JPH08181734A - Hdlcにおける受信処理方式 - Google Patents

Hdlcにおける受信処理方式

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JPH08181734A
JPH08181734A JP6322325A JP32232594A JPH08181734A JP H08181734 A JPH08181734 A JP H08181734A JP 6322325 A JP6322325 A JP 6322325A JP 32232594 A JP32232594 A JP 32232594A JP H08181734 A JPH08181734 A JP H08181734A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信データバッファリードのアクセス競合を
抑えて効率的なシステムを構築可能なHDLCにおける
受信処理方式を提供すること。 【構成】 HDLCで使用される情報伝送単位であるフ
レームを受信し、HDLCによる受信フレームの処理を
行うHDLC受信処理部10と、HDLC受信処理部1
0よりAフィールド、CフィールドおよびIフィールド
のデータを受信し、Aフィールド、Cフィールドおよび
少なくともレイヤ3処理装置で処理するIフィールドの
データより成るデータ104と、Iフィールドのデータ
より成るデータ109とに振り分けるAC/I振り分け
部12と、AC/I振り分け部12よりデータ104を
受信してこれを蓄積する受信データバッファ16と、デ
ータ振り分け部12よりデータ108を受信してこれを
蓄積する受信データバッファ20とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ伝送における受信
処理方式、より具体的にはOSI7レイヤのうちレイヤ
2におけるHDLC手順の受信処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】OSI7レイヤとは、異なるコンピュー
タ間を通信回線などで相互に結び、相互通信できるよう
にするための標準ネットワーク・アーキテクチャ(OS
I:開放型システム間相互接続)を7階層でモデル化し
たものである。図5はOSIにおける7つのレイヤの内
部構造を示した説明図である。
【0003】OSI7レイヤのレイヤ2は、隣接するノ
ード間でトランスペアレント(透過的)なそして高信頼
のデータ伝送を実現している。そのひとつにHDLCが
ある。HDLC(High−level Data L
ink Control Procedure:高水準
データ伝送手順)は、コンピュータ同士の高速通信で効
率の良い、信頼性の高い伝送手順の代表的なプロトコル
として知られている。
【0004】HDLCでのデータ伝送は“011111
10”というパターンをもつ開始フラグおよび終了フラ
グに囲まれたフレームを単位として伝送され、データの
透過性、高効率、高信頼性という特徴をもっている。図
6はHDLCにおけるフレーム構造、図7はその内容を
示したものである。
【0005】HDLCフレームは、送受信間でフレーム
の同期をとるための開始フラグFから始まり、サービス
受け口の種類や端末の識別を示すアドレスフィールド
(以下Aフィールド)、フレーム種別を識別する制御フ
ィールド(以下Cフィールド)、レイヤ3以上のデータ
が入る情報フィールド(以下Iフィールド)、フレーム
の伝送誤りを検出するためのフレームチェックシーケン
ス(FCS)、開始フラグFと同じ内容の終了フラグF
で構成される。
【0006】HDLCフレームの受信装置として、従
来、Aフィールド、Cフィールド、Iフィールドを一つ
の受信データバッファに蓄積させ、レイヤ2プロトコル
処理とレイヤ3以上の各装置での受信処理を実現したも
のがある。図3はこのような従来技術におけるHDLC
フレーム受信装置のブロック図を示したものである。
【0007】HDLCフレーム100を受信したHDL
C受信処理部では、フレーム100に対して、HDLC
の機能、フラグ処理、0削除、フレーム長チェック、伝
送エラー検出等のフレーム受信に必要な処理を行い、A
フィールド、Cフィールド、Iフィールドをデータ格納
制御部を介して受信データバッファに蓄積する。蓄積さ
れた受信データは、その後、レイヤ2プロトコル処理装
置とレイヤ3以上の処理装置により、必要なフィールド
のデータがデータ格納制御部を介して読み出される。
【0008】具体的には、図3の場合、レイヤ2プロト
コル処理装置とレイヤ3処理装置とが一体になって処理
装置22が形成されている。このため、この処理装置2
2はAフィールド、CフィールドおよびIフィールドの
一部を受信データバッファより読み込み、レイヤ4以上
の処理装置24でIフィールドの残りの部分を受信デー
タバッファより読み込む。
【0009】このようにこの従来技術では、レイヤ2プ
ロトコル処理装置、レイヤ3処理装置、レイヤ4以上の
処理装置が受信処理を行うのに必要とするデータが受信
データバッファに蓄積される。このため、処理装置22
および24を含む各処理装置がそれぞれ、受信データバ
ッファに対してデータリードを行い、受信データバッフ
ァに対するアクセスが競合し、受信データバッファに対
するアクセスが待たされ、処理が遅くなるという問題が
あった。
【0010】このような問題を解決するため、受信フレ
ームをAフィールド、CフィールドとIフィールドとに
分けて、別々の受信データバッファに蓄積する技術が検
討されている。図4はこのような別々の受信データバッ
ファを備えた従来技術におけるHDLCフレームの受信
装置のブロックである。
【0011】この従来技術では、HDLC受信処理部が
フレーム100に対して、HDLCの機能、フラグ処
理、0削除、フレーム長チェック、伝送エラー検出など
のフレーム受信に必要な処理を行った後、AC/I振り
分け部によりフレームのAフィールド、Cフィールド、
Iフィールドを振り分ける。
【0012】フレーム100のAフィールド、Cフィー
ルドはレイヤ2プロトコル処理装置26が受信処理を行
うために必要なデータであり、またIフィールドはレイ
ヤ3、レイヤ4以上の処理装置28が受信処理を行うた
めに必要なデータである。このため、AC/I振り分け
部は、AフィールドとCフィールドを受信データ小バッ
ファへ、Iフィールドのすべてを受信データ大バッファ
へとそれぞれのルートに振り分ける。
【0013】受信データ小バッファにはレイヤ2プロト
コル処理装置26が必要とするAフィールドおよびCフ
ィールドのデータが蓄積されるので、この処理装置26
は受信データ小バッファに格納されたデータを読み出
す。同様に、受信データ大バッファにはレイヤ3/レイ
ヤ4以上の処理装置28が必要とするIフィールドのデ
ータが蓄積されるので、これら処理装置28はそれぞれ
受信データ大バッファに格納されたデータを読み出す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した従来技術
では、受信データバッファを二つに分けたことで、図3
に示した従来技術よりも受信データバッファに対するア
クセスの競合を減少させることが可能である。しかしな
がら、この従来技術では、Aフィールド、Cフィールド
を蓄積する受信小バッファではレイヤ2の受信処理しか
行えない。このため、図3に示したように、ハードまた
はソフト上でレイヤ2プロトコル処理装置とレイヤ3処
理装置が一体でレイヤ4以上の処理装置を別装置とする
システム構成には適用できないという問題があった。
【0015】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、レイヤ2プロトコル処理装置とレイヤ3処理装置が
一体で、レイヤ4以上の処理装置が別装置となるシステ
ム構成の場合でも、レイヤ2プロトコル処置装置が独立
しているときと同様に、受信データバッファリードのア
クセス競合を抑えて効率的なシステムを構築可能なHD
LCにおける受信処理方式を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、HDLCによりデータのやり取りを行う
通信処理装置における受信処理部は、HDLCで使用さ
れる情報伝送単位であるフレームを受信し、HDLCに
よる受信フレームの処理を行うHDLC受信処理部と、
HDLC受信処理部よりAフィールド、Cフィールドお
よびIフィールドのデータを受信し、Aフィールド、C
フィールドおよび少なくともレイヤ3処理装置で処理す
るIフィールドのデータより成る第1のデータと、Iフ
ィールドのデータより成る第2のデータとに振り分ける
データ振り分け部と、データ振り分け部より第1のデー
タを受信してこれを蓄積する第1の受信データバッファ
と、データ振り分け部より第2のデータを受信してこれ
を蓄積する第2の受信データバッファとを有する。
【0017】
【作用】本発明によれば、HDLCにより送られてきた
フレームの受信処理を行い、受信処理したデータのうち
Aフィールド、Cフィールドおよび少なくともレイヤ3
処理装置で処理するIフィールドのデータを第1の受信
データバッファに蓄積し、受信処理したデータのIフィ
ールドのデータを第2の受信データバッファに蓄積し、
第1の受信データバッファに蓄積されたデータおよび第
2の受信データバッファに蓄積されたデータが各レイヤ
の処理装置より読み出される。
【0018】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるHDL
Cにおける受信処理方式の実施例を詳細に説明する。
【0019】図1および図2は本発明によるHDLCに
おける受信処理方式の実施例を示すブロック図であり、
これら図12はHDLC手順が適用される通信処理装置
における受信処理部が示されている。これら図におい
て、図1ではレイヤ2プロトコル処理装置とレイヤ3処
理装置が一体でレイヤ4以上の処理装置を別装置とする
システムの構成例を示し、図2ではレイヤ2プロトコル
処理装置とレイヤ3以上の処理装置を別装置とするシス
テムの構成例を示している。
【0020】図1において、受信フレーム100はHD
LCで使用される情報伝送単位であり、図7に示したよ
うに、開始フラグF,Aフィールド,Cフィールド,I
フィールド,フレーム検査シーケンスFCS,終了フラ
グFにより構成されている。開始フラグFと終了フラグ
Fは、“01111110”のパターンをもつ送受信間
でフレームの同期をとるためのデータであり、HDLC
ではこれらフラグに囲まれたフレームを単位としてデー
タ伝送が行われる。
【0021】Aフィールドはサービスの受け口の種類や
端末の識別を示すためのデータが示されるアドレスフィ
ールドである。HDLCに基づくプロトコル処理はコマ
ンドを送信し、これに対するレスポンスを受信すること
により行われる。Aフィールドは、コマンドかレスポン
スかの識別を行うために使用され、コマンドの場合には
受信局のアドレスが、レスポンスの場合には送信局のア
ドレスが格納される。
【0022】Cフィールドはフレームの種別を識別する
ためのデータが示される制御フィールドである。フロー
制御、順序制御または誤り回復などを行う場合、このC
フィールドに示されたデータにより行われる。Aフィー
ルドおよびCフィールドはレイヤ2プロトコル処理装置
により処理される。
【0023】Iフィールドはレイヤ3以上で処理するデ
ータが配置される情報フィールドである。Iフィールド
は、送信すべきデータを書き込むフィールドであり、図
5に示したレイヤ3のネットワーク層より上位のデータ
およびヘッダも、これによりデータリンク上で伝送され
る。フレーム検査シーケンスFCSには、フレームの伝
送誤りを検出するためのデータが配置されている。
【0024】HDLC受信処理部10はHDLC手順を
用いて受信処理を行う受信処理部である。HDLC受信
処理部10は、受信フレーム100を受信すると、フレ
ーム検査シーケンスFCSにより誤りチェック等を行っ
た後、異常がなければAフィールド、Cフィールドおよ
びIフィールドにより構成されるデータ102をAC/
I振り分け部12に送る。
【0025】AC/I振り分け部12は、データ102
をデータ104とデータ108に分割し、2つの受信バ
ッファ16、20への送信処理を行う。AC/I振り分
け部12はデータ格納制御部14およびデータ格納制御
部18に接続される。AC/I振り分け部12は、Aフ
ィールド、Cフィールドおよび少なくともレイヤ3処理
装置で処理するIフィールド部分を含むデータにより構
成されるデータ104をデータ格納制御部14に送ると
ともに、Iフィールドにより構成されるデータ108を
データ格納制御部18に送る。
【0026】データ格納制御部14は、AC/I振り分
け部12から送られてきたデータ104を受信データバ
ッファ16に蓄積するとともに、レイヤ2プロトコル処
理装置とレイヤ3処理装置が一体になっている処理装置
22と接続され、これとのインタフェースを備えてい
る。データ格納制御部18は、AC/I振り分け部12
から送られてきたデータ108を受信データバッファ2
0に蓄積するとともに、レイヤ4以上の処理装置24と
接続され、これとのインタフェースを備えている。
【0027】受信データバッファ16はデータ104を
蓄積するバッファであり、受信データバッファ20はデ
ータ108を蓄積するバッファである。受信データバッ
ファ16はAフィールド、CフィールドおよびIフィー
ルドの蓄積を行うが、Iフィールドはレイヤ3処理装置
で必要となるデータ部分を想定して蓄積するため、実質
的には受信データバッファ20より小さい容量となる。
したがって、受信データバッファ16には大バッファ
が、また受信データバッファ20には小バッファが割り
当てられる。
【0028】処理装置22は、レイヤ2のプロトコル処
理を行うレイヤ2プロトコル処理装置とレイヤ3の受信
処理を行うレイヤ3処理装置とが一体になった処理装置
である。処理装置22は、レイヤ2プロトコル処理装置
で処理するAフィールドおよびCフィールドより成るデ
ータ105をデータ格納制御装置14を介して受信デー
タバッファ16から読み込むとともに、レイヤ3処理装
置で処理するIフィールドのデータを同様のルートで読
み込む。
【0029】処理装置24はレイヤ4以上の受信処理を
行う処理装置である。処理装置24は、レイヤ4以上の
処理装置で処理するIフィールドのデータ109をデー
タ格納制御装置18を介して受信データバッファ20か
ら読み込む。
【0030】次に図1に示した実施例の動作を説明す
る。まず、対向装置(図示せず)から受信フレーム10
0を受けたHDLC受信処理部10は、HDLC手順を
用いて受信フレームを処理する。HDLCの機能は、お
もにフラグ処理、0削除、フレーム長チェック、伝送エ
ラー検出等があり、フレーム受信に必要な処理を行った
データ102がHDLC受信処理部10からAC/I振
り分け部12に送られる。この時点でのデータ102は
Aフィールド、CフィールドおよびIフィールドの構成
になっている。
【0031】AC/I振り分け部12は受信したデータ
102のうちAフィールド、CフィールドおよびIフィ
ールドより成るデータ104をデータ格納制御部14に
送るとともに、Iフィールドより成るデータ108をデ
ータ格納制御部18に送る。データ格納制御部14はA
C/I振り分け部12よりデータ104を受信すると受
信データバッファ16に蓄積する。同様に、データ格納
制御部18はAC/I振り分け部12より受信したデー
タ108を受信データバッファ20に蓄積する。
【0032】図1のシステムの場合、処理装置22はレ
イヤ2プロトコル処理装置とレイヤ3処理装置とが一体
化されている。このため、処理装置22はデータ格納制
御部14を介して受信データバッファ16よりAフィー
ルドおよびCフィールドのデータ105と、レイヤ3処
理装置で処理するIフィールドのデータ106を読み出
す。また、処理装置24は、レイヤ4以上の処理装置で
処理するデータ、すなわちレイヤ3処理装置で処理する
以外のIフィールドのデータ109を読み出す。
【0033】一方、図2を参照すると、ここにはレイヤ
2プロトコル処理装置とレイヤ3以上の処理装置とを別
装置とするシステムの構成例が示されている。すなわ
ち、レイヤ2プロトコル処理装置26はレイヤ2の受信
処理を行い、処理装置28はレイヤ3の受信処理とレイ
ヤ4以上の受信処理を行う。
【0034】データ格納制御部14はレイヤ2プロトコ
ル処理装置26のインタフェースを備え、この処理装置
26よりデータ105の読み出し制御が行われるが、こ
の場合でも受信データバッファ16にはAフィールド、
CフィールドおよびIフィールドより成るデータ104
が蓄積される。
【0035】同様に、データ格納制御部18はレイヤ3
とレイヤ4以上との処理装置28とインタフェースをも
ち、この処理装置28よりデータ108の読み出し制御
が行われるが、この場合でも受信データバッファ20に
はIフィールドより成るデータ108が蓄積される。
【0036】そして、レイヤ2プロトコル処理装置26
は受信データバッファ16よりAフィールドとCフィー
ルドより成るデータ105をデータ格納制御部14を介
して読み出し、処理装置5は受信データバッファ20よ
りIフィールドのデータ106および109をデータ格
納制御部18を介して読み出す。
【0037】以上詳細に説明したように本実施例によれ
ば、受信データバッファ16はAフィールド、Cフィー
ルド、Iフィールドのデータが、受信データバッファ2
0にはIフィールドのデータが蓄積される。このよう
に、受信データバッファ16でレイヤ2プロトコル処理
装置とレイヤ3処理装置が必要とするデータを、受信デ
ータバッファ20でレイヤ3処理装置とレイヤ4以上の
処理装置が必要とするデータが蓄積されるので、図1や
図2のように異なるシステム構成に対して本実施例を適
用することが可能となる。
【0038】
【発明の効果】このように本発明のHDLCにおける受
信処理方式によれば、レイヤ2プロトコル処理装置とレ
イヤ3処理装置が一体で、レイヤ4以上の処理装置が別
装置となるシステム構成の場合でも、レイヤ2プロトコ
ル処置装置が独立しているときと同様に、受信データバ
ッファリードのアクセス競合を抑えて効率的なシステム
を構築可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるHDLCにおける受信処理方式の
実施例が適用される受信処理部のブロック図である。
【図2】本発明によるHDLCにおける受信処理方式の
実施例が適用される受信処理部の他の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】従来技術におけるHDLCにおける受信処理部
の構成例を示すブロック図である。
【図4】従来技術におけるHDLCにおける受信処理部
の他の構成例を示すブロック図である。
【図5】OSIの7レイヤモデルの説明図である。
【図6】HDLCにおけるフレーム構成図である。
【図7】HDLCにおけるフレーム内容の説明図であ
る。
【符号の説明】
10 HDLC受信処理部 12 AC/I振り分け部 14,18 データ格納制御部 16,20 受信データバッファ 22 レイヤ2プロトコル処理装置 レイヤ3処理装
置 24 レイヤ4以上の処理装置 26 レイヤ2プロトコル処理装置 28 レイヤ3/レイヤ4以上の処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸谷 謙一 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HDLCにより送られてきたフレームの
    受信処理を行い、 受信処理したデータのうちAフィールド、Cフィールド
    および少なくともレイヤ3処理装置で処理するIフィー
    ルドのデータを第1の受信データバッファに蓄積し、 前記受信処理したデータのIフィールドのデータを第2
    の受信データバッファに蓄積し、 前記第1の受信データバッファに蓄積されたデータおよ
    び前記第2の受信データバッファに蓄積されたデータが
    各レイヤの処理装置より読み出されることを特徴とする
    HDLCにおける受信処理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の受信処理方式におい
    て、前記第1の受信データバッファに蓄積されたデータ
    はレイヤ2プロトコル処理装置およびレイヤ2プロトコ
    ル処理装置とレイヤ3処理装置が一体になった処理装置
    のいずれかの処理装置より読み出され、 前記第2の受信データバッファに蓄積されたデータはレ
    イヤ4以上の処理装置およびレイヤ3とレイヤ4以上の
    処理装置のいずれかの処理装置より読み出されることを
    特徴とするHDLCにおける受信処理方式。
  3. 【請求項3】 HDLCによりデータのやり取りを行う
    通信処理装置における受信処理部において、 HDLCで使用される情報伝送単位であるフレームを受
    信し、HDLCによる受信フレームの処理を行うHDL
    C受信処理部と、 前記HDLC受信処理部よりAフィールド、Cフィール
    ドおよびIフィールドのデータを受信し、Aフィール
    ド、Cフィールドおよび少なくともレイヤ3処理装置で
    処理するIフィールドのデータより成る第1のデータ
    と、Iフィールドのデータより成る第2のデータとに振
    り分けるデータ振り分け部と、 前記データ振り分け部より第1のデータを受信し、この
    データを蓄積する第1の受信データバッファと、 前記データ振り分け部より第2のデータを受信し、この
    データを蓄積する第2の受信データバッファとを有する
    ことを特徴とするHDLCにおける受信処理部。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の受信処理部において、
    前記第1の受信データバッファに蓄積されたデータはレ
    イヤ2プロトコル処理装置およびレイヤ2プロトコル処
    理装置とレイヤ3処理装置が一体になった処理装置のい
    ずれかの処理装置より読み出され、 前記第2の受信データバッファに蓄積されたデータはレ
    イヤ4以上の処理装置およびレイヤ3とレイヤ4以上の
    処理装置のいずれかの処理装置より読み出されることを
    特徴とするHDLCにおける受信処理部。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7856648B2 (en) * 2004-01-17 2010-12-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for processing VOD data in mobile station

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7856648B2 (en) * 2004-01-17 2010-12-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for processing VOD data in mobile station

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