JPH08181157A - 搬送機構 - Google Patents

搬送機構

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Publication number
JPH08181157A
JPH08181157A JP6317903A JP31790394A JPH08181157A JP H08181157 A JPH08181157 A JP H08181157A JP 6317903 A JP6317903 A JP 6317903A JP 31790394 A JP31790394 A JP 31790394A JP H08181157 A JPH08181157 A JP H08181157A
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JP
Japan
Prior art keywords
frame
slider
engaging
pin
hook
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6317903A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Ishizuka
敏彦 石塚
Hirokatsu Ida
浩勝 伊田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Publication of JPH08181157A publication Critical patent/JPH08181157A/ja
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  • Reciprocating Conveyors (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機構全体の大型化を招くことなく、搬送ピン
の損傷やフレームの変形等の発生を防止する。 【構成】 スライドガイド1,5はガイドレール10上
をフレーム12の搬送方向に駆動される。スライドガイ
ド1上にはフレーム12の方向に摺動自在なスライダ2
が搭載され、スライダ2には搬送ピン3が固定されてい
る。スライダ2がフレーム12の方向に摺動することで
押出された搬送ピン3はフレーム12の嵌合孔に嵌通す
る。スライドガイド1にはスライドガイド5と係合する
ためのフック4が固定されている。スライドガイド5上
にはフック4に係合するコマ6がシャフト7によって回
動自在に軸支されている。スライドガイド5及びコマ6
には夫々バネ掛け座8a,8bが設けられ、これらバネ
掛け座8a,8b間には引張りバネ9が架設されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は搬送機構に関し、特に半
導体アセンブリ装置のフレーム搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフレーム搬送機構におい
ては、図4及び図5に示すように、リードフレーム搬送
軸21にネジ22で駆動アーム23を固定し、この駆動
アーム23にリードフレーム(図示せず)を搬送するた
めの搬送アーム24を取付けている。
【0003】駆動アーム23と搬送アーム24とは接合
面aで互いに接合されており、駆動アーム23に植設さ
れた2個のピン26が搬送アーム24の2個の長穴24
aに夫々貫通している。これによって、駆動アーム23
と搬送アーム24とはピン26及び長穴24aによって
互いに摺動自在となっている。
【0004】また、駆動アーム23及び搬送アーム24
には互いに対向する位置にバネ掛け座27a,27bが
設けられており、これらバネ掛け座27a,27b間に
は駆動アーム23及び搬送アーム24を互いに引き付け
合うように接合するための引張りバネ28が架設されて
いる。尚、リードフレーム搬送軸21は支柱20に取付
けられ、搬送アーム24の接合面aに対向する他端には
搬送ピン25が取付けられている。
【0005】2つに分割された駆動アーム23及び搬送
アーム24は一体物としてリードフレームをフレーム搬
送方向(矢印Eの方向)に搬送している。この搬送にお
いて、障害物29によってリードフレームが詰まった
り、食い込んだりした場合、駆動アーム23がリードフ
レーム搬送軸21によって搬送動作を行っていても、搬
送ピン25が取付けられた搬送アーム24は障害物29
を避けるように逃げの動作を行う。
【0006】この搬送アーム24による逃げの動作は1
ストローク以上の長さを持った長穴24aの分だけ可能
である。つまり、リードフレームの搬送が障害物29に
よって停止した時に駆動アーム23がフレーム搬送方向
に移動しても、ピン26が長穴24aに沿って移動する
だけなので、搬送アーム24は停止したままとなる。
【0007】上記のフレーム搬送機構については、特開
平3−44943号公報に詳述されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のフレー
ム搬送機構では、2つに分割された駆動アーム及び搬送
アームのうち搬送アームが長穴によって障害物を避ける
ような逃げの動作を行うよう構成されているので、フレ
ーム搬送ストロークが長くなるとその分長穴の長さが長
くなり、機構全体が大型化してしまう。
【0009】また、フレーム搬送中にフレーム詰まり等
のトラブルが発生すると、そのトラブルを処理するまで
フレームにバネの引張り力が加わり、搬送ピンの損傷や
フレームの変形等が発生してしまう。
【0010】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、機構全体の大型化を招くことなく、搬送ピンの損
傷やフレームの変形等の発生を防止することができる搬
送機構を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による搬送機構
は、搬送物に設けられた嵌合部にピン部材を嵌合させて
搬送する搬送機構であって、前記ピン部材を搭載しかつ
搬送方向に移動自在な第1のスライダ部材と、前記第1
のスライダ部材に係合しかつ前記第1のスライダ部材を
前記搬送方向に移動するための第2のスライダ部材と、
前記搬送物の停止時に前記第1のスライダ部材と前記第
2のスライダ部材との係合を解除する解除部材とを備え
ている。
【0012】本発明による他の搬送機構は、搬送物に設
けられた嵌合部にピン部材を嵌合させて搬送する搬送機
構であって、前記ピン部材を搭載しかつ搬送方向に移動
自在な第1のスライダ部材と、前記第1のスライダ部材
上に固定されたフック部材と、前記フック部材に係合す
る係合部材と、前記係合部材を回動自在に軸支しかつ前
記搬送方向に移動自在な第2のスライダ部材と、前記搬
送物の前記搬送方向への移動時に前記係合部材を前記搬
送方向に付勢しかつ前記搬送物の停止による前記係合部
材と前記フック部材との係合が解除された時に前記係合
部材を前記フック部材から離す方向に付勢する付勢部材
とを備えている。
【0013】
【作用】フレームを搬送するための搬送ピンを搭載する
第1のスライドガイドのフックと、駆動軸によって駆動
される第2のスライドガイドのコマとを引張りバネで係
合状態とする。
【0014】これら第1及び第2のスライドガイドによ
って搬送されるフレームが障害物に当たって第1のスラ
イドガイドが停止した時にそれらの係合状態を解除し、
コマを引張りバネでフックから離す方向に付勢する。
【0015】これによって、フックとコマとの係合が解
除されて第1及び第2のスライドガイドの係合状態が解
除されるので、フレームは無負荷の状態となる。したが
って、フレームの搬送ストロークに関係なく、同一機構
でフレームの無負荷状態を形成することができるので、
機構全体の大型化を招くことはない。
【0016】また、フレームの搬送中にフレームの詰ま
り等のトラブルが発生しても、そのトラブルを処理する
までの間中、フレームに引張りバネの引張り力が加わり
続けるということはないので、搬送ピンの損傷やフレー
ムの変形等が発生することはない。
【0017】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、本発明の一実施例による搬送機構はス
ライドガイド1,5によって構成されており、スライド
ガイド1,5はガイドレール10上をフレーム12の搬
送方向(矢印Bの方向)に駆動される。
【0019】スライドガイド1上にはフレーム12の方
向(矢印Aの方向)に摺動自在なスライダ2が搭載され
ており、スライダ2には搬送ピン3が固定されている。
スライダ2がフレーム12の方向に摺動することで押出
された搬送ピン3はフレーム12の嵌合孔(溝)(図示
せず)に嵌通する。また、スライドガイド1にはスライ
ドガイド5と係合するためのフック4が固定されてい
る。
【0020】スライドガイド5上にはフック4に係合す
るコマ6がシャフト7によって回動自在に軸支されてい
る。スライドガイド5及びコマ6には夫々バネ掛け座8
a,8bが設けられており、これらバネ掛け座8a,8
b間には引張りバネ9が架設されている。
【0021】引張りバネ9はスライドガイド1,5のフ
レーム12の搬送方向への搬送時にコマ6が時計回りの
方向(矢印Cの方向)に回動するようにコマ6を付勢
し、フック4をフレーム12の搬送方向に付勢する。
【0022】また、引張りバネ9はスライドガイド1の
搬送動作が停止した時に、コマ6が反時計回りの方向に
回動するようにコマ6を付勢し、フック4とコマ6との
係合を解除する。尚、スライドガイド5は駆動軸11に
よってフレーム12の搬送方向に駆動されている。
【0023】図2及び図3は本発明の一実施例による搬
送機構の搬送動作を示す図である。これら図1〜図3を
用いて本発明の一実施例による搬送機構の搬送動作につ
いて説明する。
【0024】スライダ2のフレーム12の方向への摺動
によって搬送ピン3がフレーム12の嵌合孔に嵌通した
状態で、スライドガイド5がガイドレール10にガイド
されて駆動軸11によってフレーム12の搬送方向に駆
動されると、フック4とコマ6と引張りバネ9とによっ
てスライドガイド1もフレーム12の搬送方向に駆動さ
れる。
【0025】この状態でフレーム12が障害物13に当
たると、スライドガイド1は停止するが、スライドガイ
ド5は駆動軸11によってそのまま搬送ストロークの終
了位置まで移動する。
【0026】スライドガイド1の停止によってフック4
も停止するが、コマ6はスライドガイド5の搬送ストロ
ークの終了位置まで移動するのにともなって移動する。
このとき、コマ6は引張りバネ9の付勢力に抗して反時
計方向(矢印Dの方向)に回動し、バネ掛け座8aがフ
レーム12に対して垂直でかつバネ掛け座8bを通る軸
を通り過ぎると引張りバネ9の付勢力によってさらに反
時計方向に回動される。
【0027】これによって、フック4とコマ6との係合
が解除されてスライドガイド1,5の係合状態が解除さ
れるので、フレーム12は無負荷の状態となる(図2及
び図3参照)。
【0028】したがって、フレーム12の搬送ストロー
クに関係なく、同一機構でフレーム12の無負荷状態を
形成することができるので、機構全体の大型化を招くこ
とはない。
【0029】また、フレーム12の搬送中にフレーム1
2の詰まり等のトラブルが発生しても、そのトラブルを
処理するまでの間中、フレーム12に引張りバネ9の引
張り力が加わり続けるということはないので、搬送ピン
3の損傷やフレーム12の変形等が発生することはな
い。
【0030】このように、フレーム12を搬送するため
のスライドガイド1のフック4と、駆動軸によって駆動
されるスライドガイド5のコマ6とを引張りバネ9で係
合状態とし、フレーム12が障害物13に当たってスラ
イドガイド1が停止した時にそれらの係合状態を解除
し、コマ6を引張りバネ9でフック4から離す方向に付
勢することによって、機構全体の大型化を招くことな
く、搬送ピン3の損傷やフレーム12の変形等の発生を
防止することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、搬
送物に設けられた嵌合部にピン部材を嵌合させて搬送す
る搬送機構において、ピン部材を搭載しかつ搬送方向に
移動自在な第1のスライダ部材と、この第1のスライダ
部材に係合しかつ第1のスライダ部材を搬送方向に移動
するための第2のスライダ部材との係合状態を搬送物の
停止時に解除することによって、機構全体の大型化を招
くことなく、搬送ピンの損傷やフレームの変形等の発生
を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例による搬送機構の搬送動作を
示す図である。
【図3】本発明の一実施例による搬送機構の搬送動作を
示す図である。
【図4】従来例の斜視図である。
【図5】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1,5 スライドガイド 2 スライダ 3 搬送ピン 4 フック 6 コマ 8a,8b バネ掛け座 9 引張りバネ 10 ガイドレール 11 駆動軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送物に設けられた嵌合部にピン部材を
    嵌合させて搬送する搬送機構であって、前記ピン部材を
    搭載しかつ搬送方向に移動自在な第1のスライダ部材
    と、前記第1のスライダ部材に係合しかつ前記第1のス
    ライダ部材を前記搬送方向に移動するための第2のスラ
    イダ部材と、前記搬送物の停止時に前記第1のスライダ
    部材と前記第2のスライダ部材との係合を解除する解除
    部材とを有することを特徴とする搬送機構。
  2. 【請求項2】 搬送物に設けられた嵌合部にピン部材を
    嵌合させて搬送する搬送機構であって、前記ピン部材を
    搭載しかつ搬送方向に移動自在な第1のスライダ部材
    と、前記第1のスライダ部材上に固定されたフック部材
    と、前記フック部材に係合する係合部材と、前記係合部
    材を回動自在に軸支しかつ前記搬送方向に移動自在な第
    2のスライダ部材と、前記搬送物の前記搬送方向への移
    動時に前記係合部材を前記搬送方向に付勢しかつ前記搬
    送物の停止による前記係合部材と前記フック部材との係
    合が解除された時に前記係合部材を前記フック部材から
    離す方向に付勢する付勢部材とを有することを特徴とす
    る搬送機構。
  3. 【請求項3】 前記搬送物の停止によって前記第1のス
    ライダ部材が停止した時に前記第2のスライダ部材の前
    記搬送方向への移動に伴う前記係合部材の回動によって
    前記係合部材と前記フック部材との係合を解除するよう
    構成されたことを特徴とする請求項2記載の搬送機構。
JP6317903A 1994-12-21 1994-12-21 搬送機構 Withdrawn JPH08181157A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6317903A JPH08181157A (ja) 1994-12-21 1994-12-21 搬送機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6317903A JPH08181157A (ja) 1994-12-21 1994-12-21 搬送機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08181157A true JPH08181157A (ja) 1996-07-12

Family

ID=18093343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6317903A Withdrawn JPH08181157A (ja) 1994-12-21 1994-12-21 搬送機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH08181157A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108466021A (zh) * 2018-03-26 2018-08-31 安徽江淮汽车集团股份有限公司 一种环形件自分离机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108466021A (zh) * 2018-03-26 2018-08-31 安徽江淮汽车集团股份有限公司 一种环形件自分离机构

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020305