JPH08180844A - 照明ランプ - Google Patents

照明ランプ

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JPH08180844A
JPH08180844A JP33664094A JP33664094A JPH08180844A JP H08180844 A JPH08180844 A JP H08180844A JP 33664094 A JP33664094 A JP 33664094A JP 33664094 A JP33664094 A JP 33664094A JP H08180844 A JPH08180844 A JP H08180844A
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JP
Japan
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light emitting
rod
filaments
shaped light
glass tube
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JP33664094A
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Taira Kouchiwa
平 小団扇
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主としてスリットスキャン方向についての黒
スジ、黒帯等の画像ノイズの発生を防止し、有効で且つ
効率の高い照明を行い得る照明ランプを提供する。。 【構成】 複写機等の画像形成装置の照明ランプの発光
部22のフィラメントF221、F222、F223、F224…および
発光部23のフィラメントF231、F232、F233…は、各フ
ィラメントの長さが均一で、各フィラメントの長さとフ
ィラメント間の距離が等しく、且つ発光部22のフィラ
メントF221、F222、F223、F224…と発光部23のフィラ
メントF231、F232、F233…とは、前記フィラメントの配
列ピッチLの1/nの長さS分だけずらして配置されて
いる。棒状発光部22および23は、ガラス管21内に
任意の距離を隔てて等角度位置に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機のような
画像形成装置の原稿照明用の照明装置に係り、特に原稿
を照明する、例えばハロゲンランプ等の照明ランプに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等の画像形成装置の照明
装置は、原稿設置ガラス(以下、「コンタクトガラス」
と称する)上に載置された原稿を照明ランプの光で照明
する。この場合、照明装置の光は、コンタクトガラス上
において、照明光が通る照明スリットの長手方向に沿い
スリットの中央部から周辺部に向けて光量が連続的に増
加するような光量分布を形成する。これは、結像光学系
が持つ cos4 則を補正し、結像面上で前記長手方向に均
一の光量分布を得るためである。
【0003】また、切り貼り原稿および本の背びれ部分
等のようにコンタクトガラス面から若干浮き上がってい
る浮き上がり部分を有する原稿を複写する際に発生する
黒スジ、黒帯等の画像ノイズを除去するために、結像レ
ンズの入射瞳に対して照明光が前記浮き上がり部分にも
到達している必要がある。また、画像形成に必要な照明
光量を確保して、しかも消費電力を小さくするために、
照明効率を向上して少ない発光量で明るい照明を実現す
る様々な技術が提案されている。
【0004】実公平6-10360 号公報には、一列に配列さ
れた複数のフィラメントのフィラメント長を、長手方向
の両端部を中央部より短くして消費電力を抑え、高効率
で且つ装置の大型化を抑えることが開示されている。し
かしながら、この実公平6-10360 号公報に示された構成
は、前述の黒スジ、黒帯等の画像ノイズの除去には何ら
有効ではない。特開平5-142669号公報には、原稿走査ミ
ラーの反射率を両端部より中央部を低下させて均一な光
量分布を得ることが開示されているが、実公平6-10360
号公報と同様に黒スジ、黒帯等の画像ノイズの除去には
有効でない。
【0005】図7に、一般の複写機の光学系の斜視図を
示す。図7の光学系は、照明ランプ1、反射鏡2,7,
9、コンタクトガラス3、結像レンズ8および感光体ド
ラム10を有する。照明ランプ1は、原稿を照明するた
めの細長い棒状のランプであり、例えばハロゲンランプ
からなる。反射鏡2は、ほぼ楕円筒面を形成し、照明ラ
ンプ1による照明効率を高めるために、照明ランプ1の
光を反射してコンタクトガラス3の説明個所4上に図示
F方向に沿う線状、すなわちスリット状に集光する。反
射鏡7および9は、原稿から得られる画像光束を反射し
て偏向させる。
【0006】結像レンズ8は、反射鏡7を介して得られ
る画像光束を感光体ドラム10の表面に結像させる。原
稿は、コンタクトガラス3上に載置され、照明ランプ1
からのスリット状の照明光を図7に矢印で示すスキャン
方向5にスキャンする。コンタクトガラス3上の照明個
所4における有効スリット長さをFで示している。
【0007】照明個所4において原稿で反射した画像光
束6は、反射鏡7、結像レンズ8および反射鏡9を順次
介して感光体ドラム10上に結像される。感光体ドラム
10は、スリットスキャン方向5へのスリット状照明光
束のスキャンに同期して回転駆動される。感光体ドラム
10の表面に結像された画像光束は、図示していない構
成により公知の電子写真プロセスにて画像化される。こ
の場合、先に述べた黒スジ、黒帯等の画像ノイズは、主
としてスリットスキャン方向5に平行に発生する。
【0008】棒状ハロゲンランプ等の照明ランプ1は、
一般的に、図8の上図(a) に示すように、管状の透明ガ
ラス管11内に、複数のフィラメントF11 〜F16 が長手
方向に一列に配列され且つ直列に接続されてなる棒状の
発光部(棒状発光部)12が設けられて構成されてい
る。
【0009】図7の照明ランプ1を用いた場合の照明個
所4の位置に対する光量の分布を図8の下図(b) に示
す。有効画像幅に相当する有効スリット長さFに対し
て、複数のフィラメントF11 〜F16 のそれぞれによる光
量分布D1〜D6の合成光量分布Dには、光量ムラD′
がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したスリットスキ
ャン方向5に平行な黒スジ、黒帯等の画像ノイズは、主
として、従来の照明ランプ1による照明における図8の
上図(a) の各フィラメントF11 〜F16 の配置間隔および
図8の下図(b) に示す光量ムラD′に起因して、照明光
が上述した原稿の浮き上がり部分に充分に到達しないこ
とにより発生すると考えられる。本発明は、上述の事情
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、主
としてスリットスキャン方向についての黒スジ、黒帯等
の画像ノイズの発生を防止し、有効で且つ効率の高い照
明を行い得る照明ランプを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、長手方向に一列に配列した複数個のフ
ィラメントからなる棒状発光部と、管状のガラス管とを
具備し、前記ガラス管内部の長手方向に沿って、前記棒
状発光部を複数個配設したことを特徴としている。
【0012】また、前記各棒状発光部は、前記ガラス管
内部に配設された個数が偶数であり、且つ前記フィラメ
ントの配列ピッチがLであるとき、相互に略L/2ピッ
チずつずらして配設することが望ましい。また、前記各
棒状発光部は、前記ガラス管内部に配設された個数nが
奇数であり、且つ前記フィラメントの配列ピッチがLで
あるとき、相互に順次略L/nピッチずつずらし配設す
ることが望ましい。
【0013】また、前記各棒状発光部は、前記ガラス管
内部に配設された個数nが奇数であり且つ前記フィラメ
ント長がSであるとき、相互に順次S/nピッチずつ前
記フィラメントの配設位置をずらして配設してもよい。
さらにまた、前記複数の棒状発光部は、前記ガラス管中
心軸に対して等距離に且つ等角度間隔で配設してもよ
い。
【0014】
【作用】上述のように構成された照明ランプは、ガラス
管内部に、各々長手方向に一列に配列した複数のフィラ
メントからなる棒状発光部を複数個配設することによ
り、スリット長手方向の光量ムラを小さくすることがで
きるので、主として黒帯等の画像ノイズを効果的に除去
することができる。また、各棒状発光部のフィラメント
の位置を相互にずらすようにすれば、コンタクトガラス
全面に亘ってどの位置でも照明光が垂直に入射するの
で、主として黒スジ等の画像ノイズを効果的に除去する
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1の上図(a) は、本発明の第1の実施
例に係る照明ランプの要部の構成を示す。図1の上図
(a) の照明ランプは、棒状発光部が2個、すなわち偶数
個、設けられている場合である。図1の上図(a) に示す
照明ランプは、ガラス管21、棒状発光部22および2
3を具備する。
【0016】棒状発光部22は、長手方向に一列に配列
され且つ直列に接続された複数のフィラメントF221、F2
22、F223、F224…を有する。棒状発光部23は、長手方
向に一列に配列され且つ直列に接続された複数のフィラ
メントF231、F232、F233…を有する。棒状発光部22の
フィラメントF221、F222、F223、F224…および棒状発光
部23のフィラメントF231、F232、F233…は、フィラメ
ントの間隔つまりピッチが共通で、且つ棒状発光部22
のフィラメントF221、F222、F223、F224…と棒状発光部
23のフィラメントF231、F232、F233…とは、フィラメ
ントの配列ピッチがLであるとき、相互に略1/2ピッ
チ分ずらして配設される。
【0017】具体的には、例えば、棒状発光部22のフ
ィラメントF221、F222、F223、F224…および棒状発光部
23のフィラメントF231、F232、F233…は、各フィラメ
ントの長さSが均一で、各フィラメントの長さSとフィ
ラメント間の距離L−Sが等しく、且つ棒状発光部22
のフィラメントF221、F222、F223、F224…と棒状発光部
23のフィラメントF231、F232、F233…とは、前記フィ
ラメントの長さS(=L/2)分ずらして配設される。
【0018】2つの棒状発光部22および23は、ガラ
ス管21内の、例えば同一直径上に任意の距離を隔てて
配設される。
【0019】図1の下図(b) は、スリット長さ方向の光
量分布を示す。棒状発光部22のフィラメントF221、F2
22、F223、F224…に対応する光量分布D221、D222、D22
3、D224…、棒状発光部23のフィラメントF231、F23
2、F233…に対応する光量分布D231、D232、D233…によ
る合成光量分布Dを検討する。図から明らかなように、
棒状発光部22と棒状発光部23とは、それぞれのフィ
ラメントがフィラメント配列ピッチLの1/2ピッチ分
ずらして配置されており、棒状発光部22の各フィラメ
ントF221、F222、F223、F224…の間隙に棒状発光部23
のフィラメントF231、F232、F233…が位置するため、見
かけ上長手方向全域にフィラメントが連続して配置され
る。
【0020】したがって、光量分布D221、D222、D223、
D224…、および光量分布D231、D232、D233…の各ピーク
光量間隔D″が短くなる。よって、合成光量分布Dにお
ける光量ムラD′を小さくすることができる。また、図
2は、フィラメントF223およびF233の各1点から射出さ
れる光線を矢印で示したもので、フィラメントF223から
の光線を実線、フィラメントF233からの光線を破線で示
している。
【0021】原稿面に浮き上がりのある原稿に対しても
光が到達する(すなわち結像レンズの入射瞳に対して原
稿の反射光が入射する)ためには、コンタクトガラス3
に対して照明光がスリット状の光束の面内で垂直に入射
する必要がある。図2に示すように発光部22と棒状発
光部23とを、ほぼフィラメント配列ピッチLの1/2
ずつずらすことによりコンタクトガラス3の全面にわた
って、どの位置でも照明光が垂直に入射するようにな
る。
【0022】上述のような構成とすれば、図1の下図
(b) の下図に示すように、スリット長さ方向についての
光量ムラD′を小さくすることができるので、画像ノイ
ズの発生が低減され、特に黒帯状の画像ノイズの発生を
効果的に防止することができる。また、コンタクトガラ
ス3の全面にわたって、どの位置でも照明光が垂直に入
射することにより、画像ノイズの発生が低減され、特に
黒スジ状の画像ノイズの発生を効果的に防止することが
できる。このように、図1(a) の上図のように構成され
た照明ランプによれば、黒スジ、黒帯等の画像ノイズを
効果的に除去することが可能となる。
【0023】図3は、本発明の第2の実施例に係る照明
ランプの要部の構成を示す。図3の照明ランプは、ガラ
ス管31の内部に配設された棒状発光部の個数nが4個
(n=4)、すなわち偶数個、設けられている場合であ
る。図3に示す照明ランプは、ガラス管31、棒状発光
部32、33、34および35を具備する。
【0024】棒状発光部32は、長手方向に一列に配列
され且つ直列に接続された複数のフィラメントF321、F3
22…を有する。棒状発光部33は、長手方向に一列に配
列され且つ直列に接続された複数のフィラメントF331、
F332…を有する。棒状発光部34は、長手方向に一列に
配列され且つ直列に接続された複数のフィラメントF34
1、F342…を有する。棒状発光部35は、長手方向に一
列に配列され且つ直列に接続された複数のフィラメント
F351、F352…を有する。
【0025】棒状発光部32〜35のフィラメントは、
フィラメントの配設間隔つまり配設ピッチLが共通で、
且つ棒状発光部32および34のフィラメントと棒状発
光部33および35のフィラメントとは、L/2ピッチ
分ずらして配設される。なお、棒状発光部32および3
4のフィラメントは、互いに同様に配置され、棒状発光
部33および35のフィラメントは、互いに同様に配置
される。4つの棒状発光部32〜35は、任意の距離を
隔てて配置され、望ましくはガラス管31の中心軸に対
して等距離で且つ90°毎に配置される。
【0026】図4は、本発明の第3の実施例に係る照明
ランプの要部の構成を示す。図4の照明ランプは、棒状
発光部の個数nが3個、すなわち奇数個、設けられてい
る場合である。図4に示す照明ランプは、ガラス管4
1、棒状発光部42、43および44を具備する。棒状
発光部42は、長手方向に一列に配列され且つ直列に接
続された複数のフィラメントF421、F422、F423…を有す
る。棒状発光部43は、長手方向に一列に配列され且つ
直列に接続された複数のフィラメントF431、F432、F433
…を有する。棒状発光部44は、長手方向に一列に配列
され且つ直列に接続された複数のフィラメントF441、F4
42、F443…を有する。
【0027】棒状発光部42〜44の各フィラメント
は、フィラメントの配設間隔つまり配設ピッチLが共通
で、且つ棒状発光部42、43および44のフィラメン
トは、フィラメント長をS、棒状発光部の数をn(=
3)として、L/n=L/3ずつずらして配設される。
この配置は、棒状発光部が奇数の場合に限らず、偶数
(例えば図3)の場合にも適用することができる。
【0028】3つの棒状発光部42〜44は、任意の距
離を隔てて配置され、望ましくはガラス管41の中心軸
に対して等距離で且つ120°毎に配置される。図5
は、本発明の第4の実施例に係る照明ランプの要部の構
成を示す。図4の照明ランプは、棒状発光部が5個、す
なわち奇数個、設けられている場合である。
【0029】図5に示す照明ランプは、ガラス管51、
棒状発光部52、53、54、55および56を具備す
る。棒状発光部52は、長手方向に一列に配列され且つ
直列に接続された複数のフィラメントF521、F522、F523
…を有する。棒状発光部53は、長手方向に一列に配列
され且つ直列に接続された複数のフィラメントF531、F5
32、F533…を有する。発光部54は、長手方向に一列に
配列され且つ直列に接続された複数のフィラメントF54
1、F542、F543…を有する。棒状発光部55は、長手方
向に一列に配列され且つ直列に接続された複数のフィラ
メントF551、F552…を有する。棒状発光部56は、長手
方向に一列に配列され且つ直列に接続された複数のフィ
ラメントF561、F562…を有する。
【0030】棒状発光部52〜56の各フィラメント
は、フィラメントの配設間隔つまり配設ピッチLが共通
で、且つフィラメント長をS、棒状発光部の数をn(=
5)として、L/n=L/5ずつずらして配設される。
このような配置は、棒状発光部が偶数の場合にも適用す
ることができる。
【0031】5つの棒状発光部52〜56は、任意の距
離を隔てて配置され、望ましくはガラス管51の中心軸
に対して等距離で且つ72°毎に配置される。図6は、
本発明の第5の実施例に係る照明ランプの要部の構成を
示す。図4の照明ランプは、棒状発光部が上述した第4
の実施例と同様に5個、すなわち奇数個設けられている
場合である。
【0032】図6に示す照明ランプは、ガラス管61、
棒状発光部62、63、64、65および66を具備す
る。棒状発光部62は、長手方向に一列に配列され且つ
直列に接続された複数のフィラメントF621、F622、F623
…を有する。棒状発光部63は、長手方向に一列に配列
され且つ直列に接続された複数のフィラメントF631、F6
32、F633…を有する。棒状発光部64は、長手方向に一
列に配列され且つ直列に接続された複数のフィラメント
F641、F642、F643…を有する。棒状発光部65は、長手
方向に一列に配列され且つ直列に接続された複数のフィ
ラメントF651、F652、F653…を有する。
【0033】棒状発光部66は、長手方向に一列に配列
され且つ直列に接続された複数のフィラメントF661、F6
62、F663…を有する。棒状発光部62〜66のフィラメ
ントは、フィラメントの配設間隔、つまり配設ピッチL
が共通で、且つフィラメント長をS、棒状発光部の個数
をn(=5)として、S/n=S/5ずつずらして配設
される。
【0034】尚、本発明は、上述した実施例のみに限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変形実施をすることができる。例えば、上述し
た実施例の各フィラメントの配列間隔(配列ピッチ)L
は、各フィラメントの長さSの2倍、即ち、隣接するフ
ィラメントの間隔は、フィラメントの長さSと等しく設
定してあるが、フィラメントの長さSよりも長くても短
くてもL/nずつずらして配設することで、同様の効果
を得ることができる。上述では、棒状発光部の数nを、
2〜5個とした場合について説明したが、nは任意であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ガラス管内部に、各々長手方向に一列に配列した複数の
フィラメントからなる棒状発光部を複数個配置すること
により、スリット長手方向の光量ムラを小さくすること
ができ、主としてスリットスキャン方向についての黒ス
ジ、黒帯等の画像ノイズの発生を防止し、有効で且つ効
率の高い照明を行い得る照明ランプを提供することがで
きる。特に、各棒状発光部のフィラメントの位置を相互
にずらすようにすれば、コンタクトガラス全面に亘って
どの位置でも照明光が垂直に入射するので、主として黒
スジ等の画像ノイズを効果的に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る照明ランプの要部
の構成を示す縦断面・横断面図、光量分布特性図であ
る。
【図2】第1実施例における照明光線の方向を示す説明
図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る照明ランプの要部
の構成を示す縦断面・横断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例に係る照明ランプの要部
の構成を示す縦断面・横断面図である。
【図5】本発明の第4の実施例に係る照明ランプの要部
の構成を示す縦断面・横断面図である。
【図6】本発明の第5の実施例に係る照明ランプの要部
の構成を示す縦断面・横断面図である。
【図7】一般的な複写機における光学系の構成を示す斜
視図である。
【図8】従来の一般的な照明ランプの要部の構成を示す
縦断面図および光量分布特性図である。
【符号の説明】
1 照明ランプ 2,7,9 反射鏡 3 コンタクトガラス 4 照明個所 5 スキャン方向 6 画像光束 8 結像レンズ 10 感光体ドラム 21,31,41,51,61 ガラス管 22,23,32〜35,42〜44,52〜56,6
2〜66 棒状発光部 F221〜F224,F231〜F233,F321〜F323,F331〜F334,F3
41〜F343,F351〜F354,F421〜F423,F431〜F433,F441
〜F444,F521〜F524,F531〜F533,F541〜F543,F551〜
F553,F561〜F564,F621〜F623,F631〜F634,F641〜F6
44,F651〜F654,F661〜F663 フィラメント

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に一列に配列した複数個のフィ
    ラメントからなる棒状発光部と、管状のガラス管とを具
    備し、前記ガラス管内部の長手方向に沿って、前記棒状
    発光部を複数個配設したことを特徴とする照明ランプ。
  2. 【請求項2】 前記各棒状発光部は、前記ガラス管内部
    に配設された個数が偶数であり、且つ前記フィラメント
    の配列ピッチがLであるとき、相互に略L/2ピッチず
    つずらして配設したことを特徴とする請求項1に記載の
    照明ランプ。
  3. 【請求項3】 前記各棒状発光部は、前記ガラス管内部
    に配設された個数nが奇数であり、且つ前記フィラメン
    トの配列ピッチがLであるとき、相互に順次略L/nピ
    ッチずつずらして配設したことを特徴とする請求項1に
    記載の照明ランプ。
  4. 【請求項4】 前記各棒状発光部は、前記ガラス管内部
    に配設された個数nが奇数であり且つ前記フィラメント
    長がSであるとき、相互に順次S/nピッチずつ前記フ
    ィラメントの配設位置をずらして配設したことを特徴と
    する請求項1に記載の照明ランプ。
  5. 【請求項5】 前記複数の棒状発光部は、前記ガラス管
    中心軸に対して等距離に且つ等角度間隔で配設されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかの項に
    記載の照明ランプ。
JP33664094A 1994-12-26 1994-12-26 照明ランプ Pending JPH08180844A (ja)

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JP33664094A JPH08180844A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 照明ランプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007157333A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Ushio Inc フィラメントランプ

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JP2007157333A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Ushio Inc フィラメントランプ

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