JPH08182042A - 移動通信システムにおけるチャネル割り当て方法 - Google Patents

移動通信システムにおけるチャネル割り当て方法

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JPH08182042A
JPH08182042A JP6320724A JP32072494A JPH08182042A JP H08182042 A JPH08182042 A JP H08182042A JP 6320724 A JP6320724 A JP 6320724A JP 32072494 A JP32072494 A JP 32072494A JP H08182042 A JPH08182042 A JP H08182042A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セルラー方式の移動体通信システムにおける
チャネル割り当て方法において、本発明は、高い周波数
利用効率を実現し、送信電力制御の制御量を大きくとる
ことで消費電力を軽減しかつ干渉波による影響を軽減す
ることを目的とする。 【構成】 複数のセルにそれぞれ設けられた基地局が、
通話要求に対して、全セルに共通の順序に従って空きチ
ャネルの所望波対干渉波電力比を測定し、チャネルを割
り当てていくセルラー方式の移動通信システムのチャネ
ル割り当てにおいて、所望波対干渉波電力比の所要値で
ある第一のレベルに送信電力制御のためのマージンを加
えた第二のレベルを設定し第二のレベルを超えているチ
ャネルを優先して割り当てる。第二のレベルを超えるチ
ャネルがない場合には第一のレベルを超えているチャネ
ルの中でできるだけ所望波対干渉波電力比の値が大きい
チャネルを選択し割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルラー方式の移動通
信システムにおけるチャネル割り当て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車電話や携帯電話等の移動通
信システムにおいては、そのサービスエリアを複数の基
地局によりカバーし、干渉妨害の発生しない基地局間で
は同一周波数チャネルを繰り返し利用することにより周
波数の有効利用をはかっている。このような方式はセル
ラー方式と呼ばれている。
【0003】セルラー方式において各基地局で使用する
チャネルの割り当て方法には、大きく分けて二通りの方
法がある。一つの方法は、伝搬特性の予測結果から予め
干渉妨害が発生しないように各基地局における使用チャ
ネルを固定的に割り当てておく方法である。この方法は
固定チャネル割り当て方法と呼ばれ、現行の自動車電
話、携帯電話のシステムにおいては一般的に用いられて
いる方法である。もう一つの方法は、通信毎に干渉妨害
が発生しないチャネルを選んで使用するダイナミックチ
ャネル割り当てと呼ばれる方法である。このダイナミッ
クチャネル割り当て方法を用いた場合には、制御方式や
装置構成が複雑になるものの干渉妨害が発生しない限り
全てのチャネルを使用することができるため、固定割り
当て方法と比較して収容可能な呼量が大きいという利点
がある。そのため、現行の自動車電話、携帯電話のシス
テムや将来導入される屋外コードレス電話のシステムへ
の採用が検討されている。
【0004】固定チャネル割り当て方法における無線チ
ャネルの繰り返し距離はセル境界での所望波対干渉波電
力比(以下、C/I)の値を元に決められる。しかし、
セルの中心付近では所望波電力が大きいのでセル境界付
近よりも短い繰り返し距離で無線チャネルを使用するこ
とができる。そこで、図5に示すようにセルを基地局か
らの距離によって環状の小セルに分割し、基地局に近い
小セルに割り当てるチャネルは再利用距離を短くし、基
地局から遠い小セルに割り当てるチャネルは再利用距離
を長くすることで周波数の利用効率を上げることができ
る。この技術はリユースパーティショニング(文献:W
illiam C.Y.Lee,“Mobile Ce
llular Telecommunications
Systems”,McGrawHill(198
9).)と呼ばれている。
【0005】ダイナミックチャネル割り当て方法におい
て通話チャネルを選択するアルゴリズムとして、様々な
方法が提案されている。その中でも、複雑な制御を行う
ことなく動的にリユースパーティショニングを実現する
ことができ周波数利用効率が高い方法としてARP(A
utonomous Reuse Partition
ing)方法が知られている(文献:特開平4−351
126号公報、及びToshihito Kanai,
“Autonomous Reuse Partiti
oning in Celluar System
s”,Conference Record of 4
2nd IEEE VTC(1992),pp.782
−785.)。この方法では、基地局は自セル内の移動
局からの通話要求(以下、呼)または自セル内の移動局
に対する呼が発生した場合に、全てのセルに共通の順序
に従って基地局、移動局それぞれで各空きチャネルのC
/Iを測定していき、最初にC/Iが通信のための所要
値(以下、第一のレベル)を超えたチャネルを割り当て
る方法である。この方法を用いることにより同一チャネ
ルを使用する基地局と移動局の距離が同程度に揃い動的
にリユースパーティショニングが形成されるため、同一
チャネルの再利用距離を短くすることができ周波数利用
効率が向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のARP方法は、
動的にリユースパーティショニングを形成することで同
一チャネルの再利用距離を短くし周波数利用効率を向上
しようとする方法である。しかし、ARP方法によって
割り当てられたチャネルのC/Iは第一のレベルとのマ
ージンが少なく、チャネル割り当て後に送信電力制御を
行う場合、送信電力制御の制御量をあまり大きくとるこ
とができない。そのため、送信電力を抑えることができ
ず、同一チャネルを使用している他のセルへの干渉波電
力を抑えることができない。それにより、干渉波の影響
による通話中のチャネルの切り替え回数(以下、干渉回
数)や、チャネル切り替えの失敗による通話の強制終了
(以下、強制切断)の回数が多くなってしまう。
【0007】本発明の目的は、セルラー方式の移動通信
システムにおいて、周波数利用効率が高く、かつ送信電
力制御量を大きくとることで消費電力を軽減することが
でき、それにより通話中の強制切断の回数を減らすこと
のできるチャネル割り当て方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の第一の発明のチャ
ネル割り当て方法は、セルラー方式の移動通信システム
において各通話要求に対して基地局と移動局が各空きチ
ャネルのC/Iを測定し、その値が第一のレベル以上で
あった場合にチャネルを割り当てていくチャネル割り当
て方法であって、送信電力制御量を大きくとるために上
記第一のレベルにマージンを加えた第二のレベルを設定
し、全セルに共通の順序に従って空きチャネルのC/I
を測定していき最初に第二のレベルを超えたチャネルを
割り当て、第二のレベルを超えるチャネルがない場合に
は第一のレベルを超えるチャネルを割り当てることを特
徴とする。
【0009】本願の第二の発明のチャネル割り当て方法
は、第一の発明において基地局と移動局双方のC/Iが
前記第二のレベルを超えるチャネルがない場合に、それ
までに測定した各チャネルのC/Iをもとに基地局と移
動局双方のC/Iが第一のレベルを超えているチャネル
の中で、できるだけ基地局でのC/Iが高いチャネルを
割り当てることを特徴とする。
【0010】本願の第三の発明のチャネル割り当て方法
は、第1の発明において基地局と移動局双方のC/Iが
前記第二のレベルを超えるチャネルがない場合に、それ
までに測定した各チャネルのC/Iをもとに基地局と移
動局のC/Iを加えた値が最も大きいチャネルを割り当
てることを特徴とする。
【0011】本願の第四の発明のチャネル割り当て方法
は、第一の発明において基地局と移動局双方のC/Iが
前記第二のレベルを超えるチャネルがない場合に、それ
までに測定した各チャネルのC/Iをもとに基地局と移
動局双方のC/Iが第一のレベルを超えているチャネル
の中で、基地局におけるC/Iが第二のレベルを超えて
おり移動局におけるC/Iが第一のレベルを超えている
チャネルを割り当てることを特徴とする。
【0012】本願の第五の発明のチャネル割り当て方法
は、第四の発明において、基地局におけるC/Iが第二
のレベルを超えており移動局におけるC/Iが第一のレ
ベルを超えているチャネルの中から、移動局におけるC
/Iから基地局におけるC/Iを減じた値が最も大きい
チャネルを割り当てることを特徴とする。
【0013】本願の第六の発明のチャネル割り当て方法
は、第四の発明において割り当てるチャネルがない場合
に、それまでに測定した各チャネルのC/Iをもとに基
地局と移動局双方のC/Iが第一のレベルを超えている
チャネルの中で、移動局におけるC/Iが第二のレベル
を超えており基地局におけるC/Iが第一のレベルを超
えているチャネルを割り当てることを特徴とする。
【0014】本願の第七の発明のチャネル割り当て方法
は、第六の発明において、移動局におけるC/Iが第二
のレベルを超えており基地局におけるC/Iが第一のレ
ベルを超えているチャネルの中から、基地局におけるC
/Iから移動局におけるC/Iを減じた値が最も大きい
チャネルを割り当てることを特徴とする。
【0015】本願の第八の発明のチャネル割り当て方法
は、第六の発明において割り当てるチャネルがない場合
には、基地局と移動局の双方におけるC/Iが第一のレ
ベルを超えているチャネルの中で、基地局と移動局双方
のC/Iを加えた値が最も大きいチャネルを割り当てる
ことを特徴とする。
【0016】
【作用】本願の第一の発明では、基地局と移動局双方に
おけるC/Iが所要値である第一のレベルに送信電力制
御のためのマージンを加えた第二のレベルを超えるチャ
ネルを優先的に割り当てる。これにより、送信電力制御
の制御量を大きくとることができる。また、ARP方法
と同様に全てのセルで共通の順序に従って各空きチャネ
ルのC/Iを測定していき最初の第二のレベルを超えた
チャネルを割り当てるため、ARP方法と同様にチャネ
ル選択順位の高いチャネルは基地局付近の移動局によっ
て頻繁に使用され、チャネル優先順位の低いチャネルは
基地局から離れた移動局によって長い再利用距離で使用
される。これによりリユースパーティショニングが形成
され、同一チャネルの繰り返し距離を短縮することがで
きる。
【0017】本願の第二の発明では、基地局と移動局双
方におけるC/Iが第二のレベルを超えるチャネルがな
い場合にも、基地局と移動局双方のC/Iが第一のレベ
ルを超えているチャネルの中で、基地局でのC/Iが高
いチャネルが割り当てられるので移動局における送信電
力制御量を大きくとることができる。
【0018】本願の第三の発明では、基地局と移動局双
方におけるC/Iが第二のレベルを超えるチャネルがな
い場合にも、基地局と移動局双方のC/Iが第一のレベ
ルを超えているチャネルの中で、基地局と移動局双方に
おけるC/Iを加えた値が最も大きいチャネルを割り当
てることで、基地局と移動局双方における送信電力制御
量を大きくとることができる。
【0019】本願の第四の発明では、基地局と移動局双
方におけるC/Iが第二のレベルを超えるチャネルがな
い場合にも、基地局と移動局双方のC/Iが第一のレベ
ルを超えているチャネルの中で、基地局におけるC/I
が第二のレベルを超えているチャネルを割り当てること
ができ移動局における送信電力制御量を大きくとること
ができる。
【0020】本願の第五の発明では、基地局と移動局双
方におけるC/Iが第二のレベルを超えるチャネルがな
い場合にも、移動局のC/Iが第一のレベルを超えてお
り基地局におけるC/Iが第二のレベルを超えているチ
ャネルの中で、基地局と移動局におけるC/Iが第二の
レベルに近いチャネルを割り当てることができる。
【0021】本願の第六の発明では、基地局におけるC
/Iが第二のレベルを超えるチャネルがない場合に、基
地局と移動局双方のC/Iが第一のレベルを超えている
チャネルの中で、移動局におけるC/Iが第二のレベル
を超えているチャネルを割り当てることができ基地局に
おける送信電力制御量を大きくとることができる。
【0022】本願の第七の発明では、基地局におけるC
/Iが第二のレベルを超えるチャネルがない場合に、基
地局のC/Iが第一のレベルを超えており移動局におけ
るC/Iが第二のレベルを超えているチャネルの中で、
基地局と移動局双方におけるC/Iが第二のレベルに近
いチャネルを割り当てることができる。
【0023】本願の第八の発明では、基地局と移動局の
どちらにおけるC/Iも第二のレベルを超えるようなチ
ャネルがない場合に、基地局と移動局双方のC/Iが第
一のレベルを超えているチャネルの中で、基地局と移動
局双方におけるC/Iを加えた値が最も大きいチャネル
を割り当てることで、基地局と移動局双方における送信
電力制御量を大きくとることができる。
【0024】
【実施例】図2は本発明のチャネル割り当て方法が用い
られる移動通信システムの構成例を示している。この移
動通信システムは、交換局200、基地局201、20
2他複数の基地局、移動局203、204他の複数の移
動局から構成され、セル205、206にそれぞれ基地
局201、202が設けられている。また、Cb は基地
局201における上り希望波レベル、Ib は基地局20
1における上り干渉波レベル、Cm は移動局203にお
ける下り希望波レベル、Im は移動局203における下
り干渉波レベルをそれぞれdBで表したものである。基
地局201に在圏する移動局203において通話要求が
発生した場合、基地局201における上り希望波対干渉
波電力比(Cb −Ib )、移動局203における下り希
望波対干渉波電力比(Cm −Im )が所要値である第一
のレベル以上となる通話チャネルを選択し使用する。
【0025】図1は、本願の第一の発明におけるチャネ
ル割り当て方法を実施する基地局の制御を説明するため
の流れ図である。基地局は定期的に空き通話チャネルの
干渉波レベル(Ib )を受信して記憶している。また、
移動局の送信電力(以下、Pms)及び基地局の送信電力
(以下、Pbs)は既知であるとする。ここで、第一のレ
ベルとしてC/Iの所要値(以下、C/I閾値)を用
い、第二のレベルとしてC/I閾値にマージンとして送
信電力制御の制御幅ΔPを加えた値(以下、TPC閾
値)を用いる。
【0026】通話要求が発生した場合、基地局は制御チ
ャネルで受信した発呼要求信号(移動局発呼の場合)ま
たは呼び出し応答信号(移動局着呼の場合)の受信レベ
ルを、上り希望波レベル(Cb )として記憶する(ステ
ップ101)。次にPmsからCb を引いた値を、基地局
−移動局間の伝搬損(以下L)とする(ステップ10
2)。上り回線と下り回線には可逆性が成り立ち、伝搬
損は同一と考えられるので、PbsからLを引くことによ
り移動局における下り希望波レベル(Cm )を求めるこ
とができる(ステップ103)。ここで通話チャネル識
別するパラメータiを1に設定して(ステップ10
4)、チャネル1が空きチャネルであったならばCb
ら通話チャネル#1の上り干渉波レベルIB (1)を引
いた上りC/Iの値とC/I閾値とを比較する(ステッ
プ105,106)。上りC/IがC/I閾値以上の場
合、基地局は移動局に通話チャネル#1の下り干渉波レ
ベルImの測定を指示し、結果を移動局から受けとる
(ステップ107)。そしてCm からIm を引いた下り
C/Iの値がC/I閾値以上である場合には(ステップ
108)、上りC/Iと下りC/IをともにTPC閾値
と比較し(ステップ109,110)、TPC閾値以上
であればチャネル#1を割り当てる(ステップ11
8)。上りC/Iまたは下りC/IがTPC閾値未満の
場合にはそれまでに測定したチャネルの一つをjとして
選択し保存する(ステップ111,112)。上りC/
Iまたは下りC/IがC/I閾値未満の場合には、パラ
メータiに1を加えチャネル#2を選択し(ステップ1
17)、以下同様に105〜112を繰り返し干渉条件
の判定を行う。全通話チャネルに対して判定を行ったが
(ステップ114)、上りC/Iと下りC/Iがともに
TPC閾値以上である通話チャネルが見つからなかった
場合には、チャネルjを通話チャネルとして選択し割り
当てる(ステップ115,118)。上りC/Iと下り
C/IがともにC/I閾値以上である通話チャネルが見
つからなかった場合には呼損となる(ステップ11
6)。
【0027】図3は通話チャネルが割り当てられた場合
に行われる基地局での送信電力制御を説明するための流
れ図である。通話チャネルが割り当てられた場合には、
移動局は下りC/IからC/I閾値を引いた値を基地局
における送信電力制御量PCb として基地局に送る(ス
テップ301)。基地局は受けとったPCb を送信電力
制御の制御幅ΔPと比較する(ステップ302)。PC
b がΔPよりも大きい場合には、PCb =ΔPとする
(ステップ303)。そして、基地局の送信電力TPb
をPbs−PCb とする(ステップ304)。
【0028】同様に図4は通話チャネルが割り当てられ
た場合に行われる移動局での送信電力制御を説明するた
めの流れ図である。基地局では上りC/IからC/I閾
値を引いた値を移動局における送信電力制御量PCm
して移動局に送る(ステップ401)。移動局は受けと
ったPCm を送信電力制御の制御幅ΔPと比較する(ス
テップ402)。PCm がΔPよりも大きい場合には、
PC=ΔPとする(ステップ403)。そして、移動局
の送信電力TPm をPbs−PCm とする(ステップ40
4)。
【0029】図5は、リユースパーティショニングを説
明するための図である。ここでは、番号の低いチャネル
を基地局の近くに割り当て、番号の高いチャネルをセル
境界付近に割り当てる場合について示している。この図
に示すように、チャネル#1は基地局付近に割り当てら
れているため所望波電力が強いので短い再利用距離で同
一チャネルを使用することができる。これに対してチャ
ネル#4はセル境界付近に割り当てられているため所望
波電力が弱く長い再利用距離でしか同一チャネルを使用
することができない。
【0030】図6〜12はいずれも、図1におけるjの
選択の部分についての流れ図である。これらの図におい
ては基地局におけるC/IをC/Iup、移動局における
C/IをC/Idownと表している。
【0031】図6は、本願の第二の発明を説明するため
の流れ図である。図1において測定した移動局と基地局
双方のC/IがTPC閾値を超えていない場合には、移
動局と基地局双方のC/IがC/I閾値を超えているチ
ャネルの中で(ステップ600)、基地局におけるC/
Iが最も高いチャネルをjとして割り当てる(ステップ
601)。基地局と移動局におけるC/IがC/I閾値
を超えるチャネルがない場合にはj=0とし(ステップ
602)、その呼は呼損となる。
【0032】図7は、本願の第三の発明を説明するため
の流れ図である。図1において測定した移動局と基地局
双方のC/IがTPC閾値を超えていない場合には、移
動局と基地局双方のC/IがC/I閾値を超えているチ
ャネルの中で(ステップ700)、基地局と移動局にお
けるC/Iを加えた値が最も高いチャネルをjとし割り
当てる(ステップ701)。基地局と移動局双方におけ
るC/IがC/I閾値を超えるチャネルがない場合には
j=0とし(ステップ702)、その呼は呼損となる。
【0033】図8は、本願の第四の発明を説明するため
の流れ図である。図1において測定した移動局と基地局
双方のC/IがTPC閾値を超えるチャネルがない場合
には、基地局と移動局双方におけるC/IがC/I閾値
を超えるチャネルの中から、基地局におけるC/IがT
PC閾値を超えており移動局におけるC/IがC/I閾
値を超えているチャネルの中で(ステップ800)、任
意のチャネルをjとする(ステップ801)。
【0034】図9は、本願の第五の発明を説明するため
の流れ図である。図1において測定した移動局と基地局
双方のC/IがTPC閾値を超えるチャネルがない場合
には、基地局と移動局双方におけるC/IがC/I閾値
を超えるチャネルの中から、基地局におけるC/IがT
PC閾値を超えており移動局におけるC/IがC/I閾
値を超えているチャネルの中で(ステップ900)、移
動局におけるC/Iから基地局におけるC/Iを減じた
値が最も大きいチャネルの番号をjとする(ステップ9
01)。
【0035】図10は、本願の第六の発明を説明するた
めの流れ図である。基地局におけるC/IがTPC閾値
を超えており移動局におけるC/IがC/I閾値を超え
ているチャネルがない場合には、移動局におけるC/I
がTPC閾値を超えており基地局におけるC/IがC/
I閾値を超えているチャネルの中で(ステップ100
0)、任意のチャネルをjとする(ステップ100
1)。
【0036】図11は、本願の第七の発明を説明するた
めの流れ図である。基地局におけるC/IがTPC閾値
を超えており移動局におけるC/IがC/I閾値を超え
ているチャネルがない場合には、移動局におけるC/I
がTPC閾値を超えており基地局におけるC/IがC/
I閾値を超えているチャネルの中で(ステップ110
0)、基地局におけるC/Iから移動局におけるC/I
を減じた値が最も大きいチャネルの番号をjとする(ス
テップ1101)。
【0037】図12は、本願の第八の発明を説明するた
めの流れ図である。基地局と移動局のどちらにおけるC
/IもTPC閾値を超えるようなチャネルがない場合に
は、基地局と移動局の双方のC/IがC/I閾値を超え
るチャネルの中で(ステップ1200)、基地局と移動
局双方のC/Iを加えた値が最も大きいチャネルの番号
をjとする(ステップ1201)。基地局と移動局双方
におけるC/IがC/I閾値を超えるチャネルがない場
合にはj=0とし(ステップ1202)、その呼は呼損
となる。
【0038】
【発明の効果】本発明により、基地局、移動局における
C/IがTPC閾値を超えるチャネルを優先して割り当
てることができる。TPC閾値を超えるチャネルがない
場合にもできるだけTPC閾値に近いチャネルを割り当
てることができる。これにより、割り当てられたチャネ
ルのC/Iが高くなり送信電力制御の制御量を大きくと
ることができ、消費電力を軽減することができる。ま
た、同一チャネルを使用する他のセルへの干渉波電力を
軽減することもでき、干渉回数や強制切断の回数を抑え
ることができる。
【0039】また、リユースパーティショニングが形成
されるので高い周波数利用効率を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第一の発明のチャネル割り当て方法を実
施する基地局の制御を説明するための流れ図。
【図2】移動通信システムの構成例を示す図。
【図3】チャネルが割り当てられた場合の基地局におけ
る送信電力制御を説明するための流れ図。
【図4】チャネルが割り当てられた場合の移動局におけ
る送信電力制御を説明するための流れ図。
【図5】リユースパーティショニングの構成例を示す
図。
【図6】本願の第二の発明を説明するための流れ図。
【図7】本願の第三の発明を説明するための流れ図。
【図8】本願の第四の発明を説明するための流れ図。
【図9】本願の第五の発明を説明するための流れ図。
【図10】本願の第六の発明を説明するための流れ図。
【図11】本願の第七の発明を説明するための流れ図。
【図12】本願の第八の発明を説明するための流れ図。
【符号の説明】
200 交換局 201,202 基地局 203,204 移動局 205,206 セル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サービスエリアが複数のセルから構成さ
    れ、それぞれのセルに設けられた基地局が、通話要求に
    対して、空き通話チャネルの所望波対干渉波電力比を測
    定し通話チャネルを割り当てるセルラー方式の移動通信
    システムのチャネル割り当て方法において、前記複数の
    セルが互いに同一の順序に従ってチャネルを選択し、移
    動局と基地局双方における所望波対干渉波電力比の値
    が、所要値である第一のレベルに送信電力制御のための
    マージンを加えた第二のレベルを最初に超えた通話チャ
    ネルを割り当て、前記第二のレベルを超えるチャネルが
    ない場合には前記第一のレベルを超えるチャネルを割り
    当てることを特徴としたチャネル割り当て方式。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載のチャネル割り当て方
    法において、移動局と基地局双方における所望波対干渉
    波電力比の値が前記第二のレベルを超えるチャネルがな
    い場合には、移動局と基地局双方における所望波対干渉
    波電力比の値が前記第一のレベルを超えるチャネルの中
    で、基地局における干渉波電力が最も小さいチャネルを
    割り当てることを特徴とする請求項1に記載のチャネル
    割り当て方法。
  3. 【請求項3】前記請求項1に記載のチャネル割り当て方
    法において、移動局と基地局双方における所望波対干渉
    波電力比の値が前記第二のレベルを超えるチャネルがな
    い場合には、基地局と移動局の双方の所望波対干渉波電
    力比が前記第一のレベルを超えるチャネルの中で、基地
    局と移動局双方の所望波対干渉波電力比を加えた値が最
    も大きいチャネルを割り当てることを特徴とする請求項
    1に記載のチャネル割り当て方法。
  4. 【請求項4】前記請求項1に記載のチャネル割り当て方
    法において、移動局と基地局双方における所望波対干渉
    波電力比の値が前記第二のレベルを超えるチャネルがな
    い場合に、基地局における所望波対干渉波電力比が前記
    第二のレベルを超えており移動局における所望波対干渉
    波電力比の値が前記第一のレベルを超えているチャネル
    を割り当てることを特徴とする請求項1に記載のチャネ
    ル割り当て方法。
  5. 【請求項5】前記請求項4に記載のチャネル割り当て方
    法において、基地局における所望波対干渉波電力比の値
    が前記第二のレベルを超えており移動局における所望波
    対干渉波電力比の値が前記第一のレベルを超えているチ
    ャネルの中から、移動局における所望波対干渉波電力比
    から基地局における所望波対干渉波電力比を減じた値が
    最も大きいチャネルを割り当てることを特徴とする請求
    項4に記載のチャネル割り当て方法。
  6. 【請求項6】前記請求項4に記載のチャネル割り当て方
    法において、割り当てるチャネルがない場合には、移動
    局における所望波対干渉波電力比の値が前記第二のレベ
    ルを超えており基地局における所望波対干渉波電力比の
    値が前記第一のレベルを超えているチャネルを割り当て
    ることを特徴とする請求項4に記載のチャネル割り当て
    方法。
  7. 【請求項7】前記請求項6に記載のチャネル割り当て方
    法において、移動局における所望波対干渉波電力比の値
    が前記第二のレベルを超えており基地局における所望波
    対干渉波電力比の値が前記第一のレベルを超えているチ
    ャネルの中から、基地局における所望波対干渉波電力比
    から移動局における所望波対干渉波電力比を減じた値が
    最も大きいチャネルを割り当てることを特徴とする請求
    項6に記載のチャネル割り当て方法。
  8. 【請求項8】前記請求項6に記載のチャネル割り当て方
    法において、割り当てるチャネルがない場合には、基地
    局と移動局の双方における所望波対干渉波電力比が前記
    第一のレベルを超えているチャネルの中で、基地局と移
    動局双方の所望波対干渉波電力比を加えた値が最も大き
    いチャネルを割り当てることを特徴とする請求項6に記
    載のチャネル割り当て方法。
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