JPH0818219B2 - ワーク把持装置 - Google Patents

ワーク把持装置

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JPH0818219B2
JPH0818219B2 JP63321986A JP32198688A JPH0818219B2 JP H0818219 B2 JPH0818219 B2 JP H0818219B2 JP 63321986 A JP63321986 A JP 63321986A JP 32198688 A JP32198688 A JP 32198688A JP H0818219 B2 JPH0818219 B2 JP H0818219B2
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JP
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rod
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rear end
closing
compression spring
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JP63321986A
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JPH02167646A (ja
Inventor
勝彦 原田
和夫 川野
Original Assignee
富士バルブ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多くの工程を経て製作される、たとえばエ
ンジンバルブ等のワークを把持して、各工程における工
作機等に、自動的に供給する装置におけるワーク把持装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
前工程の終わったワークを把持して、その工作機より
次工程の工作機に供給する従来のワーク把持装置は、待
期位置よりワークに向かって前進し、所定位置に停止し
てワークを挟持して取り出し、ついで次工程の工作機ま
で移動してワークを供給した後、待期位置に後退するよ
うになっており、装置の前後移動とワークの把持動作に
は、別個の駆動装置が使用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記したような従来の装置は、大型かつ複雑であると
ともに、ワークの取り出しと供給に時間がかかって、生
産性が低かった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、ベースに、前後方向を向く互いに平行な開
閉杆と押出杆とを前後方向に摺動自在に貫設し、前記ベ
ースの後方において、適宜の駆動装置により前進後退さ
せるようにした押圧板に、前記開閉杆の後端部を摺動自
在に貫通させるとともに、開閉杆の後端部に前方への抜
け外れ防止用のストッパを設け、前記押圧板の前面とそ
の前方における開閉杆の適所に設けたばね受け面との間
に第1圧縮ばねを縮設し、前記押出杆の後端に穿設した
有底孔内に、後端を前記押圧板の前面に当着した摺動杆
を摺動自在に嵌合するとともに、有底孔の奥端と摺動杆
の前端との間に第2圧縮ばねを縮設し、前記押出杆の前
端部に固着した取付板に、互いに対向する少なくとも1
対の回動フィンガーの中間部を枢着し、各回動フィンガ
ーの後部に穿設した互いに後方に向かってハ字状に拡開
する長孔に、前記開閉杆の前端に案内ピンをもって中間
部が枢支された左右方向を向く開閉杆の両端部に貫設し
た係合ピンを係合し、かつ前記案内ピン及び係合ピン
を、前記取付板に穿設した前後に長手の案内長孔に嵌合
したことを特徴とするワーク把持装置により、単に押圧
板を前進後退させることにより、ワークを把持しあるい
は離すようにして、上述の課題の解決を図ったものであ
る。
〔作 用〕
適宜の駆動装置により、待期位置にある本発明装置の
押圧板を前進させると、まず押圧杆のストッパがベース
の後面に当接するまで、ベース以外の各部材は、待期時
の状態を保ったまま前進し、両回動フィンガーの前端部
は、前工程の終了したワークの左右両側方に位置する。
押出杆のストッパがベースに当接すると、押出杆の前
進は停止し、第2圧縮ばねが圧縮されることにより、摺
動杆が有底孔内に漸次深く進入し、かつ開閉杆のみが、
第1圧縮ばねを介して、押圧板により前方に押圧されて
前進する。
開閉杆が押出杆に対して過剰に前進すると、係合ピン
が開閉板とともに前進し、各回動フィンガーの長孔の側
面を外方に押しつつ摺動することにより、両回動フィン
ガーの後部は両側方に押し開かれ、その前端部でワーク
を把持する。
ワークを把持した状態で、ベースを適宜の手段により
所望位置まで移動させた後、押圧板を後退させると、上
述と逆の作用により、両回動フィンガーが開いてワーク
を離した後、ベース以外の部材は待期位置まで後退す
る。
〔実施例〕
図面は本発明の一実施例を示すもので、適宜の移動装
置(1)の上端に固着されて、昇降および側方移動す
る、左右方向を向く可動のベース(2)の中央と両側端
には、それぞれ、前後方向を向いて互に平行をなす1本
の押出杆(3)と1対の開閉杆(4)とが、前後方向に
摺動自在に貫設されている。
両開閉杆(4)(4)の後部に形成した小径部(4a)
(4a)は、ベース(2)と平行をなす押圧板(5)の両
端部を前後方向に貫通し、各小径部(4a)の後端に、ス
トッパであるナット(6)(6)を螺着することによ
り、開閉杆(4)は、押圧板より前方への抜け外れが防
止されている。
各開閉杆(4)における小径部(4a)の前端の段部に
より形成されたばね受け面(4b)と押圧板(5)の前面
との間には、第1圧縮ばね(7)が縮設されている。
押出杆(3)の後端には、ストッパであるフランジ
(8)が連設され、かつ後面よる有底孔(9)が穿設さ
れ、有底孔(9)には、摺動杆(10)が摺動自在に嵌合
され、かつ有底孔(9)の奥端と摺動杆(10)の前端と
の間には第2圧縮ばね(11)が縮設されて、摺動杆(1
0)は、第2圧縮ばね(11)により後方に向けて付勢さ
れ、常時はフランジ(8)より若干突出して、後端が押
圧板(5)の前面中央に当接している。なお、摺動杆
(10)の後端は、押圧板(5)に固着してもよい。
ベース(2)より突出する各開閉杆(4)の前端に
は、左右方向を向く開閉板(12)の中央が、案内ピン
(13)をもって枢設され、開閉板(12)の両端には、係
合ピン(14)が貫設されている。
押圧板(5)は、上記移動装置(1)により、ベース
(2)とともに昇降し側方移動する駆動装置(図示省
略)により、駆動杆(15)を介して、前進後退させら
れ、常時は後退している。
ベース(2)より突出する押出杆(3)の前部には、
常時はベース(2)の前面に当接する、上下1対の互に
平行をなす取付板(16)(16)が、スペーサ(17)を介
して固着されている。
両取付板(16)(16)間の左右両側部には、く字形に
屈曲するとともに、2本で対をなし、かつ中央突出部が
互に近接して対向し、常時はX字形に並ぶ、左右2対の
回動フィンガー(18)のほぼ中央が、枢軸(19)をもっ
て枢支されている。
対をなす両回動フィンガー(18)(18)の前部のワー
ク挟持片(18a)(18a)は、取付板(16)(16)より突
出して、常時は互に離間して対向している。一方のワー
ク挟持片(18a)には、V字溝(20)が切設されてい
る。
対をなす両回動フィンガー(18)(18)の後部には、
後方に向かうほど離間して、ハ字形に並ぶ長孔(21)
(21)が穿設されている。各長孔(21)には、上記開閉
板(12)の各係合ピン(14)が、常時はその後端に位置
して係合している。
また係合ピン(14)と上記案内ピン(13)の上下両端
は、それぞれ両取付板(16)(16)に穿設した、前後に
長手の案内長孔(22)(23)に係合している。
(24)は、上述構成の発明装置の各開閉杆(4)の前
方に位置する工作機の一部、(25)は、同工作機(24)
における加工の終了したエンジンバルブ、すなわちワー
クである。
第1図は、待期位置にある本装置を示すもので、ベー
ス(2)以外の各部材は後限まで後退し、押圧板(5)
は、第1、第2両圧縮ばね(7)(11)の付勢により、
フランジ(8)より後方に離間して、ナット(6)の前
面に当接し、かつ取付板(16)は、ベース(2)の前面
に当接して、開閉板(12)の係合ピン(14)は長孔(2
1)の後端に位置している。また、回動フィンガー(1
8)の両挟持片(18a)(18a)は、互に離間している。
第3図に示すように、押圧板(5)を前進させると、
ベース(2)以外の各部材は、上述の状態を保ったまま
前進し、押出杆(3)のフランジ(8)がベース(2)
の後面に当接すると、押出杆(3)の前進は停止させら
れ、このとき両回動フィンガー(18)(18)の挟持片
(18a)(18a)は、エンジンバルブ(25)の軸部の側方
に位置する。
第4図に示すように、押圧板(5)を、第1、第2両
圧縮ばね(7)(11)に抗して、フランジ(8)に当接
する前限までさらに前進させると、開閉杆(4)ととも
に、開閉板(12)の係合ピン(14)は、長孔(21)内を
前進し、対をなす両回動フィンガー(18)(18)は、後
部同士が拡開する方向に回動させられ、両挟持片(18
a)(18a)によりエンジンバルブ(25)を挟持する。
ついで、移動装置(1)によりベース(2)を上昇さ
せて、エンジンバルブ(25を工作機(24)より引抜き、
ベース(2)を次工程の工作機(図示省略)まで側方移
動させた後、押圧板(5)を後退させれば、各部材は上
述と逆に動作して、エンジンバルブ(25)を次工程の工
作機に供給することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、押圧板を、単に前進後退させるだけ
で、両回動フィンガーを前進させてワークを把持した
り、ワークを離して後退させたりしうるので、従来装置
のような複数の駆動装置が不要で、装置を小型かつ簡素
化しうるとともに、従来装置に比して、ワークの取り出
しと供給に要する時間が短縮され、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の一実施例の待期時の一部切欠平
面図、 第2図は、第1図のA−A線に沿う縦断側面図、 第3図は、第1図示の装置の前進時の平面図、 第4図は、同じくワーク把持時の一部切欠平面図であ
る。 (1)……移動装置、(2)……ベース (3)……押出杆、(4)開閉杆 (4a)……小径部、(4b)……ばね受け面 (5)……押圧板、(6)……ナット (7)……第1圧縮ばね、(8)……フランジ(ストッ
パ) (9)……有底孔、(10)……摺動杆 (11)……第2圧縮ばね、(12)……開閉板 (13)……案内ピン、(14)……係合ピン (15)……駆動杆、(16)……取付板 (17)……スペーサ、(18)……回動フィンガー (18a)……挟持片、(19)……枢軸 (20)……V字溝、(21)……長孔 (22)(23)……案内長孔、(24)……工作機 (25)……エンジンバルブ(ワーク)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに、前後方向を向く互いに平行な開
    閉杆と押出杆とを前後方向に摺動自在に貫設し、前記ベ
    ースの後方において、適宜の駆動装置により前進後退さ
    せるようにした押圧板に、前記開閉杆の後端部を摺動自
    在に貫通させるとともに、開閉杆の後端部に前方への抜
    け外れ防止用のストッパを設け、前記押圧板の前面とそ
    の前方における開閉杆の適所に設けたばね受け面との間
    に第1圧縮ばねを縮設し、前記押出杆の後端に穿設した
    有底孔内に、後端を前記押圧板の前面に当着した摺動杆
    を摺動自在に嵌合するとともに、有底孔の奥端と摺動杆
    の前端との間に第2圧縮ばねを縮設し、前記押出杆の前
    端部に固着した取付板に、互いに対向する少なくとも1
    対の回動フィンガーの中間部を枢着し、各回動フィンガ
    ーの後部に穿設した互いに後方に向かってハ字状に拡開
    する長孔に、前記開閉杆の前端に案内ピンをもって中間
    部が枢支された左右方向を向く開閉杆の両端部に貫設し
    た係合ピンを係合し、かつ前記案内ピン及び係合ピン
    を、前記取付板に穿設した前後に長手の案内長孔に嵌合
    したことを特徴とするワーク把持装置。
JP63321986A 1988-12-22 1988-12-22 ワーク把持装置 Expired - Lifetime JPH0818219B2 (ja)

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JP63321986A JPH0818219B2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 ワーク把持装置

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JP63321986A JPH0818219B2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 ワーク把持装置

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JPH02167646A JPH02167646A (ja) 1990-06-28
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ID=18138645

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JP63321986A Expired - Lifetime JPH0818219B2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 ワーク把持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5566789U (ja) * 1978-10-26 1980-05-08
JPS6258183U (ja) * 1985-09-28 1987-04-10

Also Published As

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JPH02167646A (ja) 1990-06-28

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