め板41は回動円筒部
材42の端面に一体に固定されている。位置決め板41
の外周位置には3個の位置決め孔46とこれと180度
異なる位置決め孔46が形成され、合計6個の位置決め
孔46が形成されている。3個の位置決め孔46は、リ
ヤー変速装置の変速比のローL、ミドルM、トップTの
位置である。
【0024】3個の位置決め孔46に1個の位置決めボ
ール39、合計2個の位置決めボール39が挿入されて
いる。位置決め板41の位置決め孔46の内周には環状
にフリクション部47が形成されている。台座30の円
筒部30aにはクランプリング50が摺動回動自在に配
置されている。クランプリング50には円周方向にボー
ル保持孔51が形成され、ボール保持孔51に位置決め
ボール39が保持される。
ール39、合計2個の位置決めボール39が挿入されて
いる。位置決め板41の位置決め孔46の内周には環状
にフリクション部47が形成されている。台座30の円
筒部30aにはクランプリング50が摺動回動自在に配
置されている。クランプリング50には円周方向にボー
ル保持孔51が形成され、ボール保持孔51に位置決め
ボール39が保持される。
【0025】ボール保持孔51の中心位置は半径方向に
拡大されている。このためボール保持孔51内の位置決
めボール39はクランプリング50を回転させることに
より半径方向に移動させられ、位置決め板41のフリク
ション部47に移動しクランプされる。回動円筒部材4
2は台座30の円筒部30aの部分に摺動回動自在に配
置されている。
拡大されている。このためボール保持孔51内の位置決
めボール39はクランプリング50を回転させることに
より半径方向に移動させられ、位置決め板41のフリク
ション部47に移動しクランプされる。回動円筒部材4
2は台座30の円筒部30aの部分に摺動回動自在に配
置されている。
【0026】回動円筒部材42と台座30の間には、コ
イル状の捩りバネ43が配置され、その一端が回動円筒
部材42に固定され、他端は台座30に固定されていま
す。捩りバネ43はリヤー変速機(図示せず)のリター
ンバネ(図示せず)の付勢力の反対方向に付勢して、変
速操作レバー11の操作に要するトルクを均一にするも
のである。
イル状の捩りバネ43が配置され、その一端が回動円筒
部材42に固定され、他端は台座30に固定されていま
す。捩りバネ43はリヤー変速機(図示せず)のリター
ンバネ(図示せず)の付勢力の反対方向に付勢して、変
速操作レバー11の操作に要するトルクを均一にするも
のである。
【0027】回動円筒部材42の外周にはワイヤ巻胴4
4が固定されている。ワイヤ巻胴44の外周はU字状の
凹部45が形成されており、凹部45は図4に示すよう
に半径方向の距離が角度位置により異なる。ワイヤ巻胴
44には一体に変速操作レバー11が設けられており、
この変速操作レバー11を回転駆動することによりワイ
ヤ巻胴44を回すことができる。
4が固定されている。ワイヤ巻胴44の外周はU字状の
凹部45が形成されており、凹部45は図4に示すよう
に半径方向の距離が角度位置により異なる。ワイヤ巻胴
44には一体に変速操作レバー11が設けられており、
この変速操作レバー11を回転駆動することによりワイ
ヤ巻胴44を回すことができる。
【0028】ワイヤ巻胴44の凹部45は、プッシュプ
ルケーブル13を巻くためのものであり、半径方向の距
離が角度位置により異なるので変速操作レバー11を操
作したとき角度位置によりレバー比が異なる。
ルケーブル13を巻くためのものであり、半径方向の距
離が角度位置により異なるので変速操作レバー11を操
作したとき角度位置によりレバー比が異なる。
【0029】リヤー変速操作装置10の作動 リヤー変速装置を作動させるために変速操作レバー11
を操作して、ワイヤ巻胴44を回す。ワイヤ巻胴44を
回すと、プッシュプルケーブル13を凹部45に巻き付
けてプッシュプルケーブル13を引っ張り、必要な変速
を行う。ワイヤ巻胴44を回すと、同時にこれと一体の
回動円筒部材42及び位置決め板41も回動される。位
置決めボール39は、ボール保持孔40により半径方向
の移動のみは許容されるが、クランプリング50のボー
ル保持孔51により半径方向の移動は出来ないので結局
移動できない。
を操作して、ワイヤ巻胴44を回す。ワイヤ巻胴44を
回すと、プッシュプルケーブル13を凹部45に巻き付
けてプッシュプルケーブル13を引っ張り、必要な変速
を行う。ワイヤ巻胴44を回すと、同時にこれと一体の
回動円筒部材42及び位置決め板41も回動される。位
置決めボール39は、ボール保持孔40により半径方向
の移動のみは許容されるが、クランプリング50のボー
ル保持孔51により半径方向の移動は出来ないので結局
移動できない。
【0030】前記回動により位置決め板41の次の位置
決め孔46に、停止している位置決めボール39が挿入
位置決めされる。すなわち、最初の位置がローL位置で
あれば、次のミドルMに変速操作レバー11、巻胴4
4、回動円筒部材42及び位置決め板41が位置決めさ
れる。
決め孔46に、停止している位置決めボール39が挿入
位置決めされる。すなわち、最初の位置がローL位置で
あれば、次のミドルMに変速操作レバー11、巻胴4
4、回動円筒部材42及び位置決め板41が位置決めさ
れる。
【0031】この位置決めを無段階で行うには次の操作
を行う。クランプリング50を回すとボール保持孔51
により位置決めボール39が半径方向に移動されフリク
ション部47に移る。フリクション部47により位置決
めボール39は位置決め板41を固定する。位置決め板
41は回ることができないので任意の位置で回動円筒部
材42を固定できる。
を行う。クランプリング50を回すとボール保持孔51
により位置決めボール39が半径方向に移動されフリク
ション部47に移る。フリクション部47により位置決
めボール39は位置決め板41を固定する。位置決め板
41は回ることができないので任意の位置で回動円筒部
材42を固定できる。
【0032】[その他の実施例]前記実施例では、プッ
シュプルケーブル13で変速操作レバー11と連動変速
操作レバー22とを連動させている。この連動はロッド
等の硬い部材で連動させても良い。
シュプルケーブル13で変速操作レバー11と連動変速
操作レバー22とを連動させている。この連動はロッド
等の硬い部材で連動させても良い。
【0033】前記実施例では、変速操作レバー11と連
動変速操作レバー22とプッシュプルケーブル13で連
動させているが、この連動を他の方法でも良い。例え
ば、ワイヤ巻胴44と連動変速操作レバー22とをロッ
ドで連結する方法、ワイヤ巻胴44と連動変速操作レバ
ー22で駆動される巻胴(ワイヤなし)とをロッド又は
プッシュプルケーブルで連結する方法であっても良い。
動変速操作レバー22とプッシュプルケーブル13で連
動させているが、この連動を他の方法でも良い。例え
ば、ワイヤ巻胴44と連動変速操作レバー22とをロッ
ドで連結する方法、ワイヤ巻胴44と連動変速操作レバ
ー22で駆動される巻胴(ワイヤなし)とをロッド又は
プッシュプルケーブルで連結する方法であっても良い。
【0034】このときの変速操作レバー11と連動変速
操作レバー22は、操作の度に元の位置に戻らないタイ
プであっても良い。
操作レバー22は、操作の度に元の位置に戻らないタイ
プであっても良い。
【0035】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明は変速操作
レバーを操作すると、これに連動して連動変速操作レバ
ーも作動するので同一ハンドル内の2位置で変速操作を
迅速に出来る。
レバーを操作すると、これに連動して連動変速操作レバ
ーも作動するので同一ハンドル内の2位置で変速操作を
迅速に出来る。
【図1】図1は、本発明の自転車用連動変速操作機構を
搭載したハンドルの斜投影図である。
搭載したハンドルの斜投影図である。
【図2】図2は、変速操作レバーと連動変速操作レバー
とを連動させるプッシュプルケーブルをハンドルに固定
する取付具を示す正面図である。
とを連動させるプッシュプルケーブルをハンドルに固定
する取付具を示す正面図である。
【図3】図3は、リヤー変速操作装置の内部を示す断面
図である。
図である。
【図4】図4は、図3のIV−IV線で切断したときの変速
レバーの一部断面図である。
レバーの一部断面図である。
【図5】図5は、連動レバーケースの内部断面図であ
る。
る。
【図6】図6は、板バネの平面図である。
【図7】図7は、位置決め板の平面図である。
【図8】図8は、クランプリングの平面図である。
1…ハンドル 2…ステム部材 3…ステムブラケット 4…クロス部材 9…フロント変速操作装置 10…リヤー変速操作装置 11…変速操作レバー 13…プッシュプルケーブル 22…連動変速レバー
Claims (3)
- 【請求項1】ハンドルに配置されケーブル内のワイヤに
よって操作して変速する自転車用変速装置において、 選択された複数位置に前記ワイヤを操作するための第1
変速レバーと、 各前記複数位置に前記第1変速レバーを位置決めするた
めの位置決め手段を有し、前記ハンドルに配置された第
1変速レバー機構と、 前記ハンドル内で、かつ前記第1変速レバーと距離を置
いて配置された第2変速レバーと、 前記第1変速レバーと第2変速レバーとを連動して変速
操作をするためのレバー連動手段とからなる自転車用連
動変速操作機構。 - 【請求項2】ハンドルに配置されケーブル内のワイヤに
よって操作して変速する自転車用変速装置において、 選択された複数位置に前記ワイヤを巻き取るワイヤ巻胴
と、 各前記複数位置に前記ワイヤ巻胴を位置決めするための
位置決め手段を有し、前記ハンドルに配置された第1変
速レバー機構と、 前記ハンドル内で、かつ前記第1変速レバーと距離を置
いて配置された第2変速レバーと、 前記ワイヤ巻胴と前記第2変速レバーとを連動して変速
操作をするためのレバー連動手段とからなる自転車用連
動変速操作機構。 - 【請求項3】請求項1又は2において、 前記レバー連動手段がプッシュプルケーブルで前記第1
変速レバーと第2変速レバーとを連動させることを特徴
とする自転車用連動変速操作機構。
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DE69524191T DE69524191T3 (de) | 1994-12-28 | 1995-12-28 | Gangschaltapparat für ein Fahrrad |
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JP33878494A JP2968445B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 自転車用連動変速操作機構 |
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- 1995-12-28 CN CN95121143A patent/CN1054582C/zh not_active Expired - Fee Related
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US5850761A (en) * | 1996-12-17 | 1998-12-22 | Shimano Inc. | Brake operating device for handle bar and bar ends |
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CN1135437A (zh) | 1996-11-13 |
TW317264U (en) | 1997-10-01 |
CN1054582C (zh) | 2000-07-19 |
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