JPH08181975A - 画像監視装置 - Google Patents

画像監視装置

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JPH08181975A
JPH08181975A JP32069894A JP32069894A JPH08181975A JP H08181975 A JPH08181975 A JP H08181975A JP 32069894 A JP32069894 A JP 32069894A JP 32069894 A JP32069894 A JP 32069894A JP H08181975 A JPH08181975 A JP H08181975A
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signal
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terminal
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JP32069894A
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Inventor
Shuzo Uchiumi
秀三 内海
Kenichi Satomi
研一 里見
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の画像監視装置は監視地点の状況把
握を遠隔地のホスト端末側において効率良く行う装置を
提供することを目的とした。 【構成】 この発明の画像監視装置、ホスト端末2Aに
入力される第1の画像制御信号mにより制御される監視
端末1Aの画像圧縮部1−4及びホスト端末2Aの画像
伸張部2−1と、ホスト端末2Aに入力される第2の画
像制御信号nで制御されるホスト端末2の画像切替部2
−4の協働により規制される。 【効果】 この発明の画像監視装置は、ホスト端末側か
らの制御により、監視地点で撮像した複数の画像をもと
にして、監視者が効率良く監視監視地点の状況把握がで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像監視装置に関
し、特に監視端末側で撮像した画像を電話回線を使用し
て遠隔地のホスト端末に伝送する画像監視装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の画像監視装置の構成図であ
る。図において、1は監視端末であって監視区域を撮像
してその画像信号を電話回線gを介して遠隔のホスト端
末2へ伝送する。ホスト端末2は伝送されてきた監視画
像信号に基づいて監視区域をモニタTVに画像表示す
る。
【0003】監視端末1は、監視区域を撮像する撮像装
置1−1、撮像装置1−1より出力された画像信号を1
フレーム毎のデジタル画像信号に変換する画像変換部1
−2、デジタル画像信号を1フレーム毎、複数フレーム
毎順次更新しながら記憶するメモリ部1−3、メモリ部
1−3に記憶された各フレーム毎の画像信号を圧縮する
圧縮部1−7、圧縮された画像信号を電話回線g、電話
交換機3を通してホスト端末2に伝送する通信部1−
5、監視区域からの異常通報に基づいて入力される第1
の制御信号aに従って通信部1−5に通信制御信号eを
出力してホスト端末2に警報信号rを出力すると共に、
メモリ部1−3にメモリ制御信号sを出力してメモリ内
容の更新を停止してメモリ内容を圧縮部1−7に読み出
す制御部1−8を備える。
【0004】一方、ホスト端末2は監視端末1より電話
回線gを通して入力されて来た警報信号rを図示してい
ない所定の警報部に出力すると共に、圧縮された画像信
号を伸張する伸張部2−5、伸張された画像信号をビデ
オ信号に変換してモニタTV2−6に出力する表示制御
2−5を備える。
【0005】次に、従来装置の動作について説明する。
撮像装置1−1から1フレーム毎出力された監視区域の
静止画像信号は画像変換部1−2でデジタル変換されて
メモリ部1−3に記憶される。このメモリ部1−3は所
定フレーム数分の画像信号が記憶されると古い画像信号
から順次新しい画像信号に更新する。そして画像信号は
情報量を減らして情報伝達速度を速めるために、圧縮部
で所定の圧縮率で圧縮される。
【0006】圧縮された画像信号は通信部1−5で電話
回線用に変調され、電話回線gを通してホスト端末2の
通信部1−5に伝送され、そこで復調されて伸張部2−
7に入力される。伸張部2−7では画像信号を圧縮率に
応じて伸張した後に表示制御部2−5に送りビデオ信号
に変換する。モニタTV2−6はビデオ信号化された画
像信号を画面に再生して、監視者に監視区域をテレビモ
ニタさせる。
【0007】監視区域から異常通報が発せられると、そ
れに応答して第1の制御信号aが制御部1−8に入力さ
れる。制御部1−8は先ず通信部1−5に対して通信制
御信号eを出力し、ホスト端末2の通信部1−5より警
報出力が発令させる。次に、制御部1−8は、異常通報
発令時点の監視区域の画像信号を保持するためにメモリ
部1−3にメモリ制御信号sを出力してメモリ内容の更
新を停止させ、メモリ部1−3に記憶されていた各フレ
ーム毎の画像信号を圧縮して順次ホスト端末に伝送す
る。ホスト端末2では各フレーム毎の監視区域画像を順
次モニタTV2−6に表示させて監視者にモニタさせ
る。モニタ結果より、監視者は異常発生前後の監視区域
の画像を監視して異常発生原因を解明していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像監視装置は
以上のように構成されているため、監視端末からホスト
端末に送られてくる複数の画像から、ホスト端末側にお
いて監視者が必要とする画像を選択するためのインデッ
クス的手段が無く、送られてくる全ての画像を順次切り
替えながらモニタしてその中から必要とする画像を選択
していたために、監視地点の状態を把握できる画像を得
るまでに時間を必要とするという問題点があった。
【0009】また、従来の画像監視装置は、画像を伝送
する際の圧縮率は監視端末に予め設定されている圧縮率
に固定されているため、画像を受け取るホスト端末側で
圧縮率を制御することが困難であった。従って、圧縮率
を大きくして画像伝送速度を上げ、速やかに監視地点の
状況を把握したい場合や、圧縮率を小さくして、伝送画
質の向上を図り、より鮮明な画質により監視地点の状況
を把握したい場合にホスト端末側では対応ができないと
いう問題点があった。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、複数の画面の中から監視者が
必要とする画面を短時間で選択して監視でき、且つ、監
視端末からホスト端末に伝送される画像の圧縮率を、ホ
スト端末側で制御することでホスト端末側で監視地点の
状況を把握する能力を向上させることができる画像監視
装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る画
像監視装置は、監視端末には、監視点を撮像して画像信
号を出力する撮像手段と、前記撮像手段より出力された
各フレーム毎の画像信号を所定フレーム数分記憶すると
共に、所定フレーム数分の画像信号を記憶した時点で古
い画像信号から順次新たに取り込んだ画像信号に更新
し、外部より制御信号入力後に予め設定された一定時間
後に画像信号の記録を停止するメモリ部と、外部より入
力された制御信号に従って前記メモリ部より時系列的に
順次読み出された画像信号を所定の圧縮率で圧縮する画
像圧縮部と、圧縮された画像信号を電話回線を介して伝
送する信号通信手段とを備え、ホスト端末には、前記監
視端末側の信号通信手段より伝送されてきた画像信号を
受信すると共に、前記画像圧縮部に圧縮制御信号を出力
する信号通信手段と、伝送されてきた画像信号を所定の
伸張率で伸張し、画像信号を一時記憶する画像伸張部
と、この画像伸張部より順次出力されていた画像信号を
合成して複数の画像を1画面に表示させる合成画像信号
を生成して出力する画像合成部と、この画像合成部より
出力された合成画像信号、或いは前記画像伸張部より選
択出力させた単一の画像信号のいずれかを切り替え出力
する画像切替部と、この画像切替部より出力された画像
信号をテレビ表示用の画像信号にしてテレビ表示する画
像表示手段と、 前記画像切替部に対して切替制御信号
を出力すると共に、前記画像伸張部に伸張制御信号を出
力し、更に電話回線を介して前記画像圧縮部に圧縮制御
信号及び前記メモリ部に画像信号読み出し用の画像制御
信号を出力する出力制御部とを備えたものである。
【0012】請求項2の発明に係る画像監視装置は、監
視端末に、監視点を撮像して画像信号を出力する撮像手
段と、前記撮像手段より出力された各フレーム毎の画像
信号を所定フレーム数分記憶すると共に、所定フレーム
数分の画像信号を記憶した時点で古い画像信号から順次
新たに取り込んだ画像信号に更新し、外部より制御信号
入力後に予め設定された一定時間経過後に画像信号の記
録を停止するメモリ部と、外部より入力された制御信号
に従って前記メモリ部より時系列的に順次読み出された
画像信号を合成して複数の画像を1画面に同時に表示さ
せる合成画像信号を生成する画像合成部と、この画像合
成部より出力された合成画像信号、或いは前記メモリ部
より選択出力された単一の画像信号のいずれかを切り替
え出力する画像切替部と、この画像切替部より出力され
た画像信号を所定の圧縮率で圧縮する画像圧縮部と、圧
縮された画像信号を電話回線を介して伝送する信号通信
手段とを備え、ホスト端末には、前記監視端末側の信号
通信手段より伝送されてきた画像信号を受信すると共
に、前記画像圧縮部に圧縮制御信号を出力する通信手段
と、伝送されてきた画像信号を所定の伸張率で伸張する
画像伸張部と、この画像伸張部より順次出力されてきた
画像信号をテレビ表示用の画像信号にしてテレビ表示す
る画像表示手段と、前記画像圧縮部、画像切替部、及び
メモリ部のそれぞれに電話回線を介して圧縮制御部、切
替制御信号、及び画像信号読み出し用の画像制御信号を
出力し、更に前記画像伸張部に伸張制御信号を出力する
出力制御部とを備えたものである。
【0013】請求項3の発明に係る画像監視装置は、請
求項1の発明において出力制御部は電話回線を介して監
視端末より警報信号を入力時に、警報信号を画像表示手
段に出力し警報メッセージをテレビ表示するものであ
る。
【0014】請求項4の発明に係る画像監視装置は、請
求項2の発明において出力制御部は電話回線を介して監
視端末より警報信号を入力時に、警報信号を画像表示手
段に出力し警報メッセージをテレビ表示するものであ
る。
【0015】請求項5の発明に係る画像監視装置は、請
求項1または3の発明において監視端末及びホスト端末
の各信号通信手段は、画像信号伝送に要する制御信号入
力に従って電話回線を相手端末につなぐ自動発呼を電話
交換機に対して行う自動発呼機能と、自動発呼に呼応し
て前記電話回線を発呼元端末につなぐ自動着信機能とを
備えたものである。
【0016】請求項6の発明に係る画像監視装置は、請
求項2または4の発明において監視端末及びホスト端末
の各信号通信手段は、画像信号伝送に要する制御信号入
力に従って電話回線を相手端末につなぐ自動発呼を電話
交換機に対して行う自動発呼機能と自動発呼に呼応して
前記電話回線を発呼元端末につなぐ自動着信機能を備え
たものである。
【0017】
【作用】請求項1の発明における画像監視装置は、監視
端末に第1の制御信号が入力されると、監視端末制御部
はメモリ部に記憶された監視地点の各フレーム毎の画像
信号を画像圧縮部に読み出して圧縮を行ない、時系列的
に順次電話回線を介してホスト端末に送信させる。ホス
ト端末においては時系列的に送られてくるフレーム毎の
画像信号を画像伸張部に送って伸張した後に、画像合成
部に入力して1つの画面に合成してモニタTVに表示す
る。ホスト端末側の監視者は、モニタTVに画像表示さ
れている複数の画像をインデックス的にモニタし、必要
とする画像を第2の画像制御信号により指定すると共
に、画像の圧縮率は予め第1の画像制御信号により設定
しておく。さらにホスト端末よりメモリ部に画像信号読
み出し用の第3の画像制御信号を出力して画像信号を読
み出す。
【0018】請求項2の発明における画像監視装置は、
監視端末に第1の制御信号が入力されると、監視端末制
御部はメモリ部に記憶された監視地点の各フレーム毎の
画像信号を時系列的に順次画像合成器に入力して1つの
画面に合成した後に、画像信号を画像圧縮部へ出力して
圧縮して電話回線を介してホスト端末に送信する。ホス
ト端末においては合成された画像信号を画像伸張部に送
って伸張した後にモニタTVに画像表示する。ホスト端
末側の監視者は、モニタTVに表示されている複数の画
像をインデックス的にモニタし、必要とする画像を第2
の画像制御信号により指定し、必要であれば画像の圧縮
率を第1の画像制御信号により指定する。さらにホスト
端末よりメモリ部に画像信号読み出し用の第3の画像制
御信号を出力して画像信号を読み出す。
【0019】請求項3の発明における画像監視装置は、
監視端末に入力された第1の制御信号により、監視端末
及びホスト端末が起動されて警報信号が送信された後、
撮像装置により撮像され、メモリ部に記録された画像信
号が時系列的に順次電話回線を介して監視端末からホス
ト端末に送信される。ホスト端末で警報信号を取り込ん
だ表示制御部がモニタTVに画像、又は音声で警報を出
力する。警報が発せられたことをモニタTVにより認識
した監視者は、順次送られてきたフレーム毎の画像信号
を1つの画面に合成した監視画像をモニタTVに表示す
る。
【0020】請求項4の発明における画像監視装置は、
監視端末に入力された第1の制御信号により、監視端末
及びホスト端末が起動されて警報信号が送信された後、
撮像装置により撮像され、メモリ部に記録された後に画
像合成部で合成された画像信号が電話回線を介して監視
端末からホスト端末に送信される。ホスト端末で警報信
号を取り込んだ表示制御部がモニタTVに画像、又は音
声で警報を出力する。警報が発せられたことをモニタT
Vにより認識した監視者は第3の画像制御信号によって
1つの画面に合成した監視画像をモニタTVに表示す
る。
【0021】請求項5の発明における画像監視装置は、
監視端末に第1の制御信号或いはホスト端末に第3の画
像制御信号が入力されると通信部の自動発呼機能によ
り、予め定められた相手端末の加入者番号を自動発呼す
る。電話交換機において自動発呼された加入者番号が識
別され、相手端末に着信信号が入力されると、相手端末
の通信部の自動着信機能により相手端末が自動着信処理
されて監視端末及びホスト端末が起動される。
【0022】請求項6の発明における画像監視装置は、
監視端末に第1の制御信号、或いはホスト端末に第3の
画像制御信号が入力されると、信号が入力された端末の
通信部の自動発呼機能により、予め定められた相手端末
の加入者番号を自動発呼する。電話交換機において自動
発呼された加入者番号が識別され、相手端末に着信信号
が入力されると、相手端末の通信部の自動着信機能によ
り相手端末が自動着信処理されて監視端末及びホスト端
末が起動される。
【0023】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示す構成図である。
図8と同一または相当部分については同一符号を付し、
その説明は省略する。図において、1Aは本実施例にお
ける監視端末であり、従来の監視端末の構成に加えてメ
モリ部1−3より読み出された画像信号を例えば1/n
ないし1/mの任意の圧縮率に圧縮し、いずれか一方の
圧縮率で圧縮された画像信号を出力する画像圧縮部1−
4を備えている。
【0024】更に、監視端末1Aは、監視地点より出力
された異常通報に基づく第1の制御信号a、又は後述す
る第3の画像制御信号Pによりメモリ部1−3をアクセ
ス制御する第1及び第2のメモリ制御信号b、c、通信
部1−5を起動する通信制御信号e、それに後述する第
1の画像制御信号mに基づいて通信制御部1−5より出
力された第2の制御信号fによって出力された圧縮制御
信号dを、画像圧縮部1−4に出力する監視端末制御部
1−6を備えている。
【0025】2Aは本実施例におけるホスト端末であ
り、従来の監視端末の構成に加えて電話回線gより通信
部1−5で受けた画像信号を例えばn倍ないしm倍の任
意の伸張率に伸張して各フレームの画像信号を記憶する
と共に、いずれかの伸張率で伸張された画像信号を選択
出力する画像伸張部2−1、選択出力された各画像信号
を1つの画面に合成した画像信号にして出力する画像合
成部2−2、画像合成部2−2で合成された画像信号、
或いは画像伸張部2−1より出力される画像信号の一方
を切り替え出力する画像切替部2−3、画像切替部2−
3より出力された画像信号をテレビ画像信号に変換する
表示制御部2−4、テレビ画像信号による監視画像を表
示するモニタTV2−5を備える。
【0026】更に、ホスト端末2Aはホスト端末制御部
2−6を備えている。このホスト端末制御部2−6は、
入力された第1の画像制御信号mに従って画像伸張部2
−1に伸張信号jを出力すると共に、端末制御信号hを
監視端末1Aに出力して監視端末制御部1−6より画像
圧縮部1−4に圧縮制御信号dを出力し、また、入力さ
れた第2の画像制御信号nに基づいて画像切替部2−3
に切り替え制御信号kを出力する。
【0027】尚、ホスト端末制御部2−6は第3の画像
制御信号pが入力されると、監視端末制御部1−6に第
1の制御信号aが入力されたのと同様な動作を行なわせ
るような第2の制御信号hを監視端末制御部1−6に出
力する。また、監視端末制御部1−6は第1の制御信号
aに応答して自己の通信部1−5より電話回線gを介し
てホスト端末2Aのホスト端末制御部2−6に第3の制
御信号iを入力させると、ホスト端末制御部2−6は警
報信号rを出力する。
【0028】監視端末1Aの撮像装置1−1から取り込
まれた画像は、画像変換部1−2において1フレーム毎
のデジタル画像信号に変換され、メモリ部1−3におい
て図5に示すように複数フレーム分の記憶エリアに、順
次新しい画像信号を記録していく。ここで、撮像装置1
−1と画像変換手段1−2は撮像手段を、通信部1−5
は信号通信手段を、表示制御部2−4とモニタTVは画
像表示手段を、そしてホスト端末制御部2−6は出力制
御部を構成する。
【0029】次に、本実施例の動作について説明する。
監視点より出力された異常通報に応答して第1の制御信
号aが監視端末1Aに入力されると、監視端末制御部1
−6から通信制御信号eが通信部1−5に出力され、通
信部1−5は起動する。通信部1−5の起動により電話
回線g、電話交換機3、ホスト端末2A側の通信部1−
5、更にホスト端末制御部2−6を通して警報信号rが
ホスト端末2A側に出力される。
【0030】ホスト端末2Aに警報信号rを出力して監
視者に異常発生を喚起させると共に、図6に示すように
第1の制御信号aが入力された時間を起点に、監視端末
制御部1−6は予め定められた一定時間経過後に、メモ
リ部1−3の画像信号の更新を停止する第1のメモリ制
御信号bを出力する。第1のメモリ制御信号bが出力さ
れた後、メモリ部1−3がデ−タの書き込みから読みだ
しに必要とする十分な遅延時間を経過した後に監視端末
制御部1−6から第2のメモリ制御信号cがメモリ部1
−3に出力される。メモリ部1−3は記憶されている複
数フレーム分の画像信号を順次画像圧縮部1−4に送出
する。
【0031】画像圧縮部1−4ではあらかじめ設定され
ている圧縮率またはホスト端末2Aより出力される第1
の画像制御信号mに基づく圧縮制御信号dで設定される
圧縮率で入力されてくる画像信号を順次圧縮し、通信部
1−5に出力する。通信部1−5は通信制御信号eによ
り起動され、電話回線gを介してホスト端末2Aに警報
を出力した後、圧縮された画像信号を変調し、電話回線
gを介してホスト端末2Aに送信する。監視端末1Aか
ら電話回線gを介して送信されてくる警報はホスト端末
2Aの通信部1−5で復調され、ホスト端末制御部2−
6を経由して警報信号rとして出力される。
【0032】警報に続いて変調された画像信号が通信部
1−5に入力されて復調され、この復調された画像信号
は、監視端末1Aの画像圧縮部1−4で圧縮された圧縮
率に応じて画像伸張部2−1で画像伸張される。伸張さ
れた画像信号は画像合成部2−2に出力されると共に、
送信されたフレーム数分の画像情報を一時記憶する。伸
張された画像信号を入力した画像合成部2−2は、図7
に示すように複数フレーム分、順次入力してくる画像情
報をフレーム単位で縮小しながら記録し、複数に分割さ
れた画面内の任意の小画面のそれぞれに、縮小記録され
た画像をそれぞれ入力し、1つの画面に合成する。
【0033】監視端末1Aから送信されてくる警報信号
rで異常発生を認識した監視者は、画像合成器2−2で
複数フレームの画像を1つの画面に合成して合成画像を
画像切替部2−3より表示制御部2−4に出力してテレ
ビ画像信号に変換してモニタTV2−5に表示させてイ
ンデックス的にモニタする。
【0034】そして、合成画像を形成する小画面の中か
ら必要とする画像をホスト端末2Aに入力される第2の
画像制御信号nで選択する。その結果、画像伸張部2−
1に一時記憶されている複数フレーム分の画像情報から
選択画像に対応する画像情報を画像切替部2−3により
表示制御部2−4へ出力する。
【0035】表示制御部2−4は、画像切替部2−3か
ら出力される画像信号を1フレーム毎にテレビ画像信号
に変換してモニタTV2−5で表示することで通常サイ
ズの画像としてモニタすることができる。尚、ホスト端
末2Aに第3の画像制御信号pが入力された場合にも、
電話回線gを介して、端末制御信号dが監視端末1Aに
送信され、監視端末1Aに第1の制御信号aが入力され
た場合と同様に、監視端末制御部1−6はメモリ部1−
3のアクセス制御等の動作をする。
【0036】ここでは、監視端末1A及び、ホスト端末
2Aが1つづの例について説明したが、本発明は特に監
視端末1A及びホスト端末2Aの数を限定するものでな
いこと勿論である。また、ここでは撮像装置1−1が1
つの例について説明したが、本発明は特に撮像装置の数
を限定するものではないこと無論である。
【0037】実施例2.上記、実施例1では圧縮された
1フレーム毎の画像信号を時系列的に順次ホスト端末へ
伝送し、ホスト端末側で合成画像を生成するようにした
が、監視端末側で合成画像を生成して圧縮してホスト端
末へ伝送することで伝送情報量を少なくすることができ
る。
【0038】図2はこの発明の実施例2を示す構成図で
ある。図において図1と同一または相当部分については
同一符号を付し、その説明は省略する。図において、1
Bは本実施例における監視端末であって実施例1におけ
る監視端末1Aの構成に加えてメモリ部1−3から取り
込んだ複数フレーム分の画像信号を入力し、1つの画面
に合成した画像信号を出力する画像合成部2−2と、画
像合成部2−2の出力する合成画像信号、又はメモリ部
1−3の出力する画像信号のどちらか一方を、監視端末
制御部1−6aの出力する切替制御信号qで画像圧縮部
1−4へ切り替え出力する画像切替部2−3を備えてい
る。
【0039】一方、本実施例における画像受信端末部2
Bにおける画像伸張部2−1aは伸張された画像信号を
表示制御部2−4に送出して1フレーム毎のテレビ画像
信号に変換させる。尚、本実施例における画像伸張部2
−1aは画像信号の記憶機能を備えない。
【0040】次に、本実施例の動作について説明する。
監視端末1Bの撮像装置1−1から取り込まれた画像
は、画像変換部1−2において1フレーム毎のデジタル
画像信号に変換され、メモリ部1−3において図5に示
すように複数フレーム分の記憶エリアに、順次新しい画
像信号を記録していく。
【0041】監視端末1Bに第1の制御信号aが入力さ
れると、監視端末制御部1−6aから通信制御信号eが
出力されて通信部1−5を起動し、電話回線gを介して
ホスト端末2Bに警報を出力すると共に、図6に示すよ
うに第1の制御信号aが入力された時間を起点に、あら
かじめ定められた一定時間経過後に、メモリ部1−3が
画像信号の更新を停止する第1のメモリ制御信号bを監
視端末制御部1−6aから出力する。
【0042】第1のメモリ制御信号bが出力された後、
メモリ部1−3がデ−タの書き込みから読みだしに必要
とする十分な遅延時間を経過して、監視端末制御部1−
6aから第2のメモリ制御信号cが出力され、メモリ部
1−3は記憶されている複数フレーム分の画像信号を順
次画像合成部2−2に送出する。
【0043】画像合成部2−2は、図7に示すように複
数フレーム分、順次入力してくる画像情報をフレーム単
位で縮小しながら記録し、複数に分割された画面内の任
意の小画面のそれぞれに、縮小記録された画像をそれぞ
れ入力し、1つの画面に合成する。画像切替部2−3は
メモリ部1−3に記憶された画像信号、または画像合成
部2−2が出力する合成画像信号のどちらか一方を切替
え出力する。尚、第1の制御信号aが入力された場合
は、先ず監視者に複数フレームの画像を1つの画面に合
成した画像をインデックス的にモニタさせるために合成
画像信号を出力する。
【0044】画像圧縮部1−4ではホスト端末制御部2
−6aに入力される第1の画像制御信号mで指定されて
いる圧縮率で合成された画像信号を圧縮し、通信部1−
5に出力する。通信部1−5は通信制御信号eにより起
動され、電話回線gを介してホスト端末2Bに警報を出
力した後、圧縮された画像信号を変調し、電話回線gを
介してホスト端末2Bに送信する。
【0045】監視端末1Bから電話回線gを介して送信
されてくる警報はホスト端末2Bの通信部1−5で復調
され、ホスト端末制御部2−6aを経由して警報信号r
として出力される。警報に続いて変調された画像信号が
通信部1−5に入力され、復調された画像信号は画像伸
張部2−1aにより、監視端末1Bの画像圧縮部1−4
で圧縮された圧縮率に応じて画像伸張を行い、伸張した
画像信号を表示制御部2−4に出力する。表示制御部2
−4は画像切替部2−3から出力された合成画像信号を
1画面分のテレビ画像信号に変換し、モニタTV2−5
に監視画像として表示する。
【0046】一方、監視端末1Bから送信されてくる警
報を警報信号rで認識した監視者は、監視端末1Bの画
像合成部2−2で、1つの画面に合成した画像をインデ
ックス的にモニタし、小画面の中から必要とする画像を
ホスト端末2Bに入力される第2の画像制御信号nで選
択し、ホスト端末2Bから監視端末1Bに画像の送信要
求を行う。第2の画像制御信号nを受信したホスト端末
制御部2−6aは端末制御信号hを通信部1−5に送信
して、監視端末1B側の通信部1−5より監視端末制御
部1−6aを介して画像切替部2−3に画像切替制御信
号qを出力させる。その結果、メモリ部1−3に記憶さ
れている複数フレーム分の画像信号より、送信要求され
た画像信号が画像切替部2−3を通して画像圧縮部1−
4に出力される。
【0047】実施例3.上記、実施例1ではホスト端末
制御部2−6は警報信号rをホスト端末2Aより外部の
警報報知手段に出力したが、図3に示すようにホスト端
末2Cのホスト端末制御部2−6aより表示制御部2−
4aに警報信号rを出力し、警報信号rに基づいて警報
発生メッセージ表示用のテレビ画像信号を生成してモニ
タTV2−5に表示させても良い。或いは表示制御部2
−4aに警報発生の音声メッセージも生成させて警報発
生のメッセージを画像と音声の双方で発令しても良い。
また単に音声メッセージのみをモニタTV2−5を介し
て発声させても良い。尚、他の構成、及び動作に関して
は実施例1と同様である。
【0048】実施例4.上記、実施例2ではホスト端末
制御部2−6aは警報信号rをホスト端末2Bより外部
の警報報知手段に出力したが、図4のホスト端末2Dに
示すようにホスト端末制御部2−6aより表示制御部2
−4aに出力し、警報信号rに基づいて警報発生メッセ
ージ表示用のテレビ画像信号を生成してモニタTV2−
5に表示させても良い。或いは表示制御部2−4aに警
報発生の音声メッセージも生成させて警報発生のメッセ
ージを画像と音声の双方でモニタTV2−5で発令して
も良い。また単に音声メッセージのみをモニタTV2−
5を介して発声させても良い。尚、他の構成、及び動作
に関しては実施例2と同様である。
【0049】実施例5.上記、実施例1では監視端末1
A側の通信部1−5とホスト端末2A側の通信部1−5
間の電話回線gは電話交換機を介して常につながれてい
るため、電話回線gは占有されていた。そこで、本実施
例は監視端末より第1の制御信号a、或いはホスト端末
2Aより第3の画像制御信号pが入力された時のみに電
話回線gをつなぐことで電話回線gの有効利用が図れ
る。
【0050】本実施例の構成は図1に示す実施例1の構
成と同様であり、各端末1A,2Aにおける通信部1−
5のそれぞれが予め定められた加入者番号(ホスト端
末、及び監視端末)に自動発呼する自動発呼機能と、自
動発呼に呼応して電話交換器3より出力された着信信号
を処理して回線を相手端末につなげる自動着信機能を有
する。
【0051】次に、本実施例の動作について説明する。
監視端末1Aの第1の制御信号aが入力された場合は、
監視端末1Aの通信部1−5は電話交換機3に対し、ホ
スト端末2Aに定められた加入者番号の自動発呼を行な
う。電話交換機3を介して着信信号を受けたホスト端末
2Aの通信部1−5は着信処理して回線をつなげる。ま
た、ホスト端末2Aに第3の画像制御信号pが入力され
た場合はホスト端末2Aの通信部1−5が自動発呼を行
い、着信信号を受けた監視端末1Aの通信部1−5が自
動着信する。以降は実施例1と同様であるため、その説
明は省略する。
【0052】実施例6.上記、実施例2では監視端末1
B側の通信部1−5とホスト端末2B側の通信部1−5
間の電話回線gは電話交換機3を介して常につながれて
いるため、電話回線gは占有されていた。そこで、本実
施例は監視端末より第1の制御信号a、或いはホスト端
末2Bより第3の画像信号pが入力された時のみに電話
回線gをつなぐことで電話回線gの有効利用が図れる。
【0053】本実施例の構成は図2に示す実施例2の構
成と同様であり、各端末1B,2Bにおける通信部1−
5のそれぞれが予め定められた加入者番号(ホスト端
末、及び監視端末)に自動発呼する自動発呼機能と、自
動発呼に呼応して電話交換器3より出力された着信信号
を処理して回線を相手端末につなげる自動着信機能を有
する。
【0054】次に、本実施例の動作について説明する。
監視端末1Bの第1の制御信号aが入力された場合は、
監視端末1Bの通信部1−5は電話交換機3に対し、ホ
スト端末2Bに定められた加入者番号の自動発呼を行な
う。電話交換機3を介して着信信号を受けたホスト端末
2Bの通信部1−5は着信処理して回線をつなげる。ま
た、ホスト端末2Bに第3の画像制御信号pが入力され
た場合はホスト端末2Bの通信部1−5が自動発呼を行
い、着信信号を受けた監視端末1Bの通信部1−5が自
動着信する。以降は実施例2と同様であるため、その説
明は省略する。
【0055】実施例7.図3に示す構成の監視端末1
A、及びホスト端末2Cにおける通信部1−5のそれぞ
れに予め定められた加入者番号(ホスト端末、或いは監
視端末)に自動発呼する自動発呼機能と、自動発呼に呼
応して電話交換器3より出力された着信信号を処理して
電話回線gを相手端末につなげる自動着信機能を有する
ようにしても良い。
【0056】次に、本実施例の動作について説明する。
監視端末1Aに第1の制御信号aが入力された場合は、
監視端末1Aの通信部1−5は電話交換機3に対し、ホ
スト端末2Cに定められた加入者番号の自動発呼を行な
う。電話交換機3は呼びに対して着信信号をホスト端末
2Cの通信部1−5に送信する。着信信号を受けたホス
ト端末2Cの通信部1−5は着信処理して電話回線gを
つなげる。また、ホスト端末2Cに第3の画像制御信号
pが入力された場合は、ホスト端末2Cの通信部1−5
が自動発呼を行い、着信信号を受けた監視端末1Aの通
信部1−5が自動着信する。以降は実施例3と同様であ
るため、その説明は省略する。
【0057】実施例8.図4に示す構成の監視端末1
B、及びホスト端末2Dにおける通信部1−5のそれぞ
れに予め定められた加入者番号(ホスト端末、或いは監
視端末)に自動発呼する自動発呼機能と、自動発呼に呼
応して電話交換器3より出力された着信信号を処理して
電話回線gを相手端末につなげる自動着信機能を有する
ようにしても良い。
【0058】次に、本実施例の動作について説明する。
監視端末1Bに第1の制御信号aが入力された場合は、
監視端末1Bの通信部1−5は電話交換機3に対し、ホ
スト端末2Dに定められた加入者番号の自動発呼を行な
う。電話交換機3は呼びに対して着信信号をホスト端末
2Dの通信部1−5に送信する。着信信号を受けたホス
ト端末2Dの通信部1−5は着信処理して電話回線gを
つなげる。また、ホスト端末2Dに第3の画像制御信号
pが入力された場合は、ホスト端末2Dの通信部1−5
が自動発呼を行い、着信信号を受けた監視端末1Bの通
信部1−5が自動着信する。以降は実施例4と同様であ
るため、その説明は省略する。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明に係る画像監視装置は、
監視端末には、監視点を撮像して画像信号を出力する撮
像手段と、前記撮像手段より出力された各フレーム毎の
画像信号を所定フレーム数分記憶すると共に、所定フレ
ーム数分の画像信号を記憶した時点で古い画像信号から
順次新たに取り込んだ画像信号に更新し、外部より制御
信号入力後に予め設定された一定時間後に画像信号の記
録を停止するメモリ部と、外部より入力された制御信号
に従って前記メモリ部より時系列的に順次読み出された
画像信号を所定の圧縮率で圧縮する画像圧縮部と、圧縮
された画像信号を電話回線を介して伝送する信号通信手
段とを備え、ホスト端末には、前記監視端末側の信号通
信手段より伝送されてきた画像信号を受信すると共に、
前記画像圧縮部に圧縮制御信号を出力する信号通信手段
と、伝送されてきた画像信号を所定の伸張率で伸張し、
画像信号を一時記憶する画像伸張部と、この画像伸張部
より順次出力されていた画像信号を合成して複数の画像
を1画面に表示させる合成画像信号を生成して出力する
画像合成部と、この画像合成部より出力された合成画像
信号、或いは前記画像伸張部より選択出力させた単一の
画像信号のいずれかを切り替え出力する画像切替部と、
この画像切替部より出力された画像信号をテレビ表示用
の画像信号にしてテレビ表示する画像表示手段と、前記
画像切替部に対して切替制御信号を出力すると共に、前
記画像伸張部に伸張制御信号を出力し、更に電話回線を
介して前記画像圧縮部に圧縮制御信号及び前記メモリ部
に画像読み出し用の画像制御信号を出力する出力制御部
とを備えたので、監視画像信号を圧縮してホスト端末へ
伝送するため信号伝送時間を速めることができ、更にホ
スト端末では複数の画像を小画像にして一画面に同時表
示させるため、複数の画像より監視地点の状態を把握す
るまでの時間が短縮されるという効果がある。
【0060】請求項2の発明に係る画像監視装置は、監
視端末には、監視点を撮像して画像信号を出力する撮像
手段と、前記撮像手段より出力された各フレーム毎の画
像信号を所定フレーム数分記憶すると共に、所定フレー
ム数分の画像信号を記憶した時点で古い画像信号から順
次新たに取り込んだ画像信号に更新し、外部より制御信
号入力後に予め設定された一定時間経過後に画像信号の
記録を停止するメモリ部と、外部より入力された制御信
号に従って前記メモリ部より時系列的に順次読み出され
た画像信号を合成して複数の画像を1画面に同時に表示
させる合成画像信号を生成する画像合成部と、この画像
合成部より出力された合成画像信号、或いは前記メモリ
部より選択出力された単一の画像信号のいずれかを切り
替え出力する画像切替部と、この画像切替部より出力さ
れた画像信号を所定の圧縮率で圧縮する画像圧縮部と、
圧縮された画像信号を電話回線を介して伝送する信号通
信手段とを備え、ホスト端末には、前記監視端末側の信
号通信手段より伝送されてきた画像信号を受信すると共
に、前記画像圧縮部に圧縮制御信号を出力する通信手段
と、伝送されてきた画像信号を所定の伸張率で伸張する
画像伸張部と、この画像伸張部より順次出力されてきた
画像信号をテレビ表示用の画像信号にしてテレビ表示す
る画像表示手段と、前記画像圧縮部、画像切替部、及び
メモリ部のそれぞれに電話回線を介して圧縮制御部、切
替制御信号、及び画像信号読み出し用の画像制御信号を
出力し、更に前記画像伸張部に伸張制御信号を出力する
出力制御部とを備えたので、複数の監視画像信号を合成
し圧縮してホスト端末へ伝送するため信号伝送量を更に
減らすことができ、また、ホスト端末では複数の画像を
小画像にして一画面に同時表示させるため、複数の画像
より監視地点の状態を把握するまでの時間が短縮される
という効果がある。
【0061】請求項3の発明に係る画像監視装置は、請
求項1の発明において出力制御部は電話回線を介して監
視端末より警報信号を入力時に、警報信号を画像表示手
段に出力し警報メッセージをテレビ表示するようにした
ので、請求項1の効果に加えて監視者に詳細な異常通報
情報を提供できるという効果がある。
【0062】請求項4の発明に係る画像監視装置は、請
求項2の発明において出力制御部は電話回線を介して監
視端末より警報信号を入力時に、警報信号を画像表示手
段に出力し警報メッセージをテレビ表示するようにした
ので、請求項2の効果に加えて監視者に詳細な異常通報
情報を提供できるという効果がある。
【0063】請求項5の発明に係る画像監視装置は、請
求項1または3の発明において監視端末及びホスト端末
の各信号通信手段は、画像信号伝送に要する制御信号入
力に従って電話回線を相手端末につなぐ自動発呼を電話
交換機に対して行う自動発呼機能と、自動発呼に呼応し
て前記電話回線を発呼元端末につなぐ自動着信機能とを
備えたので、監視端末とホスト端末との間で画像信号の
授受が必要となった時に、電話回線を両端末間でむすぶ
ようにしたので請求項1または3の効果に加えて電話回
線の占有を避け有効利用できるという効果がある。
【0064】請求項6の発明に係る画像監視装置は、請
求項2または4の発明において監視端末及びホスト端末
の各信号通信手段は、画像信号伝送に要する制御信号入
力に従って電話回線を相手端末につなぐ自動発呼を電話
交換機に対して行う自動発呼機能と、自動発呼に呼応し
て前記電話回線を発呼元端末につなぐ自動着信機能とを
備えたので、監視端末とホスト端末との間で画像信号の
授受が必要となった時に、電話回線を両端末間でむすぶ
ようにしたので請求項2または4の効果に加えて電話回
線の占有を避け有効利用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1及び実施例5を示す構成
図である。
【図2】 この発明の実施例2及び実施例6を示す構成
図である。
【図3】 この発明の実施例3及び7を示す構成図であ
る。
【図4】 この発明の実施例4及び8を示す構成図であ
る。
【図5】 この発明のメモリ部の記録方法を示す図であ
る。
【図6】 この発明のメモリ部と第1の制御信号の関係
を示す図である。
【図7】 この発明の画像合成部が合成する画面の一例
を示す図である。
【図8】 従来の画像監視システムを示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1A,1B 監視端末、2A〜2D ホスト端末、3
電話交換機、1−1撮像装置、1−2 画像変換部、1
−3 メモリ部、1−4 画像圧縮部、1−5 通信
部、1−6 監視端末制御部、2−1 画像伸張部、2
−2 画像合成部、2−3 画像切替部、2−4 表示
制御部、2−5 モニタTV、2−6,2−6a ホス
ト端末制御装置、g 電話回線、r警報信号。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視端末には、 監視点を撮像して画像信号を出力する撮像手段と、 前記撮像手段より出力された各フレーム毎の画像信号を
    所定フレーム数分記憶すると共に、所定フレーム数分の
    画像信号を記憶した時点で古い画像信号から順次新たに
    取り込んだ画像信号に更新し、外部より入力された制御
    信号入力後に予め設定された一定時間経過後に画像信号
    の記録を停止するメモリ部と、 外部より入力された制御信号に従って前記メモリ部より
    順次読み出された画像信号を所定の圧縮率で圧縮する画
    像圧縮部と、 圧縮された画像信号を電話回線を介して伝送する信号通
    信手段とを備え、ホスト端末には、 前記監視端末側の信号通信手段より伝送されてきた画像
    信号を受信すると共に、前記画像圧縮部に圧縮制御信号
    を出力する信号通信手段と、 伝送されてきた画像信号を所定の伸張率で伸張し、画像
    信号を一時記憶する画像伸張部と、 この画像伸張部より順次出力されていた画像信号を合成
    して複数の画像を1画面に表示させる合成画像信号を生
    成して出力する画像合成部と、 この画像合成部より出力された合成画像信号、或いは前
    記画像伸張部より選択出力させた単一の画像信号のいず
    れかを切り替え出力する画像切替部と、 この画像切替部より出力された画像信号をテレビ表示用
    の画像信号にしてテレビ表示する画像表示手段と、 前記画像切替部に対して切替制御信号を出力すると共
    に、前記画像伸張部に伸張制御信号を出力し、更に電話
    回線を介して前記画像圧縮部に圧縮制御信号及び前記メ
    モリ部に画像信号読み出し用の画像制御信号を出力する
    出力制御部とを備えたことを特徴とする画像監視装置。
  2. 【請求項2】 監視端末には、 監視点を撮像して画像信号を出力する撮像手段と、 前記撮像手段より出力された各フレーム毎の画像信号を
    所定フレーム数分記憶すると共に、所定フレーム数分の
    画像信号を記憶した時点で古い画像信号から順次新たに
    取り込んだ画像信号に更新して行くメモリ部と、 外部より入力された制御信号に従って前記メモリ部より
    順次読み出された画像信号を合成して複数の画像を1画
    面に表示させる合成画像信号を生成する画像合成部と、 この画像合成部より出力された合成画像信号、或いは前
    記メモリ部より選択出力された単一の画像信号のいずれ
    かを切り替え出力する画像切替部と、 この画像切替部より出力された画像信号を所定の圧縮率
    で圧縮する画像圧縮部と、 圧縮された画像信号を電話回線を介して伝送する信号通
    信手段とを備え、ホスト端末には、前記監視端末側の信
    号通信手段より伝送されてきた画像信号を受信すると共
    に、前記画像圧縮部に圧縮制御信号を出力する信号通信
    手段と、 伝送されてきた画像信号を所定の伸張率で伸張する画像
    伸張部と、 この画像伸張部より順次出力されてきた画像信号をテレ
    ビ表示用の画像信号にしてテレビ表示する画像表示手段
    と、 前記画像圧縮部、画像切替部、及びメモリ部のそれぞれ
    に電話回線を介して圧縮制御部、切替制御信号、及び画
    像信号読み出し用の画像制御信号を出力し、更に前記画
    像伸張部に伸張制御信号を出力する出力制御部とを備え
    たことを特徴とする画像監視装置。
  3. 【請求項3】 出力制御部は電話回線を介して監視端末
    より警報信号を入力時に、警報信号を画像表示手段に出
    力し警報メッセージをテレビ表示することを特徴とする
    請求項1に記載の画像監視装置。
  4. 【請求項4】 出力制御部は電話回線を介して監視端末
    より警報信号を入力時に、警報信号を画像表示手段に出
    力し警報メッセージをテレビ表示することを特徴とする
    請求項2に記載の画像監視装置。
  5. 【請求項5】 監視端末及びホスト端末の各信号通信手
    段は、画像信号伝送に要する制御信号入力に従って電話
    回線を相手端末につなぐ自動発呼を、電話交換機に対し
    て行う自動発呼機能と、自動発呼に呼応して前記電話回
    線を発呼元端末につなぐ自動着信機能とを備えることを
    特徴とする請求項1または3に記載の画像監視装置。
  6. 【請求項6】 監視端末及びホスト端末の各信号通信手
    段は、画像信号伝送に要する制御信号入力に従って電話
    回線を相手端末につなぐ自動発呼を、電話交換機に対し
    て行う自動発呼機能と、自動発呼に呼応して前記電話回
    線を発呼元端末につなぐ自動着信機能とを備えることを
    特徴とする請求項2または4に記載の画像監視装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008022046A (ja) * 2006-07-10 2008-01-31 Mitsubishi Electric Corp 遠隔画像監視システム及び画像送信装置
WO2015125441A1 (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 画像伝送装置及び画像伝送システム

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